ジムのプールは定休日。
夕食後、AppleMusic探っていると、昨日、Amazonで長考した、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのローデッド45周年版(リンク先飛ぶとアップルストアの方に飛んでしまうが、AppleMusicに加入していたら大丈夫)が、あっさり、あった。
(ヴェルヴェット・アンダーグラウンドについては、Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)
しょうがない。今日はこの話題せなしょうがない。あくまでも、「好きだった」過去形のグループである。
昨日書いたように、今、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド聴きたい気分じゃないし、聴く気もなかったが、せっかく、あったんだ、スウィート・ジェーンとロックンロールだけでもきいとこか、と思ったら、結局、えんえんと聴いてしまった。
実際、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアルバムとしては、バナナのニコとのファースト、タイトルがヴェルヴェット・アンダーグラウンドのヤツとか、White Light/White Heat等に比べると、ぐっと完成度も、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドらしさも、ぐっと落ちるアルバムなのだが、オレなんか、ちゃらけたイントロで始まる「Sweet Jane」と毎日が退屈につまらなく生きてたジーンがラジオのロックンロールステーションから流れるロックンロールで解放されていく感じが素敵なので、(ただ、ジェーンもジーンも「女」かどうかわからないのが、ルー・リードの歌詞の怖ろしいところだ)大好きなアルバムだったのである。
あと、わけのわからん歌詞ながら、しんみりした感じで始まって途中狂いまくる「New Age」も大好きだ(歌詞の世界まで、入って行くと、収拾つかなくなるんで、あっさりと)。
ちょっと前、「Fully」がついた「ローデッド」が出た。発売当初、クソつまらん「マーケティング」か、プロディーサーの意図か、シングルに収まるように、短縮したのか、ともかく、彼らを売りだそうとしたのかもしれんが、曲を弄ってしまったそうである。弄られる前の曲が入った、Full Lengs versionも、再び、リマスターが施され、2015バージョン、みたいなのだが、聴き比べたわけじゃない。
なにせ、CDが6枚組のボックスセット、おまけも、いっぱい、入っていて、昔のアルバムバージョンも、アルバムのもの全曲とそのモノラルのも、入っている、アウトテイクもいくつかあるし、それよりもなによりも、ライブ音源がたくさん入っていてうれしい。レコードで出た時は、3曲だけいい曲であとは捨て曲といったアルバムだったのに、45年経ると、6枚組、全96曲、全部聴き通すのに7時間以上かかる、壮大なアルバムになるから、ロックというのは、つくづくインチキ稼業、だと、思う。
マキシズカンサスシティのライブ、も、まるごと入っているみたいだし。なんか、フィラデルフィアでのライブも入っている。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのライブ音源は、オレは、アルバム音源より、好きである。録音が悪いものが多いけど、流しっぱなしにしても、気にならない。平気で聞き流せる。シスター・レイ、はさすがに、飛ばすけど。
マキシズカンサスシティ客とルー・リードの雑談が入っていて、リラックスした感じが好きだ。こっちの「ロンサムカーボーイ・ビル」はローデッドのアルバムのヤツより、好きだ。
昨日、Amazon価格では、CDボックスセット、輸入盤で7,000円以上するんで、見送ったけど、月980円で聴けるなら、もう。
ただ、ライナー的なものが一切ないので、こうした感想文書くのが書きづらいのってなんのって。
ロックはもう、飽き飽きしているし、だいたい、2年ぐらい平気で全く聴かない人間だ(PASSPO☆は除きますよ、もちろん)。
最近は、AppleMusicで、英国米国の60年代のバンドのヤツ、絶対にCDなら手を出さないようなB級の、よく聴くが、これは、英米の「グループ・サウンズ」として、聴いてる。楽しい、スカッとする。