2009年12月31日木曜日

バーコードリーダーで遊んでみる Delicious Library 2

何を思いついたか、衝動的に、バーコードリーダー、買ってしまう。他にもいろいろあるが、そこは一番安いヤツで。

マック対応とかなっていないが、USBでつなげるとフツーに使える。キーボード入力と同じで、まあ、たとえば、DVDのバーコードでピッとやると、4988103600920、というJANコードを読み取って、数値で返してくれる。これをそのまんま、Googleで検索すると、http://www.google.com/search?as_q=4988103600920  とか結果が出たりする。もちろん、そーゆーまどろっこしいことせんでも、便利なアプリがちゃあんとあるみたいで、イロイロ試してみて、Delicious Library 2(http://delicious-monster.com/)というアプリ(40ドルのシェアウェア) に落ち着く。


 なーんもせんでも、ピッピっとやると、アマゾンからデータ取ってきてくれ、どんどん追加してくれる。


nekoneko.jpg, originally uploaded by tkot93.

詳細情報もこんな感じ。



oiiii.jpg, originally uploaded by tkot93.

 まあ、こういう感じ。追加で自分で書けるスペースが少ないような気がするが、それはそれ。
 今のところ、オレがピッピと入力して登録しているのは、DVDだけだが、もちろん書籍(古い本はバーコードついてないの・・・)でも歯ブラシでもバーコードさえついており、アマゾンにある商品なら、写真付きでライブラリーに追加してくれる。
 ただ、バーコードリーダー本体とシェアウェア代であわせて、ほぼ一万円。ソレだけの価値があると言えば・・・。まあ、使い方によるのだろう。

オモチャとしては、かなりオモロイ。ただ、オレの場合、ある程度、やったら、飽きてきた。



Sandra Loban - Make You My Man

 レゲエねた。  1982年のSandra Lobanちゅうおネエちゃんの、ラヴァーズロック。ジャッキー・ミットーとシュガー・マイノットのプロデュースだそう。初めて聴くのだが、一発でヤラれてしまう。まだまだ、こういうエエ曲が眠っていると思えば、気が遠くなると同時に、変なファイトがむくむくともたげてくる今日この頃。  

2009年12月19日土曜日

いつのまに、こんなに更新があいてしまうようになったのだろう????

 何がCOP15じゃ。何が二酸化炭素削減じゃ? 
 ちまちましたことしやがって。
 せせこましくなって、いけない。
 その癖、天文学的な金が出て行くだけの話になるのが、不思議だし、多分こういう時には必ず、その金めあてのどす黒い国際的な集団が暗躍しとるに決まっとる。
 こういう時、どこぞの「植木等」的国家が、どーんと火力発電所五万基ぶったてるとか水道水みんな炭酸水、国民に一人にジェット機支給、とか、して、ぶわぁああっとCO2まき散らしまっせ!!と宣言する国がひとつぐらい出てこないものか??

 まあ、アメリカと中国の2カ国で二酸化炭素排出量の40%占めるワケで、どうも、どっちとも、本気で削減しようとか思てないみたいだし、こーゆー時、4%の日本がバカみたいにカネかけて失業者出しまくってCO2、25%削減しても、世界的に見れば微々たるもんで、米中がこの二つのワガママ国家を動かすには、日本も国家プロジェクトとして両国と肩を並べるだけ大量に二酸化炭素まき散らしたったらええねん。さすがに、米中とも真っ青になって本気で削減考え始めるだろう。ひょっとしたら、「核」よりも強力な兵器になるかもしれん。EUなんか、ヤメテくれと、カネくれるかもしれん。

 エコエコ云いながら、ちまちま暗く長生きするより、どーんと太く短く、人類も、行かな。
 (それはそうと、日本はいつのまで「先進国」になっとるねん。もう今や「発展途上国」やろ)。

 てな、今日的話題をすると何故かこーゆー調子になってまうから、我ながらイヤになる。
 しかし、ちょっとはいつもの愚痴と違って、ちょびっと国際的な愚痴になっとるワケである。視野が広がっとるわけであーる。
 それは、なんでかとゆーと、矢作俊彦原作谷口ジロー作画の「サムライ・ノングラータ」を読んだおかげである。

サムライ・ノングラータ (単行本(ソフトカバー))

 読む。わはは。快感快感。これぞ、矢作俊彦である。
 一回読んだだけでは理解できない凝りに凝りまくった「会話」。捏ねて捏ねて捏ねくり回したストーリー展開をかなり意地悪な悪口の数々が埋める。
 ただ、主人公に、水戸黄門的要素が仕組んであるが、どうも空回りしとって(関西人の悲しい性で、変な権威付けというか伝説のなんチャラというのは、興ざめしてしまうのだ)、どないなるかと思ったが、最後のストーリーでの水戸黄門ぶりにぶったまげた。これにはナンボ関西人のオレでもビックリ、ちゅうもんでしたわ。

 ただ、
 派手に登場した虎姫があんまし活躍しなかったのが残念。
 谷口ジローファンには申し訳ないが、 虎姫が絵的にあんましエエ女に見えないのも残念。

まあ、一回読んでわかろうとせず、再読三読しているうちに、ある瞬間、ばしっとハマるので、そのつもりで。まあ、矢作俊彦の90年代までの作品すべてに云えることであるが。

 しかし、ここ、いつのまに、こんなに更新があいてしまうようになったのだろう????

2009年12月10日木曜日

遣唐使

 あんな大勢引き連れて遣唐使かいな。まあ、「朝貢」が妥当か。民主党の中で親中派がどっと増えたワケである。ハニートラップとか術を労さずとも、カモがネギしょって、どっと来るとは、まさに中国人もビックリ、ちゅうもんだろう。しかし、小沢一郎、まあ、ここまでおおっぴらにするとは思わんかった。
 今回、行って今頃ウハウハ接待受けているで違いないであろう、あっちの国家主席とツーショットで写真とってもらって、感激しているような国会議員さんたちは、これから、日本の政治を中国に有利な方向に持っていくことことは、アホでバカなオレですら、わかる。
 ええんかいな?
 アメリカぎらいが最近多いみたいだが、こんなとこで二者択一して中国を好きにならんでもええわけである。オレみたいにアメリカもキライ中国もキライ、ジャマイカは好きというわけにいかんのか? 確かにこれからは、落ち目のアメリカより上り坂の中国の方が商売になるとはいえ、ここまで露骨とは思わんかった。
 まあ、アメリカ嫌いの連中は日本から米軍を追い出したら、それで良し、なのだろうが、どうせ、テメエの国をテメエで守る気がないわけだから、軍事基地はそのまま軍事基地で、星条旗のかわりに五星紅旗がはためくようになるだけなのだ。今度はアメリカの犬から中華人民共和国の犬となって、中国の平和のための戦争にかり出されるだけなのだ。あたりまえである。世の中悪い国も良い国もない、みんな自分のことで精一杯なのだ。どこぞのお人好しの国が他国の安全、タダで守ってくれるか。
 土下座外交から「貢ぎ外交」か。
 日本、進化しとるのか退化しとうのかようわからん。
 まあ、ひとつ確実なことは中国相手の商売をこれからは重視していくんだろう。しかし、続くんかいな?ハリウッドもブラックカルチャーもないんだぜ。戦後日本をポーッとさせ、その後の経済成長の動機ともなったアメリカの「カッコ良さ」みたいなもの、あの国にあるんだろうか。

2009年12月4日金曜日

矢作俊彦がらみ新刊(?)二冊

 軽自動車もようやっと直り、あっかんべー、と、ストレスをささやかに心の中で解消し、さっぱりしたところで、さて、本でも読んだろうかい、と思ってアマゾン検索しとると。
 矢作の俊ちゃん、いろいろ出ているではないか!
 


犬なら普通のこと (ハヤカワ・ミステリワールド) (単行本)
 内容はようわからんが、久々のコンビでの「新作」みたいだ。



サムライ・ノングラータ (単行本(ソフトカバー))
 これは原作で、谷口ジローがマンガ。復刊みたいだが、知らん・・・いや、読んだこと・・・わからん。
 まあ、今日は一応出ていることだけ、ちゅうことで。amazon待てんので、そこいらの本屋で買うつもりだが、2冊ともあるかなあ・・。



2009年12月3日木曜日

アハハ編

 月末、県と市に納税無事すまし、ようやっと、ほっと。
 昨年度放映されていた「おねがい!!マスカット」の総集編DVD「アハハ編」、早速届く。

 早速観る。早速見終わって、また、早速見返す。早速、同じ箇所で声に出して笑う。
 
 大満足である。
  これほど笑ったのは、「おねマス」の番組そのものを除くと、「ゲバゲバ90分」のDVDに入っているど突き家族のシーン以来である。


 まあ、このDVD,それよりもなによりも、日本人が否、人類が、今後長きにわたってずっと記憶されるべき瞬間、すなわち、「私を窓辺に飾ってよ いい花咲くよ」と「あんまりほっておくと、月へ帰っちゃうよ」が、この世に吉沢明歩から生み出される瞬間が記されているのであーる。この二つの場面、一瞬、「聖なるもの」がよぎるのであーる。日本のテレビが50年か60年かけて到達した一つの頂点であろう。

 ただ、90分のDVDだ、まあしゃあない、大久保さん乱入シーンも納められているが、大久保さんが乱入する布石となった、前週放映分の蒼井そらのスカットテレフォンが入っていないので、なんかようわからんもんになっているが、ここでは、おそらく、オレがこの番組にハマるきっかけとなった蒼井そらの「やめろよ」「やめろよ」「やめろって!!」が観られるし、窓辺や月へと並ぶ「テメー、何センター坐ってんだよ」という「おねマス3大名ゼリフ」の一つを、蒼井そら、初音みのり2連発、そして吉沢明歩の豪華競演がみられる(もっとスゴかった気がするが、実際の放映ではどうだったのか・・・YouTubeではもう観れないのが惜しまれる)。

 このおねマスのオモロさ、どう伝えてええのかわからん。「単なるスケベ心やないか?」と思われたら、そうかもしれん、と答えるしかない。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/おねがい!マスカット  (2008年4月8日 - 2009年3月31日)

 http://ja.wikipedia.org/wiki/おねだり!!マスカット  (2009年4月6日 -)

 ただ、今、ゴールデンでやっているような、CM後に期待させてちょん切ってCM再開後まただらだら同じシーンをつなげる、とか、 身内同士であらかじめ用意された身内ネタをしゃべっているのをえんえん聞かされる、とか、収入から云うて自前で金出して喰えばええねん、といいたくなるようなグルメもんを、大げさに旨そうに喰う嘘くさいシーンの羅列とか、自分の「好感度」を大事に大事に計算しながら、ヤバいことをセコくセコく暴露していくとか、一切、ないのであーる。それだけでも、充分なのである。
 
 まあ、なりふりかまわず、一つの目標にむかっている沢山のおねーちゃんたち、それも全員、ミニスカ、という番組を観るのは、楽しい・・というだけかもしれん。
 ぐだぐだ、ぐずぐず(この番組観るようになって初めて知った単語)、というのも、 この番組の持ち味で、オレがここで、ほめまくっているから、眠いの我慢して最初に「おねマス」観たら、えんえん30分、麻美ゆまがひとりで唄っているだけ(註 オレは大好きだけど)、というのがあっても、文句を云うてはアカン。

 来春発売される「ウフフ篇」には蒼井そらのダメ出しドキュメントが入ってますように。

2009年11月26日木曜日

11月26日

 スワローズも、金持ちなのか、金満球団(全選手の年俸合計あの讀賣より高いと言うこと知ってびっくらこいた!)から、地味目の選手、FAで大金で獲得しよったがな。

 先週の連休中、ユニクロ行ったら、尋常じゃない混み具合してたので、ネットで買うことにした。キャッシャー前なんぞ行列が「とぐろ」巻いているのだ。
 炊き出しとか配給じゃあるまいし。

 しゃあないので、本屋行ってみる。最近、新書版の「新書」がスゴい量になっており、それもタイトルだけは魅力的なモノが多く(でも読んだらタイトルとは全然関係い単なる著者の自慢話だけのも多いから、注意が必要なのだ・・いっぴん「楠木正成」がタイトルについていた新書、買ったら、中身は、皇国史観批判本だった)、あれやこれや立ち読みしつつ、物色してみたが、量がある分、質そのものがどっと落ちとるみたいで、なんか、タイトルと目次見たら、読まんでもエエような気がしてしまい、迷いに迷う。買わなくてもええような気がするものの、なんか、どっしりしたヤツ読みたい気分だったので、小林よしのりの新書を買おうとしたが、よく考えてみるとわざわざ「文章」の小林よしのり買わなくても、マンガの方を買う方がそりゃ「どっしり」するわけで、一番新しい(と思われる・・詳しいことようわからんので)「ゴーマニズム宣言NEO2 日本のタブー」にする。あと、新書んとこでなやみぬいて、「これかな」と思った内田樹「日本辺境論」にした。

 なにせ、小林よしのりである。読むのに3時間かかったが、期待にたがわず、「どっしりした」読後感。で、その後、内田樹を読むが、うーーーーーーーん、である。本の内容じゃなく、読後のパワー感で判定するのは何であるが、やっぱなあ。この人は喩えが多いのだが、どストライクが少なく、時折、高井雄平君みたいなとんでもない喩えがあるような気がする・・・まあ、何分、無知でアホなオレの云うこと、読む人が読めばそれなりのだろうが、オレにはピンと来なかった。まあ、しゃあない。小林よしのりはケンカするとこがオモロかった。
 本の中身云々する筆力が無いので、ここまで。

 またもや硬い話になってもた。

 くー、 本当は今日あたり、若き日の金井克子, 由美かおる, 原田糸子, 奈美悦子, 江美早苗がミニスカで大活躍する「フラワーアクション009ノ1」( 詳細は、WIKI http://ja.wikipedia.org/wiki/フラワーアクション009ノ1)のDVDが届いており、それを鼻を伸ばしまくってヨダレ垂れ流しながら視ている筈なのだが、何故かアマゾンから届かん。価格が価格だけに、ホンマ、清水の舞台からバク転しながら飛び降り後頭部から着地した気分で注文したのに。
 

 それはそうと、以前ばんばん「おねマス」(WIKI http://ja.wikipedia.org/wiki/おねだり!!マスカット)のこと書いとったのだがYouTubeでのリンク、次から次へと消されているので、ここで話題するのちょっと控えていたが、ほぼ毎回、ウソ誇張なしに腹をよじって笑いこけとるわけであるが、とうとうDVD化され、12月の初めには一つ目、来年の1月には2つめがでる。本当楽しみである。今回は、編集版みたいなのだが、おねがいマスカットから含めて、全番組収録したのも欲しい。まあ、買えるか、買えないかは別として。

2009年11月18日水曜日

名称未設定 1

 今日からうんと寒くなった。早速、タートルネックで武装する。もちろん、既に腹巻き、パッチは導入済みである。
 あっというまに11月もなかば、エラいことに納税の時期になってしもた。今民主党張り切ってあれやこれや、ちまちま予算削っとるみたいだが、いくら削っても別のことに使うだけで、それもやっぱり、ムダだったりするわけである。それなら、いっそのこと、その削った分、いったん、納税者に返納して欲しいもんである。納税した分のたとえ1%ぐらいにしかならんかもしれんが、そいでも、ちょびっとでも戻ってきたら、ムダが「実感」できると思うわけである。役人もムダな金使ったら返さなアカンとなると、緊張感が違ってくると思うし。まあ、破産寸前の財政状況では無理か・・・。

 だいたい、オレは税金が予算主義というのがワカランのである。ムダ遣いとかなんちゃらは、集まった税金ベースで予算組むからアカン。決算主義というか今年はこんだけかかりました、んで、今年はこんだけもらいます、で納税額が決まってくるとなると、ムダ遣いして納税額ボーンと跳ね上がろうもんなら、下手したら暴動とかになって、オモロイと思うのだが。暴動まで行かなくても、使った分集まらなかったら、その分、公務員の給料の額で調整したらええねん。
 
 アホなこと書いた。単に税金払いたくないのであーる。でも今月末までに払わないとアカンのであーる。ホンマ。あー、こんな気持ち、あー、うまくいえたことない、ないあいあい。


 失礼しました。さて、サディスティック・ミカ・バンド熱もようやっとおさまり、先日クルマで「スワンの涙」、オリジナルのオックスと、ジュディ・オングと奥村チヨがカヴァーしたヤツ、とバカ聴きして、再び歌謡曲モードに戻り、人心地ついた気分である。 ミカバンドの場合、聴いても、どうしても「あの頃あーだった」的になってしまうのだが、歌謡曲の場合は、その曲がなんぼ古いもんでも「今聴いているぞ」ちゅうビンビン感がある。

 そいで、久々にアマゾンで歌謡曲関連のCDあれやこれや検索すると、アッと驚く為五郎状態で、ミカバンドの反動でぼこぼこ買ってしまった。だいたい、「ゴールデン・ハーフ・スペシャル」の全シングルを網羅したCDとか原田糸子と響かおるのカップリングのCDが出てるわ、クレイジー・キャッツでお馴染み萩原哲晶氏が作曲した曲ばかり50曲も詰め込んだ2枚組は出ているわ、で、あっという間に、散財してしまった。

 まあ、そういう感じだ・・・と云うのを前フリにして、読んだ本の感想文書こうと思たが、眠くなってしもた。それはまた今度。

2009年11月12日木曜日

来た見た買うたの喜多商店のFM大阪のCM聴いてから・・・

 まあ、加藤和彦が亡くなって、まあ、このさい、いっちょう、久々に、サディスティック・ミカ・バンドでも聴いたろかい、とか思って二週間、さすがに、高中正義のギターが鼻につく・・・というより、「耳について」きた(このあたり、何も高中正義氏に対してネガティブな感情を持っているというわけでない。ただ、ミカバンドばっか聴いているとそうなってくる)。オレの持っているのは、CDでは一枚、1989年の再結成というか、「MICA」Bandが新結成されたとき、勢いで出た、ベスト盤「幕の内」のみ。で、iTunes Music Storeで1975年の「ライブ・イン・ロンドン」を手に入れ、オリジナルの3枚もついでに、と思ったがアナログ持っているんで、長考の上、それはパスして、しゃあないから、レンタル屋で次のヤツを借りてみたのである。
 
 音楽のブログやってきて、レンタルの感想文は書かんことにしとったがしゃあない。まあ、レンタルであろうがラジオエアチャックしようがYouTubeで探しても、ええもんはエエのだが、やっぱ、買ったもんは、無理矢理にでもでも元を取ったろ、というセコい ベクトルで聴くもんだから、ポジティブに聴けるのであーるが以下はあくまでもレンタルでの感想文、辛口になっとるかもしれんが、その分、さっぴいてくれ。
 

 ベスト盤はいくつか出ているが、これは1973年あたりの未発表曲「お花見ブギウギ」が入っているんで。しかも、今現在、アマゾンでは廃盤扱いだ。
 「お花見ブギー」素晴らしい。「なんと、お花見ブギウギー」ちゅう部分がはまった。
 
  また、1972年の最初のシングル「ピクニックブギー」のB面曲「オーロラガール」も入っている。これも、初めて聴くが、まさにT.REXのテレグラム・サムしとる。
 iTune Music Storeでもアルバム売っていたので、この2曲だけ買うというのもできたが、まあ、レンタルCDで。


 

 さて、まあ、ついこないだの再結成というかなんちゃら結成でできた木村カエラのミカバンド(MIKA BandではなくてMICA bandというそうである・・まあ、オレ個人はこーゆーこだわりが、大キライだがしゃあない、団塊の連中の考えたことだ)のライブ。
 これは3枚組だが、二枚は2007年のライブだが、残りの一枚はオリジナルのMIKA Bandの1975年の東京でのライブが入っている!!!というのだ。・・・そして悪いがオレは、その75年のライブしか聴いていない。返さなアカンレンタルの宿命である。


 

 そいで、DVDコーナー行くと、カエラヴォーカルの2007年のライブDVDがあったんで、それも。

 

 

 ライブDVDかと思えば、メンバーのおっさんらの自慢話がえんえん・・・なんじゃ???これ??、というものであった。
 高田渡氏のDVDならこれだけインタビュー入れたもんは許されるが(高田渡はしゃべっているだけで、笑える)、ミカバンドではかったるいだけ。かの今野雄二まで動員して、身内の仲間ぼめの連続に腹が立ってくる。「生き様」を描きたかったんだろう・・と思て最後監修として「井筒和幸」がクレジットされておったので納得。まあ、加藤和彦が亡くなった今となっては、貴重になっていくのだろうが、音楽に関しては音楽のみしか興味しかないオレはしんどいだけであった。
 

 ミカバンドについては、やっぱ歌詞のこと、特に松山猛氏の歌詞とか書きたかったのであるが、この二週間ばかり、ミカバンドばっか聴いており、今はちょっとtoo much状態なので、またいずれ。

 まあ、ワシらみたいな人間は、聴いた後「元気をもらえる」或いは「癒される」音楽なんか必要ないのである。聴くだけで完全燃焼・聴き終われば疲労困憊でへとへと、それでも尚かつまた聴きたくなるような、否聴いてしまう音楽こそが欲しいのである。そうした音楽を創ることのできる数少ない人のまた一人がこの世から亡くなったことをあらためて、残念に思う。合唱・・合掌。
 

 今日のタイトル、同じような経験しとる方もおられるようで・・・来た見た買うたの喜多商店のラジオCM聴いてから下手したらもう30年

2009年11月6日金曜日

All the King's Men

 昨日の讀賣のエゲツない勝ち方、ついシーズン中のヤクルト戦思い出してしもたがな。
カップヌードルの値段400円と云うただけで、庶民の気持ちがわからんとかボロクソ云われた総理もおれば、7200万の申告もれで、「うっかりしてた。ポカでした」と笑ってすんでしまう総理もおる。そうか、今から何年か十何年かか何十年か、かかけて、もうひとつの自民党みたいな政治が始まる、ちゅうことなのだな。
 しかし、三つ子の魂百までというぐらいで、今のウチにこーゆーことちゃんと批判しとカナアカンのにスルー決め込んどる。「友愛」やら「弱者救済」やら甘っちょろいこと云うとるから、正義の味方、エエもんや、と思てるみたいだが、政権という強大な権力をもう持ったのだから、バシッというとかな、後々つけあがって手に負えなくなると思うのだが。民主党政権になってから、朝日新聞やら自民党の時口極めて罵って連中は、甘やかしとるとしか思えん。自分らの贔屓の社民党が政権に入っとるから、ちゅうてもなあ。ありとあらゆる大きなものを疑っていかな。もうそろそろ、なんぼ「悪もん」を除去しても、決して、世の中は良くはならない、ちゅうことをワシらは学習せなあかんのかもしれん。そしてエエもんが権力握った瞬間、手に負えんバケモンになるちゅうことも。

2009年10月21日水曜日

要するにオレは加藤和彦より加藤ミカが好きだったのかも知れない

 しかし、スワローズ、一番大事な時期に7人もインフルエンザかかった時点で、なんか、久々にシラケた。無理に出場してワザと中日選手にうつしまくたったらエエのにとか不謹慎なこと思たが、なあ。不運と云えば不運、まあ、今季は変なノリだったなあ。

 今夜は楽天ゴールデンイーグルス、逆転サヨナラ満塁ホームラン打たれ、負ける。途中経過チェックしたらボロ勝ちしてたんで、もうすっかり勝ったと思って、ニュース観てびっくりした。まあ、スワローズはこの手の負け、ザラにあったわけですが。

 南田洋子が亡くなった。合掌。まあ、駄作とも云われる「太陽の季節」だが、ヒロイン役の南田洋子はメチャクチャ良かった。・・・気位が高く、生意気だった女の脆さの表現というのは、すばらしいのだ。まあ、どうせ、追悼番組ばんばんやってそのシーンとか出て来るだろうが、若尾文子よりエエ女やった、という叔父の言葉はウソやない。
 
 それはそうと、先日、加藤和彦が自殺。合掌。

 小学校時代「帰ってきたヨッパライ」に熱狂して以来、物心ついてからのサディスティック・ミカ・バンドに熱狂、大学入ったあたりのベル・エキセントリックやらのなんちゃら三部作に熱狂、ポイントポイントで「熱狂」したものの、ミカバンドがなんども再結成されたり(二度だけなのだが)、妙に持ち上げたりするようになってからは、興味をほとんど失っていた。まあ、しゃあない。加藤ミカ(ミカ・トーマスになったのだろうか?????)のテンションだけのキンキン声がききたいのだが、そういう声のヴォーカルを持ってこないサディスティック・ミカ・バンド(厳密にはMIKA BandとMICABANDとバンド名が違うのである)は、ちょっとなあ。

 まあ、ミーハーなおれのこと、云うてみたら、話題になりヒットした「帰ってきたヨッパライ」ちゅうアホの限りをつくした曲、しばらくして、「あの素晴らしい愛をもう一度」というめちゃくちゃ感動させるような曲、しばらくしたら「家を作るなら」という軟弱すぎるCMソング、で、数年後に、加藤ミカのキンキン声がカッコ良い、フツーのロック(当時の日本はそれが苦手であった)の「ピクニックブギー」であり、まさに圧巻の「タイムマシンにお願い」であり、しばらくしたら(まあ、この時は10年ほど)陰鬱な風味のヨーロッパ三部作だ。考えてみたら、もう、同一人物かというぐらい音そのものが異なる。


 ここまで書いてきてハッと気がついたのだが、加藤和彦ちゅう人は、ひょっとしたら日本人でありながら、欧米の先進国(今とは違うのである)から日本というフィルター通さず刺激をダイレクトに生のまま受けることができ、なおかつ、それをちゃんと消化して外に出す能力があったのではないかとか、思ったりする。「帰ってきたヨッパライ」って要するにビートルズで云えば「レヴォルーション№9」やし、それを前年にやってしまうわけやから。
 欧米のロック聴いて、それをマネして・・・という当時のおきまりの経路通らず、欧米のミュージッシャンがこういうレコード作りたいんだこういう音出したいんだ、ちゅう瞬間、立ち会ったかのような、云うより、同じ表現者として、その時点での「同調」して作ってたんじゃないかと思ったりする。思ったりするだけ、だ。もちろん、加藤和彦がドノバンが大好きでマネしてたりしてた、ということだが。
 

 理屈こねてるとワケわかんなくなってくるんで、 ちょっとまとめて聴いてみよかと思いアマゾンなんかでごちょごちょ調べてたら廃盤が多い。しかも、マーケットプレイス価格はとんでもなく強気な価格をつけてる。

ソロ第一作からして廃盤だ。まあ、どうせ、すぐ追悼ちゅうことで再版され、レコード会社とかテレビでまた過剰に持ち上げられるんだろうが。

ぼくのそばにおいでよ

 ちゅうことで、iTune Music Storeで調べてみたら、フツーに1500円とかで売っている。で、あれも欲しい、あれも聴きたいでつい色々買ってしもうた。まあ、しょうがない・・と。
  今聴いているのは、1975年、ロンドンでのライブ。ロキシー・ミュージックの前座でやったやつと思うが、iTune Music Storeで買ったんで詳しい情報がわからん。
 スゴい!「タイムマシンにお願い」が入っていないが、もうTOO MUCHだし、まあ、小さな問題だ。もうノリが半ばヤケクソぽくて素晴らしい。「怪傑シルヴァーチャイルド」のミカの唸り声嬌笑ええねぇ。「塀までひとっ飛び」なんか大音量聴くとミカ声がつぶれてパティ・スミス声に近くなっており、 ギターとベースとドラムスがもうちょい下手ならパンクである。

ライブ・イン・ロンドン [Live]

 1997年の加藤ミカの映像が見つかった。

 上のは唄うのがせいいっぱいちゅう感じだが、次はノリノリ。ケバくてエエ。



 1974年の「塀までひとっ飛び」。HQはhttp://www.youtube.com/watch?v=vwfxongUQfk にある。
 

2009年10月17日土曜日

祝球団史上初CS勝利

 楽天、やっぱ、すごいなあ。昨日といい今日といい、もう、文句なしの勝ち方。本質的に強いのであーる。
 スワローズ は控えめに、ゲーム中訪れたたったひとつのチャンスをモノにして、逆転、その後はもうピンチの連続だったが、それを押さえに押さえ、勝つ。まあ、こういう野球がスワローズの野球。
 スワローズが万万万が一(1/10000,0000.0000 ちゅうごくごく控えめな数字です。ひとつ勝ったからって、エエ気になってませんよ)日本シリーズに行ったら多分楽天とあたるだろうから、ガンバって欲しいもんである。
 それにしても、シーズン中はタイガース戦しかテレビでは観れなかった(ジャイアンツ戦は見る気がしなかったし、そもそも中継が少なかった)ので、中日が相手とは云え、新鮮である。これもひとえに阪神さんのお陰である。CSに行かせてくれて、ありがとう。
 

2009年10月12日月曜日

祝 讀賣最終戦勝利

 最終戦ようやっと勝つ。終わりよければすべて良し、ちゅうことで、ええことにしとこっと。この勢いでCSでも一泡喰わせて欲しいもんであーる。しかし、CS出場が決まってから、途端に、捕らぬ狸の皮算用、自分でも始めてしまうとは思わんかった。ともかく、讀賣に、勝って欲しいもんであーる・・・(なんの根拠もなく、中日には勝つつもりでおるわ、オレ)。

 東京が落ちたちゅう直後、長崎がまたもや五輪に立候補する。まあ、そんなん長崎市の自由やからええんだが、なんか、核廃絶やらオバマがどうのこうのでどうのこうのとか云われると、もうオレとしては、ワシらの時代には笹川良一氏のCMでやってたような内容のことを、今日日の若いヤングな連中が本気になって、お母さん感謝感謝のヒップホップとか落ち込んでもガンバロー前向き礼賛ソングで、唄っとるような気色悪さを感じるわけである。「偽善」ひとつ云うのも、笹川良一氏ほどではないにしろ、長年の「悪」の地道な積み重ねがいるんであーる。

 まだ一個も核兵器捨ててないし、だいたい、原爆落としたトルーマンちゅうのは民主党の野郎やろし。核を落とした国で尚かつ全世界で一番核保有しとる国の大統領で、今のところ「口先だけ」な人物、そんなヤツを、目にキラキラお星様作って脳内花ぱーっと咲かして、まるごと信用してええんかいな????とオレなんかひねくれているから思うワケである。

 誰もが教会の牧師みたいな人物になれるわけじゃない。単に口先だけのキレイ事で、人間の悪の部分、つまり憎悪とか暴力性とかにフタをしたら、ある日突然、とんでもないことになるんじゃないか。せめて、何か本当に信頼できることやってから、信頼した方がエエ・・・が。そいでも詐欺商法にひっかかてしまうのがフツーの日常生活。国際社会が日本の社会より、善と愛に満ちているとは思わん。

 うちの首相も「友愛」だし、当分、気色悪い時代が続きそうである。

 

2009年10月9日金曜日

祝東京ヤクルトスワローズチャレンジシリーズ出場

 あーよかったよかった。
 一時はもうアカンと思てたが、心優しい阪神タイガースさんのお陰で、チャレンジシリーズに出場できるようになった。めでたいことである。
 なーんもせんでも、ちょっとエエ演説しただけのおっさんがノーベル平和賞貰える時代だ。5割切ったチームが日本シリーズに出場できる可能性だって・・0じゃない・・・と云いたいが、讀賣。

2009年10月4日日曜日

ジャパ・ヨーガク~バババ~

 中川昭一氏死去。しかし、なんぼ、海外でアルコールでチョンボしたから云うてあれほどマスコミにボロクソ云われたら、そりゃ、かよわいおっさん、死んじゃうわなあ。政治家としての能力は並でなかっただけに惜しまれる。合掌。

 なんか、なんぼタイガース相手にエエ試合しても、讀賣とやったら、元の木阿弥、なんとかならんのか。それにひきかえ、楽天ゴールデンイーグルスのすばらしさよ。
 さて、スワローズが負けたらそのまま、ふて腐れて、ここほったらかしにして、そのまま、寝てしまうというのがこのところのパターンであって、自分でもなにしてるのかわからなくなったが、ここは、歌謡曲を毎日聴いて、その感想文を書く・・・という地味でしんどい、なれどそれはそれは崇高な精神に拠って始めたことを思い出したのである。

 今日は久々に、スゴいアルバムを紹介する。

ジャパ・ヨーガク~バババ~ [Compilation]
 以前、欲しいけど今金無いから、せめてアマゾンのリンクだけでも忘れんとこ、ちゅうかんじで載せてたアルバムである。
 題名が題名、ジャケットがジャケットなので、あのレディ・メイド系の無理矢理「オシャレだろ?どや?どやどやどや!!」的押しつけがましい下品なヤツかと思てたが、聴いてみて吃驚仰天。

 ミックステープやクラブでかける時みたいに曲間なし。ところどころBPMあわせてつなげている。


 のっけから、フランキー堺の激しいドラムスが炸裂する「シング・シング・シング」で始まる。知っている人は知っているだろうが、俳優やコメディアンであると共に日本有数のドラマーであったのだ。

 「シング・シング・シング」から三ツ矢雄二「フォー・ブラザース」という曲につながるのだが、このつなげ方、まさに「妙」。ごく自然にいつのまにか、三ツ矢雄二のもう忙しくてどうしようかという感じの疾走感溢れるけど、トホホな歌詞の「フォー・ブラザース」が来るわけだ。そっから、おなじみ「黄金の七人」のテーマが、多分伊集加代が入っとると思う(未確認)がスウィフト・ファイブ・プラス・オール・スターズのせっぱつまったようなスキャット(どう聴いても伊集加代だと思う)によって、聴いているとテンションがどんどん上がってくるわけだ。
 で、テンション上がったところで、次が、いきなり、厳かにクラシック。「ベートベン 弦楽四重奏曲第四番ハ短調OP18の第一楽章より」がついたボニー・ジャックス「夕日に祈る」。ボニー・ジャックスのコーラスが入るとクラシックながらも変なノリがついてくる。CMソングっぽいが未確認。
  まあ、ここまで、ジャズとクラシックでそれはそれで、ノリノリなのだが、やっぱ、馴染みの音が聞きたいと思ったとこで、ばしっと、オーティス・レディングがオリジナルの「ハ・ハ・ハ」。まあオレはリンド&リンダースのカヴァーで「馴染み」なのだが、ここでは、ザ・ソウル・ギャングというグループでのカヴァー。女性ヴォーカル。

 「バットマン」、ピアノのカッコいい「バラバラ」。鈴木邦彦とビート・ポップスメン。ライナー載っていないので詳しいことはわからんが、

  次がノリをロックンロールというかロカビリーに持っていて、ほりまさゆき「バマ・ラマ・バマ・ルー」でちょいとプレスリー入ったところで、キャロル風イントロカッコいい「監獄ロック」、ザ・ピーナッツだ。
 そっから、またもやフォービートに戻して「イン・ザ・ムード」、ところが、スマイリー小原とスカイライナーズのこのバージョンは掛け声がロカビリーしてて、大騒ぎ。ゴキゲン、である。


 次はぐっと落ち着いて、江利チエミの「マリーナ」。最初はしずかにヴォーカルだけで始まって、ドドンパっぽい賑やかな演奏が入る。それもそのはず、演奏は、「見砂直照と東京キューバン・ボーイズ」だ。

 スリー・グレイセスの「カレン」と続いて、こっから、先は、オレがクルマの中で永遠リピートして聴く4曲になる。 ピーナッツがスキャットだけで、フランシス・レイの「パリのめぐり逢い」。「男と女」のクロード・ルルーシュ監督の映画音楽で、おそらく、耳タコもんだが、まあ、下手すれば、同一曲歌世界一というのがあれば、このザ・ピーナッツのヤツはその一位か二位に入るだろう。素晴らしい。ピーナッツのこの手のもんにありがちな、民謡臭さが皆無である。


 さて、さて。
 この次がスゴい。このアルバムで一番である。
 中村晃子の「白い恋の炎」だ。

 バッハの「トッカータとフーガ ニ短調BWV5650」のパイプオルガンのバラバーバラバーで始めて、北村得夫が作曲編曲したヤツを橋本淳の歌詞で中村晃子がヴォーカルをのせる。また、その歌詞がエエんやなあ。ふられたオンナが何故か恋人たちがいちゃついているクラブに迷い込んで、死にたくなる歌・・・要約してしまうとそうなのだが、「恋は恋なのね、愛にはなれない」とかエエわぁ。
 
 今、調べたところなのだが、1971年に出した「 アタック・シューベルト」というアルバムに入っている曲であるそうである。ホンマ、ザ・ピーナッツみたいに中村晃子のアルバム毎復刻してくれへんかなぁ。
  続いて、「夢みるシャンソン人形」。ミッチー・サハラのバージョンである。これもミッチー・サハラのバージョンは初めてだが、日本語部もフランス語も部もたどたどしくなく、しっかり歌っており、またそれはそれで味がある。


 最後のシメはやはりこの人です。伊東ゆかりの「 あたしのベビー」(漣健児訳詞東海林修編曲)。

 「あたしのベビー」は大好きな曲で伊東ゆかりのこのバージョンはオレは弘田三枝子の次ぎに好きである。

 ピアノ線みたいにしなやかにしたたかに歌うようになる前の伊東ゆかりで、儚げな感じさえする。この胸キュンソングの権化みたいな曲にぴったりである。

 ライナーとかついてないし、曲の情報もいつの曲か書いていない不親切なアルバムであるが、あらためて、「古いもの」の「新しさ」を感じまくったアルバムであった。みんな知っていると思うが、実はこれから先「新しいもの」はどんどんなんぼでも出るだろうが、古くさい焼き直しなもんばっかなのである。

 

2009年9月28日月曜日

よかったよかった

 スワローズ、勝つ!・・・ちゅうより、セ・リーグで一番、心優しき球団に「心の野球」の神髄をみせていただいて、まあ、勝たせてもろた。
 それにしても、阪神戦にもかかわらず、今夜は何故か、テレビでは中継が無く、おうじょうしましたわ。
 しかし、これで、6連勝か。オールスター後のあのけちょんけちょん状態を思うと、なぜか、夢みたいな感じがする。  
 風邪、ひいてもたんで、うつすとアカンので、今日はこのくらいで。

2009年9月19日土曜日

しらなーーーいっと

 覚醒剤、ちゅうのは、大麻と違うて、ハードドラッグ、数ヶ月大人しくしとけば、中毒性が抜けるちゅうなまやしいもんやないのに、なんか、大麻で捕まったヤツ並の、「復帰」を前提とした、ぬるーーーーいファンやマスコミの対応、ええんかいな。

 せっかく「演出」するなら、げっそりやつれた姿、薄汚れた上下のジャージ、腕は無数の注射跡でどす黒く変色しており、顔色も悪いが目だけが異様に光ってる。髪を振り乱し、体中小刻みに震わせ、大笑いと大泣きで、云っている事は支離滅裂、会見の途中にフラッシュの光に反応し、突然奇声を発し、記者に飛びかかり、いつのまにかナイフを取り出したりする・・・・ちゅう覚醒剤中毒者らしい「人間やめました元アイドル」っぽい演出方法もあったわけで。こんな「好感度アップ」を狙った記者会見じゃ、アホなヤツは、覚醒剤やってもあんなにキレイでしっかりしてるし、捕まってもしっかり反省すればエエねんな、なら、あたしもやってみようかしら、・・・となるに決まっとる。

 数ヶ月後、復帰し、不幸な生い立ちを中心にした自伝、告白本バカ売れCDバカ売れ映画の主演ばんばん写真集ばんばん涙の復帰コンサート大入り満員・・・大もうけ、売れない元アイドルなんかは、わざと手を出し、捕まって、二匹目のドジョウ狙ったりして。
 まあ、一度味しめたら、骨の髄まで「シャブ」られるのは覚醒剤も芸能界も一緒といえば一緒といえば一緒だが。
  もう、わしゃ、しらなーーーいっと。

 それはどーだってええことだが、どーだって良くないのが、スワローズ。せっかく、なんとなくカタチがつきそうだったのに、なんか、もう、また、「絶対に勝てそうにない野球」にもどってもたがな。

 もうこうなったら、讀賣戦、へんに勝とうとせず、スワローズファン以外の心ない人たちがいうように、犬に徹し、最初から大量点取らせて、一イニング打順5回転ぐらいさせて、50対0ぐらいで負けて、讀賣の調子乗りをくたくたに疲れさせ、ひいては故障を引き出す、ちゅう作戦しかないと思う。オレは絶対そんなんイヤだが。

 しかし、なんとかして欲しいもんや・・・・もう、わしゃ、しらなーーーいっと・・・と云えないのが、ファンとしては辛い辛いことです。

2009年9月16日水曜日

Love Joysの「Let Me Rock You Now」

 民主党はちゃんと勝ったからええが、オマケで連立にいれてもろた二人だけがニコニコ調子ノリまくっとるんをみると、ああ、やっぱりな、と思う今日この頃。安心しろ、まだまだ、日本の夜明けは遠い。
 スワローズ、なぜか、勝つ。


 景気づけにレゲエを聴いとる。

  Love Joysの「Lovers Rock」。ニューヨークはワッキーズ産1982年もの、である。この時期のワッキーズはまさに駄曲なし。駄曲なしどころか、もう、奇跡みたいな曲ばっか。音は悪いし、下手したらモノラル録音、それなのにそれなのに、音が部屋中駆け巡り聴いている身を浮遊させるのは何故?

 アルバム毎聴いとったんだが、今聴いているんは、「Let Me Rock You」ちゅう8分20秒に渡る長い曲、それを、もう、繰り返し繰り返し、そのまま死ぬまで繰り返して聴いてしまいそうな サル状態になっている。
 まあ、大昔、どうせ、この曲に関してはなんか書いたと思うが、まあ、 昔は昔。
 ラブジョイズ、どうみても、おねえちゃんデュオというよりおばはんデュオちゅうかんじのルックスだが、まあ、そういう感じだ。

 レゲエで8分とかある曲は、前半部が歌で後半がダブ(カラオケ)になっていることが多いのだが、これも、大雑把にいえば、そうゆー作り。
 もうヨイトマケの歌に出てくるような、重いものを下ろして地固めするような重量感のあるど低音がリズムを刻む中、二人の声がくっついたり離れたり、それにあわせ音がばらけたり、固まったり。
 さて、これくらいなら、まあ、この当時のワッキーズではあたりまえなのだが。
 後半、つなぎがばたばたした感じで、ダブ部が入ってい来るわけだが、ヴォーカル残しておいて、そこに、ヴォーカルのバックからサキソフォーンがバーンと立ちあがり、まったく異なった曲「夏の日の恋(サマー・プレース)」のテーマを奏でていく瞬間の、すばらしさ。

 最初、聴いた時、このサックスの気持ちよさ。たとえるとするなら、鬱蒼とした森の中を彷徨してるうちに、突然、目の前が開け、湖が広がってきたような感じがしたものである。いや、川か滝か・・・うーん、ちがうな、似合わんたとえ話してもしゃあない。

 その後も、すばらしい。

 一応、好き勝手に「夏の日の恋(サマー・プレース)」やらせたあとは、前半のヴォーカルをまぎれこませたりして。サックスの「サマー・プレース」と混じり合わさっていくわけである。
 まあ、何度も繰り返して聴いてしまうのは、その「サマー・プレース」 のテーマに突然なってしまう瞬間が気持ちよくてしゃあないわけだ。
  サキソフォーンはローランド・アルファンソ
 この曲、YouTubeにあったらいいのだが、ないんで、とりあえず、オリジナルの「サマー・プレース」。避暑地の恋、ちゅう映画、観たことないのだが。
 

 

:
All I Can Say
Let Me Rock You Now
Long Lost Lover
Stranger
Chances Are
One Draw

Producer : Bullwackie

Engineer : Bullwackie & Douglas Levy & Junior Delahaye

Vocals : Love Joys
Drums : Clive Plummer & Fabian Cooke
Bass : Jah T & Jerry Harris & Clive Hunt
Guitar : Jerry Harris & Red Fox & Barry V.
Keyboards : Red Fox & Barry V.
Horns : Roland Alphonso
Percussions : Ras Menilik Dacosta

[From Roots Archives : Love Joys - Lovers Rock]

2009年9月11日金曜日

まだ3位のうちに

 うーーーん。また負けた。勝ったら更新しようと思てたが、こうも、負け続けると。もう永遠に更新できなくなったりして。だいたいもう9月の半ばというのに、まだ一勝しかしてへんねんもんな。
 ま、人生長生きするもので、昔の人が「出家する」とか「修道院に入る」とかとは、今、このオレの状態の時、と云えるかもしれんな。
 こんだけ負けると、悔しさとか腹立ちとかがどんどん薄れてきとるもんな。 それも、気が弱くなって、とかじゃないな。もう、「空」よ。色即是空。行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく 止 とゞ まる事なし。世の中にある人と 住家 すみか と、またかくの如し・・・ですな。もう、無常の境地よ。
 でも、明日はなにがなんでも金の使ってもええから絶対勝って欲しいもんである。 他の5チーム、主力みんな風邪引いてほしいものであーる。
 
 

    
 
 

2009年9月4日金曜日

ジャパ・ヨーガク~バババ

 歌謡曲コンピ、アマゾンで調べとったら、出て来るわ出て来るわで、すぐには買えないもんだから、ちょっと続く。

 キング音源からのコンピ。洋楽のカヴァーなのだが、

 ジャパ・ヨーガク~バババ~

本当は洋楽?でもジャパ生まれ。歌謡曲なのに?やっぱりフォーリン。[商品番号:KKP-2]

昭和の時代にハイカラなジャパニーズ・センスで解釈された外国曲をヒップにスウィンギンにノンストップで紡いだ、最高にグルーヴィーな1枚!!

キングレコードが所有する膨大なカタログの中から、1960-70年代を中心に日本語による洋楽カヴァー歌謡曲(一部スキャット、インストあり)をセレクトしてノンストップで編集しました。ハイカラなジャパニーズセンスで解釈された、最高にヒップでシャバダバでスウィンギンな[ジャパ洋楽]の世界をお楽しみください。(groove connect) [商品番号:KKP-2]

[From Amazon.co.jp: ジャパ・ヨーガク~バババ~: オムニバス, スマイリー小原&スカイライナーズ, 江利チエミ, スリー・グレイセス, ピーナッツ, 中村晃子, ミッチー・サハラ, 伊東ゆかり, フランキー堺, 三ツ矢雄二, スウィフト・ファイヴ・プラス・オール・スターズ: 音楽]

 とまあ、恥ずかしげも無く、また、オレの神経逆撫でしまくりのコピー、ジャパ・ヨーガク~バババ、とイモ臭いったらありゃしないタイトル、ではあるが、選曲された音楽に罪があろう筈はなく、ミッチー・サハラやスリー・グレイセスとか並んでいると。。。うーんこれも聴いてみればなるまいて。しかし、こーゆーバカの一つ覚えのオースティン・パワーズっぽいコピーなんとかならんのか。もう、時代変わっとるぞ。CHANGE!

1. シング・シング・シング / フランキー堺
2. フォー・ブラザーズ / 三ツ矢雄二
3. 黄金の七人 / スウィフト・ファイブ・プラス・オール・スターズ
4. 夕日に祈る / ボニー・ジャックス
5. ハ・ハ・ハ / ザ・ソウル・ギャング
6. バットマン / マルセル・デュポンと彼のスペース・サウンド
7. バラバラ / 鈴木邦彦とビート・ポップス・メン
8. バマ・ラマ・バマ・ルー / ほりまさゆき
9. 監獄ロック / ザ・ピーナッツ
10. イン・ザ・ムード / スマイリー小原&スカイ・ライナーズ
11. マリーナ / 江利チエミ
12. カレン / スリー・グレイセス
13. パリのめぐり逢い / ピーナッツ
14. 白い恋の炎 / 中村晃子
15. 夢みるシャンソン人形 / ミッチー・サハラ
16. あたしのベビー / 伊東ゆかり

昭和ヒット・メーカーシリーズ第2弾 作詞家編

 実生活では、ばんばん、聴いているのだが、このブログ、長梅雨と夏バテと歯医者のせいか、歌謡曲から遠ざかってしまった。
 ただ、あんまし買っていないうちに、かなり気になるシリーズが、出ており、忘れないうちにピックアップしておく。2枚組、3000円〜4200円という価格。検索しても、どうも「昭和ヒット・メーカーシリーズ第2弾 作詞家編」だけでピックアップできなかったんで、一応、アマゾンで目についたものだけ。抜けがあるかもしれないので、その辺、よろしうに。

 昭和ヒット・メーカーシリーズ第2弾 作詞家編
 作詞家単位の作品集。「第一弾」は作曲家単位なのだが、オレ自身どうも「詩」の方に興味があるんで。こっちが先に買うことになるんだろう。
 最近のウソくさい「昭和歌謡」コンピとはちゃんとケジメがついており、1960年代の「昭和」中心の選曲。うれひぃ。

 

 橋本淳作品集

 

 長い髪の少女~橋本淳 作品集

 

 天使の誘惑~なかにし礼 作品集

 

 愛の讃歌~岩谷時子 作品集

・・↓これはどうも発売時期から云うて、「昭和ヒットメーカーシリーズ」とは違うんだと思うが。一応のせておく

 

岩谷時子作品集~サン・トワ・マミー~ 

 どの作詞家のコンピ、ざっと曲名を眺めてみただけでも、1960年代の「昭和」ほど、なんでも有りの時代はなかったと実感できる好選曲。70年代(1971年から)に入ると、「売れ線」というのを掴んでしまったのか、作品から「商品」に収束していくのがわかる。・・・とエラそうなこと書いているが、手持ちの音源とかなり重複してしまうんで、セコいオレとしては、買うのにはかなり度胸がいるのだが、がんばって、買うぞ!!

 第一弾作曲家編もちゃんとリンクつけとかな、買うの忘れてしまうんでちゃんとせなあかんのだが、今日は疲れたんで、また今度。

昭和ガールズ歌謡 コロムビア編

 で、別のシリーズだが、杉本エマのこういう極めて刺激的なジャケットの写真のものも。

 

 昭和ガールズ歌謡 レアシングルコレクション コロムビア編~恋はそよ風/20才の恋~


1. ごきげんハイウェー / 本間千代子
2. 涙のゴーゴー / エミー・ジャクソン
3. ハイティーン・ゴーゴー / 森本和子
4. 鍵 / ダイアモンド・シンガー
5. 青春の渚 / 万里れい子
6. 涙のドライヴ / 弘田三枝子
7. ふたりの虹 / 金井克子
8. ブルー・シャトウ / 沢 知美
9. 涙のバラ / 都はるみ
10. 愛のおもかげ / 川奈ミキ
11. 恋の眠り姫 / 松原智恵子
12. 恋はそよ風 / いしだあゆみ
13. あなたの噂 / 鳳  蘭
14. ブラック・パール / ジュディ・オング
15. 雨あがりの虹 / 小川ローザ
16. 二人のハント・バー / 林 マキ
17. モア・モア・ラヴ / ちあきなおみ
18. 青い薔薇のトゲ / 杉本エマ
19. 可愛い女になりたい / 可愛和美
20. 髪を染めたの / 市地洋子
21. 火遊びのサンバ / 森山加代子
22. なみだの理由 / 小西まち子
23. 恋は気まぐれ / 平野レミ
24. ホットパンツのお嬢さん / ザ・シュークリーム
25. 20才の恋 / 平山三紀

2009年9月3日木曜日

QuicktimeX、画面収録で音が出た!

 スワローズ、ようやっとようやっと勝つ・・・。長かった。で、今度は讀賣戦か・・。しんど。

 まあ、知っとる人は知っとるだろうが、この八月の終わり頃、MacOSが新しうなった。まあ、早速、上書きインストールした。

v10.6 Snow Leopardは、v10.5 Leopard(レパード)を正常進化させつつ、徹底したチューンアップを施したとされているが、それは決してマイナーバージョンアップというわけではない。使ってみるとたちどころに体感できるのだが、「Snow」が付くか付かないかで、まったく別のOSといっていいほどの進化を遂げている。Snow Leopardで、アップルは、これまでのMac OS Xの約90%に改良を加えたという。見た目の変化こそ少ないものの、その進化は、フルモデルチェンジそのものだ。

[From 生まれ変わったMac OS「Snow Leopard」の楽しい・簡単・キレイを最速体験(1/4)]

詳しくは上の記事とか見てもらえば、ええのだが、オレが楽しみにしとったのは、QuicktimeXの「画面収録」である。Macの今の画面をそのまま動画で収録してくれるという機能だが、MacではSnapsProとか高いソフト買わなでけへんかったのが、すーいすーいと行くというものである。今まで、オレもYouTubeにいくつか投稿しているが、変換変換の連続で、アホみたいに時間かかるわりにイマイチだったんで、アレだったが、こいで簡単になるわぃ、と思ったワケだ。ところが、だ。あれやこれややってみて、アカンわ、と思た。

さて、QuickTime Xの新機能で期待していた画面動画キャプチャ機能がいまいちだったので報告します。

「新規画面収録」を開始するとCPUが100%の状態になり品質などを選べる確認ダイアログが出た後、録画開始。終了後は「ムービー」フォルダに画面収録.movが保存されます。1920x1200のH.264で、4~5fps程度。問題は音声が収録されていないこと。「マイク」は選択できるのだが、外部音声なわけで、アプリケーションの発する音は録画されないようです。iTunesの音楽再生やSafariのflashプラグインで確認。そういう仕様なのかもしれませんし、今後改善されるかもしれませんけどね。

[From [mac] QuickTime Xの新規画面収録の使い勝手 - 名称未設定フォルダ]

・・・ちゅうことで、「音」そのものが収録できず、動画だけちゅうわけだ。まあ、Macらしい。こんなん、パソコン教室でしか使えんやろ・・・まあ、あっぷるっぽいところである。・・・・さて、ところが、昨日だったか、

Soundflower 1.5.1 (E) (230KB)
Macから発せられるすべてのサウンドを仮想オーディオディバイスへ出力するソフト。これにより、ストリーミングの音などを録音したり、iTunesの音楽をSkypeを使って通話相手に流したりできるようになります。(要・Mac OS X 10.5以上)[フリーウェア]

[From 新しもの好きのダウンロード ~Mac フリーソフト新着情報~]

というソフトが出ていた。んで、あれやこれや、やってみたら、見事、下の通り(あくまでも実験なので)。

ちゃんと18才のジュディ・オングがべらべらおしゃべりしとるでしょ!?まあ、すんなり、うまいことできました(画面の周りの黒いイラン部分簡単に取れないとか、もちろん色々注文事項はあるけれど)。Soundflower 1.5.1をインストールすると、動画再生ソフト(オレの場合VLCですが)でのオーディオデバイスで「Soundflower(2ch)」が指定できるようになるので、再生する(当然、音は出ない)、そいでQuicktimeXでの「新規画面収録」でのマイクをSoundflower(2ch)」とやれば、あっさり。後はトリムとかの編集からYouTubeへアップまで、QuicktimeXだけでできるのであーる。その楽ちんさは涙がちょちょぎれるほど、だ。世の中、まだまだ捨てたもんやない。

 上の話とはちょっと関係ないかもしれんが、旧Leopardでは、ちょっとトロ臭いと言われ躊躇していたMSのオフィス、Office 2008 for Mac Business Edition 、Snow Leopardのサクサク感が通用するなら、買ってみようかという気になってきた(それに、PowerPointでQuicktimeXの”音の出る”「画面収録」強力な逃げ道になる)・・・けど、マクロ使えないし、なんぼOSがサクサクしても、相変わらずトロ臭いままなのが、今までのMSのMS商品たるところだったんで、迷いはかなりあるが。

2009年9月2日水曜日

どん底からの出発

 今の阪神は絶好調。それに対してスワローズ絶不調といえる。しかも、甲子園である。
 ここは、もう、じたばたせず、「嵐」が過ぎ去るのを、ひたすら、待つのみである。あと一試合負けたって2ゲームも開いている。そのうち、調子もあがってくるかもしれん。
 ただ、今、オレの心の中に吹き荒れている 嵐。どうして鎮めてくれよう。
 
 

2009年8月28日金曜日

選挙間近

 う。
 今、セ・リーグ否プロ野球の全チームで最弱なチームといえば、東京ヤクルトスワローズかもしれんのが辛いところや。まあ、今のところは、じっと、「墜ちていくのも幸せだよと」の精神で時の過ぎゆくままにこの身をまかせていこう(チャレンジシリーズだけは行って欲しい)。

 さて、いよいよ、民主党政権ができるみたいで、社民党なんか、なんぼ負けても入閣することが決まっているせいか、一緒になって浮かれとる。まあ、それはそいでエエ。さすがに自民党、もう人がおらへんし、おったところで、みんなで足を引っ張りクソミソに云うて引きずり下ろされるだけやから、民主党で、オレ自身はもうしゃあないな、と思ているわけであるが、実際、もし政権交代して、あの党が出しているマニフェストもなんとか達成でけて、そいでも、やっぱし、アカンかったら今度はどないするんやろか、とか考えてしまうわけである。
 
 まだ、クルマやハイテクで金儲けでける、とか思ているから怖いわけである。次の基幹産業のことなんかなーんも考えんと、バカの一つ覚えみたいに、エコエコばっか云うとったらなあ、そのうち、にっちもさっちもいかんようになって、数年後には、エコエコのあとにアザラクつけるしかないようになるのが、もう目に見えるわ。


 まあ、しゃあないか。モノマネで成り上がってきた国がもうマネする国が無くなって、或いは他にモノマネ上手(下手かもしれんが13億人が一斉にやるから負ける)な国がでけて、勝負にならんから、ようやっとオリジナル作り始めたら、出てくる「オリジナル」がイモばっかやもんなあ。
 「墜ちていくのも幸せだよと」の精神で時の過ぎゆくままにこの身をまかせなあかのやろか(と、強引に歌謡曲ネタに持っていて終わり)。

Mas Que Nada 訳詞付- Jorge Ben

 今日は三連発。訳詞が素晴らしい。
 ホンマ、こうして、訳詞をみながら聴くと、馴染みの曲もまた新たな発見とかあって、おもしろい。
 サンバというかボサノバの「マシュケナダ」である。もちろん、最初に聴いたのは小学生、セルメン・・・セルジオメンデスとブラジル66(あたり)のバージョンである。
 これはもう、セルメンを始め、もういろんなグループや人のいろんなカヴァーをいやというほど聴いた。それでも、好きな曲である。
 マシュケナダ=「やあ、調子はどうだい?」という意味というのを初めて知った。
 このYouTubeで訳詞をつけてくれている方は他にも沢山あって、次から次から観ているとこ。今は、フィフスディメンジョンの「アクエリアス」観ている。切り上げて早く寝ないと明日大変なことになる・・・。

 

サンホセへの道 訳詞付

 中学時代ラジオで一回聴いて、めちゃくちゃ好きになったものの、曲名もましてや歌ってる人も知らずに、ずっとそのままになっていたやつだ。その後ようやく曲名がわかった時には飽きてしまっていた。サンノゼがカルフォルニアのあるというを知った時にはびっくりしたものである。

カリフォルニアの青い空(訳詩付)-Barry Manilow

 昼間、ラジオつけたらいきなり、この曲がかかってきて、びっくりした。アルバート・ハモンドの「カルフォルニアの青い空」(詳細は、http://ja.wikipedia.org/wiki/カリフォルニアの青い空 南沙織のカヴァーも良かったなあ)だ。オレもどっかにあるはずだが、すぐに見つからないので、YouTubeで探すと、訳詞がついたヤツが見つかった。  訳詞がすばらしい。挫折の唄だったことを再確認した。  Gimme a Break ,give me a break のくだりが泣ける。  今日の広島戦も、まさにGimme a Break ,give me a break。

2009年8月23日日曜日

カルチャー二題

 讀賣・・・。その後が、書けん。  なんのことかワカラン人はワカランと思うが、http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=npb&a=20090823-00000216-sph-base てなことがあったわけだ。スワローズは讀賣には、年中、お中元野球。

 さて、夏もそろそろ終わり。矢作俊彦の「マイクハマーに伝言」を読み返したり、日活1971年の「八月の濡れた砂」を見返したり、してた。この時期、もう行事みたいになっている。
 不思議なものでこれらのもんを読んだり観たりすると、暑さのため(それと東京ヤクルトスワローズの不甲斐なさのため)、ほとんど、更新する気がなかったここも、ちょっとは更新したろか、という気になってくるから不思議だ。両作品とも思い入れがあるファンとかマニアとかが多く、あれやこれや云うとるが、両方とも要は、アホなことを本気でやる、というお話なのであーる。その一点においては、二つともシンプルなので、オレもアホなことやるぞ、という意欲がふつふつとわいてくるのだ。まあ、自動車やクルーザーかっぱらう勇気もないから、オレにできるアホなことといえば、ブログでごにょごにょとするぐらいしかないから。

 暑い盛りは、音楽ちゅうと、ザ・フーやらジミヘンばっか、聴いていた。 と、書くと、いろいろ聴いたように思われるから、正確に書くと、主に聴いたのは、ザ・フーの「マイ・ジェネレーション」とジミヘンの「Crosstown Traffic」の二曲だけだ。あと、まあ、例によって例の如く、ジャマイカの音楽なのだが、オレには珍しく、70年代中期ルーツ系の、カルチャーやら聴いた。久々に聴くと、これがまた、静けさや岩にしみいるレゲエの音、ちゅうようなもんで。
 

「Natty Dread Taking over」、これの、すすごー、すすごー、にやられた。



 「Two Sevens Clash」・・・じゃじゃりばんばんばえー、にやられた。


 うーん、エエのぅ。
まあ、そういうことで。

2009年8月21日金曜日

女子バレーとボルト

 そりゃ、お中元いただいたら、お返しはせなあかん・・・。
 
 今日は久しぶりに野球を見ず、あ、昨日も見たか・・・女子バレー、みてた。オランダにストレートで勝ちよった。まあ、最近、女子バレー、何を勘違いしたのか、美形のネエちゃんばっか集め、プリンセスなんちゃら、とか 変な渾名、勝手につけてちゃらちゃら喜んどったんで、あまり、期待してなかったのだが。強い強いオランダにストレート勝ち。


 今日は中学校の男子クラスにひとりはいるようなルックスの坂下がぼこぼこ点を取り、いつもながら、古い会社のベテランOLに一人はいるようなルックスの竹下(ネガティブな意味ではありません・・念のため)がいつもながらの大活躍し、昨日とかとは違ってスゴい安定感、というより、観ていて安心感みたいなのがあった。オレは食いもんにはウルサい方ではないが、おばちゃんがやっとる店では、多少、変な味でも、「そういうもんだ」と納得してしまうとこがあり、ウェイトレスに若いネエちゃんが多いファミレス系やカフェ系はどうも、旨く感じることはすくない。おかしなもんである。昨日のバレーはファミレス系で、今日のバレーは定食屋系と思ったりする。
 まあ、女子バレー、ヤクルトでも讀賣に勝つことがあるように、「たまたま」だったのかもしれないが、ガンバって欲しいものであーる。
 
 それにしても、ジャマイカのボルト、スゴいなあ。 特にスゴいのは走る前のリラックスぶりである。 ふざけているとしか見えない。

 求道的に緊張して緊張して理論に忠実に自分の力をマックスまで引き出す方法もあれば、リラックスしてリラックスして自分本来のノリに忠実に自分の力をマックスまで引き出す方法もあるのである。ロックとか歌謡曲とかは前者が多いが、もちろん、ジャマイカの音楽は後者である。

 オレなんか、それで随分、損な目をみてきたが、これで流れは変わるかも知れん・・・・まあ、どうせ、ウチの国では、上っ面だけ真似しようとして、単に悪ノリしてしまうだけかもしれん。



 

2009年8月19日水曜日

お中元野球とは?

 http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2009081902/top


 いやぁ、ありがたい。このまま、まっさかさま、と思っていたが、やっぱ、「徳」のあるチームを相手にするとちがう。人徳という言葉があるように、「チーム徳」という言葉があれば、その「チーム徳」に溢れたチームといえる。ありがたやありがたや。

 初回、チーム状態最悪のスワローズというチームのその原因が、チャンスに弱いと見抜くや、ガチの死球で点をくれ、チャンスになるとすぐに緊張でガチガチになって点がとれない選手に喝を入れ、チーム全体をリラックスさせてくれる。スワローズも負けないぐらい「チーム徳」を讀賣とか横浜にふりまいて精進しておるのだが、まだまだ、と思った場面である。

 「チーム徳」に優る阪神タイガースさんは、1点勝ち越され、気弱になったスワローズに、またも喝を入れるかの如く、もう一度「押し出し死球」という徳の高さで、同点にしてくれ、スワローズが苦労して苦労して1点勝ち越すと、今度はダメ押しのために、「暴投による一点」という高野山とか比叡山の高僧レベルの一手で、「チーム徳」の高さをみせつけるのである。まだまだ、「チーム徳」の点においては、まだまだスワローズは精進が足りないのであーる。ファンとしては、そんな精進しないで欲しいけど。
 
 しかし、横浜、なんで、スワローズとやるとあんだけ強いのに、讀賣とやるとこうまで弱いのか・・・・って、スワローズもエラそうに云えないけど。  
 広島も意地みせんかい・・・ってスワローズもエラそうにいえないけど。

 

2009年8月17日月曜日

大原麗子の「三匹の牝蜂」観たい今日この頃。


 選挙、もう民主党が勝つことが決まっとるみたいで、それを前提になんかことが進んでいるような気がする。こういうのも、なんか、気持ち悪い。

  そいと、酒井法子に関しては、既に、なあなあパターンが進行しているみたいで、ほとぼりがさめるのを待って、どうせまた、復帰してくるんだろうな、と思う。シャブ中は転落するにまかせておけばええんじゃ。どうせドラッグやるなら、地獄をみるつもりでないと。ジミヘンやジャニスやジム・モリソンが墓場の下で泣いとる。

 それはそうと、テレビ局は何しとるんじゃ?
 しみったれた、あたかも何か考えているようで、その実、今までのワンパターンを踏襲しているだけでなーんも考えていない終戦特番やっとるぐらいなら、一日ぶち抜いて大原麗子追悼映画特集でもせんかぃ!
 少し愛して長ーく愛して、の清楚な大原麗子のパブリックイメージを根底から破壊するずべ公映画の嚆矢「三匹の牝蜂」(1970東映)とか、もう、観たくてしゃあない。せめてDVDでだしてくれぇぇぇ。
 (画像は「不良番長」(1969)の第一作より。千葉真一張りの回し蹴り決めているシーン)
 合掌。

2009年8月16日日曜日

教訓その1

 ようやっとようやっとようよっとようやっと、つまり四連敗のあと、スワローズ勝つ。
 お盆も今日でおしまい。まあ、この季節までプロ野球を楽しめたのは良かった。これからは讀賣優勝のためガンバって欲しい・・・ナンチャッテ。ウソですよ。まにうけたりしない。そういうこというから、スワローズも気をつかって、この3連戦みたいなことををせなあかん。と云いたくなるほど、そこまで、ヤケになるほど、このところ、負けっ放しだった、ちゅうことですわ。
 ひいきのチームの負けがこんで来て、たまたまその季節が夏の場合、ザ・フー、それもマイ・ジェネレーションやらアイ・キャント・エクスプレインやら、サマー・タイムブルースやらの初期のどんどんがらがら、がっちゃん、のヤツを聴くと、スカッとする・・・・ 今年の夏、習得した教訓ですわ。
 さあ、プロ野球の季節も終わり、秋が来ましたな、ちゅうところですか。まだまだ、暑いけど。

2009年8月11日火曜日

じみへんBOX買ってしまうほどの暑さ

 シャブ中の元アイドル。まあ、転落の図式としては定石なのだが、妙に、同情的なのが怖い。おかげで、大原麗子の死が霞んでしまった。

 スワローズ、ようやっと、ようやっと、勝つ。
 
 このところは、豪雨だったりするのだが、数日前のかんかん照りのピーカン日本晴れだった頃、オレは室内熱中症状態にあり、もうIQが三歳児並に低下しておった。悪いことに、その数日前、クルマのCMでなぜか、じみへん(マンガじゃない方の)を聴いて、非常に、気になっていた(http://www.subaru.jp/channel/のOutback「LeMeurice」というタイトルのやつ)。三つ子の魂百まで、とはよく言うたもので、曲名もほんのり思い出したりした。
 
 それがいかんかったのだろう。暑さのため、IQが低下してくると、そのイントロからヴォーカルに入るまでの、どんがらどんどん、むんむんぶぅぶ、むんむんぶうぶ、ちゃかちゃんちゃらちゃらちゃぁぁ、という部分が、脳内でぐるぐるかけめぐり、これが三歳児並のIQにはやたら心地よく、ついに夏の室内熱中症で脳内が三歳児状態でやってはならないこと、即ち、iTunes Music Storeでその曲を購入してしまうことをやってしもた。  


 

 この曲だけ、なら一曲150円也、曲単位で買えるiTunes Music Storeのありがたさ、ええ買いもんしましたわ、で終わったところ、ぼーっとしてたんで、つい、そばにあった、3,500円のボックスまで買ってしもた。

 こ、これが、一度流したて聴いたら、もうしんどくてたまらん。

 まあ、オレがまだロック聴いてた中学生時代、周りでじみへん凄い凄いというので、レコード売り場のじみへんのコーナー行くと、もう膨大な量のレコードがあり、そいで、わけがわからんまま、ライブ盤のなんちゃら買って聴いたら、すごいしんどく感じたのを思い出した。シングル盤集めたベスト盤とかなら気持ちよく聴けるのに、なんでか、じみへんの長い長い曲の続くライブは苦手である。曲の途中でオレはうんざりしてノれなくなっいるのに、じみへんとバンドと観客はどんどん熱狂していくもんだから、疎外感すら感じたものである。
 ギター、弾けないからか・・・もう苦痛でしかない。
 まあ、じみへんはファンが多く、もう死に方が死に方なので、神格化されておって、彼らが絶賛しとるのを聴くと、ウソくさく聞こえるほど、しんどいアルバムだった。

 爾来数十年経って、再び、その何とも云えない苦痛を思い出した。
 暑さのため、じみへんのBOX,買ってしまうほどアホになってしもた。

 

"The Jimi Hendrix Experience" (Jimi Hendrix)


 2分19秒の「 Crosstown Traffic」(註;上のボックスセットには入っていません)はもう、10回もくりかえして聴いてもかっこエエと思うのだが。

 

2009年8月6日木曜日

「ピーコックベイビー」を聴きながら、大原麗子のご冥福をお祈りする

 スワローズは横浜になんで弱いのか?
 まあ、芸能界、いろいろあったようだが、ま、そもそも、いろいろある世界の筈が、最近、「好感度」にやたらナーバスになっとるせいか、それとも、不況な気分に覆われとるせいか、全般的に芸能界に、この手の事件が少なく、つまらなく思てたところだ。セックス、ドラッグ、ロックンロール、そして、失踪の精神忘れたら、アカン。もちろん、なにがあってもワシら小市民は一切関知しませんが。

 が。
 「この手の」で済ますことができないのが、大原麗子逝去。 力がどっと抜けた気がする。
  今、ざっと調べただけだが、

大原麗子、壮絶闘病生活を告白 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
 とか、見つかり、ため息が出てくる。
 で、ため息ばかり出しても暑苦しいだけなんで、YouTubeで偲ぶ。CMとか、いろいろあるが、大好きな「雑居時代」のがあった。


 

 しかし、年はおれよりずっと上だが、ほんま、エエ女やったなぁ。いつも思うが、このドラマでの石立鉄男腹立つのぉ。オレに十一やらせろ。


 あと、やっぱし、なんといってもオレにとっては、大原麗子といえば、「ピーコックベイビー」であろう。これを聴かなかったら、オレは「歌謡曲」というものに出会えなかった。久しぶりに聴き直すのだが、未だに、今のオレの何かを壊してくれる、凄い曲である。
 やっぱ、人生、ごっごごっごごぉー、やなあ。
 合掌。



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2009年8月2日日曜日

エコの罠

 スワローズ中日に三連勝ならず。惜しいところや。
  部屋の照明を替えようと、あれやこれや試行錯誤中。話題のLED電球にしようというのだ。照明器具、ファン付きのヤツ買ってみたが、あかん、ネジが天井にうまいこといかん。ので、急遽、3,480円のペンダント式のにする。電球三個使う、昔、旅館とかでよくあったタイプの傘が花柄のヤツだ。
 今までのインバータ式の蛍光灯タイプのヤツ、実質100ワットで明るすぎたせいもあるが、当然暗くなったが、慣れてきたらそうでもない。広告の文句をまるまる信じるなら、10年間電球替えなくて済むみたいだし。
 LED電球、60ワット相当で6.9Wしか消費せえへんので、こりゃええわと思ったが、一個4,000円弱(東芝のヤツ)するし、省エネもなにも、照明器具ひとつまるまる、ゴミになってしまい、しかも、照明器具自体に白熱球がついており、これも、ムダになるわけで。
 いったい、エコってなに?
 まあ、オレがバカなだけかもしれんが、認めたくないね。

 

"TOSHIBA E-CORE LED電球 一般電球形6.9W(電球色相当) LEL-AW6L/2" (東芝)

2009年7月26日日曜日

近況

 梅雨。ところによっては、大豪雨。

 またも、ここの更新、間が空いた。一二日ぶり。
 こうゆうの、歯磨きと一緒でまあ習慣、やからなあ。空いたら空くわ。まあ、しゃあない。
 サボってた間、Macの環境とか弄っていた。ゆーか、最近、ハードがめちゃくちゃ安い。HDなんて、1TBで七〇〇〇円強、1.5TBでも一万円一千円強。液晶ディスプレイ22インチに至っては一万五千円台で買える、と来たもんや。なんか、もう、隔世の感がする。

 例によってHD交換して、システム再インストールしてみた。
 ほんま、OSXになって、これが、あっさりできてしまうので、ツマラン。やっぱ、システム再インストールちゅうたら、徹夜してバックアップしたにもかかわらず、大事な大事なファイルをごそっと何故か消去してしもて真っ青、焦ってパニックってまたも、いらんことしてあれやこれやしているうちに、さらに、どんどん、ややこしくややこしくややこしくなってしまい、もうアタマごちゃごちゃになった、その刹那、頭上にハッと光が差し、「過去にこだわっていたらアカン、今日からオレは新しく生まれ変わるのだ」という境地に達し、膨大な時間を使ってバックアップした過去のデータを「ええぃ!」とばかり、まるまる消去して、フォーマットして「新規インストール」して、部屋の中をひっくり返し、アプリケーションのCDやDVDを探し出し、ひとつひとつインストールし直してみるが、肝心要のレジスト番号、いくつか失い、インストールできず、「嗚呼、さっきフォーマットしたディスクに入ってったのに・・」と後悔の念に駆られ、「オレはいったい何ヲシテイルノダロウ・・・」と朝日の中で、朦朧として最初漢字とひらがなで終わり頃にはカタカナで思う・・・・やっぱ、こうじゃなくっちゃ、「システム再インストール」の意味ないわな。

 あと、iPhone用にAirMac環境を整えた。 母屋でAirMacExtreme使っていたのだが、さすがにオレの部屋ではさすがに不安定だったので、AirMacExpressをこっちに置いてみた。あれやこれやあったが、「ワイアレスネットワークを拡張する」が胆。拡張成功。

 モニタ、いやディスプレイといえばええのか、も下のを追加した。今はさらに値が下がり、一万五千円切っている ・・・・!。
 
 

"ベンキュー BenQ 21.5型 LCDワイドモニタ G2220HD(グロッシーブラック) G2220HD" (ベンキュージャパン)

2009年7月15日水曜日

夏真っ盛り

  夏真っ盛り。

 嗚呼、夏がうっとうしい季節にオレの中でなったのは、いつからだろうか。汗が脂っこくなった気がする。まあ、暑すぎることが一番か。 
 
 しかし、まあ、自民党、何やっとるんだろうか? じたばたせず、「麻生と一蓮托生」ちゅう覚悟でやれば、なんやかんやいうて、浪花節の日本人、ひょっとしたらひょっとするかもしれんかったのに。ここまで来たら、ケツまくって欲しかった。まあ、首すげ替えて、ハト山対決になったら、それはそれで、オモロイが、オレは、若い頃の「南の島」願望がぶりかえして来そうである。  

 ちょっと、というか、かなり、ここの更新、間が空いた。
 歯が治療中のため、なんとなく書く気が起きず、まあ、しゃあない。前週のおねマス、ついに小川あさ美が本領を発揮したので、なんか書きたかったのだが。

 問題の歯、数年前、激痛が起きて、まさに七転八倒した箇所である。それがまたもや再発した。気を失いそうになるほどなのである。もちろん歯医者行ったらすぐになんとかしてくれ、今は痛くも何ともない。だが、治療は長期になることを覚悟してくれと云われている。
 まあ、本来は抜くべき歯を、抜かずになんとかしてもらった箇所なので、再発の可能性はちゃんとその時のインフォームドコンセント(だっけ?)で納得済みである。
 奥歯なのだが、今や、歯の足の部分 残っていない。でも、歯の足が二本あるので、ひとつはさすがに抜かないとアカンのだが、うまいこと、もうひとつが残せそうだったら、それを生かし、最新先端歯科技術の全てを投入して(と云っても、健康保険の範囲内)なんとか、差し歯という事態は避けられそうなのである。
 
 ヤクルト、今日は大勝・・・の筈だったが、7点も取られたら、素直に喜べん。

 最近、歯のこともあるので、昼は、讃岐うどんにしとるわけだが、新メニュー、「梅おろし醤油うどん」というのを今日初めて、頼んだら、生の大根(1/4か1/8)と大根おろしの道具が一緒に出てきて、大根摺ってぶっかけて喰ったら、しばし、その旨さに、酔いしれる。・・・・今は夏、大根の特有の辛みが効いていて絶妙であった。梅の酸っぱさ、夏大根の辛み、そいといつものようにネギを大量にぶっかけたものだから、それらが混じり合い、まさに「至福」。

2009年7月4日土曜日

名称未設定 1

 久々に高架下。しかし、神戸駅に近い方なので、「廃」な感じを満喫した。
 もう、ここいらあたりまで来ると、まず、空いている店が少なく、空いていても、売っているもんが尋常でなく、ホー・チミンおじさんの絵はがきロレックス等の古時計ブラウン管のテレビ中古のスロットルマシーン、フツーに飾ってあるし、中古DVD、ケース無しで売っていたりする。スピンドルに何枚も重ねてあり、まあ、そっから選ぶのだろうが。もちろん、すべて、あっち系である。数年前まで、このノリで、歌謡曲のドーナツ盤、無造作にどさっと50円均一とかで(ジャケットがないのとか)ボール箱に放り込んであったりして、オモロかったのだが。今回は素通り。あ、米軍払い下げ(ってまだ、やっているのか)のシャツ、買おうかどうか迷ったくらい。

 そいで、「十番」という焼き肉屋でイカ定食と冷麺を喰う。ここの冷麺は、新長田の高級なヤツとは違って、だしが、子供の時近所の駄菓子屋氷屋お好み焼き屋タコ焼き屋等で喰ったトコロテンを思い出させる味である。麺は透明感のある、食いちぎるのにかなりのパワーを要するタイプなのだが。そいでも、それはそれで、旨い。また、焼き肉屋で喰うイカも知っている人は知ってると思うが、実はメチャクチャ旨いのであーる。

 甲子園で、スワローズ、勝つ。いや、勝たしてもらった。讀賣も、ガツガツ勝つだけでなく、こういう人徳、いや、「チーム徳」のあるチームを見習い、他チームのファンですら、ここぞ、という時に点をあっさりくれるチームには好感度が上昇するのであーる。

 連敗続きのスワローズ、このまま、坂を真っ逆さまに落ちていく感じだったが、ようやっと、踏ん張れた。しかし、讀賣が負けたのはエエけど、勝ったチームがなあ。

2009年7月1日水曜日

おねだり!マスカット第13回

 嗚呼、もう六月も終わりか。しかも、朝から雨。空梅雨だ空梅雨だ異常気象だ水不足だ大変だ、ちゅうてたのが、何のことはない、正々堂々どこへ出しても恥ずかしくない梅雨っぷりである。
 スワローズ負けるし。
 こういう時こそ、マスカット見てスカッとするんじゃい、ちゅうんで、昨日OA分の「おねマス」である。 YouTubeに上げられた方はホンマにすばらしい。数時間のちにはもうアップされているみたいで、まったく頭が下がる。
 

 今回は昔懐かしいラブラブショーっぽいヤツ。スタッフのカメラマンであろうと、なんでも利用しまくるんである。でもって、なんか時折とんでもないとこへ連れってってくれるのが、この番組の恐ろしさである。

 まあ、それにしても、みひろのかわいいこと! 
 スカットテレフォンは、なんか、しみじみとしてしもた。

2009年6月28日日曜日

おねだり!マスカット第12回

 オバマがマイケルレベルにまで整形すると涙ながら発表したり、世界中の土葬系の墓場という墓場では本格的なスリラー祭りが行われ、アラブの金持ち向けに、早速、月でムーンウォークするツアーが発表されるなど、マイケル追悼関連イベントが目白押し、オレは お経代わりにAnd the whole world has to Answer right now Just to tell you once again, Who's bad…をひとすら、唱えていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょう(あたりまえだが、うそ)。


 スワローズなあ、苦手なとこ作ったらアカンなあ。後ろから着々と変なチームが近づいてきた。

 遅くなったが、先週の月曜日のおねマスの再生リスト。ほんとはひとつひとつリンク張ってもいいのだが、まあ、めんどくさいし、一挙に見れるしぃ。

 今回は、どっちが見たい?。
 小川”尊敬する哲学者=マイケル”あさ美、が徐々に復活しつつある。猛者揃いのメンバーの中、唯一エロねた下ネタ御免のみひろがその能力の限りを尽くした「みひろのちょっといやらしい牽制 球」のカット分、気になってしゃあない。吉沢明歩・・・やっぱ、スゴい。オレも西野翔とどんどん同調してきている・・・・と、番組のペースにまんまと乗せられ、エエようにされている中年男、ひとり。

2009年6月26日金曜日

We've Got a Good Thing Going

 マイケル・ジャクソンが亡くなった。
 同い年なので、困る。
 あれやこれや書きたいが、まあ、オレの場合、「Bad」からのファンなので、偉そうには云えない。
 でも、忌野清志郎の時より、何故か。ショックがデカい。

 しかし、報道ステーション、相変わらず、やはり相変わらずである。古舘がアメリカがどうのこうのと例によって例のごとくメチャクチャなことを無理矢理こじつけ、そばの偉そうなデブの老人が、したり顔で中年クライシスがどうのこうのと、説教じみたことを言いだしたのには、心底腹が立った。
 悲しそうな顔沈痛な顔はいくらでも作れるし、もっともらしいことはなんぼでも言える、でも、人の死を喜んでいるとしか思えない。まあ、そういう人たちが作っている番組だから、しゃあないが。知らんかったら知らんでええのである。興味なかったら興味ないでいいのである。バカが。ミュージッシャン、に「まともな生き方」を求めるな、ボケ。亡くなっても、エエ音楽やったら、ずっとずっと残るのであーる。それ以上何もない。
 
 オレが最初に好きになった マイケル・ジャクソンの曲は、ジャマイカのシュガー・マイノットが1981年レゲエにして、カヴァーした「We've Got a Good Thing Going」だった(オリジナルは1972年、アルバム「Ben」に入っとる)。
  この曲によってオレはレゲエに引きずり込まれ、あれやこれやで今日に至るわけである。そして、未だに、一番好きな曲の一つである(英語的表現)。これからもシュガー・マイノットのも、オリジナルのマイケル・ジャクソンが唄っている方も、何度も何度も聴くことであろう。
 
 合掌。

 
 
 
 

 
 


"Ben" (Michael Jackson)

2009年6月21日日曜日

七連勝!

 勝った勝った、また勝った!!!
 七連勝だ。
 しかも、3連続サヨナラだ。
 こんなの、何年ぶりだろうか????
 この感覚、ずいぶん、懐かしい。
 まあ、こういう「勝利」の連続で、隠れているが、不安材料も多いが、まあ、野村監督じゃないんだから、素直に喜んどく。
 いよいよ、次は讀賣。ガンバって欲しいものである。

2009年6月20日土曜日

6連勝!!!

 勝った勝ったまた勝った!! 何も怖くなかった。ただ、スワローズの今の強さだけが、怖かったぁ・・・てなもんよ。運の強さも強さのうちじゃい。ヒットデントナと思っていたのだが、わはははは。
 しかし、まだ、歯医者通院中なので 、もう寝ますわ。もう痛くはないが、どっと疲れた。

2009年6月18日木曜日

六月十八日

 勝った勝ったまた勝ったぁ、今夜はサヨナラだぁぁぁ。
 ガイエル、サヨナラホームランは打つことがあるんやなあ。

 今日、ひどい歯痛で、歯医者に行ったが応急処置のみ、今、また、めっちゃくちゃ痛くなってきたので、クスリ飲んで、寝ます。 

2009年6月17日水曜日

六月十七日

 勝った勝ったまた勝った。東京ヤクルトスワローズ!  http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2009061702/top
 今は打線が珍しく絶好調(シーズンに二、三度こういう時期がある)んで、イケイケでイケるとこまでいっときまひょ。
 
 党首討論あったそうである。 見たワケじゃないので、ワカラン。
 でも、この討論で、どんな麻生ががんばったとしても、世論調査での民主優勢をひっくりかえすようなもんじゃないみたいである。
 こうなりゃ、 自民もハト山を党首に持ってきて、民主党そっくりの政策持ってきて、兄弟対決とかなって、どっちがどっちやらワカランようにしたら、総選挙、オモロくなるのだが。 あと、党名を民党とかに変えて、画数で勝負するとか。

 まあ、ハト山首相になって、もちろん、最初のうちは例によって例の如く、熱狂的な興奮(多分マスコミの中だけのことかもしれんが)につつまれるかもしれん、まあ、飽きっぽい国民性、何ヶ月後か何年後かはワカランが、冷めてやがて飽きられた、退陣要求のデモとか起きたら、多分、鳥エサ用のトウモロコシとか投げつけられるんだろうな。細川首相のときのことがあるから、例え民主党が政権とっても、心の底から、安心できんのよ。ちょっと経ったら、分裂騒ぎ起こしたりして。

 

2009年6月16日火曜日

おねだり!!マスカット第11回、と昭和ガールズ歌謡東芝編に関していささ か 中途半端に

 月曜日。マスカットの日であった。ちゅうので、またもやYouTubeで鑑賞(おねだり!!マスカット第11回)。
 ようやっと二期生が一矢報いたといったところか。あと吉沢明歩の新コーナーも良かったし、Rioの「NEWS Rio」が復活した。まあ、オモロかった。

 しかし、それよりもなによりも、オレの中では谷啓植木等岡八郎花紀京人生幸郎ビートたけし以来の「出てきただけで、笑う準備オーケー状態」になれる、小川あさ美が「泣かせたら10万円コーナー」に涙もろい麻美ゆまと蒼井そらとに登場。二回目かな。

 小川あさ美、今や、オレにとって、何でもいいから一言でも、口から発せられるたびに、こちらは笑いの発作が起きてしまう。まさに、笑いのミダス王というべき存在である。

 スザンヌやら、とか違って、好感度をどうのこうのという小賢しさが一切ないので、さっぱり、すっきり、気持ちいいのである。カシコは勉強したり努力と根性で誰でもなんぼでもなれるが、いかなる天才であろうと誰がどんなに頑張っても「小川あさ美」にはなれない。
 川村りかに思いクソ怒鳴られていた。

 最近、「おねマス」ネタ続きだが、今日は、ようやっと、昭和歌謡ネタに戻れそうである。


 

1.もやもやしちゃうの (九重佑三子)
2.レモンのデイト (ヤング・シスターズ)
3.くやしいじゃないの (森山加代子)
4.やさしくしかってね (和泉雅子)
5.プロポーズ・ロックン・ロール (キューティー・Q)
6.何故かしら (奥村チヨ)
7.黄色いレモン (リトル・パティ)
8.大人の匂い (恵とも子)
9.やさしくしてね (永田克子)
10.好きなのに好きなのに (黛ジュン)
11.あなたに夢中なの (小川知子)
12.二人だけの太陽 (大形久仁子)
13.私がケメ子よ (松平ケメ子)
14.涙は春に (鍵山珠里)
15.恋はす早く (槙みちる)
16.ふたりの秘密 (千丘真弓)
17.嘆きの湖 (三浦恭子)
18.恋のくちびる (渚ゆう子)
19.素直な恋 (梢 みわ)
20.好きな人 (ザ・パピーズ)
21.夕焼けは知らない (牧 麗子)
22.なぜ、人はどうして (内藤圭子)
23.土曜日はしあわせ(小鹿ミキ)
24.危険ないいわけ (バーズ)
25.おしゃべりタンポポ (小橋玲子)

"昭和ガールズ歌謡 レアシングルコレクションEMI編~大人の匂い/もやもやしちゃうの~" (オムニバス, 黛ジュン, 小川知子, 大形久仁子, 松平ケメ子, 鍵山珠里, 槙みちる, 千丘真弓, 三浦恭子, 渚ゆう子, 梢みわ)

 1965年九重佑三子から1971年の小橋玲子まで。71年のものを入れるのが1965年生まれの鈴木啓之氏であろう。オレなんかはひっかるが、何故引っかかるか書くと収拾が付かなくなるのでやめる。
 昭和ガールズ歌謡。このシリーズは今までいくつか出ているが、これは東芝(EMIミュージックジャパン)バージョン。
 日曜日、クルマの中で聴きまくった。  

 馴染みの歌手が多く、聴いたとたん、しっくり来たというか、素直に耳から音が入ってくるし、最初聴いたときピンと来なくても何度か聴いてるうちにじっと馴染んでくるというか。ひさびさに、無理しないでアルバム一枚、何度も、聴けましたわ。
 
 まあ、このシリーズ、どないしても、あの名コンピレーション「キューティーポップ」シリーズを最初に聴いてからの方がいいが、東芝版「ピンクリップスティックエディット」をはじめとして殆どが廃盤。


 しかし、さすが東芝、黛ジュンやら小川知子渚ゆう子森山加代子やらのメジャーどころが入っているから、というわけでもないだろうが、かなり楽しめる内容である。


 今のところオレが一番気に入ったのは、三浦恭子の「 嘆きの湖」あたりかな、「女は生きるために死ぬ」のB面である。

 まあ、もうちょっと聞きこんでからまた詳しく書くつもり。



 あと、今気がついたのだが、やさぐれ歌謡っぽいヤツあつめたシリーズ「歌謡曲番外地」も新しいのが出てた(明日発売予定)。東宝レコード女優編の方、例によって例の如くささくれだって乾いててしかも濃いみたいだが、そうした世界とは逆立ちしても無縁な酒井和歌子とか内藤洋子とか「やさぐれ」じゃない女優のがいっぱい入っとる・・・東宝・・・ちゅう映画会社ほど「やさぐれ」からはほど遠いのではないか?? まあ、どんな感じなのか、楽しみ。
  

 、

"歌謡曲番外地 東宝レコード女優編~不良少年-さすらい-" (オムニバス, 梅田智子, 柏木由紀子, 酒井和歌子, 内藤洋子, 青木英美)


"歌謡曲番外地 東宝レコード女優編モア~あなたって凄いのね" (オムニバス, いぬいなおみ, 森るみ子, 松村幸子, 加藤小代子, エミー・マーガレット, 鹿島とも子, 聖ミカ, 松島トモ子)

 オレははっと気がついたが、テレビにしろスケバン映画にしろ、また音楽にしろ、たくさんのおんなのこがいっぱい出てるのが、要は好きなだけなのかもしれん。


 「キャンディーズの中で誰が好き」「ラン・スー・ミキ、三人とも」

「ピンクレディーではどっち?」「どっちも好き」


・・・てな人生高校生時分から歩いとる人間やから、まあ、「性(さが)」ちゅうか「業」ですわ。ちなみにマスカットの中では・・・二期生含め、全員好きである(小川あさ美は別格)。


2009年6月14日日曜日

あれやこれやと「吉沢明歩の本当にかわいいお散歩」がホンマにカワイかった件 に関してに関して

 今日も高速に乗って舞鶴まで。帰り中国自動車道上りが渋滞してたので、下りに入り吉川インターで降りる。そこからは、山道なので、運転を楽しむ。

  スワローズ、11打席連続安打して10点取ったのを含め計14点取って負けそうになる
  この前、NHKのETV特集か、で野村監督の特集みたいなものやってたが、野村監督時代の頃の順位や選手とかみてたら、つい、涙ぐんでしまう。あの頃は良かった・・・オレもついに60年代以外の「あの頃」をつい、懐かしがってしまうようになってしまっているが、まあ、あの頃はホンマ強かった・・というより、今日のように「不条理な不安を抱かせる」試合が少なかったと思う。

 まあ、昨年13ゲーム差ひっくり返されたチーム、その腹いせに、今季はそれ以上のゲーム差にしといて、ひっくり返そうと思っているんであろう。油断させまくっておいて、後でギャフンと云わせ、思いクソ道頓堀ダイブする作戦だな、きっと。いやあ、芸が細かい!

 

 先日来、YouTubeやDailymotion、駆使しまくり、昨年から、今年の4月まで放映された「おねがい!マスカット」の切れ端の動画を探しては観てたら、どっぷりはまってしもた。
 ついに、「吉沢明歩の本当にかわいいお散歩 vs Rioの本当にかわいいパジャマ」というのがあって、迷ったあげく(小木と一緒の気持ち)、そして、とうとう、ついに、本気で「吉沢明歩の本当にかわいいお散歩」を観たくなってしまっていた。

 しかも、あっきーが登場するやいなや、スタジオ内が異常な興奮につつまれたのだが、それと同調してもたのか、こっちも、ニヤニヤ、喜んで観てしまう。あっきー、失礼吉沢明歩さんが単にスタジオに犬連れて歩いているだけなのだ・・・。つまり単なる「散歩」、それなのにそれなのに、このカワイさはなんなのだろう????まあ、犬がかわいいのもあるが。

 (ここでも、小川あさ美、スゴいが・・・)。
 あっきー、「わたしを窓辺に飾ってよ いい花咲くよ」「あんまりほっとくと、月に帰っちゃうよ」二大名セリフを言う時の異常なハマり具合といい、スカットテレフォンでの有吉弘之との絶妙のやりとりと云い、今、芸能界いや政治界経済界宗教界まで含めてこれだけ、ワケのわからんオーラふりまくってる人おるのだろうか。
 本業のお仕事ぶりも観てみたいが、あっちの世界、ワシらみたいな、下々のおっさんから見たら、鉄棒の逆上がりやっとの人間が、オリンピック競技の体操や中国の雑伎団見るようなもんやからなあ。オレが、あと、20年若かったら、とささやかにつぶやいておく。
 江戸時代、一町人が花魁道中に出くわしたみたいなもんかもしれん。
 ・・・あいかわらず、アホな毎日ですなあ。

2009年6月12日金曜日

「ネコジャラ市の11人」問題

 昨日、スワローズは勝ったんはエエが、ロッテがロッテがロッテが・・・・。ちょっとは遠慮したれよ! 22点、コールド無いのがしんどい。
 オレは「ハト山家の陰謀説」を唱える者である。自民民主どっちが勝っても、ハト山首相。かくして吉田茂に煮え湯を飲まされまくった祖父鳩山一郎のカタキは(このあたり映画「小説吉田学校」からの知識だけ)、今頃、ウたれ、ばんばいじゃい 、ちゅうわけだ。ま、国民には関係ないが。

 しょうもないこと云ってないで、さて、音楽の話題。
 いつものようにiTunes、ランダムにして聴いていたら、懐かしい「ネコジャラ市の11人」の主題曲が流れてきて、ぶったまげた。

 短いイントロ、そしていきなり、思いクソ大声で「ブワー!」との叫び、そっから、切羽詰まったようなそいでいて、どバスなスキャット、どぅどぅどぅ、が続く。ちょっと前、アカサカ方面で深夜全裸で咆吼したお茶目なヤツがいたが、多分こんな感じじゃなかったかな、と思わせる叫びと咆吼の連続である。

 そのあとも変なことばっか続く。最後は演奏が終わり「もしもし」というが不安げなセリフだけが残る。これで1分18秒。
 カッコええ!


 「ネコジャラ市の11人」ちゅうのは、NHKの大人気人形劇「ひょっこりひょうたん島」の後番組である。 毎日夕方6時あたりから15分やってた人形番組である。当時の品行方正な小学生はだいたいみていた筈だ。1970年、つまり、万博の年に始まっとる。当時けっこう熱心に観ていたものである・・・・と思っていたが・・・・。

 しかし、主題曲、あらためて聴くと、歌詞がぶっとんでいる。しかし、なんじゃこれ?

 文章だとまどろっこしいので例によってYouTubeさがしたが、無かった・・こんなメジャーなものが無いとは!!
  ちゅうことでしゃあないから、歌詞だけはネットでみつかったのでそれをのせておく。


 「ネコジャラ市の11人テーマソング」 作詞井上ひさし・山崎忠昭・山元護久 作曲宇野誠一郎、下のリンク先に載ってた歌詞、オレの方の聞き取りで修正を加えている(太字)。覚えている人は一度唄ってみて欲しいものだ。

うゎああああ
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ ワッワッワッワッ
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ ウー ワッ

ネコジャラ行き 1日1本 6時5分発ズタボロ列車

ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ ワッワッワッワッ
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ ウー ヨイショ

重い荷物は積めない 重い荷物は積めない 重い荷物は積めない
(捨てて行こう) 捨てて行こう 捨てて行こう
(とりあえず)(ご両親様ごきげんよう)(涙ちゃんお元気で)
(希望さん御達者で)(命はひとつ!)

君の胸に 君の胸にあふれる勇気を(みんな捨てろ~)
(ハブラシもいらない)(タオルもいらない)
(試しにちょっと乗ってみないか?)

ネコジャラ行き 1日1本
6時5分発ズタボロ列車

ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ(怖ろしい
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ(みんな捨てろ~)
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ(モシモシ)
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ(モシモシ)(モシモシ)

 まあ、スゴい唄である。ラジカルでアナーキーなのだ。
 ・Wikiによると・・
 
 

ひょっこりひょうたん島を継承して、ミュージカルに近い形を採るが、当初は成人キャラクター中心のサイケデリックでシュールな「対立と破壊」を中心とする内容であった。第90回(1970年8月放送)以降、火山爆発による大災害で多くのキャラクターが行方不明という形で引退させられ、そこからは大きく路線変更して、災害からの復興と新たな町づくりをテーマにしたストーリーになる。

[From ネコジャラ市の11人 - Wikipedia]

・・・そうである。

 思い出したぞ、上にもあるように、途中でみんないなくなってしもて、そっから、話のノリが全然変わってもて、オレの興味が急激に薄れてしもたのである。正直、つまらなくなってしもた。というか、シラケてしもたのだ。1970年と云えば、けっこう、マンガでもなんでも途中で突然前触れもなく、路線変更とかあったもんで当時の小学6年生とかは、けっこう、価値観をごっそり変えないと生きていけなかったのである(でもないが、そいでも、例えば「ハレンチ学園」なんかも、鮎ちゃんを始め主要なキャラクターが死んでもた)。
 あと、下のように、映像が一話も残っていないそうである。なんということだ。前半はメチャクチャオモロかったのに!!

1970年4月6日-1973年3月16日にかけて、月~金曜日の午後6時5分~6時20分に放送された。全668話。全話カラー放送。
オリジナルの映像やシナリオはほとんどが消失(テーマソングの音源が一部現存)、映像は1話も残されておらず、現存する関連グッズも極めて少ない。

[From ネコジャラ市の11人 - Wikipedia]

 下のアルバムには主題曲とエンディングテーマの他に「ネコジャラ市の11人」の挿入歌が2曲(但しオレの記憶にない)も入っとる。まあ、このアルバムは「ムーミン」やら「ひょっこりひょうたん島」とか子供番組の主題歌に混じって「アイム・ショックド」(そういえば、この曲も叫び声やらクルマやバイクの音やら入っていたりする)やら明らかに、お色気ソングな「新女大学Ⅱ」が入っていてても、なんの違和感もなく聴ける、すばらしいアルバムである。


"宇野誠一郎 作品集 II" (オムニバス)

1. ブンとフンのテーマ (熊倉一雄、黒柳徹子)from「ブンとフン」
2. ひよっこりひょうたん島 (前川陽子)from「ひょっこりひょうたん島」
3. 東風の吹く国 (高石ともや)
4. ちっちゃなビッケと大きな父さん (栗葉子,ザ・バイキング)from「小さなバイキングビッケ」
5. チロリン村とくるみの木 (里見京子、黒柳徹子、横山道代)
6. ヤダモン (中島そのみ、東映児童合唱団)from「ちびっこ怪獣ヤダモン」
7. チッチの歌 (松金よね子)from「小さなバイキングビッケ」
8. アイアイ (中川順子)
9. いちめんのなのはな (メロディ・スウ)
10. ネコジャラ市の11人 (熊倉一雄、テアトル・エコー)from「ネコジャラ市の11人」
11. もぐっちょちびっちょこんにちは (黒柳徹子、熊倉一雄)
12. タイプを打つのは楽しい仕事 (久里千春)from「ひょっこりひょうたん島」
13. おわりもはじまり-紙屋町さくらホテルのテーマ- (東京コンサーツ)
14. もえ上がれ雪たち (中山千夏)from「みんなのうた」
15. エンディング・テーマ (藤村有弘、姫ゆり子、熊倉一雄)from「ネコジャラ市の11人」
16. オー・ノー・ヤダモン (東映児童合唱団)from「ちびっこ怪獣ヤダモン」
17. アイム・ショックド (アイ・アバンティとそのグループ)
18. ムーミンのテーマ (藤田淑子)from「ムーミン」
19. 空にはお月さま (星野美樹子)from「みんなのうた」
20. 梨の実をかじる歌 (高石ともや)
21. すばらしい星地球 (姫ゆり子、谷幹一)from「ネコジャラ市の11人」
22. 開化探偵帳 (アンサンブル・ファンタジア)
23. 新女大学 (アイ・アバンティとそのグループ)
24. マイ・ホーム・タウン (インスト)from「ネコジャラ市の11人」
25. 幸せはレインコート (中山千夏)from「ひょっこりひょうたん島」
26. ヌーボーのテーマ (千葉信男、大山のぶ代、熊倉一雄)from 「船乗りクプクプの冒険」
27. 悪魔ソング (天地総子)from「ブンとフン」
28. 上手なピアニスト (高石ともや)
29. ただ好きなのさ (熊倉一雄、黒柳徹子)from「ブンとフン」
30. ビッケは小さなバイキング (栗葉子,ザ・バイキング)from「小さなバイキングビッケ」
31. 気分爽快の歌 (小海智子、玉川良一、熊倉一雄)from「ひょっこりひょうたん島」
32. 盗みましょうよ~ブンとフンのテーマ (熊倉一雄、黒柳徹子)from「ブンとフン」



2009年6月9日火曜日

おねだり!!マスカット第10回

iPhoneの新しいヤツが発表された。
 4月に買ったばかりなんで、もちろん、買い換えるつもりはな・・・・い、と思う。まあ、06/17にiPhoneのOSがバージョンアップされるんで、それでまあ、様子をみてから、だな。 (上のリンク先はアップルの公式HPの該当のとこ)

 まあ、しかし、今のオレが、腹の底から本気で笑える番組「おねだり!!マスカット」第十回観た。もちろん、YouTubeでだが。
 
 おんなのこがわんさか出て、しかも、全員ミニスカ、しかも、全員パンチラ厭わず・・・というだけでもスゴいことなのに、しかも「本気で笑える」とは。人類が「テレビジョン」というメディアを手に入れて以来、ついに到達した「頂点」である。

 今回は、残念ながら大好きな小川あさ美(天才である!)のコーナーとかなかったが、初音みのりが大活躍。 インパルスの堤下と互角に勝負しとるがな。 今回の分、YouTubeで「再生リスト」というのを作ってみた。作るのちょいと手間かかったが、シームレスでフルに観れたので、笑いがひきつってもた。4月になって、番組名が変わり、キャラが未知の新メンバーがどっと増え、ちょっと、弛緩状態だったが、このところになって、ぐっとしまってきた(前々回小川あさ美の「総理大臣秘書」があったから、ちゅうだけですけど)。

 第10回おねだりマスカット 再生リスト http://www.youtube.com/view_play_list?p=069D0E8158DDB1E7



2009年6月6日土曜日

奥村チヨ「北国の青い空」など 日活「紅の流れ星」より

スワローズ、順調に勝つ。そやけど、不気味なことに、3位4位チームも着々と勝ってきとる。4位チーム、メンチ使ったらんかいな。もうクビになったんかもしれんが。

 久々にYouTubeに新しい(?)動画投稿した。ちゅうても、もう二週間も前のことだが。五月の連休中に作成したもの。古いVHSからのもんだから画質は悪い。

  オレのまあ、一番好きな映画「紅の流れ星」
から。

 奥村チヨと杉良太郎のデュエットで「北国の青い空」、オリジナルと同一かと思うぐらい激しいアレンジ。
チヨがパンチラ厭わず、踊りまくる。
その後ちいとばかりセンセーショナルなシーンを挟んで、五郎(渡哲也)が踊る時には、ゴーゴー喫茶の分際で、みんなで仲良くフォークソング、それも、ジェンカだ!
多分、当時、一番カッコエエ音楽と多分一番ダサい音楽の代表みたいなもんだ。その一番ダサい方の音楽で、ワザとやる気ない感じでだらしなく踊る五郎のカッコ良さ!!この落差、デスメタルと渋谷系の差どころじゃないぞ。
 うーん、ええのう。
  

2009年6月5日金曜日

六月五日

 NHKの朝の連ドラ「つばさ」、あいかわらず、オモシロい。今日なんか、吉行和子、往年の「愛の亡霊」を思わす演技であった。

 べた、でええんである。べたべた、でええんである。
 みんなで悪口言って盛り上がっている最中、ふっと後ろに悪口言われている本人がおって、それに気がついて一同ギャフン、ちゅうべたなパターンのくりかえし、でええんである。
 朝の連ドラちゅうことで「爆笑」するつもりで観ていないのだから、へらへら笑いができたら、そいで、ええんであーる。
 しかし、スゴいことに、この前なんか、松本明子と脇知弘で「電波少年」特有の顔だけが突然デカくなる、ちゅうのやってた。脇知弘が「松村邦洋」に見えてきた。松本明子と松村のあのコンビが戻ってきたわけである。

 スワローズ、ようやく、勝つ。
 大差で負けた試合をひっくり返すチームじゃないので、ぼちぼちとやって、最終的に三位に入れたら御の字・・・と思っている。
 まあ、ひいきのチーム対して情けないのだが、昨季オフ、前年ど最下位にもかかわらず、エースと4番がおらんようになったチームである。二年やそこいらでここまでこれただけでも、まあ、良しとせなあかん。

 てな具合に控えめに控えめにおとなしくおとなしく今季はじっと耐えようと思っていたら、某阪神ファンの方から、またも讀賣の陰謀を教えてもらう。まあ、陰謀というより、夕刊フジが貧乏球団ヤクルトスワローズの「貧乏」を笑いもんにする最低のいやがらせ記事である。夕刊フジ、ちゅうたら、スワローズ寄りと思っていたが。記者がアホなのか。

 例によって例の如く、今オフ、讀賣が林昌勇を狙うかもしれんという、いやがらせ記事である。

--林昌勇の契約についてなんですが…

 「なんで、みんな(番記者は)そんなに林のことばかり聞くんだ! まだ100試合近く残っているのに。“どこかの球団”に聞いてこいと、スパイを頼まれたのか!!」

 --来年どうなるのか気になるだけで

 「『ヤクルトは何やっているんだ。どこかに持っていかれるんじゃないか』って。ヤクルト球団をバカにしているとしか思えんよ。失礼だ。ウチはちゃんとやっていますよ」

 --ちゃんとやっていても、“どこかの球団”のように5億円も6億円も出す球団があったら、太刀打ちできませんよね(林の今季年俸は4500万円)

 「どこの球団とは固有名詞は出さないけど、もっていかれないように手は打ってある。林は来年もウチにいますよ」

 --林は昨年からの2年契約で、3年目は球団に選択権のあるオプションだと発表されましたが

 「初めから3年契約だよ。来年になればわかる」

 --来季は安心ということですね。そういえば、球界で外国人選手の移籍を制限しようという話がありましたが、あれはどうなったんですか?

 「どことは言わないけど、反対する球団があるんだよ」

 --それはヨソから外国人選手を持っていって優勝して喜んでいるチームですか?

 「1球団ではなく何球団かあって、立ち消えになった」

【過剰反応示し…】

[From 狙われたヤクルト林…巨人の“欲しい病”大警戒?!(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース]

 

 なにが、【過剰反応示し…】じゃ、失礼千万、ええぃ、腹の立つ! だいたい、「過剰反応」もクソも、記者、これだけスワローズ、虚仮にしたら、誰でも怒るわい、ボケ!

 「よそから外国人選手を持っていって優勝して喜んでいるチーム」讀賣に取材する度胸がないチキンめ。悔しかったら、ナベツネと原監督から「今後一切、林昌勇をはじめとするスワローズの選手を獲りません」と血判状貰てこい、ちゅうんじゃ。

 まあ、讀賣も讀賣、金、金、金で、弱いとこから、一番エエ選手持っていきよる。
 それが、ホンマ野球そのものをつまらんつまらんもんに変えてしまうことに何で気がつかないのか。お金が大好きでしかも、アホなバカなアメ公ですら、昨年石油の値段つり上げて儲けたかもしれんが、結果今頃になって自国の自動車産業まるごと潰してしもて、最近は、さすがに懲りて 、こんなことしとったらアカンと思い始めてきたというのに。ホンマ日本の「プロ野球」そのものが、GMやらクライスラーみたいな状況になった時点で、あわてるのであろうが。しかも情けないことに「お金が大好きでしかも、アホなバカ」ちゅうのは、ウチの国民性でもあるわけで。うーん。

2009年5月28日木曜日

あまい囁き

スワローズの館山、スゴい選手になりつつあるようだ。

【ヤクルト4―0オリックス】ヤクルトの館山は7回無失点で開幕から無傷の6連勝。昨年から続く連勝も「12」と伸ばした。打線は2回に田中の2号2ランで先行し、6回無死満塁で宮本が中前へ2点適時打を放った。オリックスは好機であと1本が出ず、13残塁。借金は今季最多の9となった。




 いつのまにやら、開幕から6連勝、いつのまにやら通しで12連勝!!! ホームラン打者ばっかりずらっと並んだ打線でも、調子に乗ったら球場ごと神がかりになり、ワケのわからん力を発揮するチームではなく、水前寺清子の「365歩のマーチ」ように、一点一点セコく細かく細かく刻んで点を取り、3点取ったら2点とられ、いや2点とったら8点取られたりするチームなので、本当、良くやっていると思う。もちろん、館山に限らず、他の投手もそうだが。

 さて音楽の話題。ここは、音楽のサイトというか聴いた音楽のことを書くブログのつもりだったが、何やらワケのわからんもんになってしまったが。

 まあ、一度耳に付いたらはなれないフレーズというかメロディというか、ある。「パローレパローレパローレ」ちゅうのがそうである。
 「甘い囁き」(レーオ・キオッソ (Leo Chiosso) とジャンカルロ・デル・レ (Giancarlo Del Re) が作詞、ジャンニ・フェッリオ (Gianni Ferrio) が作曲)という曲だ。
  1972年、イタリアのミーナ(弘田三枝子の「砂に消えた涙」唄った人だ)とアルベルト・ルーポが唄った(というのか)オリジナルだそうだが、オレが当時、一番聴いたのは、アラン・ドロンとダリダのフランス語バージョン、もしくは、細川俊之と中村晃子の日本語バージョン。もちろん。わざわざレコード買ってまで聴いたのではなく、当時はラジオとかテレビでガンガンかかってたので、覚える気がなくとも無理矢理覚えてしまうほど。


 特にオレなんかは、細川俊之のあまりにも歯の浮きまくったセリフが気に入り、いつか、「君という名の恋物語を ぼくはまだ おしまいまで読んではいない…」とか、「この世にたった一つ真実があるなら  それは恋さ ぼくと君の真実」「自分をいつわらずに もっと心を柔らかく そうこの髪のようにさ」(「あまい囁き」訳詞杉野明夫より一部引用)を粋なねえちゃんの耳元でささやいたるねん、と青雲の志ってヤツを立てたが、爾来数十年、達成できずにいる。

今までにカバーした日本の歌手は以下のとおり。
中村晃子、細川俊之(掛け合いの絶妙さが受け、『コサキン』『とんねるずのオールナイトニッポン』『うまいっしょクラブ(STVラジオ)』等の深夜ラジオ番組で人気を博す)
金井克子、野沢那智
宮下順子、水乃麻希(日本語詞をレズビアンの内容に制作)
ルー大柴、国分友里恵
山本リンダ、畠山昌久
烏丸せつこ、有田哲平(映画『パローレ』主題歌)


浜田雅功(ダウンタウン)がキッコーマンの焼酎のCMで歌っていたこともあった。

[From あまい囁き - Wikipedia]

「あまい囁き」JASRACのDBで調べたら、他にも、日本人では岸洋子、河合奈保子の名が見えるが音源あたったわけでないので。
 YouTubeには、なんと、オリジナルのミーナとアルベルト・ルーポの訳詞付きというのがあった。パローレ、ちゅうのは「言葉」ちゅうことやったわけですな。

 ダリダとアラン・ドロンのヤツのも日本語歌詞が付いたやつがあった。まったく、頭がさがる。



 両方とも、男が結局は押し切ることができず、女がパローレでうっちゃり、という感じか。で、下のようなお遊び(男と女のセリフ入れ替えたヤツ)が当然の如くあり、爆笑。



 で、日本の細川俊之と中村晃子バージョン(残念ながら、唄のみ)。訳詞との比較する限り、日本の方がキザでホンマに歯が浮くセリフだ。ひょっとしたら、日本人はジゴロとかヒモに向いているのではないか?しかも、「夜明けにはまだ間がある」で終わっているから、結局、女は押し切れてしまうパターンみたいな気がする。細川俊之はキザという点においてアラン・ドロンを凌駕しとる。

 こうなると、野沢那智と金井克子のヤツも聴いてみたいが、さすがにない。 で、宝塚の倒錯した世界(してないけど)の「あまい囁き」。月影瞳と轟悠という方なのだが、どちらがどちらがわからんが、「女性」の方、お色気、スゴい!!・・・が、もちろん、それは男装したホンマは女であるとこの男役に向けられた「お色気」なわけで、ワシらおっさん向けにダイレクトに向けられたお色気じゃないわけで、・・実はワシらおっさんには非常に難易度が高いのであーる。


 はははははは。オチがついとる。さすが、関西。


2009年5月25日月曜日

五月二十五日

 神戸、今日から、学校が普通通りになったのはええのだが、朝、何故か、クルマ無茶苦茶混んでいた。送り迎えの為だろうか、ようわからん。
 スワローズ負け、とうとう三連敗。ここいらで、ふんばって欲しいものだ。

 日曜日、本屋行く。村上龍の無趣味のなんちゃらとビートたけしのヤツを買おうと思ったが、あんまりにも活字がでかいんで、やんぴ。ブックオフに降りてきたら買うことにする。
 で、何を思ったが、ややこしいことをわかりやすい言葉でやしつこくしつこく書く、という橋本治関連の二冊。

"橋本治と内田樹" (橋本 治, 内田 樹)

"橋本治という考え方 What kind of fool am I" (橋本 治)
 まあ、すんなり読める、ちゅうわけには行かないので、当分、退屈せんですみますわ。 全共闘世代、大キライなので、内田樹氏は、どーも信頼できんのだが(理由 ともかく、1950年生まれだから)、ほぼ同年代生まれ(1948年生まれ)の橋本(http://ja.wikipedia.org/wiki/橋本治)は矢作俊彦と並んで例外的に好きである。

 おお、今日は「おねだり!!マスカット」の日だ。頑張って観るか、どうしようか。まあ、「おねだり」になって、人数増えたんで、まだちょっとこなれていない感じがするが、もともと、ぐだぐだになることを恐れないであれやこれややっているうちに、ものスゴいもんが出てくる番組だから、しゃあない。

2009年5月22日金曜日

アホな小学生たち

 スワローズ、今日から日ハム、無事勝つ。

どーせ、明日はダルビッシュ出てくるんだし。まあ、今日はなんとか勝たせてもらいました。ホンマ、今年は一点でもリードしたらそれを守りきれたりするので、うれしひ。


 さてさて、新型インフルエンザ騒動、今週一週間まるまる休校になった神戸市内の小学生中学生諸君、自宅待機で何をしとるかと思えば・・

二十一日午後三時五十分ごろ、神戸市須磨区古川町二、阪神高速西行きの若宮ランプ付近を走行中の車から、「小学生くらいの子ども数人が自転車で高速を逆走している」と一一〇番があった。


 白昼堂々なんちゅうことすんねん・・・アホすぎて、涙がでてきた。アホすぎて涙出てきたのは、久しぶり。三十年ぶりぐらいか。
 もちろん、「休校」で暇持てあました高校生諸君がどっと街にくりだし、マクド、カラオケボックス、ゲームセンター等でぶびぶひ云わしとるのは知っとるが、その程度のアホさ加減では涙までは出ない。


 高速道路自転車で疾走・・・オレが今の小学生なら、チャレンジしたい項目である。だからこそ、涙が出るほど情けないのであーる。

 日本は日本人は(まあ、正確にはもっと狭い範囲、「須磨の小学生」は)この40年何一つ進歩していないではないか!!高度成長終わり、ニクソンショックオイルショックを乗り切り、バブル、バブル崩壊、ゆとり教育に格差社会、金融崩壊、忌野清志郎死去、世のつれづれは変わるとも、須磨の小学生のアホさはなーんも変わっていないのであーる。日本はまだまだ発展途上国じゃ、ざん切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする、ちゅうようなもんであーる。


 高速道路、チャリンコで逆走、それも集団で、ちゅうのは、もちろん、ちょっと間違えれば大惨事だし、というよりバレて捕まったら、親呼ばれて大騒ぎになるのが、当時小学生のオレにしてみれば、それだけは何よりも怖いことだし、今のアホ小学生より別勉(塾のこと)行っとった分、もうちょっとカシコだった思うので、もう少しセコく安全な風にアレンジするだろうが、所詮は、仲間ウチで話のネタにして爆笑するための行動、学級で一躍ヒーローになりたいが為の行動、学校に伝説を残したい行動であるわけで・・・・ホンマ、アホやなあ。

2009年5月20日水曜日

まー君には、やっぱ、勝てなかった

 まー君には、やっぱ、勝てなかった・・・。由規、がんばったのだが。
 しかし、日本ハムが讀賣をやっつけてくれたんで、まあ、良しとせなあかん。

2009年5月19日火曜日

讀賣、大敗して、東京ヤクルトスワローズ勝つ

讀賣、大敗して、東京ヤクルトスワローズ勝つ。よかったよかった。でも、楽天、まー君とか岩隈とか出てくるんやろ。

2009年5月17日日曜日

ヤクルト五連勝!!!!

 スワローズ勝つ。最少得点差で。讀賣との差はでかいが、すがりついていって欲しい。

2009年5月16日土曜日

DVDが安くなったりしてる・・・

 神戸祭りなのに、雨。

離宮公園の花火が虚しく夕方、ぽすぽす言うていた。
かててくわえて、神戸東部の高校では、豚インフルエンザだし、うーん、神戸はどうしてこうも、かつてのエイズ騒動から震災とか、都市的に「不運」なのか、わからん。まあ、民主党も、不運な結果に終わってしまいましたね。

 スワローズ、またも、阪神タイガースに勝つ。
 しかし、敵ながら大丈夫だろうか。正直、スワローズ、打線、ボロボロなのだが、肝心のタイガース、途中から突然やる気が明らかに無くなってしもてた。やっぱ、金本に引っぱってもらわんと、ノれないのかな。・・・ちゅうて、こうやって、勝ったもんだから調子に乗ってると、明日以降、突如金本がスワローズ戦に限ってバカ調子出して、ボロんちょろんにやられてしもたりして・・・くわばらくわばら。
 
 アマゾン、なんかDVDがすごく安くなっている。
 たとえば、マリリン・モンローのボックス、これなんか、定価が2万円越えるのに、なんとまあ、 4180円である。七枚組で、この価格なのだ。

"マリリン・モンロー コレクション1 [DVD]" (ジョセフ・ニューマン, ハワード・ホークス, エドマンド・グールディング, ロイ・ベイカー, ジーン・ネグレスコ)
<作品内容> ■恋愛アパート(1951年度作品) キュートで誘惑的なマリリンの魅力満載! 新米大家と店子たちが繰り広げる恋愛アパートの人間模様。人生って面白い! 監督:ジョセフ・ニューマン 出演:ウィリアム・ランディガン/ジューン・ハーバー/マリリン・モンロー

■モンキー・ビジネス(1952年度作品)
マリリンのコメディエンヌぶりが楽しめる、賑やかで夢あふれるファンタスティック・コメディ!
監督:ハワード・ホークス
出演:ケイリー・グラント/ジンジャー・ロジャース/マリリン・モンロー

■結婚協奏曲
初々しいマリリンの魅力満載!(1952年度作品)
そんな、結婚が無効なんて……! これってラッキー? それとも?……
監督:エドマンド・グールディング
出演:ジンジャー・ロジャース/フレッド・アレン/マリリン・モンロー

■ノックは無用(1952年度作品)
陽気なセクシーガールから大きな転身をみせたマリリン主演のスリリングな本格派サスペンス
監督:ロイ・ベイカー
出演:リチャード・ウィドマーク/マリリン・モンロー/アン・バンクロフト

■百万長者と結婚する方法(1953年度作品)
マリリン・モンロー、ベティ・グレイブル、ローレン・バコール共演で贈るロマンティック・コメディ
監督:ジーン・ネグレスコ
出演:マリリン・モンロー/ベティ・グレイブル/ローレン・バコール

■ナイアガラ(1953年度作品)
魅惑の"モンロー・ウォーク"初披露!演技力も高い評価を受けたマリリン代表作の1本!
監督:ヘンリー・ハサウェイ
出演:マリリン・モンロー/ジョセフ・コットン/ジーン・ピータース

■紳士は金髪がお好き(1953年度作品) セクシー&コミカルなマリリンの魅力が炸裂!見所満載の豪華ミュージカル・コメディ! 監督:ハワード・ホークス 出演:マリリン・モンロー/ジェーン・ラッセル/チャールズ・コバーン

 エイリアンのシリーズもんも、8枚組で3,000円という投げ売り状態である。カスタマーレビューでの☆は少ないが、定価(15,000円)ベースで高いとかの話。三千円だったら。


"AVP コレクション BOX [DVD]" (リドリー・スコット;ジェームズ・キャメロン;デイビッド・フィンチャー;ジャン=ピエール・ジュネ;ジョン・マクティアナン;スティーブン・ホプキンス;ポール・W・S・アンダーソン)

 あと、400円とかで殺しのドレスやらキャリーやら。レンタル並である。
 なんでなのか、ようわからん。ブルーレイがどうのこうのとか、の影響だろうか。
 ちょっと最近、主題曲(ニルソンの「うわさの男」)が気になり、サントラでも買おかと思てた「真夜中のカーボーイ」ですら、612円。こうまで安いと、サントラ買わんと、DVDからあれやこれやして、動画にして聴いた方がエエわけで。
真夜中のカーボーイ [DVD]" (ジョン・シュレシンジャー)

 アメリカのニューシネマと呼ばれる一連の作品の中では、今、観返してもええかなぁ、と思える数少ない作品である(音楽とジョン・ボイドの朴訥ぶりがエエ)。

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