2014年3月29日土曜日

ボブ・マーリィの「Soul Rebel」

 なんか、ディーラーに車検三ヶ月前無料点検というのに、持っていく。さすがに、10年目のクルマ、三ヶ月後の車検の見積もりが25万超える。ガスケットがいつ飛んでもおかしくないし、プラグは寿命、マフラーもいつ錆び落ちるかもしれんし、ブレーキパッドもすり減っていつ無くなるかもしれん・・とのこと。でも、車検までは大丈夫ということみたいである。次は、レギュラーガソリン仕様のマニュアル車に乗りたい。

そろそろ、桜が咲き始めてる。
東京ヤクルトスワローズは負け。まあね・・・。
浅田真央が優勝する。








久々に、ボブ・マーリィの「Soul Rebel」聴く。もちろん、リー・ペリー、プロデュースの方。
超強力で図太いベースライン(注 イコライザーで低音強調してます)に導かれるように、ボブ・マーリィの声が乗る。まさに快感。トリハダなんか立たない。むしろ、リラックスしすぎて、毛穴のひとつひとつが開いて、そっから、音を吸い込んでいくような感覚(鳥肌が立つ、という表現には、ホンマ飽々している)。ひたすら、気持ちイイ。

やっぱ、フツーに歌がうまいなあ、と思う。オレが彼を好きなのはその一点だけである。

だから、なぜ、同じ天才的な歌手、弘田三枝子(もちろん、美空ひばりでも遠藤舞でもいい)と同列に語られたことがないのか。

ボブ・マーリィの不幸は余計な付加価値(たとえば、佐村河内某だと原爆二世とか耳がとか、小保方某なら割烹着とかリケジョとかヴィヴィアンウエストウッドとかにあたるもの)があまりにも多く、ジャマイカがラスタが暗殺事件がガンジャが、と音楽とまったく無関係(言い切るもんね)なところばかりになぜか「感動」(オレなんかは難しくて成功したこと無い)して、わかったフリになっている連中がいかに多いことか、だいたい、音楽聴いて「好きか嫌いか」以外、何が理解できるというのだ? 音楽を聴くのに知識なんか必要無い筈である。必要と思っているとしたら、おおきな勘違い。

ヒドいのは、知識をつめこんで、理解しきった気になって、挙句の果ては政治を語りだす。1973年以来ずーっっっっっっと、それが続いているんだから。ウンザリ。

こういうお決まりみんなニコニコ予定調和なボブ・マーリィ観に反抗、それも、魂レベルからレベルせなあかんし、他人の言葉(ラスタやガンジャとかバビロンとか)じゃなくちゃんと自分で聴いて、自分の言葉を見つけ、冒険せなアカンのではないのではないか。

だから、佐村河内某や秋元某にダマされるんである。

フツーにうまい歌手の歌聴くフツーの人の感想で、いいじゃないか。
 昔ジャマイカ行った時、「ボブ・マーリィはジャマイカの国民的英雄だろ?」「いや、国民的歌手やで」ちゅうてジャマイカの兄ちゃんも云うてた。


オレの感想は、「Soul Rebel」、フツーにイイぜ!!! 
次は、伊東ゆかりの「恋する瞳」聴こうっと。

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