2010年10月6日水曜日

つば九郎エラい

 なんやかんや云うても、一番好きな曲は「東京音頭」、そして一番尊敬するツバメはつば九郎である。

 昨日、4−17という歴史的大敗を阪神タイガースに喰い、ただでさえ、脳内体温が上昇しとる時、某阪神ファンの方から心温まるメールをいただき、あまりにも、心温まるメールだったので、温まりすぎて沸点に達したのか、煮えくりかえり、全国八千万の阪神タイガースファン全てを敵にまわす覚悟ができたとき、この映像を観た。瞬間、スーっと邪念が消えた。そうなのである。勝てば相手チームをここぞとばかり罵り、負ければ自軍の選手もしくは監督のことをここぞとばかり口を極めてボロクソに云うーーー神戸育ちのオレの周りにウジャウジャいた、どこのチームのファンとは言わないが、そうした行動を取る人たちにウンザリして、東京ヤクルトスワローズのファンになったのではなかったのか(以前、東京ヤクルトスワローズのファンになったきっかけは別のこととして書いたが、その時はその時)?

bsb1010051847009-p6.jpg
 初心忘るべからず、まさに、その「初心」に戻らせてくれた。


 スワローズファンはあの球団のファンのようになってはいけないのである(高田監督退任の時、スワローズファンの一部にこうした行為があったという。事実とすれば、恥ずかしいことである)このつば九郎の清清しい姿に、文字どおり、心を洗われたものである。

 ともすれば、資金力=順位の公式が容易に成り立ち、弱小チームにはすぐ身売り話がとびかい、弱小チームからは有力選手がどんどん米国や他球団へ逃げていき弱くなるだけ、この世知辛い世の中、つば九郎のこの行為こそがプロ野球を救う、否、日本のプロ野球の明日を示唆するものといえよう。まあ、チョイと間抜けではあるが。

 ぶちゃけた話、青木が阪神戦で例えばプロ野球新記録を更新した時、トラッキーが花束持ってきてくれるか?、その度量がチームにもファンにもあるか、ちゅうことであーる。だいたい、そもそも、東京ヤクルトスワローズと広島カープと横浜ベイスターズがおらんかったら(残念ながらこれらの弱小球団はいつ、経営難で潰れてもおかしくない)、今季の勝率はどのぐらいなるのか、中日ドラゴンズをのぞく上位球団は、謙虚さを持っていただきたい。

  なんやかんや云うても、一番好きな曲は「東京音頭」、そして一番尊敬するツバメはつば九郎である。 





こんなんもあった。??????。

201010062345.jpg


過去記事Archive