2011年12月28日水曜日

十二月二十九日

IMG_0056 by upsett2
IMG_0056, a photo by upsett2 on Flickr.
久々に、旧友だるまとんろう氏(大昔のハンドルネームだがしゃあない)とクルマでバカ走り。休日高速道路乗り放題1000円がやんぴになって以来、単なる元のボッタクリ道路に戻った本四架橋を渡り、鳴門で降り、フツーの道をえんえんと高松方面へ。

アホウなことをスケベという最良のソースで処理しながらぐだぐだ喋るのは楽しい。空いた道路、それも、海岸側でも暗闇で何も見えない道路、スピード上げて好き勝手走っても、まあ、問題ないような道路を、たらたら走るのも、久しぶり。

そいで、空腹が増したタイミングで、道路脇の定食系のお店があり、ほぼ本能のおもむくまま、フツーに入って、フツーの定食を食い、それが、めちゃくちゃとまでもいかなくとも、そこそこ美味く、しかも、神戸ではすでに高級食材になってしまったサザエの造りがメニューにあったりして、もちろん、それを喰ってみて、サザエサザエしたサザエだったりすると、嬉しがることではないとわかっていても、そのことが、ホンマに嬉しいと、ホンマ、人生というのは、いったい、なんだろうかと思ってしまう。

その旧友にアイドリング!!!を説明するとき、アイドル界をセ・リーグに例え、AKBなんちゃらを讀賣とするなら、アイドリング!!!はまさに東京ヤクルトスワローズそのものである、という「たとえ」でうまく説明できた。歌やダンスというホンマの実力、何にでも真正面からぶつかっていこうという力(今季の東京ヤクルトスワローズは力をだしきってしまって、終盤力尽きてしまったが)は、「讀賣」の比ではないのである。

帰り寄った、宝塚のファミレスで、どーだっていいネタを巡って、マシンガントークの応酬でバカ議論し、脳みそを振り絞った快感にひたる。高校時代は一山なんぼでおった、こうしたことに付き合ってくれる友人も、ホンマに少なくなってしまったものである。
ちゅうことで、自宅へ帰ってきた今のオレは、まさにジャックスの「からっぽの世界」状態。そう、あの歌は、ネガティブな歌ではなく、むしろ、非常にポジティブな歌なのだ。

12月28日

フジテレビオンデマンドに月額1050円で加入し、せっかく楽しみにしていた、アイドリング!!!7号谷澤恵里香、8号フォンチー卒業ライブだが、60分のCSで放送されたヤツだけで、その後は当然カットされていて、がっかり。てっきり、ライブ全部オンデマンドでやってくれると思ったのだが。フォンチーと三宅ひとみの残ったオリジナル・ギザギザアイドリングメンバーでの「Na・Ga・Ra」だけは、聴きたかった・・。
stereo (ステレオ) 2012年 1月号 [雑誌]

 2,800円と高価だが、付録に、デジタルアンプちゅうのがついとったので、つい・・。
アンプといっても、所詮、付録、最大出力5W×2で、あんましたいしたことない、と思っていたら・・・。
まず、出力だが、ヴォリューム最大などしようもなら、隣近所から確実に文句がでる勢い、いつも、聴く程度の音量にしてみると、ああ、情けなや、12時をヴォリューム最低の0としたら、2時ぐらいで、いつも聴いている音量に達してしもた。
どうせ、音なんぞ、出りゃいいやと考えていたが、2時間ほど今聴いているが、元のアンプに戻す気が起きないぐらい、聞き疲れしないし、フツーに音楽に集中できる。まあ、アンプ変えたことがある方はわかると思うが、新しいアンプ変えて、不自然なこともなく、音も、良くなったと思っても、2時間も聴いていると、疲れてくるわけである。
もちろん、雑誌のオマケなので、基板むきだし、申し訳程度にホコリ避けのペナペナの透明プラスチックがついているが、そんなもん、つける気がしない。
で、基板むきだしのまま、使ってみるつもり。
もちろん、万能ではないことはわかるんで、ど低音が命のジャマイカの音は試していない。

2011年12月27日火曜日

I slide

小泉瑠美あらため長谷川瑠美。めちゃくちゃ嬉しい、いや興奮する、いやいや、素直に喜んどきたい。2012年に興味がわいてきた。
ところで、大王製紙さん、あと100億、使途不明金作るつもりないだろうか?、100億あれば、ぎりぎりハリウッドで彼女主演の映画作れるのだが・・映画がヒットしたら1000億単位で儲かるのだが・・・とアホな妄想をつい抱く今日この頃。

ようやっと、フジテレビのオンデマンド、アイドリング!!!のやつ、申し込む。7号谷澤恵里香、8号フォンチーの卒業ライブ(CS放送後、フォンチーと三宅ひとみの二人のオリジナル・ギザギザアイドリングで、「Na・Ga・Ra」やったらしい)を観たいが故なのだが、オンデマンドにのせてくれるか、どうか、ようワカラン。

年末。寒くなってきたと思ったら、気温もさることながら、心も寒い。なんでか、とよくよく考えてみると、11月末に市民税と県民税を納入したことに気がついた。まあ、金がない。

ほそぼそと納税のため貯めてきたお金を、一気に納税した後というのは(何億も納税したかという誤解を与えるとアカンので、ちなみに。何万円単位です)、何も難しい本を読まんでも、鴨長明に匹敵する虚脱感から始まり、太宰治に匹敵する空白感、カフカに匹敵する不条理感を経て、やがてはカミュの虚無へと成長する過程が実感できる、人生でも貴重な期間であるが、今年は、家の前の市道のバリアフリー化の大工事、終わりに近づき、舗石も新品、桜も若木を植えてもらい、車道も、舗装したて、という状態で、家の近所、キレイになって、快適である。で、「・・・今年納めた税金の元は取れたんではないだろうか?」があり、毎年のように、やがて、「虚無」から「ニヒリズム」へと成長し、政治全般への罵り、呪い等の意識が湧いて来なかった。
大阪とは云え、橋下市長誕生したことだし。特定の団体に属した「市民」や「労働者」のためだけに、フツーの人が納める税金がじゃかすか使われる状態は、どんどん改善されるようになっていくだろう(ほんま、納税した後の気分ちゅうたら、一万円札にGPSつけて、どこをどう使われるか、追跡したい気分なのだ)。

さて、昭和歌謡を聴いて音楽感想文を書くというのが、このブログのテーマなのだが、デヴィッド・ボウイ、アリス・クーパーと来たところで、「毛唐の昭和歌謡」訳して「グラム・ロック」がらみで、T.Rex聴いているのだが、ナックルやひん曲がったカーブやら魔球ばっか投げ込んでくるんで困る。全部のアルバム聴いたろ、と思ってたが、「スライダー(曲の方)」で止まってしまう。歌詞見てもあいかわらずなんのこと言うているか、さっぱりわからんのだが、「悲しい時は、スライドしたるねん」(And when I'm sad I slide )ちゅうとこ、なんとなく、わかったようになって、オレも「I Slide」したくなってしまうから、マーク・ボランちゅうのは!!(しかし、I Slideって実際どういう意味なのだろう)

2011年12月21日水曜日

ありまでばい、そしてにしあざぶへ

つば九郎がマスコット初の年俸大台1万円/主要ニュース速報/デイリースポーツonline

つば九郎がマスコット初の年俸大台1万円/主要ニュース速報/デイリースポーツonline: " ヤクルトのマスコット・つば九郎が21日、東京都内の球団事務所で契約更改を行い、昨年の「ヤクルト飲み放題+年俸8960円」から「ヤクルト、タフマン飲み放題+年俸1万円」でサインした。年俸1万円越えは、プロ野球マスコット史上初の快挙。  ヤクルトの衣笠社長は「都内でファンを増やしてもらったので年俸アップを認めます」と貢献度を評価。つば九郎は筆談で「ありまでばい、そしてにしあざぶへ」と取材に応じた。そして来季の目標を聞かれると「まずはゆうしょう!いいおよめさんをもらうこと」とコメントした。 "

(Via .)

2011年12月19日月曜日

「上杉謙信の夢と野望」読書感想文

上杉謙信の夢と野望 (歴史新書y)

久しぶりに読書感想文。
読んでホッとした。タイトル通りの内容であった。これがアタリマエじゃなくなっているから、世の中、怖ろしい。
以前、「新書」の歴史もん、楠木正成なんちゃら、というのタイトルに惹かれ、読んだら、戦前の教科書批判つらつら、ある「思想」にハマっている方が、いかにも書きそうなことをいかにも書いてあったので、うんざりしつつも読み続け、ようやっと、楠木正成公の歴史が始まるかと思ったら、九州の名も知らん「悪党」のことをつらつら書いてあって(論文みたいだった)、結局、「戦前の教育はいかに皇国史観に支配されていたか」というのを、もう一つの凝り固まった「史観」からつらつら批判してあっただけ、というタイトルと内容が違う、ひどいのがあって、以来、タイトルだけで手を出さないようにしていた。

上杉謙信、名前は知っているが、実際、ほんまのとこ、何をしたか、何をしたかったのか、というのはわかりにくい。大きな流れ、ちゅうのは、せめて、知っておきたい。
特にオレのように、ゲーム「信長の野望」で鬼のように強い上杉謙信の軍にこっぴどくヤラレているから、印象に残っている程度、あと付け加えるなら、新田次郎の「武田信玄」とかの他の武将を主人公とした小説や過去もろもろの大河ドラマの中の登場人物としての「上杉謙信」としての印象ぐらいしかない。「天と地と」を読んでいないのは、致命的である。

織田信長に凝った時、あれやこれや読んでみた結果、だいたい、戦国時代のたとえ有名な武将でも、学会で決められる「史実」はともかく、「事実」はほんまのとこ、絶対わからないのが、結論であった。
 まあ、下のような、理由による。

・ほとんど、リアルタイムの史料が残っていない
・江戸時代の軍記物は、アテにならないのだが、かなり人口に膾炙してしまっているため、何度も引用されまくった結果、「史実」かのように誤解されている
・同じく、先祖のことを書いた「家譜」の類もアテにならない(そりゃ、ご先祖様の都合の悪いことは端折ったりするわなぁ)
・ かてて加えて、マルクス史観やら憲法9条史観とかで、それらに都合の良い解釈が加えようもんなら、読んでるコッチはワケがわからなくなる
 
ちゅうことだ。

 そういう状況の中、この本の著者は、なるべく信用のおける史料を元にある程度の考察や推論を加えながら、フツーに上杉謙信の一生をフツーに記す、というホンマは一番しんどい作業をやってくれている。

 上杉謙信の人生、あれやこれや書くとエラいことになるので、オレが特にオモロイと思った点だけあげるが、この本は、上杉謙信が終始、「室町幕府」の権威回復によって、戦国時代を終わらせようとしてたのではないか、といいう考えに拠っている。その考えで、関東管領になり、室町将軍派の関東武士を結集し、十五万の兵で、北条氏康の小田原城攻めたことや、ど戦国時代のまっただ中、5000の兵を率い、越後から上洛を果たす、という、どちらも一戦国大名に取りあまりにも負担が大きすぎ行為をあえて行ったか、説明できるのである。上洛しても、当時京を実質支配してた三好長慶=松永弾正久秀らと一戦交えるではなく、小田原城攻めは完全な失敗。また、越後から上杉謙信がおらんようになると、武田信玄があれやこれや活動し始めて、邪魔をする、ちゅうわけだ・・・・ホンマ、ナンギやなぁ。そのありさまを見ていたか見ていなかったか、織田信長は、将軍に利用されるのはなく、「道具」として、利用し、使い物ならなくなったらあっさり捨てて、天下統一をはかっていくのである。

 ということで、オレのようにゲーム「信長の野望」で上杉謙信を好きになったような人間にとり、この本は、オススメである。

 上杉謙信のある程度の知識を得ることができたので、これで、「天と地と」もオモシロく読めるというものである。

2011年12月17日土曜日

12月17日

 元アイドリング!!!2号小泉瑠美の遅れてきたファンなので、オレが今のアイドリング!!!に、どーのこーの云う資格などありはしない。
ファンとしては、周回遅れも、ええとこである。5周年迎えたグループの4年前ぐらいの映像観て笑っているのが今のオレである。
しかし、下のニュースに接した時は絶句までしてしまった。
なんなんだなんなんだなんなん?、この気持は???


谷澤恵里香、フォンチーがアイドリング!!!卒業 - 芸能 - SANSPO.COM: " アイドルユニット、アイドリング!!!の1期生、7号の谷澤恵里香(21)と8号のフォンチー(20)が今年の12月末で同グループを卒業することが分かった"

アイドリング!!! - フジテレビ: "アイドリング!!!より重要なお知らせ この度、アイドリング!!!の1期生である7号 谷澤恵里香・8号 フォンチーが、本年12月末をもちましてアイドリング!!!を卒業することとなりました。 二人は『アイドリング!!!』のスタート以来、1期生としてグループの中心となり活躍を続けてまいりましたが、タレントとしてさらなる飛躍と次なるステップに進むためにアイドリング!!!から卒業をしたいとの本人からの強い申し出がありました。 今後は一タレントとして芸能活動を続けていく二人に、引き続き皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 この二人をいままで応援していただいたファンの皆様への感謝の気持ちを込めて、12月23日(祝)に卒業記念ライブを開催する運びとなりました。つきましては、800名のファンの皆様を無料でご招待させていただきます。ご希望の方は当サイト内、番組観覧募集フォームよりご応募ください。 ※応募者多数の場合は抽選となります。 "


あの伝説となった「ズミドリング」のように、 ぜひとも「パイドリング」と「チードリング」(という名前になるのか、今のファンじゃないのでようわからん)やって欲しい。
いまだに、主に一期生時代のDVDばっか観ているオレですら、谷澤恵里香とフォンチー(いや、一期生ほかのメンバーの誰でも)に関し、下手すりゃ、思い入れたっぷりに何か書くことができることに気がついた。すっかり、二人を「理解している」気になっている。ほんま、不思議なアイドルグループである。なんかしらんが、二人のなんの飾りもついていない素の部分が、「輝いた」瞬間を知った気になっているから、周回遅れのファンというのは、我ながら、怖い。

2011年12月8日木曜日

アリス・クーパーを聴いたりして・・


エイティーン(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)



キラー(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)



スクールズ・アウト(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)


ビリオン・ダラー・ベイビーズ(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)



マッスル・オブ・ラヴ(愛の筋肉)(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)
 

アリス・クーパー、アマゾンで検索したら、上の紙ジャケット仕様が出てきたが、どれも、3000円以上する。うーん、日本の小中学生には手が出ないんとちゃうか。
ちゅうことで、今、アリス・クーパー、聴いている(オレのは全部1000円以下の輸入CD)が、ほんま、スカっとしますわ。お前の感性がおかしい、と言われればそれまでだが、なんの先入観無しで聴いて、心底スカっとできる「ロック」が実は、ホンマに少ないのですよ。

今、Love It To Death(エイティーン)、Killer、School's Outと手持ちの3枚のアルバムから、聴いているのだが、アリス・クーパーのエエトコは、必ず、スカっとできる、「フツーのロック」が入っているところである。単純明快。音量上げれば、すこぶる気持ちええ。もちろん、ややこしそうな曲もあるが、他のアーティストと異なり、そんな曲飛ばして、おいしいとこ取りしても、なんら、罪悪感を持たないでいい。これがT.Rexやデヴィッド・ボウイだとそうはいかない。後を引く。

アリス・クーパーの上のアルバムには、ホンマ、「フツーのロック」が必ず、入っとる。70年代初頭、ほんま、「フツーのロック」聴きたくて苦労したもんなのだ。上の5枚は、その71〜74年に発表されたもの。リアルタイムん時は、オドロオドロしいイメージにビビって、手を出せなかったが、後年聴いて、「フツーのロック」ぶりに地団駄踏んで悔しがったものである。

単純に「I'm Eigteen」(エイティーン)、「School’s Out」(スクールズアウト)、「Under My Wheels」「Yeah, Yeah, Yeah」「Be My Lover」(これら3曲はキラー)とか。今日は集中的に聴いている。あらためて、ほんま、歌詞もティーンエイジャー向けに徹しており、というか、「中学生」そのものであり、何故か、ホッとする。

そいで、「Be My Lover」のギターのイントロ、小泉瑠美のアイドリング!!!加入前いた「No Kiss」の「BIRTHDAY KISS」のイントロとそっくりということを確認した。「BIRTHDAY KISS」のイントロ、どっかで聴いたことあると思ってたんだ。で、突然今頃、あらためて「ロック」聴きたくなったのは、アイドリング!!!ばっか聴いていた影響じゃないか、と気がつく。

アリス・クーパー、Youtubeで検索したら、さっそく、大蛇を首に巻いた動画が出てきて、なぜか、すごく安心した。偉大なアメリカの永遠の「中坊」、アリス・クーパー。


2011年12月6日火曜日

I heard the news today oh boy

 フェラーリーがボコボコなってた・・・。  ・・・・ロック久々にアルバムいっぱい買ったんで、感想文書きまくろうと思っていたのだ。


Young Americans (W/Dvd) (Spec)


 今週はルックス的にオレと似ているという噂があるとかないとか、の、デヴィッド・ボウイにしようと思ったのだが、昨日は、いちおう、なんとかなったが、今日、1975年「Young American」聴き始めたのは、ええが、「Fame」で止まってもたがな。しかも、である。30数年前、初めてこのアルバム聴いた時もそうやった。成長してへん・・・。これ聴いてもたら、このアルバムの他の曲、聞く気しなくなるも何も、今、「Fame」永久リピートさせて、聴きまくっている。「Young American」も景気のエエ曲だが、「Fame」のカッチョよさには・・・・。
先に、ジギー・スターダスト聴いたら良かった。
ジョン・レノンと一緒に作った曲だが、どこがジョン・レノンやねん!!
まあ、このアルバム、「アクロス・ザ・ユニバース」(オレは繰り返して聞きたくないが)やっとるし、どこといわんが、I heard the news today oh boyのフレーズが出てくるし、まあ。
この頃のジョン・レノンちゅうたら、奥さんと別居して、飲んだくれてて、遊び歩いていて、1974年には、「プッシー・キャット」というアルバム、ニルソンと一緒に作っている。ジョン・レノンの一連のソロアルバム(よりも好きなアルバムである。

当時のソウル好きが夢中なったテレビ番組「ソウル・トレイン」に「Fame」ひっさげ、単身乗り込むデヴィッド・ボウイ、カッチョいい!!(口パクかもしれんが)

 

そういや、もうすぐジョン・レノンの命日か。いっぺん、デヴィッド・ボウイと一緒にフェームやっているとこ観たかったものである・・・いや、下の方がもっと観たいかも!!



2011年12月5日月曜日

12月5日

 ぐらんこんとろるつーめーじゃたん。
 おお、今は、ついに、デヴィッド・ボウイ聴くようになってもた。
 ちょっと、「ロック」聴き始めたりして、オレの「ロック」の知識ちゅうものが、1985年あたりで止まっていることに気がついて愕然としているところである。

 中学に入った1971年あたりから、岡崎友紀〜カーペンターズ〜ビートルズ〜キンクス、T.Rex、パリスやエドガー・ウィンターグループときてレッド・ツェッペリン、すぐにヤードバーズ聴き始め、以降パンクが出てくるまでは70年代のほとんどは「60年代」を聴くのに、費やし、80年代に入ったら、ニューエイジステッパーズとクラッシュ経由で、ジャマイカの音楽という深い深い落とし穴に文字通りずぼずぼっとハマりまくり、弘田三枝子とジャックスと一部のヒップホップを除いては以降20年、ずーっとジャマイカの音楽ばっか聴いていた。ジャマイカの音楽の奥底深く埋没しとったわけだが(もちろん、その「奥底」ちゅうとこは、めちゃくちゃ気持ちエエ)、今世紀になって、地元ローカル女性レゲエバンドが渡辺マリ「東京ドドンパ娘」をこれ以上できるかというぐあいに、下手糞にカヴァーしてたのを聴いて、胸がキュンキュンしてしもうて、「消すに消せない火」がついてしもうた。一瞬、ボーカルのおんなのこに胸キュンしたのかと思ったが、ルックス的にそれは無理とわかったのが幸いだった。

 で、歌謡曲が数カ月毎に「リズム」を変えまくっていためちゃくちゃな頃の音楽を聴いているうちに、ついに大原麗子とルビーズの「ピーコック・ベイビー」というスサマジイ曲にぶちあたり、大原麗子の調子外しまくっりながらもノリまくった声に一発でヤラれてしもうて、歌謡曲聴きまくり、今日に至るというわけである。もちろん、ジャマイカの低音欠乏症になる時もあり、その時はスナオにジャマイカの音を聴いた・・・・・ちゅうか、なんちゅうか、歌詞が日本語かどうかだけで、実は歌謡曲もジャマイカの音楽も、区別できなくなっていたのであーる。

 ロックの場合は、聴いていた昔、つくづく、思ったが、音楽そのものよりも、それに付随する「情報」が過多すぎて、シンドイことが多く、それも歌謡曲のように、ちょっと低迷してたが、ダイエットして美容整形してイメージチェンジしたら、また人気が出た、とかという微笑ましいエピソードちゅうもんじゃなく、音楽的にあれやこれやエトセトラエトセトラの「音楽評論」「音楽評論」した情報が多く、アホな俺は、「たんなるカス曲にしか聞こえないけど、実は聞く人が聴いたらきっとエエんだろう」とレッド・ツェッペリンのサードとかビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」、退屈しまくりながら、聞きながら思ったものである。楽器弾けるヤツは楽器弾けるヤツ的難解なこと云うし、今でも、アマゾンのユーザーレビューで見かけるがチャートでトップだった、なんとか賞を取った、誰それがプロデュースした、誰それがギターで参加している、何百万枚売れた、エリック・クラプトンが影響受けた、坂本龍一が褒めてた村上春樹が聴いてた、インド人もビックリ、エトセトラエトセトラ・・・・3回聴いて、クソやったら、なにがどうであろうが、クソやろう、というオレの音楽の聴き方が通用しない世界みたいなのである。
歌謡曲やレゲエ(まあ、レゲエでもボブ・マーレイ系統は除く)では通用するのが、「ロック」だけ、ちゃうんであーる。実はロックは権威の音楽なのであーる。

 

じすいずめーじゃたんとぅぐらんこんとろる

 ・・といえば、やっぱ、デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」だぜ!・・・ダサさがカッチョいい!

 

2011年12月4日日曜日

12月4日

まあ、プロ野球が終わると途端にネタ切れ状態になり、本来の「昭和歌謡を聴いて、あれやこれや書きなぐるブログ」に戻ろうとするが、ペースがつかめんで、困る。
 しかも、このところ、ロック方面で、「ORIGINAL ALBUM SERIES」や「Original Album Classics」とかで、CD5枚組ボックスセットが2,000円程度で出ているもんだから、ここぞ幸いと買いまくり、流して聴いているもんだから、歌謡曲ネタに困る。
 んなこと云う取ったら、そのまま、オレ自身がブログの存在すら、忘れてまうので、今日は、ようやっと、更新。
 NHK大河「お江」が終わってホッとしている。なんか、もう、一番やっちゃあかん事、歴史上の人物の「美化」ちゅうのをNHKでおおっぴらに、正々堂々堂々とやっていたのは、驚いた。大阪市長選で「独裁怖い」「独裁怖い」の連呼だったが、こっちの方がもっともっと恐ろしい。ある人物を礼賛するために、歴史をねじ曲げよったのだ。戦前のウチの国、今はお隣の半島の北の部分の国でやっていることとかわりがない。
 最後まで、自分の子供と心を通じ合わせない「親」がいても、夫の浮気を絶対に許さない「妻」がいても、なんら、その人物を貶めるものではないと思うが。それが原作脚本家とNHKにとっては非常に好ましくないのだろう。くそくらえですわ。
 で、「坂の上の雲」観たら、有名な消耗戦「旅順攻略」で、今度は、シゲキが強すぎて。

 人生難しいもんである。

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