シャブ中の元アイドル。まあ、転落の図式としては定石なのだが、妙に、同情的なのが怖い。おかげで、大原麗子の死が霞んでしまった。
スワローズ、ようやっと、ようやっと、勝つ。
このところは、豪雨だったりするのだが、数日前のかんかん照りのピーカン日本晴れだった頃、オレは室内熱中症状態にあり、もうIQが三歳児並に低下しておった。悪いことに、その数日前、クルマのCMでなぜか、じみへん(マンガじゃない方の)を聴いて、非常に、気になっていた(http://www.subaru.jp/channel/のOutback「LeMeurice」というタイトルのやつ)。三つ子の魂百まで、とはよく言うたもので、曲名もほんのり思い出したりした。
それがいかんかったのだろう。暑さのため、IQが低下してくると、そのイントロからヴォーカルに入るまでの、どんがらどんどん、むんむんぶぅぶ、むんむんぶうぶ、ちゃかちゃんちゃらちゃらちゃぁぁ、という部分が、脳内でぐるぐるかけめぐり、これが三歳児並のIQにはやたら心地よく、ついに夏の室内熱中症で脳内が三歳児状態でやってはならないこと、即ち、iTunes Music Storeでその曲を購入してしまうことをやってしもた。
この曲だけ、なら一曲150円也、曲単位で買えるiTunes Music Storeのありがたさ、ええ買いもんしましたわ、で終わったところ、ぼーっとしてたんで、つい、そばにあった、3,500円のボックスまで買ってしもた。
こ、これが、一度流したて聴いたら、もうしんどくてたまらん。
まあ、オレがまだロック聴いてた中学生時代、周りでじみへん凄い凄いというので、レコード売り場のじみへんのコーナー行くと、もう膨大な量のレコードがあり、そいで、わけがわからんまま、ライブ盤のなんちゃら買って聴いたら、すごいしんどく感じたのを思い出した。シングル盤集めたベスト盤とかなら気持ちよく聴けるのに、なんでか、じみへんの長い長い曲の続くライブは苦手である。曲の途中でオレはうんざりしてノれなくなっいるのに、じみへんとバンドと観客はどんどん熱狂していくもんだから、疎外感すら感じたものである。
ギター、弾けないからか・・・もう苦痛でしかない。
まあ、じみへんはファンが多く、もう死に方が死に方なので、神格化されておって、彼らが絶賛しとるのを聴くと、ウソくさく聞こえるほど、しんどいアルバムだった。
爾来数十年経って、再び、その何とも云えない苦痛を思い出した。
暑さのため、じみへんのBOX,買ってしまうほどアホになってしもた。
"The Jimi Hendrix Experience" (Jimi Hendrix)
2分19秒の「 Crosstown Traffic」(註;上のボックスセットには入っていません)はもう、10回もくりかえして聴いてもかっこエエと思うのだが。