2015年12月23日水曜日

2015年12月23日 青春挽歌 日活

 影浦由佳さん、昨日のゲーム「ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部」声優オーディション2につづいて、今日、「レインボータウンFM パーソナリティ争奪オーディション 第6期」の予選3位で、通過されました。よかったよかった。マジェバラ、また、行こうっと。

 
 このごろ、テンション上がってるんで、ずっと書かなあかん書かなあかんと思っていた、チャンネルNecoの日活映画の感想文、今日は書けた。
 
 「映画・チャンネルNECOオンデマンド 日活映画月額見放題」、月540円である。20本、観ることができる。毎月、5本ぐらい入れ替わりがあるみたい。CS放送でやった分の配信版(数ヶ月のタイムラグはあると思う)かな。 
 画質は、いい。 
 
 おすすめしたいのは、やまやまなのだが、石原裕次郎vs三國連太郎の名作「鷲と鷹」、或いは、この前の「恋のつむじ風」とか誰が見ても、まあ、楽しめる作品もあるのだが、逆に、渡り鳥シリーズや、赤毛圭一郎の一連の作品、鈴木清順監督のもん、を知ってた方が、よりおもしろく観ることができる作品も多い。

 上の世代が大事にしないで、そこいらに置き去りにしているもんを、彼らから掠め取って、こっちに引きずりこんでやろう、というオレのような人間は別として、まあ、つまらない、と・・自信を持って断言するところだけど、今年の大河観ていると、その自信が揺らぐ、今日このごろ。

 「青春挽歌」。モノクロ。日活 監督井上梅次公開年月日:1959/8/30

 長門裕之が主人公、神戸の高校へ若い教師として赴任してくる。でも、その高校は進学校で勉強一本のガリ勉高、体育の授業サボることも黙認されているし、部活動も学校集会や修学旅行までない。そんな学校の方針にウンザリしている数人の不良グループがいる。そいつらと最初は反目しつつ、なんらかのきっかけで、仲良くなって、今度は、一緒になって、学校の方針を変えさせるというお話。かつては、やはり主人公同様、学校を改革しようとしたけど、挫折して、意欲をすっかりなくした体育教師に大坂志郎。
 
 赴任先の教師に、浅丘ルリ子、不良グループ紅一点に清水まゆみ。長門裕之の下宿先、そのアパートの向かいに、やがて、実生活で結婚する南田洋子が二号(お妾さんですな)でいる。

 なぜか、長門裕之がモテモテで、南田洋子には夜這いをかけられるわ、清水まゆみには、キスされたりするわ、だが、手を出すことなく、最終的に浅丘ルリ子と結ばれる。

 特に、南田洋子の何度にもわたる、艶めかしい誘惑をはねつける「純情さ」こそが、日活である(誘惑に乗りまくる「狂った果実」で日本全土にわたる反対運動が起きたからしょうがない)。

 あと、フツーのアクションだと、悪役する俳優が、もちろん、理事長や校長やっているので、これも、みどころ。校長役の西村晃(二代目水戸黄門)セコさ、そして、そして、この高校の諸悪の根源、理事長代理が安倍徹。出てくるだけの極悪感。この配役!いいねいいね~イイネ。

   ・・・程度で、いいと思っていた。「青春挽歌」。でも、終われなかった。


  ・ 赴任先の高校が、神戸にある高校であること
 ・ よって、神戸ロケ満載
 この映画の舞台、神戸なのである。もちろん、1962年の、神戸ではあるが。

   ・ オープニングは、でかいプールなのだが、これ、今もある王子公園のプール。

 ・ 大乱闘おこす神社が湊神社(ただ、位置的におかしな感じがする)

 ・ 前の校長が住んでいるところが、廃墟ブーム生んだ、あの摩耶山荘付近。

 極めつけが、神戸市須磨区にあった、藤田ガーデン!!!
 それの営業中のシーンがバッチリでている。

 藤田男爵の元別荘をそのまま、開放し、なんというのか、海水浴客のリッチ層狙って「海の家」の、ちょっとイイとこ狙ったけど、1973年あたりには閉まった。
 その後、伝説によると、廃墟となった藤田ガーデンに、女子にモテないけど、けっこうイイヤツ、でも、やっぱりバカな高校生グループが、毎週のように、深夜、忍び込み、花火したり、廃墟をより廃墟にしたり、深夜バーベーキューとかしていたらしいが、オレは詳しいことは知らん。バカはどの時代もいるもんである。関わり合いたくありません。

 オレは、営業中行ったことないが、プールがあったことははっきり何故か記憶している。

 
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藤田ガーデンに向っているのに、なぜか、舞子の六角堂(移情閣)を西へ
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藤田ガーデン!!! リアルに営業中。
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ハワイアンやってたらしい。このハワイアンバンド、なんと早稲田から、はるばるやってきていたらしい。



 時間にして数分なのだが、おそらく、タイアップなので(藤田ガーデンで、安倍徹と話す必然性あまりない)、いろんな施設が映っている。須磨の海が見渡せる場所で長門裕之と安倍徹が会談しているとこ、好きなのだが、スクショ撮り忘れた。

 5分ぐらいで書くところが、映画また観返したり、スクショ撮ったりで、休日の数時間かかってしまった。
 そいで、読み返したら、内容、まったくの0・・・。映画ファンの方申し訳ない。



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