2008年1月7日月曜日

天晴れ!筑紫哲也NEWS23 文春新書

 あー、しかし、オレの人生の中期的な目標、祇園のどこぞのお座敷に芸者揚げて遊べるのはいつの日になるんでしょうかねぇ(誰か連れっててくれへんかいの〜)。  実は最近、飲まなくなったんで、弱い癖にますますアルコールに弱くなり、昨日なんか、オレの適量「中ジョッキ一杯」飲んだだけで、もう、べろんべろん、倒れそうになってもた。この分じゃ、お座敷遊びしたとしても、5分保たない・・・。  音楽ネタは最近ちょっと、レゲエ回帰しとるので。本のネタ。  ブックオフで105円で買ったもんなんで、正々堂々紹介する、ちゅうわけにはいかないが、まさに抱腹絶倒してしまったので。  まあ、こうして見ると、スゴい番組だったんだなあ、と思う。
天晴れ!筑紫哲也NEWS23 文春新書 (494)
4166604945中宮 崇

文藝春秋 2006-02-20
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star面白いです。
star『TBS報道テロ全記録』と共に読んでほしい
star日本人が知らねばならない慰安婦問題

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 今はさすがに筑紫哲也のかわりのおっさんに変わってからはあの番組見ることが少なくなってしまったが、この本でも詳細に解説されている、イラク人質事件や中国で反日デモが吹き荒れた頃をピークとする2004年あたりのあの番組はスゴかった。  事実、あのあたり、この番組が終わるや、2ちゃんのニュース速報へ行き、オレが番組で感じた「おかしさ」が、オレの考えが「おかしい」のではなく、筑紫哲也と番組の方が「おかしい」ことを確認していたことがある。  2ちゃんを見直したのもこの頃だし、ネットちゅうもんがあって、つくづく、良かったと思ったもんである。  これ、イデオロギー云々の問題、ちゅう高級なもんやなかった(現在系かも知れないのが怖いところや)。  ホンマのことをフツーに報道できなかった「報道番組」ちゅうもののおかしさやと思う。あと、もうひとつ、60年代後半から70年代あたりの「ええもん」「わるもん」感を、以来40年、世にたくさんのことが起きているのに、ずっと、一つも修正することなく、今日の今日まで、押し通してしもた「ニュース番組」と思うのだ。  番組の質そのものが高くないのに、それを補うため、変なイデオロギー使ったから、さあたいへん、ちゅう感じとちゃうか。オモロかったけどね。    今日、同じ局で、水戸黄門、また始まった。でも、ニュース番組までもが、「ええもん」の国と「わるもん」の国をわけて「水戸黄門」化したらアカン。    

2008年1月6日日曜日

初詣

 寝正月を決め込んでいたんで、六日の今日、ようやっと、初詣。  京都は八坂神社へひいひい云いながら行ってきました。  JR京都駅からだと、市電の無くなった今、たかが、八坂神社行くのにも、地下鉄乗らなアカン。  しかも、烏丸御池駅で南北線から東西線に乗り換えて東山まで行かなアカン。  ちゅうんで、地下鉄乗ったもののややこしい烏丸御池駅での東西線への乗り換えが面倒くさいので、結局出て、そっから歩いたから、ヘタしたら、JR京都駅から歩いた方が早かったかもしれん。まあ、だだっ広いだけの御池通、東へ東へ歩くのも、最初は気持ちよかったが、飽きて、寺町通りの人がいっぱいおるところへ入り、三条京阪へ。三条京阪を東へちょっと行ったところに、まさに「一杯のかけそば」に登場するような大衆食堂風大衆食堂があり、そこで、にしんソバ(550円!)を食ったら、もうメチャクチャ旨かった。歩き疲れていたせいも、あるのだろうが、しなびた大衆食堂で、一本一本、噛みしめるようにくったせいもある。  ようやっと八坂神社へ行く。  もちろん、オレは須磨に住んどるから、長田神社の氏子ということになっているから、地元の長田神社(長田神社 - Wikipedia)へ初詣行くのがスジで、京都くんだりの八坂神社で初詣するというのは、ある意味、罰当たりかも知れんが、しゃあないのであーる。  実を云うとオレの先祖は蘇民将来(蘇民将来 - Wikipedia)という人で、あたりまえだが、オレは蘇民将来の子孫なり、なのだ。でないと、オレは今この世に存在していないともいえる。
牛頭天王 - Wikipedia
昔、牛頭天王が老人に身をやつしてお忍びで旅に出た時、とある村に宿を求めた。このとき弟の巨丹将来は裕福なのに冷淡にあしらい、兄の蘇民将来は貧しいのにやさしく迎え入れてもてなした。そこで牛頭天王は正体を明かし、「近々この村に死の病が流行るがお前の一族は助ける」とのたまった。果たせるかな死の病が流行ったとき、巨丹の一族は全部死んでしまったのに、蘇民の一族は助かったという。
 ただ、それも、オレは子孫だから永遠に大丈夫かと云えばそうじゃないわけで、八坂神社の牛頭の天王(牛頭天王 - Wikipedia)という気が短く、けっこう執念深く、しかも大雑把で残虐な神さんにちゃんと確認しとかなあかんワケや。  八坂神社は、タテマエでは、素戔嗚尊を祀っとる ことになっているが、本当はインドの祇園精舎出身祇園信仰 - Wikipediaの牛頭天王祀っているわけや。      上の、巨丹将来と蘇民将来のエピソード、ソフトに書いてあるが、オレが聴いた話(よって、ええ加減かもしれんが)では、もっとストレートに、牛の頭を持つ牛頭天王が怒りまくって「直接」もう手当たり次第殺しまくった状態だったみたいで・・・えーっと、蘇民将来と巨丹将来とは兄弟やったら、蘇民将来の子孫=巨丹将来の子孫でもあるわけで・・・ウソですウソです!  まあ、ちゅうことで、こういう怖い怖い神さまはちゃんとお参りしとかアカンわけで、社殿で1500円のちゃんと「蘇民将来之子孫也」と書いてある六角系の木製のお守りも買いました。これで、タチの悪いインフルエンザが流行っても、大丈夫、ちゅうもんや。  帰りはさすがに疲れ、タクシー乗ったら、1050円でした。今度から、絶対地下鉄乗らんとこ。

2008年1月3日木曜日

橋本治の「日本の行く道」

 はい、ニポンの皆サーん、あけましておめでとうございます?   今日、新しいハードディスク買うてきて、オーエス、クリーンインストールしたもんで、ひさびさに、Mac標準の「ことえり」使って、書いているもんで、変換が難しうて難しうて、気分はほとんど外人。ATOK、入れなアカンな、やっぱし。  まあ、実際、この年齢になると、年始の挨拶も「おめでとう」云うてええもんか悪いもんか、まあ、いろいろある年齢みたいで、本人そのものも、いつのまにか、入院しとったりする。人生いろいろ、まあ、これから、どんどん、人生いろいろ、になっていく訳である。  正月、橋本治の本を読んだ。
日本の行く道 (集英社新書 423C) (集英社新書 423C)日本の行く道 (集英社新書 423C) (集英社新書 423C)
橋本 治

集英社 2007-12-14
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 まあ、例によって例の論理の進め方で、まどろっこしかったり、逆にあれよあれよと遥か彼方の方向へ持っていかれたりするが、まあ、オレなんかがうすうす思っていたことをちゃんと考え、原因を分析し、それなりの対処法が明示されているんで、小気味よい。    CO2をあんまし出さない洗濯乾燥機とか、大いばりでCMしとったりする国にすんでいるから、ある程度あきらめとかんとやっとられへんし、実際、この本がいかに優れていても、これからも東京で高層ビルがそれでもボンボン建ち続けるのは、まあ、しゃあないとして、ど地方都市のど田舎、ここ須磨でも100メーターを超えるマンションとか建てたりしているんで、ホンマ、困るわ。  まあ、例によって中身に具体的に触れないが、オレは読み終わって、ますます昭和通う・・・火曜、歌謡きいたるでエ(変換まどろっこしいわあ)、と決意を新たにした次第である、と云っておけば、だいたい、わかるだろう?  

2007年12月29日土曜日

西城慶子の「いるかに乗った少年」2007/12/29

 年末。まあ、道が空いているので、よろし。
 
 前回書いた沢知美のアルバムと同じ1969年に出た西城慶子ちゅう人のアルバムを聴いとる。


 当時売れたんか売れなかったんか知らん、しかし、2007年の今、こうしたアルバムが再発されるというのは、素直にうれしいもんである。

 リアルタイムでもし、オレが今の年齢だったら、こうしたアルバム聴こうという気になったか?、そうした歌手がいたことも知らずそのまま地味に生きとっただろう。

 実際、歌謡曲の「黄金時代」は、過去に出たソフトをリアルタイムの時よりずっと手軽に聴くことのできる「今」なのである。


 ・・・ワケのわからんことまた書いてしもた。

 

慶子の気も知らないで
西城慶子
コロムビアミュージックエンタテインメント 2007-10-24

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1. 人の気も知らないで
2. 雨に咲く花
3. 別れのタンゴ
4. 小雨の丘
5. 水色のワルツ
6. 並木の雨
7. 雨のブルース
8. 夜のプラットホーム
9. 湖畔の宿
10. 別れのブルース
11. 白い花の咲く頃
12. 別れても
<ボーナストラック>
13. いるかに乗った少年
14. 時計
15. 別離
16. 四つの壁
17. 愛の讃歌


 西城慶子、声がええ。
 帯には「甘い歌声」とあるが、まさに、そうなのであるが、無理矢理、オレなりに表現すると、声に鋭角部分がなく、鼓膜に優しいというか、やたら変なところで、「ココが勝負や!」とばかり、力んだり、「アタシ、ここまで声が伸びるのよ」とばかり、変に声を高くしたり、ちゅう「ハッタリ」の部分がない。
 落葉をそっと踏みながら歩くみたいに、そっと歌っとる。
 じゃ、どこで勝負しているかというと、声の湿度を自在に変えているというか、声のしっとり感、保水力が自由になるというかコラゲン系のサプリ不要の声というか・・・書かんかったら良かった。
 「ハイセンスな甘い歌声」でええ。

 ボーナストラックの「いるかに乗った少年」とか「時計」とか大好きなのだが、アルバム部分も効果的にスキャットが入ったり、ジャジーな演奏で、カッコええわけですわ。てっきり、昭和44年当時の歌かと思いきや、昭和25年の双葉あき子の曲だったりする。原曲を知っていたら、もっとオモシロいと思うが、いかんせん、聴いたこと無いからなあ。歌謡曲は奥が深い。

 今、永久リピートしながら聴いているのは、「いるかに乗った少年」である。歌を水平方向へすぅっと伸ばしながら、日本語歌詞から英語詩へ移るとこ、英語詩からルルルーに移るとこなんか、絶妙である。

 この曲、調べてみたら、城みちるのじゃなくて、映画の主題歌、それもソフィア・ローレンの主役の何やらありがたそうな「島の女 映画
」(原題がBoy on a Dolphin)の主題歌らしい)。



 ソフィア・ローレンの海女さん物か。

2007年12月26日水曜日

沢知美の「メランコリー」

 しかし、最近、やたら食いもん番組が増えているのは、まあ、しゃあないとして、それを食っているヤツをさも羨ましそうに嬌声(で、しょう?)をあげているシーンが多すぎる。もちろん、演技だろうが、どんどんエスカレートして、最近では、もう殆ど「よがり声」の域に達しとる。ほとんど、犬か?
 おいしく食うのはエエと思うが、他人の食うとこ見ながら大騒ぎするのは、なあ。

 秋頃から、またもや、歌謡曲のオレのスキそうな歌手(まあ、おねえちゃん系が多いが)のアルバムが再発されたり、或いはベストアルバムとして、どっと出ておるんだが、いかんせん、秋、タイガースやスパイダースのDVDボックス買ってしもたんで、すっからかんになって、手が出なかった。

 しかも、タイガースやスパイダースの映画ばっか観てたら、そりゃ、気分は、でっかい太陽が恋の女神なのさ、シーサイド・バウンド、ゴーバウンドシーサイド・バウンド、ゴーバウンド(へいへいもう一丁)シーサイド・バウンド、ゴーバウンド!、ちゅうもんで、そういうおねえさま方のアルバムの世界へは、大人すぎて怖く、ちょっと、ちゅう感じやったんや。

 ちゅうことで、季節は変わり、さすがにグループサウンズにも飽きが来たのか、今日、ようやっと、沢知美の昭和44年(1969年)アルバムの再発「人の気も知らないで」流していたら、その中の「メランコリー」にはまった。で、例によって、今、リピートさせて聴きまくりながら、ここ、書いとる。このパターン、久しぶり。

 

B000VAL0DK 人の気も知らないで
沢知美
コロムビアミュージックエンタテインメント 2007-10-24

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収録曲
01. 知りすぎたのね
02. つめ
03. 思案橋ブルース
04. 素敵なあなた
05. ロンリー・ブルー・ナイト
06. メランコリー
07. 人の気も知らないで
08. 夜にとけたい
09. ポート・ヨコハマ
10. ウナ・セラ・ディ東京
11. 夢の終り
12. あいつ
【ボーナストラック】
13. 私にいわせて
14. アンブレラのブルース
15. ひと夏の恋だった
16. モーニング・ブルース
17. 私はかもめ
18. 罪ある女
19. 夏の女
20. ブルー・モーニング・ブルース

 沢知美は、なんか、元々は女優として出て、このアルバムの出た1969年は、「イレブンPM」11PM - Wikipediaのカヴァーガールしてたそうだが、ジャケットで観る限り、なるほど、メッチャクチャええ女や。

 他のコンピに入っていた「モーニング・ブルース」やら、派手なやさぐれ系統は今は気分じゃないんだろう、それに以前、聴いたことあるせいか、あんまし、ピンとこず、あんまし期待しなかった、「知りすぎたのね」やら「つめ」とかカヴァーが主のアルバム部分(1−12まで)に惹かれている。もう、殆ど、昭和44年頃の赤坂あたりのナイトクラブにおるような気分である。

 で、今聴いとる「メランコリー」。よう知らんので、調べたところ、元はそれこそビング・クロスビーあたりみたい、わが国では越路吹雪を始め石原裕次郎やらカヴァーしまくっておるんだが、オレにしてみたら「聴いたことあるなあ」というほんわりした感じだけで、沢知美のこのバージョンが誰のカヴァーのカヴァーかわからんが、声がしっとりしていて、全く素直に、しかも、なめらかに音符を追っていく感じで、くりかえして聴いても、聴き疲れが全くしない。
 
 特に、歌詞の最初の「メランコリーやるせなく」の部分が気持ちええ。メラン・・コリーで、「コリー」のところすぅうううっと伸びて、息継ぎを入れず(越路吹雪のバージョンではそこで深い息継ぎが入る)そのまま、残りの息をうまいこと使って、さっと「やるせなく」につなげていく部分なんか、おいちゃん、メロメロになってまいます。ここの部分が素晴らしいので、あと何度かくりかえされるから、もう「勝った」ようなもの。

 やたら「溜息」を入れたりしなくても、フツーになめらかに感情を少し入れて歌うだけで、これだけ、セクシーなのは、スゴいと思います。

メランコリー (MELANCOLIE) 越路吹雪 歌詞情報 - goo 音楽


メランコリー やるせなく

しのびよる淋しさ

酒と煙草に 溺れて

涙ぐむ 女ごころ



夜毎に しのびよる

はてなき かなしさ

酒をくみかわしながら

夜明けまで狂う



恋人も明日も いらぬ

なんにも いらない

酔いしれては 飲み明かそう

気の狂うまでは



メランコリー おそいくる

心のむなしさ

ひとり涙をこぼして

酒を飲む夜よ



恋人も明日も いらぬ

なんにも いらない

酔いしれては 飲み明かそう

気の狂うまでは



メランコリー おそいくる

心のむなしさ

ひとり涙をこぼして

酒を飲む夜よ



 もちろん、「メランコリー」だけがええ曲ちゅうわけでもなく、この水準をアルバム全体の各曲に対しては、いわば、最低保障してあるようなもんで、「11PM」のカヴァーガールやちゅうても、凄いもんである。ボーナストラックの方では、「夏の女」とか「ブルー・モーニング・ブルース」とかアルバムとは別系統の歌も、かなりの消化力を持って歌っている。

2007年12月25日火曜日

本日のアート

・・・なんか、もう・・ モーフィング、ちゅうやつだ。昔、一時期、そういうソフトが流行って、ちょこちょこ遊んだりしてみたが、ここまで連続したのは、初めて。  女優編もある。ずっと見とると、もう諸行無常の響きあり、ちゅう感じになってくる。ルックスって一体何なのだろう?

2007年12月23日日曜日

サンドイッチマン

 落ち着いたようなので、ブログ名前、元に戻しました。「来純」だと、けっこう、固有名詞に多いみたいですなぁ。過去のログどないしよ?  SANSPO.COM > 「来年こそは絶対に日本一だよ」G・阿部が沖縄で子供たちに誓う    この記事、なんか、胸一杯になってもたがな。そうか、そうか、中日にかっさわれたことがそんなショックやったんか・・せっかく、歓迎会開いてくれたガキ相手に愚痴るようになってもたら、もう、末期症状ちゅうもんやでぇ。  百四十何試合か、戦ってようやっと首位になっても、その後がぽけーっとしとったら、日本一になれへんもんな。実際、かつて同様にリーグ優勝逃したソフトバンクなんか、もう、後遺症ひどいもん。  こーゆーしみじみとした記事を読むと、ああ、オレはなんという狭い心の持ち主であろうか、と思わざるえない。    選手生命の一番の盛りの時をスワローズでガンガンにやってくれた選手が、球界の介護施設みたいなチーム、というと語弊があるんで、今の流行りで云うてみたら、球界の独立行政法人みたいなチームへ天下っていくことに対し腹を立て、あれやこれや云うてみたが、彼らにも、彼らの「後の人生」ちゅうもんがあることを思いやらなあかんかった。  かつてのペタジーニみたいに、スワローズで低賃金で、フル稼働した後は、夫婦揃って楽なチームへ行って、のんびり仕事をセーブしながら、気が向いたら故郷に帰ったりしながら、沢山のお金を貰う野球人生があってもいいんであーる。  SANSPO.COM > ラミレスも巨人!2年総額11億円で合意、週明け正式発表  ラミレスもグライシンガーもご苦労さんでした。スワローズでは他に打つ人投げる人がおらんので、苦労かけたけど、今度行くチームは、楽できるでっしゃろ。ただ、グライシンガー、欲がないことで、もっとぼったくっても良かったのに、ね。   SANSPO.COM > グライシンガーG投入り決定!他球団下回る2年5億円で契約  石井一久もそろそろセ・リーグではしんどなってきたとこあったんで、後は高井雄平やら若い選手に任せて、パ・リーグでのんびりやればいいんであーる。 SANSPO.COM > 燕の浦添春季キャンプは実戦中心!新人・由規&加藤も登板候補  うん、うん、うん。これで、いい。年寄りばっかのチームよりは、ずっとエエ。  M-1見る。途中から、見たのだが、チャンネルひねったところ、たまたま、サンドイッチマンやってた。ヤー公というか、地上げ屋みたいなヤツと、そこいらの公園で暇つぶし手いるような失業者面したヤツとのコンビ、これが、関東のグループみたいなのだが、しゃべくりで、けっこうオレのポイントつく笑いで、今回の出場者の中ではもちろん、近年希なぐらい、オモロかった。  

2007年12月21日金曜日

 歯医者に通い始めているのだが、また、長引きそうで、困っておる今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょう。  今年の紅白、しかし、Pabo 出ない以上、あとは、リア・ディゾンしか、強烈に聴きたい見たいちゅうのがおらん。後、布施明が「君は薔薇より美しい」歌うのがちょびっと、嬉しい。嬉しいが、また、変な演出、臭い演出がつきものだから、なあ。 <紅白歌合戦>常連組は阿久悠さんの歌で…曲目決まる  | エキサイトニュース]  あみんやら寺尾聡とか、リアルタイムであんまし好きじゃなかったので、もし、ワシら世代に気をつかって彼女ら彼を選んだとしたら、いわゆる有り難迷惑、ちゅうもんだ。まあ、エエか。  あと、つくづく思うに、紅白がアカンようになったのは、和田アキ子、美川憲一、小林幸子といった、いつのまにか「紅白レギュラー」みたいになった人たちやと思ったりする。なんでなんだろう? どーせなら、伊東ゆかり、中尾ミエ、園まりのナベプロ三人娘ばしっと出したらんかい。  あと、視聴率稼ごうと、変にスケベ心出して、出たくもないヤツに頼み込んで断られるようなみっともないマネするようなら、時間短縮して、以前のように、9時から始めるようにして、もう出られる人を絞り込んでいく方向の方がええんとちゃうか?     だいたい、もう昔のようにたくさんCDが売れる時代は終わって、ファンの囲い込みが進んでいるんで、みんなに人気のある歌手ミュージッシャンちゅうのが、少なくなっとるわけやねんから、4時間以上もぶっ続けでやる必要あるんか、どうか、やな。まあ、景気の悪い企業なら、まっさきに取る手だが、聴取料、黙っててもバコバコ入ってくる親方NHKやから、なあ。  まあ、NHK、チャンネルいっぱい持っているんだから、ひとつぐらい裏番組で昭和42〜45年あたりの紅白丸ごと再放送してくれたら、一番嬉しいんやけどね。    「歌謡曲、聴きたい時には、歌謡曲無し」合掌。

2007年12月18日火曜日

半田健人はスゴい

 今日のお祈り いつかのジョン・レノン追悼コンサートで、ポール・マッカトニーが「How Do You Sleep?」唄ってくれますように。  かつて、日活アクション、ちゅうもんに目覚め、そこいらのヴィデオ屋で借りたヴィデオ、UHF局の深夜放送、或いは野毛や浅草新開地の映画館等でカッチョイイー!ぎゃははは、ちゅう感じで観ていた頃、矢作俊彦(矢作俊彦 - Wikipedia )の「夢を獲える檻」(「複雑な彼女と単純な場所」所載)ちゅうのを読んだら、ぶったまげた。  オレが観ていた同じ映画をまったく異なった視点から深く深く観て、しかも、「思い入れ」の強さからか、とんでもない解釈やまったく新しい解釈が導き出されており、目からウロコがおちまくったもんである。    実際、上のエッセイとか「ドライブ・イン・シアター」(「ドアを開いて彼女の中へ」では、映画もう丸ごと粗筋をそっくりそのまま、紹介しているのだが、映画そのものより、熱い情熱が伝わってきて、映画そのものよりオモロイという逆転現象すら感じることができるのである。  この時ほど、オレの好きさ加減と矢作俊彦の好きさ加減の差の大きさにへしゃげたことはない。好きになる、ということは、自由になることなのね。  それはさておき。さておいといかんと、ダラダラ書いて、愚痴ついでに、スワローズのこと書いて、讀賣か阪神の悪口でしめる、ちゅうパターンになってしまうんんで、    かくして、またも、歌謡曲においてもスゴい人がおるもんで、半田健人(半田健人 - Wikipedia)という人のスゴさに驚いた。手に入らんレコード持っている人とかには羨ましいとか思わんが、ココまで好きになられると、オレも、嫉妬の嵐が吹き荒れてしまうわけだ。  歌謡曲においては、作曲家より実は編曲家の方がスゴい(と、言うとまた語弊があるので、同等以上)ということが端的にわかる映像である。  なにせ、歌手抜きのフル編成のバンド、オーケストラ用意しているんだから。  しかし、スゴいこと、してくれるもんである。まあ、そういうのは、金や暇さえあれば誰でもでける。でも、腹が立つのは、それぞれ楽器、パート毎に楽しむ、という贅沢極まりない楽しみ方をしとるとこだ。くーっ、そういう「楽しみ方」があったとは!     金や能力、若さ(ルックスも付け加えたいが、付け加えないところがオレの人間の小さいところ)で負けるんはしゃあないが、「好きさ」加減で負けるんは、腹が立つ。  最近、ダレまくっとったが、こりゃ、気合い入れて歌謡曲聴かなあきまへん。  とは、いうものの、シェリーのゴールデン・ベスト、まだ、買う決心のつかないオレは。
B000UJJBGUGOLDEN☆BEST
シェリー
ビクターエンタテインメント 2007-09-21

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2007年12月16日日曜日

非歌謡曲もん2点

 今日のお祈り;リグスが薬物やっておりませんように・・     三宮。ルミナリエ期間中なので、クルマは使いもんにならないの、まるわかりなんで、JRで。ルミナリエみる人は元町駅で降りることになっているので、三宮まで。そいでも、いやはや、なんとも。スゴい人である。まあ、駅の周辺で、と思い、ミント神戸というスーっとするガムみたいな名前のビル、そこの、タワーレコード寄って、シェリーや三東ルシアやら見繕ってみるが、あかんあかん、J-Popという膨大な量の中に紛れ込んでいて、見つからん。いや、根気と根性と日本魂があれば、そいでも、見つけられたと思うが、嗚呼、習い性とは怖ろしいもの、いつのまにか、J-Popの島を遠ざかり、ふと、気がつくと、売り場の隅の、レゲエコーナーへ。そこで、ふと、目についたマーシャ・グリフィスのトロージャン編集もの、
B000I2J3K8Play Me Sweet & Nice
Marcia Griffiths
Trojan 2006-11-20

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 そいで、やっぱり空いているブルースコーナー、ちらりちらり歩いていたら、こんなのが。メチャクチャ古いオッサンの筈。ロバート・ジョンソン、ちゅうたら数曲あるだけのような気がするが、まあ。でもなんで、こんな上等な装幀のもんがでているんだろうか、と思ったら、マンガの影響らしい。
B0001FAFMMコンプリート・レコーディングス
ロバート・ジョンソン
Sony Music Direct 2004-03-24

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 帯にエリック・クラプトンやキース・リチャードの賛辞がわざとらしく載っているが、こういう売り方キライだがしゃあない。  三宮駅周辺の某所で冷麺を喰い、元町まで歩くが、ルミナリエが始まっており、もう、スゴい人でしたわ。

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