2007年8月1日水曜日
ジェファーソン・エアプレインの「Feel So Good」is Good
さて、こっから、強引に音楽ネタに持っていくわけだが、こういう気分のいい時は、何故か、ジェファーソン・エアプレインの「Feel so Good」を聴きたくなるわけだ。
ジェファーソン・エアプレインちゅうと、もう、60年代後半、(ジャニス・ジョプリンより美人な)グレース・リック絶叫につぐ絶叫と、あと、ウェストコースト、ヒッピー、反戦、反体制、サイケデリックで、曲といえば、小川知子もカヴァーした「Somebody To Love」や「シュールリアリスティック・ピロー」であり、「ヴォランティアーズ」なのかもしれんが、オレにとっては、その暑苦しさ、そのメッセージ性やらその政治性、その変に確定してしまったポジションが鬱陶しく、音楽として一番好きなのは、
サーティ・セカンズ・オーヴァー・ウィンターランド-ジェファーソン・エアプレイン
という、1972年に出たライブ盤の中の「Feel So Good」に尽きる。
これは、電気ヴァイオリン・・えーっと誰だっけ、パパ・ジョン・クリーチちゅう名前やったと思うんだが、もう、ひょろひょろひょろびるびるびるちゅう感じで縦横無尽にヴァイオリンの音がとびまくって、スゴいんである。このライブでのインプロビゼーションちゅうんですか、めっちゃ長いけど、気持ち、ええんだ。これが。オレ自身、ロックが嫌いな要因の一つとして、この長い、楽器のかけあいとかあるんだが、これは別、やっぱ、電気バイオリンの音は気持ちええ。
YouTubeで探したが、60年代のヤツばっかでようやっと、「Bark」ちゅうアルバムからのPretty As You Feelという曲がみつかった。けっこう、メローな曲で、パパ・ジョン・クリーチの電気バイオリンが、もう、サキソフォン的にむせび泣くように使われとる。