2012年2月3日金曜日

13thFloorElevatorsの「Monkey Island」

まあ、しかし、香山リカ問題だが。

「革命」を正々堂々と謳う大阪市長、本来ならばそういう人間を輩出すべき「革新勢力」「サヨク」が、自分の気に食わない性格で自分らの主張に合わないと見るや、今の大阪市長の程度の低いあら探しと的外れな問題点指摘、ムードだけでの拒否など足引っ張るだけしかできないことは、恥を知るべきだろう。橋下徹のやり方が気に食わないなら、橋下徹よりスゴい政治家を出せばいいだけのことに気がついてもいない。
いつから、こういう体たらくになってしまったのか?
速度が問題なのだ。




今年は、ちゃんと斎戒沐浴正座して、70年代ロックとストーンズ聴くねん、そやから、60年代の音は、聴いたらあかん、聴いたらアカンあかん、と思いつつ、つい、13thFloorElevatorsの「Monkey Island」聴いてしまうと、もう、やはり予想どおりあかんことになってしもうて、60年代末期特有のだらしない音聴いていると、もう、どっぷり。

寅さん曰くところの「 角は一流のデパートは. 赤木屋、黒木屋、 白木屋さんで. 紅、白粉つけたお姉さんから. 下さい、頂戴でいただきますと. 五百が六百下らない」のが、(マーク・ボラン没落、パンク出現前の)70年代ロック、ちゅう感じ。

その点、13thFloorElevatorsは、ほんま、そこいらの路上で、オッサンが胡散臭さを振りまきながら、ゴザに並べて、一山なんぼで、売っている感じ。まあ、そういう音楽を英訳すると、「ガレージサウンド」となるわけだが。
この年になっても、尚こうした音に希求してしまうんは、タンバリン以外楽器が弾けない、半オクターブしか声が出ない人間の宿命だろうか? 

上のアルバム10曲目に入っている「Monkey Island」にハマってしもうて、リピートにして流しっぱなし・・・という体たらくだ。

ジェファーソン・エアプレーンがグレース・リックのあの張りのあるド演歌ヴォイスでやれば今頃「ロック名曲百選」に入りそうな曲調(そういえば、ジェファーソンのGreasyHeartに似ている気がする)ながら、13thFloorElevatorsといえば、あの壺のひょこひょこ音を、それこそ、最初から最後まで、ひょこひょこ言わし何もかも台なしにしながら、やる気100%だけど根性0%のヴォーカルが高音出そうと無理しているうちに、やけくそになっていき、しまいめには、サルの鳴き声出し始めるとこなんか、実にエエ。


( ↓13thFloorElevatorsの1stでのひょこひょこ音の秘密)



前アップしそこなった分↓にアップしといたから。

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