2008年8月13日水曜日

幻の「ローズ・マリー」と「ブルーシューズ」のダンスバトル

 お盆。
 オリンピックボイコットしとる上、スワローズがスワローズが・・・だったので、この前に引き続き、宝田明主演1968年の「100発100中 黄金の眼」、佐藤允がやっているオーディオコメンタリーの方にして、観る。
 
 オーディオコメンタリー、いろいろわからなかったことがわかって面白い。おお、最初の主題曲、スキャットがやたらカッコ良かったが、あれを唄っているのが、なんと、あの久美かおり !(曲名ゴールデン・アイ 作曲佐藤勝作詞谷川俊太郎)。出演していないから、意外だった。
 
 久美かおりの「ゴールデン・アイ」、オレが一時期バカみたいに聴いていた「髪がゆれている」とか「レナウンのCM ワンサカ娘」並みに、めちゃめちゃ、カッコ良い。「ゴールデン・アイ」では声はかすれたような低音が、おとなおとなしていて、かなりセクシーで素晴らしいの一言に尽きる。彼女、アイドルっぽい曲は、苦手だったのではないだろうか。

 YouTubeにあげてみたいが、モロに東宝、ナベプロとメジャーどころ刺激しまくる気がして、そいだけの根性ない。それよりもなによりも、YouTubeに上げるまでの動画作るまで、膨大な時間がかかることだし。誰か、オレ以外の数奇者に期待。

   NHK、朝の連ドラ「瞳」だが、急展開ばっかで、ついにとうとう、伝説のダンサーが鰹節売りになってしもたがな。それはそれで下町っぽいエピソードでエエのだが、オレが期待していた、「ローズマリー」と「ブルーシューズ」のバトルはあれ以来、なんどもチャンスがあったのに、無く、ローズマリーは解散、ブルーシューズも改心して大阪へ帰ってしもた。ブルーシューズ、だいたい、チーパスともバトルしてもええ展開だったのに、あっさり改心してどないすんねん!!!「せ、責任者でてこーい!(故人生幸郎師匠の口ぶりで)」。

 「Wild Style」より好きな(好きだった)「Beat Street」のダンスバトル。ひょっとしたら、この程度のダンス、「瞳」が終わった後ちょこっと出てダンスしている連中より下手なんだろうが、ずっと、「自由」を感じてしまう。もちろん、黎明期と円熟しまくって糜爛状態にある今と比べたらアカンのだろうが、ひょっとしたら、日本人(というか汎エイベックス系の人々)、ヒッポホップ、受験勉強よろしく偏差値あげること目当てで「勉強」してしもたんでは?まあ、今や何の関わりもないからエエけんど。

 

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