2010年9月16日木曜日

ヤードバーズ聴く

 ようやっと涼しくなったと思ったら、風邪がひどくなってしもた。ワケわからん。
 スワローズ、5割復帰。
 テレビは政治ネタと押尾とワケのわからん児童虐待ばっかなので、音楽ネタに戻る。


 iTunes Music Storeうろちょろしてたら、ヤードバーズの「Putty (In Your Hands)」とか全然知らん曲見つけ、それがあまりにもカッコよかったので、買ってしまう。ヤードバーズ好きだったのは、今を去る30年前(おお!)の浪人時代あたりで、この頃、渋谷陽一がNHKでやってた番組の影響なので、あまり、デカいことは云えんし、未だギターが上手いというのはどういうことなのか、ワカランので、エラそうにも云えんが、「Putty (In Your Hands)」はカッコええ、と思いました。せっかく大発見した気分なのだが、YouTubeにフツーにあるから、困る。

 ヤードバーズWiki http://ja.wikipedia.org/wiki/ヤードバーズ




 



 約30年前の渋谷陽一によれば、ヤードバーズの末期、ジミー・ペイジ(当時、オレはレッド・ツエッペリンが好きだった)がおった頃があり、アルバムは2枚あって、一枚はとっくに廃盤、もう一枚のライブ盤は発売即回収ということで、「幻」とされており、もう、オレみたいな人間はその「幻」というだけで、フツーに手に入るアルバムそっちのけで、血眼でその「幻」のアルバムを追い求めたものである(多分、放送でアルバムまるごとかけてくれたと思う)。が、時は変わり、ジミー・ペイジがおったヤードバーズの曲はおろか、動画まで、YouTubeでフツーにあった。

 ヤードバーズの中で一番好きな(好きだった)曲、「トレイン・ケプト・ローリン」もジーミー・ペイジがギターで・・・でもあんましカッコ良くないような・・・。





 これは有名な映画「欲望」の中の「トレイン・ケプト・ローリン(ストロール・オン)」、こっちはジェフ・ベック・ジーミー・ペイジ、のツインリード。ザ・フーのピンチヒッターで出演したそうで、ギターメチャクチャにするのはやらせらしいが、そいでも、フツーにカッコええ。





 これはジェフ・ベック時代のライブ。まあ、こんなのもあるから、今の青少年少女諸君は恵まれとる。カッコええ。。





 ヤードバーズちゅうのは、エリック・クラプトン・ジェフ・ベック・ジミー・ペイジとスゴいギタリストがおったため、スゴい神格化されてしもうているが、おれのようにギター上手いか下手かわからん人間なんぞは、なんか、その神格化のご威光で聴いていたところがあって損したと思ている。スゴいスゴいヤードバーズの貴重な貴重な曲、を聴いているんだ、と力んで聴かずとも、このあと、ヤードバーズとほぼ同時期に活動していた、ザ・フーやらキンクスやらスモールフェセズやら、リラックスしまくり、寝転んで口半開きでよだれ垂れ流しながら、聴いても「カッコええ」と思えるバンドがいっぱいあって、「あのヤードバーズへの変な熱狂」はなんだったのだろう?とか思ったものである。

 ジェフ・ベック、ジミー・ペイジのツイン・リードの「Happnings Ten Years Ago」の動画まであった! http://www.youtube.com/watch?v=0AF8yMx9SvE

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