2014年12月30日火曜日

ザ・タイガース・オンステージ

 つまり、こういうことである。この記事(http://www.yomiuri.co.jp/national/20141229-OYT1T50048.html)の写真、とか目にすると、「ああ、オレがジュリー(1968年当時の)だったらなぁ」と思うわけである。20才のジュリーだったら、なんとかなるかもしれない・・。

 それはともかく、もし、この記事のお方が、「パンが無いなら、お菓子を食べればいいじゃん」とかおっしゃられたら、もう、一生パンは食べません食べれなくてもかまいません。だから、と、オレは思うのである、マリー・アントワネットはひょっとしたら、ブスだったんかもしれんなぁ、と。

 アホなことはこの程度にしといて、続いて、ザ・タイガースの話である。もう、止まらんなあ。

 リアルタイムのザ・タイガースねたは、尽きた。いや、実際、一度、新幹線で乗り合わし、テンション、マックスになったことがあるのだが、さすがに、1970年あたりには、左卜全とひまわりキティーズの前では、当時のザ・タイガースはあまりにも無力であった。

「ザ・タイガース・オンステージ」である。5枚組CDには、「ザ・タイガース・オンステージ」からは、4曲しか入っていないんで、アルバムで聴く。
ザ・タイガース・オン・ステージ



 前回、終わりの方、ポップ・グループ書いたが、ザ・タイガース・オンステージを持ってきて、音的に、どっちがアバンギャルドでアナキーで騒音まみれで絶叫が多いか、いや、どっちが「狂気」か、で〆ようと思っていたわけである。

 ホンマ、ザ・タイガースはとんでもないグループなのである。

 一番最初のアルバムがライブ、ザ・タイガース・オンステージ、なのである。
 信じられない。
 1967年。おそらく、このアルバム発売と前後して、例のあやめが池事件で、コンサートに来た客が負傷し、それに関連するんか知らんが、NHKの出演が取りやめになり、以降、NHKから、締め出されることになるわけである。そう、ザ・タイガースは、ロックグループでも、歌謡曲のアイドルじゃない、ザ・タイガースという「事件」なのである。「ムーブメント」なのである。


 「ザ・タイガース・オンステージ」大音量で、いっぺん、聴いてみて欲しい。持っている方も、ヘッドホンで、今までより、30度はヴォリュームレベル上げて。絶対に途中何があっても、ヴォリュームレベルを下げないように、そして、いくら、耳が、そして脳が、この「音」から抜け出したいと思っても、じっとガマンし、おそらく、その凶暴で荒々しい、そして禍々しい「音」が脳天あたりから何から突き抜けていくなった時、その「音」、つまり、「絶叫」を受け入れた瞬間、はじめて、神々しいものにかんじられることでしょう ・・・オレはまだ、わからんけど。

 さっき、そうやって聴いたところだ。
 まあ、耳はキンキン、おそらく一時的に難聴になってしもうているのか、かすかに耳鳴りがする。
 
 こういう経験をしているもんだから、村八分の「ライブ」が名盤と云われても、観客の絶え間ない絶叫が無いもんだから、フツーに音楽やっているだけ、やんけ、もの足りない。

 グループサウンズの悪口を云われる時、必ず、引き合いに出されるのが、この大量の歓声、絶叫(どんな曲やっても、どんな下手にやっても、いい加減にやっても、同じ)なのであるが、この、絶叫、紛れも無く、ステージの上の、演奏しているザ・タイガースへ向けられたものであり、つまり、ザ・タイガースが産みだした「音」なのである。
 リードギター=トッポ、リズムギター=タロー、ベース=サリー、ドラムス=ピーときて、ライブの時だけ、絶叫担当=観客のみなさん、と考えた方がいい。絶叫を「演奏」のひとつと考えることができる。
 ザ・タイガースと同等以上のテンション持ち、同等以上のパワー使っているんはまちがいないのだから。

 いうか、ザ・タイガースファンのお姉さま方はもう、それができて、廻りの絶叫を聴きながら且つご自分も絶叫しながらも、ザ・タイガースの音楽、楽しんでいるわけで・・。

 リー・ペリーのダブやザ・ポップ・グループやノイズ系のバンドがいくら不快な音が入っているとはいえ、「ザ・タイガース・オンステージ」の「音の塊」に比べたら屁みたいなもんですよ。

2014年12月28日日曜日

Only the intense can dance without moving

 まあ、前回の補足。

 10才の男児にとって、ジュリー、というか、ザ・タイガースの出現は、これは、もう、とんでもなく、センエーショナルなことだったんだ。

 オレにとってのザ・タイガースの出現とは、テレビでの、「君だけに愛を」だった。

 しかも、直前、ゴジラ映画の併映で、「加山雄三って、カッコいい・・・」とほんのり思っていた10才児童にとって、「君だけに愛を」は、その後の人生を変えるような、できごとであった。だいたい、100分かけて、一人の女性を、ギターで何曲も歌いながら、ようやっと、口説けたか口説けなかったか、それでも、微妙なレベルの加山雄三に対し、ザ・タイガースはわかりやすい。

 ザ・タイガースは何百人何千人もの女性、それも若いもんばっか、をそもそも、観客に集めといて、登場するだけで、興奮状態に追い込み、「お~プリーズ」が始まったら、もっと、興奮するところをわざとピーのドラムスの合図があるまで、鎮めといて、いきなり、「君だけに」だ、ジュリーのヴォーカルで大爆発、しかも、たちが悪いことに、超興奮状態マキシマムにもってきて、ジュリーが観客の「誰か」を「君だけ」部分で指差すもんだから、指されたおんなのこ、おそらく、振り切れてしまって、おそらくおそらく失神ないしは発狂状態、他のおんなのこたちは、当然、次に「君だけ」の部分にジュリーに指差されることへの期待マキシマムでやはり、超興奮状態。ジュリーなんである。観客をコントロールしているのは。

 最初から最後までず~~~っとぎゃあぎゃあ叫んでいるだけだったら、「あーバカだ」で終っていただろう。
 
 沢田研二。どんだけ、モテんねん・・・こんなにモテる人間がこの世にいるわけである。
 当時、トクヒラカズコというちんちくりんの子にフラれたばかりの10才男子学童のオレは、冷静に、思ったわけである。

 加山雄三方式でトクヒラカズコにフラたオレは、もちろん、ジュリー方式をこれからの人生とることにした。一人のトクヒラカズコより、何千人何万人のカネムラキミコである。

 そして、今思うと、非常に不幸なことであるが、少々当時からマキャベリストであったオレは、思った。
 
 (オレもモテまくりたい・・・ジュリーになりたい・・)

 男子児童の中では、「君だけに愛を」あたりまで、ザ・タイガースファンは多かったが、同級生の女子の多数が、沢田研二のマネをワシらがすることを、かなり暴力的な方法で禁じたんで(なんで、オレがジュリーのマネをすると怒ったのか、未だに謎である)、あっという間に、ザ・タイガースの人気は男子の中で落ち、おーままままのテンプターズ、マネしやすく女子ウケのいい、井上順、マチャアキを擁するザ・スパイダースに人気が流れていった(もちろん、レコードを買ったりするとか、みんな夢にも思わなかった)。
 
 オレは、早くも地下に潜り、隠れザ・タイガースファンとなり、平気で「やっぱ、ジュリーは女のもんや、男はやっぱショーケンやのぅ」と腕を組み話したもんである。隠れキリシタンの気持ちもアンネ・フランクの気持ちも、ほんのすこしわかるのは、このためである。

 ただ、学年が変わり、小5になった頃(1969)には、ダッシュ猛烈100ダッシュ、ゴッゴーゴーゴーの小川ローザ一択という情けない情けない状況になった。しゃあない。

 しかし、告白するが、爾来この年になるまで、何度、人生の場面場面で、「ああ・・オレはなんで、ジュリーじゃないんだろう?」と思った・・いや、と希求したことであろうか?「ジュリーだったらなぁ」オレはジュリーじゃないからだ。

 ただ、最近の沢田研二さんを見て、スタイル、いやいやいや取り消します、単なる体重では勝ててるんかもしれん、とほんのり、思ったりする。




 しかし、申し訳ない。昔話がやたら長い長いこの老人(もう、認めて生きるもんね)のブログ、なんちゅうことか、The Pop Groupの新しいアルバムが出るらしいし(なんか、ウソであって欲しいデマであってほしい)、それ前に、Cabinet of Curiosities、という当時の音源いろんなところから集めたヤツが出た。

 歌詞はもうほとんどわからんし、ほんのり、あ、昔の過激派みたいなことゆうてはる・・程度。今だとさすがに、古臭いのである。

 1980年当時も今も、歌詞がうっすらわかる状態だが、音が大好き。

 もう、めちゃくちゃやればやるほど、過激な歌詞を叫べば叫ぶほど、古臭い歌詞なのに、なにやら、深い深い絶望、を感じるんで、大好きなんである。日本のサヨクやリベラルが大キライなのは、そこまで、絶望しきっていないからだ。つまり、本気じゃないからだ。だから、吐き気がするようなキレイ事で誤魔化そうとする。大キライだ。

 このアルバムに入っている方の「Colour Blind」、ライブ音源だが、「We Are Time」に入っているヤツより、いい。上のジュリーのことを書いている時、ずっと繰り返して聴いていた。

「Only the intense can dance without moving」という、部分、「君だけに愛を」のジュリーが指差す部分と同じ・・いや、ムリが過ぎるか、似たような感慨を感じる。
 
今日は今年一年のお世話になった感謝をこめて、強引にザ・タイガースとザ・ポップ・グループをつなげてみました。
 
Cabinet of Curiosities

2014年12月26日金曜日

2014年12月26日

 「・・・となかまたち」って・・。政治なんかより、みんなで楽しく森にピクニック行くとか、もっともっと楽しいこと探した方が早いような・・。

 ボディ・シャンプー使い始めたら、とたんに、乾燥肌になって、痒い痒い。牛乳石鹸やバスボンの石鹸等フツーの安い石鹸に戻したら、乾燥肌が治った(あくまでも、個人の感想です)。


 スポーツクラブのプール、時間帯によっては、お子達のスクールがプール全部占有して入れないから、調子が狂う。夕食喰った後なら、いいのだろうが。県民プール、併用すること本気で考える。まあ、3ヶ月で1万円程度だし。実は、県民プールの「銭湯」感が恋しいだけかもしれん。
 
 
 しかし、PASSPO☆、どんだけ、エエ曲が埋まっているんだ?
 YouTubeで、「Break Out」(<iframe frameborder="0" height="360" src="https://youtube.com/embed/RlSEYsEenLo?si=icGkTP-cPG3lLYT6" style="background-image: url(https://i.ytimg.com/vi/RlSEYsEenLo/hqdefault.jpg);" width="480"></iframe>)という曲みつけ、カッコいいわ、ロックだわ、それが、どうも、メジャーデビュー前のヤツみたいで、早速、Amazonで古いアルバム手配した。

 Pock☆Star〜Love Diary〜Tap My Toe〜くちゃLOVE、Wanted,Tap My Toeと、まあ、順当にハマり、「サクラ小町(<iframe width="480" height="270" src="https://youtube.com/embed/M_lTETi_xZQ?si=woIKUTUiRZjfZ9Jq" frameborder="0"></iframe>)」、歌詞を誤解し、「ヒラヒラ舞う桜 肩に止まった」の「肩に止まった」を「形見となった」と聞き違え、次の「ハラハラ泪が決意になったらサヨナラの場所もはじまりと呼べるの」と、桜が散ると、それを「恋の形見」とするか・・・う~ん、恋とは死ぬこととみつけたり・・「葉隠」しとるなぁ、と思ってた。何度繰り返して聴いても、そう聴こえてしまうから、しゃあない。歌詞カード見て気がついたぐらい。もちろん、「肩に止まった」でも、いい歌詞なことには変わりない。
 
 もうひとつ、音楽ネタ。
 更新間が開いているが、実は何度も書いては消して、結局は下書きのまんまにしとる。めちゃくちゃ書きにくいのである。

 このところ、音楽がらみの本を読んだりしているんだが、その本の感想文とその本が対象としている音楽とのあまりにも乖離が激しく、もう、ここで書きにくいのってなんのって。PASSPO☆のみたいに今好きな音楽のこと、なら、なんぼでも書けるんだが。

 書きにくい=読みにくい
 だから、以下、めちゃくちゃ、読みにくいが、まあ、自己責任でよみたい人だけ読んでくれ・・・。


 たとえば、ひと月前、「ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた」という本を読んだ。どう読んでも、これ、何度読んでも、「音楽」としてのザ・タイガースの数々をバカにしていると思えず、ためしに、手持ちのザ・タイガース音源すべて、手持ちじゃ足りないんで、5枚組ボックスまで、聴いてみたら、いい曲ばっか、多少退屈な曲はあっても、棄て曲なしのすばらしい曲ばっかだった。
 そうなんである。

 ザ・タイガースの曲はどれもすばらしいのである(具体的に一曲一曲、すばらしさを書きたいところだが、それやると収拾がつかなくなる)。

 「ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた」という本もそうだが、一般的に、同時代の欧米のロックを「高度」なもの、ザ・タイガースを始めとするグループサウンズは、ルックスで人気が出たミーハーバンド、作詞作曲者が「歌謡曲」畑の人だから、「ロックじゃない」、当時の、学生運動やらを、崇高なもん、「カウンターカルチャー」の王道、として、ザ・タイガースを始めとするグループサウンズは商業主義の「体制的」な音楽、チャラチャラしたもん、とされている。特にザ・タイガースは、当時、芸能界で「帝国」と呼ばれていたナベプロ所属だっただけに、飼い犬みたいに見られている。
 
 これ、ウソじゃないのか? 

 GS以降の「日本のロック」ちゅうんは、要は、フツーの人たちに聴いていもらうこと、を切り捨て、売れることを拒否し、作詞作曲はいくらメンバー自身のものとはいえ、当時の欧米ロックの猿マネを忠実にしただけに過ぎないじゃないか。猿マネができるだけ、演奏が上手くなったのは、まあ、認める。

 はっぴいえんどが猿マネの過程で、欧米ロックにはあわないとされた「日本語」をたまたまうまく潜り込まさたことを、猿マネの「日本のロック」にとって大きな成果としたところで、猿マネには変わりない。
 ロックでも歌謡曲でもない、まったく日本には新しい音楽、つまり、ザ・タイガースを始めとするグループサウンズの音楽が、大多数の若い女性、そこには、女子小学生から中学生も含む、大多数の若い女性を熱狂させ絶叫させ号泣させ、時には失神させた事実の前では、屁みたいなもんではないか。

 だいたい、ザ・タイガースのコンサート行くだけで、停学退学、良くても、ほんまモンのスケ番グループにカツアゲされるわボコられるわ、である。テメエの大学バリケード封鎖して角棒で騒いで、機動隊に手厚く優しく(天安門を思い出せ)に阻止されるんとは、リスクが違う。
 
 そもそも、菅直人以外なーんも後に残さなかった学生運動と比べ、ザ・タイガースが提示した「男性アイドルグループ」のビジネスモデルは、今いるジャニーズ系のグループまで、連綿と受け継がれているではないか?

 また、当時、10才の男子ながらザ・タイガースのリアルタイムのファンとして、云わせてもらうが、当時、ザ・タイガースほど、強烈に猛烈に、嫌われ、バカにされ、厭われ、忌み嫌われ、妬まれたグループは他にいなかった。これをウソだったとはいわせない。
 
 NHK,文部省、教育委員会、学校関係者、大人全部は当然のことながら、男子は高校生中学生小学生まで、ザ・タイガースへの嫉妬のあまり、ミーハーだバカだアホだイモだ、と虚仮にし、ザ・タイガース以外のグループサウンズ、いや、ザ・タイガースのメンバー自身も、演奏が下手、ロックじゃない、所詮ナベプロ、サイケロックじゃない、と「ザ・タイガース」をバカにしてた。

 なあ、猛烈に好かれると同時に猛烈に嫌われる音楽、これを「ロック」と云わないなら、オレは「ロックなんか大キライだ。ザ・タイガースと寺内タケシを無視して、なにが、ロックか?
 

・・・ああ、書きにくかった。
 まあ、そもそも、レゲエばっか聴いている人間が今さら、「ロック嫌いや」、云うてもなぁ的文章ですわ。

 ジャマイカは同じ島国ながら、日本でグループサウンズが流行っている時、ロックステディという音楽が流行ってて、それをうまい具合に、世界的に通用する「レゲエ」へ持っていった時、おそらく、ジャマイカの誰一人として、「ロックステディはジミヘンやクリームやジェファーソン・エアプレインじゃない」とか云って、ロックステディを壊そうとはしなかった。逆にロックステディを愛し尽くして、変化させた。そこが日本の音楽にと、ちがう。

 日本の敵はおのれ自身にあり、葉隠ですなぁ。
 

2014年12月15日月曜日

選挙

 まあ、自民党勝って、ホッとしている。そういうタイプの人間である。再確認お願いする。
 今はラジカルでアナーキーな人間ほど、自民党を支持する、実はそういう時代なのだ(ついでに、日本を戦争にしない国にしたいと本気で具体的に考える人ほど、自民党に投票する)。

 まだ、「反体制」がカッコいいと思っている人は、どうぞ、その方向へ突き進んでくれ。単に首相の悪口云うんが「反体制」じゃないよ、お友だち作るためのデモが「反体制」じゃないよ、「破壊し尽くす」が「反体制」の王道やで。突き進んで欲しい。信じたことに裏切られる、その日まで。そいで絶望しきったら、ホンマの敵が見えてくる。

 民主党がアベノミクス批判するのに、単なる悪口しか云うてないのに、驚いた。
 オレなら、民主党の政権下、あの1ドル70円とかいう超円高だった頃の状況との比較論で議論するもんと思っていたのだが、一度もせず、アベノミクス側に押し切られるまんま。マスコミだって、同様。消費増税による影響と切り分けもせんと、一緒くたにして、枝葉末節批判したあげく、ロシア革命以来の「金持ちニコニコ貧乏人苦しい」連呼するだけ。日本共産党と一緒、本家そりゃ勝つわ。

 まあ、あの超円高、あれこそ、日本がまだ体験したことのない超円高だったわけで、アベノミクス程度の円安は、いままで、何度もあった。あの超円高、民主党政権の強い意思によるもんでないことはわかっている。むしろ、当時よく財務相から聞かれた「市場にゆだねる」、つまりはなーんもしない、なーんのことかもわかっていなかった当時の日銀と民主党の結果だとはわかっている。

 そいでも、やで。政権取る前の民主党のノリやったら、「あの超円高はワシら民主党が強い強い意思で日銀に要請を行った政策である」とブチまかしといて、それこそ、重箱の隅をつつき、無ければ、捏造しても、メリットを挙げ、正当化し、そいで、民主党寄りの新聞使ってキャンペーン張れば、「超円高の頃は良かったなあ」とかなっていたかもしれんのに。

 こうした議論に持っていたら、超円高によるメリット・デメリット、今の円安によるメリット・デメリットがきちんと、有権者にわかった筈だ。今後、じゃあ、どうすればいいかが、各自もちろん異なるが、それなりの意見を持つことができる。しかも、民主党の信頼だって、少しは回復するかもしれない。しないだろうけど。

 ほんま、つくづく思うんだが、野党もマスコミも「不安」や「恐怖」を煽って、感情的に「野党」に投票させるんじゃなく、有権者が説得し納得した上で投票させる方向へ持っていかないと。
 フツーの有権者はアホやないんやから。「悪」の存在をでっち上げ、それを倒すのが「正義」で美しいもの、だという、60年安保のノリはもう捨てて欲しい。当時はそれで、国会前に13万集めたから、成功体験が忘れられないみたい。

 それに「悪」を倒したのが、それよりもっとヒドい「悪」であることもあるわけで、かつて東欧ヒドイ目にあっているんだから。
 
 実際、オレ自身、超円高のメリットは享受しまくり、英Amazonやらから、ロック系のCDが一枚600円ほどで買えてしまうんで、買いまくったものである。T.Rexのアルバムもティラノサウルス・レックスの時のも含め、コンプリートできたし、デヴィッド・ボウイもコンプリート、ビー・バップ・デラックスもスミスもボックス買い、という荒い買い方。まさに、バブルであった。

 おかげで、本道の昭和歌謡のCD、割高感でほとんど買えなくなってしまった。

 でも、昭和歌謡は手持ちの音源を何度も聴き、ロックがんがんに聴いたおかげで、今では、立派に、PASSPO☆のノリがわかるようになりました。
 な、メリットあったら、デメリットもあるやろ?


 


2014年12月11日木曜日

平成26年12月11日

 壁や庭に手すりつけたり、部屋の塗装替えとか、工事がらみで、あれやこれや。CATVまで、機種変更したりすることになる。

 Facebook、ここがあるんで、あんましつかっていないのだが、むかしの友人らしき方に友だち申請したついで、つい、勢いでまちがえて、友人の友だち欄の方にもしてしまったのだが、なぜか、承認された、ラッキー。人生やっぱ、おっさんよりねえちゃんやで。

 鼻のホクロ取ってほぼ2週間、鼻かんでも痛まなくなったで、中断していたプール、また行くことにした。

 2週間弱、プール中断していたんで、西代のプールの定期の期限が切れている。そいで、ちょっと調べてみたら、海浜公園駅近くにスポーツクラブあったんで、そこへ行くことにした。今までより、ざっと3倍費用になるが、駐車場代とか考えると安上がりなんである。それに歩いて通える位置だし、小学生の頃、谷口という友人が住んでたあたり、遊び場たまり場だったあたり、もちろん様相は面影すらないが。

 今日行って入会してみたら、プールのコース、アホみたいに空いていて、風呂もジャグジーもサウナもついている。
 ただ、泳げる時間帯が決まっている(小学生のクラブが専有することがある)んで、そこんとこ、決まった時間に何やらしようとすると、なぜか、遅刻してしまうジンクスのあるオレにとって、今後どうなるか、わからん。あと、空いているんはいいのだが、今までのプールで顔なじみとなった方々(主にオレより10才以上年上の方々)がおらん、ちゅうんは、ちいとばかし、さびしい。白川の水の清きもいいんだが、県民プールの水の濁り恋しき。まあ、県民プールは安いんで、こっちが休みん時、行けばいいか。

 太平記第二巻、矢作俊彦の新刊、PASSPO☆のニューアルバム、ザ・タイガースの5枚組ボックスが、月初めから届き始め、読み始めたり、聴き始めたりしているが、本もCDも、久々に「大当たり」をひいた感じ。


 

2014年12月2日火曜日

平成26年12月2日

 高倉健に、それに、菅原文太まで亡くなった。東映の新旧スタア。合掌。

 ほくろ取り、先週の土曜日、終わる。形成外科医によるレーザーで20分ほどであった。鼻なんで、つい、つい、触ってしまう。
 抜糸するまでは、プールは休み。

 

 先週だったけ、久々にアイドリング!!!の14thライブ見た。もちろん、動画で。このライブで菊地亜美が卒業する、ちゅうんで、まあ。
 久々なのか、なぜか、凄く、懐かしく、感じた。日頃、昭和歌謡、GS,60年代ロック聴いている人間が、である。不思議である。

 遠藤舞がおらんようになってから、アイドリング!!!の歌関係、急速に興味を失っていた。やっぱ、遠藤舞の声が好きだったんだろう。まあ、しゃあない。今回は、菊地亜美がほとんど全部に歌メンバーに入っているんで、変な期待を持たせないだけ、よかった。
 実言うと、歌の時の菊地亜美の声は嫌いではないのである。しかし、アイドルグループの歌や歌謡曲やGS聴いといて、歌の上手い下手でガタガタ云うヤツがおるが、歌の上手いグループなら、ウィーン少年合唱団やひばりヶ丘少年少女合唱団でも、聴いときゃエエんである。

 「想いの詩」や「NA・GA・RA」、小泉瑠美(現 長谷川るみ)在籍時のヤツやってたんは、嬉しかった。小泉瑠美のパートは「想いの詩」は関谷真由、「NA・GA・RA」は古橋舞悠がやったが、良かった。やっぱ、Neoは上手いわ。ルックスもええし。ただ、オレには、年齢が若すぎる。現実的にありえないが、手を出したら、犯罪になる年齢層というのは、この初老のおっさん、つい、つい、警戒してしまうのよ。

 そいで、4thライブの「想いの詩」や「NA・GA・RA」聽き、ええのぉ・・・、と感慨にふけって、Youtubeうろちょろしていたら、なんと、アイドリング!!!とPASSPO☆の合体グループが「NA・GA・RA」やってた。今年の夏に行われたTIFのなんちゃららしい。
 安斉奈緒美(フォンチー)、三宅ひとみ(三宅ひとみ)、菊地亜美(ミッシェル未来)と来て、小泉瑠美のパートは岩村捺未・・・まさに、「小泉瑠美」やるには、今のアイドル界でいちばん、最高にピッタシ。

 最近もそうだが、GS(グループ・サウンズ)ばっか聴いてた頃があった。もちろん、ルックスや演奏能力、歌の上手い下手度外視して、「カッコ良さ」だけをキーにたくさんのグループのたくさんの曲を平行して聴いていた。知らないグループの知らない曲、ワクワクしたもんである。

 実は、アイドリング!!!に興味を持ちだした時、ちょっとした野望がオレに芽生えて、今のたくさんのアイドルグループのたくさんの曲、すべて、単に曲の「カッコ良さ」だけをキーに聴いてみたら・・思ってた。GS聴いてたみたいにフツーに、聴いてみたいと思ったのだ。エエ曲は多いと思うからだ。


 ただ、AKB商法の弊害からか、まあ、各アイドルグループ、「囲い込み」が強くて、けっこう、難しい。ファンとなれば、同じCD、平気で10枚100枚買っちゃう世界である。
 
 そういう中、ふらふらイベントとか行ったりすると、ファンの中だけの暗黙のルール、符丁を知らんもんだから、あっという間に、まあ、古手のファンコアなファン、単なるマニアに見つかって、

 「お前は誰だ!?」

 「7つの顔のファンじゃよ。ある時にはパッセン、ある時にはリンガー、ある時にはモノノフ、またある時には虎ガー、ある時にはスパキチ 、またある時には、父兄(エビ中のファンのことらしい)、ある時には、アスタライト。しかしして、その実体は、正義と真実の使徒、藤村大造だ!

 なんぼ多羅尾伴内気取っても・・・ボコられる。

2014年11月26日水曜日

平成26年11月26日

 忙しい一日。
この二ヶ月弱、家族が入院していたのだが、帰ってきおった。骨折したのだが、手術して、リハビリしたせいか、ケガする前より、運動能力向上してきたような感じがする。まあ、ともかく、オレの人生も次のフェーズに入ったみたいだ。

 おおおおおお。
矢作俊彦の新作(フィルムノワール/黒色影片)が29日に発売されるそうだ。
なんか、矢作俊彦のツイッターで表紙が発表されていたが、どうみたって、宍戸錠にしか見えない人物と、見ようによっては、渡哲也、無理やり信じ込もうとしたら、浅丘ルリ子に見えないでもない女。日活「紅の流れ星」パターンじゃないか。朝日新聞に褒められるような作品でないことを祈るばかりである。

カップスの「過ぎ去りし恋」(ケネス伊東作詞エディ藩作曲)久々にハマる。

2014年11月22日土曜日

さらば青春の光・・感想文のためのレジュメだけ

 ほくろ取りの手術、耳鼻科の都合で、2週間延期となった。



 映画「さらば青春の光」の感想書こうとしたんだが、収拾がつかなくなって、ここ、更新でけんようになってもたがな。

だいたい「最初のシーンはラストシーンの続き」というのを音声解説で監督が云っていたのが運の尽き、「ラストシーンで死んじゃった」と信じ込んでいた数十年前の感想、当然変わってくるわけで、それをふまえた感想文書いてみようと思ったワケだ。

 ということで、何度も見返すことになったんだが、気がついたこと、なんでもかんでも、アウトラインプロセッサに抜き出していったら、手に負えなくなってしまった。

 今年はモッズファッション、よっしゃ、今年の防寒着、M-51にしよう、と買いにったら、N-3B、それもアルファのリメイク、かつ、日本人サイズ、買ってしまう有様(でも、安くてめちゃくちゃ温い)。

 まあ、なんで、「さらば青春の光」観返そうと思ったかというと、「ロックの歴史-講談社現代新書-中山-康樹」読んだ時、ザ・バンドやデラニー&ボニーやたら褒めてあったんで、ツタヤで借りて聴いたら、聴くうちにもやもや、イライラして来て、なぜか、「さらば青春の光」のオープニング、ザ・フーThe Real Meバックにロンドンの裏通りをランブレッタで疾走するシーンを無性に見たくなったからだ。



さらば青春の光


いつ終わるかわからんので、一応、以下、未完のまま、できたところまで、で。
ぼちぼちと埋めていくかもしれんが、そのままほったらかし、かもしれん。
(クルマで夜、窓開けて、The Real Me~PASSPO☆の「WANTED!!」と聴くと、めちゃくちゃ気持ちいい)







  1. 映画概要
      1. 1979年英国映画
      2. ザ・フー「Quadropenia 四重人格」 
      3. 監督 フランク・ロダム
      4. 主演 ジミー(James Micael Cooper) フィル・ダニエルズ
      5. ヒロイン ステフ レスリー・アッシュ
        1. 性悪尻軽女と思うが、やっぱエエ女・・・。
      6. ポリスのスティング
        1. スクーター乗れなかったらしい
      7. モンキー トーヤ・ウィルコックス
        1. トーヤ・ウィルコックスって、King Crimsonのロバート・フィリップの奥さんとちゃうんか?
  2. 映画
      1. 青春映画として
        1. 展開
          1. 日活映画「狂った果実」1956との類似性
            1. ラストシーンの続きがファーストシーンちゅうんはコレでしょ?
            2. 海、それも海原の表現コダワリ過ぎなとこも
            3. 尻軽女に翻弄されるとこも
          2. 日活映画「八月の濡れた砂」との類似性
            1. 海だけか・・。
      2. 音楽映画として
      3. モッズ映画として
        1. ファッション
        2. スクーター
          1. ランブレッタとヴェスパ
        3. 嗜好
      4. パンク〜ニューウェーブ期に作られた映画として
      5. 低予算映画として
      6. ロンドンのコックニー訛り映画として、卑語猥語放送禁止用語連発映画として
      7. ロンドン・ブライトン観光案内映画として
      8. アンフェタミン薬物中毒者映画として
  3. 音楽
      1. オープニング
        1. Real me
      2. 小ディスコ 箱バン
        1. Hi - Heel Sneakers オリジナルはトミー・タッカー
        2. Dimples オリジナルはJohn Lee Hooker カヴァーではアニマルズ、
      3. ジミーの部屋
        1. Cut My Hair The Who
      4. 風呂屋
        1. ビー・バッパ・ルーラ ジーン・ビンセント
        2. You Really Got Me The Kinks
      5. パーティ
        1. Baby Love  ダイアナ・ロスとシュープリームス
        2. Be My Baby
        3. 雨に消えた初恋カスケーズ
        4. マイ・ジェネレーション 
      6. 川辺に佇みながら
        1. I'm One The Who
      7. いつもの溜まり場で
        1. Night Train James Brown
      8. スパイダーがロッカーズにボコボコにされている時、ディスコで
          1. Da Doo Ron Ron /The Crystals
      9. ジャマイカ人居留地
        1. Blazing Fire 
  4. 疑問点
    1. ジミーの収入問題
      1. 会社で郵便配りしているだけなのに・・・
    2.  映画の舞台となる年
      1. 1964年
        1. ブライトンでのモッズ、ロッカーズの乱闘〜暴動
      2. 1965年
        1. 「マイ・ジェネレーション」ヒット
    3. モッズ
      1. なぜ、モッズは5(4)年後の1969年スキンヘッズとなったのか?
      2. モッズとヒッピー
    1. その後の「さらば青春の光」
      1. ジミーはモッズをやめれるのか?
      2. ジミーは堅気に戻って更生してしまうんだろうか
      3. 願わくば、英国最初のスキンヘッズとなって欲しい。
    2. 原作となったザ・フーのアルバム「Quadropenia」1973
      1. 同一点
      2. 異なる点

    2014年11月4日火曜日

    平成26年11月5日

     あっちゅうまに11月である。しかも、もう4日。まったく時の経つのは早い。
    11月、まあ、税金を納める月でもある。憂鬱である。

    このところ、岩波文庫の「太平記」読んでいるんだが、ついに、後醍醐天皇、隠岐脱出成功!!!、俄然、オモシロくなってしもうて、古文アホなりに読むスピードが速くなってきた。まあ、岩波文庫版の場合、各巻に入る前にその巻の「あらすじ」が書いてあるんで、助かる。

    このペースで読み進めていくと、もう、一ヶ月ほどで読み終えてしまう、岩波文庫巻二、出ていないんで(と、思ってAmazon探すと、巻二出ていた10月17日発売日)で、ちょっと、「太平記」お休みし、山田風太郎、「室町少年倶楽部」を読む。

    「室町少年倶楽部」と「室町の大予言」と2つの中編が入っている。

    さすがの山田風太郎も、晩年にさしかかって、忍法帖シリーズみたいな、スゴいことにはならない。

    「室町少年倶楽部」は、読み終えて、思わず、「うーん、マンダム」と唸ってしまうほど。

    最初読んだのはずいぶん前になるが、以来、足利義政公、ひいては、室町時代そのものが好きになったきっかけとなった作品なんである。もちろん、楠公さん贔屓、ひいては、南朝びいきなオレだが、オモロそうなんだから、しゃあない。

    足利義政公が主人公で、フツーの歴史では、足利義政公といえば、優柔不断が原因で、応仁の乱を引き起こし、万人単位の餓死者が出ているのに、遊びまくって、銀閣寺建てたダメ将軍、ということになっている。

    山田風太郎のスゴいのは、それらの史実を全部肯定しつつ、山田風太郎自身の価値観を付与することで、強烈な魅力を足利義政公自身に持たせてしまうとこである。

    人命第一主義の作家、憲法9条が大好きな作家とかには、とても、できない芸当であろう。

    まあ、ホンマ、しかし、これからの、小松左京も山田風太郎もおらん時代、読書家でもない、フツーにオモロい小説読みたいなぁ、と思っている人間にとっては、さびしいもんである。
    筒井康隆先生には是非長生きしていただきたい。




    /室町少年倶楽部-文春文庫-山田-風太郎





    太平記(二) (岩波文庫)

    2014年10月30日木曜日

    平成26年10月30日

     まあ、阪神タイガース、残念でしたネ。
     それよりなにより、五十嵐亮太、スワローズに戻ってきてくれ。頼む。おねがい。

    2014年10月29日水曜日

    平成26年10月29日

     しかし、寒いんで、ユニクロのヒートテックでも、強力な、極暖パッチ、サイズXLを履いたら、腰の周り、ぶかぶか。嗚呼、オレはもうデブじゃなかったんである。するってぇっと、なにかい?またもや、冬物、すべて、サイズを変更せなアカンのか。

     このところ、「太平記」を読んでいる。古文ほとんどバカなので、読むのに時間がかかるんは仕方ないが、ようやっと、後醍醐天皇が隠岐に流され、オモロくなってきたなと思った瞬間、呉王夫差、越王勾践、范蠡、西施の中国春秋時代の世界になってしもうて、それまで、数ページ読んでは熟睡だったのが、数行読んでは熟睡の世界になってしもうた。そいで、ようやっと、その世界を抜けたのであるが、(つまり、北条幕府は後醍醐天皇を隠岐に流すという中途半端なことせずに・・・)ということを云いたいのだろうか、と畏れ多くも畏くも、つい、つい、思ってしまった。もし、そうなっていたら、南北朝の混乱は続かなかった筈・・・神戸の育ちなんで、もちろん、基本的に、楠公さんびいき、南朝びいきなんであるが。


     前回、クリームやらの長い曲、聴いて悪口書いてやろうと思いつつも、途中でやんぴした。
     元クリームのジャック・ブルースが亡くなった。

     
    元「クリーム」メンバー、ジャック・ブルースさん死去:朝日新聞デジタル: " ジャック・ブルースさん(英ロックバンド・クリームのメンバー)が25日、長い闘病生活の末、英東部サフォークの自宅で死去、71歳。
     1966年にクリームをエリック・クラプトンらと結成し、ボーカルやベースなどを担当、作曲も手がけた。68年の解散までに世界でのアルバム売り上げは約3500万枚に及んだ。(ロンドン=AFP時事)"

     クリーム、あんな音、「が」、というかあんな音、「だからこそ」、か、わからんが、そいとも朝日新聞ソースだから例の捏造かもしれんが、3500万枚も売れたんである。どう考えても、売りすぎだろう。売れすぎだろう。


     オレは、ロック聴きだして、まだ数枚しかレコード持っていない時代、ビートルズ以外のレコードようやっと、興味が出てきた時分、名盤名盤名盤という評判に従って、「クリームの素晴らしき世界」、クソ高い2枚組、買って、ヒドい目にあったことがある。まあ、中学生か高校入りたてあたり、こちらもバカであったが、こんなクソアルバムを「名盤」と言立て、いたいけな中学生に16分もある「Spoonful」や「Toad」、黙ってステレオの前で聴かせようというのは、どう考えても、犯罪であろう(70年代半ばの話です)。

     まあ、だからこそ、1968年、全世界的に学生運動がなぜか、盛り上がったんは、クリームの「68年の解散までに世界でのアルバム売り上げは約3500万枚に及んだ」せいかもしれん。ええもんじゃないもん、むりやり、ええもんと信じ込もうとするとロクな結果にはなりまへん。当時の3500万人、よほど、腹がたったんだろう。

     反論のある方は、「Wheels of fire」の「Toad」を、今すぐ、5回以上聴き直してから、にしてくれ。
     以上をもって故ジャック・ブルース氏への追悼に変えさせていただきます。

    2014年10月25日土曜日

    レーザー手術決定報告そして、クソ長い曲考察へのささやかな試み

     ワシらヤング、それも、ナウなヤングはもうサッカーに夢中で、明治大正昭和戦前までのスポーツ、野球のことは小学校の頃、近所の老人から聴いたきりで、詳しくわからないんで、申し訳ないが、まだ、この季節、プロ野球をやっていて、ビックリしているところである。
     なんか、ゴールデンタイムに、長々と中継してたんだが、あの縦縞のユニホームが映っていた・・・そんなこと、常識から考えてありえない、そんなこと、あってはならないことである、オレの幻想や白昼夢のたぐいだろうと、思う。きっと、そうに違いない・・・(最下位のチームのファンである、このぐらいの、イヤミぐらい書かせて欲しい)。

     昨日は、PASSPO☆の神戸ライブに行けたら行くつもりであったが、手術前の検診と血液取りと予約があったんで、やんぴ。
     
     鼻の内側に黒くない「ほくろ」ができ、それがこのところのプール通いで、なんか、徐々にデカくなってきて、しかも、鼻毛まで一丁前にその「ほくろ」にも生え、鼻で息をするたんび、ムズムズして気持ち悪い。外から見ると、常時、デカい鼻くそがついている感じで、困る。
     女性はオレより年上の方々が多い、プールではあるが、チャンスは捨てているわけないし、せっかく、最近、プール行ったおかげで腰にくびれができたところだ、デカい鼻くそ常時くっつけている状態では恋の生まれるチャンスが0になってしまう。直しても、まあ、ゼロかもしれん、けど。
     
     レーザー光線、ビーっとやって取るらしい。。
    (オレのお世話になる皮膚科では、ほくろ取り一個5000円、ただ、デカいと11000円が相場らしい)


     いやはや、ともかく、来月、まあ、生まれて初めての手術をすることになった。まあ、レーザー光線ウンウンかんぬんで、5分程度とのことであるが、手術は手術である。数年前、ICUで大手術をした友人がおり、爾来、合うたんびに、引け目というか、インフェリおリティ・コンプレックスを抱いて困っておったが、これで、オレもようやっと、サシで話ができるというもんである。彼は生死の境を彷徨ったのだが、オレの手術も同じ手術、5分間、生死の境、彷徨ったろうやんけ、臨死体験とやら、も味わってやろうではないか。なんでも、気の持ちよう、である(ただ、10年前、親知らずにできた虫歯のため、ほぼ失神状態のオレを3時間ほどかけて処置していただいた歯科のアレは手術じゃなかったのか?)。

     
     今日は、ロック、60年代後半から70年代半ばにかけて、やたら、長い長い曲が流行ったんで、それを、例によって例の如し、こじつけで何か書こうとしてた。

     この前、ハンブル・パイのフィルモアのライブのこと、書いた時、26分超えの「I Walk On Gilded Splinters」、数十年の時を経て聽き直そうとしたが、やっぱ、挫折し、しかも、むしょうに、腹がたった。オールマン・ブラザーズ・バンドも、フィルモア・イーストのライブで、23分超えの「Whipping Post」をはじめとして、In Memory Of Elizabeth Reed、You Don't Love Meとか10分超えぞろぞろ・・・あと、今年はじめて、最後まで聴き通すことができました、ヴェルヴェッツのシスター・レイやら・・なんでなんだろう?と思ったわけである。

     長い曲、それも、10分超えの「やたら長い曲」、こういうの最初にやったんは、アイアン・バタフライの「In A Gadda Da Vida」が嚆矢という話を聴いたことがあるが、クリームかもしれん。ブルースは構造上、なんぼでも、えんえんと長く長くできるとも、聴いたことがある。
     まあ、これらのことは「裏」を取ったワケでもなく、今思いついたこと書いているだけだから、真に受けたら、アカン。

     当時は、シングルからLPへの移行期で、LP、3分間の曲。せっせこせっせこ作曲作詞して、せっせこせっせこ練習して、で埋めるより、一発どーんと26分の曲だと、LP片面ばーんと埋まるわけで、それが本音としか思えない。
     アーティストと自分を勘違いした連中がドラッグやりすぎて、終わるに終われないようになったとしか、思えない。
     まあ、これが、オレの長いロックの曲聴いた「感想」なのだからしかたない。

     まあ、どうだっていいことのように思えるが、クソ長い曲こそがオレがロック嫌いになった原因の一つで、短い3分未満で完全燃焼するパンクが出た時、「これだぁぁぁぁぁぁ!!!!」と、ス~っと集中できたのは、長い曲のロックにいかにウンザリしていたか、ということである。

     ヴェルヴェッツのSister Ray(但し途中まで)、クリームSpoonful(但し途中まで)、アイアン・バタフライIn A Gadda Da Vida (但し途中まで) オールマン・ブラザーズ・バンドの「You Don't Love Me」(但し途中まで)、ハンブル・パイの「I Walk On Gilded Splinters」聴きながら書いてたけど、ちゅうことで、PASSPO☆の「くちゃLove」聴こうっと。

     
     


    2014年10月18日土曜日

    平成26年10月18日

     火山が噴火し、10月に台風、それもバカでかいやつ2週連続で来た年である。もう、何が起こっても、驚かない覚悟はできていた筈だったが、阪神タイガースが4連勝しよったがな。
     プール、今日は、ちょっと遅目、20時ちょい前ぐらいに行ったのだが、ガラガラで泳ぎやすかった。まさか、この影響でないことを信じたい。
     何度も云うが、火山が噴火し、10月に台風、それもバカでかいやつ2週連続で来た年である。日本シリーズでも、ひょっとしたらひょっとするかもしれん。

     阪神タイガースさんが数日先の日本シリーズに夢中になっているのはいいけど、東京ヤクルトスワローズは、もう、来年というず~~~っと、はるか先の「未来」を見据えているのであーる(負け惜しみ)。

     それはそうと、あの「ロックの歴史」という書物は、いまなお、オレにスゴい刺激を与えてくれている。要するに、もう、あの書では、触れられていなかったミュージッシャンを聴きたくなって、聴きたくなってしょうがなくなっている。
     
     ハンブル・パイの後、マンフレッド・マンなんか、聴いてた。で、、「ロック」に疲れて、今、高田渡の「自転車に乗って」聴いているけど。

     あの本に沿った「ロック」では無いけど、ロックはもうキライになった、このオレが、ロックを聴きたくなっている、そういう意味で非常に「ロックな歴史」と云える。

     著者の狙いは、ひょっとしたら、ソコにあるんではないか、と思い始めた。
     60年代後半から70年代前半にかけて、非常に大きな進歩を遂げ、今なお当時の音源のファンの多い「ハードロック」や「プログレッシブ・ロック」「グラム・ロック」を「ロックの歴史」では、完璧に無視したのは、これらのジャンルのロックが好きな読者を挑発するためなのかもしれん。
     ただ、あの本読んで、「聴く人それぞれに、それぞれのロックが歴史があるんでっせ」というやさしさ、メッセージは、微塵も感じなかったけど。

      

    2014年10月17日金曜日

    OS X Yosemite

      OS X Yosemite、来たんで、まあ、ちょっと前のOSみたいに「残り約22分」と表示されたまま3時間待たされることなく、フツーに重ね書きインストールする。

     まあ、詳細は、AppleのHPや、MACお宝鑑定団 blog(羅針盤)さんの、OS X Yosemite のまとめ(使い方)を参考にしていただくにして、

     今のところ、便利だな、と思ったのは、

    OS X Yosemite:QuickTime Playerで、iPhone/iPadの画面収録が可能に
     iPhoneがカメラ代わりになるわけだ。スゴい。
    OS X Yosemite:Dashboard表示をオフにすることが可能に
     今ごろ、ようやっと。

    OS X Yosemite:通知センターの「今日パネル」にウィジェットを追加表示する
     今日パネルは使いやすい
    OS X Yosemite:テキストエディットで、書類を開く前に、テキストエンコーディングやリッチテキスト無視選択が可能に
     フツーのエディタアプリ使えばいいのだけど、まあ。

     あと、ケッタイなことしやがって、と思っているのは、

    OS X Yosemite:信号コントロールボタンの「緑」で「フルスクリーン」ではなく「最大化」表示する方法
     コントロールキー押しながらやればいいのか。
     フルスクリーンってめちゃくちゃ不便なんである。

    ・iTuneのインターフェース、またもや、変えよった。
     オレのように気に入った曲があれば、すぐ、iPhone用のプレイリストに放り込んで、という使い方が「マイミュージック」ではできない。となりの「プレイリスト」にして、あと表示んとこを「アルバム」から「曲」に変えてやっと、それ風に。

     
     まあ、今のところ、こんな感じ。
     今回のインターフェースの変更で目が疲れにくくなった感じがする。

    2014年10月16日木曜日

    平成26年10月16日

     ちゅうか、阪神タイガース、めちゃくちゃ強いやん。
     火山が噴火し、10月に台風、それもバカでかいやつ2週連続で来た年である。もう、こうなったら、日本一になって欲しいものである。

     まあ、このところ、PASSPO☆ばっか聴いている。
     根岸愛と森詩織の声に惚れてしまったし、基本的に聴く曲聴く曲エエ曲ばっか。そいで、聴いている・・のはいいのだが、何せ、最近のロックちゅうもん、まったくわからんので、たとえば、2012年の『ぱすぽ☆エアライン3部作』、「Next Flight」(エエ曲や)は「ぱすぽ☆meets LAメタル」、「夏空HANABI」(エエ曲や)は「ぱすぽ☆meets Japanese PUNK」、「WING」(エエ曲や)は「ぱすぽ☆meets German METAL」というふうになっておるんはエエが、LAメタル、German METALというのがオレには?????となんである。
     
     で、「ロックの歴史」という新書を読んだ。
     オレがキライな「ロック」の方の歴史であった。ザ・バンドやデラニー&ボニーを聴いて退屈じゃなかった人の書いた「ロックの歴史」であった。しかも、70年代前半までの「ロックの歴史」、しかも、オレより6つも年上の方の書いた「ロックの歴史」、大したもんである。

     この「ロックの歴史」読み終えて、ザ・バンドやボブ・ディランやデラニー&ボニーやデレク・アンド・ドミノスやジョージ・ハリソン三枚組聴きたくなったか、といえば、ぜんぜん、むしろ、もうこれからの人生、それらの音無しで生きていこうと決心したぐらい、で、ほとんどこの「ロックの歴史」では触れられなかったキンクスをむしょうに、聴きたくなった。やっぱ、大金持ちになってアメリカ行っていっぱいの ミュージッシャンのお友だちと一緒に、ドラッグにどっぷり浸かりながらチャラチャラロックして女房寝取られたり(ジョージ・ハリソンね)するよりも、やっぱ、そういうのは、夢見るだけにしといて、ロンドンは郊外高級住宅街マスウェルヒルに今はいるけど、生まれ育ったロンドン下町なまり(コックニーレベル)を捨てないで、ロックせなアカン(これがキンクスの名曲マスウェル・ヒルビリーズのホンマの意味だ、たぶん)。
     
     ま、オレは、この「ロックの歴史」とやらの「裏」行ったろうやんけ、と決心した。みなさんは素直にこの「ロックの歴史」に出てくるミュージッシャンを崇拝し立派な人生を歩みなさい。
     
     で、その後、スモール・フェセス聴きたくなり、そして、悪いことに、ハンブル・パイ聴きたくなった。
     
     しかし、ハンブル・パイ唯一持っているレコードが1971年のフィルモアのライブ、すぐには聴けないんで、CDでも買ったれ、とAmazon見てたら、きょうび、そのライブの完全盤、4回分のコンサートまるまるが4枚組CDで出てたんで、せっかくだから、それにして、それ聴く。
     甘かった・・・。
     4枚組ということは、「I Walk On Gilded Splinters」が4回分、きっちり入っとるということで、じっさい、入っていた。
     26分以上、もある曲である。
     高校時代、ハンブル・パイのフィルモアのライブ聴きまくっていた時も実は、一度も聴き通したことがない。長い曲がキライになった契機の曲である。
     今回も飛ばして後の曲聴いた。人間進歩なんかしない。

     もちろん、当時の熱気むんむんが伝わってくるライブで、レイ・チャールズのカヴァーの2曲(4枚組だと、ハレルヤが4回、I Don't Need No Doctorは3回となります)は、似たような演奏であってカッコ良すぎて、カッコ良すぎて、痛快まるかじり、今なお、ほれぼれしてしまう。ハンブル・パイがオリジナルにこだわらず、R&Bのカヴァーをカッコ良くロックロックした音で全力疾走でやってくれていたらなぁ、と思うわけである(注I Walk On Gilded SplintersもDR.Johnのカヴァーである)。

     あと、ついでにベスト盤みたいな、アンソロジー(Hot 'N' Nasty - The Anthology)ちゅうのも、聴いてみたら、1970年のサードアルバム(大地と海の歌)からの「Live With Me」 にハマる、ハマってハマって、もう、21回、聴いている。この程度の重さなら、オレでもなんとかなるんだけど・・・。

     まあ、けっきょく、LAメタル、German METALもわからんかった。けど、ロックちゅうたら、ぐだぐだの歴史読んだりするよりも、ブログでぐだぐだ書くよりも、下の動画が すべて(しもた、今日書いた内容、小分けにしたら、5回分ぐらいになったような気がする、詰め込んでわかりにくいだけ)。
     
    ぱすぽ☆ - Pock Star ×3 Live





    ロックの歴史-講談社現代新書-中山-康樹




    Performance-Rockin-Filmore-Humble-Pie





    Hot 'N' Nasty - The Anthologyディフィニティヴ・コレクション-ハンブル・パイ

    2014年9月28日日曜日

    平成26年9月28日

     最近はプールばっか行っており、あまりにも健康すぎるんで、こりゃアカンと、久しぶりに、クルマで。新神戸トンネルを抜け、淡河の道の駅で、10割ソバの天ざる大1,000円、を喰い、そのまま北へず~~~っと三田西から舞鶴道、春日インターから北近畿豊岡自動車道、青垣インターで降りて、青垣の道の駅で、二八ソバのザル650円、を喰った。427号線を西へ、途中、生野銀山へ抜けるR429に入る。舗装してあるものの、全部で一車線の峠道、対抗車とすれ違う時下手すれば、谷へ真っ逆さま、という道。途中、クルマ3台、自転車2台とすれ違う。峠を抜け、2車線になってほっとしてたら、峠に向かうバイクの集団とすれ違い、何となくラッキーと思いながら、銀山湖、生野銀山を経てR312(書いていて、くどい、と思うが・・・iPadのマップで確認しながら、書いているんだが、こんなこと、いったい何のためになるんだろう?)、あとは、播但連絡道路、山陽自動車道、布施谷インター、1,880円も取られた。ここまで、ざっと5時間弱。タバコもバカスカ吸ったし、耳がキーンとなるほど音楽も聴けたし、まあ、よかったよかった。
     
     以上、まあ、フツーの日記、ちゅうことで、もう、寝る。

    2014年9月27日土曜日

    9月27日

     東京ヤクルトスワローズ、1-2でフツーに負けた。

     プールで最近、腕だけで泳ぐ、ということを覚えたんは、いいが、もう、25メータだけでもうへとへと。翌日、肩は凝る、背中は痛い、腕は上がらない。フツーに泳いだら、かえって、遅くなった。まあ、体重は65キロとベストになったからエエか。

     それはそうと、ハードディスク、トラブった。

     まあ、この前更新してから、世間ではいろんなことがあり、ついこの讀賣がセ・リーグで優勝したし、御嶽山が噴火した。
     でも、オレはず~~~っと、Macで日々コピーやら何やら、していたのである(実際にファイルをコピーしたのは、Macであるが、まあ、その辺は)。

     トラブったんが、iTunesの「iTunes Media」があるハードディスク、だったんで、つまり、オレの持っている音楽のデータ、2.3TB分が一挙に無くなってしまいそうだったんで、焦った。まあ、こういうのは、今までオレの人生、数回あり、その都度、CDを一枚一枚、ハードディスクに読み込ませなアカンかったワケである。今回は、まだ、エラーが頻発するものの、いくつかはうまく終了する状態、ディスクユーティリティで「検証」やったら見たこともないエラーが出るものの、ちゃんと終わる状態、である。

     久しぶりにハーバーランドのソフマップに行き、3TBのハードディスク買い、外付けにぶち込み、そっと細心の注意をしながら、下の作業を行ったワケである(実際に行ったんは、MacのiTunesであるが・・)。

     iTunes for Mac:「iTunes Media」フォルダを移動する

     20時間以上かかりました。まあ、今のところ、壊れたファイル無かったみたい。
     アカンようになったディスク、ためしに、ディスクユーティリティで「空き領域を消去」の「最も早い」(ディスク全部に0を一回書き込む)やったら、30時間かかりました。
     
     そいで、やっと終ったと思ったら、iOS8へのアップデートがあり、なぜか、ダウンロードするだけで「残り30時間」というメッセージが出て、人生というものについて、つくづく考えたんであるが、途中でやんぴして、翌日やり直したら、すんなり、数十分で無事終了しましたとさ。

    2014年9月11日木曜日

    真実が欲しい Give Me Some Truth

     朝日新聞社長記者会見(https://www.youtube.com/watch?v=oCkyKredk0A&list=UU8XBizOfQBLUrUcv_9DHCog)。

      あ、そう、という感じ。
     会見に限らず、なんか、最近、朝日、読んでも、腹が立たなくなってしまった。そういう人たちがそういうことをするために事実を作っている新聞、そしてそういうことが好きな人のための新聞、とオレの中での認識が済んでしまったらしい。つまり、宗教団体や政党の機関紙読んでもなーんも感じないのと同じだ。朝日よ、もうここまで来たら、つっ走るしか、ない。これからもどんどん、その異常に肥大した「正義感」から、「悪」をでっちあげ、どんどん、捏造、誤報やって欲しい。ただ、あくまでも、そういうそういうことが好きな人たちの中だけで、ね。

      オレは、もう、単に真実がほしいだけだから、関係ないワケである。

     ・・・ 単に真実がほしいだけなんだ。視野も心も偽善者の云うことは聴き飽きて、うんざり、神経質で分裂症でブタみたいにバカな記者の書くことは読み飽きたんだ・・・  ちゅうことで、おお、このブログに最も似合わない、ジョン・レノンを久々に引用する。

     


     まさに今の気分にぴったし、やんけ。20世紀は「政治家」だけがウソついていたが、21世紀の極東、この日本では、新聞が平気で嘘をつく、まさに、It's So Hard・・・(これまで引用するとワケわからんようになるから、やんぴ)1970年代と違って、実は今、「ロック」するんは、実は大変なんである。
      
     朝日新聞や「リベラル」(なんで単なるレフトをリベラルというのかな?)の方々が何せ「イマジン」が大好きみたいで、オレみたいな人間がジョン・レノンについて書くと、そっち方面と思われるのがイヤで滅多と書けなかったが、こいで、ようやっと、ジョン・レノンをこっちに取り戻せた気分だ。
     さて、How Do You Sleep?・・・この曲も、むりやり引用できるんだが、もう、眠い。

    2014年9月6日土曜日

    平成26年9月6日

     前回の「横浜グラフティ」感想文にコメントありがとうございました。読んですぐ書いてもたんで。で、元クレオパトラ党「ハマのキャシー」ことキャッシー中島「キャシー中島の落ちこんでなんかいられない!」中古で手に入れ読みました。

    オレは生まれついてプロ野球あんまし興味ないんで、本当、読書はでけるわ、音楽は聴けるわ、といいことづくめの毎日です。プロ野球なんか、あんなもの、勝った負けたとか、7回まで好投していた石山が長野に満塁ホームラン打たれたとかで、喜んだり悲しんだり罵ったり腹が立ったりヤケ酒飲んだり失望したり絶望したり・・・大の大人がみっともない。

    オレは生まれついてプロ野球あんまし興味ないんで、ナイター(絶対にこの言葉を死語にしたらアカン)の3時間ほどを有効利用できるのであーる。3×140時間のあれば、STAP細胞200回ぐらい再生できてお釣りがでます。まあ、オレはやんないけど。

    ちゅうことで、前回、キャプテン根岸愛がエエと書いて以来、ナイターやっている時間、Youtubeで動画探したりしているうちに、根岸愛のいるPASSPO☆本体が好きになってもた。

    日頃、ダブという音の要素が最小限の音楽、聴いてるせいか、引き算が基本のダブとは逆に、PASSPO☆とかは、音の足し算が命のジャンル、もう、聞く曲、観る曲、新鮮で新鮮で、刺激的で刺激的で・・・。まあ、それだけの音楽なら、そこいらにナンボでもあるんだが、Youtubeでなぜか最初に観た、フライト(ライブのこと)の動画では、3曲同じ曲(「Pock Star]という激しい激しい激しい曲)を休みなしのぶっ続け、でやるというバカなことやってたんで、「こりゃ、ほんまモンや」と。オレ的に「つかみはOK」となり、どんどんいろんなフライトの動画見ていいくうちに、森詩織というスゲー、ヴォーカリストがおって、もろロック。最初彼女の声に引きづられて聴くうちに、森詩織の「裏」面みたいな、対称的な根岸愛のアイドル王道声が好きになってもた。
    修行して、フライトの動画、動画見ないで音だけ聴いて、根岸愛の声が見分けられるようになった。

    シロウトなんで、あんまし、エラそうなことは云えないが、森詩織の後に根岸愛のパートが始まると「おおっ!」となるし、根岸愛の後に森詩織のパートになると「おおっ」となる。いい、ヴォーカルを二人持つということはこういうことなんだな(たとえば、Love Diary)、と、小泉瑠美卒業以降の遠藤舞の不幸をチラッと思ったりする。

    「Pretty Lie」(もちろん、弘田三枝子の「可愛い嘘」とは違う曲である)が好きになり、「ウハエ!」のHappy Dayのとこのジャンプにハマり、やっぱし、「少女飛行」は名曲だなぁと思い、「Tap My Toe」の言語感覚、そして、ついに「くちゃLove」というトンデモナイ名曲にぶち当たるワケである。まあ、オレにとっての名曲とは御存知のとおり、聴くのもやめても、脳内でリピートしだす曲のことである。

    まあ、ここまで来たら、もうCDを買い込む以外オレには選択肢が残されていない。

    まあ、アイドルグループのフルアルバムちゅうのは、その後のライブやコンサート(PASSPO☆ではフライト)での叩き台みたいなとこがあるんだが、PASSPO☆はなにせ、Girl Rock Unitである。ましてや、アイドルグループのシングル盤、それも新品で過去のシングル盤を買うということはなんとなく非常に損したような気持ちになったりするが、PASSPO☆はなにせ、Girl Rock Unitである。2012年末のライブDVDを今頃買うというのも、アイドルグループなら、ナンセンス極まりないが、PASSPO☆はなにせ、Girl Rock Unitである。伊東ゆかりのサンレモや伊東ゆかり+東海林修+伊集加代という奇跡の組み合わせのLoveが再発され、モップスのBlind Birdがようやく陽の目を見て、ザ・キャラクターズのアルバムが再発されるという今、アイドルグループのCDやDVDを買い込むというのは、昭和歌謡には天をも恐れぬ所行・・・このブログは昭和歌謡を聴いてあれやこれや書くブログなのである・・PASSPO☆は、なにせ、Girl Rock Unitだから、いいのであーる。

    まあ、実際、Girl Rock Unitなんで、音が比較的、分厚いんで、オレなんかは聴きやすい。ともかく、動画見たら、その超絶な運動量にGirl Rock Unitやなあ、と思う筈である。




    ちゅうことで、今、ガンガン・・・いや、ギャンギャンに聴いている。ええ曲ばっかやんけ。
    9人編成のアイドルグループはなぜか、ホッとする。

    2014年8月25日月曜日

    横浜グラフティ

     朝一番で区役所へ行ったものの、ハンコが違っていたため取りに帰ったりして、2時間かかり、大開で用事を済ませた時には、もう、正午。

     ・・・PASPO☆の根岸愛(例えば https://www.youtube.com/watch?v=ZT-VhnFmu6A)に突然、惚れてしまう。フツーに美少女なんで、しゃあない。アイドリング!!!では、ルックスよりキャラ、升野英知との相性やモンな。




    横浜グラフティ・菅 淳一


     横浜グラフティ、読む。

     なにせ、矢作俊彦の「マイク・ハマーに伝言」をもっとも人生で影響を与えた本、ナンバーワン、鈴木いずみ「ハートに火をつけて」をナンバーツーにしているオレなので、ちょっと心配したが、心地よいほどストレートに描かれており、ナポレオン党のリーダー「獅子丸」があの

    浮谷東次郎

    の伝説の16台ゴボウ抜きに、影響を受けてヨタハチを選んだという、くだりで、(これなら、ダマされてもいいや)とすぐに思えたので、もう、一挙も一挙、実は本屋で立ち読みし始めたら止まらなくなって、そのまま、読みながら、キャッシャーに持っていたぐらいである。

    もったいぶってしまった。1967年、舞台はヨコハマ。1967年といえば、もう、「ヨコハマ」の最も旬の時代である。日本で名実ともにファッションも音楽も遊びも一番「とっぽい」時代である。分かる人には分かると思うが、たった1年違っても、1966年では早すぎる、1968年では遅すぎるのである。1967年のヨコハマを舞台にした、いや「してくれた」、著者には感謝しかない。

    メインは、ボーイ・ミーツ・ガールで始まる胸キュンのラブストーリーだけど、なにせ、旬のヨコハマが舞台である、当然、伝説のナポレオン党出まくって出まくる、当然、伝説のゴールデン・カップも出まくって出まくるもんだから、当然、伝説のゴールデン・カップスも出まくって出まくる、当然、伝説のイカしててスカしたお姉ちゃんも出まくって出まくる(乱闘シーンまであるよ)、彼らを孫悟空並に町の端から端まで、好き勝手暴れまわさせている1967年の「ヨコハマ」という町があるのである。


     あと嬉しかったのは、著者の方々の当時のヨコハマの不良の方々に対してのリスペクト加減である。
     登場人物のいわゆる「物狂ひ」の状態が、丁寧に描写されている。
    ナポレオン党のリーダーを始めとする、登場人物それぞれの、オモロいもん、に対しての「物狂ひ」ざまが丹念に描写されており、この部分は、実は、別に1967年じゃなくても、別にヨコハマじゃなくても、別に不良じゃなくても、別に若くなくても、いつでも、だれでも実行可能ではないだろうか? ただ、そこまで「好きなこと」があれば、なのだが。徹底的にやれば、いつのまにか、「カッコよくなる」、それだけだ。

    あと、圧巻はやはり朝比奈峠での、レースであろう。まあ、こればっかは読んでもらわんと困る。こんな楽しいシーンあるだろうか。

    ただ、オレが、(嗚呼・・・)と思わず、ため息をついてしまったのは、ラストシーンあたり、東京から来たという、女二人から、主人公と喫茶店のマスターが新発売ばっかになった資生堂のMG5を渡されるシーンである。(嗚呼・・・この時点で、ヨコハマは終ったんだ)と思った。だって、そして、ヒロインをモデルとしてスカウトし、東京に連れて行ってしまう。東京ではモデルとして、成功できそうだからだ。実はこの時点で、東京はヨコハマに負けたのである。東京の金物量作戦が始まったのだ。ヨコハマのカッコよさも金銭換算され、ワリのあうもんだけが、全国へ売りだされる・・・が、このあたり、著者は意識的なのか無意識的なのか、淡々と書かれており、忸怩たる思いに駆られた。矢作俊彦の「マイク・ハマーに伝言」に出てくる英二くんがおってくれたらなぁ、と思った。

     
     オレはヨコハマ生まれ、といっても、まあ、オレの場合、父親祖母が多忙のため、母親が実家近くの産院で生むためで、しかも、オレは生後すぐ家出する度胸もないヘタレだったんで、しゃあないのである。まあ、たとえ、あと、主人公と同じに7年ほど早く生まれ、生後すぐに産院脱走したとても、オレの性格から云うて、本牧や中華街よりも、黄金町あたりで、青春を送り、そのうち、あれやこれやで、大岡川に浮いていたかもしれん。
     合掌。



     

    2014年8月19日火曜日

    8月19日

     東京ヤクルトスワローズ、延長で負け。

    ようやっと、ちーにゃん@LOVE(長谷川るみ)の溌剌とした姿(http://www.dailymotion.com/video/x23ikb0_140813-%E3%83%AF%E3%82%AA_creation の05:00あたり)を見て、安心する。満員の観客とのコール&レスポンス、ステージの上を軽やかに飛び跳ねてる・・・これを、みたかったんです。衣装がなんか、アイドリング!!!時代の感じがするが、何分、シロウトなので、勘違いかもしれません。

    プロデュース、フィル・プラット、ホレス・アンディ名義の「Get Wise」のGet Wise、Wise Dubにハマる。リー・ペリーのブラック・ボード・ジャングル・ダブに入っている、Dub Organizer(もしくは、Cloak & Dagger)からチャラチャラしたとこを取った、非常に無愛想な感じ(ぜんぜん、別の曲です、念のため)が、まあ、このぉ、なんちゅうのか、ええ。ついつい、ボリュームを上げたくなる。まあ、なにぶん、シロウトだから、ようわかりませんが。

    あと、今回、オーガスタス・パブロのItal Dub(1974 キング・タビーとの共同プロデュース)というのも買ったんだが、やっぱ、オレはオーガスタス・パブロが大キライみたいで、メロディカが聴こえるたんびに、ああ、メロディカさえ無かったらなあ、と思う始末(Upfull Livingあたり、なんかだと好きなんだけど)。
    まあ、なにぶん、シロウトだから、ようわかりませんが。

    2014年8月17日日曜日

    ラスタファリアンになろうぜ

     小川で負ける。なんか、小川が復帰し新垣が入り、先発のコマが揃ったな、と思ったのに・・・。

     「軍師官兵衛」。なんか、今夜は、荒木村重(道薫)の愁嘆場。それはそうと、おそらく、黒田官兵衛が一番(二番目は裏関ヶ原)活躍したであろう「秀吉の織田家潰し」の描き方がきわめて、おざなりで、こんな、どーでも、えーことに限って描写が細かい。

     リターン・オブ・スーパー・エイプのAmazon評みてたら、「本当の意味で戦争の抑止力となるのは、核兵器なんかじゃなくってこんな音楽なんじゃないかな。」といわゆる、例によって例のごとく、日本特有の「脳内お花畑」イデオロギーに毒されたことが書いてあった。「戦争の抑止力」があるとするならば、罵声ばっかがなり立てる反原発運動のデモや国会前での反集団的自衛権デモの「抑止力」ぐらいチョロい筈で、もし、反原発運動のデモや国会前でのデモとかで、デモやっている連中に大音量で「リターン・オブ・スーパー・エイプ」をかけたら、デモするのがアホらしくなる筈である。デモ抑止力になるわけだ。

     「反原発運動のデモや国会前でのデモは正しいデモだから」と云うなら、戦争の本質をわかっていない。戦争はいつも正義と正義の殺し合いである。また、数十人規模のデモの抑止力にすらならんのが、どうして、何万人規模の戦争の抑止力となりましょうや。

    「本当の意味で戦争の抑止力となるのは、核兵器なんかじゃなくってこんな音楽なんじゃないかな。」・・リー・ペリーの音楽に対して、最大の侮蔑と受け止めておく。核兵器みたいな下賎なものと一緒くたにされてたまるか!!!
     フツーにリー・ペリー聴いたら地球否宇宙をぶっ飛ばさんばかりの、少なくとも核爆発以上のエネルギーを感じることができるというのに。

     こういう、オレのツッコミの無意味さ、わかっている。大人げない。
     ただ、しゃあない、オレはパンクにモロに影響された人間だ。音楽からは音楽以外の嘘や幻想を聴きたくない、音楽だけを集中して聴いていたいだけなのだ。もちろん、レビュアーの方のような「幻想」を抱いて、音楽を聴くのも、もちろん、自由である。

     でも、こうしたレゲエに対する「偏見」(あえて言ってしまう)や妙なイデオロギー化、にどれだけ、単に音楽としてのレゲエが好きなオレが、まどろっこしさ、隔靴掻痒感を、覚えたか、「フェアトレード」のMJBより不味いコーヒー何杯飲まされたことか。

     例えば、フツーにめちゃくちゃカッコいいリズム隊をバックにめちゃくちゃ巧い歌手の唄を、伊東ゆかりや青山ミチの極上の歌謡曲聴くのと同じレベルで聴いて何が悪いというのだろう。「焼けつくせ、燃やしつくせ今夜」であろうと、「起き上がれ、立ち上がれ」であろうと、「グリーン・ジンジャー・フライング」や「ミッチー音頭」聴くみたいに聴いて何が悪いというのだろう?


     オレはずいぶん長い間、レゲエを聴いているんだが、長い間レゲエを聴くコツ、というものがあるとしたら、真っ先に挙げたいのは、こうした「イデオロギー」の排除である。

     音楽はやっぱ、音楽として聴く。

     どうしても、「イデオロギー」にハマりたいのなら、たった一つ、「ラスタファリズム」という超強力で難解な宗教に帰依することである。ヘアスタイルをドレッドにしてマリファナ吸うだけでは、もちろん、ダメで、最低限、系図屋行って、先祖が400年前、アフリカ大陸から奴隷として日本に連れて来られたこと(そういや、信長に仕えたという弥助という黒人はどうなったんだろう?)にしないとあかん。そして、最低3年は、山の中で自給自足の生活をせなアカンが、そこまでやれば、初めて、故エチオピア初代帝王ハイレ・セラシエ一世をジャー・ラスタ・ファーと呼ぶことができるのだ!!!

     ところが、レゲエ聴くやつはなぜか、憲法九条命の旧左翼の政党、それも選挙用に云う「タテマエ」止まり、それも何ら疑問も感じず、レゲエを「イデオロギー的」に語ろうとするから、困る。

     ボブ・マーリィが世界進出に登場した1970年代初頭、挫折したヒッピーが、スコット・マッケンジーや以来のスタアとして歓迎したのはもちろんのこと、60年末徹底的に挫折した新左翼がどっと入り込み、ボブ・マーリィの歌詞から、「第三世界からの革命」を取り出し絶賛した。まあ、レゲエの悲劇があるとしたら、ここ、からであろう。
     そのおかげで、オレはボブ・マーリィをフツーに音楽として聴けるようになるまで、5年はロスした。
     

    2014年8月11日月曜日

    気がついたら、ダブばっか買ってた・・・

    プール帰り、渋滞に巻き込まれる。そうか、お盆休み、ちゅうのが、台風の影響で今日からになったのね。

    久々に、CD、HMVから購入。35%引きやってた。
    一応、タイトルだけ、書いとく。2,3年前から欲しかったヤツが多い。

    ・Get Wise Horace Andy
    再発専門のPressureSounds。天才でかつ幻のプロデューサー、フィル・プラットの音源をこのところ、どんどん発掘してくれている。
    ホレス・アンディのアルバム。1975年(付近)。
    まあ、例えば、11曲目の「Roots Of All Evil」は、ホレス・アンディでは代表曲のひとつ、「Money Money」異名同曲。
    12曲目は、11曲目をダブにしたヤツにJah StichのDj乗せたヤツ、そして、13曲目は、そのダブ。最初聴いて、この3曲あれば、オレの音楽生活、これからの一年は保つんだろうな、と思った。

    ・Ital Dub 
    オーガスタス・パブロ名義のダブ集。
    ・Deeper Roots
    ヤビー・ユー名義のダブ集。
    ・Trojan Down In The Tenement Yard Various Artists
    長屋の庭で、とあるから、庭先でのライブ盤かと思ったら、違うみたい。

    ・I Am the Gorgon Various Artists
    バニー・’ストライカー’・リーの映画ができたらしい。そのサウンドトラック。




    ・Dub Will Change Your Mind
    そのバニー・’ストライカー’・リーが残した音源集。ダブ集。

    ・Super Ape・Return of the Super Ape
    まあ、ご存知、リー・ペリーの名盤中の名盤。2枚のアルバムが2枚セットになって発売。ロックの名盤並に再発がどんどん出たりするんで、またか・・・と思ったが、「パーティタイム」や、「ドレッド・ロックス・イン・ムーンライト(Big Neck Police)」のエクステンデッドバージョンが入っているため、つい・・・(ちなみに1枚目のオマケには、マックス・ロメオのWar Inna BabylonとChase the Devilのエクステンデッドバージョンとかが入っている・・・何考えてるねん?と言いたくなるがしゃあない)。
    しかし、数年前、この2枚に「ロースト・フィッシュ&コーンブレッド」のオレの大好きなアルバム加えた3イン2のアルバム出したばかりなのにな。

     何度再発されようが、Super Apeのベストは、ヘプトーンズのこれまた、美しいコーラス曲「Three in One」で、Return of the Super Apeのベストはダブでもなんでもないインスツルメントナンバー「Crab Years」である。まあ、日本・・否世界的に決して同意されることは少ないだろうが。


    またも、ダブばっか。
     歌謡曲のアルバムほしいけど、一枚3,000円近くするんで、買えないの。

    2014年8月9日土曜日

    8月8日

     わははは。宿敵横浜DeNaに大勝・・なのだが、9連敗中の相手だ、ようやっと、ようやっと、連敗を止められましたちゅう感じ。

    2014年8月6日水曜日

    8月6日

     東京ヤクルトスワローズ、勝つ、最終回、ヒヤヒヤもんであった。昨日、もう惨憺たる有様だったので、あんまし期待してなかったんだが。めちゃくちゃウレシイ。

    まあ、ごぞんじと思うが、昨日の朝日
    さすがに朝日新聞である。しかし、やっぱし朝日新聞である。



     吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。
    当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。
    研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。

     女子挺身隊は、戦時下で女性を軍需工場などに動員した「女子勤労挺身隊」を指し、慰安婦とはまったく別です。当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました。


    まあ、この反省の無さ・・・。 後者なんか、戦時中に生きとった人に聴けば、三秒でわかるはずなんだが。32年かかったか。
    32年間ず~~~っと、このウソと誤用をつきとおし、しかも、そのウソをふくらませ、世界中に拡散し続けた。そして、今や、もう、取り返しのつかない状態になってしもうていることは?

    まあ、あれほどラディカルでアナーキーだったオレが今、政府応援しているんが、なぜか、わかるだろう。
    今日日、一つの国の政府なんかより、もっともっと、強大な力を持った、しかも、わかりやすい権力が他にあるからである。

    今回のやり方つかえば、なんぼでもフツーの国のフツーの国民を怒りで冷静を欠いた状態に持って行くことができるし、そのベクトルを自国に向ければ簡単に革命ができるだろうし、そのベクトルを他国に向けたら、戦争なんか簡単に起こせるんであーる。同様に、平和平和と唱え、自国の防衛のプランをかたっぱしから潰し、侵略されやすい国にすることも可能だ。抵抗せず一方的に攻撃される状態はたしかに「戦争」とは云えないが。そんなのはウソの平和である。

    21世紀の「ラディカルな意思のスタイル」を追求するのもエエが、強い強い力を持った誰かの「虚偽と誤用」に、ノセられたら、アカンと思うのであーる。
    筒井康隆の「公共伏魔殿」を思い出した。もちろん、これは某放送局を題材にしているが、朝日新聞社も強大な闇が社内のどっかにあるんとちゃうか。

    2014年8月3日日曜日

    Heathen Mega Mix

     今頃、4連勝。でも、うれしい。

      しかし、「軍師官兵衛」、なんじゃ、黒田長政と蜂須賀正勝の娘のラブストーリー? 長政がお茶こぼす、あわてて、蜂須賀正勝の娘が拭こうとしたら「偶然」手と手が触れ合ってあわてて、手を引っ込めお互い顔を見合わせて、顔を赤らめる・・・なんかマジメに観ていて人生イヤになった。オレがいまだ、石立鉄男ドラマ、日活アクション、大映悪名シリーズ、東宝若大将シリーズとかに拘泥するのは、こういうことなんである。
    「新しい今のモン」の方が実はドラマも音楽も映画も視聴者消費者を「ナメきってる」のである。

      OS X Mavericks、いつかインストールしよインストールしよと思っていたところ、次のYosemiteのベータ版が出てたんで、別ディスクにインストールしてみた。見た目はきれいが、さすがに、Lionと比べ「おおっ」と思うとこは少ないんで、すべてを移行するのは、正規が出てかからにしよぅっと。

    なぜある歌が頭の中で永遠リピートされるのか、その対処法 : ギズモード・ジャパン: ""

    「対処法」とあるから、ネガティブに捉えているんだろう。
     オレなんか、むしろ、四六時中、そういう状態にならんかなぁと思っているんだが。
     特にプールで泳いでいる時なんか、音楽が永久ループしている方が疲れが少ないと思うけど。 

     ちょっと前、永久ループしてたのが、Heathen Mega Mixに入ってた、Positive Fighterの一節、I and I See,I and I Saw,and I and I  Conquered・・・というフレーズだ。
     もちろん、ジュリアス・シーザーの「来た見た勝った(I Came,I Saw I Conquered)」のもじり(きたみた買うたは、もちろん、きたしょうてん)であるが、ボブ・マーリィとウェイラーズの「Heathen」のリズムトラックにのっかると、泳いでると、25メータ泳いだだけでも、I Conqueredした気になるから不思議だ。公営プール25メーター泳ぐだけで、気分はもう、Positive Fighterちゅうわけである。

      Heathen Mega Mix。1996年頃、なんの前触れもなく突然出た。ひとつのリズムトラック、最初から最後まで、いろんなシンガーやDJやMCが入れ替わり立ち替わり24曲、ほぼ60分、ノンストップでぶっ続けた、Mega Mixである。マイティ・マイク(http://www.reggaeholland.com/artists/michael-jones-aka-mighty-mike/ 2012年に亡くなっている。合掌)という当時もおそらく現在もほとんど無名の人が仕切ったアルバムである。

      ボブ・マーリィとウェイラーズの「Heathen」(1977)のリズムトラックを使っていること、仕切りのマイティ・マイクは無名だが、出てくるのは、今チェックしていても、シャバ・ランクス、スパナー・バーガー、トニー・レベル、モーガン・ヘリテージ、アドミラル・ティベット、ココ・ティーにジャック・ラディックスでしょ、ルーイ・カルチャーやヤミ・ボロ、出たぁヴィヴィアン・ジョーンズ!!!Positive Fighterはあのテンポのアンソニー・レッド・ローズだ。そんなんで、当時買ったんだろう。


      今、全曲、聴き直しているところだ。
      あいかわらず、何言っているか、わからんが、例えば、ブスの歌手が「嫌いになれば、一人になっていくこと」と唄ってたら、クソ生意気に何言ってやがるまずはテメエのブス直せ、としか思わないが、例えば、「嫌いになれば、一人になっていくこと、Jah Said」とJah Said入るだけで、うーーーーーーーーーーーーーん、と思ってしまう、その効果もあり、なんか、非常にカッコ良く、しかも、元気が湧いてくる。

    「軍師官兵衛」の長政と蜂須賀正勝の娘のシーンもJay Say前につけるとカッコつくかもしれん・・・まあ、なんか、今の日本の致命的な欠点を見つけたような感じがするが、例によって例の如し、オレの勝手な勘違いだろう。




    2014年7月21日月曜日

    平成26年7月21日

    プール、7月に入って空いて(学校のプールが開いたのと、スクールが休み)喜んでいたが、3連休で夏休みに突入するためか、バカ混み。

     祝小川復帰後初勝利。でも、いつのまにか、東京ヤクルトスワローズ、最下位、それも、5位との差がシャレにならないゲーム数空けられてる。最下位脱出なるんだろうか?

     先日、福知山の御霊神社にお詣り、いや、お参りしといた。ずっと行こう行こうと思っていたが、日本海行った帰り、ようやっと。ここは、知っている人は知っていると思うが、明智光秀公をお祀りしている。「御霊」となられたらしい。御霊のおかげか、周辺、けっこう面白そうな店がいっぱいあったがクルマだし、アルコール飲めないんで、やんぴ。
     明智光秀は大好きで、本能寺の変黒幕説のブームがあった時には、かたっぱしから読んだもんである。光秀は、ドラマだと、マジメでインテリで小心、というパブリックイメージがあるが、そんな神経質で黒幕の言いなりになるような意志薄弱なタイプが、生き馬の目を抜く織田家途中入社で出世できるわけはなく、オレは光秀野望説をとりたい。やっぱし、松永弾正久秀より、ずっとずっとワルであってほしい。

    「軍師官兵衛」も先々週、先週は明智光秀応援し黒田官兵衛を罵倒しながら観た。もちろん、小朝じゃ感情移入が難しかったが、今の東京ヤクルトスワローズ応援するよりは楽である。

     最近のオレの音楽嗜好性:
     トロージャンの3枚組ボックスセット、ランダム馬鹿聴き中。飽きたらファニア・オールスターズの長い長い曲を聴いたりしてる。本日、ようやっと、ジュディ・オングの「みじかくも美しく燃えて」(1972年作詞:藤公之介 作曲:都倉俊一 編曲:高田弘)にハマる。あの大ヒットの直前、こんな洒落た唄、歌ってたんだ。

     最近のオレの映画嗜好性:
     夏になったんで日活「8月の濡れた砂」観て、気分を作ったんだが、勝新太郎・田宮二郎のご存知「悪名」シリーズのコテコテさを再認識しとる最中。あ、宝田明の「百発百中」シリーズも観たっけ。

    2014年7月12日土曜日

    祝小川復帰そして祝「アタック・シューベルト」発売

     小川復帰。でも、負けた。でも、よかったよかった(http://www.yakult-swallows.co.jp/game/20140712.html)。

    検診に行った。もちろんちゃんとした結果はまだわからんが、体重と腹回りでデブと云われんようになった。水泳のおかげ・・なんだが、なんで、一昨年から昨年にかけて、一年ほどで10キロ近く太ったのかは、原因不明。ちなみに、水泳除くと、喰うものも喰う量も一昨年から体重が増加した昨年まで、そっから水泳を始めても喰うものも喰う量は今日の今日まで一緒である。代謝機能の低下、ちゅうやつなのだろうが。人体の神秘、ちゅうやつなのだろう。



    最近は、大昔買ったトロージャンの3枚組ボックスセット、持っているヤツ全部iPhoneに入れて、クルマでランダムの曲順で聴いたりしている。

    オレの場合、ともすれば、一曲を集中して聴くタイプなんで、たまにこうでもしないと、リフレッシュでけんのだ(もちろん、リフレッシュする必然性まったくないが)。

    なにせ、33ボックスセットで約1600曲弱。聴き流すのだが、そいでも、ひっかって耳に残り耳から全身に廻り、身体が要求するもんだから、聴き直しを繰り返し、離れなくなってしまう曲も当然ながら、ある。
    そーゆーのを2,3、ちょっと抽出してみる。

    モッズボックスの「Nevada Joe」(Johnny Lover & The Destroyers名義)はモッズっぽくカッコええなぁ、
    とか、スカボックスの「Carry Go Bring Come」(Justin Hinds & The Dominoes)はやっぱ胸キュンするわ、
    とか、ロックステディボックスの「You're Gonna Need Me」でのErrol Dunkleyのまだガキの声に持って行かれそうになるわ、
    ラヴァーズボックスの「Rich In Love」(Glen Adams)の何の変哲の無さフツーさにノボせるわ、
    大歌手ジョン・ホルトの1969年「Ali Baba」もカッコいいリズムトラックにアラビアンナイトのアリババの話の歌詞(プリンセスとレゲレゲしたみたい・・)不可思議な気分になるわ・・・・・・

    ・・・・と、ほほんとしてたら、中村晃子の「アタック・シューベルト」(昭和46年)というアルバムがついに、ついに、ついに、CD化された。
    アタックシューベルト(紙ジャケット仕様)

    このアルバムに中村晃子の「白い恋の炎」(昭和46年)という曲がある。
    その筋でエラく持ち上げられていたものの、中古ですら、ほとんど手に入らず、2009年ようやっと「ジャパ・ヨーガク ~バババ~」というコンピでようやっと、日の目を見た。
    ジャパ・ヨーガク~バババ~ [Compilation]

    「白い恋の炎」(バッハ、トッカータとフーガニ短調BWV565をもとに作曲編曲が北村得夫・作詞は橋本淳)、もうぶっ飛びまくり、思わず、エマーソン・レイク&パーマーの「展覧会の絵」がオレの心のなかではオクラ入りしたほどである。
    それでも、このコンピ、曲と曲をノンストップで繋げたヤツなもんで、厳密には完全版ではなかったのであーる。バッハの分際で見事に1971年の東京、60年代という時代の嵐が過ぎ去ってしまったクラブの雰囲気をこれほど見事に描写できるとは。




    ちなみに、ジャパ・ヨーガク~バババ~ [Compilation]の評(にもなっていない)拙文がhttp://raijun.blogspot.jp/2009/09/blog-post_5004.htmlに残っている。

    2014年7月1日火曜日

    7月1日

    スワローズ大敗。アカンわ。

     泳ぎに行く。体重が68キロ台になったんで嬉しい。77.7キロに驚き、昨年8月より泳ぎ始めて、ようやっと、元の体重に戻ってきた。ポーアイの50メータープールにも、行ってみたい・・まあ、行くのは簡単だが、50メーターの途中で溺れるんが怖いの。

     安倍首相、大したもんである。ようやっと、これで、ようやっとようやっと、一歩。

     まあ、しかし、反対するんはエエが、ある言葉取り上げての勝手に連想ゲーム続けた挙句、感情的に高ぶっての、反対は、ホンマ止めた方がエエ。日本人は扇情されやすい人ばっかじゃないのであーる。反対なら、ちゃんと議会で過半数取れる政党を作って育てて政権とればエエのであーる。日本の革命家ちゅうたら、何度挫折しても思想や方法論そのまんまで60年も生き残れるのね。いい国じゃないですか。



     オートバックス行ったら、年落ちのポータブルナビが1万円しなかったんで、衝動買い。GPSがまともなことに驚く。いやあこれほど便利な世の中になっていたとは。声がうるさいし、命令されんの好きじゃないんで、常時使う気は無いが、郊外の道、特に山道迷った時なんか、使おうっと。




    ユピテル 5.0型 ポータブルナビゲーションYUPITERU drive navi YPL514SI


    2014年6月26日木曜日

    46位のチーム

     クルマが新しくなったんで、慣らし運転と称してムダに郊外走り回っています。

     軽自動車ながら17センチスピーカー4発(但し、全部ディーラーオプションの純正なんで)という環境で、低音出すのに、前のクルマほどさほど苦労しないで済むもんだから、トロージャンが昔出していた3枚組全50曲のコンピレーション、手持ちのヤツ全部まとめて、ランダムプレイで聴いてたら、Trojan Dancehall Box Setになぜか入っていた、最上級のどダブもどダブ、その名も、King Tubby's Rockers(ルーツラディックス名義)を見つけ、ついに一曲ループさせて、聴くようになってもた。元曲はホレス・アンディか自信は無い。
     ボリュームを上げれば上げるほど、音量を上げれば上げるほど、「静寂度」が高まっていく(矛盾したことを書いているが、そうとしか思えない)、あの感じ。なんで、こんな曲が、ダンスホールボックスセットに入っているか、不思議。



    Trojan Dancehall Box Set [Limited Edition, Import]


     まあ、東京ヤクルトスワローズファンとしては、サッカー日本代表のNETの弱さ、つまり、FIFAランク46位ながらワールドカップ予選を戦わねばならない、というところがどうも他人とは思えず、まあ、FIFAランク12位ギリシャに1分けしただけでも、儲けもの、ぎゃははは・・・なんだろうな、と思っていたら、サッカーファンはV9時代の驕り高ぶった読売ファンないしはオープン戦がバカみたいに調子の良いシーズンにおける空騒ぎ大好き阪神ファンレベルで、一次リーグ突破するのがアタリマエという前提で個人攻撃やらチーム批評しているんで、FIFAランク46位という事実を忘れ、何という身の程知らずというか、やっぱし、サッカーはまだまだ日本においては途上のスポーツであって、「弱いチームを自分のひいきにした時の楽しみ方」というのが確立していないんだなあ、と思うワケである。

     もちろん、往年の広島カープや阪神タイガースがしばしば行ったように、「負けたら観客みんなで暴動しウサを晴らす」のもある。こっちのは、野球よりサッカーに似合っていると思うが、テレビで観たら、なんか、けなげに、みんなでゴミ拾いしていたんで、オレのサッカーファンに対しての?はよりデカくデカくなるわけだ。

     なんちゅうか。元々、投手の主力3人がケガでいつ帰ってくるかわからない上、小川ライアンが抜け、畠山が抜け、バレンティンが抜けという今の状態で、まあ、今季のヤクルトスワローズが5位(DeNaが補強したりしているので、6位もありうる)でCSに出られない、けしからん、球団が悪い監督が悪いコーチが悪い選手が悪い、というようなものじゃないか、と思うわけである。

    2014年6月10日火曜日

    Conquering Lionにどっぷりする

    泳ぎに行く。少し遅い時間だったんで、空いていた。
    クルマのカーステ外したんで、クルマでは音楽聴けず。

     帰って、Yabby You(本名ヴィヴィアン・ジャクソン)の「JESUS Dread (1972-1977)」というどルーツもどルーツな曲ばっか入ったコンピレーション流してたら、「Conquering Lion」にどっぷりする。
     もちろん、ダブバージョンの次のFisherman Special(Tommy McCook and Don D. Jr.名義)にもハマる(え?Don D. Jr.ってドン・ドラモンドのジュニアなんか?)。
     もちろん、もちろん、次の次のDJヴァージョン、Yabby Youth(Big Youth and Vivian Jackson名義)にもハマる。
     もちろん、もちろん、もちろん、次のポコポコ音効かせたダブBig Youth Fights Against Capitalism(King Tubby名義)にもハマる。
     もちろん、もちろん、もちろん、もちろん、10曲目の別歌バージョンGod Is Watching You(Dicky Burton名義)、
     もちろん×5,11曲目のオーガスタス・パブロのメロディカぶっこんだ、Pablo Dread in a Red(Augustus Pablo and Vivian Jackson名義)、
     もちろん×6,またもやダブバージョンの12曲目King Tubby's Rock(King Tubby名義)
    にもハマる。

     単純過ぎるが、全部おんなじConquering Lion」という曲のいろんなバージョン。






    なにせ、2枚組CDで全47曲も入っとるコンピレーションだ。他にも、「Conquering Lion」リディムのやつ、あるかもしれんが、聴いてないんで確かめていない。なんとなく、ごめんなさい、と謝っとく。


    Jesus Dread (1972-1977)

    買ったんは、大昔で、それが証拠に、出したレコード会社は潰れ、廃盤状態で、うはははは、高値がついとる、買ってすぐ聴いてあとほったらかしにしていたんだが、まあ、人生こういうこともあるわけである。どうしてもアルバム聴きたいという人はiTune Music StoreでもAmazonのmp3でも買えるから、まあ、ボロボロの高い中古CD手に入れる前に。


    さすがにオレの苦手などルーツ、それも同じのバージョン違いばっか聴いてお腹いっぱいになったんで、メロディカ親父オーガスタス・パブロ名義では、名曲中の名曲というか、大キライなパブロ親父の中でも数少ない大好きな「Upfull Living」の、メロディカ浮遊ふわふわな曲でお口直しする。


     

     ヤビー・ユーという人は、イエス・キリストもドレッドだということを提唱したらしいんだけど、ルーツ好きの善男善女のみなさんはどう思われますか?

    2014年6月9日月曜日

    2014年6月9日

     今週末、納車、ちゅうことで、カーステ外してもらった。新しいクルマにくっつけてもらうためだ。あわてて、Karoのシザルマットも注文したが、まあ、間に合わんだろう。

     先週、4日ぶっ続けで泳ぎに行ったせいか、ほわほわしてしもうて、昨日、今日とプールサボる。
     
     半袖にしたら、ぶかぶか。プール通いの効果で、元のLサイズのカラダに戻ってしもうたがな。この春、Lサイズの服、全部処分し、XLの人生を歩むことを決心したところなのに。

     テレビ、どこ、(注 チャンネルを)ひねってもAKB、AKB云うてるこのタイミングでしかし、アイドリング!!!、25号後藤郁が卒業してしもうたがな(6月7日)。アイドリング!!!には珍しい正統的な美少女であったが、ず~~~っと、何かにキョドっていた。卒業ライブではどうだったか知らんが、オンデマンドの#1131でも、キョドっているから、それはそれで、スゴい。スゴいことはスゴいんだが、やっぱ、一発どっかで突き抜けたとこ見たかった。なんか、惜しい感じがする。
     あと、オレの唯一の希望はNEO期の古橋舞悠だが、こんだけ、毎週毎週MCやメンバーから集中砲火を浴びていると・・・いやいや、タフになるべく「育てて」いるのだろう、きっと。

    一回の選挙で227万票37億円が乱れ飛ぶアイドルグループもしんどそうだが、年功序列終身雇用制でしかも体育会系のMCに仕切られるアイドルグループも、また、しんどいもんである。

    2014年6月4日水曜日

    6月4日

     あっという間に6月だ。この前暑いと思ったら、今は雨というか嵐。

     不思議なことに、このブログ、更新しなければしないほど、アクセス数が増加するという不思議な現象があり、更新意欲の持ち方、というのが非常に難しいのである。この前、ちょっと見たら、600も行ってた。なぜか海外からが多くなるのである。ちゅうんで、天安門。天安門事件。これでガクッと減るんであろう。

      夢の様な打線も、ようやっと落ち着き、チャンスに弱い元通りの打線に戻る。そいでも、石川カツオで勝つ。  今日はここまで。  

    2014年5月19日月曜日

    タイムマシンあっても、「はっぴいえんど」になんか、会いたくもない

     あっという間に、5月も後半。

    しかし、今年こそは、プロ野球という時間ばっか食いストレスしか感じない、ケッタイな趣味から自由になれると思いきや、東京ヤクルトスワローズが6連勝、同率4位というありさまだ。もちろん、心の底から喜びたい、でも、でも、でも・・・である。正直、怖い。DeNa3連敗して、せっかく、「負けてもともと」という境地に達したというのに、どうすればいいんだろう?


    読書メモ
    ・悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東

    悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東 (幻冬舎新書)



    海音寺潮五郎の「悪人列伝」のいわば世界編。
    オモロい。
    スターリンと毛沢東は馴染みなかったし、共産党という組織独特のルール(おそろしいよ)もあんまし知らんかったので、それはそれで、オモロかった。共産党では分派活動したら、粛清されても文句言えないんだ。
    でも、やっぱし、悪役としてはヒトラーが一番だろう。ナチスが議会で過半数取れなかったのだが、「ある手法」を使って、現議席数のまま、過半数を取ってしまうところ(まあ、有名な話であるが)、背筋がゾクッとくる。あと、そうやって「ドイツ」を手にした後の粛清が、三島由紀夫の戯曲で有名な「長いナイフの夜事件」だ。ナチスの中の極右と極左の両端を一夜のうちで粛清して、ナチスを「中道」にしておいてからは・・・。ナチスは極右でもなんでもないのである。ヒトラーこそは民主主義を骨の髄まで知り尽くし、民主主義を骨の髄までしゃぶりつくした政治家であろう。
    自分の気にくわない保守的な政治家を次から次へと「ヒトラー」呼ばわりして、罵倒して喜んでいると、きっと、とんでもないところから、「ホンモノ」が現れるよ。誰もが思ってみなかったところから、「ホンモノ」が。いやその前に、「スターリン」や「毛沢東」の方が先か。



    ・「本能寺の変 431年目の真実」読む。



    本能寺の変 431年目の真実 (文芸社文庫)



    最初かなり緻密に丁寧に史料を分析し、「おっ」と思ったが、「自説」を披露してからは、乱暴になり、史料や史実の都合の良い部分を抜き出しては自説の補強に務める。ま、よくあるパターンですわ。もちろん、「新説」であり、面白く、一挙に読めた。読めたんだが、読み終わって、なんかモヤモヤした気分。

    ・で、垂水の本屋ぷらぷらしてたら、なんと、「信長公記」の現代語訳があったんで、読む。


    現代語訳 信長公記 (新人物文庫)


    原文のヤツ、大昔、読んだんだが、かなが多く、人名が多く、3ページ読んだら寝てしまい、数ヶ月かかって読んだものの、内容が、あっという間に忘却の彼方へ。でも、「現代語訳」だ。もう、こんなありがたいと思ったことはない。もう、すいすいすらすらすいすいすいすい、まるで、乾ききった砂が水を吸い込むように、読めた。もちろん、注釈の方に首をかしげる部分がないことはない、でも、「本能寺の変 431年目の真実」読んで感じたモヤモヤに比べたら全然大したこと無い。

    ・創元文庫から出てて絶版状態で、ず~~~っと探していた「グリンプス」、ひょこり、新訳の文庫が垂水の本屋にあり、「信長公記」と一緒に。


    グリンプス (ちくま文庫)


    待たされたせいか(こっちが勝手に待っていただけだが)、読む衝動が消えてしまい、まだ、全部読んでいない。

    読み始めて、日本のロック史から、ジャッキー・吉川とブルーコメッツも弘田三枝子も寺内タケシも、ごっそり抜けててもみんな平気な世の中に、今、オレは生きているんだとなぜかシミジミ思うわけだ。だって、タイムマシンあっても、「はっぴいえんど」になんか、会いたくもないし。

     「可愛い嘘」の頃の弘田三枝子がブルー・コメッツか寺内タケシとかを従え、全曲R&Bのビッグブラザー&ホールディングカンパニーやジェファーソン・エアプレインが裸足で逃げ出すようなアルバムを作っていた・・・なら、もう、ね。


    2014年5月3日土曜日

    ファーストクラスおよびフェラ・クティのコンプリートボックス

     ひっひっふー。まあしかし。長い長いプロ野球シーズン、こういうこともあるもんだ。

     相手のエースの涙目みて、なんか、東京ヤクルトスワローズ、非常に悪いことしたような罪悪感すら感じる試合であった。
     サンテレビの広沢の解説、非常に不愉快になって、CSフジの方にチャンネル変えた矢先だったもんで。
     まだまだ、チームとして勝利は、「夢じゃ・・・夢でござる夢でござるよ」の状態では依然あるけどね。

      フジテレビの沢尻エリカ主演のファーストクラス、ちゅうドラマ観て、ほんま、なんで、こういうドラマ、とっとと作らんかったのか、と、つくづく思うわけだ。
     どうみても、私生活では一番性悪な沢尻エリカをシンデレラばりのけなげな下積み女にした時点でもう勝ちである。
     あと廻り佐々木希や菜々緒やらもう、オレのタイプばっかちゅうより、「非常にわかりやすい」美女揃えておってよかったよかった。
     しかも、沢尻エリカ以外全員性悪女させて、トドメにたぶん、沢尻エリカになんとか私生活でも勝てる感じの田畑智子。
     今夜なんか、たっぷり、沢尻エリカと佐々木希のツーショットが観れたのであーる。ほんまやったら立場逆やろ逆やろとツッコミ入れることも忘れ、思わず、イイね。イーねと横山剣が久々に憑依したもんである。
     こういうフツーのおっさんなら、誰でも思いつくこと、今の今までやらん。テレビ業界何しとったんか、ちゅう話である。剛力彩芽やらおっさんには、非常にわかりにくい美女ちゅうことですわ。要は。

      「お」フェラ・クティ(「お」は尊敬表現です)のCD26枚+DVD1枚の超弩級ボックスセット、2週間ほど前に届いて、ぼちぼち、聴いているが、このナイジェリアのえんえんだらだらの、スルメイカ・ミュージシャンの音楽、えんえんだらだら聴いてたら、60年代半ばからの英米ロックが何をしようとしてたかが、わかってしまった。そうか、そうだったのか。

     60年代半ばからの英米ロックが青筋立てて、目を血走らせながら、或いは、「ラブアンドピース」を叫びながら、壁に向かって突進していった挙句、死者まで出したりした中(そういう意味で確かにロックは危険な音楽ではある)(しかも、この時点でロックはもう死んじゃってるわけだ)、「お」フェラ・クティ(「お」は尊敬表現です、念のため)やニューヨークサルサのファニア・オールスターズなんかは、最初から、その壁のないところから、始めちゃってるわけだ。ふん、ふん、なるほどなるほど~。
     そういう中、日本は日本で「歌謡曲」というお得意のガラパゴス化に向かい、ジャマイカはジャマイカで・・・わからん、どうやっても、まだまだ、わからんわ・・・・。「お」フェラ・クティ(しつこいようですが、「お」は尊敬表現です、他意はありません)いっぱい聴けば聴くほど、なぜか、ジャマイカの音楽、いっぱい聴きたくなる、初夏の夜。



    2014年4月27日日曜日

    平成26年4月27日

     なんか、スワローズが勝っても、「夢じゃ・・・夢でござる夢でござるよ」の境地。

     次のクルマはホンダの軽自動車にした。今のクルマの車検切れギリギリ納車のリミットが今日だったんで、契約までしてきた。なにも強引に値引きするつもりはなかったが、「ここで、アカン云われたら、あとはもう、ミラショコラ(ココアの間違い)しか残されてないねん」とミラショコラ連発で、営業を笑わせ、「ホンダやったら、なんやかんや云うても本田宗一郎のホンダですよって」でトドメを刺しギリギリまで、値引きしてもろうた(もちろん、向こうの想定内であろうが)。

     本来、値引き交渉ちゅうのは邪道かもしれない、でも、日本では、こういうとこが、いわば、クルマを買うことのオモシロさの一つになってしまっているのでしょうがない。

     実際、今の軽自動車はスゴい売れているらしいのだが、実際、ワシらおっさんがいざ選ぶとなると、まあ困ったこと困ったこと。

     ここまでやるか、ちゅうぐらいの燃費競争、ここまでやるか、というぐらいの装備、今度買うヤツですらベンチシートでクルーズコントロールまでついている、アメ車じゃあるまいし、とか思うワケだ。最初はアレもイランこれもイランと思っていたのであるが、メーカーのHPで見積もりごっこができるのでやりまくってたら、遂に「プッツン」来て、ええええええい、全部ついとってかまへん、とクソ高いクソ高い最上級グレードにした。10年乗れば、年間数万の差である(まあ、このロジックでいかにオレが無駄遣いしたことか・・)。

     ワゴン系はヤンキーという強い固定観念を持っているし、しかも、軽自動車といえ、今や広大な空間が用意されている。あの広大な空間をせいぜい、粗大ゴミ運ぶに便利やなあとしか思わないし(今の懸案事項の一つは、机と本棚の処分なのである)、ズボラなオレである、数年経てば、どうせ動くゴミ屋敷の様相を呈するに決っているんで、最初から買うつもりなかった。

     ワゴン系じゃない軽自動車は、ほぼ、ミラショコラはもちろん、ほぼ、若い娘さん仕様になってしまっておるか、あるいは営業車でよく見るようなヤツしか残っていない。

     ここでは熾烈な燃費合戦と若い娘さん若い奥さん向けにこれでもかこれでもかと、例えば車内に匂いの漂う香水みたいな感じのヤツの付録で勝負しとる(という感じがする・・あくまでも個人的な感想です)。実は今度のオレのクルマもそっち方面に振られており、ベンチシートや坂道発進補助装置とか見つけるたんびにケチつけたろうケチつけたろうという思いがもたげるたびに、「本田宗一郎本田宗一郎」或いは「F1で一等賞とったホンダ」「アイルトン・セナアイルトン・セナ」と言い聞かせ、商談を乗り切ったのである。

     まあ、どうであれ、大学時代の初代シティ、卒業後の二代目シティ以来になるホンダ車である。どっちもかなり大きな欠点があるにもかかわらず、オモロいオモロいクルマであった。今でも、いくつでも、いろんなエピソードを思い浮かべることができるほどだ。

     時代が時代だ、贅沢は言うまい、でも、ほんのちょびっとでもいい、ほんのちょびっとでも、当時の片鱗が今度のクルマからも感じられますように。当時の片鱗ってやつが、オレ自身に残っているかは、また別の話として。

     納車はまあ、今の車検切れの6月終わりになるだろうが、今のうちだけでも、「待ち遠しい」ことにしておく。

    2014年4月12日土曜日

    平成26年4月12日

     東京ヤクルトスワローズ、予定通り、小川以外ではやはり勝てん。

      プール行ったら、BGMでビートルズがかかっていて、もちろん、バチャバチャみんな泳いでいるのでかすかにしか聴こえないが、息切れを直している時、ひとり、ドレミファドンごっこした。

     不思議なことに、オレはアビーロード、LPで持っていないし、CDでも殆ど聴かないのであるが、LPでのB面、特にGolden SlumbersからCarry That Weightの流れ、Carry That WeightにYou Never Give Me Your Moneyがはさまるとこなんか、しっかり覚えており、中学生の時、友人宅聴いただけなので、やはり、若い時の記憶って凄いのね(と、思って、今、iTunesで聴こうとしたら、再生回数14も・・・。数年前、CDボックス買った時、なぜかGolden Slumbersにハマってバカみたいに聴いたこと忘れていた)。
     しかし、年とったせいか、若い時大好きだったホワイトアルバムやラバーソウルやリヴォルヴァーより、アビーロードのB面が心地よく聴けるようになった。
      でも、やっぱ、ビートルズで一番好きなのは、中学生の頃からずっと、ファースト(あえて日本盤の、と注釈をいれておく)一択、ですな。

      今週は忙しかった。ちゅうても、ゴミ出し等肉体労働であったが。粗大ゴミを布施畑へ運び、紙ゴミ(これが大量にある)をなぜかナナという道の駅に設置された市の紙ゴミ集積所まで。クルマ、ばうばう云うてましたわ。


      6月車検までに、新しいクルマ買うつもりで、そろそろ物色しとる。
     しかし、今のクルマ、どのクルマも猫も杓子も燃費燃費ばっかで買う気が失せる。
     あと、CVTCVTで、マニュアルシフトの設定すらないのが多く、驚く。
     しかも、あっても、スイフトスポーツやフィットRSとか。基本クソ高い。
     じゃ、軽自動車で、エエわと思い、あれやれこや探してみたら、最近は見積もりまでHPでできるみたいなので、やってみたら、軽自動車で軽く170万超えだ。なんか、スゴくアホらしい気がする。初代アルト47万、初代シティ68万円の精神はどこへ行ったんだろう。
     じゃ、外車は、というと、頼みのミニはモデルチェンジしたんはエエが幅が広がり、全部3ナンバーになってもた。  
     なんか、世の中に取り残された気分。まあ、この30年ほどずっと、その気分だが。

    2014年4月6日日曜日

    7回8回9回で13失点 で ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート(45周年記念スーパー・デラックス・エディション)

     寒い、喉が痛くなった、プール行くの休んだ・・で、これ以外、今日は他になーんもありませんでした。だから、今日はぐっすりと眠れそうで良かったです。今日は他になーんもなかったので、「神宮での試合に限って、先に10点取った方が勝ちにしたサドンデス方式がエエんとちゃうか」、とか思ったりするわけありません。先発3人中継ぎ6人抑え1人計ピッチャーあと10人欲しいとか、も思ったりするわけありません。ましてや、むしゃくしゃした気分なんか、感じるわけがありません。



     音楽ネタ(昨年10月から聴いた音楽、だいぶ感想たまっているんで、無理矢理にでも書いとこと思う)

     
    ホワイト・ライト-ホワイト・ヒート-45周年記念スーパー・デラックス・エディション-ヴェルヴェット・アンダーグラウンド


     ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのセカンドのスーパー・デラックス・エディション

    ホワイト・ライト-ホワイト・ヒート-45周年記念スーパー・デラックス・エディション-ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

     ルー・リードが亡くなってずいぶんになる。

     昨年末、「ええぃ!香典がわりじゃい!」とHMV(CD、最近は買い方によっては、Amazonで買うより安いことが多い)で、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファーストとセカンドの「スーパー・デラックス・エディション」を買った。

     ファーストは6枚もCD入っているが、Nicoのアルバムやらが混ざっているし、そもそも、デラックス・エディション持っているし、そいでも、残り3枚のセッションやリハーサルと1966年のValleydale Ballroomで行われたライブが、入っているから、まあ。

     問題はサード。1968年発表。世界史的にも若者にも象徴的な「年」である。

     オレは唯一、苦手なアルバムであった。
     その原因は、「シスター・レイ」ちゅうクソ長い曲が入っているからだ。
     17分超えだぜ。
     ヴォーカルも入っているが何いうとるか、ワカラン。
     初めて聴いた(数十年前)時ですら、途中でヤンピして、以来この曲よけてアルバム聴いていた。
     自慢じゃないが、人生、まだ、シスター・レイ、一度も最初から最後まで聴いたことなかったのであーる。


     あとルー・リードの歌詞というのは、リサやらキャロラインや出てくるが、フツーに「女」と思ったらアカンわけで、マツコ・デラックスやミッツ・マングローブみたいな方々のことで、つまり、人称代名詞三人称女性単数主格であるとこの「SHE」自体、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌詞の中では、女とは限らず、かと云って男とも限らない(両刀使い、というのも世の中にはおることを忘れたらアカン)ワケで油断できんのであーる。シスター・レイちゅうて「サウンド・オブ・ミュージック」に出てくるような修道女のレイねえさんと、思ったらえらいことになる。

     「シスター・レイ」の訳詞(、http://barcarolle2009.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/sister-ray-5111.html)みると、案の定、エゲツないエゲツない世界を描いとるわけで、ともすれば、牛を引いて善光寺参りしかねないような善男善女の典型であるオレとしては、はなはだ、目をそむけなアカン世界なのだ。

     そんな世界のどーだっていいこと、胸くそ悪くなることをえんえんと、殆どノイズにしか聴こえないくぐもった音の洪水の中、17分以上もやられたら、聴く方は迷惑この上ないわけである。

     変な話、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは最初、「ソフトロック」として聴いた。ファーストの「日曜日の朝」「Femme Fatale」なんかは、もう、下手すれば、ボサノバアレンジされて、オシャレな女性歌手が洒落たジャズクラブでピアノ演奏で歌っていてもおかしくない。「日曜日の朝」もミレニアムの「5AM」も聴いて同じの気持ちよさじゃ、と思っていたし、今も思っている。
     
     ちゅうわけで、以来ずーっっっっっっと、敬遠していたワケである。つまり、シスター・レイが始まったら飛ばして他の曲(まあ、このアルバムにはほとんどこの手の曲ばっかだが、そいでも、17分もない)聴いてたワケだ。

     さて、このスーパー・デラックス・エディションの3枚目、Live at the Gymnasiumというライブ音源がオマケについているが、これのシスター・レイはエエ。心底、エエと思った。
     
     気持ちいい。
     それよりもなによりも、19分少々退屈せずに聴くことがでけた。
     
     だって、12月末に買って、もう9回も聴いているんだぜ。それが何よりもの証拠。
     約7,500円(昨年末HMVでの価格)の元は取れたと思った(今、Amazon価格ではこの3枚組約一万円だと、高すぎる)。数十年、聴けなかった曲を聴けるようになったんだから(もちろん、無意味極まりないが、そいでも・・)

     まあ、ダブばっか聴いてたおかげ、と思った。

     そいだけ。
     このスーパー・デラックス・エディションの感想は。
     以上。
     (我ながら、昨日分と同様、ワケのわからん感想文だが、こういうのでも書いていかないと、勘が戻ってこないのであーる)

     あと、The Gift はまだアカン。

    2014年4月5日土曜日

    19安打打てば楽して勝てる筈なんだけど

     東京ヤクルトスワローズ、勝つには勝ったが、フツーの敗戦の少なくとも4倍は疲れた勝利であった。最終回のカーペンター、1点に抑えたのは、100%運だけだぜ。  

     ジャッキー・吉川とブルーコメッツの問題作「G.S.R」。1,971年。
     グループサウンズ(GS)の有名曲をのカヴァー集なのだが、音が凄い。
     これぞ、ポスト・GSであり、メタ・GSである。そして、もっとスゴいことに、(当時の)ロックのパロディにもなっている。
     カヴァー集なんで、どの曲の歌詞にもメッセージなど見当たらないが、このアルバムほど、その音から、メッセージをビンビン感じたアルバムは無かった。
     そのメッセージを関西弁でオレなりに解題すると、「あんたらが崇拝してる欧米のロックの音なんか、ワシらが出そうと思えばすぐ出せる、その程度のもんやんけ」となる。
     当時、このアルバムが黙殺に近い扱いを受けたのは、不幸だと思う。ジャッキー・吉川とブルーコメッツにとって不幸なんでなく、ワシら聴き手にとって不幸なことだったんである。
     1971年、まさに時代の分岐点。
     
     

    2014年4月4日金曜日

    4月4日と須藤薫についてちらほらと。

     やめるのは始めるより難しい、とか思ったりする。

     Lサイズ、もう着れないし、おそらくこれから一生着ることもないんで、Lサイズやウェスト79センチのユニクロ製のヤツハーバーランドのユニクロに持っていく。リサイクルボックスというのがあったんで、そこに入れておいた。まあ、こういう感じでリサイクルされるみたいだ。オレのはまあ、ぬいぐるみの中に詰められる程度かもしれんが、まあ。しかし。
    ユニクロ製は二度と着ない(恨みがあるわけでなく、単にXLもLもカラダに合わないから)と思っていたのだが、さすがに、店内のレイアウトとその商品揃えに騙されて、つい、ロングサイズブリーフちゅうの買ってしまう。

    急激に寒くなる。
    東京ヤクルトスワローズで唯一勝てる投手小川が投げたんで、勝つ。金村某に「1強4弱1圏外」といわれ、例年なら、「何を!!」となるんだが、今年ばっかは頷かざるえない。だいたい、バーネットもケガで戦線離脱するし。まあ、オレはバーネット突然キレたようになるから、抑えとしては向いていないと思うから、まあ、エエけど。

    須藤薫「TENDER LOVE」、クルマの中で聴く。

     須藤薫(http://ja.wikipedia.org/wiki/須藤薫)のアルバムはこれが始めて。昨年3月亡くなった須藤薫、ファンの方なら、もっと先に聴くべきアルバムある、とお思いかと思うがしゃあない。「つのる想い」(http://www.dailymotion.com/video/x6nvcs_つのる想い-須藤薫_music)に惚れてしまった。

    数年前、
    音壁JAPAN
    という和製フィル・スペクターサウンドばっか集めたオムニバスで一番回数聴いたのは、須藤薫の「つのる想い」であった。もちろん、「夢で逢えたら」「雨は手のひらにいっぱい」「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」なんかは、もう、さんざんハマった後ということもある。最初聴いてから、もう夢中になって聴いた。

    ひょっとしたら、このオムニバスで一番「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」や「夢で逢えたら」と並んで、フィル・スペクターフィル・スペクターしてるんじゃないのか?

    もちろん、これが80年代初頭なら、全然ビックリせんかったが、1989 年なら別だ。しかも、大滝詠一や山下達郎杉真理なんかの作曲なら、ビックリせんかったが、なんと、あの小西康陽。ピチカート・ファイヴの人だ。
     ビックリ、ビックリでいつかアルバムも聴いてやろうと思っていたのだ。

    で、アルバム通して聴こうとしても、どうしても、いつのまにか、「つのる想い」ばっか聴いている。他の曲は、「つのる想い」ほど徹底してフィル・スペクターしていない感じがした(まあ、当たり前と云えば当たり前)。


    須藤薫・TENDER LOVE





     
    1. Tender Love
      11はBONUS TRACK



      1. つのる想い
      2. Sugar Romance
        • 作詞:神沢礼江/作曲:和泉一弥/編曲:小西康陽
      3. 春の陽射し
      4. トーチ・ソング
      5. ふたりのシルエット
        • 作詞:須藤薫/作曲:新井正人/編曲:小西康陽
      6. 最後のD.P.E.
      7. おねがいラヴァーマン
        • 作詞:神沢礼江/作曲:篠原太郎/編曲:小西康陽
      8. 恋のマニュアル・ブック
        • 作詞:林勇/作曲:篠原太郎/編曲:小西康陽
      9. 去年の夏
        • 作詞:林勇/作曲・編曲:小西康陽
      10. 冬のゴスペル
        • 作詞・編曲:小西康陽/作曲:篠原太郎
      11. さよならYESTERDAY
        • 作詞・作曲:児島由美/編曲:小西康陽

    2014年4月1日火曜日

    4月1日

     昨日の笑っていいとも最終回観て、爆笑問題の大田が大キライになり、田中が大好きになった。田中、ホンマにみんなのスピーチ聴いて本気で頷いていた。あのカオスの中で。
     田中よりもっと驚いたのは、タモリで完全に自分の存在そのものを消していた。
     大田は、反抗したいけど反抗するものが見つからないから、反抗してもいいものだけに反抗して見せてるだけ。テレフォン最後のたけしの表彰状みたいな野垂れ死にを覚悟した芸人しかみせない凄みがない。

     
    昨日のやつ見てもうおわかりかと思うが、実はオレはタモリの隠し子だったのである。

    A女E女がAKB48レギュラーでゴールデンで復活するらしい。

    東京ヤクルトスワローズがMLBの買収に成功した。また、これに伴い、大リーグ配下の選手すべてが東京ヤクルトスワローズでプレイする権利を有することをNLBが確認した。

     ・・・と、エイプリルフールねたを考えたが、あまりにも、あまりにも、つまらな過ぎるんでやんぴ。

     3つ目なんか、今日は負け試合だったんで、どんどん妄想が膨らみ、膨らんだ挙句、スワローズのユニフォーム着たマー君が讀賣相手に完全試合するよりもやっぱ、負けてもいいから小川ライアンを観たい、ワケのわからん大リーガーのホームランよりも、ヴァレンティンのホームランを観たいし、やっぱ畠山の三振を見た・・・くない見飽きた見飽きた、せっかくこのところ、あんまし三振していないのに・・それよか、青木宣親じゃ青木宣親、フライドチキンぐらいしか産業のないケンタッキーの糞田舎の大リーガーなるぐらいなら、帰ってこんかい・・・と収拾がつかなくなって困った。
     
     広島に負ける。今、畠山、メチャクチャ好調なのに、なあ。

    2014年3月31日月曜日

    平成26年3月31日

     父親がとうとう仕事を終わることになり、バタバタするかと思いきや、半年前から、引き継ぎをする準備を始めていたおかげか、比較的すんなり。まあ、事務処理や経理処理担当法務処理担当の母親はてんてこ舞いしていたが。父親はこの一週間ほど、毎日、花束一杯もろてきてはった。

     オレとしては、激務でかなり神経を使いしかもほんま24時間待機が基本のこの仕事、この年齢までよく勤められたと思う。

     小学校一年の時に今の場所で父親が始めたんだが、当時は、高度成長まっただ中、今は人通りがまばらで老人が多い町も、当時はなにせ、ぎんぎん働き盛り、とギラギラのその奥さん、やんちゃなそのガキ、その喧噪で町はあふれていた。

     家に帰ると、まだ仕事中だったら、嵐の中・・・というよりいきなり洗濯機の中に放り込まれた感じ、とっとと逃げ出さないとこっちまで脱水機にかけられてしまう。しかも、仕事の時間外は一家団欒食事中も深夜早朝連休中もお構いなしに電話がかかってきて、そのたんびに、親父はとんでいった。休日の父親とドライブ何度すっぽかされたことだろう。何度楽しい一家そろっての楽しい食事が電話一本で一変、緊張の場になったことだろう。

     それから50年(正確には49年と何ヶ月だが)、親父がその仕事を続けることも恐ろしいことだが、もっともっと、恐ろしいことに、ぎんぎん働き盛り、ギラギラ奥さん、やんちゃなそのガキがやはり50年親父と共に年を重ね、やはり、親父のところへ来ている方々が多いことである。
     
     もちろん、さすがに「ぎんぎん」「ギラギラ」「やんちゃ」という形容詞で飾ることはできない状態になっているが。そいでも、何かあれば、同じように親父のところへ来る。 
     この少なくない方々の存在が、親父にとって、この年齢になるまで、なんとか仕事を続ける強い心の支えとなったし、言い方が誤解を招くかもしれんが、このことこそが、この仕事の最も「おいしい部分」(いわゆるレイバーオブラブのこと)だったんだろう、と最近になってやっと思うようになった。

     しかし、なんとまあ、「しあわせな」父親だろう。
     また、この「しあわせな」状態を50年も維持してくれたスタッフの方々には頭が下がる。息子のオレですら付き合いに困ることの多いあの癖の塊のような親父相手に50年も、だ。ひたすら、手をあわせるのみである。(「しあわせ」はこの仕事では禁忌にあたるが、どうしても使いたかった)


     オレなんか、最もその職業に先天的に不適格に生まれた上、しかも、不適格になるように不適格になるように、生きてきたので、その仕事に就くこと、つまり、跡を継ぐことは無かったが、ちょびっとだけ、そう、ほんのちょびっとだけ、羨ましいと思う。

    2014年3月29日土曜日

    ボブ・マーリィの「Soul Rebel」

     なんか、ディーラーに車検三ヶ月前無料点検というのに、持っていく。さすがに、10年目のクルマ、三ヶ月後の車検の見積もりが25万超える。ガスケットがいつ飛んでもおかしくないし、プラグは寿命、マフラーもいつ錆び落ちるかもしれんし、ブレーキパッドもすり減っていつ無くなるかもしれん・・とのこと。でも、車検までは大丈夫ということみたいである。次は、レギュラーガソリン仕様のマニュアル車に乗りたい。

    そろそろ、桜が咲き始めてる。
    東京ヤクルトスワローズは負け。まあね・・・。
    浅田真央が優勝する。








    久々に、ボブ・マーリィの「Soul Rebel」聴く。もちろん、リー・ペリー、プロデュースの方。
    超強力で図太いベースライン(注 イコライザーで低音強調してます)に導かれるように、ボブ・マーリィの声が乗る。まさに快感。トリハダなんか立たない。むしろ、リラックスしすぎて、毛穴のひとつひとつが開いて、そっから、音を吸い込んでいくような感覚(鳥肌が立つ、という表現には、ホンマ飽々している)。ひたすら、気持ちイイ。

    やっぱ、フツーに歌がうまいなあ、と思う。オレが彼を好きなのはその一点だけである。

    だから、なぜ、同じ天才的な歌手、弘田三枝子(もちろん、美空ひばりでも遠藤舞でもいい)と同列に語られたことがないのか。

    ボブ・マーリィの不幸は余計な付加価値(たとえば、佐村河内某だと原爆二世とか耳がとか、小保方某なら割烹着とかリケジョとかヴィヴィアンウエストウッドとかにあたるもの)があまりにも多く、ジャマイカがラスタが暗殺事件がガンジャが、と音楽とまったく無関係(言い切るもんね)なところばかりになぜか「感動」(オレなんかは難しくて成功したこと無い)して、わかったフリになっている連中がいかに多いことか、だいたい、音楽聴いて「好きか嫌いか」以外、何が理解できるというのだ? 音楽を聴くのに知識なんか必要無い筈である。必要と思っているとしたら、おおきな勘違い。

    ヒドいのは、知識をつめこんで、理解しきった気になって、挙句の果ては政治を語りだす。1973年以来ずーっっっっっっと、それが続いているんだから。ウンザリ。

    こういうお決まりみんなニコニコ予定調和なボブ・マーリィ観に反抗、それも、魂レベルからレベルせなあかんし、他人の言葉(ラスタやガンジャとかバビロンとか)じゃなくちゃんと自分で聴いて、自分の言葉を見つけ、冒険せなアカンのではないのではないか。

    だから、佐村河内某や秋元某にダマされるんである。

    フツーにうまい歌手の歌聴くフツーの人の感想で、いいじゃないか。
     昔ジャマイカ行った時、「ボブ・マーリィはジャマイカの国民的英雄だろ?」「いや、国民的歌手やで」ちゅうてジャマイカの兄ちゃんも云うてた。


    オレの感想は、「Soul Rebel」、フツーにイイぜ!!! 
    次は、伊東ゆかりの「恋する瞳」聴こうっと。

    2014年3月28日金曜日

    平成26年3月28日

     人生、今を大事に生きなければならない。未来よりも、「今」である。過去よりも、「今」である。それが、若さというものである、青春ってもんである。若いってすばらしい、じゃなく、踊り踊るならちょいと東京音頭。
     
     うほほーい!!!
     勝てた。いや、勝った。いや、勝ちまくったぞーい。ばんばんじゃーい。よっしゃ、もう一回、東京音頭歌ちゃえ。

     今年は小川が投げていて、ルーキーが初打席初球ホームラン打ち、2回終了時までで8点差をつけ、バーネットが出てこず、なおかつ、相手が横浜なら、勝てることもある、ということがわかっただけでも収穫であった。3回で4点差相手讀賣じゃ、ウチでもアカンと思う(ココロが全然こもっていないけど、まあ、慰めですわ)。

    (実は昨日、プロ野球の連敗記録を調べていた)。
     
     

    2014年3月22日土曜日

    平成26年3月22日

    またもや、時事ネタ。苦手なのだが。

     オバマを豊臣秀吉とすると、プーチンは北条氏直ちゅう感じ?となると、クリミア半島が名胡桃城で、ウクライナはさしずめ真田家・・・・・小田原征伐にはまあ、ならんやろうけど、経済制裁とかはまあ、兵糧攻めみたいなもんだから、でっかいでっかい小田原城包囲するんはEUは前田家あたりな感じだろうし、中国は仲の良かった徳川家、日本は伊達政宗みたいな感じでワザと遅れて十字架(憲法9条のこと)背負って参加・・・(春ですなあ、アホなこじつけ、というか妄想が止まりまへんわ)。まあ、だけど、オバマ、ケチだから、茶の湯やらしてくれへんやろうな。

    2014年3月21日金曜日

    3月21日

     なんだ、これは!!! 笑うしかない。

     苦手な時事ネタいっぱつ。

     ワシらは身にしみて知っているが、だいたい、理系女子はブスばっかりなのだ。でも、あまりにも少数なので、理系男子からモテまくりもんだから、勘違いしがちである・・・今回の彼女はその例外と云えない。それだけな、気がする。そやけど、マスコミが興奮のあまり、一番重要なそのポイントに目をつむり、ヴィヴィアンウエストウッドや割烹着云々まで取り上げて、持ち上げまくっといて、今度は手のひら返しで・・・ヒドい話である。

     まだ、30,今の仕事続けた方がエエと思うし、この程度で、これからのチャンスをすべて取り上げることはない気がする。クスリで捕まった芸能人(彼女に対するバッシングは、これ以上)じゃないのだから。
     
    (時事ネタおわり)

     ちゅうようなこと、昨日更新した筈なのだが、どっかいってもた。

     寒い春。プールに行く。今日は休日のせいか、けっこうバラエティに富んだ顔ぶれで、けっこう、いいヴァイブレーション(なぜ気がつかなったのだ、プールも海同様、「波」があるんである)。泳ぎ、と思うからアカン、自分で波を作ってそれにノると思いなさい・・・。

     NHKのNewsWebという番組があって、なんか、ツイッターと連動していて、御存知のとおり、ツイッターちゅうたらバカになるメディアとして有名で、どんな事件があっても、「・・祈ります」「・・願います」という語尾にしてツイートしとけば、カッコついてしまうもんだからそればっかになってもて惨状を呈しているが。

     ただ、今日は、大滝詠一追悼特集。今日は、ツイート見て、思わずヒザをポンと叩くこと多かった。そうなのだ、音楽の感想こそ、どこぞのブログ(たとえば圧巻参観)みたいにダラダラ書き連ねるより、ツイートの字数制限内で、短くビシッと書いた方がエエ。

     オレは特に、ゲストの湯浅学氏の「(大滝詠一は)いいリスナーであった」が印象に残った。
     あたりまえであるが、オレはいいミュージッシャンにオレはなれないし(なろうと思ったことはないが)、もちろんのこと、オレはいい音楽評論家になれん(なろうと思ったこと無いが)、ただ、いつもきまって貧乏なオレですら、「いいリスナー」にはなれるのである。
     ホンマ、音楽聴いて何年にもなるが、「いいリスナー」はホンマ少ない。ただ、音楽、聴いて、いいか、悪いかじゃなくて、好きか嫌いか自分で決断すればいいだけなのだが。

     ・・・で、「A Long Vacation」今、聴き直しているが、やっぱ、アカン。

     バカみたいにこのアルバム聴いた大学時代が思い出されるのは、まあ、イイが、当時のオレのアホさまで蘇ってきて、赤面してしまう。たとえば、ナイアガラ・トライアングルのどれかの杉真理、(すぎまり)って読み、大貫妙子あたりの女性シンガーと混同して得意がってそれこそ理系女子に会話してたことあったとか・・。

     やっぱりばか、ばかキリナシ、ぼくはバカ ばかひまなし・・・と「びんぼう」の節で歌ってみるのさ。

     

    2014年3月10日月曜日

    平成26年3月10日

     今年はじめてのいかなごのくぎ煮(もちろん、もらいモノ)、喰う。飯おかわりしようと思ったが、またブタになるんで、いっしょに飯一杯喰ったあと、あとはイカナゴだけを喰った。
     解禁後、さっそく、イカナゴ貰ったんだが、家族がいつのまにか全部喰ってしまった。2号線とJRの間に住んでたガキの頃、この季節になると、いかなごのくぎ煮、もう毎日毎日三食三食喰わされたもんで、たしかに、一度飽きたことがあったのである。

     結局、水着、この前紹介したスピードのヤツ、キャンセルして、ジェームス山のスポーツショップ行って、Arenaのヤツ、LとO、長考の結果、二つ買うことにした。まあ、体型がLとOの境界線だから、仕方ない。Lだとウェストぴったしだが、太腿尻がキツイ、Oだと太腿尻がぴったしだが、ウェストが余る。要するに、今のオレを「下半身デブ」と呼んでくれ。まあ、LとO、代わりばんこに使うことにした。そいで思ったんだが、オレの太腿と尻、特に尻肉の方だが、うまい具合、霜降り状態になっているんではなかろうか。

     

    2014年3月8日土曜日

    平成26年3月8日

     やっぱり、寒い。
     スワローズ、オープン戦初勝利。でも、6点差を終盤2点差まで追い上げられた。

     プールで泳いでいたら、水着の尻んとこが、ほつれてしまい、困った。
     最近、確かに水泳の甲斐あり、腹は凹んだ。でも、実は尻が・・。プールん中でジャンプすると、腹はもうたっぷんたっぷんしないが、代わりに尻がたっぷんたっぷんいうようになっていて、「はてな?」と思っていたところだ。プールでは、平泳ぎしか、泳げない、で、平泳ぎしか、泳いでいない、で、変な肉のつき方をしてしまったんだろう。

     インナーをつけているし、土曜日のせいか、プールの他の客、男ばっかだし、そもそも、オレは初老のオッサンであり、オレが他人のオッサンの尻に興味ないのと同様、オレの尻の破れなんぞ誰も観てない気づいていない筈気づいたとてなーんも思わない筈、なーんてこともなかったが、一応、早々に帰り、amazonでいろいろ水着を物色した。しかし、amazonで水着を買うの、めちゃくちゃ、買いにくいやんけ。

     今使っているヤツはamazonで57件もカスタマーレビューがあるVAXPOTというメーカーのサイズは一番大きい「O」、それですら、太腿のあたり、きつく感じていた。1990円のヤツだが、実働3ヶ月で破れてしまったことになる。まあ、こっちの尻がたっぷんたっぷんになったんだから、仕方ない。

     やっぱり、ちゃんとしたメーカーのヤツを買おうと思ったら、苦労しまくった。あるメーカーの男用の水着(女モンも含めどっと出てくる)、というサーチができない。また、amazon扱いは少なくて、配送料がかかる業者扱いのものが多い、いや多すぎる。そいで、商品説明が貧弱なので、バリバリの競泳用か、フツーのおっさんが水と戯れる用か、ようわからん。

     一応、メーカーのHPまであたって、スタンダードのヤツにした。
     バカみたいに時間がかかった。
     やはり、水着みたいなものは、自分の買うものが決まっている場合を除いて、amazonで買うより、近所のスポーツショップ行った方が多少高くとも、エエみたい。



    SPEEDO メンズスパッツ SD88S08

     
     ただし、amazonそのものは扱っていなくて、EC-JOYという業者からの送付になる。送料は無料だが、送付には数日かかるみたい。
     まあ、明日、スポーツショップ行ってみるか。

    2014年3月5日水曜日

    平成26年3月5日

     夜、なんかネコがシーズンを迎えたみたいで、ウチの庭に集合して、なにやら色っぽい声で泣いてたりする。
    まあ、春なんだなあと思ったら、また寒くなってきた。
    昨日一昨日と、プール休んだら、さっそく、2キロバーンと太っていた。で、泳いだ後、測ってみると、0.5キロプラスに戻っていた。体重いうたら、そういうもんみたいです。
    音楽、最近またも聴きまくるようになっているのだが、感想文、書くの面倒くさくて。


    最近、通り魔やらバス事故やらあったが、何が一番背すじ凍ったか、というと、ウクライナに突如としてあらわれた、「国籍不明の武装集団」(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA1Q05520140227)。これは怖いでぇ。国籍さえ不明にしとけば、なんぼ軍隊他国に送り込んでも、「軍事介入」にならんみたい。
    ウチの国でも、首相を右傾化右傾化ちゅうてイジメているうちに、数年後のある日突然、日活アクションに出てくる藤村有弘氏のような言葉を喋る兵士ばっかの「国籍不明の武装集団」に国会議事堂やら包囲されてしもたりして。でも、戦争でも何でもないから、誰もな~んもできないわけ。そうこうしているうちに、日本人だったのに国際的には日本族と呼ばれるようになり、国旗がいつのまにか代わり、国名も代わり・・・(SFばっか読んでたせいでなんぼでも発想が広がるんでここいらでやんぴ・・・非常にヤバいこと書きそうになる)。

    2014年2月28日金曜日

    伊藤智仁ピッチングコーチ

     なんとなく、久々にネットワークの調子がおかしく、まあ、あれやこれや、AirMacがらみで「IPv6の構成」を「リンクローカルのみ」にIPv6を実質無効化して、なんとなく、調子が良くなった気がしたんで、まあ、こいでエエか、という状態。

     伊藤智仁
    まあ、スワローズファンには忘れらない投手がおり、この数年のスワローズの体たらくっぷり満載の試合を観ていて、何度、嗚呼、こんなとき、伊藤智仁がおったらなあ、とため息をついたことだろう。

     BS1で下の番組観て、泣く。

      古田敦也のプロ野球ベストゲーム:株式会社NHKグローバルメディアサービス(G-Media): "第8回 幻のスピードスター 一瞬の輝き 1993年ヤクルト×巨人2014年2月28日(金) 全盛期わずか半年、それでも強烈な輝きを放つ新人投手がいた。 ヤクルト・伊藤智仁。高速スライダーを武器に巨人から16三振を奪い、セ・リーグタイ記録に並んだ。 ところが次の打席で篠塚になんとサヨナラ本塁打を浴び、新記録と完封勝利を一瞬で打ち砕かれたのだ。 その後、肘や肩を痛めて手術を繰り返し、長いリハビリの末、2003年に引退した。 女房役の古田は「今まで受けた中で最高の投手」と絶賛。伊藤の一瞬の輝きを古田が解き明かす。 【ゲスト】春風亭昇太さん(ヤクルトファン代表)、大友康平さん(巨人ファン代表)"





    この番組観て、オレの意識では、まだ、伊藤智仁がカムバックして、また、スゴいスゴいピッチングしてくれるという願望が深い深いところに眠っているのに気がついた。
    伊藤智仁一軍ピッチングコーチ、頼んまっせ!

    2014年2月21日金曜日

    平成26年2月21日

     あーなんべん、観てもエエ。天才が自分の天才を思うままにコントロールしまくっている様を観ることができたのである。メダルも点数もどーだっていい。

     生きてて良かった。






    しかし、あいかわらず、日本のマスコミって、なんで、こんな小細工ばっかするんだろう。ちゅうか、マスコミって自分らが「検閲機関」って思っているんかもしれん。ウチの国、実際は、ずーっっっっっっと昔から、自由にものなんか云えない社会かもしれん。


    森元首相好きでもなんでもないが。下の流れの文章から、ワンフレーズ抜き出して「真央ちゃん、大事なときには必ず転ぶんですよね」じゃ、ヒドすぎる。
    入試とかで文章の要約やらんかったんだろうか?

    冷静に読むと、森元首相なり(同意できるかできないかは自由)の冷静な分析。

    森元総理の発言報道に激怒して発言全文を読むと、ありゃりゃ??? | More Access! More Fun!: "それ全部やって一番最後に真央ちゃん。なんとか頑張ってくれと思って皆見ておられたんだろうと思いますが、見事にひっくり返っちゃいましたね。あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね。なんでなんだろうなと。
    僕もソチ行って、開会式の翌日に団体戦がありましてね、あれはね、出なきゃよかったんですよ日本は。あれは色んな種目があって、それを団体戦で。特にペアでやるアイスダンスっていうんですかね。あれ日本にできる人はいないんですね。あのご兄弟は、アメリカに住んでおられるんだと思います確か。ハーフ。お母さんが日本人で、お父さんがアメリカ人なのかな。そのご兄弟がやっておられるから、まだオリンピックに出るだけの力量ではなかったんだということですが、日本にはいないもんですから、あの方を日本に帰化させて日本の選手団で出して、点数が全然とれなかった。あともう皆ダメで、せめて浅田さんが出れば3回転半をすると、3回転半をする女性がいないというので、彼女が出て3回転半をすると、ひょっとすると3位になれるかもしれないという淡い気持ちでね。浅田さんを出したんですが。また見事にひっくり返っちゃいまして、結局、団体戦も惨敗を喫したという。その傷が浅田さんに残ってたとしたら、ものすごくかわいそうな話なんですね。"

    2014年2月20日木曜日

    弘田三枝子、「東京27時」 と、「the GROOVE ROOM suite: また恋におちてしまった~ダーリン・オブ・ディスコティック/Remixed by 小西康陽」

     真央真央真央!!!

     やったやったやったやったやったやったやったやったぁぁ(ジャンプ8つ分)。人生、やっぱ、浅田真央やでぇ。

     久々に音楽の感想文。

     さて、ごぞんじのとおり、オレは弘田三枝子が大好きである。
     ただ、唯一、聴いて、腹が猛烈に立ったアルバムがこれである。


    東京27時

     1. 東京27時
    2. レオのうた(readymade JBL mix)
    3. VACATION(ESCAPE mix)
    4. 可愛い嘘
    5. 子供じゃないの(ye[,]ye[,] mix)
    6. あなたがいなくても

     1999年、プロデューサーはあの小西康晴、リミックス盤である。
     いろんなへんてこな音あざとく入れまくってるわけだ。

     まあ、数年遅れて聴いたもんでリズムトラックが既に古くさくなっており、陳腐でかっこ悪くかっこ悪く聞こえてしまったこともある。でも、何が腹が立ったかというて、「可愛い嘘」(オリジナルは1968年筒美京平作曲橋本淳作詞)、「あなたがいなくても」(1969年「人形の家」B面  作詞:橋本淳/作曲編曲:川口真)というオレの大好きな大好きな曲を選曲していることである。

     筒美京平作曲なら有名なまだ、「うわさ」シリーズなら許せたろう、大ヒットした「人形の家」なら許せただろう、よりによって、オレが好きで好きで好きすぎて誰にも教えたくない「可愛い嘘」「あなたがいなくても」はないだろう。
     
     しかも、原曲の雰囲気も肝心の弘田三枝子の声も台無しにしとる方向の音作りである。

     まあ、「レオのうた」でよかった。「たまごの赤ちゃん」だったら、もう、許せないところだ。
     なんぼ、ピチカート・ファイヴで大儲けしたとはいえ、これはヒドいだろう。

    小西康陽、なんちゅうことするのだ

     である。

     だいたい、東京住んでいる時思っていたが、東京の私学出身特有の、あの、鼻持ちならない、特有の、金持ちぶった、オシャレぶった、いやらしさ、すら思い出して、猛烈に腹が立ったわけである。

    しかも、東京27時 バージョンの「可愛い嘘」、「あなたがいなくても」・・・めちゃくちゃエエんである。敗北感にうちめされる、とは、このことである。  そいで、風のうわさに、小西康陽のピチカート・ファイヴで弘田三枝子をフューチャーした曲がある、と聴き、まあ、気が進まないまま、冬の滝に打たれ修行するつもりで、ピチカート・ファイヴのアルバム、ブックオフとかで漁り始めた。あくまでも、冬の滝に打たれ修行するつもり、である。

     そいで、前感想文書いたと思うが、やっと、下のマキシシングルの一曲目、the GROOVE ROOM suite: また恋におちてしまった~ダーリン・オブ・ディスコティック/Remixed by 小西康陽の3分40秒からの弘田三枝子のダーリン・オブ・ディスコティックを見つけることができた。


    REMIXIES 2000 [Single] ピチカート・ファイヴ







    1the GROOVE ROOM;また恋におちてしまった|ダーリン・オブ・ディスコティック
    2ローマ
    3シェリーにくちづけ
    4ワン・トゥ・スリー・フォー・ファイヴ・シックス・セヴン・エイト・ナイン・テン・バービー・ドールズ
    5ダーリン・オブ・ディスコティック
    6パーフェクト・ワールド
    7ジョリ・バブリ・ラブリィ





     ここでの、弘田三枝子は久々の全開、フルスロットルでノリノリでゴキゲンである。重度のノイローゼ患者うつ病患者ですら、その長年覆いかぶさっていた暗く重いダランとしたものを一気に吹き飛ばすような、「弘田三枝子」の声そのものであったからだ。

     特に前半が野宮真貴のオシャレで思い切り気取った(注 悪口ではありません、褒めているのです)の「また恋におちてしまった」に殴りこみをかけるように、弘田三枝子の「ダーリン・オブ・ディスコティック」が始まった時には、まさに、オレの意識が異次元空間へワープをするかの如き感動があった。ノリまくった弘田三枝子の彼女特有のパンチ、パンチ、パンチの連続である。
     弘田三枝子はジャズに傾倒して以来抑えて抑えた唄い方が多かったもんだがら、久々に解放しまくった開放しまくった「無敵」の彼女を聴けることは爽快であった。

     弘田三枝子から弘田三枝子を引き出してしまうとは、嫉妬のあまり、やっぱり、腹が立つがしゃあない、

    小西康陽・・・ありがとう
     である。







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