2014年9月27日土曜日

9月27日

 東京ヤクルトスワローズ、1-2でフツーに負けた。

 プールで最近、腕だけで泳ぐ、ということを覚えたんは、いいが、もう、25メータだけでもうへとへと。翌日、肩は凝る、背中は痛い、腕は上がらない。フツーに泳いだら、かえって、遅くなった。まあ、体重は65キロとベストになったからエエか。

 それはそうと、ハードディスク、トラブった。

 まあ、この前更新してから、世間ではいろんなことがあり、ついこの讀賣がセ・リーグで優勝したし、御嶽山が噴火した。
 でも、オレはず~~~っと、Macで日々コピーやら何やら、していたのである(実際にファイルをコピーしたのは、Macであるが、まあ、その辺は)。

 トラブったんが、iTunesの「iTunes Media」があるハードディスク、だったんで、つまり、オレの持っている音楽のデータ、2.3TB分が一挙に無くなってしまいそうだったんで、焦った。まあ、こういうのは、今までオレの人生、数回あり、その都度、CDを一枚一枚、ハードディスクに読み込ませなアカンかったワケである。今回は、まだ、エラーが頻発するものの、いくつかはうまく終了する状態、ディスクユーティリティで「検証」やったら見たこともないエラーが出るものの、ちゃんと終わる状態、である。

 久しぶりにハーバーランドのソフマップに行き、3TBのハードディスク買い、外付けにぶち込み、そっと細心の注意をしながら、下の作業を行ったワケである(実際に行ったんは、MacのiTunesであるが・・)。

 iTunes for Mac:「iTunes Media」フォルダを移動する

 20時間以上かかりました。まあ、今のところ、壊れたファイル無かったみたい。
 アカンようになったディスク、ためしに、ディスクユーティリティで「空き領域を消去」の「最も早い」(ディスク全部に0を一回書き込む)やったら、30時間かかりました。
 
 そいで、やっと終ったと思ったら、iOS8へのアップデートがあり、なぜか、ダウンロードするだけで「残り30時間」というメッセージが出て、人生というものについて、つくづく考えたんであるが、途中でやんぴして、翌日やり直したら、すんなり、数十分で無事終了しましたとさ。

2014年9月11日木曜日

真実が欲しい Give Me Some Truth

 朝日新聞社長記者会見(https://www.youtube.com/watch?v=oCkyKredk0A&list=UU8XBizOfQBLUrUcv_9DHCog)。

  あ、そう、という感じ。
 会見に限らず、なんか、最近、朝日、読んでも、腹が立たなくなってしまった。そういう人たちがそういうことをするために事実を作っている新聞、そしてそういうことが好きな人のための新聞、とオレの中での認識が済んでしまったらしい。つまり、宗教団体や政党の機関紙読んでもなーんも感じないのと同じだ。朝日よ、もうここまで来たら、つっ走るしか、ない。これからもどんどん、その異常に肥大した「正義感」から、「悪」をでっちあげ、どんどん、捏造、誤報やって欲しい。ただ、あくまでも、そういうそういうことが好きな人たちの中だけで、ね。

  オレは、もう、単に真実がほしいだけだから、関係ないワケである。

 ・・・ 単に真実がほしいだけなんだ。視野も心も偽善者の云うことは聴き飽きて、うんざり、神経質で分裂症でブタみたいにバカな記者の書くことは読み飽きたんだ・・・  ちゅうことで、おお、このブログに最も似合わない、ジョン・レノンを久々に引用する。

 


 まさに今の気分にぴったし、やんけ。20世紀は「政治家」だけがウソついていたが、21世紀の極東、この日本では、新聞が平気で嘘をつく、まさに、It's So Hard・・・(これまで引用するとワケわからんようになるから、やんぴ)1970年代と違って、実は今、「ロック」するんは、実は大変なんである。
  
 朝日新聞や「リベラル」(なんで単なるレフトをリベラルというのかな?)の方々が何せ「イマジン」が大好きみたいで、オレみたいな人間がジョン・レノンについて書くと、そっち方面と思われるのがイヤで滅多と書けなかったが、こいで、ようやっと、ジョン・レノンをこっちに取り戻せた気分だ。
 さて、How Do You Sleep?・・・この曲も、むりやり引用できるんだが、もう、眠い。

2014年9月6日土曜日

平成26年9月6日

 前回の「横浜グラフティ」感想文にコメントありがとうございました。読んですぐ書いてもたんで。で、元クレオパトラ党「ハマのキャシー」ことキャッシー中島「キャシー中島の落ちこんでなんかいられない!」中古で手に入れ読みました。

オレは生まれついてプロ野球あんまし興味ないんで、本当、読書はでけるわ、音楽は聴けるわ、といいことづくめの毎日です。プロ野球なんか、あんなもの、勝った負けたとか、7回まで好投していた石山が長野に満塁ホームラン打たれたとかで、喜んだり悲しんだり罵ったり腹が立ったりヤケ酒飲んだり失望したり絶望したり・・・大の大人がみっともない。

オレは生まれついてプロ野球あんまし興味ないんで、ナイター(絶対にこの言葉を死語にしたらアカン)の3時間ほどを有効利用できるのであーる。3×140時間のあれば、STAP細胞200回ぐらい再生できてお釣りがでます。まあ、オレはやんないけど。

ちゅうことで、前回、キャプテン根岸愛がエエと書いて以来、ナイターやっている時間、Youtubeで動画探したりしているうちに、根岸愛のいるPASSPO☆本体が好きになってもた。

日頃、ダブという音の要素が最小限の音楽、聴いてるせいか、引き算が基本のダブとは逆に、PASSPO☆とかは、音の足し算が命のジャンル、もう、聞く曲、観る曲、新鮮で新鮮で、刺激的で刺激的で・・・。まあ、それだけの音楽なら、そこいらにナンボでもあるんだが、Youtubeでなぜか最初に観た、フライト(ライブのこと)の動画では、3曲同じ曲(「Pock Star]という激しい激しい激しい曲)を休みなしのぶっ続け、でやるというバカなことやってたんで、「こりゃ、ほんまモンや」と。オレ的に「つかみはOK」となり、どんどんいろんなフライトの動画見ていいくうちに、森詩織というスゲー、ヴォーカリストがおって、もろロック。最初彼女の声に引きづられて聴くうちに、森詩織の「裏」面みたいな、対称的な根岸愛のアイドル王道声が好きになってもた。
修行して、フライトの動画、動画見ないで音だけ聴いて、根岸愛の声が見分けられるようになった。

シロウトなんで、あんまし、エラそうなことは云えないが、森詩織の後に根岸愛のパートが始まると「おおっ!」となるし、根岸愛の後に森詩織のパートになると「おおっ」となる。いい、ヴォーカルを二人持つということはこういうことなんだな(たとえば、Love Diary)、と、小泉瑠美卒業以降の遠藤舞の不幸をチラッと思ったりする。

「Pretty Lie」(もちろん、弘田三枝子の「可愛い嘘」とは違う曲である)が好きになり、「ウハエ!」のHappy Dayのとこのジャンプにハマり、やっぱし、「少女飛行」は名曲だなぁと思い、「Tap My Toe」の言語感覚、そして、ついに「くちゃLove」というトンデモナイ名曲にぶち当たるワケである。まあ、オレにとっての名曲とは御存知のとおり、聴くのもやめても、脳内でリピートしだす曲のことである。

まあ、ここまで来たら、もうCDを買い込む以外オレには選択肢が残されていない。

まあ、アイドルグループのフルアルバムちゅうのは、その後のライブやコンサート(PASSPO☆ではフライト)での叩き台みたいなとこがあるんだが、PASSPO☆はなにせ、Girl Rock Unitである。ましてや、アイドルグループのシングル盤、それも新品で過去のシングル盤を買うということはなんとなく非常に損したような気持ちになったりするが、PASSPO☆はなにせ、Girl Rock Unitである。2012年末のライブDVDを今頃買うというのも、アイドルグループなら、ナンセンス極まりないが、PASSPO☆はなにせ、Girl Rock Unitである。伊東ゆかりのサンレモや伊東ゆかり+東海林修+伊集加代という奇跡の組み合わせのLoveが再発され、モップスのBlind Birdがようやく陽の目を見て、ザ・キャラクターズのアルバムが再発されるという今、アイドルグループのCDやDVDを買い込むというのは、昭和歌謡には天をも恐れぬ所行・・・このブログは昭和歌謡を聴いてあれやこれや書くブログなのである・・PASSPO☆は、なにせ、Girl Rock Unitだから、いいのであーる。

まあ、実際、Girl Rock Unitなんで、音が比較的、分厚いんで、オレなんかは聴きやすい。ともかく、動画見たら、その超絶な運動量にGirl Rock Unitやなあ、と思う筈である。




ちゅうことで、今、ガンガン・・・いや、ギャンギャンに聴いている。ええ曲ばっかやんけ。
9人編成のアイドルグループはなぜか、ホッとする。

2014年8月25日月曜日

横浜グラフティ

 朝一番で区役所へ行ったものの、ハンコが違っていたため取りに帰ったりして、2時間かかり、大開で用事を済ませた時には、もう、正午。

 ・・・PASPO☆の根岸愛(例えば https://www.youtube.com/watch?v=ZT-VhnFmu6A)に突然、惚れてしまう。フツーに美少女なんで、しゃあない。アイドリング!!!では、ルックスよりキャラ、升野英知との相性やモンな。




横浜グラフティ・菅 淳一


 横浜グラフティ、読む。

 なにせ、矢作俊彦の「マイク・ハマーに伝言」をもっとも人生で影響を与えた本、ナンバーワン、鈴木いずみ「ハートに火をつけて」をナンバーツーにしているオレなので、ちょっと心配したが、心地よいほどストレートに描かれており、ナポレオン党のリーダー「獅子丸」があの

浮谷東次郎

の伝説の16台ゴボウ抜きに、影響を受けてヨタハチを選んだという、くだりで、(これなら、ダマされてもいいや)とすぐに思えたので、もう、一挙も一挙、実は本屋で立ち読みし始めたら止まらなくなって、そのまま、読みながら、キャッシャーに持っていたぐらいである。

もったいぶってしまった。1967年、舞台はヨコハマ。1967年といえば、もう、「ヨコハマ」の最も旬の時代である。日本で名実ともにファッションも音楽も遊びも一番「とっぽい」時代である。分かる人には分かると思うが、たった1年違っても、1966年では早すぎる、1968年では遅すぎるのである。1967年のヨコハマを舞台にした、いや「してくれた」、著者には感謝しかない。

メインは、ボーイ・ミーツ・ガールで始まる胸キュンのラブストーリーだけど、なにせ、旬のヨコハマが舞台である、当然、伝説のナポレオン党出まくって出まくる、当然、伝説のゴールデン・カップも出まくって出まくるもんだから、当然、伝説のゴールデン・カップスも出まくって出まくる、当然、伝説のイカしててスカしたお姉ちゃんも出まくって出まくる(乱闘シーンまであるよ)、彼らを孫悟空並に町の端から端まで、好き勝手暴れまわさせている1967年の「ヨコハマ」という町があるのである。


 あと嬉しかったのは、著者の方々の当時のヨコハマの不良の方々に対してのリスペクト加減である。
 登場人物のいわゆる「物狂ひ」の状態が、丁寧に描写されている。
ナポレオン党のリーダーを始めとする、登場人物それぞれの、オモロいもん、に対しての「物狂ひ」ざまが丹念に描写されており、この部分は、実は、別に1967年じゃなくても、別にヨコハマじゃなくても、別に不良じゃなくても、別に若くなくても、いつでも、だれでも実行可能ではないだろうか? ただ、そこまで「好きなこと」があれば、なのだが。徹底的にやれば、いつのまにか、「カッコよくなる」、それだけだ。

あと、圧巻はやはり朝比奈峠での、レースであろう。まあ、こればっかは読んでもらわんと困る。こんな楽しいシーンあるだろうか。

ただ、オレが、(嗚呼・・・)と思わず、ため息をついてしまったのは、ラストシーンあたり、東京から来たという、女二人から、主人公と喫茶店のマスターが新発売ばっかになった資生堂のMG5を渡されるシーンである。(嗚呼・・・この時点で、ヨコハマは終ったんだ)と思った。だって、そして、ヒロインをモデルとしてスカウトし、東京に連れて行ってしまう。東京ではモデルとして、成功できそうだからだ。実はこの時点で、東京はヨコハマに負けたのである。東京の金物量作戦が始まったのだ。ヨコハマのカッコよさも金銭換算され、ワリのあうもんだけが、全国へ売りだされる・・・が、このあたり、著者は意識的なのか無意識的なのか、淡々と書かれており、忸怩たる思いに駆られた。矢作俊彦の「マイク・ハマーに伝言」に出てくる英二くんがおってくれたらなぁ、と思った。

 
 オレはヨコハマ生まれ、といっても、まあ、オレの場合、父親祖母が多忙のため、母親が実家近くの産院で生むためで、しかも、オレは生後すぐ家出する度胸もないヘタレだったんで、しゃあないのである。まあ、たとえ、あと、主人公と同じに7年ほど早く生まれ、生後すぐに産院脱走したとても、オレの性格から云うて、本牧や中華街よりも、黄金町あたりで、青春を送り、そのうち、あれやこれやで、大岡川に浮いていたかもしれん。
 合掌。



 

2014年8月19日火曜日

8月19日

 東京ヤクルトスワローズ、延長で負け。

ようやっと、ちーにゃん@LOVE(長谷川るみ)の溌剌とした姿(http://www.dailymotion.com/video/x23ikb0_140813-%E3%83%AF%E3%82%AA_creation の05:00あたり)を見て、安心する。満員の観客とのコール&レスポンス、ステージの上を軽やかに飛び跳ねてる・・・これを、みたかったんです。衣装がなんか、アイドリング!!!時代の感じがするが、何分、シロウトなので、勘違いかもしれません。

プロデュース、フィル・プラット、ホレス・アンディ名義の「Get Wise」のGet Wise、Wise Dubにハマる。リー・ペリーのブラック・ボード・ジャングル・ダブに入っている、Dub Organizer(もしくは、Cloak & Dagger)からチャラチャラしたとこを取った、非常に無愛想な感じ(ぜんぜん、別の曲です、念のため)が、まあ、このぉ、なんちゅうのか、ええ。ついつい、ボリュームを上げたくなる。まあ、なにぶん、シロウトだから、ようわかりませんが。

あと、今回、オーガスタス・パブロのItal Dub(1974 キング・タビーとの共同プロデュース)というのも買ったんだが、やっぱ、オレはオーガスタス・パブロが大キライみたいで、メロディカが聴こえるたんびに、ああ、メロディカさえ無かったらなあ、と思う始末(Upfull Livingあたり、なんかだと好きなんだけど)。
まあ、なにぶん、シロウトだから、ようわかりませんが。

2014年8月17日日曜日

ラスタファリアンになろうぜ

 小川で負ける。なんか、小川が復帰し新垣が入り、先発のコマが揃ったな、と思ったのに・・・。

 「軍師官兵衛」。なんか、今夜は、荒木村重(道薫)の愁嘆場。それはそうと、おそらく、黒田官兵衛が一番(二番目は裏関ヶ原)活躍したであろう「秀吉の織田家潰し」の描き方がきわめて、おざなりで、こんな、どーでも、えーことに限って描写が細かい。

 リターン・オブ・スーパー・エイプのAmazon評みてたら、「本当の意味で戦争の抑止力となるのは、核兵器なんかじゃなくってこんな音楽なんじゃないかな。」といわゆる、例によって例のごとく、日本特有の「脳内お花畑」イデオロギーに毒されたことが書いてあった。「戦争の抑止力」があるとするならば、罵声ばっかがなり立てる反原発運動のデモや国会前での反集団的自衛権デモの「抑止力」ぐらいチョロい筈で、もし、反原発運動のデモや国会前でのデモとかで、デモやっている連中に大音量で「リターン・オブ・スーパー・エイプ」をかけたら、デモするのがアホらしくなる筈である。デモ抑止力になるわけだ。

 「反原発運動のデモや国会前でのデモは正しいデモだから」と云うなら、戦争の本質をわかっていない。戦争はいつも正義と正義の殺し合いである。また、数十人規模のデモの抑止力にすらならんのが、どうして、何万人規模の戦争の抑止力となりましょうや。

「本当の意味で戦争の抑止力となるのは、核兵器なんかじゃなくってこんな音楽なんじゃないかな。」・・リー・ペリーの音楽に対して、最大の侮蔑と受け止めておく。核兵器みたいな下賎なものと一緒くたにされてたまるか!!!
 フツーにリー・ペリー聴いたら地球否宇宙をぶっ飛ばさんばかりの、少なくとも核爆発以上のエネルギーを感じることができるというのに。

 こういう、オレのツッコミの無意味さ、わかっている。大人げない。
 ただ、しゃあない、オレはパンクにモロに影響された人間だ。音楽からは音楽以外の嘘や幻想を聴きたくない、音楽だけを集中して聴いていたいだけなのだ。もちろん、レビュアーの方のような「幻想」を抱いて、音楽を聴くのも、もちろん、自由である。

 でも、こうしたレゲエに対する「偏見」(あえて言ってしまう)や妙なイデオロギー化、にどれだけ、単に音楽としてのレゲエが好きなオレが、まどろっこしさ、隔靴掻痒感を、覚えたか、「フェアトレード」のMJBより不味いコーヒー何杯飲まされたことか。

 例えば、フツーにめちゃくちゃカッコいいリズム隊をバックにめちゃくちゃ巧い歌手の唄を、伊東ゆかりや青山ミチの極上の歌謡曲聴くのと同じレベルで聴いて何が悪いというのだろう。「焼けつくせ、燃やしつくせ今夜」であろうと、「起き上がれ、立ち上がれ」であろうと、「グリーン・ジンジャー・フライング」や「ミッチー音頭」聴くみたいに聴いて何が悪いというのだろう?


 オレはずいぶん長い間、レゲエを聴いているんだが、長い間レゲエを聴くコツ、というものがあるとしたら、真っ先に挙げたいのは、こうした「イデオロギー」の排除である。

 音楽はやっぱ、音楽として聴く。

 どうしても、「イデオロギー」にハマりたいのなら、たった一つ、「ラスタファリズム」という超強力で難解な宗教に帰依することである。ヘアスタイルをドレッドにしてマリファナ吸うだけでは、もちろん、ダメで、最低限、系図屋行って、先祖が400年前、アフリカ大陸から奴隷として日本に連れて来られたこと(そういや、信長に仕えたという弥助という黒人はどうなったんだろう?)にしないとあかん。そして、最低3年は、山の中で自給自足の生活をせなアカンが、そこまでやれば、初めて、故エチオピア初代帝王ハイレ・セラシエ一世をジャー・ラスタ・ファーと呼ぶことができるのだ!!!

 ところが、レゲエ聴くやつはなぜか、憲法九条命の旧左翼の政党、それも選挙用に云う「タテマエ」止まり、それも何ら疑問も感じず、レゲエを「イデオロギー的」に語ろうとするから、困る。

 ボブ・マーリィが世界進出に登場した1970年代初頭、挫折したヒッピーが、スコット・マッケンジーや以来のスタアとして歓迎したのはもちろんのこと、60年末徹底的に挫折した新左翼がどっと入り込み、ボブ・マーリィの歌詞から、「第三世界からの革命」を取り出し絶賛した。まあ、レゲエの悲劇があるとしたら、ここ、からであろう。
 そのおかげで、オレはボブ・マーリィをフツーに音楽として聴けるようになるまで、5年はロスした。
 

2014年8月11日月曜日

気がついたら、ダブばっか買ってた・・・

プール帰り、渋滞に巻き込まれる。そうか、お盆休み、ちゅうのが、台風の影響で今日からになったのね。

久々に、CD、HMVから購入。35%引きやってた。
一応、タイトルだけ、書いとく。2,3年前から欲しかったヤツが多い。

・Get Wise Horace Andy
再発専門のPressureSounds。天才でかつ幻のプロデューサー、フィル・プラットの音源をこのところ、どんどん発掘してくれている。
ホレス・アンディのアルバム。1975年(付近)。
まあ、例えば、11曲目の「Roots Of All Evil」は、ホレス・アンディでは代表曲のひとつ、「Money Money」異名同曲。
12曲目は、11曲目をダブにしたヤツにJah StichのDj乗せたヤツ、そして、13曲目は、そのダブ。最初聴いて、この3曲あれば、オレの音楽生活、これからの一年は保つんだろうな、と思った。

・Ital Dub 
オーガスタス・パブロ名義のダブ集。
・Deeper Roots
ヤビー・ユー名義のダブ集。
・Trojan Down In The Tenement Yard Various Artists
長屋の庭で、とあるから、庭先でのライブ盤かと思ったら、違うみたい。

・I Am the Gorgon Various Artists
バニー・’ストライカー’・リーの映画ができたらしい。そのサウンドトラック。




・Dub Will Change Your Mind
そのバニー・’ストライカー’・リーが残した音源集。ダブ集。

・Super Ape・Return of the Super Ape
まあ、ご存知、リー・ペリーの名盤中の名盤。2枚のアルバムが2枚セットになって発売。ロックの名盤並に再発がどんどん出たりするんで、またか・・・と思ったが、「パーティタイム」や、「ドレッド・ロックス・イン・ムーンライト(Big Neck Police)」のエクステンデッドバージョンが入っているため、つい・・・(ちなみに1枚目のオマケには、マックス・ロメオのWar Inna BabylonとChase the Devilのエクステンデッドバージョンとかが入っている・・・何考えてるねん?と言いたくなるがしゃあない)。
しかし、数年前、この2枚に「ロースト・フィッシュ&コーンブレッド」のオレの大好きなアルバム加えた3イン2のアルバム出したばかりなのにな。

 何度再発されようが、Super Apeのベストは、ヘプトーンズのこれまた、美しいコーラス曲「Three in One」で、Return of the Super Apeのベストはダブでもなんでもないインスツルメントナンバー「Crab Years」である。まあ、日本・・否世界的に決して同意されることは少ないだろうが。


またも、ダブばっか。
 歌謡曲のアルバムほしいけど、一枚3,000円近くするんで、買えないの。

2014年8月9日土曜日

8月8日

 わははは。宿敵横浜DeNaに大勝・・なのだが、9連敗中の相手だ、ようやっと、ようやっと、連敗を止められましたちゅう感じ。

2014年8月6日水曜日

8月6日

 東京ヤクルトスワローズ、勝つ、最終回、ヒヤヒヤもんであった。昨日、もう惨憺たる有様だったので、あんまし期待してなかったんだが。めちゃくちゃウレシイ。

まあ、ごぞんじと思うが、昨日の朝日
さすがに朝日新聞である。しかし、やっぱし朝日新聞である。



 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。
当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。
研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。

 女子挺身隊は、戦時下で女性を軍需工場などに動員した「女子勤労挺身隊」を指し、慰安婦とはまったく別です。当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました。


まあ、この反省の無さ・・・。 後者なんか、戦時中に生きとった人に聴けば、三秒でわかるはずなんだが。32年かかったか。
32年間ず~~~っと、このウソと誤用をつきとおし、しかも、そのウソをふくらませ、世界中に拡散し続けた。そして、今や、もう、取り返しのつかない状態になってしもうていることは?

まあ、あれほどラディカルでアナーキーだったオレが今、政府応援しているんが、なぜか、わかるだろう。
今日日、一つの国の政府なんかより、もっともっと、強大な力を持った、しかも、わかりやすい権力が他にあるからである。

今回のやり方つかえば、なんぼでもフツーの国のフツーの国民を怒りで冷静を欠いた状態に持って行くことができるし、そのベクトルを自国に向ければ簡単に革命ができるだろうし、そのベクトルを他国に向けたら、戦争なんか簡単に起こせるんであーる。同様に、平和平和と唱え、自国の防衛のプランをかたっぱしから潰し、侵略されやすい国にすることも可能だ。抵抗せず一方的に攻撃される状態はたしかに「戦争」とは云えないが。そんなのはウソの平和である。

21世紀の「ラディカルな意思のスタイル」を追求するのもエエが、強い強い力を持った誰かの「虚偽と誤用」に、ノセられたら、アカンと思うのであーる。
筒井康隆の「公共伏魔殿」を思い出した。もちろん、これは某放送局を題材にしているが、朝日新聞社も強大な闇が社内のどっかにあるんとちゃうか。

2014年8月3日日曜日

Heathen Mega Mix

 今頃、4連勝。でも、うれしい。

  しかし、「軍師官兵衛」、なんじゃ、黒田長政と蜂須賀正勝の娘のラブストーリー? 長政がお茶こぼす、あわてて、蜂須賀正勝の娘が拭こうとしたら「偶然」手と手が触れ合ってあわてて、手を引っ込めお互い顔を見合わせて、顔を赤らめる・・・なんかマジメに観ていて人生イヤになった。オレがいまだ、石立鉄男ドラマ、日活アクション、大映悪名シリーズ、東宝若大将シリーズとかに拘泥するのは、こういうことなんである。
「新しい今のモン」の方が実はドラマも音楽も映画も視聴者消費者を「ナメきってる」のである。

  OS X Mavericks、いつかインストールしよインストールしよと思っていたところ、次のYosemiteのベータ版が出てたんで、別ディスクにインストールしてみた。見た目はきれいが、さすがに、Lionと比べ「おおっ」と思うとこは少ないんで、すべてを移行するのは、正規が出てかからにしよぅっと。

なぜある歌が頭の中で永遠リピートされるのか、その対処法 : ギズモード・ジャパン: ""

「対処法」とあるから、ネガティブに捉えているんだろう。
 オレなんか、むしろ、四六時中、そういう状態にならんかなぁと思っているんだが。
 特にプールで泳いでいる時なんか、音楽が永久ループしている方が疲れが少ないと思うけど。 

 ちょっと前、永久ループしてたのが、Heathen Mega Mixに入ってた、Positive Fighterの一節、I and I See,I and I Saw,and I and I  Conquered・・・というフレーズだ。
 もちろん、ジュリアス・シーザーの「来た見た勝った(I Came,I Saw I Conquered)」のもじり(きたみた買うたは、もちろん、きたしょうてん)であるが、ボブ・マーリィとウェイラーズの「Heathen」のリズムトラックにのっかると、泳いでると、25メータ泳いだだけでも、I Conqueredした気になるから不思議だ。公営プール25メーター泳ぐだけで、気分はもう、Positive Fighterちゅうわけである。

  Heathen Mega Mix。1996年頃、なんの前触れもなく突然出た。ひとつのリズムトラック、最初から最後まで、いろんなシンガーやDJやMCが入れ替わり立ち替わり24曲、ほぼ60分、ノンストップでぶっ続けた、Mega Mixである。マイティ・マイク(http://www.reggaeholland.com/artists/michael-jones-aka-mighty-mike/ 2012年に亡くなっている。合掌)という当時もおそらく現在もほとんど無名の人が仕切ったアルバムである。

  ボブ・マーリィとウェイラーズの「Heathen」(1977)のリズムトラックを使っていること、仕切りのマイティ・マイクは無名だが、出てくるのは、今チェックしていても、シャバ・ランクス、スパナー・バーガー、トニー・レベル、モーガン・ヘリテージ、アドミラル・ティベット、ココ・ティーにジャック・ラディックスでしょ、ルーイ・カルチャーやヤミ・ボロ、出たぁヴィヴィアン・ジョーンズ!!!Positive Fighterはあのテンポのアンソニー・レッド・ローズだ。そんなんで、当時買ったんだろう。


  今、全曲、聴き直しているところだ。
  あいかわらず、何言っているか、わからんが、例えば、ブスの歌手が「嫌いになれば、一人になっていくこと」と唄ってたら、クソ生意気に何言ってやがるまずはテメエのブス直せ、としか思わないが、例えば、「嫌いになれば、一人になっていくこと、Jah Said」とJah Said入るだけで、うーーーーーーーーーーーーーん、と思ってしまう、その効果もあり、なんか、非常にカッコ良く、しかも、元気が湧いてくる。

「軍師官兵衛」の長政と蜂須賀正勝の娘のシーンもJay Say前につけるとカッコつくかもしれん・・・まあ、なんか、今の日本の致命的な欠点を見つけたような感じがするが、例によって例の如し、オレの勝手な勘違いだろう。




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