2014年8月6日水曜日

8月6日

 東京ヤクルトスワローズ、勝つ、最終回、ヒヤヒヤもんであった。昨日、もう惨憺たる有様だったので、あんまし期待してなかったんだが。めちゃくちゃウレシイ。

まあ、ごぞんじと思うが、昨日の朝日
さすがに朝日新聞である。しかし、やっぱし朝日新聞である。



 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。
当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。
研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。

 女子挺身隊は、戦時下で女性を軍需工場などに動員した「女子勤労挺身隊」を指し、慰安婦とはまったく別です。当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました。


まあ、この反省の無さ・・・。 後者なんか、戦時中に生きとった人に聴けば、三秒でわかるはずなんだが。32年かかったか。
32年間ず~~~っと、このウソと誤用をつきとおし、しかも、そのウソをふくらませ、世界中に拡散し続けた。そして、今や、もう、取り返しのつかない状態になってしもうていることは?

まあ、あれほどラディカルでアナーキーだったオレが今、政府応援しているんが、なぜか、わかるだろう。
今日日、一つの国の政府なんかより、もっともっと、強大な力を持った、しかも、わかりやすい権力が他にあるからである。

今回のやり方つかえば、なんぼでもフツーの国のフツーの国民を怒りで冷静を欠いた状態に持って行くことができるし、そのベクトルを自国に向ければ簡単に革命ができるだろうし、そのベクトルを他国に向けたら、戦争なんか簡単に起こせるんであーる。同様に、平和平和と唱え、自国の防衛のプランをかたっぱしから潰し、侵略されやすい国にすることも可能だ。抵抗せず一方的に攻撃される状態はたしかに「戦争」とは云えないが。そんなのはウソの平和である。

21世紀の「ラディカルな意思のスタイル」を追求するのもエエが、強い強い力を持った誰かの「虚偽と誤用」に、ノセられたら、アカンと思うのであーる。
筒井康隆の「公共伏魔殿」を思い出した。もちろん、これは某放送局を題材にしているが、朝日新聞社も強大な闇が社内のどっかにあるんとちゃうか。

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