2016年5月8日日曜日

5月8日

 原樹理!!!
 樹理(樹木希林いや悠木千帆のノリでみなさんもご一緒に)!!!

 昨日、山手幹線の県庁よりちょっと手前にある中華料理屋というか中華麺屋(例によって名前を忘れたというか初手から意識してない)行って、酸辣湯麺(サンラーメン)喰う。営業中の札はかかっているけど、店内まっくら、もちろん、客はいない。オレが入ると、早口の中国語でなんやら電話してた若い店主が、さっと電話切って、電気とテレビつけてくれた。


 酸っぱくて辛い。多分、酸っぱさがなかったら、とんでもなく、辛いのかもしれん。黒酢と黒コショー云々そうだが、忘れた。お店あと数回通って、ちょっとだけ馴染みになったら、「サンラーメン、お酢抜き」とか頼むと、カッチョ良さそうだ。そいで、テーブルのお酢で調整しながら、食うの。ちょっと、ぬるめ、麺が多分、ちぎって作るヤツタイプだと思う。


 でも、なんか、味に自信がついたそうで、店が今度「下の方」へ移るそうである。神戸で「下」というと、フツー「南」の方向を指す。地下じゃない。

 まあ、JR元町駅周辺か以南だろう。ただ、激戦区である。
 数百円のチャーハン、それも、フツーのハムとネギ程度しか具が入っていないヤツですら、とてつもなく、旨いヤツ出す店がごろごろしている。

 もう、特に中華料理屋は。以前は、神戸の人間が近づきもしなかった南京町ですら、最近は、味のレベルが上がってるらしい。
 
中国の人は大好きだし、阪神大震災の時、まっさきに電話してくれたのが中国人の友人だったので恩義すら感じているのに、なんで、国になると・・・。


 連休中、
涼川真理+尾崎奈々」の涼川真理部分、

 安西マリアの77年「マリア・グラフィティ+2」、

 最後のグループ・サウンズと言われているロック・パイロットの「ロック・パイロット+2」等聴く。



 どれも、すばらしいものであったが、最後のグループサウンズ「ロック・パイロット」の力の入りようがうれしい。1970年。ザ・タイガースの「ヒューマン・ルネッサンス」に匹敵する完成度だと思う。演奏もカチッとしてて、ところどころ、ステッペンウルフしてたり、するけど、たとえば、ザ・タイガースのカバー「君だけに愛を」での、原曲のぶち壊し具合なんか、シビレてしまう。
 
 まあ、例によって例の如く、エエ加減なこと云わせてもらうけど、グループ・サウンズは、クリームやレッド・ツェッペリンやジミヘンジャニスドアーズ、ザ・バンドやら、聴いちゃって、自分らのみっともなさに自信失って自暴自棄になっちゃったとこあって、1972年には跡形もなく(オレとしては1972年ゴールデン・カップスが沖縄でライブ中火事になって解散したのを、グループ・サウンズの終わりとしたい)、
霧消してしまうけど(ニュー・ロックに行ったり、ムードコーラスやら行ったり)、
もうちょっと、待ってたら、グラムの時代が始まり、変な衣装のヴィジュアルや歌詞のワケのわからなさ、といういわば日本のグループサウンズが勝負してきた同じ土俵に、マーク・ボランやデヴィッド・ボウイやルー・リードやアリス・クーパーが現れ、ぶいぶい云わせるわけで、うーんと思ってしまうのだ。

 デヴィッド・ボウイなんか、「ジギー・スターダスト」という宇宙人になりきってたし、マーク・ボランは白鳥に乗って現れたんだぜ、日本の北の方の、どこぞの山奥にある湖のそばにあるノイシュバンシュタイン城みたいなお城の王子さまになりきってたグループ・サウンズが負けてる(負けるか勝つかに意味があるのか、はわからん)とは思えない。おんなじです。王子様がカッコ悪くて、異星人がカッコいいという論調には与しませんよ。

 グラムの時代はすぐそこに来てたのに・・。

 しもた・・・あっさり、書くつもりだったけど、グループ・サウンズとグラムロックもどっちも好きなもんで、無理やりくっつけたくなってしもうて、悪ノリしてしもた。ま、毎度のこと。

 当ブログの日本の音楽の価値観は、

 弘田三枝子>ジャックス、グループ・サウンズ>>>>>キャロル>>>>村八分>はっぴいえんど、
だから、気をつけろ。
 

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