昨日、ギガビッグマック喰ってやった。うまかったし、満腹感が気持ちいい。今日は丸亀製麺で、あさりうどん。春になると食いもんが旨くなるって本当ですな。
昨年、あんまし、音楽聴く気になれん買ったのは、東京ヤクルトスワローズが強かったからだと、実感。東京音頭で十分だった。
だって、原樹里が初回、2ラン打たれるとこ見てしまったら、もう、なんか、もう。まあ、最終回、1点差にまで詰め寄ったらしいけど、なんと云ったらいいのか、それはそれは・・・あーこんな気持、あーうまく云えたことがない、ないあいあい。
ちゅうことで、君の知らないメロディ、聴いたことのないヒット曲聴くことにする。ベイエリアからでもリバプールからでもない、日本からの音楽だ。
オレの手にはあまりまくる、もう、すばらし過ぎるアルバムであるが、「LOVE ゆかりとニューサウンズ」、(伊東ゆかりとグリーンジンジャー1971年)を、聴いた(とりあげるだけ、でご容赦願いたい)。
LOVE-伊東ゆかりとグリーンジンジャー
かつて、
東海林修ファンクラブの方とネット上で懇意にさせていただいていたことがあり、このアルバムの存在を知り、聴いて、当時のオレの趣味の音楽とはまったく違った筈なのに、すっかり、このアルバムが、というより、このアルバムの創る世界にびっくらこいたことがある。よく知っている曲のカヴァー集みたいなもん、として聴いたら、そんな生やさしいものではなかった。すべての曲がひたすら、ここちよい。
カバー曲が多い。けど、単なるカバーじゃなく、ヒップホップ等引用系のジャンルの音楽が元歌のビートや一部分を引用し、新しい曲を作るみたいに、ひとつひとつの曲を解いて(ほどいて)、編み直しているのだ。
昭和歌謡聴き始めた頃なので、編曲家のスゴさを実感した瞬間だった。例えばオーケストラを入れたら、そのひとつひとつの楽器の譜面を作るというスゴい作業なのだ。
最初アルバムを手に入れるまでは、一曲目のオリジナル「グリーンジンジャーフライング」をコンピレーション(ソフトロックドライヴィン)で聴いていた。初めて聴いた時、初めて聴くまで、なんと、遠回りしたのか感におそわれたもんだ。もう、何度聴いたか知れん。当時、Millenniumの「5AM」と繰り返し繰り返し、聴いたもんだ。朝の表現の違いに何か書きたいが、収拾つかなくなるので、あとは、曲名とオリジナルのアーティスト名を挙げておく。
ジョージ・ハリソンの「マイ・スウィート・ロード」、エルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌」、カーペンターズの「ふたりの誓い」、バカラックの曲でフィフス・ディメンションで「One Less Bell To Answer」、村井邦彦作曲のオリジナル「And Now I Know」、ジョン・レノン「ラブ」、映画「ある愛の詩」(アンディ・ウィリアムス)、カーペンターズの「遙かなる影」、クロスビー、ナッシュ&ヤング「Our House」、ヴィッキー「When On When」、そして、「マイ・ウェイ」。
すべて、英語。
いろんなアーティストのいろんな曲に編曲の力で、ある統一感を持たせている。組曲みたいな感じすらする。
これらの「素材」、伊東ゆかりの歌唱力、そして、そして、スキャットの女王伊集加代子、岡崎広志、そして東海林修の3人のコーラス、演奏は石川晶ら。そして、歌謡曲の歌手「伊東ゆかり」のアルバムじゃなく、あくまでも、「ゆかりとグリーンジンジャー」のアルバムだ。
東海林修氏は、「編曲」で、今までにない、このアルバムでまったく新しい「音楽」を作ろうとして、そして、見事、成功していると思う。なんで、そういうことが言えるかというと、このアルバムをひととおり、聴いた「今」、すっかり、原樹里が打たれた「あーこんな気持、あーうまく云えたことがない、ないあいあい。」感は、完全に失せている。まあ、東京ヤクルトスワローズが、負けているのは変わらないけどね。
また、こんな、感想文書いてもた。
ちゃんとしたレビューは、ここ(
http://www.geocities.jp/cultmandu/review04/review676.html)とか、ここ(
http://ameblo.jp/moritan0717/entry-11885588772.html)とかで、おねがいする。