2009年1月18日日曜日

戸川純

 震災から、あれま、もう14年になるわけか。うーん。合掌。そうか、派遣村がウソくさかったのは、震災でもないのに・・・やめとこう。人間生きとったらなんとでもなる。なんとでもなる。

 NHKの大河、すごい。なにせ、コテコテの大技、連発。

  前週は5才のガキを吹雪の中、えんえん歩かせるという反則スレスレの技、涙のるつぼちゅうやつですわ。わ、今週は今週で、今や少女マンガでも使わないであろう、A BOY Meets A GIRLの定番(まあ、慌て者の女子が、遅刻しそうになって廊下を走って、男の子とぶつかって、ひっくり返って、ケンカするちゅうパターンね)だが、そこは、NHK,何せ、群衆の中、馬を暴走させたのだから、さすがである。どうせ、史実なんか、あってないようなもの、どんどん、オモロイ番組にして欲しいものである。

 それにひきかえ、朝の連ドラの方は・・・養老院のババア、とうとう殺してしまいよった。こっちは、どうせ、芸能界で人気がでまくった二人をまた、前のフォークグループに戻すためとはいえ、話のもって行き方が強引すぎて、後味が悪すぎるわ。
 

 YouTubeでまたも、あれやこれや観ているうちに戸川純見つけてしまい、2時間にわたりYouTubeやiTuensで観まくり聴きまくる。
 やっぱ、異常に巧い歌手ということを再確認する。やっぱ、ニューウェーブ末期ということで、直球勝負できんかったのがしんどかったんかもしれん。なんか、マルコム・マクラーレンが寄せ集めでセックスピストルズでっちあげたら、中にジョニー・ロットンが混じっていたみたいな感じ。今、フツーにディナーショーやっててもおかしくない歌手なんである。

蘇州夜曲

アカシアの雨がやむとき

さよならを教えて 

2009年1月16日金曜日

随想

 一昨日だったっけ、東大安田講堂の例の事件の番組があり、前半だけ、見た。
 カラーの実写映像がかなり残っていたみたいで驚いた。この手のヤツはたいていはモノクロだった。
 これだけ残っているなら、変にドラマとかワケのわからん現職国会議員など当事者たちの過去美化くりごと挿入するより、当時の映像だけで再構築して、ドキュメンタリーとしてやって欲しかった。

 当時小学5年生だったオレ自身の感覚(どのチャンネルもこの実況えんえんやってた)では、全共闘と機動隊のガチのバトルだから「メッチャ、オモロそうなことやってるな」であり、前も書いたと思うが、東大を丸ごと会場に使った、大がかりな戦争ごっこ以上でも以下でもない気がする。まあ、当時のおおかたは、この戦争ごっこ、弱い方の全共闘側を応援していたし、オレもそうだった。
 

 学生運動ほどの騒ぎちゅうと、ワシら世代では、それは暴走族となるわけであるが、かたや、大学生、かたやヤンキー、でも、心は同じだと思う。騒ぎたかったのである、大暴れしたかったのである、広い場所で。相手はできるだけ強い方がエエ。

 ひとつ違うとすれば、大学生たちはズルいから、自分たちは「正義」でありたかった。だから、ワケのわからん屁理屈をイデオロギーの力借りて、自分たちを正当化する理論を構築した(ただ、当事者以外は理解不能)。

 後世になると、その部分がやたら、誇張されてしまうから、余計ワケがわからんようになって、あたかも、スゴく意味のあるような出来事のように語られるのであるが、「オモロかった」「燃えたでぇ」「でも、ボロ負けやったわ」だけで充分なのである。
 後の大学生が大人しくなったのは、何故か? 政治意識云々の問題じゃなく、単に、大学紛争するよりもっともっとオモロイことができるようになったから、なのだ。ちょっと安全に走ったかもしれんが。

 もし、当時の学生運動の意味とか意義だとか、見いだすことができるというなら、ワシら世代から吹き荒れた暴走族のヤンキーの兄ちゃんからも意味とか意義とか見いだしてあげないと、ヤンキーの兄ちゃん姉ちゃんがあまりにもかわいそうというものである。

 あんだけ、国の金を使って遊べたことを感謝するべきと、オレなんか、は思うのだが・・・。

 学生運動は暴走族に優るとこなし、みな空なり、である。

人は獣にまさるところがない。すべてのものは空だからである。

[From 口語訳聖書]
合掌。

2009年1月14日水曜日

小島麻由美の「あの娘の彼」

 紅白は良かったよ。全部はさすがに見る元気なかったけど、布施明「君は薔薇より美しい」で始まったのだ、文句言うたらバチがあたる。パフューム、DVD買ってしまうかもしれん。来年はジュリー出してくれぃ。

 しつこいようだが、昨日に引き続き、またも小島麻由美ネタ。

 今日、あらためて小島麻由美聴いているのであるが、遙か昔、店の中でかかっていて、そのままCDをひったくるようにしてレジに駆け込んだのは、「あの娘の彼」が入っているシングルだったような気がしてたら、今調べたらこの「真夏の海」のB面(CDだから裏表ないけど、まあ、便宜的に)だった。持っていない。

 


"真夏の海" (小島麻由美)



でも、下のアルバムあったから、そっちかぁ。当時のオレは今より金持ちであったんだろうな(1995年のデビュー「結婚相談所」から1999年の「ふうせん」までの8枚のシングルA面B面16曲に新録4曲入ったヤツで、どれもこれも、ローファイなやさしい音でエエ)。


"Me And My Monkey On the Moon" (小島麻由美)


 「あの娘の彼」、YouTubeにないみたいなので、またもJASRAC気にしながら、歌詞を全文引用するのだが、歌詞の面白さを書きたいわけだ、仕方ない。歌詞全部は以下の通りになる
あの娘のことは好きだけど、あの娘の彼は嫌いなの。 あの娘はこのことに気付いてない。 彼のことしか みてないからね。

あの娘は出来事すべて何から何まで報告する。
あの娘は あのことに気付いてない。
彼のことしか みてないからね。

あの娘のことは好きだけど、あの娘の彼は嫌いなの。
あの娘は 私の話さえ 右から左へ 通り過ぎる。

あの娘のことは好きだから、いつでも仲良くしたいけど
あの娘は そのことに気付いてない。
彼のことしか みてないからね。

あの娘のことは好きだけど、あの娘の彼が嫌いなの。
あの娘は このことに気付いてない。
彼のことしか みてないからね。
彼のことしか みてないからね....

(「あの娘の彼」1996年 作詞作曲小島麻由美あの娘の彼 小島麻由美 歌詞情報 - goo 音楽
 

 まあ、内容は女子同士のあれやこれやで、少女同士の仲良しこよし状態に片一方彼氏ができて、女同士の友情が壊れそうになっとる状態なんであろう、と推測される(断言はできない)。

 まあ、ワシらおっさんはこれまでの人生の中で、この手の、女子同士のあれやこれやに下手に手を出して、地獄を見た経験一度や二度や三度や四度や五度や六度や・・・もっと経験ある人もおるだろうし、いや日常茶飯事となっている人もおるかもしれん。 同情に堪えないがまあ、試練と思ってこれからもがんばって生きてください・・・と・・・話が逸れてしまった。


 歌詞に戻るが、何故かこの名曲、YouTubeにはない。でしゃあないから歌詞全部引用したんだが。

 「あのこ」と「あのこと」「このこ」と「このこと」という風に、文中韻踏み、というか、あのこのことがあのことでかれのこと、あのことの部分が「そのこと」、「このこと」と変化しつつも「のこと」だけが循環、それも分の途中で循環していくという、ワケのわからんオモシロさがあったわけだ。


 昭和歌謡スキャット評論家のオレとしては、あのこのことがあのことでかれのこと、の部分、だばだばだば、とか、しゅびどぅびば、とかのスキャットっぽく聞こえてしまうのであるが、スゴいことにこの歌詞そのものがスキャットなのかもしれん、そうじゃないかもしれん、ようわからん。

 曲自体もウッドベースのど低音から入り、どことなく怨み節的雰囲気があり、曲の終わりも「彼のことしか みてないからね.」の永遠リピートさせつつも、突如突然終わり、その後の多分男には永遠には理解できない、仲良しこよし女子同士特有の凄まじい怒りを想像させ、恐怖におののくばかりである。


 ここで、なんどもこぼしているように、近頃、もう殆ど新興宗教の勧誘ソングみたいなウソくさい前向き善人ソング、ポジティブ押しつけソングお母さん感謝ソングやら生まれた時初めて流した涙がどうのこうのとかいう感動押し売り系歌詞とか、千の風がとかの意味不明だけど意味ありげな歌が氾濫しとるが、心があらわれる思いである。

2009年1月13日火曜日

小島麻由美を聴きかえしたりして・・・

 昼は、今年初めて、讃岐うどんの店行って、「おろし醤油冷たいの大」注文し、例によってネギをてんこ盛りして、醤油ぶっかけて喰う。久々の旨さにシビれる。


 ガスファンヒーター焚いてもダウン着用(ちなみにケータイも圏外の時がある)せなあかんという自室なので、また、寒くなるそうで、困る。
 年末、iTunesのライブラリ整理してたら、小島麻由美とかがいっぱいあったんで、 聴いてみると、一時期、めちゃっくちゃ凝ってたこと思い出し、ああ、懐かしいと思った。今や、弘田三枝子や伊東ゆかりなんかよりずっとずっと懐かしく感じるわけで、かなり、オレの時制観念が狂ってきてると思った。確かに、紅白でSMAP聴いて古くさく思ったりしとる。
 で、小島麻由美(wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/小島麻由美 ホームページ http://www.kojimamayumi.com/ )、多分、どこぞのCD屋とかでたまたま聴いて、めっちゃくちゃ気に入ったわけであるが、最初はへたれ気味で脱力しつつも、胸キュン度が高いとこが気に入ったのだが、なんか、音がどんどん、低音重視の、レゲエっぽくカッコ良くなったんで、あーもうあかんわ、ついていけへん、と思て、ますます昭和歌謡にのめり込んでいったわけであるが、すごく惜しい気がしたものである。レゲエっぽい音、聞き飽きてきた頃やもんな。
 
 まあ、しかし、やっぱ、「恋の極楽特急」とか「セシルカットブルース」の胸キュン度は当時の中年男すら年甲斐もなく、手を出させるもんだったわけで、それはそれでスゴい人だと思う。しかし、ハイファイよりローファイやで。

「恋の極楽特急」 


「結婚相談所」 


「セシルカットブルース」 


「先生のお気に入り」おお、これは当時のヤツだな。 


「愛しのキッズ」やっぱ、ええのぅ。 


2009年1月12日月曜日

asahi.com(朝日新聞社):給付金に反対63% 内閣支持19%

日本人、ちゅうのはいつからこんなに、ええカッコしぃが増えたのか、理解に苦しむ。徳政一揆やら米騒動の根性はいまいずこ、ちゅうもんや。給付金に反対63%・・・わかった、わかった、給付金いらん人、オレに回せ!、オレが有効に使ったるから。

 目玉政策のはずの定額給付金に対し、多くの国民が拒否感を抱いていることが示され、低支持率にあえぐ麻生内閣はさらに苦境に追い込まれた。「配った方がよい」は自民支持層でも48%にとどまり、「やめた方がよい」が43%いた。

[From asahi.com(朝日新聞社):給付金に反対63% 内閣支持19% 朝日新聞世論調査 - 政治]

しかし、くれる、というもの、なんで、いらん、とか云うのか、とりあえず、もうとったらええやないけ。人間素直に行かな。


2009年1月10日土曜日

MobileMe、やんぴする

 あっという間に、一月も十日である。えべっさんに行かなアカン。
まあ、それはそうとして、アップルの アップル - MobileMe 、今年は更新しないことにした。いろいろ、便利なのであるが、今や、似たようなことなら、無料でいろんなサービスがあるし、年間一万円弱払ってまでも・・・というところだ。
 ちゅうことで、ここで申し訳ないが、オレのメアドのうち、 アプセット@mac.comは使えなくなる。tkoatthecontrols@gmail.comの方へお願いしますわ。
 ただ、気になるのは、iTunes Music Storeのアカウントも、@mac.comの方なので、どうなるのか、今までのように簡単に買えなくなったりするのだろうか?

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2009年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます!

YouTube - Tequila
 
 やっぱ、カウントダウンが終わったら、チャンプスの「テキーラ」エンドレスでぶっかけて、曲中の「テキーラ!」のたびに一緒に声の限り叫び、同時にテキーラ一気飲みして、踊り狂う、ちゅうのが理想やな。もうそういう世界からはとんと縁が無くなってしもたが、まあ、気持ちだけ、は、なあ。あの行動はまるで恋だね。

 何年になるんや2009年か。平成21年、昭和やったら21年ちゅうと、終戦後のドサクサで最も貧乏でみんな飢えてたかも知れんが、最も元気な年でもあったわけで。金のあるなしで元気になったりならんかったりする世の中こそ問題とちゃうか。大晦日、NHKで公園での炊き出しのニュースやってたが、辛気くさかった。もう一歩踏み込んで、そこぞかしこの公園で、オールナイトで大ダンスパーティとか盆踊り大会したら、ええねん、フリードリンク、フリーフードで。あの衝動はまるで恋だね。

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2008年12月30日火曜日

ちょっときいてな&ちょっときいてな2

 あーーーーーーっというまに、今年も終わりである。もう、なんか、「時間」ちゅうもんが、相対性理論かなんかしらんが、確実に「速く」なっている。
 なんか、知らんが年末のテレビ観とると、ホンマ、コメンテーターというか評論家が云うところの世界と、ワシらが生きとる世界とがどんどん隔離しているように思える。まあ、みなさん、見事マリー・アントワネット化しとるやん。
 
 まあ、年末、暇になると、しょうもないことしてしまうわけで、よせばいいのに、この牡蠣が旨い時期に筒井康隆の「俗物図鑑」読んだため、しばらくの間、生牡蠣が食えなくなってしまった。
 まあ、年末、暇になると、しょうもないことしてしまうわけで、よせばいいのに、MacOSの環境設定ーセキュリティーFileVault、ちゅうのやってみたら、一晩かかっても終わらず、腹が立つんでやんぴしたら、また一晩かかった。
 まあ、年末、暇になると、しょうもないことしてしまうわけで、よせばいいのに、iTunes,いままで手持ちのCD、そのままAIFFでHDに持っていたのだが、これだと、iPodにちょびっとしか曲が入らない。んで、AAC化したれと全曲やったら、一晩かかっても終わらず、こればっかは、腹が立たないんで、そのまま、やっているが、年内に終わるとうれしいものだ。

 そいで、昔々、オレがまだバリバリにレゲエきいてた頃、一時期、ハマってたのだが、Laugh & Peaceの大阪弁の「ちょっときいてな」。
 狙いすぎ、ちゅう感じがするが、やはり、ガキの頃、そこらかしこであったような話だったし、そういや、オレなんか、座高高いのに、何故か席が一番前にやられたような気がする。

 これの続編が10年ぶりに出ていた。

 そういや、小学校時代、妹から避けられてたような気がする。ま、男として生まれた以上、基地ぐらい作らなアカン。
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2008年12月25日木曜日

今年、良く聴いた音楽

 以前、iTunesの再生回数から、順に並べてみたらオモシロかったのだが、今年は・・・。



 今年買ったりしたものだけを順に並べてみた。


1

33

My Love Is True

1980

Sugar Minott

Nice It Up - The Best of Sugar Minott

レゲエ

2

25

Dread a Mi Idren

1983

Sugar Minott

Dance Hall Showcase, Vol. 2

レゲエ

3

24

Half a Love

2001

Sugar Minott

Rare Gems

レゲエ

4

20

Dreadlocks Rock

1983

Sugar Minott

Dance Hall Showcase, Vol. 2

レゲエ

5

29

結婚します

1969

由紀さおり

夜明けのスキャット

歌謡曲

6

16

So We Love It

1983

Sugar Minott

Dance Hall Showcase, Vol. 2

レゲエ

7

14

Eagles Feather

2007

Nicodemus

King Jammy's Selector's Choice, Vol. 1

レゲエ

8

12

Informer

2008

Jah Batta

Dance Hall Showcase, Vol. 2

レゲエ

9

12

Gloria

1995

Mina

Super Mina, volume uno

ソフトロック

10

11

Honey

2008

Bobby Goldsboro

Honey: The Best of Bobby Goldsboro (Remastered)

ポップ

11

11

Tear Down the Dance Hall

2008

Little John

Dance Hall Showcase, Vol. 2

レゲエ

12

11

So We Dub It

1983

Sugar Minott

Dance Hall Showcase, Vol. 2

レゲエ

13

23

私の好きなもの

1969

由紀さおり

夜明けのスキャット

歌謡曲

14

9

Joy

1967

Mitch Ryder & The Detroit Wheels

The Best Of Mitch Ryder & The Detroit Wheels

ロック

15

9

House on a Hill

1988

Sugar Minott

Good Thing Going

レゲエ

16

9

真昼のデイト

1969

由紀さおり

夜明けのスキャット

歌謡曲

17

9

天使のスキャット

1969

由紀さおり

夜明けのスキャット

歌謡曲

18

8

Jenny Take A Ride!

1966

Mitch Ryder & The Detroit Wheels

The Best Of Mitch Ryder & The Detroit Wheels

ロック

19

8

メランコリー

2004

越路吹雪

ゴールデン☆ベスト: 越路吹雪

歌謡曲

20

8

Jasmine

1988

Sugar Minott

Good Thing Going

レゲエ

21

8

夜明けのうた

1969

由紀さおり

夜明けのスキャット

歌謡曲

22

7

Every Time I Hear the Music/Girl Them Sexy

2004

Anthony Johnson/Early B

ROOTS DANCEHALL PARTY

レゲエ

23

7

ナイトトレイン

2007

ECD

Funclub

ヒップホップ/ ラップ

 レゲエばっかでしかも、シュガー・マイノットばっかじゃん。

 まあ、それというのも、これというのも、1980年に録音されたという下のアルバムが突然、CD化され、しかも、iTunes Music Storeでも売り出され、しかも、かててくわえて、めっちゃエエアルバムだったからだ。アナログでも聴いたことないし、だいたい、当時実際売り出されていたかも疑問である。
 かくして、レゲエ熱がぶりかえしてしもた。 こういうトンデモ無いもんが突然出てくるわけだから、長生きはせなアカン。

"Dance Hall Showcase, Vol. 2" (Sugar Minott)

 歌謡曲では、iTunesで聴くよりもYouTubeとかで聴くことが多く、回数にカウントされていないが、伊東ゆかり「愛するあした」「恋する瞳」には、もうバカみたいに聴いた。映画「愛するあした」も何度、部分的に見返したことか。

 あと、由紀さおりのアルバム「夜明けのスキャット」の「結婚します」「私の好きなもの」の1970年独特のしあわせ感には、はまった。




"夜明けのスキャット(紙ジャケット仕様)" (由紀さおり)



 あと越路吹雪の「メランコリー」が入っているが沢知美の「メランコリー」の方が好きだ。好みというのは、つくづく歌の上手下手関係ないということだ。



"人の気も知らないで" (沢知美)

 ECDも新しいアルバム出している。暗い曲はもう、沢山ちゅう感じだが、「ナイトトレイン」ちゅう曲はごきげんノリノリな曲「空を見上げれば星屑が流れる」の繰り返しが気持ちええ。もう少し回数聴いた気がするが、クルマとかで良く聴いた。ただ、カウントされていない。



"FUN CLUB" (ECD, イルリメ)



 他にミッチーライダーやらミーナとか入っているが、歌謡曲ばっか聴いとると、たまには、気晴らしにこういうの聴きたくなるわけだ。

 オールタイムのベスト(と云っても昨年のとあわせただけ)は下のとおり。小鹿しおりがとうとう弘田三枝子伊東ゆかりぬいてしもた。

涙のかわくまで

1969

西田佐知子

西田佐知子: 全曲集

49

歌謡曲

愛のスカイライン

1970

スリー・グレイセズ

思い出のテレビCM BEST集

47

サウンドトラック

恋は片道切符

1969

小鹿しおり

幻の名盤お色気キューティー・ポップ解放歌集 ポリグラム編 夜のメカニズム

46

歌謡曲

可愛い嘘


弘田三枝子

筒美京平ウルトラ・デラックス

37

歌謡曲

恋する瞳

1965

伊東ゆかり

伊東ゆかり ベストアルバム

35

歌謡曲

Comment Te Dire Adieu

2003

Françoise Hardy

Messages Personnels

34

フレンチポップ

My Love Is True

1980

Sugar Minott

Nice It Up - The Best of Sugar Minott

34

レゲエ

Studio 54

1987

中原めいこ

Puzzle

34

歌謡曲

気絶するほど悩ましい

1976

梅垣達志

トーキョーソウルフル歌謡

34

歌謡曲

裸足のボサノヴァ

1968

クラウディア

Tokyo Modern Recording Collection 浜口庫之助 GET Smart-Swinger!

33

歌謡曲

信じていたい

2005

西田佐知子

西田佐知子: 全曲集

32

歌謡曲

DEFENSELESS CITY (Featuring スチャダラパー & ロボ宙)

2006

Sly Mongoose, スチャダラパー & ロボ宙

T.O.T.S LIMITED - EP

31

ヒップホップ/ ラップ

メランコリー

1969

沢知美

人の気も知らないで

30

歌謡曲

貴方でいっぱい

1966

木の実ナナ

60's キューティ・ポップ・コレクション〜スキ・スキ・エディット

28

GS


2008年12月18日木曜日

メロンの気持ち

  こらそんでめろんでめろんめろんめろめろめろんこらそん。  もう、根がひねくれているもんで、みんなが同じことで大騒ぎしとると、何か言いたくなる。  しかし、金融恐慌か何か知らんが、はしゃぎすぎとちゃうか。ニュース番組、恐慌ハイというか不況ハイみたいな様相を呈しており、言葉そのものは暗いが実は大喜びしとるんじゃないのか。ワケのわからんコメンターだか評論家が出てきてワケのわからんことを自分もワケのわからんまま話すもんだから、聞いている方もワケのわからんくせに、さも、わかったふりして、深刻な表情だけ作ってみせる・・・このパターンばっかやんけ。  だいたい、地球レベルで考えると(つい最近まで、北極のシロクマが地球温暖化で困っとるとかいう話ばっか)、クルマ会社がどんどん工場閉鎖したり人員削減したりして全世界レベルで自動車の生産量が減るわけで、今回の不況ほど、CO2排出量が減って、「地球に優しい」ものはないのではないのか?ちょっと前まで、エコ、エコエコエコ云うてたヤツは大喜びしてもええはずだのに、だんまり決め込んでいる。こういうときにこそ、今回の不況は、地球に優しい不況ですから、みんな、滅私奉公!つらいけどガマンしましょう、とか云うヤツがおってもええ筈や。  なんか、ウソくさい。  単純に考えて、ガソリンが安くなってるから、またクルマ、そのうちに売れるんとちゃうか・・・と能天気なことをオレは思てるけどね。 。  こらそんでめろんでめろんめろんめろめろめろんこらそん。  森山加代子の「メロンの気持ち」久々に聴くとええわぁ。ゴールデン・ハーフの「ゴールデン・ハーフのメロンの気持ち」も聴いとるのだが、こらそんでめろんでめろんめろめろめろ、の後に、「はっあー」「ふぅーん」と入るんで、これまた別の意味でエエ。

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