2016年5月6日金曜日
平成28年5月6日
このところ、ツイッターで、なぜか、60年代末期のサイケデリックっぽい時代の写真や動画見てたら、本来の安っぽさ、インチキ臭がなぜか、とても、本物っぽく、思えてきた。
あかん。
で、もっともっともっと、チャラチャラしてて、アホっぽく、うさんくさいもんを求めるようになってしまった。キャンプ!
まあ、そういう人間なんですわ。
ピチカート・ファイヴの20th Century Girl。もう、末期の曲に入るんだろう。調べてみるもんだ。画像が悪いけど、ダウナー系のサイケデリック風と思えば。
こんな動画見るの、初めて。
ピチカート・ファイヴは全然詳しくない、どころか、そもそも、活動してた頃、ジャマイカの音楽ばっか聴いてたんで、名前も知らんかった。数年前、弘田三枝子のダーリンオブディスコティック聴いて、慌てて、ブックオフで買いまくった。いくつかの曲は大好きになったけど、総じて、ちょっと、あわなかった。でもな、、やっぱ、この動画は、大好き。1999年あたりの動画なのに、1968年より、1968年1968年している。
ディスコやダンスでは、こういうファッションのねえちゃん、いっぱいいっぱいいっぱい、おったほうがテンション上がるねん、やっぱ、なんぼ、カロリーが高くても、添加物いっぱいでも、ジャンクフードが好きやねん。チクロとサッカリンで育った世代だ。
こんなファッションのねえちゃん、連れて歩きたいねん。助手席に乗せたいねん。
モテへんから、叶わぬ夢やし、叶ったら叶ったで、心がズタズタ、財布からっぽ、不条理なコンプレックス(たとえば、なぜ、山手線内に一軒家の持ち家がないんだろう、なぜ、幼稚舎から某私大付属じゃないんだろう、なぜ、ベンツのSシリーズかBMWの6ナンバー持っていなんだろう、なんで、不良の知り合いが少ないんだろう、なぜ、オレは吉川晃司じゃないんだろう、とか)まみれ、になるだけやけど、そいでも、ほれ、やっぱ、こういう、ねえちゃん、いっぱいいっぱいいっぱい、街におって欲しいねん。
ワシら(注神戸西部湾岸地域では、一人称単数です)はなあ、こんな日本にしてほしいの、こんな日本に住みたいの。こういう時代にならんかな、と思っているの。なんか、最近、若いおんなのこは、みんなアイドル狙ってるけど、「おいしさ」でいうたら、こっちの方が断然、エエ、と思うんだけどなあ。男は大変やけど。ヲタクも大変やけど、でも、がんばったらがんばった分、充実感あるでしょ。こっちは、がんばったらがんばっただけ、空虚になるだけ。
こういう日本にしようぜ。この程度でエエねん。・・・あと、憲法9条って憲法9条って、もし、なーんもせんと、どっかの国来たら、うちの国の憲法効力失ってそのどっかの国の憲法になるでぇ。うちの国の9条みたいなんないで。そこの国の「軍」の兵隊として戦争行かされるかもしれへんでぇ、オレはイヤやからね。それに、あの国、この安っぽさ、軽さ、理解できるとは、思えないのだ。あ、でも、チャイナドレスがあったか・・・。
2010年9月16日木曜日
ヤードバーズ聴く
ようやっと涼しくなったと思ったら、風邪がひどくなってしもた。ワケわからん。
スワローズ、5割復帰。
テレビは政治ネタと押尾とワケのわからん児童虐待ばっかなので、音楽ネタに戻る。
iTunes Music Storeうろちょろしてたら、ヤードバーズの「Putty (In Your Hands)」とか全然知らん曲見つけ、それがあまりにもカッコよかったので、買ってしまう。ヤードバーズ好きだったのは、今を去る30年前(おお!)の浪人時代あたりで、この頃、渋谷陽一がNHKでやってた番組の影響なので、あまり、デカいことは云えんし、未だギターが上手いというのはどういうことなのか、ワカランので、エラそうにも云えんが、「Putty (In Your Hands)」はカッコええ、と思いました。せっかく大発見した気分なのだが、YouTubeにフツーにあるから、困る。
ヤードバーズWiki http://ja.wikipedia.org/wiki/ヤードバーズ
約30年前の渋谷陽一によれば、ヤードバーズの末期、ジミー・ペイジ(当時、オレはレッド・ツエッペリンが好きだった)がおった頃があり、アルバムは2枚あって、一枚はとっくに廃盤、もう一枚のライブ盤は発売即回収ということで、「幻」とされており、もう、オレみたいな人間はその「幻」というだけで、フツーに手に入るアルバムそっちのけで、血眼でその「幻」のアルバムを追い求めたものである(多分、放送でアルバムまるごとかけてくれたと思う)。が、時は変わり、ジミー・ペイジがおったヤードバーズの曲はおろか、動画まで、YouTubeでフツーにあった。
ヤードバーズの中で一番好きな(好きだった)曲、「トレイン・ケプト・ローリン」もジーミー・ペイジがギターで・・・でもあんましカッコ良くないような・・・。
これは有名な映画「欲望」の中の「トレイン・ケプト・ローリン(ストロール・オン)」、こっちはジェフ・ベック・ジーミー・ペイジ、のツインリード。ザ・フーのピンチヒッターで出演したそうで、ギターメチャクチャにするのはやらせらしいが、そいでも、フツーにカッコええ。
これはジェフ・ベック時代のライブ。まあ、こんなのもあるから、今の青少年少女諸君は恵まれとる。カッコええ。。
ヤードバーズちゅうのは、エリック・クラプトン・ジェフ・ベック・ジミー・ペイジとスゴいギタリストがおったため、スゴい神格化されてしもうているが、おれのようにギター上手いか下手かわからん人間なんぞは、なんか、その神格化のご威光で聴いていたところがあって損したと思ている。スゴいスゴいヤードバーズの貴重な貴重な曲、を聴いているんだ、と力んで聴かずとも、このあと、ヤードバーズとほぼ同時期に活動していた、ザ・フーやらキンクスやらスモールフェセズやら、リラックスしまくり、寝転んで口半開きでよだれ垂れ流しながら、聴いても「カッコええ」と思えるバンドがいっぱいあって、「あのヤードバーズへの変な熱狂」はなんだったのだろう?とか思ったものである。
ジェフ・ベック、ジミー・ペイジのツイン・リードの「Happnings Ten Years Ago」の動画まであった! http://www.youtube.com/watch?v=0AF8yMx9SvE。
2010年2月19日金曜日
二月十九日
まあ、コケて銅メダルだから、コケなかったら、と考えそうになるけど、ウチの国は夏には平気で40℃越える亜熱帯の国なのだ、しかも、男子フィギアでは初のメダルなのだ。素直に喜んどく。織田信成選手、靴のヒモが切れるというアクシデント・・・まあ、残念だった。
話は変わるが、夕方クルマ乗っている時は、NHKーFMのミュージックプラザという番組聴くことがあり、特に月曜日のつのだひろ氏の歌謡曲、木曜日矢口清治さんの古めの洋楽がお気に入りなのだが、昨日、スイッチ入れたらいきなり、ジェーン・バーキンとゲンズブールの「ジュ・テーム」(Je t'aime moi non plus 1969年)が大音量でなったんで、ビックらこいた。
まあ、聴く人の品性を試す曲で、もちろん名曲中の名曲であることは歴史が証明しとるが、慌てて、ボリュームを絞ったオレは、さらなる修行の必要性を痛感したものであーる。
2010年2月9日火曜日
3ばか大将~外国TV映画 日本語版主題歌 、そして、「アッポ・しましま・グー」
せっかく新しい政党が政権とったものの、急激に古臭くなって行っとる。ちゅうか、昭和の自民党にどんどん似ていっているのはどういうわけだ?もともとキライな政党なのでアレやコレや言いたくないが、初心忘るべからず、やで。
昭和の御代、ワシらちびっこたちの楽しみのひとつに、海外アニメとかドラマちゅうのがあった。バッドマン、今でこそ、なんかめちゃくちゃ大層な存在になっとるが、当時のバッドマンは子供心にも幼稚やなあ、と思うぐらい、ペンギンがでてきたりナゾナゾばかり言うオッサンとか、しょうもなかったものである。
ちゅうような(バッドマンは入っていないが)海外TV映画の主題歌を集めたアルバムが出ていた。
あんまし期待しないで、聞いてみたら、ハマった、ハマった。ちゅうか、みた記憶ないのに、曲だけはしっかり覚えていたりして、たぶん、視ていたのであろう。景気のエエ曲が揃っている。最近はウソくさいウソくさい偽善をつめこんだエコ番組やらCMが多いので、げんなりしとるが、例えば、「宇宙怪人ゴースト」の主題歌なんか、聞くと、すかーーーーーっとする。あっちの主題曲にそのまま日本語歌詞をつけたものもあるが、作曲オリジナルのテーマソングが多いことに驚いた。
3ばか大将~外国TV映画 日本語版主題歌
このアルバムに収録されている曲(リンク先はYouTubeであったヤツ。動画入りのヤツもあれば、曲だけのものある)。
ソニー号空飛ぶ冒険/上高田少年合唱団
スーパーフューリーの歌/雪村いづみ
うちのママは世界一/楠 トシエ
ポパイの歌/楠 トシエ
ミスター・エド/上馬キリ子
じゃじゃ馬億万長者/森川 信、香椎くに子、小林和夫、若水ヤエ子 ほか
3ばかソング/益田喜頓、ハニー・ナイツ
名犬ロンドンの歌/田辺靖雄
トムとジェリー/梅木マリ、フォー・コインズ
クマゴロー/中島そのみ
キャスパーと遊ぼう/上原ゆかり
わんぱくフリッパー/東京少年少女合唱隊
ターザンの歌/児童合唱団
大魔王シャザーン/上高田少年合唱団
怪獣王ターガン/みすず児童合唱団
ペネロッピー絶体絶命/ケーシー浅沼、コールアモーレ
スカイキッドブラック魔王/大塚周夫
ドボチョン一家の幽霊旅行/ザ・ラニアルズ
ドッチャカベッチャカ/グリーン・ブライト
モジャモジャロック/グリーン・ブライト
お化けの学校/ザ・ラニアルズ
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あーしんど。まあ、探せばまだるかもしれんが、このくらいで。
YouTubeでは見つけられなかったが、最後から3曲目の「ドッチャカベチャッカ」というのが凄い。ナノダとかデシタという合いの手が入るのがワケ分からなくて、エエ。
ちゅうぐあいに、ふうふう云いながらYouTube探していたら、なんと、「アッポ・しましま・グー」(これは日本製の人形劇)のテーマを見つけた。
なんとまあ、 あの中村晃子が歌っている。
まあ、この番組がはじまった頃はもう人形劇見る年齢じゃなかったので、番組自体、たぶん、見たことないのだが、近所の低学年のガキが声を張り上げ、この意味不明の歌詞を永久リピートで謳っていたので覚えていた。歌詞に意味があるというのを今日はじめて知ったところである。
2009年12月31日木曜日
Sandra Loban - Make You My Man
レゲエねた。 1982年のSandra Lobanちゅうおネエちゃんの、ラヴァーズロック。ジャッキー・ミットーとシュガー・マイノットのプロデュースだそう。初めて聴くのだが、一発でヤラれてしまう。まだまだ、こういうエエ曲が眠っていると思えば、気が遠くなると同時に、変なファイトがむくむくともたげてくる今日この頃。
2009年9月3日木曜日
QuicktimeX、画面収録で音が出た!
スワローズ、ようやっとようやっと勝つ・・・。長かった。で、今度は讀賣戦か・・。しんど。
まあ、知っとる人は知っとるだろうが、この八月の終わり頃、MacOSが新しうなった。まあ、早速、上書きインストールした。
v10.6 Snow Leopardは、v10.5 Leopard(レパード)を正常進化させつつ、徹底したチューンアップを施したとされているが、それは決してマイナーバージョンアップというわけではない。使ってみるとたちどころに体感できるのだが、「Snow」が付くか付かないかで、まったく別のOSといっていいほどの進化を遂げている。Snow Leopardで、アップルは、これまでのMac OS Xの約90%に改良を加えたという。見た目の変化こそ少ないものの、その進化は、フルモデルチェンジそのものだ。
[From 生まれ変わったMac OS「Snow Leopard」の楽しい・簡単・キレイを最速体験(1/4)]
詳しくは上の記事とか見てもらえば、ええのだが、オレが楽しみにしとったのは、QuicktimeXの「画面収録」である。Macの今の画面をそのまま動画で収録してくれるという機能だが、MacではSnapsProとか高いソフト買わなでけへんかったのが、すーいすーいと行くというものである。今まで、オレもYouTubeにいくつか投稿しているが、変換変換の連続で、アホみたいに時間かかるわりにイマイチだったんで、アレだったが、こいで簡単になるわぃ、と思ったワケだ。ところが、だ。あれやこれややってみて、アカンわ、と思た。
さて、QuickTime Xの新機能で期待していた画面動画キャプチャ機能がいまいちだったので報告します。
「新規画面収録」を開始するとCPUが100%の状態になり品質などを選べる確認ダイアログが出た後、録画開始。終了後は「ムービー」フォルダに画面収録.movが保存されます。1920x1200のH.264で、4~5fps程度。問題は音声が収録されていないこと。「マイク」は選択できるのだが、外部音声なわけで、アプリケーションの発する音は録画されないようです。iTunesの音楽再生やSafariのflashプラグインで確認。そういう仕様なのかもしれませんし、今後改善されるかもしれませんけどね。
[From [mac] QuickTime Xの新規画面収録の使い勝手 - 名称未設定フォルダ]
・・・ちゅうことで、「音」そのものが収録できず、動画だけちゅうわけだ。まあ、Macらしい。こんなん、パソコン教室でしか使えんやろ・・・まあ、あっぷるっぽいところである。・・・・さて、ところが、昨日だったか、
Soundflower 1.5.1 (E) (230KB)
[From 新しもの好きのダウンロード ~Mac フリーソフト新着情報~]
Macから発せられるすべてのサウンドを仮想オーディオディバイスへ出力するソフト。これにより、ストリーミングの音などを録音したり、iTunesの音楽をSkypeを使って通話相手に流したりできるようになります。(要・Mac OS X 10.5以上)[フリーウェア]
というソフトが出ていた。んで、あれやこれや、やってみたら、見事、下の通り(あくまでも実験なので)。
ちゃんと18才のジュディ・オングがべらべらおしゃべりしとるでしょ!?まあ、すんなり、うまいことできました(画面の周りの黒いイラン部分簡単に取れないとか、もちろん色々注文事項はあるけれど)。Soundflower 1.5.1をインストールすると、動画再生ソフト(オレの場合VLCですが)でのオーディオデバイスで「Soundflower(2ch)」が指定できるようになるので、再生する(当然、音は出ない)、そいでQuicktimeXでの「新規画面収録」でのマイクをSoundflower(2ch)」とやれば、あっさり。後はトリムとかの編集からYouTubeへアップまで、QuicktimeXだけでできるのであーる。その楽ちんさは涙がちょちょぎれるほど、だ。世の中、まだまだ捨てたもんやない。
上の話とはちょっと関係ないかもしれんが、旧Leopardでは、ちょっとトロ臭いと言われ躊躇していたMSのオフィス、Office 2008 for Mac Business Edition 、Snow Leopardのサクサク感が通用するなら、買ってみようかという気になってきた(それに、PowerPointでQuicktimeXの”音の出る”「画面収録」強力な逃げ道になる)・・・けど、マクロ使えないし、なんぼOSがサクサクしても、相変わらずトロ臭いままなのが、今までのMSのMS商品たるところだったんで、迷いはかなりあるが。
2009年3月9日月曜日
今さらのビヨンセ、今さらのスタラグ
WBC日本負けるが、スワローズの林が好投したんで、嬉しい。野球においては、「日本」より「東京ヤクルトスワローズ」の方が遙かに好きなのでしゃあない。
昨日、小川あさ美(嗚呼、昔、小川亜佐美が好きだったなぁ)のメチャクチャかっこエエ(しかも、爆笑できるのだ!!)_ダンスの影響で、ビヨンセの曲というか動画ばっか、YouTubeで探して聴きまくる。今さら、であるが、カッチョええ。まあ、こういうメジャー極まりない人はオレがわざわざ昼食代へつった金で、CD買ったりDVD買ったりせんでも、ナウでリッチなヤング諸君がどこぞのよからぬクラブの暗闇の中、ワケのわからんイラク人やらからワケのわからん植物クソ高い値段ふっかけられて買う金節約して買えばヨロシ、と思ってた。それに、アメリカのこーゆー人ちゅうのは歌は巧いダンスも凄い動きは敏捷リズム感抜群スタイルはええしオッパイもでかい、それにかてて加えてアメリカが全世界の貧乏人からかき集めた金と才能をふんだんに使って、こさえるもんだから、凄くてあたりまえ、カッコ良くてあたりまえ、で全然オモシロくないのであーる。
あーるが。
で、吃驚仰天したのは、下の動画である。
「Baby Boy」、フツーにカッコええ曲で、まあ、こーゆー感じなのか、と素直に思っていたのだが、「Baby Boy」曲が終わった瞬間、鳥肌が立った。
なんでならば、「ヘーイ」の叫びをきっかけに、じょんじょん、じょこじょこりん・・じょんじょんという暗く低い、しかし、オレの体、細胞、否DNAレベルまで染みついとるリディムを刻み始めたからだ。意外。あまりにも意外すぎる。
そのリディムこそ、 スタラグである。スレンテンと共に1985年(実言うとスタラグの方が数年古いのであるが)、ジャマイカの音楽を根底からひっくり返してしもた恐らく人類が生み出した最強のリディムの一つである。上の動画では2分20秒あたり。このあたりまで、300メートルあった、ビヨンセとオレの距離が25センチあたりまで近づいた・・・いうか、その瞬間、299.75メートル、オレがビヨンセの方へ走って行ったわけであるが。
ビヨンセ、そのおいしいおいしいリディムを使って、93年あたりジャマイカを席巻したチャカの「Muder She Wrote(ビヨンセは女だからMuder He Wrote) 」に流れ込み、ノリを持続させたまま、「Muder She Wrote」の元リディム「Bam Bam」(オリジナルはたぶん、1963年、メイタルズだ!)雪崩れ込む。
かなり盛り上がったところで、クールに切り捨て、あっさり、「Ring The Alarm」にスウィッチ、まわりに兄ちゃんたちを這わせ踊らせながら、かなり変形したテナー・ソーの「Ring The Alarm」で、まとめあげる。
もうちょい、低音をもっと、ぶーんぶーんさせてたらカッコええのになあ、とか思ったが、それは贅沢というもので、贅沢は敵だ。もっとがしゅんがしゅんした音聴きたければジャマイカの音楽の方聴けばいいのであーる。事実、今、オレは久々にテナー・ソー(http://www.youtube.com/watch?v=DWsKO0osyE0 あたり)聴いとる。日本に来たとき、サインしてもらっているのであーる。ビヨンセ、持ってねぇだろ。もう亡くなってしもたもんな。ざまあ、みやがれ。
しかし、ビヨンセ、エラい!(オレ的には、何人であろう、ジャマイカの音楽やったらエラいのであーる)。
他にも、今さら、であるが、DVD買うことにした。CDより遥かに安いのはどーゆーわけなのだ、とか野暮は云うまい。
"Live at Wembley (2pc) (Bonc) [DVD] [Import]" (Sony)
"Beyonce Experience Live [DVD] [Import]" (株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)
2009年2月15日日曜日
弘田三枝子の「人形の家」と「あなたがいなくても」
最近、ここの更新、週一レベルになってきた。
歌謡曲の感想文書くブログなのだが、プロ野球にいかに頼っていたか、わかるというものである。
CDとか一頃ほどではないが、そこそこ買っているのであるが、それよりもDVDを観ることが多くなっているので、どうも調子が狂ってしまった。
映画の感想文書くのに必要な脳味噌の部分と、音楽の感想文書く脳味噌とは違うな。脳味噌に端子つっこんで、調べたわけでないので、どっちがどうかわからん。まあ、NHKが「ためしてガッテン」やらで、いつかやってくれるだろう。どっくに、やったのかもしれんが。
ただ、一つだけ云えるのは、音楽バカみたいに聴いていると調子が良く、映画は見終わったら、どっと疲れる。まあ、そういうことである。
なんか、もう春ですなあ。
昨日は、久々に洗車とワックス掛けをした。軽自動車じゃない方。月曜日、車検なので、どうせワケのわからんコーティングとか勝手にしてくれるので、別に今しなくてもいいのだが、
この前したのは、いつのことだろう。秋頃かもしれん。ひさびさだったせいか、ふらふらになってもた。
まあ、当たり前だが、ぴかぴかになった。
しかし、屋外駐車ゆえ、すぐに、今、クルマの頭上の樹上で、サカリを迎えている鳥の糞だらけにすぐなってしまうのだが。
で、今日は三木や三田あたりを軽く走らせたのだが、弘田三枝子の「あなたがいなくても」にハマる。まあ、オレにとりジャックスと弘田三枝子ちゅうのは、聴いたら最後、ハマってしもて、同じ曲何度もリピートしてしまう。
ノリノリの和製R&Bというか和製モータウンサウンドで「あなたがいなくても、わたしは生きていく」 ちゅうゴキゲンな歌だ。下に例によってYouTubeから引用してあるので、まあ、気が向いたら一度聴いてみてほしいもんである。
これが、ダイエット後整形後の弘田三枝子の復活作で、すさまじいほどヒットした、どシリアスな「人形の家」のシングルではB面というのだから、 オレなんかは嬉しくなってしまうわけである。
もちろん「人形の家」は名曲中の名曲だし、もちろんオレも好きな曲だし、弘田三枝子ならではオイシいとこを歌にぶち込まれているし、だいたい彼女が整形したのも、ダイエットしたのも、この曲のイメージにあわせるため、とオレなんかは思っているほどである(事実はそうじゃないかもしれんが、オレはそう信じとる)。
それでも、でも、だ。でも、 人形の家出す寸前までは、「渚の天使」や「可愛い嘘」やらノリノリのゴキゲンな、そしてどっちかというとオレの好きな弘田三枝子を120%全開の曲がずらーーーっと並んでるのである。そして、シングル「人形の家」のB面も「あなたがいなくても」もホンマ、凄いノリである。
もしも、「人形の家」がヒットしなかったら・・・。やめておこう。
2009年1月18日日曜日
戸川純
震災から、あれま、もう14年になるわけか。うーん。合掌。そうか、派遣村がウソくさかったのは、震災でもないのに・・・やめとこう。人間生きとったらなんとでもなる。なんとでもなる。
NHKの大河、すごい。なにせ、コテコテの大技、連発。
前週は5才のガキを吹雪の中、えんえん歩かせるという反則スレスレの技、涙のるつぼちゅうやつですわ。わ、今週は今週で、今や少女マンガでも使わないであろう、A BOY Meets A GIRLの定番(まあ、慌て者の女子が、遅刻しそうになって廊下を走って、男の子とぶつかって、ひっくり返って、ケンカするちゅうパターンね)だが、そこは、NHK,何せ、群衆の中、馬を暴走させたのだから、さすがである。どうせ、史実なんか、あってないようなもの、どんどん、オモロイ番組にして欲しいものである。
それにひきかえ、朝の連ドラの方は・・・養老院のババア、とうとう殺してしまいよった。こっちは、どうせ、芸能界で人気がでまくった二人をまた、前のフォークグループに戻すためとはいえ、話のもって行き方が強引すぎて、後味が悪すぎるわ。
YouTubeでまたも、あれやこれや観ているうちに戸川純見つけてしまい、2時間にわたりYouTubeやiTuensで観まくり聴きまくる。
やっぱ、異常に巧い歌手ということを再確認する。やっぱ、ニューウェーブ末期ということで、直球勝負できんかったのがしんどかったんかもしれん。なんか、マルコム・マクラーレンが寄せ集めでセックスピストルズでっちあげたら、中にジョニー・ロットンが混じっていたみたいな感じ。今、フツーにディナーショーやっててもおかしくない歌手なんである。
蘇州夜曲
アカシアの雨がやむとき
さよならを教えて
2009年1月13日火曜日
小島麻由美を聴きかえしたりして・・・
昼は、今年初めて、讃岐うどんの店行って、「おろし醤油冷たいの大」注文し、例によってネギをてんこ盛りして、醤油ぶっかけて喰う。久々の旨さにシビれる。
ガスファンヒーター焚いてもダウン着用(ちなみにケータイも圏外の時がある)せなあかんという自室なので、また、寒くなるそうで、困る。
年末、iTunesのライブラリ整理してたら、小島麻由美とかがいっぱいあったんで、 聴いてみると、一時期、めちゃっくちゃ凝ってたこと思い出し、ああ、懐かしいと思った。今や、弘田三枝子や伊東ゆかりなんかよりずっとずっと懐かしく感じるわけで、かなり、オレの時制観念が狂ってきてると思った。確かに、紅白でSMAP聴いて古くさく思ったりしとる。
で、小島麻由美(wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/小島麻由美 ホームページ http://www.kojimamayumi.com/ )、多分、どこぞのCD屋とかでたまたま聴いて、めっちゃくちゃ気に入ったわけであるが、最初はへたれ気味で脱力しつつも、胸キュン度が高いとこが気に入ったのだが、なんか、音がどんどん、低音重視の、レゲエっぽくカッコ良くなったんで、あーもうあかんわ、ついていけへん、と思て、ますます昭和歌謡にのめり込んでいったわけであるが、すごく惜しい気がしたものである。レゲエっぽい音、聞き飽きてきた頃やもんな。
まあ、しかし、やっぱ、「恋の極楽特急」とか「セシルカットブルース」の胸キュン度は当時の中年男すら年甲斐もなく、手を出させるもんだったわけで、それはそれでスゴい人だと思う。しかし、ハイファイよりローファイやで。
「恋の極楽特急」
「結婚相談所」
「セシルカットブルース」
「先生のお気に入り」おお、これは当時のヤツだな。
「愛しのキッズ」やっぱ、ええのぅ。
2008年12月30日火曜日
ちょっときいてな&ちょっときいてな2
なんか、知らんが年末のテレビ観とると、ホンマ、コメンテーターというか評論家が云うところの世界と、ワシらが生きとる世界とがどんどん隔離しているように思える。まあ、みなさん、見事マリー・アントワネット化しとるやん。
まあ、年末、暇になると、しょうもないことしてしまうわけで、よせばいいのに、この牡蠣が旨い時期に筒井康隆の「俗物図鑑」読んだため、しばらくの間、生牡蠣が食えなくなってしまった。
まあ、年末、暇になると、しょうもないことしてしまうわけで、よせばいいのに、MacOSの環境設定ーセキュリティーFileVault、ちゅうのやってみたら、一晩かかっても終わらず、腹が立つんでやんぴしたら、また一晩かかった。
まあ、年末、暇になると、しょうもないことしてしまうわけで、よせばいいのに、iTunes,いままで手持ちのCD、そのままAIFFでHDに持っていたのだが、これだと、iPodにちょびっとしか曲が入らない。んで、AAC化したれと全曲やったら、一晩かかっても終わらず、こればっかは、腹が立たないんで、そのまま、やっているが、年内に終わるとうれしいものだ。
そいで、昔々、オレがまだバリバリにレゲエきいてた頃、一時期、ハマってたのだが、Laugh & Peaceの大阪弁の「ちょっときいてな」。
狙いすぎ、ちゅう感じがするが、やはり、ガキの頃、そこらかしこであったような話だったし、そういや、オレなんか、座高高いのに、何故か席が一番前にやられたような気がする。
これの続編が10年ぶりに出ていた。
そういや、小学校時代、妹から避けられてたような気がする。ま、男として生まれた以上、基地ぐらい作らなアカン。
2008年11月6日木曜日
2008年10月17日金曜日
YouTube - むらさきの夜明け
彼女の彼女たらしめている彼女独特の声がオレはあんまし好きじゃないので、そのつもりで。iTunesMusicStoreでも、美空ひばり買えるようになったのだが、どうしても、クリックできない。
むらさきの夜明け{吉岡 治作詞 原 信夫作曲 森岡賢一郎編曲 昭和43年)。「真っ赤な太陽」(昭和42年)の路線、つまり数少ない美空ひばりの「ひとりGS」である。
彼女最後のメガヒット「真っ赤な太陽」に隠れてしもてるが、ミニスカ期の彼女の曲の中では、オレはこっちの方が好きである。
YouTube - むらさきの夜明け
まあ、レコードバージョンの方は、典型的な「ひとりGS」。ギターがカッコ良い。こっちは、「真っ赤な太陽」のブルコメでなく、津々美洋とオール・スターズ・ワゴンである。
声が波のようにうねり波状となって押し寄せてくる。何度も云うように、彼女の声が嫌いだが、こうやって、次から次へうねって襲いかかってくると、逆に快感になってくるから不思議だ。
「真っ赤な太陽」で真っ赤かに燃えてしもた後の気怠さ、疲労感、その「終わった後」もがんばろうとした時のなんともいえない気持ちに同調できる。躁の年「1968年」臭さよりも、鬱の「1969年」っぽい。
2008年10月12日日曜日
オレの好きなアメリカンロック
プロ野球も今日で終わり。ヤクルトは昨年の最下位を脱出して、5位に躍り出た。まあ、よかったよかった。
油断の恐ろしさを痛感した今シーズンでした。まさに祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり、驕れるタイガースは久しからず・・・とゆーことで、音楽サイトに戻るわけであーる。まあ、ナベツネもジャイアンツが優勝したんで、満足しとるみたいだから、来季はもう貧乏弱小球団から、主戦力をごっそり奪うことはもう無い・・・と思うが自信がない。讀賣優勝に貢献したったんだ、ラミレス返せ。
聴く音楽は歌謡曲とレゲエばっかなのだが、そいでも、ちょびっとはロックも聴く。オレがロックばっか聴いてた頃、アメリカのロック、ちゅうとスカスカで音がバカでかいけど、オレに直撃せず、そのまま、体を通り抜けて、後ろの虚空へ消えていくちゅう感じがして、あんまし聴かなかった。ところが、最近、ちょびっとばかし聴くのはアメリカのが多くなっている。年取ってバカになったのかもしれん。だいたい、テロ国家指定解除やらサブプライムローン破綻を見ても、あそこの国の基本基調はアホである。・・・ややこしくなるので、とっととYouTube。
サンタナのファーストアルバムに入ってた、Treatである。evil wayの方が好きだが、動画いいのが見つからない。この後、どんどんサンタナは悪ノリしてやたら長いわ、たるいわ、演奏しとるうちに恍惚としてしまうわ、横尾忠則にとんでもないジャケット作らせるわ、まったく興味がまったくない。
It's a Beautiful Dayという曲名みたいな名前のバンドの「ホワイトバード」。このグループ、ファーストのジャケットがメチャクチャ良く、ジャケット負けした変なグループである。ホワイトバードもアルバムではあんなにスバらしいのに、コーラスの声は出てないわ、例によって例の如く悪ノリして、ムダに長くしてしもている。
クイック・メッセンジャー・サービスというグループの「フレッシュ・エアー」という曲。不思議に昔から大好きな曲なのだが、やっぱ、レコードの方がええなあ。アルバムでのキレがなんで、ライブになると、たらーんと伸びきってしまうのだろう。
ちゅうことで、なるべく、当時の映像をみつけたつもりだが、あんまし・・・、でしたわ。
いちおう、レコードをのせとくわ。どれも、最近、よく聴くアルバムであーる。
2008年9月24日水曜日
君だけに愛を
なんか、さっき、ちょろっと見ただけだけなのだが、ジュリーが唄っていた。還暦ツアーするらしい。岸部一郎(一徳)と森本タローも出てた。そいで、「君だけに愛を」唄ってるシーンだけみたのだが、さすがである。メッチャクチャカッコええし、上手くなっているんかも知れん。バックだってカッコいい。
しかし・・・。
やっぱ、この唄ちゅうのは、タイガースとそのファンあってこその歌だと思う。
見ろ聞け感じろ!、これがジュリーのジュリーたるジュリーである。「君だけに」で観客の誰かを指さすときの局地的な悲鳴を。
男として生まれてきた以上、一度でエエから、これをやって、指さす方指さす方からキャーっちゅうて云われてから、死にたいもんである。せっかく、今のジュリーに、カッコ良さでは勝てるようになったけど(ウソです、ウソです見栄張りました、でも体型では・・?)、こればっかしはなあ・・・。
タイガースともなると、人気がスゴいのか、YouTubeなんぼでもあって、「世界はボクらを待っている」からもう一つ「花の首飾り」もあった。
いっぺん感想文に書いたけど、最初は姉ちゃんとおどっているのだが、途中からいたいけな幼稚園児たちが白鳥のカッコして出てきた時はズッコケた。なんやねん???
2008年8月13日水曜日
幻の「ローズ・マリー」と「ブルーシューズ」のダンスバトル
お盆。
オリンピックボイコットしとる上、スワローズがスワローズが・・・だったので、この前に引き続き、宝田明主演1968年の「100発100中 黄金の眼」、佐藤允がやっているオーディオコメンタリーの方にして、観る。
オーディオコメンタリー、いろいろわからなかったことがわかって面白い。おお、最初の主題曲、スキャットがやたらカッコ良かったが、あれを唄っているのが、なんと、あの久美かおり !(曲名ゴールデン・アイ 作曲佐藤勝作詞谷川俊太郎)。出演していないから、意外だった。
久美かおりの「ゴールデン・アイ」、オレが一時期バカみたいに聴いていた「髪がゆれている」とか「レナウンのCM ワンサカ娘」並みに、めちゃめちゃ、カッコ良い。「ゴールデン・アイ」では声はかすれたような低音が、おとなおとなしていて、かなりセクシーで素晴らしいの一言に尽きる。彼女、アイドルっぽい曲は、苦手だったのではないだろうか。
YouTubeにあげてみたいが、モロに東宝、ナベプロとメジャーどころ刺激しまくる気がして、そいだけの根性ない。それよりもなによりも、YouTubeに上げるまでの動画作るまで、膨大な時間がかかることだし。誰か、オレ以外の数奇者に期待。
NHK、朝の連ドラ「瞳」だが、急展開ばっかで、ついにとうとう、伝説のダンサーが鰹節売りになってしもたがな。それはそれで下町っぽいエピソードでエエのだが、オレが期待していた、「ローズマリー」と「ブルーシューズ」のバトルはあれ以来、なんどもチャンスがあったのに、無く、ローズマリーは解散、ブルーシューズも改心して大阪へ帰ってしもた。ブルーシューズ、だいたい、チーパスともバトルしてもええ展開だったのに、あっさり改心してどないすんねん!!!「せ、責任者でてこーい!(故人生幸郎師匠の口ぶりで)」。
「Wild Style」より好きな(好きだった)「Beat Street」のダンスバトル。ひょっとしたら、この程度のダンス、「瞳」が終わった後ちょこっと出てダンスしている連中より下手なんだろうが、ずっと、「自由」を感じてしまう。もちろん、黎明期と円熟しまくって糜爛状態にある今と比べたらアカンのだろうが、ひょっとしたら、日本人(というか汎エイベックス系の人々)、ヒッポホップ、受験勉強よろしく偏差値あげること目当てで「勉強」してしもたんでは?まあ、今や何の関わりもないからエエけんど。
2008年8月6日水曜日
伊東ゆかり「恋する瞳(L'amore ha i tuoi occhi)」 Sanremo 1965
まあ、この四月ようやっと、震災以来えんえん続いてた工事が終わり、千守の交差点から、月見山までクルマで一本で行けるようになりました。この道が通じるまでは、駅周辺やオレの家からクルマで月見山に行こうとしたら、狭い路地をくねくね曲がって行くか、海浜公園まで行ってからいかなアカンかったんで、須磨のチベット、と云われていた(もちろんウソです)のだが、これであっという間に着くようになりました。ちゅうことで、早速、友人から教えてもろたGoogle Mapのストリートビューちゅうのから。
大きな地図で見る
このところ、暑すぎるせいか、ちょっとマンガづいていて、「20世紀少年」(全22巻)、「21世紀少年」(上・下)も読んだのだが、これは、まあ、長すぎるし、終わり方がなあ。
浦沢直樹ちゅう人は、泣かせのテクニックが天才的なのだろうが、あまりにも、いたるところで多用しすぎて、読み終わったら、もう、べとべと。ウルトラセブン「モンマルトルの使者」から「海のトリトン」「サイボーグ009」やらの最後で、吃驚仰天した正義と悪のネガポジ逆転の大技が出るかと思たが、出なかった。そこんとこ、過去の作品で多用されすぎた技だから、避けたのだろうが、こういうとこは、型どおりの月並みでもええとオレなんかは思う。1960年生まれ(学年は一年下)なら、まあ、しゃあないか。結局は、謎解きと友情と愛と涙の感動巨編、ちゅうところか。
ちゅうことで、やっぱ、音楽のブログです。
今日は夕方雨がふったので、いつもの暑さよりマシで、ヘッドフォンかけて聴くと耳の中が汗で蒸れることもないし。
以前、YouTubeで映画「愛するあした」(作詞安井かずみ作曲東海林修)で伊東ゆかりが唄っているシーンを見つけたのでここではっておいたら、コメントをいただき、ひさびさに聞きかえすと、また、はまってもたんで、調子に乗って、オレが伊東ゆかりの中で一番好きな曲、「恋する瞳」(1965年 作詩:Vito Pallavicini・G.Kramer・訳詞:あらかわひろし 作曲:Vito Pallavicini・G.Kramer)はないかと思ったが、見つからんかった。ところが、何故かイタ公の動画のあれやこれや出てきてなんじゃ、と思って、ハッと気がついた。「恋する瞳」は1965年、イタリアのサンレモ音楽祭で賞を貰てたのである。1965 sanremoで検索したら・・・・。
あるとは、思わなかった。
もう、涙、涙、涙である。伊東ゆかり、和服で全曲イタリア語で歌ってカッコええ。
Bruno Filippiniちゅう人も唄っている。
どっちもエエけど、やっぱ、伊東ゆかりの方が好き。「愛するあした」のほうも。
2008年6月26日木曜日
堺ヨシコ
ちぃっとばかし、更新、間があいてしまったが、またも、DVDの歌唱シーンをYouTubeにあげようと、あれやこれやしてたため。今季のスワローズは、これから先、膨大な「有意義な時間」をくれたもんである。1962年、東映東京、深作欣二監督鶴田浩二主演の「誇り高き挑戦」の中でのワンシーン。堺ヨシコという人が唄っている。曲もは不明。1962年と云うから時代的にはロカビリーなのだろうが、スクリーミング、シャウト、シャウトシャウト、しかも、攻撃的な歌詞で、久々にガツーンと来た。
ロカビリーとかジャズとか全く知識ないので、ひょっとしたら有名な曲かもしれんし、映画用に作られた曲なのかもしれん。 たった37秒(曲はその後も続くが、丹波哲郎と鶴田浩二の会話シーンになるので割愛)だが、久々に、グッときてグゥー。ちゅうことで、あげてみたが、もちろん、著作権云々で怒られたら怒られるしかないわけだが、そいでも、これを埋もれさせてしまうのは、日本人として、否、人類として恥である。
ちゅうことで、ネタ替え。
人生、長い間生きとると飛んでもない経験をするもんである。
昨日、NHKの朝の連ドラ「瞳」見とって、ぶっ飛んだ。
名作「ちりとてちん」の後番組、ちゅう要素もある上、オレの音楽的な趣向とは真っ向から対立するエイベックスが一丁噛み二丁噛み以上しとるけど、ファンである菅井きんが出ているから仕方なしに、まあ脱力して見てたわけだ。
若い姉ちゃんばっか出てきて踊ったりするするんで、それは楽しみなるかと思えば、さすが、NHK,そういうおっさんスケベ心をあえて排除する作りになっておる上、主人公が無駄にデカいので、まだ引いたままだし、彼女と今チーム組んでいる女子二人も、性格の悪さ、そのまま出している感じだし、せいぜい、とっついきやすい和みキャラ萌ちゃんをみて「萌ちゃんもええ味やのぅ」と思った程度。まあ、ここいらあたりが限度かなぁ、と思っとったわけだ。まゆげねこダンスに至っては、ちびっ子たち目当てのNHKのセコさが滲み出て情けなくなったもんである。
それが、NHK、ついに勝負に出よった。かなり強引に
瞳たちのメンバーがもんじゃ焼き喰っているとそこへ、突然、4人組の女子が入ってきて、大阪弁丸出しでもんじゃボロクソ云うわけだ。あれやこれやで、大げんかになり、ダンスで決着つけることになる。
この「バトルシーン勃発か?」場面のおかげで、ヒップホップ前史を思い出し、嗚呼懐かし哉、ニューヨーク=東京、ブロンクス(クイーンズかもしれんが)=築地月島という「みたて」がオレの中で成立し、月島でヒップホップするという無理矢理無茶苦茶な設定が無理でなくなり、今日はワクワクしたもんである。
さて、今日の、肝心のバトル、途中で警察が来て止められてしまい、短いバトルシーンだったが、そいでも、まあ、純子や由香とか、初めてカッコエエ、と思った。
2008年6月16日月曜日
伊東ゆかり「恋のしずく」と「愛するあした」
プロ野球、今日は試合が無かったが、あっても、あっても、まあ・・・。ちゅうことで、音楽聴いたりDVD観る時間がでけました。
You Tube、歌謡曲も最近ようやっと充実してきてウレシい限りである。まあ、オレが最も好きな歌手のひとり、伊東ゆかりの一番ノリきってた頃のヤツを二つ。
最初は「恋のしずく」恋のしずく-Wikipedia(作詞安井かずみ作曲平尾昌晃)。wikiによれば、1968年、「帰ってきたヨッパライ」からオリコン一位をもぎ取り、そして、小川知子『ゆうべの秘密』とビー・ジーズ『マサチューセッツ』に奪われる、と、まあ、激動の1968年、学生運動だけじゃないのだ。ちゅうか、こっちの方がスゴいとオレなんかは思う。
この頃の伊東ゆかりは1967年のヒット「小指の想い出」に代表されてしまい、けして劣らない、このような名曲がマスキングされてしまうのが、もったいない。
1968年の動画じゃないんのだが、「最近の動画で残念」とは思えないところが、今もばりばりの歌手、伊東ゆかりのスゴさだろう。
さて、次は「愛するあした」(作詞安井かずみ、作曲東海林修)。これは1969年の日活の同名映画(斉藤耕一監督日活 東海林修/愛するあしたに詳細あり)より。観ていない映画なので、「松原千恵子、「無頼シリーズ」みたいに、また、メチャクチャしたんとちゃうか?」とか心配したりするが。後ろの方では、学生運動中の闘士諸君もまじえ仲良く唄っとるんでまあ、良しとせなあかん。
こいで、オレが一番好きな「恋する瞳」の動画があれば最高なのだが、まあ、それは今後の楽しみに。
伊東ゆかりちゅう人は、フツーにフツーの声で歌っている感じなのだが、その「フツーの声」自体に、鋼というかピアノ線ばりの芯が通っとって、タフで擦り切れることなく何度聴いても飽きないのである。「愛するあした」など、もう、彼女の声を生かし切っとる曲ですな。 蛇足。 キイハンター BEST SELECTION BOX
2008年4月21日月曜日
PYGの「自由に歩いて愛して」と「花・太陽・雨」2008/04/21
まあ、札束にあかして、オークションやアマゾンのマーケットプレスで手に入れようとか考えず(理由・札束がない)、今度の再発を気長に待つつもり。
あと、最近、クルマでiPod流して聴いていたら、もうメチャクチャ、エエ曲があり、家に帰って曲名をチェックしてみたら、PYGの「自由に歩いて愛して」(井上尭之作曲 安井かずみ作詞)だった。この曲のスゴさにもう気がついている人には、「今さら・・(冷笑)」だろうが、今さら、その良さに気がついたのだ。
PYG(ピッグ)は、1971年に結成された日本のロックバンド。
・・・「ザ・スパイダース」の井上堯之、大野克夫、「ザ・テンプターズ」の萩原健一、大口広司、「ザ・タイガース」岸部一徳、沢田研二で結成される。(中略)「ジュリーとショーケン2大アイドルスターによるツインボーカル」というコンセプトは大きく話題となり、それなりにコンサートも盛り上がったものの、実際の客席においては、ジュリーファンとショーケンファンの熾烈な戦いが頻繁に勃発していた。また、日比谷野音をはじめ各種ロックフェスティバルにも出演したが、硬派なロックファンたちからは「GSの残党」「商業主義」と徹底的に嫌われ、空き缶やトマトが投げつけられる事も一度や二度ではなかった。
[From PYG - Wikipedia]
オレもなるべく当時、知らず知らずのうちに染みついてしもた先入観を今聴く際にはなるだけ排除しようと思てるのだが、「PYG」というグループの成り立ち(GSブームが終わって人気が底を打ってたタイガースとテンプターズが一緒になって、ニューロックのバンドをでっちあげた)がとても、不自然な感じがして、また実際当時、非常に不評だったらしかったので、その印象であんまし、ちゃんと「PYG」聴いていないのである。(YouTube恐るべき! 「花・太陽・雨」(井上尭之作曲岸部修三作詞)が見つかった!PYGなのか?画像付きで観るとこの曲もメッチャ好きになってもたがな)
18曲入りの「ゴールデン・ベスト」は持っているのだが、ちゃんと、オリジナル盤の2枚組ライブを聴いてみたくなった(豚の鼻のアルバムは後回し)。 FREE WITH PYG
その後、ボックス・セットが出た。