丸亀製麺の「おろし醤油うどん」が実質休止(注、うちの近所の店だけかもしれん)になったんで、まあ、ぶっかけうどん(出汁抜きにしてもらって、テーブルのだし醤油かけて喰う)+大根おろしトッピングという組み合わせもあるんだが、やっぱ、すだち、きゅーっっっと絞りたいやん、ぱーっと広がる香り楽しみたいやん、酸っぱさでサパーっとしたいやん、正直、丸亀製麺のすだち、香りあんましせんし、すだち半個分だと味すらも微妙だけど、そいでも、こう、なんちゅうか、気持ちが違うやん。大根おろしだけやと、なぁ・・と、ちょっと淋しい思いで、日曜日、中央市場前のイオンモール行ったら、なんと、1Fの刺し身やらの売り場隣のイートイン、「シラス食べ比べ丼」が復活していた。捨てる神あれば、拾う神あり、とはこのことじゃ、とばかり、生シラス半分茹でシラス(要するにちりめんじゃこ)に温玉乗った丼を、久々に堪能した。生シラス、透き通ってるけど、なにせ塊になっとって、しかも、ちょっと塩っぱいが、旨い。あかん、腹減ってきた・・・。喰いっぷりが良かったのだろう。店のおばさんが「あたし、淡路なんですけど、生シラスなんて食べたことないですぅ」と云うので、町おこしか村おこしか島おこしか知らんが、数年前、「生シラス丼」だけ出す店が淡路島の岩屋(と思う)あたり、にできて、喰ったら、思いのほか、旨かった旨を神戸弁で説明した。まあ、観光客向けなので、地元の方は、案外、知らないことが多い。お店の人にそのお店のメニューを説明する、地元の人に地元の食材を説明する、という、暴挙につい出てしまった。
えーっと今日は何を書こうとしたんだっけ。
スピーカーエッジ交換中、ずーっと聴いていた「Heathen Mega Mix」と「Buck Wild Inna Dance Hall」の感想文書こう思てたんやったけ、腹減って来たんで、テンション上がらへんので、また、今度にするわ。
YouTuber、かつては、「札束でひっぱたたき系」観て、ぎゃはぎゃは云うていたのだが、大量に観てると、やがて悲しき鵜飼かな状態になったところ、「コジコジのオタク文化 情報局」(https://www.youtube.com/user/kojikojibroadcast/videos)というチャンネル見つけ、アンプかCDデッキの修理やってる動画観たら、それが、オレの中の何かに火をついて・・・あかんあかん、カッコ良く云うと、オレのハートに火がついてしまいよった。
ハードオフで買った動かないCDプレーヤーや音にノイズが混じるアンプやらを、ちょいちょいと直す動画見てると、うずうずしてきたのだ。
今回は、アンプ、清掃と接点復活剤使って、見事、アンプの修理してしまいよった。すばらしい! オレも、コンデンサの交換とかはできないが、ちょっと問題がある、古いアンプ(victor ax-z911)の清掃と接点復活剤はやってみようかという気になっている。
スピーカーエッジ交換の動画は無かったものの、JBL4401のエッジ交換やろうと思ったのも、「古いオーディオ直す」ことがめちゃくちゃオモロく、直ったらめちゃくちゃ気持ちエエ、ということを教えてくれた「コジコジのオタク文化 情報局」のおかげである。
2018年11月26日月曜日
2018年11月23日金曜日
11月23日
丸亀製麺の「おろし醤油うどん」のシーズンが終わってしまった。「おろし醤油うどん」にネギてんこ盛りして、だし醤油ふりかけ、スダチをぎゅっと絞り、喰うのが好きだったのだが。まあ、スダチのシーズンが終わっただから、仕方ない。
JBL4401というスピーカー、処分しそこねて、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと持っていたが、ついに捨てようかと思ったら、スピーカーエッジがボロボロになっただけみたいで、Youtubeやら見てたら、簡単そうに直してる動画がいくつかあり、しかも、Amazonでみたら、JBL4401ぴったしのウレタンエッジが1000円(1個)で売ってる。
幸い、元住んでた家に空きスペースあるし、こりゃ、一発直してみたろかい、と思ったら、2週間かかった。フツーの人なら接着剤乾く時間入れても、2,3日で終わるみたいなのだが、オレは2週間かかった。これからは、オレを労ってほしい。
そいで、音のチェックしているが、はまった、はまった。
どジャマイカの音楽のど低音を大音量でかけると、修理したウーファーから、ある部分に変なノイズが混じるのだ。
接着剤追加したりしたのだが、やっぱ、おかしい。念のため、今使ってるスピーカーで試してみたら、なんともない。
はてな?うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん、と2週間熟考というか、ガチで悩んだ。
そいで、はっと気がついたのだが、「どジャマイカの音楽」、すなわち、オレの好きな低音、といか、オレがドはまりするベースライン、つまり「どぅゆどぅゆどぅゆぼぼぼぼ」、ちゅうのが延々と続く部分のある音楽を聴くからアカンのだ、フツーの昭和歌謡かけてみよう、と西田佐知子やら緑魔子、もちろん、弘田三枝子や伊東ゆかり青山ミチなど、聴いてたら、なんともない。先日亡くなった渚ようこの音なんぞ、むしろ、ドはまりである。今のオレのシステムのB&W685より、解像度が高いような感じすらする。
ほいで、あと、気がついたのは、音出ししているところは、かなり大音量出しても、大丈夫なので、ウーファーのテストじゃ、と調子に乗って、ヴォリューム上げてるけど、いつも聴く音量ではない。
ま、エエか、ということで。ウレタンエッジ交換に関わるあれやこれやあれやこれやは、このぐらいにしとこっと。キリが無いわ。だいたい、どぅゆどぅゆどぅゆぼぼぼぼ、大音量で聴きたかったら、今までどおり、ヘッドフォンで聴いたらよろし。さて、JBL4401、どこに置いたろかな。
ちなみに、ノイズが混じったという、どぅゆどぅゆどぅゆぼぼぼぼ、は下の動画から、聴くことができますが。どうせ、聴かへんやろ。
幸い、元住んでた家に空きスペースあるし、こりゃ、一発直してみたろかい、と思ったら、2週間かかった。フツーの人なら接着剤乾く時間入れても、2,3日で終わるみたいなのだが、オレは2週間かかった。これからは、オレを労ってほしい。
そいで、音のチェックしているが、はまった、はまった。
どジャマイカの音楽のど低音を大音量でかけると、修理したウーファーから、ある部分に変なノイズが混じるのだ。
接着剤追加したりしたのだが、やっぱ、おかしい。念のため、今使ってるスピーカーで試してみたら、なんともない。
はてな?うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん、と2週間熟考というか、ガチで悩んだ。
そいで、はっと気がついたのだが、「どジャマイカの音楽」、すなわち、オレの好きな低音、といか、オレがドはまりするベースライン、つまり「どぅゆどぅゆどぅゆぼぼぼぼ」、ちゅうのが延々と続く部分のある音楽を聴くからアカンのだ、フツーの昭和歌謡かけてみよう、と西田佐知子やら緑魔子、もちろん、弘田三枝子や伊東ゆかり青山ミチなど、聴いてたら、なんともない。先日亡くなった渚ようこの音なんぞ、むしろ、ドはまりである。今のオレのシステムのB&W685より、解像度が高いような感じすらする。
ほいで、あと、気がついたのは、音出ししているところは、かなり大音量出しても、大丈夫なので、ウーファーのテストじゃ、と調子に乗って、ヴォリューム上げてるけど、いつも聴く音量ではない。
ま、エエか、ということで。ウレタンエッジ交換に関わるあれやこれやあれやこれやは、このぐらいにしとこっと。キリが無いわ。だいたい、どぅゆどぅゆどぅゆぼぼぼぼ、大音量で聴きたかったら、今までどおり、ヘッドフォンで聴いたらよろし。さて、JBL4401、どこに置いたろかな。
ちなみに、ノイズが混じったという、どぅゆどぅゆどぅゆぼぼぼぼ、は下の動画から、聴くことができますが。どうせ、聴かへんやろ。
2018年11月14日水曜日
ディスるくらいなら、パクれ
例の30年落ちのJBL4401のスピーカーエッジ交換したものの、左スピーカーにちょっと問題が出てきた。ジャマイカ音楽のオレが一番おいしいと思ってる「ど低音」。音量上げていくと、左ウーファーにちびっとノイズが入る。びびり音なのかどうなのか。ほんま、こういうの、つきつめていくと、オーディオの深い深い沼にハマるのわかっているが・・Buck Wild Inna Dance Hall、大音量で聴きたいやんか、やぱ・・・・と、また、誰もわからない領域を延々と書き連ねそうなので、やんぴする。
週初め、百田尚樹「日本国紀」 室町幕府全将軍・管領列伝
」読んでいるので、母親に取られた。くそ。
Twitter上では、例によって例の如し、百田尚樹氏の本が売れることがなぜか非常に不愉快な方々によって、例によって例の如し、本が手に入る前から、ボロクソ貶していたが、まあ、朝日新聞の書評欄で褒められることを目指している方々にとっては、百田尚樹氏の「何か」が刺激するのであろう。いい気味。
で、イデオロギーに囚われてる方々はもう、しょうがないんで、どーだっていいが、オレが「ちょっと・・・。」読点付きで思ったのは、歴史学者、それも、今オレがはまっている室町時代のあれやこれやを書いた方々がそれに混じっていたことである。
オレは、嘆息をひゅーいひゅっと、漏らした。「ディスるくらいなら、パクれ」。
正直書く、この前、褒めた「応仁の乱」「観応の擾乱」を含めた室町研究本。
・ 読みにくい
・ わかりにくい
・ 読むのに馬鹿みたいに時間がかかる
もちろん、今の研究の最前線を手軽に読めるようになっているし、オレのように、南朝びいき、それも後南朝寄りの人間にとっては、もう魂が震えるほどの興奮をもたらしたのは事実である。
・ つまり、文章が下手すぎる
・ わかりやすく書こうという意図が弱いか、わかりやすく書くテクニックがまだまだ未熟
・ 図による説明が下手、少ない・・必要な系図を一発載せたらエエところ、なんと文章で長々と説明している箇所があったりする(例えば、「室町幕府全将軍・管領列伝」p.134~6)。拷問。細川頼之んとこ。
あと、前も書いたけど、「乱」の規模がわからん、人名地名だけでもいいから、最初に一回ふりがなふってあと省略じゃなく、毎回「ふりがな」をふって欲しい、「足利義教」はあの程度の認識でエエのか?・・とかなると、ちょっと違ってくるが。
研究成果に酔い、あの程度の文章で満足してほしくないのである。知的刺激に溢れた内容なので、そっちに集中したいのだ。人名地名の読みとかで、ページさかのぼりたくないのである。
コアな歴史ヲタク層受けばかり狙って、少数のヲタクや同業者の称賛に甘えてる。それに気が付かず、予約殺到している百田尚樹氏の著作を読む前からディスるのは、より多くの人に読んでもらおうという野望を失っている証拠ではないか。地下アイドルさんたちは、みんな、自分たちがどうやったら良くなるか、みんなを楽しませるにはどうやればいいのか、に必死で、売れてるアイドルの方の悪口とか甘ったれたことはしない。
むしろ、百田尚樹の本を「ディスるくらいなら、パクれ」と。もちろん、万引きするのではない、「わかりやすく説明するにはどうすれば、効果的か」等、テクニックである。一冊の本を創るためのテクニックである。1回読んだだけで、す~っと理解できる「文章」である。大学に出す論文レベルの文章、お金を払って読まされる身にもなって欲しい。
この前ここで紹介した本、全部読んで、つくづく、思う。「史実」で今の研究の最先端かもしれん。めちゃくちゃオモロい。けど、文章・構成下手すぎるわ。
なぜ、多くの人が百田尚樹の本、何を期待し購入しているのか、歴史研究者歴史学者はそっちの方を、まず、考えてほしい。あ、これも、Amazon1位じゃん、ただ「カテゴリー」が鎌倉時代・・・。
正直、今、室町研究本読みまくって、「史実」の連続で心カサカサ状態、これで、百田尚樹読んだら、沁みるやろなあ・・。 Ah こんな気持. Ah うまく言えたことがないあいあい。
室町幕府全将軍・管領列伝
週初め、百田尚樹「日本国紀」 室町幕府全将軍・管領列伝
」読んでいるので、母親に取られた。くそ。
Twitter上では、例によって例の如し、百田尚樹氏の本が売れることがなぜか非常に不愉快な方々によって、例によって例の如し、本が手に入る前から、ボロクソ貶していたが、まあ、朝日新聞の書評欄で褒められることを目指している方々にとっては、百田尚樹氏の「何か」が刺激するのであろう。いい気味。
で、イデオロギーに囚われてる方々はもう、しょうがないんで、どーだっていいが、オレが「ちょっと・・・。」読点付きで思ったのは、歴史学者、それも、今オレがはまっている室町時代のあれやこれやを書いた方々がそれに混じっていたことである。
オレは、嘆息をひゅーいひゅっと、漏らした。「ディスるくらいなら、パクれ」。
正直書く、この前、褒めた「応仁の乱」「観応の擾乱」を含めた室町研究本。
・ 読みにくい
・ わかりにくい
・ 読むのに馬鹿みたいに時間がかかる
もちろん、今の研究の最前線を手軽に読めるようになっているし、オレのように、南朝びいき、それも後南朝寄りの人間にとっては、もう魂が震えるほどの興奮をもたらしたのは事実である。
・ つまり、文章が下手すぎる
・ わかりやすく書こうという意図が弱いか、わかりやすく書くテクニックがまだまだ未熟
・ 図による説明が下手、少ない・・必要な系図を一発載せたらエエところ、なんと文章で長々と説明している箇所があったりする(例えば、「室町幕府全将軍・管領列伝」p.134~6)。拷問。細川頼之んとこ。
あと、前も書いたけど、「乱」の規模がわからん、人名地名だけでもいいから、最初に一回ふりがなふってあと省略じゃなく、毎回「ふりがな」をふって欲しい、「足利義教」はあの程度の認識でエエのか?・・とかなると、ちょっと違ってくるが。
研究成果に酔い、あの程度の文章で満足してほしくないのである。知的刺激に溢れた内容なので、そっちに集中したいのだ。人名地名の読みとかで、ページさかのぼりたくないのである。
コアな歴史ヲタク層受けばかり狙って、少数のヲタクや同業者の称賛に甘えてる。それに気が付かず、予約殺到している百田尚樹氏の著作を読む前からディスるのは、より多くの人に読んでもらおうという野望を失っている証拠ではないか。地下アイドルさんたちは、みんな、自分たちがどうやったら良くなるか、みんなを楽しませるにはどうやればいいのか、に必死で、売れてるアイドルの方の悪口とか甘ったれたことはしない。
むしろ、百田尚樹の本を「ディスるくらいなら、パクれ」と。もちろん、万引きするのではない、「わかりやすく説明するにはどうすれば、効果的か」等、テクニックである。一冊の本を創るためのテクニックである。1回読んだだけで、す~っと理解できる「文章」である。大学に出す論文レベルの文章、お金を払って読まされる身にもなって欲しい。
この前ここで紹介した本、全部読んで、つくづく、思う。「史実」で今の研究の最先端かもしれん。めちゃくちゃオモロい。けど、文章・構成下手すぎるわ。
なぜ、多くの人が百田尚樹の本、何を期待し購入しているのか、歴史研究者歴史学者はそっちの方を、まず、考えてほしい。あ、これも、Amazon1位じゃん、ただ「カテゴリー」が鎌倉時代・・・。
正直、今、室町研究本読みまくって、「史実」の連続で心カサカサ状態、これで、百田尚樹読んだら、沁みるやろなあ・・。 Ah こんな気持. Ah うまく言えたことがないあいあい。
室町幕府全将軍・管領列伝
2018年11月11日日曜日
鳥になった少年 キイハンターバージョン25時発国際線逃亡ルート
1970年、4月26日、神戸西部の某小学校の間で、熱狂に包まれていた。
前の日に放映されたキイハンター108回「25時発国際線逃亡ルート」の中で、高見エミリーが唄った、ちょっと悲しくなって、胸がキュンキュンしまくった歌、好きになってしまったからだ。好きなことを話しはじめると、熱狂する、それだけだ。
みんな、うろ覚えで覚えた歌詞をうろ覚えのメロディで唄ってみるが、やっぱ、どこか違う・・ああぁ・・・。ドラマの方もこの曲の歌詞にあつらえて作ったような、脱走米兵を扱った刹那いストーリーで、ワシらちびっ子たちは、みんな各々、うろ覚えの歌詞で、歌ってみては、「歌詞合わせ」をし、「メロディ合わせ」をしたものの、どっか、あやふやで、やっぱ、昨日キイハンターで高見エミリーが唄ってたのを聴きたい・・・と、胸がキュンキュンし、ついには、胸をかきむしらんばかりのレベルまで到達したほどである。
まあ、歌そのものの謎は、やがて(とは、云っても大学生になって、「懐かしの名盤」シリーズで、だが)、新谷のり子の「鳥になった少年」ということがわかり、もちろん、すぐに手に入れ、繰り返し何度も聴いた。でも・・・、でも、やっぱ、違うのではないか、あのキイハンターで高見エミリーが歌っていたのとは・・という疑問は払拭できなかった。
ネットで調べたら、
「この歌知りませんか。昔、高見エミリーがドラマの中で歌っていました」とか、ワシらの小学校だけじゃなかったみたい。
そして、ついに、ここに、キイハンター108回「25時発国際線逃亡ルート」での高見エミリーのバージョンの動画をお見せする。
例によって例の如し、ほんと、このブログ見てくれる人だけの限定公開であるから、そのつもりで、なおこのブログは厄介なことに巻き込まれたら、自動的に消滅する。
ドラマでは2ヶ所。なんの脈絡なく「鳥になった少年」唄いながら登場する高見エミリーのカワイさは、これは、もう、この世のものと思われず・・・(てなこと延々と書き連ねそうなのでここでやんぴ)。オリジナルの新谷のり子のバージョンと聴き比べ、とかの野暮なことはやめておく。高見エミリーが唄ってる。そして、高見エミリーの「鳥になった少年」にワシら小学生は熱狂した。それだけである。
突然唄いながら現れてくるシーン。すばらしい!!! 思いクソぶりっ子しているように見えるが、天使がフツーにこの世に現れただけの平凡なシーンである。
悲劇的なラストのあと、もう一度唄う。 ああ、この余韻・・・味わう間もなく、丹波哲郎の決めゼリフ、そして、キイハンターのエンディングテーマで、「現実」に引き戻される。
前の日に放映されたキイハンター108回「25時発国際線逃亡ルート」の中で、高見エミリーが唄った、ちょっと悲しくなって、胸がキュンキュンしまくった歌、好きになってしまったからだ。好きなことを話しはじめると、熱狂する、それだけだ。
みんな、うろ覚えで覚えた歌詞をうろ覚えのメロディで唄ってみるが、やっぱ、どこか違う・・ああぁ・・・。ドラマの方もこの曲の歌詞にあつらえて作ったような、脱走米兵を扱った刹那いストーリーで、ワシらちびっ子たちは、みんな各々、うろ覚えの歌詞で、歌ってみては、「歌詞合わせ」をし、「メロディ合わせ」をしたものの、どっか、あやふやで、やっぱ、昨日キイハンターで高見エミリーが唄ってたのを聴きたい・・・と、胸がキュンキュンし、ついには、胸をかきむしらんばかりのレベルまで到達したほどである。
まあ、歌そのものの謎は、やがて(とは、云っても大学生になって、「懐かしの名盤」シリーズで、だが)、新谷のり子の「鳥になった少年」ということがわかり、もちろん、すぐに手に入れ、繰り返し何度も聴いた。でも・・・、でも、やっぱ、違うのではないか、あのキイハンターで高見エミリーが歌っていたのとは・・という疑問は払拭できなかった。
ネットで調べたら、
「この歌知りませんか。昔、高見エミリーがドラマの中で歌っていました」とか、ワシらの小学校だけじゃなかったみたい。
そして、ついに、ここに、キイハンター108回「25時発国際線逃亡ルート」での高見エミリーのバージョンの動画をお見せする。
例によって例の如し、ほんと、このブログ見てくれる人だけの限定公開であるから、そのつもりで、なおこのブログは厄介なことに巻き込まれたら、自動的に消滅する。
ドラマでは2ヶ所。なんの脈絡なく「鳥になった少年」唄いながら登場する高見エミリーのカワイさは、これは、もう、この世のものと思われず・・・(てなこと延々と書き連ねそうなのでここでやんぴ)。オリジナルの新谷のり子のバージョンと聴き比べ、とかの野暮なことはやめておく。高見エミリーが唄ってる。そして、高見エミリーの「鳥になった少年」にワシら小学生は熱狂した。それだけである。
突然唄いながら現れてくるシーン。すばらしい!!! 思いクソぶりっ子しているように見えるが、天使がフツーにこの世に現れただけの平凡なシーンである。
悲劇的なラストのあと、もう一度唄う。 ああ、この余韻・・・味わう間もなく、丹波哲郎の決めゼリフ、そして、キイハンターのエンディングテーマで、「現実」に引き戻される。
2018年11月10日土曜日
平成30年11月10日
藪で新蕎麦、たらふく、喰う。税込みで4000円弱。今日が初日。
蕎麦、大ザルで出てくる。おかわり自由で、そばがき、天ぷら、あと、卵、大根おろし、やまかけの器もついてきて、出石そば風にも喰える。蕎麦、2回おかわりしたから、おそらく、食後の胃の感覚から推計するに、せいろう蕎麦換算で6ざるほど喰ったのでは。もう、11月に収穫したという新蕎麦喰ったんで、至高。
関東は昆布だし文化じゃないので、塩と砂糖と申し訳程度の鰹だしで、舌がバカになっているんだろう、和食のみならず、中華洋食フツーに不味いもんばっかで、驚くが、蕎麦天ぷら鰻寿司は、価格を度外視すれば、やっぱ、旨い。云うなれば、江戸の400年(260年)の平和が生み出したのは、これらの食いもんと、らんちゅうやらの金魚と朝顔ぐらい。鳩時計は生み出せなかった。浮世絵とかあるけど、明治に入ったら、ほかして燃やすわ、外人に売りとばすわ、価値は、当時の日本人には、わかんなかった。つい最近になって、それも、外人がスゴいいうもんだから、その気になってるだけ。ほんとにスゴいものなら、明治維新ぐらい乗り越えているはず。時代のせいにしたらアカン。単に感性が鈍かったのは否定できない。
しかし、国道沿いに住んでわかったことは、実は「ヤンキー」は滅んでいなかったという恐るべき事実である。まだ、バリバリやんけ!
爆音というか轟音というか、うち、木造家屋なんで、家の前通ると、エンジン音と一緒に家全体が共鳴するから、困る。
しかし、ヤンキー、下手すれば50年以上も、その「ヤンキー的なカッコ良さ」を継続させて来たわけで、根性はある。渋谷のハロウィンも早晩、今の成人式がそうであるように、ヤンキーによるヤンキーのためのイベントになるだろう。
まあ、隣の高校が、ヤンキー、それもかなり強力なヤンキー校(おおおお!!!うまい表現を思いついた!)であったし、その高校のライバル校(注 高校ではない)も存在してあれやこれややっていたみたいなので、以来、いかに「ヤンキー」及び「ヤンキー的なもの」を遠ざけるかが、オレの人生のテーマとなったことは、みなさんご存知のとおり。そう、ヤンキー全盛時代、「非ヤンキー的な不良」をやる、というのは、苦労するものなのだ。
しかし、その後の人生でヤンキーがいない筈の場所(例えば、大学、会社、その他いろんな集団)にいると、いつの間にか、そこが「ヤンキー的なもの」、つまり、ヤンキー的な価値観、に支配されていることがある。
そういうときは、気が付かれないように、そっと、去ることにしている。
メリットもあって、ニューヨークでもジャマイカでも、バリでも台湾でも、「あ、ここヤンキーっぽいな」と思ったところは、近づかないか、早々に立ち去ることにしてたので、かなりヤバいと云われる地域に踏み込んでも、安全に、おいしいとこだけ、味わうことができたりした。そうなのである。実は、ヤンキーは世界中におる。ヤンキーがアメリカにもおるのは驚きだった(ちょっとベタすぎる洒落)。
・・・いつものオレなら、ここから、日本歴史や世界歴史を遡り、「ヤンキー的なもの」で再構築し、その「ヤンキー的なもの」を徹底的に罵倒し悪口いい、勢いづいたところで、そのパワーを今度は、自らに注ぎ込み、「わが内なるヤンキー的なもの」をえぐり出し、「ま、しゃあないな」という結論に持っていくとこだが、しんどいので、それだけのパワーあらへん、ま、しゃあない。
・・・果たして、素盞嗚命が、ヤンキーの始まりなのだろうか? われわれ日本人は、まず、そこから、もう一度歴史を考えてみるべきなのだ。
蕎麦、大ザルで出てくる。おかわり自由で、そばがき、天ぷら、あと、卵、大根おろし、やまかけの器もついてきて、出石そば風にも喰える。蕎麦、2回おかわりしたから、おそらく、食後の胃の感覚から推計するに、せいろう蕎麦換算で6ざるほど喰ったのでは。もう、11月に収穫したという新蕎麦喰ったんで、至高。
関東は昆布だし文化じゃないので、塩と砂糖と申し訳程度の鰹だしで、舌がバカになっているんだろう、和食のみならず、中華洋食フツーに不味いもんばっかで、驚くが、蕎麦天ぷら鰻寿司は、価格を度外視すれば、やっぱ、旨い。云うなれば、江戸の400年(260年)の平和が生み出したのは、これらの食いもんと、らんちゅうやらの金魚と朝顔ぐらい。鳩時計は生み出せなかった。浮世絵とかあるけど、明治に入ったら、ほかして燃やすわ、外人に売りとばすわ、価値は、当時の日本人には、わかんなかった。つい最近になって、それも、外人がスゴいいうもんだから、その気になってるだけ。ほんとにスゴいものなら、明治維新ぐらい乗り越えているはず。時代のせいにしたらアカン。単に感性が鈍かったのは否定できない。
しかし、国道沿いに住んでわかったことは、実は「ヤンキー」は滅んでいなかったという恐るべき事実である。まだ、バリバリやんけ!
爆音というか轟音というか、うち、木造家屋なんで、家の前通ると、エンジン音と一緒に家全体が共鳴するから、困る。
しかし、ヤンキー、下手すれば50年以上も、その「ヤンキー的なカッコ良さ」を継続させて来たわけで、根性はある。渋谷のハロウィンも早晩、今の成人式がそうであるように、ヤンキーによるヤンキーのためのイベントになるだろう。
まあ、隣の高校が、ヤンキー、それもかなり強力なヤンキー校(おおおお!!!うまい表現を思いついた!)であったし、その高校のライバル校(注 高校ではない)も存在してあれやこれややっていたみたいなので、以来、いかに「ヤンキー」及び「ヤンキー的なもの」を遠ざけるかが、オレの人生のテーマとなったことは、みなさんご存知のとおり。そう、ヤンキー全盛時代、「非ヤンキー的な不良」をやる、というのは、苦労するものなのだ。
しかし、その後の人生でヤンキーがいない筈の場所(例えば、大学、会社、その他いろんな集団)にいると、いつの間にか、そこが「ヤンキー的なもの」、つまり、ヤンキー的な価値観、に支配されていることがある。
そういうときは、気が付かれないように、そっと、去ることにしている。
メリットもあって、ニューヨークでもジャマイカでも、バリでも台湾でも、「あ、ここヤンキーっぽいな」と思ったところは、近づかないか、早々に立ち去ることにしてたので、かなりヤバいと云われる地域に踏み込んでも、安全に、おいしいとこだけ、味わうことができたりした。そうなのである。実は、ヤンキーは世界中におる。ヤンキーがアメリカにもおるのは驚きだった(ちょっとベタすぎる洒落)。
・・・いつものオレなら、ここから、日本歴史や世界歴史を遡り、「ヤンキー的なもの」で再構築し、その「ヤンキー的なもの」を徹底的に罵倒し悪口いい、勢いづいたところで、そのパワーを今度は、自らに注ぎ込み、「わが内なるヤンキー的なもの」をえぐり出し、「ま、しゃあないな」という結論に持っていくとこだが、しんどいので、それだけのパワーあらへん、ま、しゃあない。
・・・果たして、素盞嗚命が、ヤンキーの始まりなのだろうか? われわれ日本人は、まず、そこから、もう一度歴史を考えてみるべきなのだ。
2018年10月14日日曜日
平成30年10月14日 「応仁の乱」からの室町
菅野智之選手ノーヒットノーラン達成、おめでとうございます!(東京ヤクルトスワローズファンやっていると、人間修行になりますわ、いや、ほんま)
あかん。「室町」にハマってしもうたがな。
「応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書」)
(呉座勇一著)で、畠山義就の存在のデカさに驚いた。負けても負けても、歯向かっていく。かっちょいい!日野富子なんか、脇役の脇役じゃないか。
最新の研究を元にした「応仁の乱」で味をしめたんで、観応の擾乱 - 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い (中公新書)
(亀田俊和著)で、先祖代々「南朝びいき」にもかかわらず、ついに、「朝敵」足利尊氏の苦労についホロリとしてしまい、これじゃアカンと南朝研究の最前線 (歴史新書y)
読み始めたが、これは、今の研究がどのくらい進んでいるか、という研究者たちが書いたヤツで、かなり、オモロい。だが、当たり前だが、知らん人名ばっか。これじゃアカンというので、この本に紹介されている闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉 (角川ソフィア文庫)
を読んだ。後醍醐天皇のあれやこれやから、義満の一応の南北朝合一まで、60年。そっから、「後南朝」と呼ばれる時代がほぼ90年。かなり頑張って(?)一時は三種の神器奪還に成功したりしとる。
谷崎潤一郎「吉野葛」や小松左京本邦東西朝縁起覚書 (ハヤカワ文庫JA)
で有名な自天王の悲劇のあたりは、胸がきゅんきゅんしてしゃあない。中学の頃読んだ「本邦東西朝縁起覚書」の感動、今も続いているのだ。
まあ、いい。なにか、一朝「事」があれば、菊水の旗の元、家の子郎党ひきつれて(湊川神社あたりで、エエんかな?)に参ずることは深くオレの心に刻まれてるし、今のオレの興味は「室町時代」だ。
ここまで、読んだところで、そもそも、室町幕府の事、オレはなんも知らんということに気がついた。
戦国時代になると、それぞれの戦国大名の規模がわかるし、信長や秀吉家康、北条氏康や佐竹義重、斎藤道三等、キャラ立ちすらしているのだが、足利基氏や上杉禅秀となると、皆目わからん。いや、そもそも、「関東公方」「関東管領」すら、実のところ、わからん。徳川幕府の頃の感覚で、つまり、「石高」でその大名のだいたいの実力がわかるという時代では、まだない。何千人何万人単位の「乱」なのか、百人未満の「乱」なのかも、わからん。
ちゅうことで、読むばかりじゃしんどいので、図説 室町幕府
で、理解を深めた・・・つもりになった。
そいで、調子に乗り、関東戦国全史~関東から始まった戦国150年戦争 (歴史新書y)
読んだら、同族同士のまさに血で血を洗う争いの連続、性が同じで似たような名前の同族同士が争うのだから、読んでて、どっちがどっちかわからなくなり、もう、拷問に近い。武田氏も千葉の武田氏がでてきたりして。
だいたい、関東公方足利政氏はなぜか、息子高基と戦い始めるし、関東公方ですら、そのうち、鎌倉におられないようになって、古河公方になり、小弓公方や京都から堀越公方やら。関東管領も複数存在するし。もう、めちゃくちゃ。北条早雲(伊勢)や北条氏綱、佐竹義重とか、が出てきて、ほっとした感じ。上杉政虎の管領就任あたり、ちゃんとした戦国時代はエエもんだなあと思ったほど。
そいで、ちょっと大きく、征夷大将軍研究の最前線 (歴史新書y)
読み、再び、初期室町幕府研究の最前線 ここまでわかった南北朝期の幕府体制 (歴史新書y)
で、読んだ。
で、ここまで、今の最先端の室町研究本いろいろ読んで、オレの中の網野善彦史観というか、異形の王権 (平凡社ライブラリー)
、でイメージされた後醍醐天皇像ががらがらと音を立てて崩れていきました。網野善彦の後醍醐天皇はカッコよかったのに・・・。
また、室町の王権―足利義満の王権簒奪計画 (中公新書)
での足利義満像も変わった。話が逆、つまり、北朝側が、お金目当てに、義満利用した感じ?だったのか。
実は贔屓の「南朝」、特に「後南朝」もちょっと・・・。
でも、今、「室町」の研究は、どんどん、進んでいるようで、つまり、どんどん、新しい事実が見つかっていたり、史料の検討が進んでいるようで、わくわくする。また、今までの通説がひっくりかえされていくのも、痛快である。
あかん。「室町」にハマってしもうたがな。
「応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書」)
最新の研究を元にした「応仁の乱」で味をしめたんで、観応の擾乱 - 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い (中公新書)
谷崎潤一郎「吉野葛」や小松左京本邦東西朝縁起覚書 (ハヤカワ文庫JA)
まあ、いい。なにか、一朝「事」があれば、菊水の旗の元、家の子郎党ひきつれて(湊川神社あたりで、エエんかな?)に参ずることは深くオレの心に刻まれてるし、今のオレの興味は「室町時代」だ。
ここまで、読んだところで、そもそも、室町幕府の事、オレはなんも知らんということに気がついた。
戦国時代になると、それぞれの戦国大名の規模がわかるし、信長や秀吉家康、北条氏康や佐竹義重、斎藤道三等、キャラ立ちすらしているのだが、足利基氏や上杉禅秀となると、皆目わからん。いや、そもそも、「関東公方」「関東管領」すら、実のところ、わからん。徳川幕府の頃の感覚で、つまり、「石高」でその大名のだいたいの実力がわかるという時代では、まだない。何千人何万人単位の「乱」なのか、百人未満の「乱」なのかも、わからん。
ちゅうことで、読むばかりじゃしんどいので、図説 室町幕府
そいで、調子に乗り、関東戦国全史~関東から始まった戦国150年戦争 (歴史新書y)
だいたい、関東公方足利政氏はなぜか、息子高基と戦い始めるし、関東公方ですら、そのうち、鎌倉におられないようになって、古河公方になり、小弓公方や京都から堀越公方やら。関東管領も複数存在するし。もう、めちゃくちゃ。北条早雲(伊勢)や北条氏綱、佐竹義重とか、が出てきて、ほっとした感じ。上杉政虎の管領就任あたり、ちゃんとした戦国時代はエエもんだなあと思ったほど。
そいで、ちょっと大きく、征夷大将軍研究の最前線 (歴史新書y)
で、ここまで、今の最先端の室町研究本いろいろ読んで、オレの中の網野善彦史観というか、異形の王権 (平凡社ライブラリー)
また、室町の王権―足利義満の王権簒奪計画 (中公新書)
実は贔屓の「南朝」、特に「後南朝」もちょっと・・・。
でも、今、「室町」の研究は、どんどん、進んでいるようで、つまり、どんどん、新しい事実が見つかっていたり、史料の検討が進んでいるようで、わくわくする。また、今までの通説がひっくりかえされていくのも、痛快である。
2018年10月11日木曜日
マーガレットの「逢えば好き好き」
しかし、昨年96敗したチームが、今季貯金9もでき、しかも、2位になれるなんて、信じられるわけないだろう。そう、萬屋錦之介の「夢でござる。夢だ、夢だ、これは夢でござある」の世界である。阪神タイガースさんは最下位か・・。プロ野球はおそろしい。
まあ、どういう感じなのか? うーん、たとえ、いろいろ考えたのだが、蕎麦屋に入って、せいろう蕎麦だけでエエのに、せいろう蕎麦単体と値段があまりにも変わらないんだから、というセコい動機で、つい、つい、つい、「せいろう蕎麦定食」頼んで、せいろう蕎麦、美味しくいただいて、残った、定食用の「かやくご飯」をどうしようか、思案しているという感じだろうか? そいで、その「かやくご飯」が案外旨かったというところだろうか。
音楽の話である。
なんか、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと思っていたが、日本の音楽は、いや、英米の音楽は、いやジャマイカの音楽もそうだから、つまり、「人類」は音楽の発展の方向を、蕎麦の充実に向けず、おまけの「かやくご飯」に竹の子入れたり豚肉入れたり入れて、凝りまくり、ついに他の店に負けないように、無理して無理して高価な「松茸」入れることを最終目標に、努力してきたのでは無いだろうか? そして、消費者でわれわれも、つい、蕎麦屋に来たことを忘れ、「かやくご飯」の具や味の優劣で、ジャッジしてきたのでは無いだろうか。
そして、ある日、蕎麦だけ喰って、その旨さに、あわてふためく。
前回、久々に聴いた、小畑ミキ「ジェーン・ジェーン」(1968 作詞小畑ミキ 作曲中村泰士)書いた。もちろん、昔一時期アホみたいにリピートして聴いたが、アホなので、しばらく聴かなかったら、聴き飽きたことすらすっかり忘れており、アホなので、その、どシンプルさ、に眠っていたオレの中の何かが目覚めたほどである。
今からちょうど50年前1968年とかリアルタイムではもちろん知らん。ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと経って、ようやっと、後追いで聴いた時、「オレハナニヲシテイタノダロウ???」感にとらわれたものである。オレが音楽に求める「新しいもの」は、未来にも現在にもなく、「過去」にあったのである。
そして、今、「ひとりGS」(女性歌手のバックをグループサウンズがつとめる)を聴きまくっているのだが、聴きまくってちゅうても、小畑ミキのちょっとぶりっ子アイドル路線、でも、どパンク、どガレージの「あなたが大好きよ」と、そして、やはり、マーガレット(+バニーズ)の「逢えば好き好き」(1968 作詞ささきひろと 作詞寺内タケシ)! この3曲繰り返して聴いてる。
「逢えば好き」、じゃなく「逢えば好き好き」なのである。
小畑ミキ「ジェーン・ジェーン」のように、「I LOVE YOU」と「ジェーン・ジェーン」と「はーい、愛してる」で、歌詞の8割以上占めるということは無く、いっちょ前に、ストーリーがあるものの、どう考えても肉食系の若い男女が、デートしながらも、ふたりとも下心びんびん、でも、あくまでも、相手が仕掛けてくるのを待っているという、ストレスのたまる状況。そのストレスを100%歌にぶち込んだマーガレットの唄い方である。「好き好き好き」と連呼し、「すがりつきいてみたいけど」と声を張り上げ、本音、叫ぶ。「すがりついたれよ」といういつものツッコミ忘れ、なぜか、オレの胸は、きゅん。でも、感傷にひたる間もなく、ギターが嵐のように吹き荒れる。このパターンが繰り返され、最後、「I LOVE YOU」連呼なのだが、らるーらるーらるーとしか聴こえない!
2分23秒ほどの曲だが、完全集中、全力疾走。すばらしい!
まあ、これほどすばらしい曲ですら「心的飽和」、つまり、「飽き」からは逃れられない。蕎麦だけ毎日喰ってたら飽きるのと一緒で、だから、かやくご飯つけたりするのである。
最初、音楽はあくまでも、「蕎麦」だったが、あれやこれやあれやこれやあって、何十年も経ったら、「かやくご飯」の部分だけが重用視されるようになってしまったんも、無理はないかもしれん。でも、やっぱ、うまい蕎麦喰いたいやん? うまい蕎麦探すと、どうしても、50年も過去に遡らないとアカンというのは、困る。
わけのわからん喩えすると、わけがわからなくなる。今日はここまで。
そやから、最近は、蕎麦屋では、蕎麦しか食わないんですよ。
<
まあ、どういう感じなのか? うーん、たとえ、いろいろ考えたのだが、蕎麦屋に入って、せいろう蕎麦だけでエエのに、せいろう蕎麦単体と値段があまりにも変わらないんだから、というセコい動機で、つい、つい、つい、「せいろう蕎麦定食」頼んで、せいろう蕎麦、美味しくいただいて、残った、定食用の「かやくご飯」をどうしようか、思案しているという感じだろうか? そいで、その「かやくご飯」が案外旨かったというところだろうか。
音楽の話である。
なんか、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと思っていたが、日本の音楽は、いや、英米の音楽は、いやジャマイカの音楽もそうだから、つまり、「人類」は音楽の発展の方向を、蕎麦の充実に向けず、おまけの「かやくご飯」に竹の子入れたり豚肉入れたり入れて、凝りまくり、ついに他の店に負けないように、無理して無理して高価な「松茸」入れることを最終目標に、努力してきたのでは無いだろうか? そして、消費者でわれわれも、つい、蕎麦屋に来たことを忘れ、「かやくご飯」の具や味の優劣で、ジャッジしてきたのでは無いだろうか。
そして、ある日、蕎麦だけ喰って、その旨さに、あわてふためく。
前回、久々に聴いた、小畑ミキ「ジェーン・ジェーン」(1968 作詞小畑ミキ 作曲中村泰士)書いた。もちろん、昔一時期アホみたいにリピートして聴いたが、アホなので、しばらく聴かなかったら、聴き飽きたことすらすっかり忘れており、アホなので、その、どシンプルさ、に眠っていたオレの中の何かが目覚めたほどである。
今からちょうど50年前1968年とかリアルタイムではもちろん知らん。ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと経って、ようやっと、後追いで聴いた時、「オレハナニヲシテイタノダロウ???」感にとらわれたものである。オレが音楽に求める「新しいもの」は、未来にも現在にもなく、「過去」にあったのである。
そして、今、「ひとりGS」(女性歌手のバックをグループサウンズがつとめる)を聴きまくっているのだが、聴きまくってちゅうても、小畑ミキのちょっとぶりっ子アイドル路線、でも、どパンク、どガレージの「あなたが大好きよ」と、そして、やはり、マーガレット(+バニーズ)の「逢えば好き好き」(1968 作詞ささきひろと 作詞寺内タケシ)! この3曲繰り返して聴いてる。
「逢えば好き」、じゃなく「逢えば好き好き」なのである。
小畑ミキ「ジェーン・ジェーン」のように、「I LOVE YOU」と「ジェーン・ジェーン」と「はーい、愛してる」で、歌詞の8割以上占めるということは無く、いっちょ前に、ストーリーがあるものの、どう考えても肉食系の若い男女が、デートしながらも、ふたりとも下心びんびん、でも、あくまでも、相手が仕掛けてくるのを待っているという、ストレスのたまる状況。そのストレスを100%歌にぶち込んだマーガレットの唄い方である。「好き好き好き」と連呼し、「すがりつきいてみたいけど」と声を張り上げ、本音、叫ぶ。「すがりついたれよ」といういつものツッコミ忘れ、なぜか、オレの胸は、きゅん。でも、感傷にひたる間もなく、ギターが嵐のように吹き荒れる。このパターンが繰り返され、最後、「I LOVE YOU」連呼なのだが、らるーらるーらるーとしか聴こえない!
2分23秒ほどの曲だが、完全集中、全力疾走。すばらしい!
まあ、これほどすばらしい曲ですら「心的飽和」、つまり、「飽き」からは逃れられない。蕎麦だけ毎日喰ってたら飽きるのと一緒で、だから、かやくご飯つけたりするのである。
最初、音楽はあくまでも、「蕎麦」だったが、あれやこれやあれやこれやあって、何十年も経ったら、「かやくご飯」の部分だけが重用視されるようになってしまったんも、無理はないかもしれん。でも、やっぱ、うまい蕎麦喰いたいやん? うまい蕎麦探すと、どうしても、50年も過去に遡らないとアカンというのは、困る。
わけのわからん喩えすると、わけがわからなくなる。今日はここまで。
そやから、最近は、蕎麦屋では、蕎麦しか食わないんですよ。
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2018年10月4日木曜日
平成30年10月4日
スワローズはCS行けるものの、広島カープにカモにされまくってるからなあ。
昨日は、大学時代の友人と増田屋平磯店で、ランチ。クルマじゃなかったので、駅から少し歩いた。寿司や造りやら喰いまくる。ちょっと久々だったんで、2時間弱、楽しかった。
大学時代の友人と話していると、当時のいろんなイベントの裏で、さまざまな思惑といういか、陰謀というか、恋のさやあてというか、「あのドライブ、結局オレはクルマを出して、運転手しただけ?」というか、「しかも、あん時、スピード違反で捕まり免停になったのに、ヘラヘラしてたんだろう?」というか、「確かに、スピード違反で免停になったこと、その後、武勇伝にもなんもならず、あっという間にみんな忘れてしまって不思議には思ってた」というか、「いやいや、免停の反則金じゃなくて、免停だと罰金をわざわざ、簡易裁判所まで行って払ってから、その額におののき、それをパチンコで取り戻そうとしたら、またエライことになったけど、そのことは話さないでおこう」というか、さまざまなものが、裏で繰り広げられていたことに、今頃、気がつくが、「その子」を好きでもなんでもなかったオレは、クルマ3台で男6人女2人計8人のドライブ、なんのために参加したのか、という問題が浮上してくるものの、でも、まあ、楽しかったからエエか、という結論にならざる得ない。何が楽しかったのか、は思い出せないが、まあ、そういうものである。きっと、オレを除く男5人の間では、センター狙いの熾烈な戦いが繰り広げられていたと思うが、わかりましぇんでひた。
その後、かなり経ってから、Kやんは「告られた」と言ってたが・・・。
まあ、泊りがけで和歌山くんだりのクソ田舎の海まで行かずとも、素直に地元の海通いつめれば、ワンチャンツーチャンスリーチャンどころじゃなかったのに(と、海岸沿い住人は、思うのである、思うだけは、憲法で保証されてる「信条の自由」というやつ)・・と悔やまれる。

帰ったら、故黒沢進と中村俊夫企画監修の名コンピレーション・アルバム、「60's キューティ・ポップ・コレクション・ラヴレター・エディット」が届いていた。Amazonのマーケットプレイスで、4,950円のプライスタグがついてたもんだから、熟考すること、ほぼ4ヶ月。まあ、たいてい、その迷っている間に、売れてしまい、諦めがつくのだが、売れ残ってたんで、ついにポチッた。この「60's キューティ・ポップ・コレクション」は、レコード会社毎に7枚出ていたのだが、これで、ようやく、全部コンプリート。さすがに、持っている音源と重複が多いが、やっぱ、小畑ミキ(+アウトキャスト)はかっちょいい!
昨日は、大学時代の友人と増田屋平磯店で、ランチ。クルマじゃなかったので、駅から少し歩いた。寿司や造りやら喰いまくる。ちょっと久々だったんで、2時間弱、楽しかった。
大学時代の友人と話していると、当時のいろんなイベントの裏で、さまざまな思惑といういか、陰謀というか、恋のさやあてというか、「あのドライブ、結局オレはクルマを出して、運転手しただけ?」というか、「しかも、あん時、スピード違反で捕まり免停になったのに、ヘラヘラしてたんだろう?」というか、「確かに、スピード違反で免停になったこと、その後、武勇伝にもなんもならず、あっという間にみんな忘れてしまって不思議には思ってた」というか、「いやいや、免停の反則金じゃなくて、免停だと罰金をわざわざ、簡易裁判所まで行って払ってから、その額におののき、それをパチンコで取り戻そうとしたら、またエライことになったけど、そのことは話さないでおこう」というか、さまざまなものが、裏で繰り広げられていたことに、今頃、気がつくが、「その子」を好きでもなんでもなかったオレは、クルマ3台で男6人女2人計8人のドライブ、なんのために参加したのか、という問題が浮上してくるものの、でも、まあ、楽しかったからエエか、という結論にならざる得ない。何が楽しかったのか、は思い出せないが、まあ、そういうものである。きっと、オレを除く男5人の間では、センター狙いの熾烈な戦いが繰り広げられていたと思うが、わかりましぇんでひた。
その後、かなり経ってから、Kやんは「告られた」と言ってたが・・・。
まあ、泊りがけで和歌山くんだりのクソ田舎の海まで行かずとも、素直に地元の海通いつめれば、ワンチャンツーチャンスリーチャンどころじゃなかったのに(と、海岸沿い住人は、思うのである、思うだけは、憲法で保証されてる「信条の自由」というやつ)・・と悔やまれる。
帰ったら、故黒沢進と中村俊夫企画監修の名コンピレーション・アルバム、「60's キューティ・ポップ・コレクション・ラヴレター・エディット」が届いていた。Amazonのマーケットプレイスで、4,950円のプライスタグがついてたもんだから、熟考すること、ほぼ4ヶ月。まあ、たいてい、その迷っている間に、売れてしまい、諦めがつくのだが、売れ残ってたんで、ついにポチッた。この「60's キューティ・ポップ・コレクション」は、レコード会社毎に7枚出ていたのだが、これで、ようやく、全部コンプリート。さすがに、持っている音源と重複が多いが、やっぱ、小畑ミキ(+アウトキャスト)はかっちょいい!
2018年9月26日水曜日
広島カープリーグ優勝
広島カープリーグ優勝。
広島カープ、スワローズをカモにしやがって、バカ!(広島カープ、並びに球団関係者並びにファンの方々には申し訳ないが、対スワローズ戦18勝5敗の東京ヤクルトスワローズファンとしては、とてもじゃないが、おめでとうございます!と云えない、いや云うたらアカンのじゃ!)。
広島カープ、スワローズをカモにしやがって、バカ!(広島カープ、並びに球団関係者並びにファンの方々には申し訳ないが、対スワローズ戦18勝5敗の東京ヤクルトスワローズファンとしては、とてもじゃないが、おめでとうございます!と云えない、いや云うたらアカンのじゃ!)。
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