昨日で新長田大丸が閉店してしもうたがな。痛い。実際、震災以降、須磨の魚屋が壊滅状態になってからは(注今はもちろん回復しているが、近所に無い)、刺身はたいていここで買っていたからだ。須磨の魚屋さんは高いのである。ここのは、地元の魚をちゃんと包丁でさばいた刺身に大量のツマ、つまり大根を細くきったヤツが大量に入っており、気に入っていた。大丸撤退後、西友が来るらしいが、「スーパー」はこの近辺、3つもあり、似たような製品を似たような価格で売られるとしたら、がっかりである。不毛な価格競争ではなく、住み分けする方向でいけたら、エエのだが。
アイドリング!!!での「長谷川瑠美」を見てしまうと、今のアイドリング!!!にはなんとなく、あっさりしてしもうて、特にオンデマンドでは、1月終わりの分、「はくね駅伝」という、「箱根駅伝」並に走らせ、持たせた万歩計で競争させようとしたら、みんなズルして万歩計をひたすら振りまくるという、しょうもないしょうもうない、しょうもないヤツを観せられ、それも、往路と復路と二回分というのだが、あまりにもの出来に、急性アルツハイマー病が発症したみたいに、意識が現実逃避しだし、困った。
まあ、これほどのものを2回やってしまうのは、アイドリング!!!とそのファンの方々の間で、もう新たな「プレイ」という了解事項が出来ており、それがワカランワシら(これは複数形ではなく、神戸湾岸部では一人称単数)は非常に疎外感を味わったものじゃ。
アイドリング!!!はいろいろあったが、ここまで、悪い意味でスゴい(メンバー全員で、おおっぴらにやるズルが笑えもしない、単に醜悪なだけだった)のは初めてだ。一期生運命の日を観たことで、ハードルが上がっているとは云え、やっぱ、もう、オレなんぞが踏み入れることの出来ない、新しい「ステージ」に突入した、としか云えない。
と思えばすかさず、AKBなんちゃらも、メンバー自ら坊主アタマにするという、すっごい高度なプレイの領域に突入して、楽しんでいるみたいである。このまま、丘ナオミの路線に行けばスゴいのであるが、ま、作り手とファンとの間で了解された、うちうちの「プレイ」の一種であろう。
いじめから体罰事件につながるあれやこれや見ていると、閉鎖した集団は、時を経れば経るほど、オカシナ状況が生まれ、そして、その集団に入っている方々は、それがオカシナ状況が異常ということすら、ワカランようになるみたいなのであるが、長く続いたアイドルグループも例外ではないんじゃないだろうか、と思ったりした。まあ、例によって例のごとく、オレ得意のコジツケなんであるが。
ちゅうので、本放送にオンデマンド分30分オマケのついた「アイドリング!!!はちたまライブ2013presents「1期生 再会の日」SP」をハンカチ片手(ホンマはティッシュであるが、全く違う意味になると困るので)に涙ふきふき見直している今日このごろである。オンデマンド分は一期生の時の曲、あと4曲歌うのであるが、長谷川瑠美は、当然、事前の練習やリハーサルに出ておらず、おそらく、2009年の4th小泉瑠美卒業ライブ以来、一発本番で、歌うので、ちょこまかちょこまかしており、やはり、目が離せなかった。シンガーとしての彼女の姿は、これでひょっとしたら、終わりなのかもしれず(10年後の再会の日は例外として)、その意味でも、感慨深かった。