2008年2月15日金曜日

定吉七(セブン)は丁稚(デツチ)の番号の「解説」

 ホンマ寒いでんなぁ。ストーブがんがん焚いても摂氏10度以上にならないこの一室で、見てはもらえぬブログを寒さこらえて更新しています。男心の未練でしょうか?・・



 一週間ほど前、某所で「定吉七番」(1985年の角川文庫版)の解説を矢作の俊ちゃんが書いてあることを、知り・・というか、思い出させてもらい、当然のことながら、読み返したくなるも、オレのはもうどっかやってしまっているので、もう、いてもたってもおられず、近所のブックオフやらそれ系統のワケのわからん古本屋、片っ端から入って探索をするも、93年復刊の講談社文庫版しか見つからず(東二見で小林信彦「ドジリーヌ姫の冒険」を50円でげっと、三田で山田風太郎「妖説太閤記」上下各105円でげっと)、半ばヤケクソで、アマゾンで検索すると、あっさりみつかり、それも70円台のクソ安さ(但し、郵送料380円ぷらす)、思わず注文し、本編「殴り読み」しながら、矢作俊彦の「解説」を繰り返し繰り返し読んどるわけであるが。





   定吉七-セブン-は丁稚-デツチ-の番号 (アマゾンでの角川文庫版へのリンク)

 矢作俊彦の「解説」ちゅうのは・・・
東郷健がまだパリの下宿で水道電気止められアフガン難民にもらった毛布一枚で暖をとるような生活を送っていた時、訪れた矢作俊彦が、東郷健が書きためた原稿をみつけ、紹介していく、という形式なのだが、  そこで紹介される、ミュージカル用の台本とかプロットがめちゃくちゃオモロイのである。オモロイ、というより、ぱあああああああっと気持ちが自由になれるわけだ。
   だいたい、タイ王室とダスキンのセールスレディによる「王様とタワシ」とか強制収容所でナチの親衛隊のタップと共に唄われる「人間石鹸、良い石鹸」が入った「マイ・フェア・ヒトラー」とか、いじめられっ子が松葉杖を手にして権力を持つ「ときどき駆ける少女」、上野アメ横で東北人によって繰り広げられるカサブランカ風ストーリーとか、ほれ、オレが好きそうな話ばっかが並べられるわけである。
ホンマにパリで東郷健の書きためていた(暖をとるため、すんでのところで燃やされるところだったが矢作俊彦が2000円出して救った)もんなんか、そいとも、矢作とのバカ話から生まれたプロットなのか、そいとも、矢作俊彦ひとりの暴走なのか、ようわからんとこがええ。  
 先日の羊水発言と謝罪会見とかで、心底がっかりしていたのだが、ホンマ、ともかく、表現者たるもの命がけで自由を行使してほしいもんである。地道にキューティ・ハニー唄っとけ。


   


 本編の「定吉七番」そのものが007のパロディというか、「日本人は世界の丁稚である。しかし、それは考える丁稚である」という橋本治の「日本の行く道」に匹敵する高尚なテーゼによって構築された小説というか。オレが書くと歯切れ悪すぎるから、引用する



定吉七番- Wikipedia

定吉七番(さだきちせぶん)は東郷隆のスパイアクションコメディー小説シリーズ。基本的な設定は著名なスパイ小説および映画『007』シリーズのパロディである。

『定吉七は丁稚の番号』 (角川文庫、1985年) ISBN 4-04-161901-7 (講談社文庫、1994年) ISBN 4-06-185557-3 「ドクター・不好(プー・ハオ)」、「オクトパシー・タコ焼娘」の2作を収録。

『ロッポンギから愛をこめて』 (角川文庫、1985年) ISBN 4-04-161902-5 (講談社文庫、1994年) ISBN 4-06-185625-1 「ロッポンギから愛をこめて」を収録。

『角のロワイヤル』 (角川文庫、1986年) ISBN 4-04-161903-3 「角のロワイヤル」を収録。

『ゴールドういろう』 (角川文庫、1986年) ISBN 4-04-161904-1 (講談社文庫、1994年) ISBN 4-06-185696-0 「ゴールドういろう」を収録。

『太閤殿下の定吉七番』 (角川文庫、1988年) ISBN 4-04-161905-X 「秀吉の黄金」、「真昼の温泉」の2作を収録。
     

 まあ、映画「太陽を盗んだ男」の主人公的立場になったら、まっさきに角川文庫に電話して東郷健の定吉七番シリーズ(小林信彦の「オヨヨシリーズ」も)は復刊させてやるんだが。そんなことしなくても、Yahoo!オークションやら、アマゾンやらこまめにチェック・・・・あ、だから、気持ちがちっこくなるのか。日ごと寒さがつのります、あああ津軽海峡冬景色。

2008年2月13日水曜日

佐良直美のゴールデン・ベスト

 昨年の11月になって、ようやっと、佐良直美のゴールデン・ベストが出た。佐良直美のベストが出るのは、CDの時代になって初めて、というから、あれほどのメガヒットを持つ歌手としては、信じられない。


 まあ、ワシら世代にとっては、小学生の頃、「世界は二人のため」(1967年)と「いいじゃないの幸せならば」(1969)が大ヒットし、テレビ、フツーに観とるだけでも、もう耳にタコができてついにはそのタコが発酵しついには酸っぱくなってくるぐらい聴かされたものである。あと、ドラマや紅白の司会など、まさに一時代を築いた歌手といえるだろう。


 もうあまりにものヒットで、これらの歌は慣用句みたいになってしまい、ケンカしとると、「いいじゃないの幸せならば」と歌いながら仲裁が入ったり、山頂やら東京タワーやら展望台とかで街全部を俯瞰できる場所に行けば、思わず、「ふたりのためぇぇ、世界はあるの」とつい口ずさむありさまだ。こうした状態が、おそらく、10年は続いたと思う。


 まあ、そうした、あまりにものtoo much感からか、歌謡曲ちゃんと聴くようになっても、佐良直美?もうエエわ状態が続いていたし・・・それよりなにより、オレの今後の人生、修行に励んで是非とも克服したい致命的な欠点「面食い」がかなりの部分作用していたことを、今さらながら謙虚に反省しておかねばなるまい。


 1昨年だったか、「Japanese Bossa Nova 今宵歌わん」というコンピに入っていた「私の好きなもの」(1967年 永六輔作詞いずみたく作曲)というボサノバ歌謡に、骨の髄までヤられてしもた。声がボサノバにぴったしなのであーる。ソフトロックドライヴィンのビクター編に入っている「笑わないで」にもはまった。筒美京平の「ギターのような女の子」(1969年)も、大好きになった。ともかく、「世界は二人のため」(1967年)と「いいじゃないの幸せならば」(1969)以外の曲というだけで、スゴく新鮮にきこえてしまうのだ。



 軽めに歌っているときは、低めの声にほどよくノイズが混じり、まあ、この時の声が曲の展開によって、ここぞと云うとき、そのノイズがさっと消え、芯のある声がすぅっっとどこまでも伸びていく、このあたりが、オレにとっての、佐良直美の歌の気持ちよさだろう。


 てなもっともらしいこと書いてしもたが、今日は、このゴールデンベスト聴いていっているんだが、アカンがな、「いいじゃないの幸せならば」にはまってしもたがな。これは、ノイジーな彼女の声のまま、最初から最後まで、抑え気味に唄っているんだが、それだけで、歌のさまざまな表情を表現しており、これも、また、イイ。


 ちゅうことで、ホンマ、「世界は二人のため」「いいじゃないの幸せならば」の二つの名曲があんましにもスゴいので、他の曲がマスキングされしもてるのかもしれん。CD化されていないスゴい曲が何曲もあるんだろうと思う。ゴールデン・ベストの、たかが21曲で収まる歌手じゃないわ。ボックスセットは買うのしんどいから、ぼちぼちとLP時代のアルバム、CD化していって欲しいものである。



 

 ちゅうことで、あとは、ウィキペディアに任せる



ウィキペディア 佐良直美  

 あと、ゴールデンベストのwikiまでもでけていた!



ウィキペディア GOLDEN☆BEST_佐良直美

 "GOLDEN☆BEST~忘れ得ぬ名唱・佐良直美~" (佐良直美)

曲名リスト

世界は二人のために 1967

私の好きなもの 1967

星になりたい 1968

すてきなファーニー 1968

知らないで愛されて 1969

いいじゃないの幸せならば 1969

どこへ行こうかこれから二人 1969

生きてるって素晴らしい 1971

片道列車 1971

のんびりやるさ 1972

別れ話は背中にしてね 1972

花のフェスティバル 1972

夜明けの歌 1969

君待てども 1969

ありがとう 1974

ひとり旅 1976

速達 1976

時計館 1977

愛の消しゴム 1978

テネシー・ワルツ 1970

リリー・マルレーン 1976


 あと、下のが先に出た。まだ聴いていない。

"〈COLEZO!〉ビクター流行歌 名盤・貴重盤コレクション(16)素晴らしいフォークの世界" (佐良直美)



 




2008年2月12日火曜日

2008年2月11日月曜日

日記

Macのメモリ届く。FB-Dimmというタイプ指定なのだが、メモリ値崩れしている状況で、このタイプだけ今まで、クソ高く、とても手が届かなかったが、ようやっと。落ち着いてきたかな、という感じで。その中でも、オレが検索しまくった結果一番やすかったのは、(アップル・マック専門店 キットカットオンラインストア)さん。まあ、今後、もっともっと安くなるかも知れないが。
 一昨日注文して本日届いた。  取り付けに一苦労すると思ったが、あっさり。これで、総5GBのメモリ。


 さて。そろそろプロ野球もいろいろ話題が出てきている。
 宮崎に行かれていた方にメールを頂いたが、グライシンガーという讀賣の投手、すっかりチームに溶け込んでいるようで、喜ばしい。まあ、ケガに気をつけることは一番だが、やはり、シーズンに入って、若い選手主体のチームにボコボコに打たれて途中で帰国、という羽目にならないよう願うばかりである。

 あと、気になる選手として、ラミレスという外人選手も加入したそうである。オレが知っているラミレスといえば、もちろんMLB屈指の大選手、レッドソックスのマニー・ラミレス選手だが、まさか、ホーナーとかジョンソンじゃあるまいし、そんな大選手がいくら天下の金余り球団バブルの亡霊球団内資系ハゲタカファンド球団讀賣が金を積んだとはいえ、加入するものだろうか。「ラミレス」と名前だけしか今のところわからないので、詳しいこと、知っている方おられたらご教授の程、畏れ入りますが、お願いします(ちょっと、しらこい、か)。

   今の時期、勝負は二の次三の次なのであるが、本日は、相手球団が非常に人間的にでけた球団だったので、東京ヤクルトスワローズは最高のかたちで、試合をとおして調整ができた。チームがなんとなく、締まっているような感じがした。

 はっと、気がついたが、このところ、昭和歌謡ネタ、皆無だった。気合い入れ直そうっと。

2008年2月10日日曜日

日記

 昨日は雪がこちらでも降った。ホンマに温暖化なのか?

で、今日は、おとなしく、クルマのワックス掛けをして過ごす。2週間ほど前塗ったシュアラスターのクリスタルシールド、まだまだ効いているみたいだが、いわゆる、追い打ち。今回はフツーに固形の方で。二年ほど前買ったものだが、まだ、残っとる。三ヶ月に一度ぐらいしかかけていないが、そいでも、2年経ってもまだ数回分は残ってた。固形は塗るの面倒くさいが、一番経済的かも知れん。4年目のクルマだが、けっこう、ピカピカになった。

2008年2月7日木曜日

日記45

 すっぴんで、泣いておって、引退宣言かと思えば、謝罪であった。事情を知らんかったのだが、何でも、失言をしたそうで、それがエラい大騒動になっとったわけである。ただし、「失言」なのだ。男と駆け落ちして失踪し番組に穴をあけまくった、とかじゃないんであーる。


 そやから、オレは今の音楽がもうひとつ信用でけへん、ちゅうのよ




 

確かに、完全な無知による発言である。ぶっちゃけ、アホである。でも、歌手って、「アホ」であってもかまへんのでなかったか? 歌さえちゃんとしてたら。  まあ、こういう発言でもちろん傷つく人はぎょうさんおる、でも、アホがアホゆえに、する発言まで、まともにとって、怒るのはどうかとも思う。粋に「あの子、ホンマにアホやなあ」ですまへん・・・・やろなあ、街頭インタビューで怒っている人、本気で怒っておるわ。


 こういう謝り方が必要と云うことは要するに、彼女、個人名で活動しているが、個人名のようでいて、実は沢山の人たちの集まりである「プロジェクト名」、下手したら、会社みたいな組織体、ちゅうことであろう。だから、こういう責められ方をするし、実際、CMキャンセルとか名前を売ったパチンコメーカーとか、この失言による被害はお金の額に換算でけるわけである。たくさんの人に迷惑をかけることになるわけである。。


 

「歌」が歌が作る世界以外に邪魔されてしまうのは、裏を返せば、「歌」が歌以外の余計なもんに依存しまくっているということ。今まで、感動しまくって聴いていた彼女の音楽が、この発言を境に、聴くのもイヤになり、謝罪をして涙見せたら、その途端、彼女の音楽が再び、心にしみ入ってくる・・ウソや。音楽ってそんなもんじゃないだろう。

 

 
 ホントにイヤな事件である。  
 
 こういうイヤなことが起きると、清涼剤的に早川義夫さんの日記を読みたくなるわけだ。

今日の名言



僕も若い時、50、60、70歳の人の気持ちは全然わからなかった。自分より年上の人はみんな別世界の人に思えた。ところが、この歳になって初めてわかったことだけど、いくら歳をとっても20歳の頃と、心の中は何ら変わらないのである。こんな悲しいことはない。こんなにみじめなことはない。

[From 早川義夫 日記45]


 40になってから、うすうすそうじゃないか、と思っていたこと、ズバリ。
 意識的に「老け」ないとダメだ、ちゅうことやな。

2008年2月6日水曜日

「スウィングガールズ」と「非国民」

 スウィングガールズ、観直す。最初観たときは上野樹里ばっか(あと本仮屋ユイカも)観とったから、今回は貫地谷しほり中心に観たわけであーる。貫地谷しほりの魅力を再発見しまくり、あれほど好きだった上野樹里、何故かどーでも良くなってしまっている自分に気がつき、思わず立ち止まって、人間の持つ「業」の深さというものに思索を巡らせる。まあ、単に朝ドラに影響を受けやすい体質だけなのかもしれんが。




"スウィングガールズ スタンダード・エディション" (矢口史靖)

 そのあと、同じくレンタルで借りた快楽亭ブラック師匠のDVD観た。がんじがらめの「放送コード」、或いはそれによって知らず知らず影響を受けて、いつのまにか、できてしまっているオレの中の「心の放送コード」を軽ーくぶっこわしてくれた。そして、いざ「心の放送コード」がぶっこわれてしまい、解き放たれてしまうと、実はその手に関しては一番どーしようもないワシら世代としては、「もっと、もっと」となってしまう。そう、もっと、過激でヤバいことを聴きたくなってしまうのであーる。そうなると、もう、DVDとかメディアに頼るわけにいかないわけで。一言いわせてもらうなら、江戸っ子がそれほどまでに、あの一家邪険にするのなら京都にかえしてもらいやしょう。


 快楽亭ブラック師匠とオレ、脈絡無いように思えるが、某病気を検索していた時みつけ、ブログみつけ、今日、TSUTAYA行ったらDVDみつけ、ちゅうワケだ。


 つーことで、2本ぶっ続けで、どっと疲れたんで、もう寝る。


"快楽亭ブラック 非国民" (ビデオメーカー)


2008年2月4日月曜日

立春

 立春。もう春なのね。しかし、前々から思っていたが、夏の真っ盛りの8月七日あたりの「立秋」といい、日本の季節の決め方、ちょっと早すぎるんじゃないのか。今日はまあ、ちょっといつもより寒さが和らいでたけど、誰がどうみったって、「冬まっさかり」やで。それを「春」とか云うから、地球もついその気になって温暖化してしまうんじゃ、責任者出てこーい、さもないとコーラー飲むとき、開ける前缶振って二酸化炭素ばらまくぞ・・・と久々に我が心の人生幸郎師匠が出てきたところで。  エイトマンの始まりんとこだ。いやうれしい。

 



 この歌も実は長い長い間、「封印」されておったことはご存知か。  


8マン - Wikipedia

主題歌について

歌唱した克美しげるが後に起こした事件により、テレビなどで主題歌が放送されない時期があった。1980年にキングレコードから発売されたオリジナルサウンドトラックのレコードでは、主題歌をたいらいさおが歌うカバーバージョンが収録されている。読売ジャイアンツの高田繁や原辰徳、近鉄バファローズの梨田昌孝が現役時代に背番号8だったことから、主題歌の替え歌が応援歌に使われた。


 

もう、エエんやろな。映画の方では克美しげるの出演作(不良番長シリーズとか)も今はDVD化されていることだし。罪を憎んで歌を憎まず・・やで、いやホンマ。  上の「四季の決め方」といい、我が国のこういうヘンテコなとこ・・・大好きだ。



2008年2月2日土曜日

日記

Kやんと久々に神戸駅。
17時前に行ったので、神戸の誇る居酒屋「大」が開いておらず、神戸駅構内の「がんこ寿司」。
 そこは、かつては、ちゃんとしたレストランというか「高級西洋料理店」(創業100年の洋食屋が閉店
)があったんであーる。
 てっちり喰う。サザエの壺焼きも喰う。旨いし安いし、文句のつけようがないし、店をどうのこうのというつもりはないが、なんか感動がない。まあ、しゃあない。
 中ジョッキ、1/3残す。適量か。それでも、飲み始めて10分後に、すっかり出来上がってしまい、箸は落とすわ、声はデカくなるわ・・・泥酔。

 今日は歩くのがタフなKやんということで、酔い覚めに神戸中歩き回るつもり(まあ、元町まで歩く程度だろうが)だったが、居酒屋入る前に降り出した雨が、そのままだったんで、しゃあないので、ハーバーランドをぷらぷら歩き、Kやんがユニクロでバッグを買いよった。そいでも、9時前には解散。
 
 まあ、Kやんも酒に弱くなっていると自分では云っていたが、日本酒2合は軽く飲みよったし。
 昔のように、みんなで、ぱーっとやりたいもんだ。

2008年2月1日金曜日

ヒョウモントカゲモドキを知っているかい?

 あっちゅうまに、2月ですな。    本日は、2週間ぶりの歯医者。ようやっと年末年始のラッシュが収まったみたいで、どうせ30分待たされるんや、と、3分ほど遅れていったら、すぐさま治療で、心の準備ができていなかってんで、思いクソ、ビビる。しかし、本来の治療とは別に歯にブラシをかけてもらい、うししし。      さて、人生、どこに落とし穴があるかわからん。  あんましにも、小恥ずかしいんで、目的語はぼかす。  DIvXという動画エンコーダーがあるんだが、それ用の動画サイトSTAGE6http://www.stage6.com/に行ってみた。ここは、You Tubeよりかなり画質が良く、しかも、権利関係まだ緩いのか、今様のヤツはぎょうさんある。    もちろん、探していた昭和45年以前の動画は殆ど無かったんだが、なぜかちょっと前やってたポッキーのCM-ORANGE RANGEちゅうヤツのヘンテコなダンスミュージックに、とぼけた感じの娘(以降「対象」)がポッキーを振り回しながらケッタイに踊るちゅうヤツだ-ぼんやり観とったら、ある瞬間背中から心臓にかけて激痛に似た衝撃が走った。そして、甘酸っぱいものがこみあげてきたんであーる。  めばえた自分の正体不明の感情を確定しようと、「対象」の出ているのをいろいろみているうちに、決定的な「落下女 優等生を落とす方法」(You Tubeにもあった!)を観てしまい、当然、決定的になってもた。  やはぎの誘導にまんまと誘導されてしまう「対象」が、もう、それは、それは、それはそれはそれは、なのであーる。  もう、なんというのか、なんというのかなんというのかなんというのか、なのであーる。  ちょっとデカいが優等生がはまるところがはまる。  「対象」はまさにCMの女王まであと何歩といった具合にスゴいから、対象の出ている映画やら年末あたり出たCDやらには手を出す勇気はない。けど、「落下女」は何本かStage6で見たら、けっこう、オモロかったんでもっと見てみたいものであーる(ちゅうて、DVD買ってまでは、なあ)。
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