今シーズン・・・終わってしまった。
二日前、五月三日の9回ツーアウトまで、エエ夢をみせてもらいました。
・・・ちゅうか、あそこ、押さえてたら、なあ。 だいたい、ユニフォーム、アトムズの時のヤツにした時から、ちょっとイヤな予感がしてた。
1969(昭和44)年のアトムズ時代のビジターユニホームを復刻した「ヤクルトアトムズ復活祭」も2日目。前日3日は入場ゲートで特製のしゃぼん玉が、この日はフジテレビ系「クイズ!ヘキサゴンII」とコラボしたスティックバルーンが配られた。
[From SANSPO.COM > 野球]
選手は水色のレトロなユニホームに慣れた様子。『復刻版ユニホームが一番似合う男』と評判の館山は「そうですか? せっかくなのでこれを着て1回は投げたい」と笑顔だった。
その昭和44年ちゅうとやなあ、ダントツの最下位と思っていたのだが、5位だった。
◇セ・リーグ順位表
[From 1969(昭和44)年 - プロ野球&世相]
1.巨 人 73勝 51敗 6分 勝率.589 勝差 -
2.阪 神 68勝 59敗 3分 勝率.535 勝差 6.5
3.大 洋 61勝 61敗 8分 勝率.500 勝差 11.0
4.中 日 59勝 65敗 6分 勝率.476 勝差 14.0
5.アトムズ58勝 69敗 3分 勝率.457 勝差 16.5
6.広 島 56勝 70敗 4分 勝率.444 勝差 18.0
当時はまだ、サンケイアトムズだった頃、ヤクルトに身売りしたのは、1970年だった筈。
もう一度調べてみると・・・
◆プロ野球界ニュース
1月7日 サンケイ・アトムズがヤクルト・アトムズに変更
◇セ・リーグ順位表
[From 1970(昭和45)年 - プロ野球&世相]
1.巨 人 79勝 47敗 4分 勝率.627 勝差 -
2.阪 神 77勝 49敗 4分 勝率.611 勝差 2.0
3.大 洋 69勝 57敗 4分 勝率.548 勝差 10.0
4.広 島 62勝 60敗 8分 勝率.508 勝差 15.0
5.中 日 55勝 70敗 5分 勝率.440 勝差 23.5
6.ヤクルト33勝 92敗 5分 勝率.264 勝差 45.5
そやろ、そやったそやった。万博の年から、ヤクルトアトムズになったんや。で、順位表、改めてみると、やっぱり・・・。スゴいなあ。33勝92敗・・・借金59!首位とのゲーム差45.5はまあしゃあないが、5位中日とのゲーム差が22!!!(笑)。
オレはサンケイアトムズ時代ファンになったのだ。野球にあんまし興味ないのだが、野球帽がクラスで流行って、流行に敏感なオレとしては、是非とも野球帽を手に入れなアカンかったわけや。トッポいガキは苦労するよ、まったく。で、近所の雑貨屋行ったら、阪神とか読売とか売り切れており、売れ残っていたヤツがアトムズのヤツ。迷っていたら、店のジジィが帽子の埃、払いながら「坊、これにしとき、鉄腕アトムのアトムズや」ちゅうたから、つい、そりゃ、鉄腕アトムやったら、10万馬力でメッチャ強いチームに違いない、と思たし、デザインも讀賣や阪神とかより、ずっとカッコエエ、で、つい、つい、買うてしもたんや・・。
当然、翌日、早速アトムズの帽子かぶっていったら、えらいセンセーショナルなことになってもて。
根性がもともとねじくれている讀賣ファン(「巨人の星」ブームで阪神ファンより多かった)、自分より弱いチームに対しては傲慢な阪神ファンとかに、ガッコで笑いもんになったが、そうなりゃ意地になるんが悪いクセ、サンケイアトムズのファンになって、強引に応援することになってもて、意地で応援しとったら、つい、情が移って、つい、つい、その気になってもて。以来、迫害と嘲笑の日々やった。
それを思えば・・・、たかだが、讀賣に三連敗したごときで、落胆しとったらアカンっ!92敗した日々、忘れたらアカン。
・・・そやけど、やっぱ、オレとしては、アトムズのユニフォームは懐かしくってカッコ良くっていいのだけど、着ると、「負け」がついてくるような気がしてならんのよ・・・。本来ならば、今は、「ツバメの季節」やもんな。