2009年6月5日金曜日

六月五日

 NHKの朝の連ドラ「つばさ」、あいかわらず、オモシロい。今日なんか、吉行和子、往年の「愛の亡霊」を思わす演技であった。

 べた、でええんである。べたべた、でええんである。
 みんなで悪口言って盛り上がっている最中、ふっと後ろに悪口言われている本人がおって、それに気がついて一同ギャフン、ちゅうべたなパターンのくりかえし、でええんである。
 朝の連ドラちゅうことで「爆笑」するつもりで観ていないのだから、へらへら笑いができたら、そいで、ええんであーる。
 しかし、スゴいことに、この前なんか、松本明子と脇知弘で「電波少年」特有の顔だけが突然デカくなる、ちゅうのやってた。脇知弘が「松村邦洋」に見えてきた。松本明子と松村のあのコンビが戻ってきたわけである。

 スワローズ、ようやく、勝つ。
 大差で負けた試合をひっくり返すチームじゃないので、ぼちぼちとやって、最終的に三位に入れたら御の字・・・と思っている。
 まあ、ひいきのチーム対して情けないのだが、昨季オフ、前年ど最下位にもかかわらず、エースと4番がおらんようになったチームである。二年やそこいらでここまでこれただけでも、まあ、良しとせなあかん。

 てな具合に控えめに控えめにおとなしくおとなしく今季はじっと耐えようと思っていたら、某阪神ファンの方から、またも讀賣の陰謀を教えてもらう。まあ、陰謀というより、夕刊フジが貧乏球団ヤクルトスワローズの「貧乏」を笑いもんにする最低のいやがらせ記事である。夕刊フジ、ちゅうたら、スワローズ寄りと思っていたが。記者がアホなのか。

 例によって例の如く、今オフ、讀賣が林昌勇を狙うかもしれんという、いやがらせ記事である。

--林昌勇の契約についてなんですが…

 「なんで、みんな(番記者は)そんなに林のことばかり聞くんだ! まだ100試合近く残っているのに。“どこかの球団”に聞いてこいと、スパイを頼まれたのか!!」

 --来年どうなるのか気になるだけで

 「『ヤクルトは何やっているんだ。どこかに持っていかれるんじゃないか』って。ヤクルト球団をバカにしているとしか思えんよ。失礼だ。ウチはちゃんとやっていますよ」

 --ちゃんとやっていても、“どこかの球団”のように5億円も6億円も出す球団があったら、太刀打ちできませんよね(林の今季年俸は4500万円)

 「どこの球団とは固有名詞は出さないけど、もっていかれないように手は打ってある。林は来年もウチにいますよ」

 --林は昨年からの2年契約で、3年目は球団に選択権のあるオプションだと発表されましたが

 「初めから3年契約だよ。来年になればわかる」

 --来季は安心ということですね。そういえば、球界で外国人選手の移籍を制限しようという話がありましたが、あれはどうなったんですか?

 「どことは言わないけど、反対する球団があるんだよ」

 --それはヨソから外国人選手を持っていって優勝して喜んでいるチームですか?

 「1球団ではなく何球団かあって、立ち消えになった」

【過剰反応示し…】

[From 狙われたヤクルト林…巨人の“欲しい病”大警戒?!(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース]

 

 なにが、【過剰反応示し…】じゃ、失礼千万、ええぃ、腹の立つ! だいたい、「過剰反応」もクソも、記者、これだけスワローズ、虚仮にしたら、誰でも怒るわい、ボケ!

 「よそから外国人選手を持っていって優勝して喜んでいるチーム」讀賣に取材する度胸がないチキンめ。悔しかったら、ナベツネと原監督から「今後一切、林昌勇をはじめとするスワローズの選手を獲りません」と血判状貰てこい、ちゅうんじゃ。

 まあ、讀賣も讀賣、金、金、金で、弱いとこから、一番エエ選手持っていきよる。
 それが、ホンマ野球そのものをつまらんつまらんもんに変えてしまうことに何で気がつかないのか。お金が大好きでしかも、アホなバカなアメ公ですら、昨年石油の値段つり上げて儲けたかもしれんが、結果今頃になって自国の自動車産業まるごと潰してしもて、最近は、さすがに懲りて 、こんなことしとったらアカンと思い始めてきたというのに。ホンマ日本の「プロ野球」そのものが、GMやらクライスラーみたいな状況になった時点で、あわてるのであろうが。しかも情けないことに「お金が大好きでしかも、アホなバカ」ちゅうのは、ウチの国民性でもあるわけで。うーん。

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