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2015年11月11日水曜日

11月11日

 アイドリング!!!の最終回とその1コ前のヤツ、ようやっと、オンデマンドで観た。

アイドリング!!!ってやっぱ、二期生やなぁ、アイドリング!!!=2期生、とつくづく、感じ入り、筋金入りのリンガーさんたちにボコボコにされてもしょうがないことに想いを馳せていたら、(元)9号の、9人時代の後席話で徐々に来て、(元)6号のかなり突っ込んだ一期生9名時代の昔話に、ついにホロリと。(元)6号をちょっとだけ、見なおした。貰った曲に自分たちをまるごと重ねあわせられた、すばらしい瞬間、が、伝わる。

 やっぱ、もうちょっとだけ、9名だけでやって欲しかった、いや、2期生入るのがあと半年遅かったら、或いは1期と同数の9名じゃなく、3名だったら、と一番やってはいけないこととわかっていても、つい、仮定してしまう。リンガーですらなく、元2号小泉瑠美のファン、それも後追いで最後尾に位置するオレが、恐れ多くも畏くも、しんみりしたりした。

 せっかく、しんみりしたんだから、これをチャンスと、ひさびさに巨匠の動画を探したら、こういうのが出てきた。観た、笑った(かなり忘れていたので)。
 しかし、この程度のギャグで、何で、最初観た時も今も同様に爆笑できるんだろうか? 今以て、わからん。「アイドル」と「スタア」というもんなのか。それとも、オレが・・。

 Dandelion(こっちのリンクから。下の動画ブログでの再生アカンみたい)
 





ウィキペディアはかなり充実している。しかし、Twitterどころか、ブログの更新すら、半年に二度あれば、いい程度。「花燃ゆ」に出て以降、どうなることやら。

2015年11月1日日曜日

11月1日

 日本シリーズ、終って、ほんま、ようやっと、落ち着いてきましたわい。リーグ優勝、ちゅうのも、疲れるもんじゃ。わははははは。



 昨日買った、「定吉七番の復活・講談社文庫・東郷隆」読む。

 アルプスの少女ハイジあり、田中角栄あり、田中眞紀子あり、究極のどMあり、ナチスあり、ヲタクあり、金正男あり、スター・ウォーズあり、オースティン・パワーズあり、マッドサイエンティストあり、その他オレの知らんいろんなヤツあり、おまけに、つげ義春の「ねじ式」の文章化すら、ある。もちろん、大阪あり。
 子どもの時、なりたい職業ナンバーワンがスパイ、二位が殺し屋、三位が科学特捜隊四位吉本新喜劇だった方にはたりまへんわ。

 読んだ後、シリーズ全部読み返したくなる衝動に駆られた。が、散逸してしまっており、だいたい、どれか読んでいない筈で、それが何かすら思いつかない。
最初、著者の東郷隆の名を見て、ああ、あの都知事選に出てた・・・勘違いしたのを思い出す。矢作俊彦にイジメられていたような記憶すらなぜかある。
一時期、どこの古本屋行ってもたいてい100円コーナーにあり、ある時期を境に一斉に消えていった。

 アイドリング!!!が10月いっぱいで全員卒業。

 元2号は今回の卒業がらみのあれやれこれや、に姿を現さなかったそうで、残念しきり。
 あの天才が何か言葉を発する瞬間、場に、緊張感が走ったものである。瞬間、メンバーも観客も、彼女に集中する。爆笑するために。彼女は何かを発する、それだけでいい。
 1号は即座にたしなめ、4号は焦り、6号は困り、3号はうっすら笑顔を浮かべるものの(それが3号なりの爆笑)、他のメンバー、観客は爆笑。
 まあ、もちろん、こんなキャラクター、NHK大河ドラマに必要じゃないし、今のどのアイドルグループにもアイドルにも必要じゃない。ひょっとしたら、今の芸能界のどこにも、もう必要としていないのかもしれない。
 ただ、アイドリング!!!には、小泉瑠美を受け入れる空気を持っていた。

2013年1月20日日曜日

小泉瑠美的な、あまりにも小泉瑠美的な・・・

 1月18日、「アイドリング!!!一期生再会の日」。
 多幸感。
 こんなスゴいことされたら、ホンマ、困る。
 フジテレビもやるじゃないか。まあ昨今あれやこれや、ネガティブな話題の多いフジテレビであるが、いい番組を作ろうとする「良心」は残っていると確認した。

 アイドリング!!!一期生9人ちゅうのは、本当に、スゴい。
 
 化粧がケバくなっていたり、現役時代より明らかに体重が増加している方もおったが、そのような異和感、あっという間に吹き飛び、アイドリング!!!一期生時代の独特の非常に心地よいノリに包まれてしまう。そして、そのノリに浸る暇もなく、欠席している筈の2号小泉瑠美が長谷川瑠美として登場するという、最大のドッキリが仕組まれており、以降は、もう・・・。これを書いたらアカンと思うし、いくらなんでも失礼と思うが、長谷川瑠美が登場してからは、長谷川瑠美しか目に入らなかった。月並みな表現しか、思い浮かばないのが悔しいが、「後光がさしていた」、もうまぶしいぐらいに。


 長谷川瑠美も長谷川瑠美なので、壇上に登っても尚かつ長谷川瑠美を押し通し、アイドリング!!!2号小泉瑠美になかなか戻らなかったが、歌2曲終わって升野英知から、「最後持っていくんだよね」の件になってようやっと、小泉瑠美時代の顔に戻っていた。

 以前、今のアイドリング!!!を観ていても、「小泉瑠美」的なもの、「小泉瑠美」的なノリ、を(無いとわかっていても)つい、探してしまう、と書いたが、それが、本人登場というこれ以上無いストレートな形で達成されたわけで、これ以上のしあわせは無い。

 まあ、今回の欠席と発表された2号小泉瑠美、否長谷川瑠美出席は、前もって仕組まれたもんという説もあるが、仕込みとしても、欠席する、が出席する、という生やさしい仕込みではない。アイドリング!!!卒業後、事務所退社、活動休止状態からの別プロダクションからの復帰という芸能界では非常に難しいとされることをやっているのである。しかも、復帰後、1年ほどでテレビのレギュラー、CM出演、映画出演等と堅実にやっている。9人の中で「一番破天荒でワガママな」「小泉瑠美」がである。これ以上の「仕込み」は無いだろう?

2012年12月14日金曜日

12月14日

 あっという間に、12月。それも、12月半ばである。時が時なら、討ち入りだ。関係ないが。
 まあ、かなり、更新、間が開いたが、11月末に納税せなアカンかったんで。しゃあない。1年間、爪を灯すように、いや、爪を灯し尽くし、なんか、もう指そのものを灯しながら貯めたお金が、一瞬のうち飛んでいったわけである。死児の齢を数える、ではないが、振り込む時、そんだけのお金があれば、マジで欲しかったもん、やりたかったこと、したかったこと、の数々が走馬燈のように、消えていったワケである。セコいかもしれんが、ホンマ、公務員のみなさん、なんぼ権利かもしれんが、業務時間中の選挙運動だけはせんといてね。

 納税済ましたので、緊張が緩和し、つい、調子に乗って、B&W685ちゅうスピーカー買ってまう(まあ、こういう性格だから、また、いずれ、爪をともす生活が始まるのである)、しかも、阪神タイガースファン向け電機店Joshinで、である。


   

 さすがに、長谷川瑠美。もう、グイグイ。やっぱ、スゴい。単なる下ネタを超えて、もう、未知のとんでもない領域に突入している。さすが、である。

 来年1月18日にアイドリング!!!一期生9人が球体に集まる、という伝説の「約束の日」(詳しくは、2008年1月17日と18日に放映された#280参照のこと。DVDBOXでいうとSeason4の4枚目収録)、「元アイドリング!!!2号小泉瑠美」だけ参加しないらしい噂、聞いたとき、がっかり、しょんぼりしょぼーん、としたが、まあ、今のノリを見せてくれるなら、しゃあない。ブログも始まったみたいだし。めでたしめでたし。

2012年11月24日土曜日

警告!THE B52’s逆襲

 身長は違いますが、貴公と足の長さはほぼ一緒だった筈、ま、騙されたと思って、XLのパンツいっちょう履いみたら、もう、世界が変わって見えます、いや感じられます>お返事おくれてすみません。

 朝日新聞、怨敵安倍晋三に、宿敵石原慎太郎と仇敵橋下徹が加わって、叩くのが大変なのか、ついに極右連呼。けっきょく、ソコだけなのね。

 くそぅ。ようやっとWindows7インストールし終わったと思ったら、今頃になって、「ライセンス認証」の警告が出て、またパッケージ引っ張りだして、あのややこしいややこしいレジスト番号入力しても、別の警告出てアカン。確かに過去Mac Proにインストールしたやつ、新しいMac miniにインストールしたわけだから、アカンと言われればアカンわけで。もう一つDSP版、買うことにする。なんか、Windowsとは、3.1当時から、ホンマつくづく相性悪い。

  「ガールズトーク ~十人のシスターたち~」での長谷川瑠美、さすがに凄い。虚空に響き渡る、高笑い。今時点、芸能界でこれだけ好感度もクソもかなぐり捨てて「高笑い」できる人材はおらんのではないか。しかも、「邪悪」な雰囲気すら漂わせ、時折背筋にゾクが走るほど「怖い」表情もしばしば。再デビュー最初のレギュラー、まだまだ、番組でのハマり具合が完璧とは云えんが、キャラは確定したみたいで、これからを思うと、ワクワクもん。
 アイドリング!!!時代のあの有名な回(YouTubeの動画にリンクしたいが非公式なので、このあたりhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1024138935)、「小泉瑠美」だった頃の彼女が泣きながら放った一言。「そんな悪者なら、悪魔アイドルで行く」は単なる捨てゼリフではなかったのか、と憶測しまくる毎日です。
 クソぉ。オレがフェデリコ・フェリーニだったらなあ。「世には怪奇な物語」のリメイク、長谷川瑠美を使うのだが。フェラーリでローマぶっ飛ばすテレンス・スタンプ役でもいいし、もちろん、最後の(映画のオチに関わるのでここまで)。


 さて、音楽ネタ。ここは、歌謡曲の感想文書くブログなんです。ま、今回も日本の歌謡曲ではなく、広義の「歌謡曲」ですが。

 このところ、オリジナルアルバム5枚を簡易包装して、格安で売っており、つい調子に乗って、ろくすっぽ聴きもせんのに、キャロル・キングやジェファーソン・スターシップの5枚組買って、やっぱりろくすっぽ聴きもせんで持て余してるアホがおるらしいが、まあ、オレのことであるのだが、B52’sの5枚組も2,000円しなかったので、買っておいた。

 一枚目、二枚目はリアルタイムで聴き、聴いて聴いて、聴きまくり、ついに、聴くのもイヤにになるほど飽きてしまったので、まあ、後で聴きたくなることもあろう、と軽い気持ちで購入したのであるが、その「後で」が突然「今」来たわけである。


Original Album Series B-52's

 まあ、一枚目のアルバムは「懐かしいな」程度と、思いきや、リアルタイムではピンと来なかった曲、「Hero Worship」にハマりまくり。これは、スージー&パンシーズやパティ・スミスやら当時の女性パンクヴォーカルの見事なオマージュになっているわけで、さすがに、CBGB出身のパンクバンド。

 まあ、このアルバム最大ヒット曲「ロックロブスター」すら、男性ヴォーカルが途中、ジョニー・ロットンし始めるわけで(女性はヨーコ・小野しはじめる)パンク〜ニューウェーブでは「色物」扱いされて(というか、扱いされるように仕向けているわけであるが)も、またいろんな装飾が過剰で惑わされることもあるけど、やっぱ、基本、ノリはパンクちゅうとこがエエ。

 まあ、オレのカーステ、低音が出ないので、B52’、こーゆーのが心地よく聴こえるのかもしれん。
 3分間、聴きまくったら、きれいサッパリ、後には何にも残らない潔さ。気持ちエエ。
 
 実際、パンクーニューウェーブのバンドとしては、オレは、下手したら、一番好きだったかもしれん。まあ、当時のオレにとり、クラッシュはマジメ過ぎ、ジャムはカッコつけ過ぎ、ダムドは汚すぎ、トーキング・ヘッズはカシコぶり過ぎ、ブロンディはセクシー過ぎ、ポップグループは絶望し過ぎ、ジョイ・ディヴィジョンは自殺し過ぎ、スロッビング・グリッスルは雑音過ぎ、テレビジョンはギター小僧が群がり過ぎ、そして、パティ・スミスは腋毛し過ぎたわけである。

 ジョニー・ロットンとデヴィッド・バーンを足して2引いたようなヴォーカル、
 単調なフレーズの繰り返しによる安っぽさ、わけのわからん、合いの手、
 あんましハモっても美しくないけど、50年代のSF映画の電子音っぽいハーモニーは寸分違わず表現できる女性ヴォーカル二人
 なんでもかんでも、それっぽく詰め込み、
 ほぼ意味の無い歌詞(6060-842はトイレの落書書いてあった電話番号に電話する話である)、
 ・・・つまり、最強である。まあ、オレにとって、オレだけにとってだが。


  そいで、リアルタイムでは、もうレゲエばっか聴いてたので、出たことも知らんかった、4枚目「Bouncing Off Satellites」。1986年か87年頃らしい。

 こんなに気持ちいいアルバムだったのか、と、今頃実感(下のリンク先、単体アルバムでは新品は入手不能みたいだ、でも上のOriginal Album Series B-52's には入っているから、心配無用)。まあ、ダサいジャケットなこと!!!

   
Bouncing Off Satellites


 末期のT.Rexっぽい8曲目のJuicy Jungleにハマったのをとっかかりに、今は、不思議に何となく、「空中を疾走している感」を見事に表現した「Detour Thru Your Mind」にどハマりである。

  曲そのものはギターを使わないで高中正義やってるような、そいでいて、女性コーラスは、途中で突然ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」し始めるし、しかも、全体の印象はパンナム(注アメリカの航空会社、今は潰れた)の提供でやっている観光番組みたいなのである・・・何書いているのかわからんようになってもた、ここが限界ですわ。

 まあ、例によって例のごとく、気がすむまで、音楽聞きながらワケのわからんこと書いた。Windows7のあれやこれやがちょっとは吹っ飛んだ。

 最後に一つだけ。B52’s、今聴くと、めっちゃ、GSっぽいんですわ。  

2012年10月4日木曜日

久々の小泉瑠美、久々のリー・ペリー 

 ようやっと、秋っぽくなってきたが、何故か、今、蚊が凄い。スワローズ、広島に勝つ。消化試合とは云え、よかった。

 よかったよかったよかったよかった。10月2日、ついに、小泉瑠美、改名して今は、長谷川瑠美の連続ドラマが始まった。ほんま、この日を待っていた!

 昨年、アイドリング!!!の一期時代のDVDを見始めたオレにとっては、ようわからんが、TVレギュラーは「アイドリング!!!」以来なのかもしれん。だとすると、ブランクがありすぎ、彼女がテレビに出ないことは、ホンマ、不思議でしょうがなかったのだ。

 ただ、深夜ゆえ見れないと思ったが、そこは、フジテレビとは異なり太っ腹なテレビ朝日、テレビ朝日YouTubeチャンネルで、まるごと観ることができた。(=> 2012.10.02放送分)  テレビ朝日 ガールズトーク ~十人のシスターたち~ 一回目というので、アイドリング!!!在籍時後期のキャラの発展系で、軽く様子見といったところか。「粘膜」のノリ=小泉真剣です、での「同一言葉連呼中わけがわからなくなっていくノリ」を思い出させ、ジェーン・バーキンのくだりはまさに森田涼花との知ったか対決で、蟻からアント、アントからミュージックそしてカーペットからタタミーへなだれ込んでいくノリを思い出した。まだまだ、序の口である。

 上記リンク先を参照していただければ、わかるとおり、下ネタ有り、というか、ほぼ下ネタばかりみたいな番組で、長谷川瑠美にとっては、アイドルやってた頃の「縛り」の一つから解放されるわけで、やはり、回を重ねて、番組に溶け込んで行き、ハマり、いい具合に彼女が本当の意味での「フリー」の状態になった時、なにか、とんでもない事態が起きる予感がする。小泉瑠美、いや長谷川瑠美の一番の凄さは、ルックスも歌もダンスも良いのだが、彼女の「言語感覚」だろうと思う。どこまで行くのか、目が離せない。

 天才は天才を呼ぶ、というのだろうか。上のネタで終わろうと思っていた。

 昼飯時、テレビを見てたら突然、リー・ペリーが現れたのには驚いた。

 夢でも幻覚でも、なんでもなく、「いいとも」の終わりんとこへライブの告知に来たのだが。そして、タモリとハグ。誰も気がついていないが、まさに歴史的瞬間。例えると、ガンジーと毛沢東がハグするような感じなのだが。オレが知らんだけで、実はリー・ペリー来日するたんび、テレビに出まくってるのかもしれんが、まあ、オレとしては本日、そのような感慨に勝手に、ひとりで、深く深くふけっとった。そういうわけである。このお二人は実は、同ジャンルなのである。






 来日ライブにはもちろん、行けない。日本のリー・ペリーファンの方々は、東京ヤクルトスワローズファンが東京ヤクルトスワローズに対して接するのと同様のアプローチでリー・ペリーに接する方々ばかり、なので安心である。どこぞの野球チームのファンみたいに、贔屓の引き倒しとかしない。どこぞのアイドルグループのファンのように、贔屓じゃないメンバーのわざわざアンチスレ作って罵倒するようなこともない。

 実はこのところ、クルマに乗れば、新しいカーステ調整がてら、弘田三枝子と「Na・Ga・Ra」とリー・ペリーばかり聴いていた。先祖返りというか三つ子の魂百までというか。

 リー・ペリーは、下の トロージャンから2008年に出た「Lee Perry - Reggae Legends 2」である。オレの場合、「ドレッドロックス・イン・ムーンライト」や「カーリィ・ロックス」とかの歌ものからリー・ペリーに入っていたので、この二曲さえ入っていたら、実はなんでもいいのである。
 
 が。しかし。
 
 この一見フツーのベスト盤みたいなこの、「Lee Perry - Reggae Legends 2」、「Disco Devil」や「Judgement In A Babylon 」という、クリス・ブラックウェル(アイランド・レコードの社長、つまり、トロージャンの社長でもある)がボブ・マーリィを殺した、ちゅう凄い曲が入っている。ディスコ・デビルの方はアルバムで出ているが、「Judgement In A Babylon 」はCDになっているかどうか。クリス・ブラックウェルは吸血鬼だ、とか罵詈雑言満載の歌詞も、曲もミリタントビートっぽく当時(1981年)のノリ。御大、一応、流行に、合わせようとしているとこがカワイイ。この二曲、YouTubeにもあったが、リンクするの面倒臭くなったんで、興味のある方は、後はよろしく。


 
Reggae Legends


01. (I Am) The Upsetter 3:05 02. People Funny Boy 2:35 03. For A Few Dollars More 2:12 04. Black Man Time 3:02 05. Jungle Lion 3:25 06. Stay Dread 2:09 07. Roast Fish And Cornbread 3:45 08. Dreadlocks In Moonlight 3:47 09. Bionic Rats 7:33 10. City Too Hot 8:37 11. Disco Devil 7:51 12. Curley Locks 4:09 13. Free Up The Prisoners 12:46 14. Judgement In A Babylon 7:13 15. I Am A Madman 5:49

 (アルバム紹介しといて、悪い。今Amazonでは入手不能状態かもしれん)。

2012年9月14日金曜日

九月十四日

 安倍晋三が首相になってほしいが、どうやら、アカンみたいだ。まあ、こいで、他の誰が首相になっても、戦後長い間続いた「平和」という状態が終わりそうな気がする。歴史の岐路ちゅうもんかもしれん。

 東京ヤクルトスワローズ、勝つ、ただ、ピッチャーが打たんと点が取れんチームというのもあるが、まあ、勝ちは勝ち。

 長谷川瑠美、10月から、テレビのレギュラー決まったみたい。ブログやツイッターが似合わない人なので、逆にこうした情報を発見すると、めっちゃ、嬉しい。うれしい。遅いかもしれんが、夏の舞台、秋のテレビ出演、と、着々という感じがして、うれしい。


ガールズトーク~十人のシスターたち~|テレビ朝日:
"白の北斗・・・長谷川瑠美
「女の子がシスターの格好でズラッと出てくるドラマって、まずないと思うので、それだけでインパクト大ですよね! 深夜ならではの過激さもあり、共感できる部分も多いので、女の人に見てもらいたいな。この前、台本を友だちに見せたら、この気持ちすごくわかるーって共感してました! リアルな感じで面白いドラマになると思います!  私が演じる北斗は、ちょっと変わってる女。ズレてるけど熱くて、言いたいことを言う、気が強い子だと思いますが、私自身の悩みは、貧乳! 男の人って最終的には胸のある女を選ぶのかな。でも巨乳が好きって男にろくなやつはいないと思うので、貧乳でもいいっていう男性を捜してます! どうして男は巨乳好きなのか、番組でも検証してほしいです"


 「私が演じる北斗は、ちょっと変わってる女。ズレてるけど熱くて、言いたいことを言う、気が強い子」、おお!オレが持ってた小泉瑠美像、ひょっとしたら、オレだけじゃなく、彼女のパブリック・イメージ、そのものではないか。

 まあ、こいで、もう、小泉瑠美亡き後の番組「アイドリング!!!」に、もう、いない「小泉瑠美っぽさ」を、無理矢理、求めなくてもいいし、スパガの勝田さんの振る舞いのどこかに、無理矢理「小泉瑠美」を探そうとしなくても、いい、そんな無理をせんでも、かつて、一期生時代の番組「アイドリング!!!」での彼女がそうだったように、彼女がハマれば、有無をいわさず、オレを画面の中に引きずりこみにかかってくるだろう(実際、アイドリング!!!では「ぺしゃぽう」一言で画面に引きずり込まれた!)。
 
 楽しみである。・・・あるけど、まあ、じっくりと育っていって欲しい。多少のスキャンダルとか肥やしにできるような、タフな女優になってほしい。



 と、ここまで書いて、迷ってた、10月に出るという「無頼」のコンプレート・ボックス、買ったろか、と思ってきた。わけわからんと思うが。「渡哲也」の「無頼」と思うから、迷っていたのである。「松原智恵子」の「無頼」と思えば、安いもんである。

 ご存知のように、「無頼」での松原智恵子はスゴいのである。なんか、ヤクザやチンピラが血みどろになって殺し合いしているのに、彼女一人だけ、勝手に自分が主人公の青春映画だか恋愛映画しているのである。ヤクザ映画でヒロインがそんなワガママすると、当然、彼女のせいで、何人か死んだりヒドイ目にあったりするのだが、彼女は映画が始まって終わるまでずーーーーーーっと「松原智恵子」そのものなのである。いや、映画が終わっても、「松原智恵子」なのである。

 ・・・でも、やっぱ、高いからなあ。どうしましょう?

渡哲也“無頼"COMPLETE DVD-BOX

2012年6月7日木曜日

6月7日

ようやっと、ほぼ半年に渡り通院した歯医者が終わった。奥歯2本であるが、まあ、ほっとした。これで、旨いもん、気兼ねせず、たらふく、喰えるというものである。

昨日はAKB総選挙。ファンでもなんでもないので、あーだこーだ云うつもりもないが、よりによって、フジテレビで中継とは。せっかく、フジテレビは自局のアイドルグループ持っているというのに。



あと、ついに、という感じ。元アイドリング!!!2号小泉瑠美さん、新しい事務所に入って、半年間、ず~~~っと、静かだった、長谷川瑠美」の事務所のページにようやっと、変化が。


それにあわせるようにか、フォンチーさんのツイッターで、電話越しとはいえ、「瑠美姉」の健在ぶりが、伝えられる。


よかったよかった。

たった、これだけの情報だけで、嬉しくなって、軽く興奮状態になるのだから・・・・。その原因も、よく考えてみると、数年前(俺がYouTubeで観たのは昨年であるが)のたった1分間の「おジャ魔女どれみ」のカヴァーと、瞬間的に発した「ぺしゃぽう」と「べろべろばー」で、いかに、びっくらこいたか(というより、笑い転げたか、だが)、ということなのである。そっから、DVDBOXを買い込みクルマに乗ればまっさきに「NA・GA・RA」を聴き、4thライブの最後のアンコールを繰り返して見て泣き笑い、・・・。まさに、ゴダールの云うところの「交通事故」である。まさに、これこそ、荒井由実「あの日退屈じゃなければ」である。


戦略と戦術の「大人の事情」が支配する世界で努力と根性と気配りでトップにのぼり詰めるかどうかは、オレにしてみたら、「小泉瑠美」を発見してしまった以上、どーだっていい。はっきり言うて、テレビ越しに観なくても、そこいら、にいくらでも転がっている。
やっぱ、口ぽけーっと開けてたら、いきなり、別世界へ連れて行ってくれるような、一瞬、でも強烈な「煌めき」がないと。



久々に、Frankie Paul (フランキー・ポール)の「Give We What We Want」、聴く。
この曲のあれやこれや調べてあれやこれや書くところであるが、久々だったので、聞き惚れてしまい、書くのが面倒くさくなってもた。






Portrait


2012年4月22日日曜日

ギザギザアイドリング!!!の「NA・GA・RA」

マドンナ11枚組聴いていたら、なぜか、Blondieの「Union City Blue 」聴きたくなり、聴くとハマってしまう。マドンナが悪いとかいうことじゃなく、さすがにマドンナ、これだけの大量の楽曲のどれもスゴい趣向を凝らしてあって、聴くものを退屈させないわと畏れ入るわけだが、どシンプルな「Union City Blue 」、PVを観ながらこういうとこ(http://longriver.exblog.jp/14489801/)を読むと・・・、なあ。

「東京ヤクルトスワローズ、なんと、まあ、讀賣に三連勝。阪神に連勝中のDeNa、今夜はボコボコにされていたが、東京ヤクルトスワローズも一歩間違えば、そうした状況になるわけで、ホンマ、まだ讀賣がまごまごしとる間に勝てるだけ勝っとかな。


それはそうと、ようやっと、YouTubeに「アイドリング!!!」公式チャンネル{http://www.youtube.com/user/idolingch}がオープンした。フジテレビをホメてやりたいところだが、やっぱ、遅い。
YouTubeに公式「アイドリング!!!チャンネル」オープン | キャリア | マイナビニュース: "2012年4月17日(火)より、「YouTube」上に「アイドリング!!!」公式チャンネルがオープンし、早速、配信がスタートした。"


そいでも、これで、昨年、オレが最も聴いた曲、ギザギザアイドリング!!!の「NA・GA・RA」へのリンクが大手を振って、貼れるというものだ。何度も聴いたのは、4thライブのバージョンだが、それはまだみたいだ。




赤いバラをみんなつけることになっているが、何故か17号三宅ひとみだけが、グレイのバラをしている。これは「ギザギザアイドリング記者会見」というのをYouTube探して欲しい。

歌詞がカッコいい、ダンスもカッコいい、曲自体もカッコいい、8号フォンチーもカッコいいし、17号三宅ひとみもカッコいい、そして2号小泉瑠美もカッコいいし、18号ミシェル・未来ももちろん、カッコいい。

「お笑い」、それも2号小泉瑠美の「ぺしゃぽう」「べろべろばー」と「おジャ魔女どれみ」から、アイドリング!!!に入ったオレとしては、アイドリング!!!の歌がスゴいなあと思った最初の曲である。

2008年12月17日発表、その、ほぼ一ヶ月後に二号小泉瑠美がアイドリング!!!卒業してしまうのだが、その卒業ライブでアンコールに入って、「Na・Ga・Ra」と共に姿を現す小泉瑠美はもう神がかり的にカッコええ。

「Na・Ga・Ra」からはじまり、「想いの歌」「恋いゴコロ」そして、笑いの卒業セレモニーをはさんで「Snow Celebration」で、2号小泉瑠美とアイドリング!!!はなんと、この4曲のそれぞれ歌詞が描く「架空の世界」をまさに自分たちの「今」にひきこんでしまう。実は当時のアイドリング!!!には、それだけの歌唱力と強引なまでの強い意思があったのだ。


2011年12月27日火曜日

I slide

小泉瑠美あらため長谷川瑠美。めちゃくちゃ嬉しい、いや興奮する、いやいや、素直に喜んどきたい。2012年に興味がわいてきた。
ところで、大王製紙さん、あと100億、使途不明金作るつもりないだろうか?、100億あれば、ぎりぎりハリウッドで彼女主演の映画作れるのだが・・映画がヒットしたら1000億単位で儲かるのだが・・・とアホな妄想をつい抱く今日この頃。

ようやっと、フジテレビのオンデマンド、アイドリング!!!のやつ、申し込む。7号谷澤恵里香、8号フォンチーの卒業ライブ(CS放送後、フォンチーと三宅ひとみの二人のオリジナル・ギザギザアイドリングで、「Na・Ga・Ra」やったらしい)を観たいが故なのだが、オンデマンドにのせてくれるか、どうか、ようワカラン。

年末。寒くなってきたと思ったら、気温もさることながら、心も寒い。なんでか、とよくよく考えてみると、11月末に市民税と県民税を納入したことに気がついた。まあ、金がない。

ほそぼそと納税のため貯めてきたお金を、一気に納税した後というのは(何億も納税したかという誤解を与えるとアカンので、ちなみに。何万円単位です)、何も難しい本を読まんでも、鴨長明に匹敵する虚脱感から始まり、太宰治に匹敵する空白感、カフカに匹敵する不条理感を経て、やがてはカミュの虚無へと成長する過程が実感できる、人生でも貴重な期間であるが、今年は、家の前の市道のバリアフリー化の大工事、終わりに近づき、舗石も新品、桜も若木を植えてもらい、車道も、舗装したて、という状態で、家の近所、キレイになって、快適である。で、「・・・今年納めた税金の元は取れたんではないだろうか?」があり、毎年のように、やがて、「虚無」から「ニヒリズム」へと成長し、政治全般への罵り、呪い等の意識が湧いて来なかった。
大阪とは云え、橋下市長誕生したことだし。特定の団体に属した「市民」や「労働者」のためだけに、フツーの人が納める税金がじゃかすか使われる状態は、どんどん改善されるようになっていくだろう(ほんま、納税した後の気分ちゅうたら、一万円札にGPSつけて、どこをどう使われるか、追跡したい気分なのだ)。

さて、昭和歌謡を聴いて音楽感想文を書くというのが、このブログのテーマなのだが、デヴィッド・ボウイ、アリス・クーパーと来たところで、「毛唐の昭和歌謡」訳して「グラム・ロック」がらみで、T.Rex聴いているのだが、ナックルやひん曲がったカーブやら魔球ばっか投げ込んでくるんで困る。全部のアルバム聴いたろ、と思ってたが、「スライダー(曲の方)」で止まってしまう。歌詞見てもあいかわらずなんのこと言うているか、さっぱりわからんのだが、「悲しい時は、スライドしたるねん」(And when I'm sad I slide )ちゅうとこ、なんとなく、わかったようになって、オレも「I Slide」したくなってしまうから、マーク・ボランちゅうのは!!(しかし、I Slideって実際どういう意味なのだろう)

2011年10月27日木曜日

しかし。

 アイドリング!!8号、フォンチーのブログ(10月27日)で「今の」小泉瑠美の健在ぶりが伝えられている。
しかし、なんのだろう? たったそれだけのことで、メチャクチャ嬉しくなる。
儚い希望(もちろん、小泉瑠美のシンガーとしての本格復帰)がちょびっとだけ、形を持ったような気にすらなってくる。今世紀最大の悲劇、東京ヤクルトスワローズが、最大10ゲーム差をひっくり返され、セ・リーグ優勝を逃したことなど、ごくごく些細などうだっていいことのように思えるから不思議である。  


と、云うていると、遙か英国よりBlondieのシングルのボックスが届く。日本のAmazonは高かったので、右の「こちらからも買えますよ」んとこから、新品で一番安いとこが、3300円ちょいだったので、プラス340円の郵送料で。  海外の業者なので、10日ほどかかったが、仕方ない。


Blondie Singles Box

 ブロンディーのシングル15枚組。CD一枚あたり2,3曲しか入っていないが、オリジナルジャケットが嬉ひい。
パンクの頃から、最近のヤツまで。もう、In The Flashやら、Heart Of Glassやら、もう、Call Meなんか5つもバージョンあって圧巻。ジャマイカのパラゴンズのカヴァーThe Tide Is High、ラップ初期のRaptureとか、もう、久々のデボラ・ハリーの声に堪能しまくり。もちろん、小泉瑠美が「健在」ならばデボラ・ハリー(1945年生まれとは信じられなーいぐらいだが)なんぞのおばさまに、うつつをぬかす暇などないのだが。


Disc 1 Rip Her To Shreds In The Flash X Offender
Disc 2 Denis Contact In Red Square Kung Fu Girls
Disc 3 (I'm Always Touched By Your) Presence, Dear Poets Problem Detroit 442
Disc 4 Picture This Fade Away And Radiate Disc 5 Hanging On The Telephone Will Anything Happen?
Disc 6 Heart of Glass Rifle Range Heart Of Glass (Extended Version) Heart Of Glass (Instrumental)
Disc 7 Sunday Girl I Know But I Know Him Sunday Girl (French Version)
Disc 8 Dreaming Sound Asleep
Disc 9 Union City Blue Living In The Real World
Disc 10 Atomic Die Young Stay Pretty Heroes
Disc 11 Call Me Call Me (Instrumental) Call Me (12' Version) Call Me (Spanish Version) Call Me (12' Instrumental)
Disc 12 The Tide Is High Suzie And Jeffrey
Disc 13 Rapture Walk Like Me Rapture (Special Disco Mix) Live It Up (Special Disco Mix)
Disc 14 Island Of Lost Souls Dragonfly
Disc 15 Warchild Little Caesar Warchild (Extended Version)    

2011年8月28日日曜日

アイドリング!!! 4thLive 何かが起こる予感がング!!!  28th August 2011

さて、スワローズが負けたことだし、ついに アイドリング!!!の4THライブの感想文を書く。 
長くなると思うが、ほぼ、一か月がかりだからしゃあない。アイドリング!!!ファンの方には、「今頃、何書いてやがるんだ」だろうが、しゃあない。まずは、地べたに頭こすりつけてお詫びしとく。まあ、今年の震災でテレビ観なくなって、YouTubeで小泉瑠美を発見して、5ヶ月ほどの人間が書くことである。事実誤認・誤解・思い込みによる暴走等お許し願いたい。

この今から約二年半前の2009年1月18日ライブ、アイドリング!!!初の中野サンプラザという大きな会場でのライブである。

 

"アイドリング!!!4thLive 何かが起こる予感がング!!! [DVD]" (ポニーキャニオン)

 タイトルは「何かが起こる予感がング」、セットリスト以外他に何も書かれていないが、実は、小泉瑠美はこのライブをもって、アイドリング!!!を「卒業」してしまうのである。


その卒業も、メンバーに対しては、このライブのリハーサルがはじまったときに初めて、観客に至っては、ライブ当日、小泉瑠美登場直前の、アンコールがはじまる寸前、初めて小泉瑠美のアイドリング!!!卒業を知ることになる、というぐあいだ。そして、アンコールに入ってから現れ、「NA・GA・Ra」とか4曲歌って、アイドリング!!!を去っていくのだ。カッチョいい!

 まあ、なんで、オレがこのDVD買ったかというと、そのアンコール中、30分たっぷり「小泉瑠美卒業のセレモニー」が入っとるのである。YouTubeでその一部分見て、笑いこけたのだ。それも半端ない笑いだ。

  「小泉瑠美卒業のセレモニー」約三〇分の部分、最初観た時なんか、笑いが見終わっても後を引くほどだった。

 まあ、MC升野英知をツッコミ役にして、一人の挨拶が終わったら、次は、メンバー17人ひとりひとりが小泉瑠美へ卒業のメッセージを送るという形式で、だから、三〇分にもなるのだが、卒業のメッセージというより、どんどん大暴露大会になっていき、しかも、小泉瑠美は、その一人のメンバーに対して、基本「泣き」の状態にもかかわらず、あるときは、ボケ、あるときはツッコミ、またあるときは、升野英知を引き込み、どんどん笑いを引き出していくのである。「卒業」までの「不調」(実際、番組とかライブとか休み勝ちになっていた、ということである。また、出ていても、一期メンバーだけの頃とは明らかに別種の笑い)を軽く吹き飛ばし、彼女本来の「天真爛漫さ」「底抜けの明るさ」が涙ずぼずぼの状態で戻ってきたのである!

1号加藤沙耶香の挨拶は平凡だが、昼の部では「(このところ体調不良で休みが多くなり)他のメンバーに迷惑かけると云ってたけど、瑠美ちゃんはみんなに迷惑かけていいだよ、そんなの、二年半前(アイドリング!!!開始時)からわかってたことだもん」と挨拶している。

泣かないキャラの2号遠藤舞は マジ泣きし、言葉をつまらせながら。
ここまでは年齢の近いメンバーで、わりとしんみりと静かであったが、
江渡万里彩の番になった途端に小泉瑠美が爆笑し、場内も爆笑に包まれる。江渡万里彩は定番「江渡泣き」を駆使し、機嫌が悪いときの小泉瑠美で爆笑をとり、
滝口ミラは泣きながら、小泉瑠美が遅刻したとき、スタッフに起こしに行けといわれた、スタッフのカップヌードル一緒に食べて怒られたで、
外岡えりかは、出会った時は怖かった、から、アンコール前に歌った「フレンド」は小泉瑠美のために歌ったと、
谷澤恵里香は「小泉会」、「小泉チルドレン」、滝口ミラが変な女にカラマれた時、小泉瑠美が怒鳴り散らして追っ払ったエピソードで、
仲の良いフォンチーはいつになく饒舌に小泉瑠美に数々の迷惑かけられたエピソードや機嫌が悪い小泉瑠美を「ナントカする」役だったことで、
小泉瑠美のソウルメイトと云うべき横山ルリカは、ライブの時、待ち合わせの時、小泉瑠美が遅れたので、先行ったら切れて、その後大変だったというエピソード(この時は、横山ルリカもマジ切れし、大げんかになったらしい)で、

 場内を爆笑、もちろん、オレも腹が痛くなったほど笑った。

 泣きながらも、笑い、笑いながらも、涙を流している一期生9人はホンマうらやましい。まあ、会社で言うたら創業者同士ということか。実際、フォンチーとか卒業当日あたりのブログを拝見すると、涙なしでは読めん。

二期生からはちょっとあっさりしてくる。卒業までのつきあいが8ヶ月ほどなのでしゃあない。


ただ、当時15才の朝日奈央が、涙流しながら言葉をつまらせながら、挨拶してもシカトする、一緒に帰った電車の中で大声で喋るのでどうしようと思った、午前二時にメールきたので見たら「なんてカワイイの」だけだった、と小泉瑠美への単なるクレームの羅列、もちろん、その度、場内みんな爆笑なのだが、なぜか、じんわり来る。「本音」をストレートで小泉瑠美のど真ん中へ投げ込んでいるのだ。小泉瑠美がキレないか、とひやひやした。


あと、因縁の菊地亜美(番組で菊地亜美がケンカ売り、菊池亜美号泣小泉瑠美号泣するという事件があった)の番になると、 小泉瑠美がこの日、それまで見せたことのない、明るい笑顔「おぅ、あみみか」と。まるで、宍戸錠がようやく決闘相手の小林旭を探し当てたような、爽やかな笑顔を見せる。そして、「最後に瑠美のモノマネみたい」とせがむ時の無垢なおねだり。

 まあ、二期メンバーも「例の菊池亜美」を含め、「みんな、ええ子や」と思いました。

 
まあ、ほんまのアイドリング!!!ファンの方は気分を害されるかもしれんが、このDVDで肝心のライブシーンは観ず。オレはこの部分ばっかくりかえしゲラゲラ笑いながら観てたわけだ。そうやって、くりかえしていると、その場で「ああ、なんて、いいアイドルグループなんだろう!」とか思うようになって、この「小泉瑠美の卒業セレモニー」が終わって、最後の、曲、「Snow Celebration」聴いたら、嗚呼なんということでしょう!?、マジ泣きしてしもた。

歌詞がぐぐぐぐぐっと、イキナリ、飛び出してきたのだ。

 この「Snow Celebration」、恋愛成就したおんなのこの気持ちを歌った、ワシらオッサンには、なんてことのない曲だが、 「泣けちゃうほど大好きな キミへCelebrate” あの日巡り逢えたこと 今 素直に“ありがとう”を云うよ』 のとこで「うんうん、そうか、そうか」状態、まあ他の17人は小泉瑠美に向けて、小泉瑠美は他の17人に向けて歌っている感じがして、うーん、エエ曲や!、と思ったわけだ。「特別な今日という日を 共に祝おう ひとりじゃない」なんて、この日を計算して書いたとしか思われない。だいたい、遠藤舞と手をあわせお互い見つめ合いながら「果てない 愛を唄おう」と唄う部分など、もう反則である。

 そうやって、さかのぼって、遠藤舞と江渡万里彩、小泉瑠美の三人で唄う、「想いの詩」も、ずうん、と来たし、泣くのをガマンできず泣きながら唄った「恋ゴコロ」も、エエ曲や、と、また、アンコール前の「Friend」、外岡えりかが云うてた「瑠美ちゃんのこと思って歌うね」を頭に入れて聴くと、感慨深い。それよりもなによりも、「小泉瑠美卒業セレモニー」で、他の17人のキャラがオレの中で「立った」のだ。

 そうやってみると、 アンコール一発目、つまり、小泉瑠美がこれ以上無いという感じで、カッコ良く登場して歌う「NA・GA・Ra」も「生まれながらの人柄 好きなことだけしていたい・・・・(中略)・・・過程よりも結果オーライ 私 」とかは小泉瑠美の「卒業の宣言」のようにきこえるではないか。


あたりまえだが、歌詞で歌われる世界ちゅうのは架空で、歌詞の情景や感情を、いったん想像して、歌うものなのだが、ここでは、ライブアンドダイレクト、今の心のありのままを、そっくりそのまま、歌っているのである。歌唱力もクソも関係ない。これで感動できんかったら、音楽なんか聴く必要はない。

 アイドリング!!!の曲はワシらおっさんにはほど遠い世界のものであったのだが、「小泉瑠美の卒業」という補助線を入れてもらったことにより、ぐぐぐぐぐっと、目の前にカタチを持って現れてきたのである。

 「ぺしゃぽう」と「べろべろばー」「母ちゃん、醤油が足りないんだよ」等の部分における小泉瑠美の「天才」が好きになったのだが、初期のアイドリング!!!の曲まで気に入るようになってもた。小泉瑠美はこうした部分でも「天才」だ。

 まあ、小泉瑠美のアイドリング!!!卒業の原因については、ネットとか調べてみると、いろいろあるようだが、面倒くさいんでどうでもエエ気がする。このライブで云うたように「前みたいに元気がばんばんに無いので」でいい。今の小泉瑠美に関してもオレがどうのこうの云えん。だいたい、天才のあれやこれや、ワシら凡人がどうのこうの云てもしゃあない。オレがもうほんの少し金持ちなら、「NA・GA・Ra」今からでも、100万枚単位で毎月注文して、ヒットチャートを席巻してやるのだが。

 ただ、願わくば、もっともっと、小泉瑠美の歌を聴きたい。
まあ、長くなるかも知れんが、待ってみようと思う。
おなじ天才早川義夫の時だって、20年ほど待ったのだ。

 

 

 

   

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