2014年4月6日日曜日

7回8回9回で13失点 で ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート(45周年記念スーパー・デラックス・エディション)

 寒い、喉が痛くなった、プール行くの休んだ・・で、これ以外、今日は他になーんもありませんでした。だから、今日はぐっすりと眠れそうで良かったです。今日は他になーんもなかったので、「神宮での試合に限って、先に10点取った方が勝ちにしたサドンデス方式がエエんとちゃうか」、とか思ったりするわけありません。先発3人中継ぎ6人抑え1人計ピッチャーあと10人欲しいとか、も思ったりするわけありません。ましてや、むしゃくしゃした気分なんか、感じるわけがありません。



 音楽ネタ(昨年10月から聴いた音楽、だいぶ感想たまっているんで、無理矢理にでも書いとこと思う)

 
ホワイト・ライト-ホワイト・ヒート-45周年記念スーパー・デラックス・エディション-ヴェルヴェット・アンダーグラウンド


 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのセカンドのスーパー・デラックス・エディション

ホワイト・ライト-ホワイト・ヒート-45周年記念スーパー・デラックス・エディション-ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

 ルー・リードが亡くなってずいぶんになる。

 昨年末、「ええぃ!香典がわりじゃい!」とHMV(CD、最近は買い方によっては、Amazonで買うより安いことが多い)で、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファーストとセカンドの「スーパー・デラックス・エディション」を買った。

 ファーストは6枚もCD入っているが、Nicoのアルバムやらが混ざっているし、そもそも、デラックス・エディション持っているし、そいでも、残り3枚のセッションやリハーサルと1966年のValleydale Ballroomで行われたライブが、入っているから、まあ。

 問題はサード。1968年発表。世界史的にも若者にも象徴的な「年」である。

 オレは唯一、苦手なアルバムであった。
 その原因は、「シスター・レイ」ちゅうクソ長い曲が入っているからだ。
 17分超えだぜ。
 ヴォーカルも入っているが何いうとるか、ワカラン。
 初めて聴いた(数十年前)時ですら、途中でヤンピして、以来この曲よけてアルバム聴いていた。
 自慢じゃないが、人生、まだ、シスター・レイ、一度も最初から最後まで聴いたことなかったのであーる。


 あとルー・リードの歌詞というのは、リサやらキャロラインや出てくるが、フツーに「女」と思ったらアカンわけで、マツコ・デラックスやミッツ・マングローブみたいな方々のことで、つまり、人称代名詞三人称女性単数主格であるとこの「SHE」自体、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌詞の中では、女とは限らず、かと云って男とも限らない(両刀使い、というのも世の中にはおることを忘れたらアカン)ワケで油断できんのであーる。シスター・レイちゅうて「サウンド・オブ・ミュージック」に出てくるような修道女のレイねえさんと、思ったらえらいことになる。

 「シスター・レイ」の訳詞(、http://barcarolle2009.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/sister-ray-5111.html)みると、案の定、エゲツないエゲツない世界を描いとるわけで、ともすれば、牛を引いて善光寺参りしかねないような善男善女の典型であるオレとしては、はなはだ、目をそむけなアカン世界なのだ。

 そんな世界のどーだっていいこと、胸くそ悪くなることをえんえんと、殆どノイズにしか聴こえないくぐもった音の洪水の中、17分以上もやられたら、聴く方は迷惑この上ないわけである。

 変な話、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは最初、「ソフトロック」として聴いた。ファーストの「日曜日の朝」「Femme Fatale」なんかは、もう、下手すれば、ボサノバアレンジされて、オシャレな女性歌手が洒落たジャズクラブでピアノ演奏で歌っていてもおかしくない。「日曜日の朝」もミレニアムの「5AM」も聴いて同じの気持ちよさじゃ、と思っていたし、今も思っている。
 
 ちゅうわけで、以来ずーっっっっっっと、敬遠していたワケである。つまり、シスター・レイが始まったら飛ばして他の曲(まあ、このアルバムにはほとんどこの手の曲ばっかだが、そいでも、17分もない)聴いてたワケだ。

 さて、このスーパー・デラックス・エディションの3枚目、Live at the Gymnasiumというライブ音源がオマケについているが、これのシスター・レイはエエ。心底、エエと思った。
 
 気持ちいい。
 それよりもなによりも、19分少々退屈せずに聴くことがでけた。
 
 だって、12月末に買って、もう9回も聴いているんだぜ。それが何よりもの証拠。
 約7,500円(昨年末HMVでの価格)の元は取れたと思った(今、Amazon価格ではこの3枚組約一万円だと、高すぎる)。数十年、聴けなかった曲を聴けるようになったんだから(もちろん、無意味極まりないが、そいでも・・)

 まあ、ダブばっか聴いてたおかげ、と思った。

 そいだけ。
 このスーパー・デラックス・エディションの感想は。
 以上。
 (我ながら、昨日分と同様、ワケのわからん感想文だが、こういうのでも書いていかないと、勘が戻ってこないのであーる)

 あと、The Gift はまだアカン。

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