2018年8月4日土曜日

8月3日

 ひさびさに小学校からの友人と食事。地元出身だけど、今は宝塚に住んでいなさる。

 JR須磨で待ち合わせ、ちょっと待たされたのですが、そこは須磨駅、駅構内そこぞかしこに水着のねえちゃんうろちょろしとるし、電車が来るたんびに、改札口からどっとおねえちゃんが吐き出されきます。

 今からちょっと慎重に慎重に書きますが、この場合、ぜったいにルックスの方に眼をむけてはなりません。これはオレがガキの頃からの「経験則」と思っていただくと、よろしいかと。その点さえ留意していただくと、待ち時間の疲労度が軽減されるのみならず、明日への活力まで湧いてきたりすることもあります。あと、「ガン見」はあきまへん。がっつく必要はありません。すぐに飽きます。もう大量に現れるので、なるべく、目の焦点を遠くに、そして視野は広く、ゆったりとした感じで(なんか、書いてて、虚無になりました、オレは何をしてたのだろう?)。

 で、駅の浜側のハンバーガーショップは、水着の方々が多く、仕事帰りの某氏を連れて行こうもんなら、三宮や梅田にあるような特殊なコンセプトのお店と勘違いなされると、困るので、そのまま、浜を千守川まで歩いて、しょぼいけど今の浜の雰囲気を堪能していただいたあと、国道沿いボナールカフェ。

 かつてはこの町にはこうした造りの建物が主流だったのですが、同じ造りは今やこの店ぐらいしか、残っていません。
 風情のあるお店、趣味に対してちゃんとしてるマスター、そしてその方が選んでくれる音楽を聴きながら、ここまでの浜の喧騒をすっかり忘れ、大声でバカ話エロ話をして笑い転げる・・なんという幸せなことでしょう。

 その後、ちょっと、迷ったあげく、クルマはやんぴして(眼が疲れるとしんどいので)、新長田まで電車で行って、「わかまつ」で、神戸牛(ちゃんと「証」付き、国産A5より高い)の焼き肉を喰いました。
 今日はありませんでしたが、以前、ここで、焼き肉として「特上特選ヒレ(名称は違うかも)」喰って、「麤皮」での記憶がごっそり消えました。
 焼き肉なので、自分で焼き加減好きにできるので、うまいことすれば、文字どおり「口の中でとろける」あの感触が味わえます。咀嚼する必要がない。霜降りの霜の部分の脂が口の温度で溶け、ぱーっと、広がり、(この脂はからだにエエ脂でっせ、デブになりまへんでぇ)のメッセージを脳内に送り込みながら、「あんたそれでも筋肉やったんか」、というツッコミを入れたくなるほど柔らかく、細かく別れていく肉の部分と共に食道を伝っていく・・・。

     二人であとあれやこれや頼んで、シメに冷麺(しもた!政治的理由で冷麺断ちしてたのだった!!)しかも、氏はかなりアルコール頼んで、二人で15,000円弱ですわ。
 しかも、しかも、持ってきてくれるおねえちゃんがすげーかわいい。

 須磨駅改札前であえてストイックにした「ルックス」欲求ですが、神戸という町はおそろしい町で、フツーのそこいらのコンビニ、王将、ハンバーガーショップ、カフェ、喫茶店、100均、居酒屋そして焼肉屋で、「なんでこんなとこにいるの?」という具合に「かわいい子」が土着しています。

 そしてそして、ですよ、いわゆる夜の街、そうした特性が最も有利に働くであろう職場には、なぜか・・・という噂です。ただ、アルコール飲まないことにした今のオレにそれを確かめる術はありません。  

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