2012年2月26日日曜日

Whiplash/Wesley Martin

久しぶりに、阪神高速で大阪まで。阪神高速の料金も、距離制になったのだが、神戸から大阪まで行くなら実質上値下げなのである。
ちょっと、気が向いて、高麗橋あたりへ行ってみる。大昔の職場のビルがあったのだ。光陰矢のごとし、今は、駐車場になっていたりしていた。
 まあ、なんの感傷も無いけどね。

 この界隈、結構安くてウマい店があったので、思いだせるところ片っ端から、行ってみたのだが、ことごとく、今日はお休み。まあ、これが日曜日のビジネス街というものである。
しゃあないので、最近できたみたいなモスバーガー入った。なんか店の作りに覚えがあったので、よく考えてみると、多分、よくサボって入ったドトール跡だった。愛と青春のドトール。 

せっかく新しいHD買ったから、MacOS Lion再インストールした。再インストール、というより、Lion自慢の「Time Machine」で新しいHDに復元した。7時間はかかると覚悟していたのだが、2時間ほどであっさり、終わった。
作業している間、レゲエ流していたら、Wesley Martinという人の「Whiplash」(むち打ち、という意味らしい)多分そのB面のアプセッターズ名義の低音強調したインストにハマる。オルガンの音がめちゃくちゃ気持ちよく、肩に入った力がすーーーーーと抜けていく。こんなエエ曲がまだまだ、眠っていると思うと空恐ろしくなる。



トロージャンから10年前出たComplete UK Upsetters Singles Collection 。その名の通り、英国で発売された「アプセター」レーベルの全部のシングル盤を単にA面B面発売順にならべたもの。全48曲。ボブ・マーレイが世界に飛び出す寸前の・・・えーいめんどうくさい、一番、リー・ペリーがリー・ペリーリー・ペリーしてた頃のいろんなアーティストのシングル盤が並べられている。ボブ・マーレイだと「キープ・オン・ムーヴィン」と「アフリカン・ハーブスマン」が入っている(書けば書くほどわけわからんようになるので、↓にウィキペディアより引用しとく)
1970年代初めには、ペリーはミキシングボードでの実験の数々がダブの創造をもたらしたプロデューサーの一人だった。1973年、ペリーは自宅の裏庭にブラック・アーク・スタジオを建設し、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ、ジュニア・バイルズ、ヘプトーンズ、マックス・ロメオといった有名なミュージシャンのプロデュースを自由に進めることができた。ブラック・アーク・スタジオでレコーディングされたすべては、かなりシンプルな録音機材が使用されていたにも関わらず、ペリーは巧妙にユニークな音楽を完成させた。ペリーは何年間もミキシング・デスクで作業し、レゲエの歴史の頂点として際立っている歌とアルバムを製作した。1978年には誤配線のためにスタジオは全焼
[From リー・ペリー - Wikipedia]



Complete UK Upsetters Singles Collection 4は、主に1972年と73年。ブラック・アーク前の曲となるのか。
この「Complete UK Upsetters Singles Collection」はトロージャンから出ていて、10年前に出て1〜3まで手に入れたのだが、4は最近手に入れたばかり。4が出てたこと知らんのである。

2枚組50曲×4=200曲。思うに、このシリーズが出たことによって、30年間リー・ペリーの「名盤」とされていた「SuperApe」や「Black Boad Jungle Dub」は名盤でもなんでもなくなったのではないか、と思う。

いきなり、エゲツない音満載のダブ盤聴くより、「歌」がA面、歌抜きのカラオケがB面に入っているシングル盤ベースで聴いた方が「ダブ」のことが自然によく理解できると思う。
例えば、フツーの演奏+歌、B面、ちょっとだけ低音強調のカラオケ、から、低音強調のカラオケ+歌、B面、もっともっと低音強調したりエコー入れたダブっぽいカラオケ、そして、ダブそのものに歌、B面、もっとめちゃくちゃなダブ・・・と進化するというか、エスカレートしていく過程がちょびっとはわかると思うのだ。

まあ、それでも、ただ、本来ならば、イヤな高音、イヤな低音、不快な音、ノイズが、ある曲に加わったり、演奏の一部分がそうした不快な音に変形させられることによって、かえって、めちゃくちゃ気持ちよく感じる、という「謎」は依然と残ったまま・・・。

2012年2月21日火曜日

新しいHD

NHK特集で由紀さおり。
 アメリカで受けたことがよほど、不思議らしい。声を分析したり、毛唐の詩人わざわざ出して、見当外れ。何を今さら。
そこいらになんぼでもある、フツーにエエもんをフツーにエエと思えばいい、だけである。エエと思わなくてもかまわない。一番アカンのは、フツーにエエと思うのが怖いのか、どこぞの国でバカ売れしたから、とか、誰かエラくて賢い人が理屈でエエと云うから、エエと思おうとすることだろう。

この前、ハードディスクがぶっこわれた話は書いたと思う。何が悪いのか 今もわからない。だれのせいなのか 今もわからない。


出来るものならば 許されるのならもう一度生まれて やり直したいのであるが、まあ今回は新しいHDを買うことにした。


2TBのヤツはタイ洪水の影響でまだ高い。昨年6,000円ほどで買ったの、今一万円出すのは、なんか損した気になるし、せっかく、復旧させたデータ、あれやこれや、別のHDに割り振りするのも、何なので、思い切って3TBのヤツにした。約15,000円弱。

5,000円/1TB。2TBのヤツも約1万円だから。まあ、3TBが特別に高い、という状況ではなくなっている。もっと、待てば、もっともっと安くなるんであるんだろうが、HDぶっこわれた今の状況では、贅沢は言えん。

(註 面倒くさいので、最初に見つけた下のヤツにしたが、一番安い3TBじゃない筈)

まあ、明日以降のいつか、何日か潰さないとアカンと思うが、明日の私を 気づかうことより、あなたの未来を みつめてほしいの。






Seagate 3.5inch 内蔵ハードディスク 3.0TB 7200rpm 64MBキャッシュ 1TBプラッタ採用 SATA III 6Gbps ST3000DM001


「手紙」(昭和45年 歌 由紀さおり 作詞 なかにし礼 作曲 川口真)より一部引用させていただきました。

2012年2月16日木曜日

腹巻付きパッチ





高級EMバイオ繊維 腹巻付ショートタイツ(パルパーシリーズ)


上のは、高価すぎるし、ショートタイツでモノは違うのだが、腹巻とパッチが一体化した「腹巻付きパッチ」を先日購入した。980円だった。
早速、愛用しているわけである。
なんで、今まで、こうゆうものが発明されなかったのか、不思議でしょうがないぐらい便利である。就寝中、フツーの腹巻とフツーのぱっちをしとると、朝方、腹巻とぱっちが完全に分離し、そっから冷たい冷たい風が入り、腰か背中が寒くて起きていたのだが、この一体式だと、腹巻とぱっちの不幸な分離が起きない画期的な商品である。

松下幸之助氏のあの有名な「二股ソケット」に匹敵する発明と言えよう。

明日あたりから、また寒くなるだろう。プラシーボ効果以外、効果があるかわからんヒートテックなんかより、確実に寒さ対策としては有効である(トイレ行く時、ちょっと、ややこしい事態が起きたりするが、それくらいのデメリットぐらい、なんじゃ!)

2012年2月15日水曜日

Big town 2061

英Amazonから、パリス(Wikipedia)の「Big town 2061」届く。
昨年の12月12日に注文したヤツが今届いた。3ヶ月かかっているが、そいでも、10ポンド(プラス郵送料)ほどで手に入ったのだ。
ずーーーーっと国内では入手不能状態で、諦めて、アナログ聴いていたのだが、こいで、iTunesに放り込めいつでも、聴ける。
このアルバムでは、涙がでそうなぐらいカッコ良すぎるイントロを持つ、Big town 2061やHeart Of Stoneが人気でオレも大好きだが、Slave Traderの洒落た感じも、大好きである。






2012年2月13日月曜日

わかっちゃいるけど、やることができない(2/14赤字追記あり)

「平清盛」観たら、多忙極まりない筈の加藤浩次が下手糞な関西弁で、パイレーツカリビアンやってるわ(なぜ元相方の山本に広島弁習わなかったのだろう???)、ホイットニー・ヒューストンは亡くなるわ、賀来千香子・宅麻伸は離婚するわ、という世間は激動の毎日だが、オレは、連休の2日まるごと、ハードディスクのトラブルで費やし、実は今も、終わっていないのである。

最近は、手持ちのハードディスク、2TBという単位だから、時間がバカみたいにかかる。

Macではこーゆー場合(ファインダーではHDマウントしないが、ディスクユーティリティではどうにか視える状態)、Data Rescue3というソフトの「クローン」という機能を使う。アカンHDの「物理的に読める」部分をディスクイメージファイル、つまり「クローン」を、別のHDに作るわけだ。そのディスクイメージファイルさえ出来たら、まあ、「軽度」の事故と云えるだろう。あとは、そのディスクイメージファイルをマウントして、死んでいないファイルを見つけ出すのも良し、ほったらかしにしても良し。

たいていは、HDがピクリとも動かない=>「最初からそんなハードディスクはこの世に存在していない存在していない」と自己暗示にかけまくり、やがて、そのハードディスクの事を思うたんびに、「あれは夢? 力? それとも恋」という境地に達したらOK、という対処方法しか、無いのだが。




アカン2TBのハードディスクのデータを回復させる為には、当然、2TB以上の容量が必要なわけで。一年前なら、数千円程度の2TBHDが今はタイの洪水騒ぎで一万以上するわけで。HD買いに走ることはやめておいた。

今あるHD、あれやこれや、ファイル、コピーしては、デリートして、ようやっと、2.5TBのドライブ空け、「クローン」先のドライブを確保した。
(一昨日まるまるかけた)。


で・・・。

ざっと、7時間後、指定先のハードディスクに、「クローン」のイメージファイルができた。サイズが2TBのでかいでかいイメージファイルだ。





後はダブルクリックして、マウントさせて、中のファイルをチェックしていけばエエのであーる。
と思ったら・・・。




でも、ダブルクリックしても、上のメッセージ。マウントしない。なんのための7時間だったのだろう?????
HD回復業者の陰謀・・いや、ステマに違いない・・・。


2/14追記
 以下、チェックサム云々書いているが何の役にも立たん。おしまいの方に、ちゃんとしたファイルの復元について赤字で記載しとるから、そのつもりで。



そっからあれやこれや。試行錯誤、グーグルしまくって。
結局。Mac純正、OSXにくっついてくる「ディスクユーティリティ」のチェックサムを計算するをやっている。








これもバカみたいに時間かかるみたいで、3時間で下のような状況。半分も終わっていない。「クローン」に7時間かかったから、やっぱし、これも、7時間かかるということだろうか????







もう、そのまんまにして、寝る。起きたら、終わっているだろう。でも、そいで、マウントする保証はどこにもないのである。

ハードディスクはやっぱ、手動ミラーリング(Raidのミラーリングもいざ障害起きたらややこしい)、で大事なファイルは2ヶ所以上のHDに保存しておくのが、エエ、といつも、思うのだが。わかっちゃいるけど、やることができない。

連休が終わり(週休二日制の人ばかりじゃないのである)、世はフツーに動いていくが、「思い出さえも残しもしない。あたしの夏は、あしたも、続く」(もちろん、「八月の濡れた砂」 作詞:吉岡オサム 作曲:むつひろし 石川セリ歌より)のだ。

あしたで、終わってくれたら、いいのだが・・・。



2/14 追記
 昨日書いた「ディスクユーティリティ」の「チェックサムを計算」であるが、やっても、なんの意味も無かった。
 やはり、「クローン」で作成したImage Fileに対して、再び「Data Rescue3」の「スキャン」(クイック・スキャンで充分)〜「復旧」とすると、復旧できるファイルの一覧が出てくるから、そこで、復旧したいファイルを指定(もちろん、全部指定してもいいが、空いた2TBのHDが必要)すれば、エエ。

 全部やるには、HD買わなアカンので、いくつかやってみたら、ちゃんとファイルを復旧できた。ま、必要になったら、随時、「ファイルの復旧」で一つ一つやるこにしますわ。
 



昨日、「クローン」で作った、Image Fileをマウントしようと必死になったが、よう考えてみると、マウントすらできない壊れたディスクを丸ごとコピーしてつくったImage File、当然、そのImage Fileをマウントしようとしてもできるわけないのである。
 
この4日間で学んだこと。
2TBのHDの中のファイルを別の2TBのHDに全部コピーするのに7時間、2TBのImage Fileのチェックサム計算するのも7時間、オレのマックの環境では2TBのHDアクセスするのに、7時間かかる。

2012年2月9日木曜日

ヤクルトに出川哲朗がいた!(日刊スポーツ) - goo ニュース

今日も70年代ロック聴くのはしんどかったので、トーキング・ヘッズの「Crosseyed And Painless」とか、聴く。ほんと、ホッとする。
パンク以前の70年代のロックや60年代でもストーンズやビートルズなんか聴く時は、やっぱ、無意識的に、「背伸び」して聴いているみたいだな。


どうせ、出川哲朗氏がつば九郎となんかすると思ったら・・・。
ヤクルトに出川哲朗がいた!(日刊スポーツ) - goo ニュース: " ヤクルトの「悪童」助っ人は、実はあの人に似ている…。新外国人ラスティングス・ミレッジ外野手(26=ホワイトソックス傘下3Aシャーロット)が、ヤクルトファンのタレント出川哲朗似と評判だ。本人と対面したことのある宮本は「出川さんにしか見えない」と、新たなムーブメントが起こってきた。"  米国時代は放送禁止用語満載のCDを発売するなど私生活を問題視されたが、来日後は真摯(しんし)に練習に取り組んでいる。沖縄名産のハムに似た食材「スパム」が大好物で、愛称も「スパム」が浸透していた。ここにきて、強烈な対抗馬が現れた格好だ。  出川は「ヤクルトファンなので、めっちゃうれしいです。問題児なところも似ているので、頑張ってほしい」と喜んだ。これまでプライベートで度々神宮を応援に訪れている。球団関係者は「ぜひ来てもらいたい」と、始球式などに招くプランも検討。「出川VSミレッジ」の珍対決が実現するかもしれない。

「米国時代は放送禁止用語満載のCDを発売する」・・根性あるやん。ホンマ、エエ選手を獲ってくれたもんだ。オフは出川哲朗氏と組んで、日本のテレビ界を「リアクション芸」と放送禁止用語で埋めて欲しいものだ・・・って、そんな余裕は今のスワローズには無い。青木の穴を埋めるぐらいヒット打って欲しいものだ・・・、いや、それは非現実的か。バレンティンよりエラーが少なくて、畠山よりスランプの期間が短いだけでも、エエ(どうでもいいニュースだったが、なんか、我にかえってしまった)。

2012年2月7日火曜日

がんばれ、田中直紀防衛大臣

田中直紀防衛大臣、あともうちょっと、で口を開けば、場内大爆笑の橋本楓の境地まで来ていると思うのだが。


しかし、NHKの朝の連ドラ「カーネーション」、なりふりかまわない演技の連続で目が離せない。嘘くささが感じられないのが一番。今週なんか、ほっしゃん。が家に来たら、ほっしゃん。には正座させといて、ヒロイン、寝転がって、話したりしよる。この、行儀悪さ!、だらしなさ! うちの祖母も、同時期似たような商売してたから、この脱力感漂いまくる感じ、なんとなく懐かしかった。

昨年の大河「お江」のうそくさい、わざとらしさの連続技(なんか、今年の清盛もそういう感じらしい)で閉口しNHKのドラマなんか観るかい!!!と思っていたが、コシノジュンコそっくり(雰囲気が)の次女といい、目を離せない。


まあ、今年に入って、テレビ観る時間減らし、ともかく、ひたすら、「ロック」を聴き続けたろう、という無意味極まりないことしているが(英AmazonでのCDが尋常になく安いから)、やっぱ、このところ、ちょっと、疲れが出てきて、「ちまちま、こちょこちょ。しやがって!!!もっとど低音出したらんかい!!!」と思うようになった。
 ど低音欠乏症、というヤツである。
 まあ、しゃあない。音楽の楽しさを、ジャマイカの音楽と昭和歌謡から教えてもろうた人間だ。しゃあない。

薄々ロック聴いてた頃思っていたが、ロックはオスかメスか云うたら、性別メスじゃないんか、と思っていた。オールマン・ブラザーズ・バンドでもレッド・ツェッペリンでも「わたしのギターすごいでしょ? ギターだけじゃなくてワタシのベース聴いてよぅお願い、ねね、ワタシこんなに叫んだように歌える上にこんなにカシコでインテリな歌詞書けるのよだって、テーマは「世界平和」よ、聴いて聴いて!!! ね、ね、新しい楽器買ったの、メロトロンって云うの、聴いて聴いて!!!もうちょっと、待ってね、ドラムスソロやらしてもらえることになってるんだから、いつもは目立たないけど、結構スゴいんだから」って、煩わしくなってしまう。まあ、ロックファンはきっと心優しいラブアンドピースの人々だから、そういう細かいとこ、ロック雑誌とか読んで、理解してあげるのだろう。さしずめ、インテリ。

そんな時、まあ、オレは、ロックファンじゃないので、単純に、どダブ聴く。ど低音だけは保証がついている。

オレはダブ良く聴く方であるが、アルバム単位で聴くタイプではなく、あくまでも、リズムトラック単位で聴くタイプある。

今日は、リー・ペリー「CLOAK&DAGGER」の「Sharp Razor」である。 曲の説明はあとまわし。上のアルバムは3つのアルバムが二枚組CDになったお徳用だが、なんか今廃盤。まあ、これほどの名盤がずっと廃盤ちゅうことはないので、そのつもりで。


もうありとあらゆるものがどーだって良くなるほどの、ど低音だ。どでかいウーファーを持つスピーカーを1KWクラスのアンプ、ボリューム歪むか歪まないかあたりまで上げで、聴くと、脳みそは圧倒されてしまって、空っぽになる代わりに、皮膚はウーファーに同調ビンビン震え、細胞ひとつひとつ、内臓の細胞ひとつひとつまでも、命を吹き返したように、躍動しはじめるのを感じる・・・のだが、おウチのアンプは5W×2、スピーカーのウーファーは16センチしかないので、  大音量たとえ上げたところで、ご近所迷惑になるだけなので、ヘッドフォンで耳から聴くだけだが、効くわぁあ。小さい音で聴いたら、単に、単調なリズムとやはり単調なホーンセクションの繰り返しだけの、なんちゅうこともない曲だが、音量を上げると、どでかいわけのわかんない生き物がなんか泥沼みたいなところで豪快にたうち回っているのを、すぐ側で立って見ているような圧力迫力を感じることができる(めちゃくちゃ、オーヴァーな表現だが、「ロック」評論に比べたら控えめ)。


今日ハマった「Sharp Razor」であるが、もともとは「Dub Organizer」という曲・・・グーグル調べたら
内容はDillingerの素晴らしいDeejay初期曲”Dub Organizer”のホーンカット”Clock & Dagger”とダブテイク”Sharp & Razor”から始まり、
[From Lee Perry (リー・ペリー), Upsetters (アップセッターズ) - Cloak & Dagger (LP) - レゲエレコード ドットコム / ダブストア レコード マート : ReggaeRecord.com / Dub Store Records]
ホーン・カットの方のダブ、ちゅうことだ。もっと詳しいことは上のリンク先にお願いする。


 このDillingerのDJが入った元歌「Dub Organizer」は、リー・ペリーのダブ盤、「Blackboard Jungle Dub」にも入っているし、キング・タビーのコンピにも入っていたりする。Dillingerが歌う(トースト)ところの「Dub Organizer」はキング・タビーのことなのだ。 ほんま、ヘッドフォンで聴くと耳がツーンとして来た。 民主党、もうややこしいことせんでエエから、どこぞに、「ダブ」思い切り聴かせても大丈夫なハコモノ作ってくれたら、選挙の時、100万票でも200万票でも入れたるのだが。

2012年2月3日金曜日

13thFloorElevatorsの「Monkey Island」

まあ、しかし、香山リカ問題だが。

「革命」を正々堂々と謳う大阪市長、本来ならばそういう人間を輩出すべき「革新勢力」「サヨク」が、自分の気に食わない性格で自分らの主張に合わないと見るや、今の大阪市長の程度の低いあら探しと的外れな問題点指摘、ムードだけでの拒否など足引っ張るだけしかできないことは、恥を知るべきだろう。橋下徹のやり方が気に食わないなら、橋下徹よりスゴい政治家を出せばいいだけのことに気がついてもいない。
いつから、こういう体たらくになってしまったのか?
速度が問題なのだ。




今年は、ちゃんと斎戒沐浴正座して、70年代ロックとストーンズ聴くねん、そやから、60年代の音は、聴いたらあかん、聴いたらアカンあかん、と思いつつ、つい、13thFloorElevatorsの「Monkey Island」聴いてしまうと、もう、やはり予想どおりあかんことになってしもうて、60年代末期特有のだらしない音聴いていると、もう、どっぷり。

寅さん曰くところの「 角は一流のデパートは. 赤木屋、黒木屋、 白木屋さんで. 紅、白粉つけたお姉さんから. 下さい、頂戴でいただきますと. 五百が六百下らない」のが、(マーク・ボラン没落、パンク出現前の)70年代ロック、ちゅう感じ。

その点、13thFloorElevatorsは、ほんま、そこいらの路上で、オッサンが胡散臭さを振りまきながら、ゴザに並べて、一山なんぼで、売っている感じ。まあ、そういう音楽を英訳すると、「ガレージサウンド」となるわけだが。
この年になっても、尚こうした音に希求してしまうんは、タンバリン以外楽器が弾けない、半オクターブしか声が出ない人間の宿命だろうか? 

上のアルバム10曲目に入っている「Monkey Island」にハマってしもうて、リピートにして流しっぱなし・・・という体たらくだ。

ジェファーソン・エアプレーンがグレース・リックのあの張りのあるド演歌ヴォイスでやれば今頃「ロック名曲百選」に入りそうな曲調(そういえば、ジェファーソンのGreasyHeartに似ている気がする)ながら、13thFloorElevatorsといえば、あの壺のひょこひょこ音を、それこそ、最初から最後まで、ひょこひょこ言わし何もかも台なしにしながら、やる気100%だけど根性0%のヴォーカルが高音出そうと無理しているうちに、やけくそになっていき、しまいめには、サルの鳴き声出し始めるとこなんか、実にエエ。


( ↓13thFloorElevatorsの1stでのひょこひょこ音の秘密)



前アップしそこなった分↓にアップしといたから。

速度が問題なのだ。

このところ、地球は、雪が降れば、大雪。雨が降れば、大洪水、地震起きれば、大地震、なっちょらん。


"あの頃映画 松竹DVDコレクション 「エンドレス・ワルツ」" (若松孝二) 
若松浩二監督で鈴木いづみと阿部薫の結婚から死まで描いた「エンドレス・ワルツ」観るが、95年制作なのか、70年代後半の二人の時代遅れ感があんまし出てなかったんで、映画そのものは不満。しかし、ルックスが鈴木いづみに似ていないけど肉体は似ている弘田玲於奈がスゴかった(いろんなところが)んで、良かったです。

鈴木いづみちゅうたら、60年代後半の激動のど真ん中に堂々とおった癖に尚且つ「本当の60年代には遅れてきた」感を死ぬまで持っていた、というか深いコンプレックスにしていた人なので。そこんとこ、もうちょっと、わかってあげて欲しかったような・・・。


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