2009年12月31日木曜日

バーコードリーダーで遊んでみる Delicious Library 2

何を思いついたか、衝動的に、バーコードリーダー、買ってしまう。他にもいろいろあるが、そこは一番安いヤツで。

マック対応とかなっていないが、USBでつなげるとフツーに使える。キーボード入力と同じで、まあ、たとえば、DVDのバーコードでピッとやると、4988103600920、というJANコードを読み取って、数値で返してくれる。これをそのまんま、Googleで検索すると、http://www.google.com/search?as_q=4988103600920  とか結果が出たりする。もちろん、そーゆーまどろっこしいことせんでも、便利なアプリがちゃあんとあるみたいで、イロイロ試してみて、Delicious Library 2(http://delicious-monster.com/)というアプリ(40ドルのシェアウェア) に落ち着く。


 なーんもせんでも、ピッピっとやると、アマゾンからデータ取ってきてくれ、どんどん追加してくれる。


nekoneko.jpg, originally uploaded by tkot93.

詳細情報もこんな感じ。



oiiii.jpg, originally uploaded by tkot93.

 まあ、こういう感じ。追加で自分で書けるスペースが少ないような気がするが、それはそれ。
 今のところ、オレがピッピと入力して登録しているのは、DVDだけだが、もちろん書籍(古い本はバーコードついてないの・・・)でも歯ブラシでもバーコードさえついており、アマゾンにある商品なら、写真付きでライブラリーに追加してくれる。
 ただ、バーコードリーダー本体とシェアウェア代であわせて、ほぼ一万円。ソレだけの価値があると言えば・・・。まあ、使い方によるのだろう。

オモチャとしては、かなりオモロイ。ただ、オレの場合、ある程度、やったら、飽きてきた。



Sandra Loban - Make You My Man

 レゲエねた。  1982年のSandra Lobanちゅうおネエちゃんの、ラヴァーズロック。ジャッキー・ミットーとシュガー・マイノットのプロデュースだそう。初めて聴くのだが、一発でヤラれてしまう。まだまだ、こういうエエ曲が眠っていると思えば、気が遠くなると同時に、変なファイトがむくむくともたげてくる今日この頃。  

2009年12月19日土曜日

いつのまに、こんなに更新があいてしまうようになったのだろう????

 何がCOP15じゃ。何が二酸化炭素削減じゃ? 
 ちまちましたことしやがって。
 せせこましくなって、いけない。
 その癖、天文学的な金が出て行くだけの話になるのが、不思議だし、多分こういう時には必ず、その金めあてのどす黒い国際的な集団が暗躍しとるに決まっとる。
 こういう時、どこぞの「植木等」的国家が、どーんと火力発電所五万基ぶったてるとか水道水みんな炭酸水、国民に一人にジェット機支給、とか、して、ぶわぁああっとCO2まき散らしまっせ!!と宣言する国がひとつぐらい出てこないものか??

 まあ、アメリカと中国の2カ国で二酸化炭素排出量の40%占めるワケで、どうも、どっちとも、本気で削減しようとか思てないみたいだし、こーゆー時、4%の日本がバカみたいにカネかけて失業者出しまくってCO2、25%削減しても、世界的に見れば微々たるもんで、米中がこの二つのワガママ国家を動かすには、日本も国家プロジェクトとして両国と肩を並べるだけ大量に二酸化炭素まき散らしたったらええねん。さすがに、米中とも真っ青になって本気で削減考え始めるだろう。ひょっとしたら、「核」よりも強力な兵器になるかもしれん。EUなんか、ヤメテくれと、カネくれるかもしれん。

 エコエコ云いながら、ちまちま暗く長生きするより、どーんと太く短く、人類も、行かな。
 (それはそうと、日本はいつのまで「先進国」になっとるねん。もう今や「発展途上国」やろ)。

 てな、今日的話題をすると何故かこーゆー調子になってまうから、我ながらイヤになる。
 しかし、ちょっとはいつもの愚痴と違って、ちょびっと国際的な愚痴になっとるワケである。視野が広がっとるわけであーる。
 それは、なんでかとゆーと、矢作俊彦原作谷口ジロー作画の「サムライ・ノングラータ」を読んだおかげである。

サムライ・ノングラータ (単行本(ソフトカバー))

 読む。わはは。快感快感。これぞ、矢作俊彦である。
 一回読んだだけでは理解できない凝りに凝りまくった「会話」。捏ねて捏ねて捏ねくり回したストーリー展開をかなり意地悪な悪口の数々が埋める。
 ただ、主人公に、水戸黄門的要素が仕組んであるが、どうも空回りしとって(関西人の悲しい性で、変な権威付けというか伝説のなんチャラというのは、興ざめしてしまうのだ)、どないなるかと思ったが、最後のストーリーでの水戸黄門ぶりにぶったまげた。これにはナンボ関西人のオレでもビックリ、ちゅうもんでしたわ。

 ただ、
 派手に登場した虎姫があんまし活躍しなかったのが残念。
 谷口ジローファンには申し訳ないが、 虎姫が絵的にあんましエエ女に見えないのも残念。

まあ、一回読んでわかろうとせず、再読三読しているうちに、ある瞬間、ばしっとハマるので、そのつもりで。まあ、矢作俊彦の90年代までの作品すべてに云えることであるが。

 しかし、ここ、いつのまに、こんなに更新があいてしまうようになったのだろう????

2009年12月10日木曜日

遣唐使

 あんな大勢引き連れて遣唐使かいな。まあ、「朝貢」が妥当か。民主党の中で親中派がどっと増えたワケである。ハニートラップとか術を労さずとも、カモがネギしょって、どっと来るとは、まさに中国人もビックリ、ちゅうもんだろう。しかし、小沢一郎、まあ、ここまでおおっぴらにするとは思わんかった。
 今回、行って今頃ウハウハ接待受けているで違いないであろう、あっちの国家主席とツーショットで写真とってもらって、感激しているような国会議員さんたちは、これから、日本の政治を中国に有利な方向に持っていくことことは、アホでバカなオレですら、わかる。
 ええんかいな?
 アメリカぎらいが最近多いみたいだが、こんなとこで二者択一して中国を好きにならんでもええわけである。オレみたいにアメリカもキライ中国もキライ、ジャマイカは好きというわけにいかんのか? 確かにこれからは、落ち目のアメリカより上り坂の中国の方が商売になるとはいえ、ここまで露骨とは思わんかった。
 まあ、アメリカ嫌いの連中は日本から米軍を追い出したら、それで良し、なのだろうが、どうせ、テメエの国をテメエで守る気がないわけだから、軍事基地はそのまま軍事基地で、星条旗のかわりに五星紅旗がはためくようになるだけなのだ。今度はアメリカの犬から中華人民共和国の犬となって、中国の平和のための戦争にかり出されるだけなのだ。あたりまえである。世の中悪い国も良い国もない、みんな自分のことで精一杯なのだ。どこぞのお人好しの国が他国の安全、タダで守ってくれるか。
 土下座外交から「貢ぎ外交」か。
 日本、進化しとるのか退化しとうのかようわからん。
 まあ、ひとつ確実なことは中国相手の商売をこれからは重視していくんだろう。しかし、続くんかいな?ハリウッドもブラックカルチャーもないんだぜ。戦後日本をポーッとさせ、その後の経済成長の動機ともなったアメリカの「カッコ良さ」みたいなもの、あの国にあるんだろうか。

2009年12月4日金曜日

矢作俊彦がらみ新刊(?)二冊

 軽自動車もようやっと直り、あっかんべー、と、ストレスをささやかに心の中で解消し、さっぱりしたところで、さて、本でも読んだろうかい、と思ってアマゾン検索しとると。
 矢作の俊ちゃん、いろいろ出ているではないか!
 


犬なら普通のこと (ハヤカワ・ミステリワールド) (単行本)
 内容はようわからんが、久々のコンビでの「新作」みたいだ。



サムライ・ノングラータ (単行本(ソフトカバー))
 これは原作で、谷口ジローがマンガ。復刊みたいだが、知らん・・・いや、読んだこと・・・わからん。
 まあ、今日は一応出ていることだけ、ちゅうことで。amazon待てんので、そこいらの本屋で買うつもりだが、2冊ともあるかなあ・・。



2009年12月3日木曜日

アハハ編

 月末、県と市に納税無事すまし、ようやっと、ほっと。
 昨年度放映されていた「おねがい!!マスカット」の総集編DVD「アハハ編」、早速届く。

 早速観る。早速見終わって、また、早速見返す。早速、同じ箇所で声に出して笑う。
 
 大満足である。
  これほど笑ったのは、「おねマス」の番組そのものを除くと、「ゲバゲバ90分」のDVDに入っているど突き家族のシーン以来である。


 まあ、このDVD,それよりもなによりも、日本人が否、人類が、今後長きにわたってずっと記憶されるべき瞬間、すなわち、「私を窓辺に飾ってよ いい花咲くよ」と「あんまりほっておくと、月へ帰っちゃうよ」が、この世に吉沢明歩から生み出される瞬間が記されているのであーる。この二つの場面、一瞬、「聖なるもの」がよぎるのであーる。日本のテレビが50年か60年かけて到達した一つの頂点であろう。

 ただ、90分のDVDだ、まあしゃあない、大久保さん乱入シーンも納められているが、大久保さんが乱入する布石となった、前週放映分の蒼井そらのスカットテレフォンが入っていないので、なんかようわからんもんになっているが、ここでは、おそらく、オレがこの番組にハマるきっかけとなった蒼井そらの「やめろよ」「やめろよ」「やめろって!!」が観られるし、窓辺や月へと並ぶ「テメー、何センター坐ってんだよ」という「おねマス3大名ゼリフ」の一つを、蒼井そら、初音みのり2連発、そして吉沢明歩の豪華競演がみられる(もっとスゴかった気がするが、実際の放映ではどうだったのか・・・YouTubeではもう観れないのが惜しまれる)。

 このおねマスのオモロさ、どう伝えてええのかわからん。「単なるスケベ心やないか?」と思われたら、そうかもしれん、と答えるしかない。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/おねがい!マスカット  (2008年4月8日 - 2009年3月31日)

 http://ja.wikipedia.org/wiki/おねだり!!マスカット  (2009年4月6日 -)

 ただ、今、ゴールデンでやっているような、CM後に期待させてちょん切ってCM再開後まただらだら同じシーンをつなげる、とか、 身内同士であらかじめ用意された身内ネタをしゃべっているのをえんえん聞かされる、とか、収入から云うて自前で金出して喰えばええねん、といいたくなるようなグルメもんを、大げさに旨そうに喰う嘘くさいシーンの羅列とか、自分の「好感度」を大事に大事に計算しながら、ヤバいことをセコくセコく暴露していくとか、一切、ないのであーる。それだけでも、充分なのである。
 
 まあ、なりふりかまわず、一つの目標にむかっている沢山のおねーちゃんたち、それも全員、ミニスカ、という番組を観るのは、楽しい・・というだけかもしれん。
 ぐだぐだ、ぐずぐず(この番組観るようになって初めて知った単語)、というのも、 この番組の持ち味で、オレがここで、ほめまくっているから、眠いの我慢して最初に「おねマス」観たら、えんえん30分、麻美ゆまがひとりで唄っているだけ(註 オレは大好きだけど)、というのがあっても、文句を云うてはアカン。

 来春発売される「ウフフ篇」には蒼井そらのダメ出しドキュメントが入ってますように。

2009年11月26日木曜日

11月26日

 スワローズも、金持ちなのか、金満球団(全選手の年俸合計あの讀賣より高いと言うこと知ってびっくらこいた!)から、地味目の選手、FAで大金で獲得しよったがな。

 先週の連休中、ユニクロ行ったら、尋常じゃない混み具合してたので、ネットで買うことにした。キャッシャー前なんぞ行列が「とぐろ」巻いているのだ。
 炊き出しとか配給じゃあるまいし。

 しゃあないので、本屋行ってみる。最近、新書版の「新書」がスゴい量になっており、それもタイトルだけは魅力的なモノが多く(でも読んだらタイトルとは全然関係い単なる著者の自慢話だけのも多いから、注意が必要なのだ・・いっぴん「楠木正成」がタイトルについていた新書、買ったら、中身は、皇国史観批判本だった)、あれやこれや立ち読みしつつ、物色してみたが、量がある分、質そのものがどっと落ちとるみたいで、なんか、タイトルと目次見たら、読まんでもエエような気がしてしまい、迷いに迷う。買わなくてもええような気がするものの、なんか、どっしりしたヤツ読みたい気分だったので、小林よしのりの新書を買おうとしたが、よく考えてみるとわざわざ「文章」の小林よしのり買わなくても、マンガの方を買う方がそりゃ「どっしり」するわけで、一番新しい(と思われる・・詳しいことようわからんので)「ゴーマニズム宣言NEO2 日本のタブー」にする。あと、新書んとこでなやみぬいて、「これかな」と思った内田樹「日本辺境論」にした。

 なにせ、小林よしのりである。読むのに3時間かかったが、期待にたがわず、「どっしりした」読後感。で、その後、内田樹を読むが、うーーーーーーーん、である。本の内容じゃなく、読後のパワー感で判定するのは何であるが、やっぱなあ。この人は喩えが多いのだが、どストライクが少なく、時折、高井雄平君みたいなとんでもない喩えがあるような気がする・・・まあ、何分、無知でアホなオレの云うこと、読む人が読めばそれなりのだろうが、オレにはピンと来なかった。まあ、しゃあない。小林よしのりはケンカするとこがオモロかった。
 本の中身云々する筆力が無いので、ここまで。

 またもや硬い話になってもた。

 くー、 本当は今日あたり、若き日の金井克子, 由美かおる, 原田糸子, 奈美悦子, 江美早苗がミニスカで大活躍する「フラワーアクション009ノ1」( 詳細は、WIKI http://ja.wikipedia.org/wiki/フラワーアクション009ノ1)のDVDが届いており、それを鼻を伸ばしまくってヨダレ垂れ流しながら視ている筈なのだが、何故かアマゾンから届かん。価格が価格だけに、ホンマ、清水の舞台からバク転しながら飛び降り後頭部から着地した気分で注文したのに。
 

 それはそうと、以前ばんばん「おねマス」(WIKI http://ja.wikipedia.org/wiki/おねだり!!マスカット)のこと書いとったのだがYouTubeでのリンク、次から次へと消されているので、ここで話題するのちょっと控えていたが、ほぼ毎回、ウソ誇張なしに腹をよじって笑いこけとるわけであるが、とうとうDVD化され、12月の初めには一つ目、来年の1月には2つめがでる。本当楽しみである。今回は、編集版みたいなのだが、おねがいマスカットから含めて、全番組収録したのも欲しい。まあ、買えるか、買えないかは別として。

2009年11月18日水曜日

名称未設定 1

 今日からうんと寒くなった。早速、タートルネックで武装する。もちろん、既に腹巻き、パッチは導入済みである。
 あっというまに11月もなかば、エラいことに納税の時期になってしもた。今民主党張り切ってあれやこれや、ちまちま予算削っとるみたいだが、いくら削っても別のことに使うだけで、それもやっぱり、ムダだったりするわけである。それなら、いっそのこと、その削った分、いったん、納税者に返納して欲しいもんである。納税した分のたとえ1%ぐらいにしかならんかもしれんが、そいでも、ちょびっとでも戻ってきたら、ムダが「実感」できると思うわけである。役人もムダな金使ったら返さなアカンとなると、緊張感が違ってくると思うし。まあ、破産寸前の財政状況では無理か・・・。

 だいたい、オレは税金が予算主義というのがワカランのである。ムダ遣いとかなんちゃらは、集まった税金ベースで予算組むからアカン。決算主義というか今年はこんだけかかりました、んで、今年はこんだけもらいます、で納税額が決まってくるとなると、ムダ遣いして納税額ボーンと跳ね上がろうもんなら、下手したら暴動とかになって、オモロイと思うのだが。暴動まで行かなくても、使った分集まらなかったら、その分、公務員の給料の額で調整したらええねん。
 
 アホなこと書いた。単に税金払いたくないのであーる。でも今月末までに払わないとアカンのであーる。ホンマ。あー、こんな気持ち、あー、うまくいえたことない、ないあいあい。


 失礼しました。さて、サディスティック・ミカ・バンド熱もようやっとおさまり、先日クルマで「スワンの涙」、オリジナルのオックスと、ジュディ・オングと奥村チヨがカヴァーしたヤツ、とバカ聴きして、再び歌謡曲モードに戻り、人心地ついた気分である。 ミカバンドの場合、聴いても、どうしても「あの頃あーだった」的になってしまうのだが、歌謡曲の場合は、その曲がなんぼ古いもんでも「今聴いているぞ」ちゅうビンビン感がある。

 そいで、久々にアマゾンで歌謡曲関連のCDあれやこれや検索すると、アッと驚く為五郎状態で、ミカバンドの反動でぼこぼこ買ってしまった。だいたい、「ゴールデン・ハーフ・スペシャル」の全シングルを網羅したCDとか原田糸子と響かおるのカップリングのCDが出てるわ、クレイジー・キャッツでお馴染み萩原哲晶氏が作曲した曲ばかり50曲も詰め込んだ2枚組は出ているわ、で、あっという間に、散財してしまった。

 まあ、そういう感じだ・・・と云うのを前フリにして、読んだ本の感想文書こうと思たが、眠くなってしもた。それはまた今度。

2009年11月12日木曜日

来た見た買うたの喜多商店のFM大阪のCM聴いてから・・・

 まあ、加藤和彦が亡くなって、まあ、このさい、いっちょう、久々に、サディスティック・ミカ・バンドでも聴いたろかい、とか思って二週間、さすがに、高中正義のギターが鼻につく・・・というより、「耳について」きた(このあたり、何も高中正義氏に対してネガティブな感情を持っているというわけでない。ただ、ミカバンドばっか聴いているとそうなってくる)。オレの持っているのは、CDでは一枚、1989年の再結成というか、「MICA」Bandが新結成されたとき、勢いで出た、ベスト盤「幕の内」のみ。で、iTunes Music Storeで1975年の「ライブ・イン・ロンドン」を手に入れ、オリジナルの3枚もついでに、と思ったがアナログ持っているんで、長考の上、それはパスして、しゃあないから、レンタル屋で次のヤツを借りてみたのである。
 
 音楽のブログやってきて、レンタルの感想文は書かんことにしとったがしゃあない。まあ、レンタルであろうがラジオエアチャックしようがYouTubeで探しても、ええもんはエエのだが、やっぱ、買ったもんは、無理矢理にでもでも元を取ったろ、というセコい ベクトルで聴くもんだから、ポジティブに聴けるのであーるが以下はあくまでもレンタルでの感想文、辛口になっとるかもしれんが、その分、さっぴいてくれ。
 

 ベスト盤はいくつか出ているが、これは1973年あたりの未発表曲「お花見ブギウギ」が入っているんで。しかも、今現在、アマゾンでは廃盤扱いだ。
 「お花見ブギー」素晴らしい。「なんと、お花見ブギウギー」ちゅう部分がはまった。
 
  また、1972年の最初のシングル「ピクニックブギー」のB面曲「オーロラガール」も入っている。これも、初めて聴くが、まさにT.REXのテレグラム・サムしとる。
 iTune Music Storeでもアルバム売っていたので、この2曲だけ買うというのもできたが、まあ、レンタルCDで。


 

 さて、まあ、ついこないだの再結成というかなんちゃら結成でできた木村カエラのミカバンド(MIKA BandではなくてMICA bandというそうである・・まあ、オレ個人はこーゆーこだわりが、大キライだがしゃあない、団塊の連中の考えたことだ)のライブ。
 これは3枚組だが、二枚は2007年のライブだが、残りの一枚はオリジナルのMIKA Bandの1975年の東京でのライブが入っている!!!というのだ。・・・そして悪いがオレは、その75年のライブしか聴いていない。返さなアカンレンタルの宿命である。


 

 そいで、DVDコーナー行くと、カエラヴォーカルの2007年のライブDVDがあったんで、それも。

 

 

 ライブDVDかと思えば、メンバーのおっさんらの自慢話がえんえん・・・なんじゃ???これ??、というものであった。
 高田渡氏のDVDならこれだけインタビュー入れたもんは許されるが(高田渡はしゃべっているだけで、笑える)、ミカバンドではかったるいだけ。かの今野雄二まで動員して、身内の仲間ぼめの連続に腹が立ってくる。「生き様」を描きたかったんだろう・・と思て最後監修として「井筒和幸」がクレジットされておったので納得。まあ、加藤和彦が亡くなった今となっては、貴重になっていくのだろうが、音楽に関しては音楽のみしか興味しかないオレはしんどいだけであった。
 

 ミカバンドについては、やっぱ歌詞のこと、特に松山猛氏の歌詞とか書きたかったのであるが、この二週間ばかり、ミカバンドばっか聴いており、今はちょっとtoo much状態なので、またいずれ。

 まあ、ワシらみたいな人間は、聴いた後「元気をもらえる」或いは「癒される」音楽なんか必要ないのである。聴くだけで完全燃焼・聴き終われば疲労困憊でへとへと、それでも尚かつまた聴きたくなるような、否聴いてしまう音楽こそが欲しいのである。そうした音楽を創ることのできる数少ない人のまた一人がこの世から亡くなったことをあらためて、残念に思う。合唱・・合掌。
 

 今日のタイトル、同じような経験しとる方もおられるようで・・・来た見た買うたの喜多商店のラジオCM聴いてから下手したらもう30年

2009年11月6日金曜日

All the King's Men

 昨日の讀賣のエゲツない勝ち方、ついシーズン中のヤクルト戦思い出してしもたがな。
カップヌードルの値段400円と云うただけで、庶民の気持ちがわからんとかボロクソ云われた総理もおれば、7200万の申告もれで、「うっかりしてた。ポカでした」と笑ってすんでしまう総理もおる。そうか、今から何年か十何年かか何十年か、かかけて、もうひとつの自民党みたいな政治が始まる、ちゅうことなのだな。
 しかし、三つ子の魂百までというぐらいで、今のウチにこーゆーことちゃんと批判しとカナアカンのにスルー決め込んどる。「友愛」やら「弱者救済」やら甘っちょろいこと云うとるから、正義の味方、エエもんや、と思てるみたいだが、政権という強大な権力をもう持ったのだから、バシッというとかな、後々つけあがって手に負えなくなると思うのだが。民主党政権になってから、朝日新聞やら自民党の時口極めて罵って連中は、甘やかしとるとしか思えん。自分らの贔屓の社民党が政権に入っとるから、ちゅうてもなあ。ありとあらゆる大きなものを疑っていかな。もうそろそろ、なんぼ「悪もん」を除去しても、決して、世の中は良くはならない、ちゅうことをワシらは学習せなあかんのかもしれん。そしてエエもんが権力握った瞬間、手に負えんバケモンになるちゅうことも。

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