スワローズは雨天中止でひと安心(安心したら、ホンマはあかんのだが)、首位奪還、ザンネンでした。
民主党が負けて、ひと安心。事業仕分け、だけは人気だが、天下り、給料高い、退職金多い・・・ならば、その分、仕事してもらおうやないか、という視点がひとつもないのは、疑問に思っている。甘い汁吸っている連中をどうのこうの、ちゅうだけではなあ。もともと超「優秀」な連中集めたとこやねんから、もう一工夫二工夫させれば、エエ仕事してくれへんもんかのう。まあ、そうじゃないから、こうなるのだろうが。
「龍馬伝」、久々のグダグダ、ずるずる、愚図愚図ドラマ。
ここまで、徹底すると、意地でも「観てやろう」という気になるから不思議だ。
龍馬登場すれば、わめいて泣いて叫んでいるだけ、寺田屋のお登勢に出逢うシーンでは、「お母ちゃん」だ。どう贔屓目に見ても、これじゃ単なるバカ。薩摩と長州というどちらも海千山千に同盟を結ばせる人物とは思えん。龍馬はいつも、わめいて泣いて叫んでるだけだから、比較的演技のできる俳優がやっている武市半平太と以蔵をフィーチャしたのはいいが、半年間も引っ張りよった。実際、この4週ほど、演出家に石井輝男氏が乗り移ったように、以蔵の拷問シーンばっかするもんだから、でウンザリしきっており、ようやっと、半平太が切腹してくれて、心底、ほっとした。
思えば、小学校の頃、同じNHK大河ドラマ、「龍馬がゆく」の龍馬役北大路欣也のあまりのカッコよさにシビれ、カブれたものである。実際、このドラマを契機に10代後半まで、「幕末」には凝りまくったものである。あと、おりょうは、劇上の人物としては、若大将の「澄ちゃん」に次いで実際惚れてしまうほど、粋でいなせで、良かった。まあ、浅丘ルリ子がおりょう役、だから、仕方ないか。真木よう子も胸がデカイので好きなのだが、動作が重い感じがして、「おりょう」ちゅう感じが今以て抱けない。けど、まあ、例の寺田屋お風呂事件は楽しみにしとくことにする。
まあ、おそらく、今回の「龍馬伝」終了後には、眉毛剃った茶髪の兄ちゃんの尊敬する人のリストから、「坂本龍馬」が外れることであろう。