2013年1月2日水曜日
でも、やるんだよ!!!
あけましておめでとうございます。
冥土の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし、の年齢の深みにどんどん入っており、みんな英会話とか有意義なこと始めてるというのに、オレは、ほんま、エエ年こいて、プロ野球や音楽の感想を単に書き殴るだけの、このブログやっていていいのか、と思うこともある。100%、無意味で時間の浪費、「でも、やるんだよ!!!」。
念願の朱里エイコのボックス、年末届いて、以来、聴きまくっている。
ああ、なんで、もっと早く買っておかなかったのだろう。なんぼ安いからちゅうて、毛唐ロックの廉価ボックスなんか買っている場合ではなかった。
よく、スゴい音楽聴いての感想に、トリハダが立つやらなんやらの定型文があるが、あれは、ウソである。
トリハダが立つちゅうのは「戦闘態勢」に入っとるワケで、聴いて警戒させる音楽がスゴい音楽のわけないだろう。或いはその音楽が北風びゅうびゅう冷たいのかもしれん。たしかに、体感温度を下げる音楽、それはそれでスゴいが。
ホンマにスゴい音楽ちゅうのは、その音楽のすべてを自分の中に取り込もうとするがあまり、トリハダが立つどころか、全身の毛穴がでも音を取り込もうと、パカーっとだらしなく開くから、身体の筋肉は弛緩状態、つまり、非常にリラックスした状態になる。口は半開き、よだれダラダラ垂れ流してるのも気がつかず痴呆状態、発する言葉はせいぜい「ホエホエ」がやっとのデカパン状態、みんなも、そうでしょ?
密かに、朱里エイコはオレの中の昭和歌謡三大歌手の一人である。と思っている。弘田三枝子、青山ミチ、そして、朱里エイコ。まあ、三大歌手というか、単に、メチャクチャ好き、ちゅうだけだが。
いわゆる「パンチ」を利かす歌い方がカッコいいのもあるが、それぞれ彼女たち固有の「リズム」を持っており、ノればノるほど、楽曲のリズムとは異なる自分のリズムがもたげ、その微妙なズレがたまらない、のである(例によって、ワケのわからんこと書いてあるが、この一行2時間考えて導きだしたもんである、合掌)。
オレはいくら好きであっても、その歌手や俳優の私生活に対しては、下半身のスキャンダル以外ほとんど興味を持てない人間であるが、まあ、みなさん、検索していただくとわかるが、これほどの歌手が当時の日本では、いくつかのヒット曲の後は不遇な状況であったみたいで、心がいたむ。まあ、当時は日本はまだ発展途上国で闇市とかでみんな貧しく生活するのがやっとの時代であったから仕方無い(もちろん、皮肉です)。
それなら、「今」、この10枚組ボックス、ばんばん、オレが聴いてやる、とリキまんでも、いつの間にか、聴いている今日このごろ。
ちゅうことで、久々の歌謡曲。「でも、やるんだよ!!!」