
2007年7月21日土曜日
2007年7月17日火曜日
レ・ガールズ「ミニ・ミニ・ガール」
昨日の午前中には、台風どっか行ってしまい、昼頃から出かけるが、どこもかしこも、どっと出た人でいっぱい。魔が差し、銅製のジッポー 定価で買ってしまう。
てなこと云うとる場合ではなく、バカでかい台風が行ったところなのに、またもデカい地震があり、またも沢山の方々が被災なされておる。
こう云うときは、You Tubeの元気が出る動画貼って、台風および震災被災地の方々の魂の救済を祈ると同時に、オレ自身の逃避を図ることにする・・・てな無理矢理ひっつけたら、アカン。
YouTube、こんなスゴいのが見つかるわけである。オレがスゴいと思てるだけで、このVが今もどこぞのテレビでバンバン流れているのかも知れんが。
昭和42年のレ・ガール「ミニ・ミニ・ガール」だ。
レ・ガールズというのか、西野バレー団の金井克子、由美かおる、奈美悦子、原田糸子の面々。
いやぁ、おいさん、うれしうてうれしうて。ある番組の主題曲だったそうだが、この映像がそうなのか、そうでないのか、わからん。わからんが、どーだって、ええ。まさに「百聞は一見にしかず」やで。
みんなミニスカート、踊りまくっとるがな。ゴーゴー・ギーギーギーと聞こえるが、ギーギーギーってなんや?
金井克子が途中、ちょっと長めに、I Love You・・・に歌うときの色っぽさ!、奈美悦子もしなつくりながらぎっぎぎぎ。しかし、この頃の奈美悦子はスゴかったんだなあ。
曲自体は、金井克子名義「ミニ・ミニ・ガール」で、今手に入るCDでは、
60’s TVヒッツ・コレクション
右で紹介しているキューティポップコレクションシリーズではコロンビア盤(60’S-キューティ・ポップ・コレクション~サイケデリック・タウン・エディット-オムニバス)にも入っとるんだが、廃盤、ちょっと前出たGOOD-NIGHT-TOKYO-オムニバスも、もうすでに入手が難しくなっているみたいだ。
2007年7月13日金曜日
東京事変のOSCA等
痛い。
連勝中の疲れだろうか、途端に打てなくなった。
七連勝のあとの連敗・・・痛い。
今の気分はさしずめ・・
あまい涙や ささやきは
欲しくないのさ 邪魔なのさ
俺におくれよ 激しい詩(うた)を
ロック ロック ロック ロックンナンバーシックス
雨も降れ降れ 風も吹け
(1965年 作詞:星野哲郎 作曲:北原じゅん 歌 美樹克彦「6番のロック」より歌詞1番より引用)
まあ、連休中は台風みたいなんで、明日は雨天中止を期待。雨も降れ降れ 風も吹け・・あんまし降らないで風もあんまし吹かないで欲しいです。
昨日の東京事変のヤツ、ちょっとiTunes Music Storeで探したら、曲名知らんかったが、一番売れているヤツ聴いたらそれで、あっさり見つかってもた(買ってからgoogleったらYouTubeにもあった・・)。OSCAちゅう曲やった。
OSCA-東京事変
昨日聴いたときは、前向きでポジティブでその実単なる説教ソング、或いは結婚披露宴という「結婚」という縛りの中で始めて存在可能なラブソング、ばっかの中で聴いたもんだから、新鮮にきこえた。
今あらためて聴いてみると、日本語で歌っているという事実に愕然、日本語で歌っているとは思わなかった。それもスゴい凝りよう。
あと、ダミ声の椎名林檎、えらいルル っぽいな、と思た。
・・・思たが
・・・・あんまし、似てないか。わりーわりー。
なるほど、こういうの凝った歌詞のばっか聴いとると、昨日聴いた、説教ソングのあまりのシンプルさがまた新鮮に思えるわけだ。
オレは美樹克彦、聴こうっと。
2007年7月4日水曜日
ようやっと、阪神に2勝目
うしし。
スワローズ、昨日に引き続き、阪神と。これまで、1勝8敗とカモにされている。
さすがにオレも危機感を抱き、今日は本腰を入れて応援しました。そしたら、同点で、ウィリアムズが投げ始めた時、奇跡が起こり、オレがよく知っている、あの阪神タイガースが降臨して、スワローズの凡打を2回続けて塁に出してくれ、1点、くれた。最終回もひやひやで、「こりゃアカン」と思った瞬間、やはり、あの阪神タイガースが降臨してくれて、何と、三塁からのランナーが飛び出してくれて、タッチアウト!ゲームセット!試合終了!!
http://www.sanspo.com/sokuho/070704/sokuho078.html
まさに、戦国時代未だに伝えられる「敵に塩を送る」野球、名付けて、「上杉謙信野球」。そういや、謙信は、もともとは「景虎」、タイガースと所縁(ゆかり)が無いとも云えない(あるとも、云えないけど)。
もう、久々に、タイガースの太っ腹さに感動しました。こういうのを、「試合に負けて勝負に勝つ」というんでしょうか(正直、今季のスワローズこそが、実は、肝心要の時、ぽろぽろボールこぼしたりトンでもないとこ投げて、負けて「上杉謙信」野球の連続だけど、ま、今日のところは)。
星野某に押しつけられた名古屋臭さを一日も早く一掃し、昔のタイガースに戻って欲しいもんです。
今日の一枚
カスバの女-緑川アコ・夜のムードをうたう-(紙ジャケット仕様
2007年7月1日日曜日
引っ越しの予感

ベンチャーズ・ヒットを歌う-二つのギター-小山ルミ
ビートルズを歌う-小山ルミ
ロックン・ロール・ミュージック-小山ルミ
スーパー・スターとしての三島由紀夫
この前書いた、アマゾンのアフェリエイト、過去の履歴調べたら、なんか、やっぱ、自分で買った分はさっぴかれているみたい。ま、世の中、そんなもん。
二週間かけて、ようやっと、「平凡パンチの三島由紀夫」を読み終える。
平凡パンチの三島由紀夫 椎根 和
二週間もかかったんは、つまんないからじゃなく、オレの基礎的な知識不足とDVD観ててそのまま眠りこけることが最近多く、読書の時間そのものが少ないからだ。つまんないどころか、今までのオレが持っていた三島由紀夫 像が次々と壊れていって、それが快感で、めっちゃオモロかった。
作者は当時の平凡パンチの編集者。この本の作者は、オレを始めたいていの人間が今まで三島由紀夫に抱いていたイメージ、つまり、「床の間あたりに敬して遠ざけて薄暗い人物」像を見事ぶっこわしてくれた。そして、そのかわりに、「光彩陸離たる魅力を発散させていた」”スーパー・スター”としての「三島由紀夫」を見事に蘇らせてくれた(「」部分は同上書の「あとがき」より引用)。
これでいいんである。
だいたい、死に方が死に方だったんで、当時小学六年のオレとしては、当時の佐藤栄作首相が事件を評した「狂人の仕業」と同様の感想を持ったし、その時のあまりにも、イデオロギッシュな感じが強烈で、そこまで、だった。それが厄介な先入観となっていたが、今ようやっと、この本のおかげで、それはぶっこわれた。
まあ、この本の作者が60年代末期の若もんらしく、彼らが大好きでワシら世代には戯言にしか聞こえない「同時性」、ほれ、革命やらが世界同時に起きて世界があるときに一度に変わってしまうかも、という思想なのだが、その部分がちょっと冗長に思えた。だいたい、チェ・ゲバラの行動と「シンクロ」させたりしようとするんだぜ。あとはランボー持ち出して、カメラ持って世界を放浪してたら、とか(三島由紀夫がヒッピーになれっていうことか?)。それでも、ちゃんとユング紹介して、この世代にしては、良心的である。
60年代「スーパー・スター」として、ブイブイ云わしていた筈が、1970年に入り、事件(十一月二十五日)寸前にもなると、「anan」の編集長に(三島由紀夫を出すと)「雑誌が古くさくなる」と拒否されるとこ、作者はめちゃくちゃ憤慨しとるが、その後の70年代以降のある種の「ノリ」を象徴しているようで、興味深い。時代そのものがやはり、大きく変わってしまっていたんだろう。スーパー・スターどころか、もう、スタアなんか、必要としない時代がずっと、やもんな。
そうしたら、あの事件すら、別の解釈が可能になってくるわけで・・・ま、書き続けてもこんなのがダラダラ続くだけだ。今日は、このくらいで。
2007年6月26日火曜日
アマゾンで買う
芸者と遊び―日本的サロン文化の盛衰 (新書)
サムライ・ノングラータ I (文庫)
サムライ・ノングラータII (文庫)
Hotwax presents 歌謡曲名曲名盤ガイド 1960’s 1960-1969
2007年6月24日日曜日
You Tube「さよならを教えて」三発
ようやっと、「何かいいことないか子猫チャン 」を手に入れる。ウッディ・アレンはあまり好きではないが、ピーター・セラーズは大好きだ。
これは、裕次郎の「狂った果実」同様、80年代ヴィデオで観て、しまった!と思った作品のひとつである。めちゃくちゃ笑えるというもんじゃないが、そいで、充分。
こっそり思っているのは、映画とか音楽とか、実は60年代のもんで充分やないか、ということだ。70年代、80年代、そいで今、と、どんどん時代は進んでいくように思えるけど、その実は、ちょびっとずつ、余計なものがどんどん加わり、別の楽しみは増えたかも知れないが、映画や音楽そのもののオモロさちゅうのは、退化していっているんじゃないか、とか。
さて、むつかしいこと書いたらしんどなった。またも、週末見つけたYou Tubeでお茶を濁して終わろう。
昔書いた戸川純の「さよならを教えて」。
強烈である。
ちょっと前、某歌手が、看護婦さんのジャケット出した時、何かが思い出せそうとして、思い出せそうになかった。そうか、これを当時テレビかなんかで、観たのであった。ワケわからんこと書いとるが、まあ。
戸川純のスゴさちゅうんは、狂気を装っているフリをしてるうちに、本物の狂気が飛び出してくるスゴさ、ちゅうところか。
昨年、もうバカみたいに聴いた、フランソワーズ・アルディ のヤツが無いかと思ったがみつけられず、多分お歳をめしてからからのヤツ、それも、1分間だけのがみつかった。60年代の「あく」がルックスから消え、枯れた感じになっており、それはそれで、すごくいい!
ここから、You Tubeにある、フランシス・ハーディの60年代のヤツを探すのも多分楽しいのだろうが、オレは何故か、若くてキレイなねえちゃんが歌っている「さよならを教えて」に向かってしまった。
歌い終わる寸前の笑顔にころっと、やれれてもたがな。フランス娘はやっぱ、垢抜けていて、エエのぅ。
どうだってええが、フランス人も手拍子打ったら、何故か演歌っぽくなるんはなんでや?
ま、画像の感じやらから、てっきり、70年代初頭と思ったら、つい最近のものらしい。
このねえちゃん、つまり、Natasha St. Pierって、誰?
・・・と思って、調べてみたら、フランス娘じゃなくて、カナダ娘やねん。フランス系なのかもしれんが。
愛と苦悩の日記: フランスの人気実力派歌手ナターシャ・サン=ピエール(Natasha St-Pier)
上記リンクで経歴とか見てたら、ちょっと引いてしもた。
元に戻して、60年代の、シルビー・バルタンらとのやつ。
そいと、さっき調べていたら、「さよならを教えて」のオリジナルは、フランソワーズ・アルディじゃないそうである。
さよならを教えて (フランソワーズ・アルディ) 歌詞・訳詞など
『さよならを教えて』は Jack Gold 作曲 Arnold Goland作詞の作品でヴェラ・リン(Vera Lynn)が1954年に歌った It Hurts To Say Goodbye のカバーです。
なるほど、な。元歌聴いてみたいもんであーる。
You Tubeネタはしかし、バカみたいに時間がかかるもんやなぁ。
2007年6月21日木曜日
六月二十一日
2005年3月22日火曜日
ノモンハンの夏
珍しく、昨夜突然ネットに繋がらなくなった。何かよくわからん。書庫(物置とも云う)より、小林信彦の本ごそっと引っ張り出したりしていた。ぶりかえしそう
週末、買ったまま、読むたんびに気が重くなり、読み切れなかったノモンハンの夏根性で読んだ。山本七平とか読んでたので、ある程度は予想できていたものの、やはり、しんどい。
昭和天皇、ドイツのヒトラー、ソ連のスターリンとかのちゃんとキャラが立った歴史上の人物に混じって、キャラの上では、もう一人、彼らに優るとも劣らないキツーい人物が登場する。参謀にしか過ぎない人物だが、ひっかきまわしまくる。何なんだ?というぐらいだ。普通こういう人物がフィクションに出てきたら、オレなんか、惚れてしまうタイプなんだが、今回ばかりは逆だ、著者同様腹が立ってなんの。何せ、大戦前の1939年、辺境の国境線でのちょっとした小競り合いを、まだ交戦状態にある国ではないにもかかわらず、大戦闘にまでおっぴろげ、意地と思いこみと勢いだけで、相手の思うつぼにまんまとひっかかり、師団単位で壊滅状態に追い込み、この時代に早くも玉砕まで生じるほどの惨状。
結果、1939年、外交上(スゴいのは頼りにしてたドイツがさっさとノモンハンで日本が交戦中のソ連と「不可侵条約」を結んでしまうところ)まだいろんな可能性があったのに、選択肢を狭めていったわけだ。しかも、この人物 はこいで失脚するやと思いきや大戦中もあちこちで、うちの国の兵士をぎょうさん死地に追い込んだあげく・・・戦後はきっちり国会議員までやって、何故か、東南アジアで失踪している。
戦前は「言論の自由」がなかったらしいが、きっちり、参謀にすぎない一個人が「戦争の自由」を行使しとる。普通は国家単位やろが・・
前の戦争は、ともかく、大雑把に捉えられすぎ。細部をみていくと、なんも、今と変わっていないことがわかる。ボロクソ云うまでもない代わりに、賛美するまでもない。
たかじんの番組で、竹島問題、自衛隊で海上封鎖せい、とか灘高出身の某オッサンが云ってた。
うちは、激昂しやすい上に、戦争と外交が下手くそな民族やねん。そいで、戦後60年、その努力してその能力が向上したか、というとじぇんじぇんしてへんのとちゃうか?。
ノモンハンの夏