2016年1月3日日曜日

平成28年1月3日

あけましておめでとうございます。駅伝、青山学院大学、最強。

  元日は、奈良の葛城まで、一言主(ひとことぬし)神社へ初詣に行ってきた。
 神戸から2時間弱、走行距離100キロなかった。ただ、元日の道が空いた状態で、フツーの日だと、とても大阪の渋滞を乗り越える勇気がない。

 閑散としているかと思ったら、クルマでいっぱい、参殿も、列ができてた。まあ、クルマでいっぱいとは云え、停められないほどではなく、列ができているといっても、1分もかからず、お詣りできた程度。

 なにせ、「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神。葛城の一言主の大神なり」と、雄略天皇にバシッと言い放った神様で、カッコええなあ、と思っていたのだ。おそらく、日本最初のいわゆる「捨て台詞」を放った神様だ(で、Wikipedia見たら、後に役行者にこき使われていたりする・・・)。  

 最初の鳥居抜けてすぐ、古井戸みたいなとこに、「蜘蛛塚」ってあり、蜘蛛が大量発生したのかな?と思っていたら、帰って調べたら、日本書紀に出てくる「土蜘蛛」の塚だったり、する。「土蜘蛛」って、虫の蜘蛛じゃなく、葛城あたりに住んでいた原住民、人間です。出雲族や熊襲とか一緒で、いづも、と呼ばず、いづ-くも、と読めるし、くまそだって、くもそ、かもしれん。「クモ」あるいは「クマ」という言葉そのものが、大和朝廷に敵対する連中のことをあらわす言葉かもしれん。どうせ、どっかに載っているんだろうけど。熊野は?

 大和朝廷ができるかできないかあたりの神様だから、神戸や京都の神社と違って、いろんな、いわく、があって、おもしろい。

 初詣だったので、まわりを探検したりすることなく、千早赤阪村方面へ抜けて、楠木正成公の生誕の地があったので、お詣り・・お参りか?しといた。神戸の湊川神社の混雑とは逆に、誰もいなかった。


 帰り大阪府の渋滞に巻き込まれる。
 ま、一言主神さんにお願いしといたから、今年は、Twitterとかいろんなコメントが上手くなるでしょう。
 

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