八切 止夫
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というケッタイな小説であり、もちろん、「そんなアホな」で終わってしまうような一つのアイディアを膨らましまくって、小説に仕上げたんだから、そこを味わうもので、まあ、「史実」がどうのこうのでそっから教訓を得ようという司馬遼太郎的な小説ではないのだが・・・、そもそも、この作家、「信長殺し、光秀ではない (八切意外史) 」という本で一世を風靡したほどだから、して。 しかし、今回の大河の謙信役というのが、けっこう、キレイな方というか、上杉謙信は女だった、という仮定が入り込めるだけの余地があるルックスをしてはるんで、将軍や関東管領の権威に弱いのはヴィトンやシャネルが好きと同じで、ブランド志向のあらわれや、とか、やたら京都行きたがるんはやはりディズニーランド好きで年に何回も行く女みたいなもんか、とか、生涯不犯、ちゅうのも、そりゃ女やったら、対象を「女」とした限りにおいては「不犯」でも、きっちり美少年遊び(稚児あそびですな)はしてはった、そうやからなあ。 とか、まあ、アホなこと考えながら、見ている。不思議なことで偏見もって見ていると、本当に「上杉謙信は女だった」と思えてくるから不思議だ。 しかし、現実は、戦国時代より妙なり、ちゅうもんで。 福田康夫が秀吉ばり(まだ完全に服従していない家康のとこへサシで会いに行き、いろいろゴマすりまくって、翌日、秀吉に服従させる芝居をしてくれるよう土下座して頼みこんだ)の手を使ったかと思うと、今日は、小沢が謙信ばり(先週か先々週か、謙信、拗ねて、すべてを放りだして単身高野山いくのがあったでしょ)のスネ方をして、バラバラの民主党をまとめようとしとるし。まあ、歴史は繰り返す、ちゅうもんかもしれん。 さて、ワケがわからなくなって参りました。 オレのように、福田も小沢も大キライで、前の首相がワリと好きな人間は、こういうタヌキ同士の芝居ぶりをみていると、やっぱ、前の首相のあまりの正直ぶりは、大好きな故左卜全翁と重なって見えて仕方なく、ドゥビドゥバーと復活して欲しいものである。 ちゅうことで(ちょっと、こじつけ、強引すぎるか)左卜全とひまわりキティーズ「老人と子供のポルカ」だ。せっかく見つけたから、しゃあない。 昨日はまおちゃんと迷ったが、大河の方をみていしまい、後悔しとるわけである。浅田真央、ようやった!!