2008年5月17日土曜日

溜息は、いつ、大歓声に変えてくれるのだろう?

 近所の商店街を歩いとると、「今までの溜息を、今年は大歓声に変えてやる」というポスターが目に入り、ちょうど今時分スワローズのが戦っている、例によって例の如く、またあのチームのヤツだろうと、不吉な思いにとらわれた。(ためいき・・?嘘つけ、なんぼ負けとっても、相手チームがファウル打っただけでも、ストライク稼げたと大はしゃぎしとったやないか)とツッコミを入れてみたものの、今年はあとはもう験を担ぐしかないスワローズファンのオレとしては目を背け、見なかったことにしようと思ったが、近くに寄ってよくみると、オリックスバッファローズのことだった。ほっと安心したのも束の間、家帰ると、負けていた。そいで、そのまま見ていると、あっさり、完封されて負けよった。甲子園は大歓声、オレは溜息。

2008年5月16日金曜日

 完敗。まあ、後腐れ無くてヨロシ(註 主語がないときの多くは「東京ヤクルトスワローズ」が)(註その2 本日のみ、目的語は「阪神タイガース」に。)(註その3 本日のみ「阪神タイガース」にかかる形容詞は「広島からFAで入った新井が調子乗りすぎの」)。

 連休中、ダイエットの岡田斗志夫「おたくはすでに死んでいる」読んで、オモシロかった。んで、感想文を書こうとしたら、どうも、なーんも浮かんでこない。で、よくよく考えてみると、オレはほんまは「おたく」に関してなーんも知らんと云うことに気がついた。なーんも知らんもんが、死のうが生きていようが、どーだってエエのである。で、今日、垂水に行ったついでに「おたく学入門」というのが出てたので、今、それ、読んでいる。同じ作者だ。で、やはり、同じ作者の(表紙が作者のアップ!)「東大おたく学講座」も、ついでに買ってしまった。
 で、確かに「おたく」に関して、目からうろこが落ちるように読んでいるのだが、なんのことはない、いつのまにか、岡田斗志夫の本、3冊も買ってしまっているのである。
 同じ作者の本、三冊も同じ月に買うなんて、珍しいことである。
 オレは昔からうすうす思っていたが、「おたく」って商売が上手なのである。

2008年5月13日火曜日

 大地震はやっぱ、何か思い出してまうな。

昼過ぎから、雨、今なんか雷鳴轟いとるがな。
 あっというまに、一週間以上も書くのサボってもた。特になにかがどうのこうの、というわけでもなく、まあ、眠たかったから、寝てしもてた。ちょっと最近、犬、散歩させるのに、いちいち海とか須磨寺まで行っとるから、お疲れ、ちゅうわけだ。帰りの坂がしんどいねん。しかし、歩くのは、健康にエエと思っていたけど、ちょっと、怪しいんとちゃうか。足の裏、ボロボロになってもたがな。マメというか靴擦れというか、それが乾燥しすぎて、皮が剥けて、もうヒドい状態。
 スワローズ・・いやアトムズのユニフォームを着たスワローズ、無事勝つ。横浜ベイ、見直したぜ。広島、その調子でね。

2008年5月5日月曜日

アトムズのユニフォームは・・・

 今シーズン・・・終わってしまった。 
 二日前、五月三日の9回ツーアウトまで、エエ夢をみせてもらいました。
 ・・・ちゅうか、あそこ、押さえてたら、なあ。 だいたい、ユニフォーム、アトムズの時のヤツにした時から、ちょっとイヤな予感がしてた。

1969(昭和44)年のアトムズ時代のビジターユニホームを復刻した「ヤクルトアトムズ復活祭」も2日目。前日3日は入場ゲートで特製のしゃぼん玉が、この日はフジテレビ系「クイズ!ヘキサゴンII」とコラボしたスティックバルーンが配られた。
 選手は水色のレトロなユニホームに慣れた様子。『復刻版ユニホームが一番似合う男』と評判の館山は「そうですか? せっかくなのでこれを着て1回は投げたい」と笑顔だった。

[From SANSPO.COM > 野球]

 その昭和44年ちゅうとやなあ、ダントツの最下位と思っていたのだが、5位だった。

◇セ・リーグ順位表
   1.巨 人 73勝 51敗 6分 勝率.589 勝差   -
   2.阪 神 68勝 59敗 3分 勝率.535 勝差 6.5
   3.大 洋 61勝 61敗 8分 勝率.500 勝差 11.0
   4.中 日 59勝 65敗 6分 勝率.476 勝差 14.0
   5.アトムズ58勝 69敗 3分 勝率.457 勝差 16.5
   6.広 島 56勝 70敗 4分 勝率.444 勝差 18.0

[From 1969(昭和44)年 - プロ野球&世相]
 

当時はまだ、サンケイアトムズだった頃、ヤクルトに身売りしたのは、1970年だった筈。
もう一度調べてみると・・・

◆プロ野球界ニュース
 1月7日 サンケイ・アトムズがヤクルト・アトムズに変更
 

◇セ・リーグ順位表
   1.巨 人 79勝 47敗 4分 勝率.627 勝差   -
   2.阪 神 77勝 49敗 4分 勝率.611 勝差 2.0
   3.大 洋 69勝 57敗 4分 勝率.548 勝差 10.0
   4.広 島 62勝 60敗 8分 勝率.508 勝差 15.0
   5.中 日 55勝 70敗 5分 勝率.440 勝差 23.5
   6.ヤクルト33勝 92敗 5分 勝率.264 勝差 45.5

[From 1970(昭和45)年 - プロ野球&世相]

 そやろ、そやったそやった。万博の年から、ヤクルトアトムズになったんや。で、順位表、改めてみると、やっぱり・・・。スゴいなあ。33勝92敗・・・借金59!首位とのゲーム差45.5はまあしゃあないが、5位中日とのゲーム差が22!!!(笑)。

 オレはサンケイアトムズ時代ファンになったのだ。野球にあんまし興味ないのだが、野球帽がクラスで流行って、流行に敏感なオレとしては、是非とも野球帽を手に入れなアカンかったわけや。トッポいガキは苦労するよ、まったく。で、近所の雑貨屋行ったら、阪神とか読売とか売り切れており、売れ残っていたヤツがアトムズのヤツ。迷っていたら、店のジジィが帽子の埃、払いながら「坊、これにしとき、鉄腕アトムのアトムズや」ちゅうたから、つい、そりゃ、鉄腕アトムやったら、10万馬力でメッチャ強いチームに違いない、と思たし、デザインも讀賣や阪神とかより、ずっとカッコエエ、で、つい、つい、買うてしもたんや・・。

 当然、翌日、早速アトムズの帽子かぶっていったら、えらいセンセーショナルなことになってもて。
 根性がもともとねじくれている讀賣ファン(「巨人の星」ブームで阪神ファンより多かった)、自分より弱いチームに対しては傲慢な阪神ファンとかに、ガッコで笑いもんになったが、そうなりゃ意地になるんが悪いクセ、サンケイアトムズのファンになって、強引に応援することになってもて、意地で応援しとったら、つい、情が移って、つい、つい、その気になってもて。以来、迫害と嘲笑の日々やった。
 それを思えば・・・、たかだが、讀賣に三連敗したごときで、落胆しとったらアカンっ!92敗した日々、忘れたらアカン。

 ・・・そやけど、やっぱ、オレとしては、アトムズのユニフォームは懐かしくってカッコ良くっていいのだけど、着ると、「負け」がついてくるような気がしてならんのよ・・・。本来ならば、今は、「ツバメの季節」やもんな。

2008年5月3日土曜日

アトムズん時はそういえば、メチャクチャ弱かった

 勝負は時の運。 負けを憎んで人、特に五十嵐亮太を憎まず。人生楽ありゃ苦もあるよ。戸締まり用心火の用心。子供は世界の宝です。以上。

2008年5月1日木曜日

強くてごめんね、今夜も負ける気せぇへんわ

 地元にサンテレビというUHF局があり、甲子園で試合のあるときは、よく(昔は全試合だったが)中継をしているのだが、今朝、新聞の番組表みると、猛烈に腹が立った(下に引用)。でも、昨夜の悲劇を思い出したら、今度は悲しくなってきた。

強くてごめんね、今夜も負ける気せぇへんわ

[From TV番組/サンテレビ/05月01日 18:00-21:24/プロ野球]

 ホンマ甲子園というのは、智将野村克哉氏がスワローズ監督時代に、いみじくも指摘したように「魔物が棲んでいる」のである。今年の阪神はもう開幕ダッシュに成功し、しかも、昨夜の新井のサヨナラホームランでノリに乗っている。スワローズは、といえば、「生きる」の志村喬みたいに地道に健気に三歩進んで二歩下がるような人生を歩んでいる最中である。今の甲子園でのタイガースちゅたら、金が黙っていても入ってくるような地上げ屋状態でアメ車のフルオープン、乗れるだけ水着のネエちゃんをぶひぶひ乗り回しているところに持ってきて、「甲子園の魔物」背中に背負っているのである。

 しかも、あの傲慢なサンテレビが、「強くてごめんね、今夜も負ける気せぇへんわ」と、謙虚にも「ごめんね」と謝っているのだ。そのチームに立ち向かう、ブランコ乗ってしなびた唄歌っているような志村喬みたいなチームがどうやったら、勝てるのであろう? 勝てるわけ無いのである。

 ・・・と、今日はここまでにしておく・・・と思ったけど、やんぴ、ざまあみやがれ、驕る平家は久しからず、ちゅうもんや!!やっぱ、おてんとうさまは、ちゃーんと見てらっしゃったんや、おしり、ぺんぺん。

 (野村克哉=>野村克也の間違いでした。ご指摘ありがとうございました)

2008年4月30日水曜日

心が痛い、点々だぜ

 ・・・。・・・・・・。・・・・人生・・・・何が辛いかと云うて、ひいきチームがサヨナラホームランで負けることほど、またそれが特に甲子園での試合となると、もう・・・、点々多いが、実際、点々しか出てこないのであーる。
 ちゅうことで、最近ご無沙汰気味だった昭和歌謡の世界へ逃避する。

"Hotwax presents 歌謡曲名曲名盤ガイド 続・歌謡曲番外地 Queen of Japanese Pops vol.2" (シンコーミュージック)

 前は小山ルミの表紙だったが、今回は、小畑ミキ。それだけでも、もうオレとしてはエラい!思ってしまう。
 
 今回は、歌謡曲番外地としてわけられた9つの章の「キューティ」(アイドル系というか)と「異邦人」(欧陽菲菲やアグネス・ラムとかの外人)ということだそうである。最初の方は、かつて名オムニバス「60’sキューティポップコレクション」に出てきた1968年あたりの小畑ミキや泉アキやら歌手がぞろぞろ。シングル盤のジャケットと小さくだが当時のグラビアからの切り抜き、あとちょっとした説明がついている。もちろん、70年代や八十年代の「キューティ」が続くわけだが、オレとしては、栄光の昭和43年あたりのビート歌謡のネエちゃんたちがグっと来る。もちろん、70年代の五十嵐淳子(当時は五十嵐じゅん「阿寒に果つ」)とかもうめっちゃくっちゃ可愛いわけで、捨てがたいが、何せ、ある程度、記憶に残っていて、想像力がひろがろうにも記憶に邪魔されて伸びていかないのである。それが小畑ミキにしろマーガレットにしろ、泉アキにしろ、昭和43年あたりの、ほんのちょっぴり少年時代の記憶に残っているかいないかレベルになると、今、この本のちっこいアルバムジャケットみただけでも、「うわぁ、どんだけ、カワイかったんだろう!!」と限りなく妄想・・・もとえ、想像力が伸びていくのである。

 岡崎友紀が出てきたとき、当時中学生になったばかりのオレは、ルックスをみて「遅かった・・」と思った。そして、彼女がクラスで熱狂的なファンを獲得するに至り、とオレは初めて疎外感を味わい、「世の中嘘ばっかりや」、世の中が信じられなくなった(くれぐれも云うときますが、あくまでも当時のアホだった頃の話、今は大好きでっせ)。そして、その1年後、その疑惑は森昌子の出現により、「失望」に変わる(くれぐれも云うときますが、あくまでも当時のアホだった頃の話、今は大好き・・・でもないけど、まあ)。失望のあまり、60年代に否1968年に戻りたいと思った。もちろん、「絶望」じゃない。まだ、ゴールデン・ハーフは健在だったし、岡崎友紀の番組、クラスの連中から浮かないために見てたら、純アリスとかが現れたりしたからや。

 このあたり、ちょっと説明がいるかも知れない。いや、要らないが、まあ、聴け。
 まあ、昭和43年、日本否世界中がある種強い熱狂状態の「躁」状態だったのが、翌昭和44年になると突然、ひどい「鬱」状態になり、70年になると、「躁」と「鬱」がそれぞれ商品化された状態で共存するようになり、翌71年からは、「躁」状態「鬱」状態を作っていた、「熱気」そのものが無くなってしまうのであるが。以降オレの感覚としては、「退化」していっている気がしている。まあ、退化ちゅうても、ホンマにカワイい子が芸能界から消えていく状態だが。

 たとえが、わけわからんか?
 ミニスカでエレキばりばりスポットライトぐるぐる元気いっぱい踊って唄っていたのが昭和43年、穴蔵みたいなところで、汚いGパンとTシャツでギター一本で貧乏くさくしかも暗い唄うなっているのが昭和44年。

 もっとわかりやすく云えば、今日の試合、阪神タイガースファンの気分が昭和43年、東京ヤクルトスワローズファンの気分が昭和44年。

 60年代後半ちゅうても、そいだけ、ちがうのであーる。昭和44年なんか、大キライだ(・・・って、何書こうとしてたんだっけ?)。

 まあ、そういうことだ。
 

 

2008年4月29日火曜日

四月二十九日

 休日。天皇誕生日〜みどりの日〜昭和の日と名前が変わったが、快晴。この時期の快晴はやっぱ、紫外線が気になりますが、やっぱ気持ちエエもんでんな。
 
 午後、ちょっと散歩にでかけたら、商店街、ツバメがすいすい飛んでいた。「なにかいいことありそうだ」という予感、ちゅうことで、東京ヤクルトスワローズ、目下首位独走中の阪神タイガースに勝てました。小さな大投手石川君(君づけは失礼と思うが、童顔だしつい・・)、素晴らしいでした。
 ということで、ツバメがすいすい飛んでいるのを見ると、スワローズも勝てそうな気がする単純な人間だが、5月3・4・5は、「ヤクルトアトムズ復活祭」らしく、アトムズのユニフォームでやるらしい。 ちゅうことは、商店街の電線に鉄腕アトムが止まってたり小さなアトムが数匹びゅんびゅん飛んでたりしないと、今日みたいな「吉兆」は味わえないわけで、困る・・。

 最近、スワローズ負けて荒れ気味で、悪口ばっか書いていたが今日は、まあ、ガソリン再値上げのこととか、書かないで終わっとこ。

2008年4月27日日曜日

ハイスクール1968読んで腹が猛烈にたつ

 連休だが、まあ、カレンダー通り。この前、軽自動車のタイヤ交換したので、例によって例の如く、金がない。軽自動車、スバルのやつなのだが、そのスバルが軽自動車もう作るのやんぴするらしい。

富士重は21年後半から軽自動車について順次、ダイハツからOEM(相手先ブランドによる生産)供給に切り替え、数年かけて全車種をダイハツからの供給でまかなう。スバルブランドの軽自動車の販売は続けるが、自社での開発・生産は行わない方針だ。

[From スバル、軽自動車から撤退へ トヨタは出資比率上げ提携強化 (1/2ページ) - MSN産経ニュース]
 まあ、今のオレの乗っている軽自動車は、スバルにしてみれば、珍しく、気合い入れて作ったみたいだが、実際いざオレが買おうとしたら、売る気があるんかい?と思ったほどだから、まあ、しゃあないんだろう。

 今日は本屋に行き、いろいろ。

 以前から問題になってた"ハイスクール1968 (新潮文庫 よ 30-1)" (四方田 犬彦)はまあ、しゃあないから読んでみることにして、実際、もう読んでしまったが猛烈に腹が立っている。
 要はワシら世代にとっては耳タコのあの世代特有の「オレは正しい、だから、オレはエラい、だから、オレ以外はまちがっている、許せない」なのだ。そのくせ、一度たりとも主人公ひとりになって戦おうとしていないんでつるもう、つるもう、としてるばかりだから、当然、つるんで戦おうとしたら、裏切られるのは当たり前である。それを「心の傷」で今の今までひきずっているとしたら、なあ。

 もちろん、題名が題名だから、興味深いその時代特有の「単語」が出ている。でも、こうも無味乾燥に良く書けるものだ。例えば、ビートルズとかけっこういろいろ書いてあるが、ぐっと、こっちに来ない。この本読んで、例えば、後の世代の人間が、「ビートルズ聴いてみようか」とか思うヤツは皆無に近いのではないか。まあ、しょうもないもん、読んでしもた。村上春樹とか村上龍の「60年代もの」みたいなもん書きたかったんだろうが、プライドを捨てられんかったのね。

 あと、 スワローズが負けた腹いせに書くのではないが、一番腹が立ったのが、高校でのバリケード封鎖とかの当時の高校における学生運動を正当化したいのか、「当時の高校生たちが提起した問題が教師と学校の側で真剣に検討されることもなく、蔑如(ないがしろ)にされたために、今日の教育の荒廃がもたらされたという論集である。(P.209)」 このクソ論理まだ生きていやがった!・・・むしろ、「当時の高校生たちが提起した問題」があまりにも見当外れで実情にあわないものにも関わらず大騒ぎし、そのまま放ったらかしにして出て行ったがため、ワシら後の世代がどれほど、迷惑したことか!鈍感にもほどがある、ちゅうもんである。ええかげん、戦う対象がまちがっていたのでは・・とか、ちょとは思て欲しい。
 カシコの高校はそりゃええかもしれん、末端のアホな高校は学園紛争のあと「教師や学校に暴力ふるってもいい学校を破壊してもいい」だけが残ったのだ。まあ、実際、学生運動の頃、やたら叫んでいた「自由」って、他人に暴力ふるってもいい自由、以上以下でもなかったとオレなんかは強く信じとる。なにひとつ不自由がないし、何一つビジョンも描けないで、無理矢理、革命の動機、でっちあげて、革命ごっこする、ちゅうのだけは、もうやめてほしい。

 口直しにこりゃ、早川義夫の「ラブ・ジェネレーション」読まなアカンわ。

2008年4月26日土曜日

四月二十六日

何もスワローズが負けた腹いせで書くわけではないが、聖火リレー、ありゃなんだったのだ? まっかか。まあ、「聖火リレー」と思たらアカンわけやね。大阪万博であった、国際デー、どっかの国がその日はお祭り広場でパレードとかするやつ、今回は、三十何年か遅れでようやく、おとなりの大陸の方の人民共和国デー、と思ったら、なっとくなっとく。

 まあ、あそこまで、ワケのわからんことするなら、いっそのこと、文化革命のあの有名な紅衛兵のパレードでも再現してくれた方がオモロかったのに。完全武装してたら、悪さするヤツもおらんやろし。もちろん、その時はウチのランナーさん(80人!)にも、聖火と紅衛兵といえばつきものの三角帽子も一緒に受け渡しするの。三角帽被ってたら、誰が聖火持っているか、すぐわかって、いいんじゃないのか。あと、遠方はるばる沢山来てくれた方々、自国の旗振るのは、まあ、かまへんとしても、もう一工夫欲しい。まず、振っている人々の服装が、悲しい。何故、かのシンプルにして地球に優しい「人民服」を着用していなかったのだろう? 自国のファッションにもっと誇りを持っていただきたい。せっかく他国にまで大挙して押しかけるのだ、そのくらい準備してほしかった。あと、おおきな旗ばっかで赤が強すぎて、目が痛くなったし、アクセントとして、やはり、ここは、かの毛首席の肖像画も必要だろう。そうしてくれた方がもっと、わかりやすくて、いいと思いまーす。あと、沿道では、あの安全な工場から直送した餃子無料サービスとかしていただくと、もっともっと、ワシら日本人は盛り上がったと思う。
 
 「じつはなにも変わっちゃないのさ〜」。まあ、経済が豊かになって、民度やらいろんなことも変わったという錯覚していたこっちが悪いのだから。
 繰り返すけど、スワローズが負けた腹いせで八つ当たりしとるのではない、多分。

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