天晴れ!筑紫哲也NEWS23 文春新書 (494) | |
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2008年1月7日月曜日
天晴れ!筑紫哲也NEWS23 文春新書
あー、しかし、オレの人生の中期的な目標、祇園のどこぞのお座敷に芸者揚げて遊べるのはいつの日になるんでしょうかねぇ(誰か連れっててくれへんかいの〜)。
実は最近、飲まなくなったんで、弱い癖にますますアルコールに弱くなり、昨日なんか、オレの適量「中ジョッキ一杯」飲んだだけで、もう、べろんべろん、倒れそうになってもた。この分じゃ、お座敷遊びしたとしても、5分保たない・・・。
音楽ネタは最近ちょっと、レゲエ回帰しとるので。本のネタ。
ブックオフで105円で買ったもんなんで、正々堂々紹介する、ちゅうわけにはいかないが、まさに抱腹絶倒してしまったので。
まあ、こうして見ると、スゴい番組だったんだなあ、と思う。
今はさすがに筑紫哲也のかわりのおっさんに変わってからはあの番組見ることが少なくなってしまったが、この本でも詳細に解説されている、イラク人質事件や中国で反日デモが吹き荒れた頃をピークとする2004年あたりのあの番組はスゴかった。
事実、あのあたり、この番組が終わるや、2ちゃんのニュース速報へ行き、オレが番組で感じた「おかしさ」が、オレの考えが「おかしい」のではなく、筑紫哲也と番組の方が「おかしい」ことを確認していたことがある。
2ちゃんを見直したのもこの頃だし、ネットちゅうもんがあって、つくづく、良かったと思ったもんである。
これ、イデオロギー云々の問題、ちゅう高級なもんやなかった(現在系かも知れないのが怖いところや)。
ホンマのことをフツーに報道できなかった「報道番組」ちゅうもののおかしさやと思う。あと、もうひとつ、60年代後半から70年代あたりの「ええもん」「わるもん」感を、以来40年、世にたくさんのことが起きているのに、ずっと、一つも修正することなく、今日の今日まで、押し通してしもた「ニュース番組」と思うのだ。
番組の質そのものが高くないのに、それを補うため、変なイデオロギー使ったから、さあたいへん、ちゅう感じとちゃうか。オモロかったけどね。
今日、同じ局で、水戸黄門、また始まった。でも、ニュース番組までもが、「ええもん」の国と「わるもん」の国をわけて「水戸黄門」化したらアカン。