ツイッターみてたら、6月21日はレイ・デイヴィスのお誕生日だったそうで、72才。
この前、舛添前都知事のフリで、つい、レイ・デイヴィスについて悪口書いてしまった。
中3の時、3年かけてビートルズ一通り聴いた後に、ラジオかなんかで、キンクスの「ひなたぼっこがおれの趣味」を聴いたことが、その後の人生、音楽なしではいられない体質になったと思う。
ビートルズの場合、オレが好きになった曲をクラスで話すと、かならず、何人か好きなヤツいたし、聴いたことのないヤツは聴かせたら、「エエなあ」という風にある程度、汎用性があったが、オレが、(ああ、こんなすばらしい音楽あるんだろうか)と感激した「ひなたぼっこがおれの趣味」(Sitting In The Midday Sun)は誰も知らなかったし、聴かせても、困惑した顔するだけ。でも、何度聴いても、オレはエエなあと感じたのだ。
まあ、このダサさの象徴みたいなMVみてたら、中3のオレ、好きになったかどうか、微妙な思いがもたげてくるが、あえて、その思い、蹴り落としとく。
当時は、ザ・フーもビーチボーイズも日本では、売れなくて、ましてや、キンクスなど、もう、終わったバンドだった。おかげで、三宮のAOIに3年間、ライブ・アッツ・ケルヴィンホールが売れ残っていて、3年目、オレが、パチンコで勝ったお金で手にいれた。
まあ、その体験があったからこそ、なんやかんやいいつつも、今もなお、誰も知らない、でも、(世界中でオレだけしか感じてないかもしれないけど)すこぶるカッチョ良く、何度も何度も聴き直したくなり、聴けなくても、脳内で永遠リピートしてしまう、音楽が、まだまだ、いっぱいいっぱいいっぱい、あると信じて、未だに迷い抜いてCD買っては後悔しとるわけであーる。エエもんは自分で探さないと、誰も教えてくれないもんなのであーる。
キンクスについては、話はじめたら、えんえんと続きそうなので、今日のところは、ここでやんぴする。(下の動画、ロンドン五輪の時のウォータールー・サンセット・・よかったよかった)
オレは何度も何度も書いているように、ロックは大キライだ。だから、ロックファンないしロックヲタのかた、キンクスにだけは手を触れないようにいて欲しい。オレが中3の時と同様・・。ええやん、今のロック、もっとカッチョええのいっぱいおるんやろ?フジロックフェスで、国会前でデモしてた連中のパーフォーマンスで盛り上がっとったらエエやん。
レイモンド・ダグラス・ディビス CBE、お誕生日おめでとうございます。