2008年6月16日月曜日

伊東ゆかり「恋のしずく」と「愛するあした」

また地震とか起きとるが、その有様を見ると、さだまさしの曲名は忘れたが、「山は死にますか」を思わず思い出したもんである。

 プロ野球、今日は試合が無かったが、あっても、あっても、まあ・・・。ちゅうことで、音楽聴いたりDVD観る時間がでけました。

 You Tube、歌謡曲も最近ようやっと充実してきてウレシい限りである。まあ、オレが最も好きな歌手のひとり、伊東ゆかりの一番ノリきってた頃のヤツを二つ。
 最初は「恋のしずく」恋のしずく-Wikipedia(作詞安井かずみ作曲平尾昌晃)。wikiによれば、1968年、「帰ってきたヨッパライ」からオリコン一位をもぎ取り、そして、小川知子『ゆうべの秘密』とビー・ジーズ『マサチューセッツ』に奪われる、と、まあ、激動の1968年、学生運動だけじゃないのだ。ちゅうか、こっちの方がスゴいとオレなんかは思う。

 この頃の伊東ゆかりは1967年のヒット「小指の想い出」に代表されてしまい、けして劣らない、このような名曲がマスキングされてしまうのが、もったいない。

 1968年の動画じゃないんのだが、「最近の動画で残念」とは思えないところが、今もばりばりの歌手、伊東ゆかりのスゴさだろう。


 さて、次は「愛するあした」(作詞安井かずみ、作曲東海林修)。これは1969年の日活の同名映画(斉藤耕一監督日活 東海林修/愛するあしたに詳細あり)より。観ていない映画なので、「松原千恵子、「無頼シリーズ」みたいに、また、メチャクチャしたんとちゃうか?」とか心配したりするが。後ろの方では、学生運動中の闘士諸君もまじえ仲良く唄っとるんでまあ、良しとせなあかん。
 
 
 こいで、オレが一番好きな「恋する瞳」の動画があれば最高なのだが、まあ、それは今後の楽しみに。
 伊東ゆかりちゅう人は、フツーにフツーの声で歌っている感じなのだが、その「フツーの声」自体に、鋼というかピアノ線ばりの芯が通っとって、タフで擦り切れることなく何度聴いても飽きないのである。「愛するあした」など、もう、彼女の声を生かし切っとる曲ですな。  蛇足。 キイハンター BEST SELECTION BOX
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