2014年12月15日月曜日

選挙

 まあ、自民党勝って、ホッとしている。そういうタイプの人間である。再確認お願いする。
 今はラジカルでアナーキーな人間ほど、自民党を支持する、実はそういう時代なのだ(ついでに、日本を戦争にしない国にしたいと本気で具体的に考える人ほど、自民党に投票する)。

 まだ、「反体制」がカッコいいと思っている人は、どうぞ、その方向へ突き進んでくれ。単に首相の悪口云うんが「反体制」じゃないよ、お友だち作るためのデモが「反体制」じゃないよ、「破壊し尽くす」が「反体制」の王道やで。突き進んで欲しい。信じたことに裏切られる、その日まで。そいで絶望しきったら、ホンマの敵が見えてくる。

 民主党がアベノミクス批判するのに、単なる悪口しか云うてないのに、驚いた。
 オレなら、民主党の政権下、あの1ドル70円とかいう超円高だった頃の状況との比較論で議論するもんと思っていたのだが、一度もせず、アベノミクス側に押し切られるまんま。マスコミだって、同様。消費増税による影響と切り分けもせんと、一緒くたにして、枝葉末節批判したあげく、ロシア革命以来の「金持ちニコニコ貧乏人苦しい」連呼するだけ。日本共産党と一緒、本家そりゃ勝つわ。

 まあ、あの超円高、あれこそ、日本がまだ体験したことのない超円高だったわけで、アベノミクス程度の円安は、いままで、何度もあった。あの超円高、民主党政権の強い意思によるもんでないことはわかっている。むしろ、当時よく財務相から聞かれた「市場にゆだねる」、つまりはなーんもしない、なーんのことかもわかっていなかった当時の日銀と民主党の結果だとはわかっている。

 そいでも、やで。政権取る前の民主党のノリやったら、「あの超円高はワシら民主党が強い強い意思で日銀に要請を行った政策である」とブチまかしといて、それこそ、重箱の隅をつつき、無ければ、捏造しても、メリットを挙げ、正当化し、そいで、民主党寄りの新聞使ってキャンペーン張れば、「超円高の頃は良かったなあ」とかなっていたかもしれんのに。

 こうした議論に持っていたら、超円高によるメリット・デメリット、今の円安によるメリット・デメリットがきちんと、有権者にわかった筈だ。今後、じゃあ、どうすればいいかが、各自もちろん異なるが、それなりの意見を持つことができる。しかも、民主党の信頼だって、少しは回復するかもしれない。しないだろうけど。

 ほんま、つくづく思うんだが、野党もマスコミも「不安」や「恐怖」を煽って、感情的に「野党」に投票させるんじゃなく、有権者が説得し納得した上で投票させる方向へ持っていかないと。
 フツーの有権者はアホやないんやから。「悪」の存在をでっち上げ、それを倒すのが「正義」で美しいもの、だという、60年安保のノリはもう捨てて欲しい。当時はそれで、国会前に13万集めたから、成功体験が忘れられないみたい。

 それに「悪」を倒したのが、それよりもっとヒドい「悪」であることもあるわけで、かつて東欧ヒドイ目にあっているんだから。
 
 実際、オレ自身、超円高のメリットは享受しまくり、英Amazonやらから、ロック系のCDが一枚600円ほどで買えてしまうんで、買いまくったものである。T.Rexのアルバムもティラノサウルス・レックスの時のも含め、コンプリートできたし、デヴィッド・ボウイもコンプリート、ビー・バップ・デラックスもスミスもボックス買い、という荒い買い方。まさに、バブルであった。

 おかげで、本道の昭和歌謡のCD、割高感でほとんど買えなくなってしまった。

 でも、昭和歌謡は手持ちの音源を何度も聴き、ロックがんがんに聴いたおかげで、今では、立派に、PASSPO☆のノリがわかるようになりました。
 な、メリットあったら、デメリットもあるやろ?


 


2014年12月11日木曜日

平成26年12月11日

 壁や庭に手すりつけたり、部屋の塗装替えとか、工事がらみで、あれやこれや。CATVまで、機種変更したりすることになる。

 Facebook、ここがあるんで、あんましつかっていないのだが、むかしの友人らしき方に友だち申請したついで、つい、勢いでまちがえて、友人の友だち欄の方にもしてしまったのだが、なぜか、承認された、ラッキー。人生やっぱ、おっさんよりねえちゃんやで。

 鼻のホクロ取ってほぼ2週間、鼻かんでも痛まなくなったで、中断していたプール、また行くことにした。

 2週間弱、プール中断していたんで、西代のプールの定期の期限が切れている。そいで、ちょっと調べてみたら、海浜公園駅近くにスポーツクラブあったんで、そこへ行くことにした。今までより、ざっと3倍費用になるが、駐車場代とか考えると安上がりなんである。それに歩いて通える位置だし、小学生の頃、谷口という友人が住んでたあたり、遊び場たまり場だったあたり、もちろん様相は面影すらないが。

 今日行って入会してみたら、プールのコース、アホみたいに空いていて、風呂もジャグジーもサウナもついている。
 ただ、泳げる時間帯が決まっている(小学生のクラブが専有することがある)んで、そこんとこ、決まった時間に何やらしようとすると、なぜか、遅刻してしまうジンクスのあるオレにとって、今後どうなるか、わからん。あと、空いているんはいいのだが、今までのプールで顔なじみとなった方々(主にオレより10才以上年上の方々)がおらん、ちゅうんは、ちいとばかし、さびしい。白川の水の清きもいいんだが、県民プールの水の濁り恋しき。まあ、県民プールは安いんで、こっちが休みん時、行けばいいか。

 太平記第二巻、矢作俊彦の新刊、PASSPO☆のニューアルバム、ザ・タイガースの5枚組ボックスが、月初めから届き始め、読み始めたり、聴き始めたりしているが、本もCDも、久々に「大当たり」をひいた感じ。


 

2014年12月2日火曜日

平成26年12月2日

 高倉健に、それに、菅原文太まで亡くなった。東映の新旧スタア。合掌。

 ほくろ取り、先週の土曜日、終わる。形成外科医によるレーザーで20分ほどであった。鼻なんで、つい、つい、触ってしまう。
 抜糸するまでは、プールは休み。

 

 先週だったけ、久々にアイドリング!!!の14thライブ見た。もちろん、動画で。このライブで菊地亜美が卒業する、ちゅうんで、まあ。
 久々なのか、なぜか、凄く、懐かしく、感じた。日頃、昭和歌謡、GS,60年代ロック聴いている人間が、である。不思議である。

 遠藤舞がおらんようになってから、アイドリング!!!の歌関係、急速に興味を失っていた。やっぱ、遠藤舞の声が好きだったんだろう。まあ、しゃあない。今回は、菊地亜美がほとんど全部に歌メンバーに入っているんで、変な期待を持たせないだけ、よかった。
 実言うと、歌の時の菊地亜美の声は嫌いではないのである。しかし、アイドルグループの歌や歌謡曲やGS聴いといて、歌の上手い下手でガタガタ云うヤツがおるが、歌の上手いグループなら、ウィーン少年合唱団やひばりヶ丘少年少女合唱団でも、聴いときゃエエんである。

 「想いの詩」や「NA・GA・RA」、小泉瑠美(現 長谷川るみ)在籍時のヤツやってたんは、嬉しかった。小泉瑠美のパートは「想いの詩」は関谷真由、「NA・GA・RA」は古橋舞悠がやったが、良かった。やっぱ、Neoは上手いわ。ルックスもええし。ただ、オレには、年齢が若すぎる。現実的にありえないが、手を出したら、犯罪になる年齢層というのは、この初老のおっさん、つい、つい、警戒してしまうのよ。

 そいで、4thライブの「想いの詩」や「NA・GA・RA」聽き、ええのぉ・・・、と感慨にふけって、Youtubeうろちょろしていたら、なんと、アイドリング!!!とPASSPO☆の合体グループが「NA・GA・RA」やってた。今年の夏に行われたTIFのなんちゃららしい。
 安斉奈緒美(フォンチー)、三宅ひとみ(三宅ひとみ)、菊地亜美(ミッシェル未来)と来て、小泉瑠美のパートは岩村捺未・・・まさに、「小泉瑠美」やるには、今のアイドル界でいちばん、最高にピッタシ。

 最近もそうだが、GS(グループ・サウンズ)ばっか聴いてた頃があった。もちろん、ルックスや演奏能力、歌の上手い下手度外視して、「カッコ良さ」だけをキーにたくさんのグループのたくさんの曲を平行して聴いていた。知らないグループの知らない曲、ワクワクしたもんである。

 実は、アイドリング!!!に興味を持ちだした時、ちょっとした野望がオレに芽生えて、今のたくさんのアイドルグループのたくさんの曲、すべて、単に曲の「カッコ良さ」だけをキーに聴いてみたら・・思ってた。GS聴いてたみたいにフツーに、聴いてみたいと思ったのだ。エエ曲は多いと思うからだ。


 ただ、AKB商法の弊害からか、まあ、各アイドルグループ、「囲い込み」が強くて、けっこう、難しい。ファンとなれば、同じCD、平気で10枚100枚買っちゃう世界である。
 
 そういう中、ふらふらイベントとか行ったりすると、ファンの中だけの暗黙のルール、符丁を知らんもんだから、あっという間に、まあ、古手のファンコアなファン、単なるマニアに見つかって、

 「お前は誰だ!?」

 「7つの顔のファンじゃよ。ある時にはパッセン、ある時にはリンガー、ある時にはモノノフ、またある時には虎ガー、ある時にはスパキチ 、またある時には、父兄(エビ中のファンのことらしい)、ある時には、アスタライト。しかしして、その実体は、正義と真実の使徒、藤村大造だ!

 なんぼ多羅尾伴内気取っても・・・ボコられる。

2014年11月26日水曜日

平成26年11月26日

 忙しい一日。
この二ヶ月弱、家族が入院していたのだが、帰ってきおった。骨折したのだが、手術して、リハビリしたせいか、ケガする前より、運動能力向上してきたような感じがする。まあ、ともかく、オレの人生も次のフェーズに入ったみたいだ。

 おおおおおお。
矢作俊彦の新作(フィルムノワール/黒色影片)が29日に発売されるそうだ。
なんか、矢作俊彦のツイッターで表紙が発表されていたが、どうみたって、宍戸錠にしか見えない人物と、見ようによっては、渡哲也、無理やり信じ込もうとしたら、浅丘ルリ子に見えないでもない女。日活「紅の流れ星」パターンじゃないか。朝日新聞に褒められるような作品でないことを祈るばかりである。

カップスの「過ぎ去りし恋」(ケネス伊東作詞エディ藩作曲)久々にハマる。

2014年11月22日土曜日

さらば青春の光・・感想文のためのレジュメだけ

 ほくろ取りの手術、耳鼻科の都合で、2週間延期となった。



 映画「さらば青春の光」の感想書こうとしたんだが、収拾がつかなくなって、ここ、更新でけんようになってもたがな。

だいたい「最初のシーンはラストシーンの続き」というのを音声解説で監督が云っていたのが運の尽き、「ラストシーンで死んじゃった」と信じ込んでいた数十年前の感想、当然変わってくるわけで、それをふまえた感想文書いてみようと思ったワケだ。

 ということで、何度も見返すことになったんだが、気がついたこと、なんでもかんでも、アウトラインプロセッサに抜き出していったら、手に負えなくなってしまった。

 今年はモッズファッション、よっしゃ、今年の防寒着、M-51にしよう、と買いにったら、N-3B、それもアルファのリメイク、かつ、日本人サイズ、買ってしまう有様(でも、安くてめちゃくちゃ温い)。

 まあ、なんで、「さらば青春の光」観返そうと思ったかというと、「ロックの歴史-講談社現代新書-中山-康樹」読んだ時、ザ・バンドやデラニー&ボニーやたら褒めてあったんで、ツタヤで借りて聴いたら、聴くうちにもやもや、イライラして来て、なぜか、「さらば青春の光」のオープニング、ザ・フーThe Real Meバックにロンドンの裏通りをランブレッタで疾走するシーンを無性に見たくなったからだ。



さらば青春の光


いつ終わるかわからんので、一応、以下、未完のまま、できたところまで、で。
ぼちぼちと埋めていくかもしれんが、そのままほったらかし、かもしれん。
(クルマで夜、窓開けて、The Real Me~PASSPO☆の「WANTED!!」と聴くと、めちゃくちゃ気持ちいい)







  1. 映画概要
      1. 1979年英国映画
      2. ザ・フー「Quadropenia 四重人格」 
      3. 監督 フランク・ロダム
      4. 主演 ジミー(James Micael Cooper) フィル・ダニエルズ
      5. ヒロイン ステフ レスリー・アッシュ
        1. 性悪尻軽女と思うが、やっぱエエ女・・・。
      6. ポリスのスティング
        1. スクーター乗れなかったらしい
      7. モンキー トーヤ・ウィルコックス
        1. トーヤ・ウィルコックスって、King Crimsonのロバート・フィリップの奥さんとちゃうんか?
  2. 映画
      1. 青春映画として
        1. 展開
          1. 日活映画「狂った果実」1956との類似性
            1. ラストシーンの続きがファーストシーンちゅうんはコレでしょ?
            2. 海、それも海原の表現コダワリ過ぎなとこも
            3. 尻軽女に翻弄されるとこも
          2. 日活映画「八月の濡れた砂」との類似性
            1. 海だけか・・。
      2. 音楽映画として
      3. モッズ映画として
        1. ファッション
        2. スクーター
          1. ランブレッタとヴェスパ
        3. 嗜好
      4. パンク〜ニューウェーブ期に作られた映画として
      5. 低予算映画として
      6. ロンドンのコックニー訛り映画として、卑語猥語放送禁止用語連発映画として
      7. ロンドン・ブライトン観光案内映画として
      8. アンフェタミン薬物中毒者映画として
  3. 音楽
      1. オープニング
        1. Real me
      2. 小ディスコ 箱バン
        1. Hi - Heel Sneakers オリジナルはトミー・タッカー
        2. Dimples オリジナルはJohn Lee Hooker カヴァーではアニマルズ、
      3. ジミーの部屋
        1. Cut My Hair The Who
      4. 風呂屋
        1. ビー・バッパ・ルーラ ジーン・ビンセント
        2. You Really Got Me The Kinks
      5. パーティ
        1. Baby Love  ダイアナ・ロスとシュープリームス
        2. Be My Baby
        3. 雨に消えた初恋カスケーズ
        4. マイ・ジェネレーション 
      6. 川辺に佇みながら
        1. I'm One The Who
      7. いつもの溜まり場で
        1. Night Train James Brown
      8. スパイダーがロッカーズにボコボコにされている時、ディスコで
          1. Da Doo Ron Ron /The Crystals
      9. ジャマイカ人居留地
        1. Blazing Fire 
  4. 疑問点
    1. ジミーの収入問題
      1. 会社で郵便配りしているだけなのに・・・
    2.  映画の舞台となる年
      1. 1964年
        1. ブライトンでのモッズ、ロッカーズの乱闘〜暴動
      2. 1965年
        1. 「マイ・ジェネレーション」ヒット
    3. モッズ
      1. なぜ、モッズは5(4)年後の1969年スキンヘッズとなったのか?
      2. モッズとヒッピー
    1. その後の「さらば青春の光」
      1. ジミーはモッズをやめれるのか?
      2. ジミーは堅気に戻って更生してしまうんだろうか
      3. 願わくば、英国最初のスキンヘッズとなって欲しい。
    2. 原作となったザ・フーのアルバム「Quadropenia」1973
      1. 同一点
      2. 異なる点

    2014年11月4日火曜日

    平成26年11月5日

     あっちゅうまに11月である。しかも、もう4日。まったく時の経つのは早い。
    11月、まあ、税金を納める月でもある。憂鬱である。

    このところ、岩波文庫の「太平記」読んでいるんだが、ついに、後醍醐天皇、隠岐脱出成功!!!、俄然、オモシロくなってしもうて、古文アホなりに読むスピードが速くなってきた。まあ、岩波文庫版の場合、各巻に入る前にその巻の「あらすじ」が書いてあるんで、助かる。

    このペースで読み進めていくと、もう、一ヶ月ほどで読み終えてしまう、岩波文庫巻二、出ていないんで(と、思ってAmazon探すと、巻二出ていた10月17日発売日)で、ちょっと、「太平記」お休みし、山田風太郎、「室町少年倶楽部」を読む。

    「室町少年倶楽部」と「室町の大予言」と2つの中編が入っている。

    さすがの山田風太郎も、晩年にさしかかって、忍法帖シリーズみたいな、スゴいことにはならない。

    「室町少年倶楽部」は、読み終えて、思わず、「うーん、マンダム」と唸ってしまうほど。

    最初読んだのはずいぶん前になるが、以来、足利義政公、ひいては、室町時代そのものが好きになったきっかけとなった作品なんである。もちろん、楠公さん贔屓、ひいては、南朝びいきなオレだが、オモロそうなんだから、しゃあない。

    足利義政公が主人公で、フツーの歴史では、足利義政公といえば、優柔不断が原因で、応仁の乱を引き起こし、万人単位の餓死者が出ているのに、遊びまくって、銀閣寺建てたダメ将軍、ということになっている。

    山田風太郎のスゴいのは、それらの史実を全部肯定しつつ、山田風太郎自身の価値観を付与することで、強烈な魅力を足利義政公自身に持たせてしまうとこである。

    人命第一主義の作家、憲法9条が大好きな作家とかには、とても、できない芸当であろう。

    まあ、ホンマ、しかし、これからの、小松左京も山田風太郎もおらん時代、読書家でもない、フツーにオモロい小説読みたいなぁ、と思っている人間にとっては、さびしいもんである。
    筒井康隆先生には是非長生きしていただきたい。




    /室町少年倶楽部-文春文庫-山田-風太郎





    太平記(二) (岩波文庫)

    2014年10月30日木曜日

    平成26年10月30日

     まあ、阪神タイガース、残念でしたネ。
     それよりなにより、五十嵐亮太、スワローズに戻ってきてくれ。頼む。おねがい。

    2014年10月29日水曜日

    平成26年10月29日

     しかし、寒いんで、ユニクロのヒートテックでも、強力な、極暖パッチ、サイズXLを履いたら、腰の周り、ぶかぶか。嗚呼、オレはもうデブじゃなかったんである。するってぇっと、なにかい?またもや、冬物、すべて、サイズを変更せなアカンのか。

     このところ、「太平記」を読んでいる。古文ほとんどバカなので、読むのに時間がかかるんは仕方ないが、ようやっと、後醍醐天皇が隠岐に流され、オモロくなってきたなと思った瞬間、呉王夫差、越王勾践、范蠡、西施の中国春秋時代の世界になってしもうて、それまで、数ページ読んでは熟睡だったのが、数行読んでは熟睡の世界になってしもうた。そいで、ようやっと、その世界を抜けたのであるが、(つまり、北条幕府は後醍醐天皇を隠岐に流すという中途半端なことせずに・・・)ということを云いたいのだろうか、と畏れ多くも畏くも、つい、つい、思ってしまった。もし、そうなっていたら、南北朝の混乱は続かなかった筈・・・神戸の育ちなんで、もちろん、基本的に、楠公さんびいき、南朝びいきなんであるが。


     前回、クリームやらの長い曲、聴いて悪口書いてやろうと思いつつも、途中でやんぴした。
     元クリームのジャック・ブルースが亡くなった。

     
    元「クリーム」メンバー、ジャック・ブルースさん死去:朝日新聞デジタル: " ジャック・ブルースさん(英ロックバンド・クリームのメンバー)が25日、長い闘病生活の末、英東部サフォークの自宅で死去、71歳。
     1966年にクリームをエリック・クラプトンらと結成し、ボーカルやベースなどを担当、作曲も手がけた。68年の解散までに世界でのアルバム売り上げは約3500万枚に及んだ。(ロンドン=AFP時事)"

     クリーム、あんな音、「が」、というかあんな音、「だからこそ」、か、わからんが、そいとも朝日新聞ソースだから例の捏造かもしれんが、3500万枚も売れたんである。どう考えても、売りすぎだろう。売れすぎだろう。


     オレは、ロック聴きだして、まだ数枚しかレコード持っていない時代、ビートルズ以外のレコードようやっと、興味が出てきた時分、名盤名盤名盤という評判に従って、「クリームの素晴らしき世界」、クソ高い2枚組、買って、ヒドい目にあったことがある。まあ、中学生か高校入りたてあたり、こちらもバカであったが、こんなクソアルバムを「名盤」と言立て、いたいけな中学生に16分もある「Spoonful」や「Toad」、黙ってステレオの前で聴かせようというのは、どう考えても、犯罪であろう(70年代半ばの話です)。

     まあ、だからこそ、1968年、全世界的に学生運動がなぜか、盛り上がったんは、クリームの「68年の解散までに世界でのアルバム売り上げは約3500万枚に及んだ」せいかもしれん。ええもんじゃないもん、むりやり、ええもんと信じ込もうとするとロクな結果にはなりまへん。当時の3500万人、よほど、腹がたったんだろう。

     反論のある方は、「Wheels of fire」の「Toad」を、今すぐ、5回以上聴き直してから、にしてくれ。
     以上をもって故ジャック・ブルース氏への追悼に変えさせていただきます。

    2014年10月25日土曜日

    レーザー手術決定報告そして、クソ長い曲考察へのささやかな試み

     ワシらヤング、それも、ナウなヤングはもうサッカーに夢中で、明治大正昭和戦前までのスポーツ、野球のことは小学校の頃、近所の老人から聴いたきりで、詳しくわからないんで、申し訳ないが、まだ、この季節、プロ野球をやっていて、ビックリしているところである。
     なんか、ゴールデンタイムに、長々と中継してたんだが、あの縦縞のユニホームが映っていた・・・そんなこと、常識から考えてありえない、そんなこと、あってはならないことである、オレの幻想や白昼夢のたぐいだろうと、思う。きっと、そうに違いない・・・(最下位のチームのファンである、このぐらいの、イヤミぐらい書かせて欲しい)。

     昨日は、PASSPO☆の神戸ライブに行けたら行くつもりであったが、手術前の検診と血液取りと予約があったんで、やんぴ。
     
     鼻の内側に黒くない「ほくろ」ができ、それがこのところのプール通いで、なんか、徐々にデカくなってきて、しかも、鼻毛まで一丁前にその「ほくろ」にも生え、鼻で息をするたんび、ムズムズして気持ち悪い。外から見ると、常時、デカい鼻くそがついている感じで、困る。
     女性はオレより年上の方々が多い、プールではあるが、チャンスは捨てているわけないし、せっかく、最近、プール行ったおかげで腰にくびれができたところだ、デカい鼻くそ常時くっつけている状態では恋の生まれるチャンスが0になってしまう。直しても、まあ、ゼロかもしれん、けど。
     
     レーザー光線、ビーっとやって取るらしい。。
    (オレのお世話になる皮膚科では、ほくろ取り一個5000円、ただ、デカいと11000円が相場らしい)


     いやはや、ともかく、来月、まあ、生まれて初めての手術をすることになった。まあ、レーザー光線ウンウンかんぬんで、5分程度とのことであるが、手術は手術である。数年前、ICUで大手術をした友人がおり、爾来、合うたんびに、引け目というか、インフェリおリティ・コンプレックスを抱いて困っておったが、これで、オレもようやっと、サシで話ができるというもんである。彼は生死の境を彷徨ったのだが、オレの手術も同じ手術、5分間、生死の境、彷徨ったろうやんけ、臨死体験とやら、も味わってやろうではないか。なんでも、気の持ちよう、である(ただ、10年前、親知らずにできた虫歯のため、ほぼ失神状態のオレを3時間ほどかけて処置していただいた歯科のアレは手術じゃなかったのか?)。

     
     今日は、ロック、60年代後半から70年代半ばにかけて、やたら、長い長い曲が流行ったんで、それを、例によって例の如し、こじつけで何か書こうとしてた。

     この前、ハンブル・パイのフィルモアのライブのこと、書いた時、26分超えの「I Walk On Gilded Splinters」、数十年の時を経て聽き直そうとしたが、やっぱ、挫折し、しかも、むしょうに、腹がたった。オールマン・ブラザーズ・バンドも、フィルモア・イーストのライブで、23分超えの「Whipping Post」をはじめとして、In Memory Of Elizabeth Reed、You Don't Love Meとか10分超えぞろぞろ・・・あと、今年はじめて、最後まで聴き通すことができました、ヴェルヴェッツのシスター・レイやら・・なんでなんだろう?と思ったわけである。

     長い曲、それも、10分超えの「やたら長い曲」、こういうの最初にやったんは、アイアン・バタフライの「In A Gadda Da Vida」が嚆矢という話を聴いたことがあるが、クリームかもしれん。ブルースは構造上、なんぼでも、えんえんと長く長くできるとも、聴いたことがある。
     まあ、これらのことは「裏」を取ったワケでもなく、今思いついたこと書いているだけだから、真に受けたら、アカン。

     当時は、シングルからLPへの移行期で、LP、3分間の曲。せっせこせっせこ作曲作詞して、せっせこせっせこ練習して、で埋めるより、一発どーんと26分の曲だと、LP片面ばーんと埋まるわけで、それが本音としか思えない。
     アーティストと自分を勘違いした連中がドラッグやりすぎて、終わるに終われないようになったとしか、思えない。
     まあ、これが、オレの長いロックの曲聴いた「感想」なのだからしかたない。

     まあ、どうだっていいことのように思えるが、クソ長い曲こそがオレがロック嫌いになった原因の一つで、短い3分未満で完全燃焼するパンクが出た時、「これだぁぁぁぁぁぁ!!!!」と、ス~っと集中できたのは、長い曲のロックにいかにウンザリしていたか、ということである。

     ヴェルヴェッツのSister Ray(但し途中まで)、クリームSpoonful(但し途中まで)、アイアン・バタフライIn A Gadda Da Vida (但し途中まで) オールマン・ブラザーズ・バンドの「You Don't Love Me」(但し途中まで)、ハンブル・パイの「I Walk On Gilded Splinters」聴きながら書いてたけど、ちゅうことで、PASSPO☆の「くちゃLove」聴こうっと。

     
     


    2014年10月18日土曜日

    平成26年10月18日

     火山が噴火し、10月に台風、それもバカでかいやつ2週連続で来た年である。もう、何が起こっても、驚かない覚悟はできていた筈だったが、阪神タイガースが4連勝しよったがな。
     プール、今日は、ちょっと遅目、20時ちょい前ぐらいに行ったのだが、ガラガラで泳ぎやすかった。まさか、この影響でないことを信じたい。
     何度も云うが、火山が噴火し、10月に台風、それもバカでかいやつ2週連続で来た年である。日本シリーズでも、ひょっとしたらひょっとするかもしれん。

     阪神タイガースさんが数日先の日本シリーズに夢中になっているのはいいけど、東京ヤクルトスワローズは、もう、来年というず~~~っと、はるか先の「未来」を見据えているのであーる(負け惜しみ)。

     それはそうと、あの「ロックの歴史」という書物は、いまなお、オレにスゴい刺激を与えてくれている。要するに、もう、あの書では、触れられていなかったミュージッシャンを聴きたくなって、聴きたくなってしょうがなくなっている。
     
     ハンブル・パイの後、マンフレッド・マンなんか、聴いてた。で、、「ロック」に疲れて、今、高田渡の「自転車に乗って」聴いているけど。

     あの本に沿った「ロック」では無いけど、ロックはもうキライになった、このオレが、ロックを聴きたくなっている、そういう意味で非常に「ロックな歴史」と云える。

     著者の狙いは、ひょっとしたら、ソコにあるんではないか、と思い始めた。
     60年代後半から70年代前半にかけて、非常に大きな進歩を遂げ、今なお当時の音源のファンの多い「ハードロック」や「プログレッシブ・ロック」「グラム・ロック」を「ロックの歴史」では、完璧に無視したのは、これらのジャンルのロックが好きな読者を挑発するためなのかもしれん。
     ただ、あの本読んで、「聴く人それぞれに、それぞれのロックが歴史があるんでっせ」というやさしさ、メッセージは、微塵も感じなかったけど。

      

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