橋下徹・大阪市長が市役所内に入居する職員労組に事務所の退去を求めている問題で、市労働組合連合会(市労連)など5団体は、3月中に一時退去することを決めた。市から不法占拠で提訴されることを避けるため。市労連は「退去通告は労働者の団結権の侵害」とし、今後、大阪府労働委員会に救済を申し立てて入居の正当性を主張する。他の町の話だ、こんなのどーだっていい。
[From 大阪市労連、庁舎一時退去…来月中に : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)]
けど、情けない。情けなさすぎる。
ネットは上だけだが、 朝日の29日朝刊(13版)では 「一時退去はあくまで自主的判断。弾圧に徹底抗戦し、再び市庁舎内に事務所を構えたい」との市労連幹部のコトバが紹介されていた。
・・・あまりにも情けない。
シリアの連中に聴かしてやりたい。
今まで、猶予されてた家賃払うか、払いたくなかったら、出ろ、と自分たちの気に食わない市長に、いわれることが「弾圧」、「大阪府労働委員会に救済を申し立」てること、つまり、他人に言いつけることが「徹底抗戦」となるのだろう。レーニン廟からレーニン生き返ってきて夢枕に立つぞ。
オレは10年年上の団塊の世代の方々がメチャクチャやってくれた影響で、左翼もサヨクも大嫌いだが、フランス革命から、ホンマに体制から「弾圧」され、それでもなお、命がけで「徹底抗戦」し、なおかつ、亡くなっていた数多の人々に心から同情する。
お口直しというか、お心直しに、英国はノッティングヒル(1950年代ジャマイカ系移民による大規模な暴動があった)、そこの出身のASWADのNewChapter(1981)聴く。
ASWADがまだゴリゴリのラスタファーリズムに影響されていた頃のヤツだ。でも、音の気持ちよさは、もうなんちゅうたらいいのか。
CD持っていなかったので買ったら、このアルバムで「アフリカン・チルドレン」並んで、いやそれ以上にオレが好きな、「Ways Of The Lord 」の12インチ用ロングバージョンとそのダブが入っていて、めっちゃ得した気分。 かなりシビアな内容の歌詞をかなり景気よく(上の大阪市のエピソードはあまりにしみったれ過ぎている)聴かせてくれる。
Aswadも90年代、開き直って、世界的なヒットを飛ばすようになるのだが(「Don't Turn Around」や「On And On」も大好き)、この頃だって、根つめた曲がある一方、どうしようもなく美しく気持ちエエ曲もたくさんあるんであーる。
アスワドで一番好きな「It's Not Our Wish」(「Show Case」入っているヤツ)聴こうっと。
"It's not our wish that we should fight but it's our wish that we should be free, equal rights stands for all, equal rights that's all we want"だぜ!!