何がCOP15じゃ。何が二酸化炭素削減じゃ?
ちまちましたことしやがって。
せせこましくなって、いけない。
その癖、天文学的な金が出て行くだけの話になるのが、不思議だし、多分こういう時には必ず、その金めあてのどす黒い国際的な集団が暗躍しとるに決まっとる。
こういう時、どこぞの「植木等」的国家が、どーんと火力発電所五万基ぶったてるとか水道水みんな炭酸水、国民に一人にジェット機支給、とか、して、ぶわぁああっとCO2まき散らしまっせ!!と宣言する国がひとつぐらい出てこないものか??
まあ、アメリカと中国の2カ国で二酸化炭素排出量の40%占めるワケで、どうも、どっちとも、本気で削減しようとか思てないみたいだし、こーゆー時、4%の日本がバカみたいにカネかけて失業者出しまくってCO2、25%削減しても、世界的に見れば微々たるもんで、米中がこの二つのワガママ国家を動かすには、日本も国家プロジェクトとして両国と肩を並べるだけ大量に二酸化炭素まき散らしたったらええねん。さすがに、米中とも真っ青になって本気で削減考え始めるだろう。ひょっとしたら、「核」よりも強力な兵器になるかもしれん。EUなんか、ヤメテくれと、カネくれるかもしれん。
エコエコ云いながら、ちまちま暗く長生きするより、どーんと太く短く、人類も、行かな。
(それはそうと、日本はいつのまで「先進国」になっとるねん。もう今や「発展途上国」やろ)。
てな、今日的話題をすると何故かこーゆー調子になってまうから、我ながらイヤになる。
しかし、ちょっとはいつもの愚痴と違って、ちょびっと国際的な愚痴になっとるワケである。視野が広がっとるわけであーる。
それは、なんでかとゆーと、矢作俊彦原作谷口ジロー作画の「サムライ・ノングラータ」を読んだおかげである。
読む。わはは。快感快感。これぞ、矢作俊彦である。
一回読んだだけでは理解できない凝りに凝りまくった「会話」。捏ねて捏ねて捏ねくり回したストーリー展開をかなり意地悪な悪口の数々が埋める。
ただ、主人公に、水戸黄門的要素が仕組んであるが、どうも空回りしとって(関西人の悲しい性で、変な権威付けというか伝説のなんチャラというのは、興ざめしてしまうのだ)、どないなるかと思ったが、最後のストーリーでの水戸黄門ぶりにぶったまげた。これにはナンボ関西人のオレでもビックリ、ちゅうもんでしたわ。
ただ、
派手に登場した虎姫があんまし活躍しなかったのが残念。
谷口ジローファンには申し訳ないが、 虎姫が絵的にあんましエエ女に見えないのも残念。
まあ、一回読んでわかろうとせず、再読三読しているうちに、ある瞬間、ばしっとハマるので、そのつもりで。まあ、矢作俊彦の90年代までの作品すべてに云えることであるが。
しかし、ここ、いつのまに、こんなに更新があいてしまうようになったのだろう????