2010年7月27日火曜日

この暑さが昭和歌謡愛好者にもたらす、影響など 2010/07/27 23:10

 暑い。脳味噌が茹だって蒸発していくのをじんわり感じる。こうやって、人間、ボケていくのであろう。
 というわけか、最近、かなりアホになっており、聴く音楽もそうした影響をかなり受けているものと思う。


 まずは、ニッスイの大きな大きな焼きおにぎりのCM。多分おそらくホリプロのあの方の声と思うが、確証を持てない。もとより、オレは、和田アキ子のシャウトが苦手で、あの方のシャウトを聴くと、何故か、耳直しに朱里エイコとか麻生京子のシャウトってる(動詞にしてみました)曲を無性に聴きたくなるほどだ。ただ、このCMには参った。やきおにお、よりその次の「小腹が空いたら」の輪唱の方が素晴らしい。




 先日書いた、恵比寿マスカッツの「オイクラ・マンボ」、日曜日クルマ運転中リピートにして、飽きるほど聴いた。おっちゃんはね、やっぱ、小便臭い小娘の癖に野望だけは小沢一郎並のウソくさい「イイ曲」より、こっちの方が安心できる、ちゅうもんよ。 その「オイクラ・マンボ」とセットにしてリピートさせて聴いたのは、鹿野番先生の「 」という曲であった。



 歌謡曲番外地 東宝レコードヴァラエティ編~お尻の歌だもんね" (オムニバス, アイドル・フォー, 田中邦衛, コントNo.10, 水城れい子, 雷門ケン坊, 陣野命, 西川三知代とヤング・ラバーズ, 黒沢年男, 鳳蘭, 大地真央)



 ジャケットみれば、賢明な御貴兄御貴女諸氏には、もう、お察しのとおり、ジャケ買い、ですわ。でも、東宝レコードということであんまし期待せず、買ったまんまにしていたのであるが、聴いたら、小鹿番(敦)の「特急ポッポ」という景気のエエ、豪快なこの曲で一挙にハマった。さすがにYouTubeには無いし、今アホな状態なので、もっともらしく説明でけんが、個性派俳優である小鹿番氏(この曲では小鹿敦名義)のユーモラスでなおかつ伸びる声でノリノリ。怒濤のような重いビートの伴奏に乗ってまさに気分は超特急だぜ。

 それもそのはず、作曲はクレイジー・キャッツの名曲の数々を作曲した萩原哲晶。当時の各地の特急列車の名前と土地柄を盛り込んで、「特急特急特急特急ポッポポー」でノリを損なわずつなげた作詞は 坂口宗一郎という方。
 おそらく、この曲など一回聴いたら、強烈な印象があるから、ちょっと前スーパーの魚売り場行けば、「サカナサカナサカナをたべればー」が永久リピートされていたと同様、駅の特急線ホームとか鉄道マニアの集まる店とかで大音量で永久リピートさせたりすると、盛り上がると思う・・・けど、まあ何の意味もないけどね。
 (小鹿番氏を調べていたら、2004年に逝去なされていました。合掌。 http://ja.wikipedia.org/wiki/小鹿番

 

 

 

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