正月休みも今日で終わりである。昨日はちょっと三田あたりまで遠乗りしてみたり、今日は、稲美町あたりまで、行ってみたりした。
われながら、なんでこういう性格なのか、と思う。暇があればあるだけ、無意味なことに無闇に熱中してしまう。別のことに熱中していたら今頃日本のマザー・テレサと呼ばれてる、男やけど。
年末買ったスピーカー、「バイワイヤリング」じゃん、やっぱ、さー、せっかく、スピーカーにウーファー用とツイター用の接続端子がついて、計4つの端子ついているわけで、やっぱ、フツーに接続しても(フツーはウーファー用とツイター用の接続端子ショートさせてあって、プラス一本、マイナス一本のスピーカーコードでつなぐ)、つまり、ツマラン、と思い始めたワケ。
そいで、まあ、定石どおり、アンプのスピーカーA端子とB端子使って、スピーカーケーブルそれぞれ用意して、繋げてみたんだけど、はてさて、違いがワカラン。なんじゃ、そんなもんか。
うまくやると、「まるで歌手が目の前で歌っている」状態になるらしいが、だいたい、南沙織や安西マリアやゴールデン・ハーフ聴いている時ならならまだしも、そういう状態が和田アキ子聴いている時になったら、どうするのか。最近は研ナオコも聴いたりするのだ。
そいで、ネットをあれやこれや調べると、「バイアンプ接続」というのがあった。
バイワイヤリングを一歩進めたやり方で、ウーファー用に一つ、ツイター用に一つと2つのアンプを使う、やり方らしい。
音がどうのこうのはどうでもいいので(だから、最近は研ナオコ聴いたりするっつう)、一番エエのは、高音を上げたかったら、ツイーター用のアンプのヴォルーム上がればいいし、低音聴きたかったら、ウーファー用のアンプのヴォルーム上げればいい。
(バイワイヤリング接続、バイアンプ接続は、このサイトを参考にさせていただきました
http://www.dynavector.co.jp/lecture/biwiring.html)
「これだぁ」と思ったね。
昨年というか、1昨年、「ステレオ」という雑誌の付録にデジタルアンプがついていて、2冊買って、今回プリメインアンプ買い換えるまでは、殆どこのアンプで音楽聴いていた。この2つのデジアンでやってみることにした。
しかし、問題があった。
2つのアンプ、ウーファー用、ツイーター用を受け持たせるのはいいが、当然、それぞれのアンプに「ソース入力」が必要になる。あたりまえだ。
オレはDUETというDAC使っているが出力は一個しかない。そっから、RCAケーブルの二股ソケットみたいなヤツで分岐させるとか、プリメインアンプのTapeのRec使ってあれやこれやしたらどうにかなるかもしれんが、プリメインアンプ使ったら、アホらしい。二股で分岐させたら、当然、音が。
調べてもチャンネルディバイダーやらなんやら、高級用語が出てくるだけ・・・もう、金は使い果たしてます。
万事休す、ここまでか。夢をありがとう。気質(かたぎ)の生活に戻って、お茶くみから人生やりなおします・・・・アホな事考えんと最初の接続に戻そ、と思った矢先、AirMac Expressも2つあったことに気がついた。
それに、iTunesのAirplayには、複数のスピーカー、という指定ができることを思い出した。
AirMac Express、AのミニジャックからミニジャックーRCAケーブルでウーファー用アンプに接続
AirMac Express、BのミニジャックからミニジャックーRCAケーブルでツイーター用アンプに接続
iTunesのAirplayで複数のスピーカー指定、AirMac Express AとBを選ぶ(下の図を参照してください)。
そして・・・・
PLAY!!!
かくして、オレもオーディオマニアみたく「バイワイヤリング・バイアンプ接続」できたわけだ。
オーディオ的には、多分、細かいこと言い出すとキリがないくらい欠陥があるだろう。だいたい、スピーカーコード、ナショナルのフツーの電気用のケーブルだし。
実際の音の印象は、まあ、研ナオコ聴いても、大丈夫でした、とだけ云うておく。
スピーカーにしてみれば、アンプ一個で駆動するより、アンプ2個で駆動しているわけだから、その分、多分・・・。
ただ、オレみたいにド低音(実際には中音の部類だが)の効いたCHANNELONE直系レゲエから、ヴォーカル命昭和歌謡、ソフトロック、ボサノバとかワケのわからん趣向を持った人間にとり、iTunesからAirplayスピーカー音量調整で高音、中低音が調整できるようになったわけだから、何よりも便利である。
くれぐれも、こうしてみたら、でけました、ということだけ。オーディオ的にちゃんとしたい人はオーディオ的にしかるべきことをオーディオ的にちゃんとして、ちゃんとしたら、絶対、研ナオコを聴いてください。
今年の正月休みはこんなんして、ました。