民主党はちゃんと勝ったからええが、オマケで連立にいれてもろた二人だけがニコニコ調子ノリまくっとるんをみると、ああ、やっぱりな、と思う今日この頃。安心しろ、まだまだ、日本の夜明けは遠い。
スワローズ、なぜか、勝つ。
景気づけにレゲエを聴いとる。
Love Joysの「Lovers Rock」。ニューヨークはワッキーズ産1982年もの、である。この時期のワッキーズはまさに駄曲なし。駄曲なしどころか、もう、奇跡みたいな曲ばっか。音は悪いし、下手したらモノラル録音、それなのにそれなのに、音が部屋中駆け巡り聴いている身を浮遊させるのは何故?
アルバム毎聴いとったんだが、今聴いているんは、「Let Me Rock You」ちゅう8分20秒に渡る長い曲、それを、もう、繰り返し繰り返し、そのまま死ぬまで繰り返して聴いてしまいそうな サル状態になっている。
まあ、大昔、どうせ、この曲に関してはなんか書いたと思うが、まあ、 昔は昔。
ラブジョイズ、どうみても、おねえちゃんデュオというよりおばはんデュオちゅうかんじのルックスだが、まあ、そういう感じだ。
レゲエで8分とかある曲は、前半部が歌で後半がダブ(カラオケ)になっていることが多いのだが、これも、大雑把にいえば、そうゆー作り。
もうヨイトマケの歌に出てくるような、重いものを下ろして地固めするような重量感のあるど低音がリズムを刻む中、二人の声がくっついたり離れたり、それにあわせ音がばらけたり、固まったり。
さて、これくらいなら、まあ、この当時のワッキーズではあたりまえなのだが。
後半、つなぎがばたばたした感じで、ダブ部が入ってい来るわけだが、ヴォーカル残しておいて、そこに、ヴォーカルのバックからサキソフォーンがバーンと立ちあがり、まったく異なった曲「夏の日の恋(サマー・プレース)」のテーマを奏でていく瞬間の、すばらしさ。
最初、聴いた時、このサックスの気持ちよさ。たとえるとするなら、鬱蒼とした森の中を彷徨してるうちに、突然、目の前が開け、湖が広がってきたような感じがしたものである。いや、川か滝か・・・うーん、ちがうな、似合わんたとえ話してもしゃあない。
その後も、すばらしい。
一応、好き勝手に「夏の日の恋(サマー・プレース)」やらせたあとは、前半のヴォーカルをまぎれこませたりして。サックスの「サマー・プレース」と混じり合わさっていくわけである。
まあ、何度も繰り返して聴いてしまうのは、その「サマー・プレース」 のテーマに突然なってしまう瞬間が気持ちよくてしゃあないわけだ。
サキソフォーンはローランド・アルファンソ。
この曲、YouTubeにあったらいいのだが、ないんで、とりあえず、オリジナルの「サマー・プレース」。避暑地の恋、ちゅう映画、観たことないのだが。
:
All I Can Say
Let Me Rock You Now
Long Lost Lover
Stranger
Chances Are
One DrawProducer : Bullwackie
Engineer : Bullwackie & Douglas Levy & Junior Delahaye
Vocals : Love Joys
[From Roots Archives : Love Joys - Lovers Rock]
Drums : Clive Plummer & Fabian Cooke
Bass : Jah T & Jerry Harris & Clive Hunt
Guitar : Jerry Harris & Red Fox & Barry V.
Keyboards : Red Fox & Barry V.
Horns : Roland Alphonso
Percussions : Ras Menilik Dacosta