2025年7月20日日曜日

If Music Could Talk

 2013年09月17日分。<div>〜<p>、リンク切れ問題修正。

 めちゃくちゃ長文。そうか、「紅の流れ星」の聖地巡礼や、云うて、歩き回って、山手女子大に出て、どうしようもなくなったことを思い出した。



1ヶ月、2キロ減らせた。

 今日の「あまちゃん」はオモロかった。ゆいちゃんに火がつくシーン、歴史に残るだろう。

 今、クラッシュ、聴き返している人、世界で何人いるんだろう?
 英Amazonで買ったクラッシュの超豪華ボックス「Sound System」、今日着いた。送料込で81ポンドほどだった。

 うわぁ。ここ、すっかり忘れてた。

 そうか、渡哲也主演の「紅の流れ星」のDVDの感想書かなあかん、書かなあかんと思い、

 渡辺武信の「日活アクションの華麗な世界」を読み返したら、つい「太陽への脱出」観たくなり、観たら、つい悪ノリしてしもて、「嵐の勇者たち」観たら途中で寝てしまった。

 矢作俊彦の「夢を獲える檻」を読み返したら、背筋がピンとして、

 小林信彦も書いてたような気がして、氏の著作ひっぱり出しているうちに、「紳士同盟」見つけ、一気読みし、「続・紳士同盟」も勢いで読み、ぐっすり寝た。

 四方田犬彦「ハイスクール1968」での「紅の流れ星」が、「勝手にしやがれ」のパクリとして扱っていることに、心底腹立てて、あまりのことにねむれなくなった。けど、プール行っていたんで、肉体的疲労でぐっすり、寝た。

 本ばっか読んでたらアカン、

 映画は現場で撮られている、

 そうだ、外にでよう、と、

「紅の流れ星」の神戸部分46年後のロケーション・ハンティング試みたが、なぜか某女子大前の狭い細い坂道に入り、にっちもさっちもいかなくなり、校門前で引き返しながら、いやいや、この映画の中の神戸は、神戸でなく、あくまでも日活の「神戸」なわけで、そんな無粋なことして何になる、と思い、そのまま、県民プール行って、その夜はぐっすり寝た。


 それから、東京五輪は決まるわ、バレンティンはホームラン57号まで打つわ、台風は来る、で今日をむかえているわけであーる。




 今、クラッシュ、聴き返している人、世界で何人いるんだろう。



 クラッシュ、1枚目から聴き始めて、今、ロンドン・コーリングが終わって、サンディニスタ!に入るとこ。
 
 サンディニスタ!、まあ、人生を変えたアルバム、ちゅうのはウソ臭いんで使いたくないが、ともかく、オレの音楽の聴き方を変えたアルバムであることは確か。

 まあ、ぶっちゃけ、このアルバムと、ブラック・マーケット・クラッシュは、オレをレゲエの大海に引きづりこんだのだ。

 かわいそうに、オレはまだ、その大海のどまんなかで、迷子になって、途方に暮れているまま、である。


 当時のジャマイカのフォーマットに従った、ちゃんとしたレゲエが、たかが英国の白人パンクグループごときの商業アルバムにフツーに放り込んであるんだから・・。

 トロピカル風にしたくてレゲエやってみました、とか、

 今、一番、この音がナウイんだぜ、とか、

 これからはダブだダブだダブダブ!!!とか、

 わたくしはボブ・マーレイに崇拝しています信仰しています理解者です、ジャマイカも何回も行きました、じゃーらすたふぁーらい、とか、

 という当時、あまたあった「レゲエ」の扱い方を一変する、「そこいらにある」音楽の一つとしての「レゲエ」だった。

  ラスタファリアンじゃなくても、ジャマイカ人じゃなくても、「そこいらにいる」連中、

 つまり、ど極東のど黄色人種のど日本人の

 育ちが良く(3秒ルールで拾い食いはするが)

 金持ち(パチンコに勝った時だけだが)で

 成績優秀(まあ、留年はしたけどね。全単位赤点すれすれ妙技)

 品行方正(日常的にサボりはしてたけどね)の

 ど大学生のオレが、フツーに好きなように聴いてもエエ、と思わせた、はじめての音であった。

 今からだからこそ、云えるが、パブリック・イメージ・リミテッドやポップ・グループやスペシャルズ聴いて、当時のオレが、ジャマイカの音楽の大海へ漕ぎ出せたか、と云えば無理であったろう。

 サンディニスタ!の例えば、「If Music Could Talk」とそのダブというかDJ版「Living In Fame」の甘ったるさがあればこそである。

 クラッシュも変なこと悩まんと、「サンディニスタ!」、この路線で行ったら、もうちょい・・・やめておこう。

 「キエるマキュウ」さん、今、オレの方はこんな感じで「Sound System」を聴いています。

 合掌。
 
 

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