2007年11月11日日曜日

メモれぇ〜

 ナベツネ問題もおさまりつつある今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。アジアシリーズ(これやるの決めたのはナベツネがらみじゃなかったか?)、中日がようやっと勝ちました。

「風林火山」、NHKお得意の技、出ましたなあ。桶狭間の戦い、裏で勘助が動いていたちゅう技、昨年の大河で、山内一豊の妻、千代が関ヶ原の戦いの黒幕だったちゅうのに、匹敵する大技でした。

ひさびさに、タワーレコードやら、行く。  元町で降りて、センター街2丁目の「たちばな」でたこ焼きを喰う。旨いが、ちょっと出汁が薄いような気がした。新長田「ちえ」の味に慣れたせいかもしれん。

そいで、ぷらぷらと生田筋越えて、ホンマの「神戸センター街」へ突入する。まあ、うじゃうじゃと人の波である。疲れたんだが、やっぱ、街にミニスカが少ないことだろうと思う。ホットパンツみたいなんが流行っており、贅沢云うたらアカンのだが、やっぱ、ミニスカが多いと、ホンマに疲れが少ないのよ。

そいで、HMVやらその他の店なんかをちょっとだけ覗いたりして、ぷらぷらと、ようやく、新聞会館もとえミント三宮のタワーレコードに辿り着いて、欲しかったCDチョイスしていったんだが、ミュージッシャン別アイウエオ順に商品が並べられているんだが、アホなので、歌手の名前を忘れてしもた。もちろん、アルバム名など覚えてもいない。

ちょっと前までは、歌謡曲コーナーがあった筈で、それなら、ざっと、見るだけで、あ、これや、とあたりがついた筈。そのコーナーは消えており、「J-Pop」に統合されているみたいだ。誰が考えたか、J-Pop。膨大な量のCDがあるわけで。しかも、ど歌謡曲と云っていいアルバムなのに、神戸で確実にあると思われるのが、タワーレコードという皮肉。  まあ、今、アマゾンで確認したところ、あっさり、判明した。


西城慶子・慶子の気も知らないで


 で、ある。慶子だけ覚えておいて、「西城」が出てこず、あー、もちろん、アルバムの名前ももちろんうろ覚え。


 で、しゃなないから、ア行からひとつひとつ見ていけば思い出せるだろうと、そう思い・・・。
 店の人に聞こうかと思たけど「えー、なんとか慶子ちゅう人の、えー、なんやったっけ、なんとかの気持ちも知らないで」。まあ、アホを晒すようなもんである。まあ、ぼちぼち見ていこか、と。  ぼちぼちみていくと、ア行からウ行で。



上田正樹と有山淳司・ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様)


アナログで持っているが、以前1000円でCD化されたけど、いつでも買えると油断してたら、廃盤、中古ではクソ高いプレミアがついていたのが、再発となっていた。紙ジャケで6曲ボーナス、2000円だ、よし、買い!。    そいで、ウ、エ、オ。オといえば、大瀧詠一。アカン、もう足洗った筈でしょ、あかんあかん。



大瀧詠一 ・多羅尾伴内楽團 Vol.1 Vol.2 30th Anniversary Edition

カキクケコ、サ・・・。しかし、こんなんでてたんなら、話は別でしょう。  カ行抜かし、サ行は今日買う予定だった、もう一枚を、確保。

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沢知美・人の気も知らないで


ジャケットもええなあ。
あと、サ行、なんやねん、なんやねん。こんなんまで出ておるではないか。
三東ルシア・太陽の季節

しばし、ジャケットを手に取り、しかし、エエジャケットじゃ。思い出に浸る。おさかになったアタシ。まあ、一応。

そいで、ス行で、予定分の


スリー・キャッツのセクシイ・ムード

を。

シ行で、これは前回、迷いに迷った純アリス。


純アリス・花模様(紙ジャケット仕様)




しかし、犯罪やな。明らかにどす黒い意思が、ワシら世代の琴線を狙い打ちしとるとしか思えんじゃないか。

例えば、同じ系統かと思える安西マリアやら夏木マリなら、歌としても、ある程度期待できるが。三東ルシアと純アリスは・・・。  そのすぐそばに、



シェリー ・GOLDEN☆BEST


シェリーが歌を歌っていた記憶はないが、揺れるわぁ、シェリーって、「噂のチャンネル」出て、和田アキ子やらデストロイヤーにぼこぼこにされている印象が強いのだが、実は、ちょびっと好きやったんや。このはのこもおったなあ。


のこいのこ・のこいのこ大全

うっ。木の葉のこ=のこいのこ?(別人です)、まさか?、でも! ・・・。



まあ、てな具合に、中年男こうやって、棚を順々に見ながらとうとうラ行まで行き、それでも、「西城慶子」は思い出すことなかったのでありますよ。
でも、気になったのを長考しては、ピックアップしていったんで、セコい中年男でも、片手で持ちきれない量になってしまいました。

さて、キャッシャーに向かう段となり、急に寒気が背筋を走り、腕を組み考えること1分、はっと我に返り、買いに来たもん買わずしてなんとしよう、と思ったのでありますよ。また再び、CD棚に戻り、持っていたCD一枚一枚、それはていねいに元あった場所に戻し、アマゾンで買お」と店を後にしたのでございますよ。

しかし、肝心の「西城慶子」をど忘れしてしまうとは。

やっぱ、メモして行かなアカンみたいですな。
若かりし頃、仕事で、北海道出身の先輩が、今も変わらず、いや、今よりひどかったかもしれない、中年男のど忘れの多さに、あきれ果てたのか、いつも、「おい、メモれぇぇ」と、山羊が鳴くような特有のイントネーションで云われ続けたことを思い出しました。メモ取っても、字が下手で、後から見てもなんのことかさっぱりわからないんで、メモ取る振りしてその場その場を誤魔化していたのですが、きっと、その祟りでしょう。

まあ、全部買っていたら、とんでもないことになっていたのは確実なのですが。  合掌。

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