2014年6月26日木曜日

46位のチーム

 クルマが新しくなったんで、慣らし運転と称してムダに郊外走り回っています。

 軽自動車ながら17センチスピーカー4発(但し、全部ディーラーオプションの純正なんで)という環境で、低音出すのに、前のクルマほどさほど苦労しないで済むもんだから、トロージャンが昔出していた3枚組全50曲のコンピレーション、手持ちのヤツ全部まとめて、ランダムプレイで聴いてたら、Trojan Dancehall Box Setになぜか入っていた、最上級のどダブもどダブ、その名も、King Tubby's Rockers(ルーツラディックス名義)を見つけ、ついに一曲ループさせて、聴くようになってもた。元曲はホレス・アンディか自信は無い。
 ボリュームを上げれば上げるほど、音量を上げれば上げるほど、「静寂度」が高まっていく(矛盾したことを書いているが、そうとしか思えない)、あの感じ。なんで、こんな曲が、ダンスホールボックスセットに入っているか、不思議。



Trojan Dancehall Box Set [Limited Edition, Import]


 まあ、東京ヤクルトスワローズファンとしては、サッカー日本代表のNETの弱さ、つまり、FIFAランク46位ながらワールドカップ予選を戦わねばならない、というところがどうも他人とは思えず、まあ、FIFAランク12位ギリシャに1分けしただけでも、儲けもの、ぎゃははは・・・なんだろうな、と思っていたら、サッカーファンはV9時代の驕り高ぶった読売ファンないしはオープン戦がバカみたいに調子の良いシーズンにおける空騒ぎ大好き阪神ファンレベルで、一次リーグ突破するのがアタリマエという前提で個人攻撃やらチーム批評しているんで、FIFAランク46位という事実を忘れ、何という身の程知らずというか、やっぱし、サッカーはまだまだ日本においては途上のスポーツであって、「弱いチームを自分のひいきにした時の楽しみ方」というのが確立していないんだなあ、と思うワケである。

 もちろん、往年の広島カープや阪神タイガースがしばしば行ったように、「負けたら観客みんなで暴動しウサを晴らす」のもある。こっちのは、野球よりサッカーに似合っていると思うが、テレビで観たら、なんか、けなげに、みんなでゴミ拾いしていたんで、オレのサッカーファンに対しての?はよりデカくデカくなるわけだ。

 なんちゅうか。元々、投手の主力3人がケガでいつ帰ってくるかわからない上、小川ライアンが抜け、畠山が抜け、バレンティンが抜けという今の状態で、まあ、今季のヤクルトスワローズが5位(DeNaが補強したりしているので、6位もありうる)でCSに出られない、けしからん、球団が悪い監督が悪いコーチが悪い選手が悪い、というようなものじゃないか、と思うわけである。

2014年6月10日火曜日

Conquering Lionにどっぷりする

泳ぎに行く。少し遅い時間だったんで、空いていた。
クルマのカーステ外したんで、クルマでは音楽聴けず。

 帰って、Yabby You(本名ヴィヴィアン・ジャクソン)の「JESUS Dread (1972-1977)」というどルーツもどルーツな曲ばっか入ったコンピレーション流してたら、「Conquering Lion」にどっぷりする。
 もちろん、ダブバージョンの次のFisherman Special(Tommy McCook and Don D. Jr.名義)にもハマる(え?Don D. Jr.ってドン・ドラモンドのジュニアなんか?)。
 もちろん、もちろん、次の次のDJヴァージョン、Yabby Youth(Big Youth and Vivian Jackson名義)にもハマる。
 もちろん、もちろん、もちろん、次のポコポコ音効かせたダブBig Youth Fights Against Capitalism(King Tubby名義)にもハマる。
 もちろん、もちろん、もちろん、もちろん、10曲目の別歌バージョンGod Is Watching You(Dicky Burton名義)、
 もちろん×5,11曲目のオーガスタス・パブロのメロディカぶっこんだ、Pablo Dread in a Red(Augustus Pablo and Vivian Jackson名義)、
 もちろん×6,またもやダブバージョンの12曲目King Tubby's Rock(King Tubby名義)
にもハマる。

 単純過ぎるが、全部おんなじConquering Lion」という曲のいろんなバージョン。






なにせ、2枚組CDで全47曲も入っとるコンピレーションだ。他にも、「Conquering Lion」リディムのやつ、あるかもしれんが、聴いてないんで確かめていない。なんとなく、ごめんなさい、と謝っとく。


Jesus Dread (1972-1977)

買ったんは、大昔で、それが証拠に、出したレコード会社は潰れ、廃盤状態で、うはははは、高値がついとる、買ってすぐ聴いてあとほったらかしにしていたんだが、まあ、人生こういうこともあるわけである。どうしてもアルバム聴きたいという人はiTune Music StoreでもAmazonのmp3でも買えるから、まあ、ボロボロの高い中古CD手に入れる前に。


さすがにオレの苦手などルーツ、それも同じのバージョン違いばっか聴いてお腹いっぱいになったんで、メロディカ親父オーガスタス・パブロ名義では、名曲中の名曲というか、大キライなパブロ親父の中でも数少ない大好きな「Upfull Living」の、メロディカ浮遊ふわふわな曲でお口直しする。


 

 ヤビー・ユーという人は、イエス・キリストもドレッドだということを提唱したらしいんだけど、ルーツ好きの善男善女のみなさんはどう思われますか?

2014年6月9日月曜日

2014年6月9日

 今週末、納車、ちゅうことで、カーステ外してもらった。新しいクルマにくっつけてもらうためだ。あわてて、Karoのシザルマットも注文したが、まあ、間に合わんだろう。

 先週、4日ぶっ続けで泳ぎに行ったせいか、ほわほわしてしもうて、昨日、今日とプールサボる。
 
 半袖にしたら、ぶかぶか。プール通いの効果で、元のLサイズのカラダに戻ってしもうたがな。この春、Lサイズの服、全部処分し、XLの人生を歩むことを決心したところなのに。

 テレビ、どこ、(注 チャンネルを)ひねってもAKB、AKB云うてるこのタイミングでしかし、アイドリング!!!、25号後藤郁が卒業してしもうたがな(6月7日)。アイドリング!!!には珍しい正統的な美少女であったが、ず~~~っと、何かにキョドっていた。卒業ライブではどうだったか知らんが、オンデマンドの#1131でも、キョドっているから、それはそれで、スゴい。スゴいことはスゴいんだが、やっぱ、一発どっかで突き抜けたとこ見たかった。なんか、惜しい感じがする。
 あと、オレの唯一の希望はNEO期の古橋舞悠だが、こんだけ、毎週毎週MCやメンバーから集中砲火を浴びていると・・・いやいや、タフになるべく「育てて」いるのだろう、きっと。

一回の選挙で227万票37億円が乱れ飛ぶアイドルグループもしんどそうだが、年功序列終身雇用制でしかも体育会系のMCに仕切られるアイドルグループも、また、しんどいもんである。

2014年6月4日水曜日

6月4日

 あっという間に6月だ。この前暑いと思ったら、今は雨というか嵐。

 不思議なことに、このブログ、更新しなければしないほど、アクセス数が増加するという不思議な現象があり、更新意欲の持ち方、というのが非常に難しいのである。この前、ちょっと見たら、600も行ってた。なぜか海外からが多くなるのである。ちゅうんで、天安門。天安門事件。これでガクッと減るんであろう。

  夢の様な打線も、ようやっと落ち着き、チャンスに弱い元通りの打線に戻る。そいでも、石川カツオで勝つ。  今日はここまで。  

2014年5月19日月曜日

タイムマシンあっても、「はっぴいえんど」になんか、会いたくもない

 あっという間に、5月も後半。

しかし、今年こそは、プロ野球という時間ばっか食いストレスしか感じない、ケッタイな趣味から自由になれると思いきや、東京ヤクルトスワローズが6連勝、同率4位というありさまだ。もちろん、心の底から喜びたい、でも、でも、でも・・・である。正直、怖い。DeNa3連敗して、せっかく、「負けてもともと」という境地に達したというのに、どうすればいいんだろう?


読書メモ
・悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東

悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東 (幻冬舎新書)



海音寺潮五郎の「悪人列伝」のいわば世界編。
オモロい。
スターリンと毛沢東は馴染みなかったし、共産党という組織独特のルール(おそろしいよ)もあんまし知らんかったので、それはそれで、オモロかった。共産党では分派活動したら、粛清されても文句言えないんだ。
でも、やっぱし、悪役としてはヒトラーが一番だろう。ナチスが議会で過半数取れなかったのだが、「ある手法」を使って、現議席数のまま、過半数を取ってしまうところ(まあ、有名な話であるが)、背筋がゾクッとくる。あと、そうやって「ドイツ」を手にした後の粛清が、三島由紀夫の戯曲で有名な「長いナイフの夜事件」だ。ナチスの中の極右と極左の両端を一夜のうちで粛清して、ナチスを「中道」にしておいてからは・・・。ナチスは極右でもなんでもないのである。ヒトラーこそは民主主義を骨の髄まで知り尽くし、民主主義を骨の髄までしゃぶりつくした政治家であろう。
自分の気にくわない保守的な政治家を次から次へと「ヒトラー」呼ばわりして、罵倒して喜んでいると、きっと、とんでもないところから、「ホンモノ」が現れるよ。誰もが思ってみなかったところから、「ホンモノ」が。いやその前に、「スターリン」や「毛沢東」の方が先か。



・「本能寺の変 431年目の真実」読む。



本能寺の変 431年目の真実 (文芸社文庫)



最初かなり緻密に丁寧に史料を分析し、「おっ」と思ったが、「自説」を披露してからは、乱暴になり、史料や史実の都合の良い部分を抜き出しては自説の補強に務める。ま、よくあるパターンですわ。もちろん、「新説」であり、面白く、一挙に読めた。読めたんだが、読み終わって、なんかモヤモヤした気分。

・で、垂水の本屋ぷらぷらしてたら、なんと、「信長公記」の現代語訳があったんで、読む。


現代語訳 信長公記 (新人物文庫)


原文のヤツ、大昔、読んだんだが、かなが多く、人名が多く、3ページ読んだら寝てしまい、数ヶ月かかって読んだものの、内容が、あっという間に忘却の彼方へ。でも、「現代語訳」だ。もう、こんなありがたいと思ったことはない。もう、すいすいすらすらすいすいすいすい、まるで、乾ききった砂が水を吸い込むように、読めた。もちろん、注釈の方に首をかしげる部分がないことはない、でも、「本能寺の変 431年目の真実」読んで感じたモヤモヤに比べたら全然大したこと無い。

・創元文庫から出てて絶版状態で、ず~~~っと探していた「グリンプス」、ひょこり、新訳の文庫が垂水の本屋にあり、「信長公記」と一緒に。


グリンプス (ちくま文庫)


待たされたせいか(こっちが勝手に待っていただけだが)、読む衝動が消えてしまい、まだ、全部読んでいない。

読み始めて、日本のロック史から、ジャッキー・吉川とブルーコメッツも弘田三枝子も寺内タケシも、ごっそり抜けててもみんな平気な世の中に、今、オレは生きているんだとなぜかシミジミ思うわけだ。だって、タイムマシンあっても、「はっぴいえんど」になんか、会いたくもないし。

 「可愛い嘘」の頃の弘田三枝子がブルー・コメッツか寺内タケシとかを従え、全曲R&Bのビッグブラザー&ホールディングカンパニーやジェファーソン・エアプレインが裸足で逃げ出すようなアルバムを作っていた・・・なら、もう、ね。


2014年5月3日土曜日

ファーストクラスおよびフェラ・クティのコンプリートボックス

 ひっひっふー。まあしかし。長い長いプロ野球シーズン、こういうこともあるもんだ。

 相手のエースの涙目みて、なんか、東京ヤクルトスワローズ、非常に悪いことしたような罪悪感すら感じる試合であった。
 サンテレビの広沢の解説、非常に不愉快になって、CSフジの方にチャンネル変えた矢先だったもんで。
 まだまだ、チームとして勝利は、「夢じゃ・・・夢でござる夢でござるよ」の状態では依然あるけどね。

  フジテレビの沢尻エリカ主演のファーストクラス、ちゅうドラマ観て、ほんま、なんで、こういうドラマ、とっとと作らんかったのか、と、つくづく思うわけだ。
 どうみても、私生活では一番性悪な沢尻エリカをシンデレラばりのけなげな下積み女にした時点でもう勝ちである。
 あと廻り佐々木希や菜々緒やらもう、オレのタイプばっかちゅうより、「非常にわかりやすい」美女揃えておってよかったよかった。
 しかも、沢尻エリカ以外全員性悪女させて、トドメにたぶん、沢尻エリカになんとか私生活でも勝てる感じの田畑智子。
 今夜なんか、たっぷり、沢尻エリカと佐々木希のツーショットが観れたのであーる。ほんまやったら立場逆やろ逆やろとツッコミ入れることも忘れ、思わず、イイね。イーねと横山剣が久々に憑依したもんである。
 こういうフツーのおっさんなら、誰でも思いつくこと、今の今までやらん。テレビ業界何しとったんか、ちゅう話である。剛力彩芽やらおっさんには、非常にわかりにくい美女ちゅうことですわ。要は。

  「お」フェラ・クティ(「お」は尊敬表現です)のCD26枚+DVD1枚の超弩級ボックスセット、2週間ほど前に届いて、ぼちぼち、聴いているが、このナイジェリアのえんえんだらだらの、スルメイカ・ミュージシャンの音楽、えんえんだらだら聴いてたら、60年代半ばからの英米ロックが何をしようとしてたかが、わかってしまった。そうか、そうだったのか。

 60年代半ばからの英米ロックが青筋立てて、目を血走らせながら、或いは、「ラブアンドピース」を叫びながら、壁に向かって突進していった挙句、死者まで出したりした中(そういう意味で確かにロックは危険な音楽ではある)(しかも、この時点でロックはもう死んじゃってるわけだ)、「お」フェラ・クティ(「お」は尊敬表現です、念のため)やニューヨークサルサのファニア・オールスターズなんかは、最初から、その壁のないところから、始めちゃってるわけだ。ふん、ふん、なるほどなるほど~。
 そういう中、日本は日本で「歌謡曲」というお得意のガラパゴス化に向かい、ジャマイカはジャマイカで・・・わからん、どうやっても、まだまだ、わからんわ・・・・。「お」フェラ・クティ(しつこいようですが、「お」は尊敬表現です、他意はありません)いっぱい聴けば聴くほど、なぜか、ジャマイカの音楽、いっぱい聴きたくなる、初夏の夜。



2014年4月27日日曜日

平成26年4月27日

 なんか、スワローズが勝っても、「夢じゃ・・・夢でござる夢でござるよ」の境地。

 次のクルマはホンダの軽自動車にした。今のクルマの車検切れギリギリ納車のリミットが今日だったんで、契約までしてきた。なにも強引に値引きするつもりはなかったが、「ここで、アカン云われたら、あとはもう、ミラショコラ(ココアの間違い)しか残されてないねん」とミラショコラ連発で、営業を笑わせ、「ホンダやったら、なんやかんや云うても本田宗一郎のホンダですよって」でトドメを刺しギリギリまで、値引きしてもろうた(もちろん、向こうの想定内であろうが)。

 本来、値引き交渉ちゅうのは邪道かもしれない、でも、日本では、こういうとこが、いわば、クルマを買うことのオモシロさの一つになってしまっているのでしょうがない。

 実際、今の軽自動車はスゴい売れているらしいのだが、実際、ワシらおっさんがいざ選ぶとなると、まあ困ったこと困ったこと。

 ここまでやるか、ちゅうぐらいの燃費競争、ここまでやるか、というぐらいの装備、今度買うヤツですらベンチシートでクルーズコントロールまでついている、アメ車じゃあるまいし、とか思うワケだ。最初はアレもイランこれもイランと思っていたのであるが、メーカーのHPで見積もりごっこができるのでやりまくってたら、遂に「プッツン」来て、ええええええい、全部ついとってかまへん、とクソ高いクソ高い最上級グレードにした。10年乗れば、年間数万の差である(まあ、このロジックでいかにオレが無駄遣いしたことか・・)。

 ワゴン系はヤンキーという強い固定観念を持っているし、しかも、軽自動車といえ、今や広大な空間が用意されている。あの広大な空間をせいぜい、粗大ゴミ運ぶに便利やなあとしか思わないし(今の懸案事項の一つは、机と本棚の処分なのである)、ズボラなオレである、数年経てば、どうせ動くゴミ屋敷の様相を呈するに決っているんで、最初から買うつもりなかった。

 ワゴン系じゃない軽自動車は、ほぼ、ミラショコラはもちろん、ほぼ、若い娘さん仕様になってしまっておるか、あるいは営業車でよく見るようなヤツしか残っていない。

 ここでは熾烈な燃費合戦と若い娘さん若い奥さん向けにこれでもかこれでもかと、例えば車内に匂いの漂う香水みたいな感じのヤツの付録で勝負しとる(という感じがする・・あくまでも個人的な感想です)。実は今度のオレのクルマもそっち方面に振られており、ベンチシートや坂道発進補助装置とか見つけるたんびにケチつけたろうケチつけたろうという思いがもたげるたびに、「本田宗一郎本田宗一郎」或いは「F1で一等賞とったホンダ」「アイルトン・セナアイルトン・セナ」と言い聞かせ、商談を乗り切ったのである。

 まあ、どうであれ、大学時代の初代シティ、卒業後の二代目シティ以来になるホンダ車である。どっちもかなり大きな欠点があるにもかかわらず、オモロいオモロいクルマであった。今でも、いくつでも、いろんなエピソードを思い浮かべることができるほどだ。

 時代が時代だ、贅沢は言うまい、でも、ほんのちょびっとでもいい、ほんのちょびっとでも、当時の片鱗が今度のクルマからも感じられますように。当時の片鱗ってやつが、オレ自身に残っているかは、また別の話として。

 納車はまあ、今の車検切れの6月終わりになるだろうが、今のうちだけでも、「待ち遠しい」ことにしておく。

2014年4月12日土曜日

平成26年4月12日

 東京ヤクルトスワローズ、予定通り、小川以外ではやはり勝てん。

  プール行ったら、BGMでビートルズがかかっていて、もちろん、バチャバチャみんな泳いでいるのでかすかにしか聴こえないが、息切れを直している時、ひとり、ドレミファドンごっこした。

 不思議なことに、オレはアビーロード、LPで持っていないし、CDでも殆ど聴かないのであるが、LPでのB面、特にGolden SlumbersからCarry That Weightの流れ、Carry That WeightにYou Never Give Me Your Moneyがはさまるとこなんか、しっかり覚えており、中学生の時、友人宅聴いただけなので、やはり、若い時の記憶って凄いのね(と、思って、今、iTunesで聴こうとしたら、再生回数14も・・・。数年前、CDボックス買った時、なぜかGolden Slumbersにハマってバカみたいに聴いたこと忘れていた)。
 しかし、年とったせいか、若い時大好きだったホワイトアルバムやラバーソウルやリヴォルヴァーより、アビーロードのB面が心地よく聴けるようになった。
  でも、やっぱ、ビートルズで一番好きなのは、中学生の頃からずっと、ファースト(あえて日本盤の、と注釈をいれておく)一択、ですな。

  今週は忙しかった。ちゅうても、ゴミ出し等肉体労働であったが。粗大ゴミを布施畑へ運び、紙ゴミ(これが大量にある)をなぜかナナという道の駅に設置された市の紙ゴミ集積所まで。クルマ、ばうばう云うてましたわ。


  6月車検までに、新しいクルマ買うつもりで、そろそろ物色しとる。
 しかし、今のクルマ、どのクルマも猫も杓子も燃費燃費ばっかで買う気が失せる。
 あと、CVTCVTで、マニュアルシフトの設定すらないのが多く、驚く。
 しかも、あっても、スイフトスポーツやフィットRSとか。基本クソ高い。
 じゃ、軽自動車で、エエわと思い、あれやれこや探してみたら、最近は見積もりまでHPでできるみたいなので、やってみたら、軽自動車で軽く170万超えだ。なんか、スゴくアホらしい気がする。初代アルト47万、初代シティ68万円の精神はどこへ行ったんだろう。
 じゃ、外車は、というと、頼みのミニはモデルチェンジしたんはエエが幅が広がり、全部3ナンバーになってもた。  
 なんか、世の中に取り残された気分。まあ、この30年ほどずっと、その気分だが。

2014年4月6日日曜日

7回8回9回で13失点 で ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート(45周年記念スーパー・デラックス・エディション)

 寒い、喉が痛くなった、プール行くの休んだ・・で、これ以外、今日は他になーんもありませんでした。だから、今日はぐっすりと眠れそうで良かったです。今日は他になーんもなかったので、「神宮での試合に限って、先に10点取った方が勝ちにしたサドンデス方式がエエんとちゃうか」、とか思ったりするわけありません。先発3人中継ぎ6人抑え1人計ピッチャーあと10人欲しいとか、も思ったりするわけありません。ましてや、むしゃくしゃした気分なんか、感じるわけがありません。



 音楽ネタ(昨年10月から聴いた音楽、だいぶ感想たまっているんで、無理矢理にでも書いとこと思う)

 
ホワイト・ライト-ホワイト・ヒート-45周年記念スーパー・デラックス・エディション-ヴェルヴェット・アンダーグラウンド


 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのセカンドのスーパー・デラックス・エディション

ホワイト・ライト-ホワイト・ヒート-45周年記念スーパー・デラックス・エディション-ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

 ルー・リードが亡くなってずいぶんになる。

 昨年末、「ええぃ!香典がわりじゃい!」とHMV(CD、最近は買い方によっては、Amazonで買うより安いことが多い)で、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファーストとセカンドの「スーパー・デラックス・エディション」を買った。

 ファーストは6枚もCD入っているが、Nicoのアルバムやらが混ざっているし、そもそも、デラックス・エディション持っているし、そいでも、残り3枚のセッションやリハーサルと1966年のValleydale Ballroomで行われたライブが、入っているから、まあ。

 問題はサード。1968年発表。世界史的にも若者にも象徴的な「年」である。

 オレは唯一、苦手なアルバムであった。
 その原因は、「シスター・レイ」ちゅうクソ長い曲が入っているからだ。
 17分超えだぜ。
 ヴォーカルも入っているが何いうとるか、ワカラン。
 初めて聴いた(数十年前)時ですら、途中でヤンピして、以来この曲よけてアルバム聴いていた。
 自慢じゃないが、人生、まだ、シスター・レイ、一度も最初から最後まで聴いたことなかったのであーる。


 あとルー・リードの歌詞というのは、リサやらキャロラインや出てくるが、フツーに「女」と思ったらアカンわけで、マツコ・デラックスやミッツ・マングローブみたいな方々のことで、つまり、人称代名詞三人称女性単数主格であるとこの「SHE」自体、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌詞の中では、女とは限らず、かと云って男とも限らない(両刀使い、というのも世の中にはおることを忘れたらアカン)ワケで油断できんのであーる。シスター・レイちゅうて「サウンド・オブ・ミュージック」に出てくるような修道女のレイねえさんと、思ったらえらいことになる。

 「シスター・レイ」の訳詞(、http://barcarolle2009.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/sister-ray-5111.html)みると、案の定、エゲツないエゲツない世界を描いとるわけで、ともすれば、牛を引いて善光寺参りしかねないような善男善女の典型であるオレとしては、はなはだ、目をそむけなアカン世界なのだ。

 そんな世界のどーだっていいこと、胸くそ悪くなることをえんえんと、殆どノイズにしか聴こえないくぐもった音の洪水の中、17分以上もやられたら、聴く方は迷惑この上ないわけである。

 変な話、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは最初、「ソフトロック」として聴いた。ファーストの「日曜日の朝」「Femme Fatale」なんかは、もう、下手すれば、ボサノバアレンジされて、オシャレな女性歌手が洒落たジャズクラブでピアノ演奏で歌っていてもおかしくない。「日曜日の朝」もミレニアムの「5AM」も聴いて同じの気持ちよさじゃ、と思っていたし、今も思っている。
 
 ちゅうわけで、以来ずーっっっっっっと、敬遠していたワケである。つまり、シスター・レイが始まったら飛ばして他の曲(まあ、このアルバムにはほとんどこの手の曲ばっかだが、そいでも、17分もない)聴いてたワケだ。

 さて、このスーパー・デラックス・エディションの3枚目、Live at the Gymnasiumというライブ音源がオマケについているが、これのシスター・レイはエエ。心底、エエと思った。
 
 気持ちいい。
 それよりもなによりも、19分少々退屈せずに聴くことがでけた。
 
 だって、12月末に買って、もう9回も聴いているんだぜ。それが何よりもの証拠。
 約7,500円(昨年末HMVでの価格)の元は取れたと思った(今、Amazon価格ではこの3枚組約一万円だと、高すぎる)。数十年、聴けなかった曲を聴けるようになったんだから(もちろん、無意味極まりないが、そいでも・・)

 まあ、ダブばっか聴いてたおかげ、と思った。

 そいだけ。
 このスーパー・デラックス・エディションの感想は。
 以上。
 (我ながら、昨日分と同様、ワケのわからん感想文だが、こういうのでも書いていかないと、勘が戻ってこないのであーる)

 あと、The Gift はまだアカン。

2014年4月5日土曜日

19安打打てば楽して勝てる筈なんだけど

 東京ヤクルトスワローズ、勝つには勝ったが、フツーの敗戦の少なくとも4倍は疲れた勝利であった。最終回のカーペンター、1点に抑えたのは、100%運だけだぜ。  

 ジャッキー・吉川とブルーコメッツの問題作「G.S.R」。1,971年。
 グループサウンズ(GS)の有名曲をのカヴァー集なのだが、音が凄い。
 これぞ、ポスト・GSであり、メタ・GSである。そして、もっとスゴいことに、(当時の)ロックのパロディにもなっている。
 カヴァー集なんで、どの曲の歌詞にもメッセージなど見当たらないが、このアルバムほど、その音から、メッセージをビンビン感じたアルバムは無かった。
 そのメッセージを関西弁でオレなりに解題すると、「あんたらが崇拝してる欧米のロックの音なんか、ワシらが出そうと思えばすぐ出せる、その程度のもんやんけ」となる。
 当時、このアルバムが黙殺に近い扱いを受けたのは、不幸だと思う。ジャッキー・吉川とブルーコメッツにとって不幸なんでなく、ワシら聴き手にとって不幸なことだったんである。
 1971年、まさに時代の分岐点。
 
 

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