2010年8月24日火曜日

奇跡の五割復帰  2010/08/24

 あいかわらず、暑い。
 奇跡がおきた。
 あの東京ヤクルトスワローズがついに5割復帰である。信じられん。シンジラレナイ。今、どこぞのアッラーでもジーザス・クライストでもその他のどんな神様でもええから、「この5割復帰は、ワシのおかげじゃ、感謝せぃ、ワシを拝めたたえ信ぜよ、壺買え」ちゅうたら、本気で全財産なげうって、入信するであろう。が、まあ、そういう天の声は聞こえなかったので、しゃあないわな。仏壇に拝んどこ。
 アホなことはそのくらいにして、借金19からの1966年の阪神タイガース以来というから、44年ぶりの快挙らしい。もちろん、今から19連敗する可能性もあるわけだから、予断は許されないが、まあ。今は、優勝よりも、ウレシイかもしれん。
   

「最近のJ-POPの歌詞」
同じ空の下にいすぎ 夢を夢で終わらせなさ過ぎ 眠れぬ夜多すぎ 寂しい夜迎えすぎ 不器用な俺だけどお前のこと守りすぎ 何かがわかるような気がしすぎ 移りゆく街並みを眺めすぎ つないだ手離さなすぎ 光が挿す方へ行き過ぎ 君がいれば他に何もいらなすぎ

[From HMV渋谷店 閉店について|眼鏡な日々]

 まさに、最近の曲のウソ臭さをいいあてている。「光が挿す方へ行き過ぎ」ちゅうのは・・・若いもんは、あえて「闇」に飛び込んでイカンかい。闇の深さわからんもんに、光の明るさはわからんぞ、あほ・・・と説教したい。


 HMVの渋谷店は、開店した頃あたりに良く行ったものである。ヤヤコシイ理由はない。タワーレコードより勤め先から近かったからである。覚えているのはジャネット・ケイの「ラヴィング・ユー」と遠藤賢司の史上最長寿のロックンローラーあたりか。

 あんましにもCD買わなくなったんで、このところ、意識して、CD買うようにしている。ちゅうても、月に一万円ぐらいであるが。



 近田春夫とハルヲフォンのライブ、買ったら、わりと良かったので、オリジナルの3つも再発が出てたので、買った。まあ、こういう、大昔に聞きあきたヤツをまた、買い直すというのは、ええんかいな、と思ったりするが、まあ。
 そいで、まあ、当時のロックのカッコええとこ取りした感じの曲が多い、1枚目と2枚目、通して聴いてみて、「あ、もう、こういう音アカンようになってもた」と思ったわけである。もちろん、「秘密のハイウェイ」やら大好きだった曲は、これからも、大好きであり続けるだろうが。



 3枚目の「電撃的東京」は、 当時は凄かった。アルバム12曲中、11曲が歌謡曲のカヴァーなのであり、当時、ぶったまげたものである。しかも、ありとあらゆる歌謡曲はカヴァーした瞬間、そのまま、ロックになっちょる、ちゅうスゴイスゴイことをしでかしたアルバムなのである。まさに、「パンク」である。


 もちろん、「当時」を残念ながらつけないとあかん。歌謡曲はダサくしょうもないしょうもないもんやという当時のナウなヤングの共通認識があってこそである。そして、今のオレは、あたりまえだが、「歌謡曲」のカッコよさにハマりまくりの状態である。であるから、むしろ、「中途半端にカッコつけてるカヴァー」にしか聞こえないのである。これほど、哀しいことが、あるだろうか。たとえば、当時、オレは、ハルヲフォンの「きりきり舞い」聴いてから、オリジナルの山本リンダを聴いたら、山本リンダが、ダサくぶよぶよに聴こえたのであるが、それが、今や逆転してしもてるわけである。



 ちゅうことで、ハルヲフォンの「きりきり舞い」からオリジナルの山本リンダの「きりきり舞い」聴きまくり、ついでに、今、iTunes Music Storeでみつけた、山本リンダの「涙の太陽」のバターとミルクと卵で捏ねくり回したようなカヴァーに感動し、アルバムごと買ってしもうたところである。

"山本リンダ ゴールデン・アルバム" (山本リンダ)

1. きりきり舞い
2. 狙いうち
3. じんじんさせて
4. 狂わせたいの
5. 燃えつきそう
6. ぎらぎら燃えて
7. どうにも とまらない
8. 個人授業
9. ちぎれた愛
10. ルイジアナ・ママ
11. 甘い十字架
12. 涙の太陽
13. ダイアナ
14. ある愛
15. 追憶 (+Plus)
16. ひと夏の経験 (+Plus)
17. グッド・バイ・マイ・ラブ (+Plus)
18. 激しい恋 (+Plus)
19. 私は泣いています (+Plus)
20. 花とみつばち (+Plus)

 7曲目まではおなじみの山本リンダのヒット曲が並んでいるが、そのあとのカヴァー集がスゴイ。当時の山本リンダは、お色気過剰という生やさしいもんじゃなく、「襲ってくる」獣性過多な邪悪なオーラを放ちまくっており、アイドル系のちょっとした憧れとかを肉欲に変えてしもて、スゴイことになっている。


 お得の巻き舌を駆使した「ルイジアナ・ママ」や、珍しいレゲエ調「ダイアナ」とかは、青山ミチのヴァージョンに匹敵するハマり具合の「涙の太陽」とかは、まともなカヴァーなのだが。
 フィンガー5の「個人授業」が持っていた、小学生の先生への爽やかな憧れは、山本リンダが唄った瞬間、ずばり「タイトスカートの女教師モノ」の淫靡な淫靡な世界である(まあ、聞き手の品性というものも多少ありますが)。

 山口百恵の思いつめた緊張感バシバシの「ひと夏の体験」、この思春期を唄った曲を「うわきぐせはなおらないのよ」(「きりきり舞い」歌詞より)の山本リンダにカヴァーさせること自体、不道徳の極みである。熟しきった山本リンダが「あなたに 女の子のいちばん大切なものを あげるわ」と低い声で歌うのである。「愛する人に捧げるために守ってきたもの」をくれる、というのだ。セーラー服を着た山本リンダが像を結んだ瞬間、トンデモナイイメージが広がってくるわけである(まあ、聞き手の品性というものも多少ありますが)。でも、噂を信じたらアカン、ほんまは、山本リンダは山口百恵よりずっと、「うぶ」やったのかも(「どうにもとまらない」より)。


 郷ひろみ筒美京平の名曲『花とみつばち」 はリンダは抑えた甘い声で歌っており、びしっと決まっている。ただし、花は花でも、食虫植物がミツバチを狙っている緊張感は、絶えず、感じさせるから、たいしたものである(まあ、聞き手の品性というものも多少ありますが)。


 まあ、こうした芸当ができるのも、かなりの歌唱力と一連のかなりインパクトのあるヒット曲によるパブリックなイメージを持っているから、であり、スゴイことなのである。ジュリーのカヴァーや「グッバイマイラブ」などは、かなり聴かせる出来になってます。




 ちゅうことで、『電撃的東京」のカヴァーのおもしろさよりも、山本リンダがカヴァーして元歌の持つ世界観を破壊しまくるラジカルさが、今はおもろうて(多分、やがて、哀しき・・・となるのであろうが)ね。

2010年8月20日金曜日

アホやっアホやっアホやっ

「防衛大臣は自衛官ではないんですね」と首相 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ただ、首相は19日の会談冒頭、同席した北沢防衛相に「昨日予習したら、大臣は自衛官ではないんですね」と発言。あいさつでは「改めて調べてみたら、首相は自衛隊の最高の指揮監督権を有している」などと述べた。

[From 「防衛大臣は自衛官ではないんですね」と首相 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)]

経済対策、政府内に温度差 荒井経財相は前倒し実施強調;

円高進行などに対応する経済対策を巡って政府内の温度差が目立ってきた。荒井聡経済財政相が20日、菅直人首相に経済対策の原案を報告するなど検討が本格化してきたが、財政出動に慎重な財務省は「景気動向の見極めが必要」と主張。円高是正を優先すべきだとの声もある。9月14日投開票の民主党代表選を控えて各省が積極的に動きづらい事情も影を落としている。

[From 日本経済新聞]
小沢氏出馬論強まる=来週にも要請へ-民主代表選

9月の民主党代表選について、小沢一郎前幹事長の出馬を求める声が党内で強まった。同党の樽床伸二国対委員長、三井辨雄国対委員長代理ら中堅議員は20日夜、都内で会談し、「小沢氏でなければこの難局は乗り切れない」との認識で一致。また、山岡賢次副代表は来週にも出馬を要請する考えを表明した。これを受け、小沢氏も近く判断する見通しだ。

[From 時事ドットコム:小沢氏出馬論強まる=来週にも要請へ-民主代表選]

<民主党>「平賀源内研究所」構想 国がタイムマシン助成?(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

奇想天外、反主流の研究大歓迎--。民主党の文部科学部会が、こんな科学研究拠点の創設を提言した。その名は「平賀源内記念研究所(仮称)」。新たに発行する「科学宝くじ」の収益を、タイムマシンなど実現不可能とされる研究や常識にとらわれない研究に投じる。事業仕分けで「投資に見合う研究成果を」と強調してきた民主党が、成果主義で買えない「夢」を育てることができるか

[From <民主党>「平賀源内研究所」構想 国がタイムマシン助成?(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 オレのブログでは、政治ネタはタブーなのだが、先日高速無料化でひどい目にあったんで、ネットで民主党が今何やっているかを調べてみたら、このアリサマだ。
 一番目のは、口ばかり達者なエエ加減なナマケモノの男が、そいでも、まあ、「予習」したからよしとしよう。一歩前進である。次回の会談までに、分かる範囲でいいから、「シビリアン・コントロール」を勉強してみようね。「改めて調べてみたら、首相は自衛隊の最高の指揮監督権を有している」・・・って、くれぐれも、「悪用」したらアカンよ。なんか、ちょっと怖い気がするが、オレの心配性ゆえのことである。あとは、彼の在任中に「有事」や阪神大震災並の災害が起こらないことを願うばかりである。

 次は、円高がこれからどんなに進もうと民主党代表戦が終わるまで、「なーんもしませんよ」というように取れるが、新聞の書き方か、オレの読み方のどちらかが、間違えているのだろう。政権与党ですもん。

 じゃあ、その代表戦終わったらちゃーんと出来るのかと思えば、小沢が出てくるという。民主党がどーなっているのかわからんが、小沢氏が代表になったら、だいぶ、ゴチャゴチャになってしまうような気がして、「経済政策」速攻で打てるとは思えないが、まあ、オレの考えすぎであろう。
 
 最後のは夢どころじゃない、民主党は本気であろう。そうなのである。タイムマシーンさえあれば、いいのである。おそらく、今の円高とか諸問題、特に、半島問題もタイムマシーンさえあれば、一発で解決で、戦後処理(まだ、残っているらしい)いやそれよりもなによりも、タイムマシーンさえあれば、赤字国債から地球温暖化からエコロジー、不況、少子化までなにからなにまで、全部解決可能だ。オレが浅はかだった。そこまで考えていたか、深い。民主党侮るべからず。

 ・・・・「政治的亡命」したくなってきた。
 

2010年8月19日木曜日

A Woman Am I

 スワローズ、快勝。

 お盆休み、15日は旧友だるまとんろう氏と日本海へ行って、岩ガキを喰ったのだが、帰り、どこぞの阿呆が舞鶴自動車道を「無料」にしたため、意味のない渋滞があり、バカみたいに時間がかかった。もちろん、篠山あたりで降りたら、下の道路はガラ空き。スイスイスーダラダッタスーイスイと宝塚まで行けた。オレは生まれて初めて、「政治」による実害を受けた。今さら解散総選挙せい、とはいわん、でも、誰かナントカ今のうち、ちゃんと政治ちゅうもん、幼稚園のレベルから教えたれよ。

 このところ、ちょいとした「野望」があり、まあ、おれにとっての「野望」つうても、国会に乗り込み、ルーピー鳩山と小沢だまして財産全部掠め取ったろう、とか、その手の野望ではなく、新しい、マック、いっちょう買うたろうかいな、ちゅう、ささやかなれど、オレにとっては経済面が主だがかなり、どでかい「野望」になる。


 今使っているMacを下取りに出さんとアカン。で、てはじめにハードディスクを整理・・というより、コピーしてデリートして、を500回ほど繰り返したのであるが、まあ、500GBのハードディスクを2つ空にした。空にしたのはいいが、熟慮の末、 いっちょう、購入資金の一部にしようと思って、再び、ディスクユーティリティの消去にある「セキュリティオプション」の「データをゼロ消去」それも、7回消去をやってしもた。バカみたいに時間がかかり、しかも、ハーディスク触ってみるとメチャクチャ熱くなっていた・・・・が、まあ、ほぼ一日(実際にはもっと少ない時間で終わっていたと思うが、24時間、放ったらかしにしてたため)、かけて終わった。外付けの「お立ち台」でやったので、別にMacで作業しても良かったのだが、前に述べたようにハードディスクが熱くなっていたので、そばに扇風機ぶんぶん回してたため、なーんもせんかった。で、もう一個はゼロ消去を七回繰り返すというのが、いかにアホで意味のない作業とわかったので、一回だけの消去にした。
 
 新しいMacの購入資金の一部になれば、と思い、ハードオフに持っていたら、500GBハードディスク一個800円という価格で引き取ってくれた(7月末頃の相場ね)。
 800円返すから、オレの人生返してくれぃ・・・まあ、しゃあない。荒ゴミの日に出して、ある日高架下で売られたりするよりはマシだ。と思ってた。しかるに、だるまとんろう氏がいうには、持っとって使ったら良かったと云われ、おっしゃるとおり、500GBのハードディスクちゅうと、DVD100枚程度の容量があるわけで・・・。

  ちゅうわけで、盆休み、すぐに下取り持って行けるように今のMacの環境にしようと思ってたが、めんどいので、なーんもしてまへん。
 まあ、神戸のソフマップに新しいMacPro、まだ、入荷していないみたいだし。

 今、聴いているのは、弘田三枝子「 A Woman Am I」という曲。ランダムでいろんな曲聴いていたら、カッコいいイントロやなあ、でも長いなぁ、とか思って聴いてたら、弘田三枝子のヴォーカルが出てきた瞬間、そっからはもう、どっぷり。12分30秒の長い曲で、とちゅう、ホルガー・チューカイっぽくなったり、アラブ風になったり、かなり激しい変化を見せるが、これらのノリを全て吸収して、最後はまったりとしたヴォーカルから弘田三枝子独自のノリでノリまくって終わる。下のアルバムは、ジャズライブとなっているが、「弘田三枝子」そのものがジャンルなのであると再確認した(と、ワケのわからんことをいうておく)。声や容姿は老化するかも知れんが、いつでもどんな音楽をやっても、そのたんびに、独自の「ノリ」を作り出す人は強い。

 このアルバムが50才の時か。負けたらアカンなぁ。
  


"MICO JAZZ LIVE IN KITAKYUSHU(ミコ・ジャズ・ライヴ・イン・北九州)" (弘田三枝子)

2010年8月13日金曜日

メイクミルミル

 東京ヤクルトスワローズ、10連勝!
 スワローズファンでいてよかった。

2010年8月10日火曜日

七連勝するなんて・・・

 東京ヤクルトスワローズ、サヨナラ死球で勝つ。延長11回裏二死満塁、打者は福地。今、スワローズを引っぱっている選手である。ここで凡退しようものなら、今後、引きずってしまうようなところもある選手である。
 それが、いきなり2球目でデッドボールだ。
 この一瞬、あの讀賣というチームに「心の野球」を見た、というか、見たような、ちゅうか、もう、「心の野球」という負けが込んでる上に勝てそうにない試合を続けているチームを応援するための、いわば「方便」はもう必要ないのかも知れん。でも、
 これで7連勝である。信じられない。
 ただ、もっと信じられないのは、この前、横浜に3連勝した時、なぜか、目下の目標3位チームとのゲーム差がひとつも減らなかったことである。不思議でしょうがない。  その前の中日戦、スワローズは心の野球で、次に対戦するチームが戦いやすいように、3連勝しておいたというのに。不思議である。敬老の精神にあふれたチームだから、しゃあないか。
 
 しかし、また、ウチの首相、イラン事しよったみたい。ちゅうか、最近、静かに地道に人生やってると思たら、コレだ。
 内容についてはもう、いろんな人がいろんなこと云うてるからオレはスルーするとして、民主党が政権取って1年も経っておらず、首相も成り立てで右も左もワカラン状態(失礼ヒダリはわかっとるか)で、イキナリデカいテーマで何やらいうのはどういうことなのか。だいたい、ワシらに予算組ませたらなんぼでも金湧いていくる事業仕分けしたらなんぼでも金が湧いてくる・・・と先にバラまいて、経済破綻しそうで、慌てて、消費税持ち出して、みんなからボロクソ云われ選挙大敗したところではないか。普天間移設だって、たった数ヶ月のうちに180度方針変えたのではなかったか? 外交問題にしたって、実際、何年かやってみてようやっとわかることがある筈、それなのに、数ヶ月総理したぐらいで、外交問題に歴史問題が加わった、こういうデカいテーマにチャレンジするのは、なあ。それだけのしっかりした勉強して、それなりのしっかりした覚悟の上の行動とは思えんのよ、どうしたって。
 後になって、「・・・エラいことしてしもた・・」と思わんことである。工作員釈放する署名した時のように。
 謙虚になって欲しいものである。

最後の一本

DocScannerで送信
峰というタバコ昨年末で、生産終了してしまった。
買い溜めしておいたのだが、それも三月には底をついた。
ほぼ三十年のつきあいだ。あたりまえだが、いちばん、旨い…と思ってたから、吸ってた。
1本だけ、節目の今日までとっておいた。
今、その最後の一本を吸う。
切れのあるさっぱりしたこのうまさ!
「峰」よ,さらば!

2010年8月6日金曜日

In Memory Of マイキー・ドレッド

 8月6日。黙祷。
 クソ暑い。風呂上りの今、もう脳みそがふわふわ浮遊しとる。東京ヤクルトスワローズも16点取ってしまうという、四月あたりの極貧打が、まるでウソみたいの勝ち方するもんだから、幸福感も加わって、ふわふわ。
 しゃあないので、マイキー・ドレッド(Mikey Dread)のぶっとい低音のダブと早口のネズミ声による浮遊感でこのふわふわ感を増強しようと1982年に出て当時クルマで聴きまくってた「S.W.A.L.K」(Sealed With A Long Kissの略らしい)を聴く。 ネット調べたら、2008年の3月に亡くなっていた。最近レゲエから遠ざかっとったから、たまに気合いれると、先日のシュガー・マイノットといい、いつのまにか、大好きだった人が亡くなっておるのに気づく。
 
 

マイキー・ドレッド (Mikey Dread) としてよく知られるマイケル・ジョージ・キャンベル(Michael George Campbell、1954年6月4日 - 2008年3月15日[1])はジャマイカ出身の歌手、プロデューサー、DJ。ジャマイカで初めてレゲエだけを流すラジオ番組『ドレッド・アット・ザ・コントロールズ』を企画し、DJを担当した。[2]。(中略)イギリス時代 [編集] キャンベルの音楽はイギリスのパンク・ロックバンド、ザ・クラッシュに注目され、彼らのプロデュースのためイギリスに招聘されることになる[4][5]。最初はこの異邦人を疑っていたが、キャンベルはシングル「バンクロバー」のプロデュースを通じてすぐにバンドと打ち解け[6][7]、1980年のアルバム『サンディニスタ!』では数曲のボーカルを担当した[8]。キャンベルはクラッシュに帯同してイギリス、ヨーロッパ、アメリカツアーを巡り、新たなファンも獲得していった[8]。

[From マイキー・ドレッド - Wikipedia]

 極東のど田舎国に住むオレは、マイキー・ドレッドがクラッシュの「サンディニスタ」に参加していたので、そっから、ジャマイカの音楽への興味が怒涛のように募っていったわけである。ちなみに上の伝説のラジオ番組「ドレッド・アッツ・ザ・コントロールズ」の語感があんましにもカッコよかったので、サイト名マネしてたこともある。

 享年53歳、合掌。

 CDも今はあんまし手に入らないようになっているみたいだが、iTunes Music Storeではほとんど網羅されているみたいなので。まあ、

2010年8月3日火曜日

暑さむんむん

 いつのまにやら、8月。
 あいもかわらず、クソ暑い。夕方、夕立が降るが、涼しくなるどころか、むんむん。
 東京ヤクルトスワローズ、中日に勝つ。よかったよかった。
 ちょいマス、ようやっと、某中国系のところで、観る。もちろんYouTube並の画質というわけにはいかない。
 15回放送分の「第三回口喧嘩王決定戦」、スゴイことになっていた。キーワードは「もう一回最初から云ってもらってよろしいですか」である。

 先日、本屋覗いてフラフラしていたら、「レコードコレクター」という雑誌、特集が「日本のロックフォークアルバム・ベスト100」とあり、「60〜70年代篇」だったので、立ち読みもせず、買う。買って、くりびつてんぎょう。
 1位はっぴいえんど「風街ろまん」から始まり2位ジャックスファースト3位シュガーベイブ後は細野晴臣大瀧詠一村八分はちみつぱい高田渡という、10年一日・・・いや、30年一日とはこのことである。43位にようやっと、スパイダースのファーストが出てきて、PYGの86位、加山雄三のすべてが98位。あとは、雪村いづみやいしだあゆみがティンパンアレイと組んだアルバム程度。

 テンプターズもタイガースもゴールデンカップスすら入っていない、オレが高校時代よくプレイボーイとかの色ページでやってた「日本のロック名盤」と殆ど同じようなノリである。
 ランキングだから、ランキングでしかないわけだが、ましてや、マニヤによるマニヤのための雑誌でのことだから、仕方ないのであろうが、かなり強度の「保守性」みたいなものを感じてしまった。

 90年あたりから始まったGS再評価という流れが何一つ反映されていないというのは、 ちょっと、ある種ショックであった。ちょっと前、1969年の週刊平凡、古本屋で見つけ、人気投票のページみてたら、1〜3位が見事に、舟木一夫西郷輝彦橋幸夫の「御三家」で占められていたのと同じようなショックである。これはグループサウンズのブームがあっという間に終息したということかもしれないが、それでも、グループサウンズ、特にザ・タイガースやテンプターズの圧倒的な熱狂を知るもんとしては、時代が「後戻り」したような気がしたものである。
 
 こうした 「日本のロックフォークアルバム・ベスト100」に堂々と弘田三枝子の「ヒットキットパレード」やらオックスのライブが入ったりするようになったら、その時こそ、異文化であるロックを真の自分らのもんにしたと云えるんじゃないか・・・でもないか。まあ。でもやっぱり、聴くものの固定観念を破壊し、こちらの戸惑いなどおかまいなしに強引に引きずり込まれ、聴いた後、今までいた筈の周りの世界が全く新しいものに違って見える・・・ちゅうのを忘れてしもたら、アカンのではないか。

 オレがイチャモン入れたがるのは、このランキング、「60〜70年代篇」と「60年代」入れてしもうているのが大失敗であろう。選ばれている殆どが70年代のアルバムであり、60年代末期のジャックスやフォークルのアルバムを入れたいがためにの「60年代」としか考えらんわけよ。

 40年前先端だったものが新しい「価値観」の洗礼を拒否し、時が経ち、今はすっかり頑強な保守に変わるというのは、よくあることで、まあ、結局は古い古い体質の政党であった「民主党」が政権取るわけである。

 まあ、こうしたイチャモン、「野暮」の骨頂ということはわかっているが、オレも「初老」であるから、しゃあない。

"レコード・コレクターズ 2010年 08月号" (ミュージックマガジン)

2010年7月27日火曜日

この暑さが昭和歌謡愛好者にもたらす、影響など 2010/07/27 23:10

 暑い。脳味噌が茹だって蒸発していくのをじんわり感じる。こうやって、人間、ボケていくのであろう。
 というわけか、最近、かなりアホになっており、聴く音楽もそうした影響をかなり受けているものと思う。


 まずは、ニッスイの大きな大きな焼きおにぎりのCM。多分おそらくホリプロのあの方の声と思うが、確証を持てない。もとより、オレは、和田アキ子のシャウトが苦手で、あの方のシャウトを聴くと、何故か、耳直しに朱里エイコとか麻生京子のシャウトってる(動詞にしてみました)曲を無性に聴きたくなるほどだ。ただ、このCMには参った。やきおにお、よりその次の「小腹が空いたら」の輪唱の方が素晴らしい。




 先日書いた、恵比寿マスカッツの「オイクラ・マンボ」、日曜日クルマ運転中リピートにして、飽きるほど聴いた。おっちゃんはね、やっぱ、小便臭い小娘の癖に野望だけは小沢一郎並のウソくさい「イイ曲」より、こっちの方が安心できる、ちゅうもんよ。 その「オイクラ・マンボ」とセットにしてリピートさせて聴いたのは、鹿野番先生の「 特急ポッポ 」という曲であった。






 ジャケットみれば、賢明な御貴兄御貴女諸氏には、もう、お察しのとおり、ジャケ買い、ですわ。

 でも、東宝レコードということであんまし期待せず、買ったまんまにしていたのであるが、聴いたら、小鹿番(敦)の「特急ポッポ」という景気のエエ、豪快なこの曲で一挙にハマった。さすがにYouTubeには無いし、今アホな状態なので、もっともらしく説明でけんが、個性派俳優である小鹿番氏(この曲では小鹿敦名義)のユーモラスでなおかつ伸びる声でノリノリ。

 怒濤のような重いビートの伴奏に乗ってまさに気分は超特急だぜ。

 それもそのはず、作曲はクレイジー・キャッツの名曲の数々を作曲した萩原哲晶。

 当時の各地の特急列車の名前と土地柄を盛り込んで、「特急特急特急特急ポッポポー」でノリを損なわずつなげた作詞は 坂口宗一郎という方。


 おそらく、この曲など一回聴いたら、強烈な印象があるから、ちょっと前スーパーの魚売り場行けば、「サカナサカナサカナをたべればー」が永久リピートされていたと同様、駅の特急線ホームとか鉄道マニアの集まる店とかで大音量で永久リピートさせたりすると、盛り上がると思う・・・けど、まあ何の意味もないけどね。


 (小鹿番氏を調べていたら、2004年に逝去なされていました。合掌。 http://ja.wikipedia.org/wiki/小鹿番

 

 

 

2010年7月22日木曜日

OECURA MAMBO

 ホトボリさめているだろうから、ちゃお、参院選について、考察するマンボー。
 だいたい、比例区、であるウー。昔は全国区といい、それはそれは、楽しい楽しい選挙であったまんぼ。小学校の頃、参院選となると、もう、新聞をなめまわすように見たものである。上は青島幸男石川慎太郎から、下はいわゆる、「泡沫候補」と云われる、たかだがん先生を始め、東郷けん先生とか、当時の、全国区はホンマ、多彩な人物が立候補しとったものである。立候補時の選挙公約見るのも楽しかった。みなさん、「泡沫」と云われておろうが、なんのその、志はデカく、日本一国に留まらず、でっかく世界を相手に、というのだから、時折、腹を抱えて笑えたものです。そして、紅顔の美少年であったオレは、選挙権とったら、赤尾敏先生に投票するんだ、と強く決心したりしたのまんぼ。でも、選挙権行ける年になったら、コロッと忘れてしもたりした。
 今の比例区はホンマ味気ない。
 
さて、久々に歌謡曲の話題。
 先週買い込んだレゲエのCDぶっ続けに聴いたので、 ちゃお、耳と心のストレッチ効果で、うーっ、歌謡曲聴くと新鮮まんぼ。

 ぬなぁにが、 「トイレの神様」じゃい!あざとい曲つくりやがって、泣いてもたやないか。ただ、曲そのもので泣いたのではない、歌詞で泣いてもただけである。弘田三枝子のヴァケーション、心の準備せず聴くと、泣いてしまうことがあるのは、心地良すぎるからであるが、歌詞で泣かそうというのは、やっぱ、オレとしては、邪道と思う。なんぼ、年取って涙もろくなっているからと云うて、こういう泣き方させられた腹いせに今頃ながら、恵比寿マスカッツの新曲「OECURA MAMBO」のマキシシングル買ってしまう。

 同じヤツが3つ出ているのだが、さすがに、三枚も買うんは、おじさん、シンドイんで、大好きな小川あさ美が写っているジャケのヤツにした。

 まあ、基本的に大量の若いねえちゃんたちが唄うというのは、エエもんである。しかも、大人数の声がマンボのリズムに乗り、あちこちに飛びまくり一緒になったり離れたり、ところどころ、ソロのパートが入り、めくるめく世界が広がる。
 一度聴いたら耳にこびりつき、会話途中に、うーっ、入れてリズム取るようになり、二度聴けば、ちゃお、を接頭語にせずにいられなくなり、あとは、まんぼまんぼ、なんぼーなんぼー、けっこー、けっこー状態になる。

 エグゼな秋元康のAKB48や島田紳助とその仲間たちに唯一対抗できるのは、今や、うーうーっ。人数から云うて恵比寿マスカッツしかないわけで、うーっ、で、まあ、ファンの青少年方は、AKB48に対抗して、各種最低100枚は買って、悲願の紅白歌合戦出場に一役買って頂きたいまんぼ。


 

"OECURA MAMBO/私マンボー【type A】" (恵比寿マスカッツ)


"OECURA MAMBO/私マンボー【type B】" (恵比寿マスカッツ)


"OECURA MAMBO/私マンボー【type C】" (恵比寿マスカッツ)

作詞・Maccoi、作曲・Jam&Lice
OECURA MAMBO
私マンボー
otsukare mambo(type A・teamマver)
四期生
ohisashi mambo(type B・teamンver)
安藤あいか、桜木凛、希崎ジェシカ、かすみ果穂
osagari manbo(type C・teamボver)
西野翔、初音みのり、小川あさ美、かすみりさ

[From OECURA MAMBO/私マンボー - Wikipedia]





 とは云うモノの、最近はもう「ちょいとマスカット」YouTubeで放送分が観れないので、ようわからんようになっているが、日本の「芸能人」としては王道を突き進む恵比寿マスカッツはガンバって「トイレの神様」に泣いてしまう今の音楽状況を変えて欲しいものである。
 トイレ掃除して寝ます。

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