「タイガースを嫌いな奴は信じない。世界中の誰だって。」tko。
・・・アカンアカン、阪神タイガース、オレは嫌いや。まあ、GSのタイガースちゅうことで。
ようやっと、東宝GS映画ボックスが来て、ちょぼちょぼ観よか、と思てたら、つい・・・。タイガースの「世界はボクらを待っている」を観てしまう。もちろん、初めてではないのだが、放送と違ってディテール確認とかできるんで、つい・・・。そいで、あかんがな、はまってもたがな。もう、3度目観てるわ。
ここまで、アホ(アホはオレのボキャブラリの中で最高のほめ言葉である)に徹底しとるとは!すばらしい!
写真見てみ。幼稚園に慰問に行ってるんじゃないねん。あの名曲「花の首飾り」歌いながら、一緒に踊りながら、例の、少女が白鳥(しらとり)になった悲しい場面をあらわしとるねん。ぶっ飛ぶぞ。
確かにかなりクサい、いやクサ過ぎると云って良いだろう。しかし、今日日のミュージッシャンの決まり文句、「パワーをもらってありがとう」やら前向き礼賛とか、どこぞの悪い宗教もしくはタチの悪い催眠商法みたいな上から目線の説教クサさは、どこさがしても、一切ない。
男がやる宝塚歌劇というか、江戸歌舞伎特有の悪趣味さとか、日本のアホな文化がすべてつめこまれてるとんでもないもんや。ここまで徹底していると、「ロック」なんかタカが単に英国や米国の白人が黒人の音楽パクって金儲けする手段だけの薄っぺらいもんにしかみえん。しょーもないこと、本気で堂々とやったら、カッコええんじゃ。
まあ、もうちょっとしてから、ちゃんとした感想文書くつもりだったんだが。まあ、エエか。しかし、つくづく、思うのだが、オレもジュリーに生まれたかった・・・。
世界はボクらを待っている