2010年10月30日土曜日

ハマのマリア

 プレイヤー、カートリッジ、変換ソフトとしてのGarageBand、と、つかいものになってきたので、どんどん、アナログレコードをiTunesに変換しようと思ったのだが、プレイヤーでそのまま聴いたら、満足してしまって、変換するのがめんどくさくなって、そのまま、レコードどんどん聴いている。CDで買い直したものもあるのだが、やっぱ、レコードで聴くと、多少、音が悪くても、そのままのカタチですんなり耳に入るような気がする。

 あと、久々にYouTubeに倍賞千恵子の「結婚します」をあげる。映画の主題歌で短いのだが、この時代特有の「幸福感」に充ち満ちた曲である。この曲、 由紀さおりも歌っていて、2枚組のベストでも聴くことができる。由紀さおりの方も、ツッコミ入れる余地がないぐらい、「至福感」に充ち満ちていて好きである。
 

 

  また須磨の「新しい方の町」で、変な事件が起きている。ケンカがこじれただけなのに、死者を出している。きょうびのワルは、いわゆる「半殺し」すら、できないのである。


 朝、なんとはなしにテレビ観てたら、余貴美子がヨコハマを案内するという番組してて、ぼんやり観てたら、何故か松蔭町の「ケンタウロス」のボスのところへ行き、ケンタウロスの連中の間では「マリア」と呼ばれていたというエピソードが出て、思わず、電撃が背中を走る。オレはこれでも、生粋のヨコハマ生まれなのだが、生後二週間しかいなかったため、このような、ヨコハマのヨコハマヨコハマしたエピソードに接すると、胸がきゅーーーーんんとなって、「あはああん」(伊勢佐木町ブルースのヤツね_と、青江三奈風ため息がでてしまう。オレは思うのだが、ヨコハマほど下手したら江戸時代の美意識がそのまま残っている町はないのではないか、と思う。京都なんかより、ある意味「古風」なのだ。

 余貴美子さんの年齢調べたらオレより2コ上。しかも、オレがファンな范文雀のいとこという。ハマのマリアのエピソード後、余貴美子さんがめちゃくちゃエエ女に見えてしまう。この年になってもミーハーなのである。こうなったら、御厨さと美読み返そうと思って、Amazonで「ケンタウロスの伝説」しらべたら、中古にぼったくりのプライスタグがくっつけてある。本棚ひっくり返して探す・・・となるとまた一日仕事になるし。

 しかし、なぜか、めちゃくちゃ悔しい。生後二週間のオレはなんで家出してそのままヨコハマにいつかなかったのだろう。オレも「ハマのスポック」でも良かったから、「二つ名」が欲しかった。まあ、須磨で毎夏、水着のおねえさん達に囲まれていた幼児期というのも捨て難いものがあるが。
 
 
 
 

2010年10月26日火曜日

テクニクスのプレイヤーSL-1200MK2であるが。

 寒くなってきた。心もからだも。この上、もう少し経てば税金で、懐まで寒くなるわけであーる。

 20年以上前に購入し、ほぼ、10年近く放ったらかしにしておったテクニクスのプレイヤーSL-1200MK2であるが、備品とかもちろん無いものばかりで途方に暮れていたのだが、サウンドハウスさん(
http://www.soundhouse.co.jp/ )で見つけることができた。もちろん、天下の松下幸之助が作った会社だ、近所のナショナルショップ(今はどういうのか知らん)でも注文したら取り寄せてくれるのだろうが、まあ。


 さしあたって必要だったのは、アームの後ろにくっつける補助ウェイト(重いカートリッジだと、針圧がうまいこと取れない!)、足(もう一台の方、足がひとつ取れたまま)だったが、オーバハングゲージやら純正シェルとかセンタースピンドルオイル(※2000時間に1回、2-3滴の注油で十分です・・・って!!¥170)も一緒に買った。本当いうと、捨ててしまったダストカバーも欲しかったのだが、今回は見送った。後、audio-technicaのカートリッジのリード線(
AT6101])も安かったので多めに買っておいた。リード線なども凝る必要はないと思うが、純正についてきたリード線が10年経ったら、恐るべき状態になっていた、ということをふまえてのことである。


  SL1200シリーズ用の純正部品
  http://www.soundhouse.co.jp/shop/SearchList.asp?i_type=cm&s_maker_cd=747&s_category_cd=2420

 あと、まあ、ちなみに、マニュアルというか取説もここで手に入る。SL-1200MK2のはさすがに見つからんかったが、MK3以降はあるみたい。
 
 Diplodocs - 簡単にユーザーガイド・マニュアル・操作説明書などが探せます!  

  MCカートリッジやらも三個ほど出てきたが、これらも、また、気が向いたららなんとかしてみるつもり。ただ、音はいいかもしれんが、ジャマイカ盤の買った時から気泡が残っていたりセンターが狂ってたりする上に、10年ほったらかしにしていたレコードかけるのは・・・。今のところ、ピッカリングの625DJかM44Gの出す音で十分なのだ。そいと、まだ、確認したわけではないが、廃番となったMMカートリッジのほとんどの交換針が、いまも、なお、JICOというところで作られている(もしくは注文してから作ってくれるのか・・このあたりようわからん)ようで、手に入るみたいで、驚いている。やっぱ日本はエエ国や。今の政権がぶっつぶれさえすれば、また大丈夫にうまいことやっていける。多数派のための国はお隣の人民共和国たちに任せとけばエエのであーる。

2010年10月24日日曜日

GarageBandはつかえる

 中日ドラゴンズの和田スゴイ! 顔はまだ、覚えられないが、帽子とかヘルメットしていない状況では、一発でわかるようになった。しかし、今回のCSは「心の野球」というのが理解できない監督、チーム同士の戦いだったので、もひとつ、熱心に観たりしなかった。

 先週タイヤ後輪2本だけ交換した。前輪2本は以前パンクした時交換していたし、予算もないのでこういうカタチになってもた。で、クルマで丹波篠山あたりまで。すこぶる調子よろしい。
 あと、バッテリーが寿命に達し携帯の機能をほとんどなさないiPhone3Gだが、 先日、わざわざソフトバンクまで行ったところ、電池交換はできなくて、9800円で本体ごと交換とのこと。9800円という価格、iPhone4に乗り換えたくなるじゃないか。ま、税金収め終わる12月入ってからですな。
 
 米Amazonから、Shure M97xEというカートリッジ届く。30ドル以上送料がかかるが、それでも、日本で買うよりずいぶん安く手に入った。
 この前引っ張り出して、音がどうやっても出なくなっていたM44G、買いなおそうとして、見つけたのだ。音の違いは・・・ようわからん。

 アナログ・レコードからiTunesへの変換であるが、いろいろ試した結果、今のところ、GarageBand使ったやり方が一番、速く、しかも、ノイズゲートを使ったらアナログ特有のノイズ(レコードのノイズではなく、プレイヤーからのノイズ)がかなり、減らせるので、エエ。「共有」->「iTunesに曲を送信」とすれば、ノーマライズ(音を均一にしてくれるヤツ・・詳しくは調べてね)までしてくれる、勝手にiTunesに登録までしてくれる。
 
 他の例えば、CD Spin DoctorやフリーウェアのAudacityとか使い出すと、いろんなエフェクターやらなんちゃらかんちゃらでいろいろ音が弄れるのでワケがわからん音になってしまうのであーる。時間もかかるし。
 
 かと云って、Quicktimeの「新規オーディオ収録」でそのまま録って、でけたムービーファイル(動画なしの.MOV)毎、iTunesに放りこんでいくというシンプルな方法もあり、今までそれでやっていたが、かなり、音量のレベルがレコードによって、或いはカートリッジによって不揃いになってしまうのであーる。あと、プレイヤーの高音域ハムノイズがそのままのってしまう。

 まあ、ちゅうことで、今のところ、GarageBandで作った音がTunesでくりかえし聴いても、聴き疲れが少ないということで。

 オーディオは奥が深いので、深いいりぜず、いかに上澄みのオイシイとこだけ、さらって、いくか、でしょう。

2010年10月21日木曜日

パナソニック「テクニクス」消える

 IMG_0122

 最近はレコードで音楽聴いている。スカタライツとか、もっぱら、その方面、つまり、ジャマイカ方面ね。
 CDでも持ってたりし、当然、iTunesにも放り込んでいる曲とかもあるのだが、やっぱ、アナログはエエ。


 いくつか、腐りかけたカートリッジが出てきて、そのままつけても、うんともすんとも言わないんで焦った・・・というか焦るも何も、まあ寿命やなぁ、と思いあきらめかけたら、さすがに蛇の道は蛇、ドラッグストアで100円の「ドイツ生まれのメラミンスポンジ 驚きの汚れ落ちミラクルクリーナー」というヤツ買ってきて、針先、ありとあらゆる接点、レコードそのものまで、拭きに拭きまくったら、ああら不思議、なんとか音が出るようになった。そしたら、カートリッジ取っ換え引っ換えしながら、聴くと音がぜんぜん違って聞こえたりして、こりゃ、オモロイとあらためて、思い始めたワケである。

どこかでメラミンスポンジで針先をこするといいっていうレス見て、
じゃぁ、切れ込み炒れて、それに挟んで擦った方が良いじゃんと
やってみたら凄く調子がいいので、どこかにカキコした者でございまつ。

毎回20倍ルーペで確認しながらやってるけど、マジ綺麗になる。
ダイヤがピッカピッカ。ついでにカンチレバーの汚れも取れてる。
カンチレバー押してるんじゃなくて、単に挟んで、スッと切れ込み
に通してるだけだから、機械的なストレスはほとんどないはず。
スタイラスやカンチレバーの材質考えると、擦ることでダメージが
あるとも思えないしね。

これでもう寿命かと思ってたカートリッジもいくつかフカーツしてまつ。

[From カートリッジとアームの話題5]


 蛇の道は蛇、とはいいつつ、ナチスか特高かオーディオマニアか、といわれるぐらい、オーディオちゅうのは、ハマるともう底なしの「であらねばならない」地獄に陥りオーケストラひとつ持てるほどの金を使った挙句、周りに布教や洗脳や強要ついには自室に監禁し音による拷問までしはじまたりする。そうなると、成仏できんようになっても困るので、ま、ほどほどに、ですな。CDはCDの良さがあり、iTunesはiTunesの良さがあり、アナログはアナログの良さがあり、まあ、エエとこだけ、全部総取りする気持ちですわ。

 しかるに、MBSタイガースナイターで讀売が負けるのを見届けて(タイガースナイターで中日讀売戦をやるのだから、関西はホンマ怖いとこです)、ネットうろちょろしとると、下のような記事が。

パナソニックの高級音響機器ブランド「テクニクス」が消滅する公算が大きくなった。

 現行のアナログレコード用プレーヤーなどの生産が今月に入って中止され、後継機開発の見通しも立っていないためだ。販売店などで在庫がなくなれば、長年にわたり音楽愛好家に親しまれた名機が姿を消すことになりそうだ。

 生産中止となったのは、テクニクスブランドのプレーヤー「SL―1200MK6」やヘッドホンなど。パナソニックは中止の理由について、年々販売規模は縮小し、生産体制の維持や部品調達が難しくなったためだとしている。

 テクニクスは、パナソニックの前身・松下電器産業の高級ブランドとして1965年に誕生し、プレーヤーやスピーカーなどのヒット商品を次々に送り出した。

 「SL―1200」シリーズは72年に発売され、レコードをのせるターンテーブルをモーターで直接回す独自開発の「ダイレクト・ドライブ」方式を採用している。コンパクトな本体と故障が少なく安定した音質が特徴の名機として、シリーズ累計約350万台を販売するロングセラーとなっていた。

[From パナソニック「テクニクス」消える : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)]


 国が滅びる時、まずは文化から、という法則があるのどうかしらんが、まあ、この世にテクニクスSL1200というプレイヤーが無ければ、ヒップホップはおろか、レゲエのダンスホールもハウスも生まれず、SL1200が無ければ下手したら80年代以降の世界の音楽シーンは確実にぜんぜん違ってきたわけで、ソニーのウォークマンどころじゃないほど、テクニクスのプレイヤー、SL1200ほど、80年代以降の全世界の音楽に影響与えた日本の工業製品はないのであーる(オーバーかもしれんが事実である)。
 
 ちゅうことで、二十五年落ち(よく計算してみると、買ってからそれだけ経っているのである)の2台の1200MK2大事にしようっと。もう一台も埃まみれになっているけど、メラミンスポンジで磨いて、ベスタ小僧つないでまた遊んだろ、かくのように決心した次第であります。

2010年10月16日土曜日

10月16日

 今季の阪神タイガースさん、貪欲マートンの影響で「心の野球」というのを忘れているのではないか、と思っていたが、さすが、こういう時にきちんと、讀売さんに「心の野球」のお手本を披露するとは、シブいね。参りました。

 精神衛生のため、今の政権は無視することにしとるから、エエのだが、政権終了時、国民が竹槍で独立戦争しなあかん状況だけは避けて欲しい。目が死んでて腑抜けた答弁なんぼしてもエエわ、もう。この年で中国語おぼえるの、しんどいわ。チャイナドレスと中華料理は好きなのは好きなのだが、国がなあ。
 魚釣島のヤギさんに日本国籍付与とか重要文化財指定とか、はどないだ?・・・オレもこの程度しかアイディアが無いのが哀しいところである。

 ようやっと、アナログレコードがMacで聴けるようになった。カートリッジやらオーディオインターフェイスちゅうのを買わなあかんかったが。エエ時代になったもので、レコードのホコリ取りに、CyberCleanというスライムの出来損ないみたいなヤツを試しに使ったら大正解。要らん静電気を発生しないで、溝の奥底に積もったホコリが一発でとれましたわ。レコードそのものに何か影響があるのかもしれんが、そもそも、10年近く放ったらかしにしてたレコードやもんなあ。
 ↓ちなみにオレのはキティちゃんバージョンで甘い消しゴム系の匂いつき。


;アイリスオーヤマ サイバークリーン 75g ZIP-75" (アイリスオーヤマ)


 レコードプレーヤーにひっつけるカートリッジだが、もう、すっかり廃れておって買うの苦労するんじゃないか、と思ったら、さすがに、レゲエのセレクター以外にも需要が大きいみたいで、DJ用ばっかしかないが、けっこう選べた。昔気に入ってたヤツをかなり安い価格で手に入れることができまひた。DJさまさま、という感じですな。また、オーディオマニアも健在で、その手のサイトとか行ってみると、やっぱり、線がどうのこうの、振動がどうのこうの、思わず、逃げ出しましたわ。まさにSPUの世界健在なり、ですな。

 ともかく、これで、ジャマイカの音楽、まともに聴けるようになった。先日、シュガー・マイノットが亡くった時、まとめて聴きたくなった時、エラい往生したのである。リー・ペリーのブラックボードジャングルダブなんぞ、やっぱ、ぷちぷち音付きで聴かな気分でませんわ。

 歌謡曲はアナログほとんど持っていないので、エエのだが、レゲエとかロックなんか、アナログで持っているヤツ、CDで新たに買い直すのは、なんか、献血時の注射みたいに、ジワジワ血を抜かれているみたいな気になっていたのである。

 それに、一ヶ月ほど前、発作的にレッド・ツェッペリン(誰だ?ゼップ、とかいうのは!日本語ではツェッペリンはツェッペリンというんじゃ)聴きたくなって、つい、MotherShipという最近出たベスト盤みたいなの買ってみたが、考えてみたら、サードとプレゼンス以降のアルバムを除いて全部レコードで持っているし、サードとプレゼンス以降のアルバムに入っていた曲と「天国の階段」(大学時代、徹夜マージャン中エンドレスでかけている友人がいたため)は、なんか、今もってなお、聴く気がしないわけで。これも、献血時気分になったものだ。それに、肝心のMotherShipに入っている、高校時代クソみたいに聴いた曲、今、聴くと、高校時代のアホな思い出しか思い出さず、例えばレコード・コレクターとかの雑誌に載っているレコード評みたいな、不良がかった美少女との甘酸っぱい思い出なんぞ一つも思い出せず(レコードコレクターズ、読めば毎月誰かがどこかで必ず書いてある)、あのヤロウ!とか腹立たしいこと、ばかり。しかも、「あのヤロウ」そのものが、今は亡き人物だったりするから、複雑でかつ最低である。まあ、あの手の音楽は、やはり、老後の楽しみにとっておこう。
 
 以上、レッド・ツェッペリンの音楽そのものを素晴らしいものであることを否定するものではありませんよ、ということは今の段階ではいえない(昔懐かしい鳩山由紀夫普天間答弁風。一応、書いとかないとレッド・ツェッペリンのマニヤの方々に怒られるかもしれんから)

2010年10月13日水曜日

小泉今日子の「東京ディスコナイト」なんぞにハマってみる


 このところ、風邪をひいとる。喉が痛くなってそれが治ったら鼻がアカンようになって、今は咳が出る。困ったもんだ。


 ぼーっとしながら、スクーターズの和製モータウンサウンドを聴いとると、これまた、熱っぽい頭に、ええ感じである。


 甲高い声、気張った早口、そして「速く飛んできてよ矢のように」ちゅう日本語歌詞を持つ「あたしのヒートウェイブ」(もちろん、マーサ&バンデラスの「HeatWave」のカヴァー)はちいいとばかし、シンドイが、「オー・ハニー」とか声のあやふや感とか、バッチし決まった部分より、若干ヘタれているなぁ、ちゅうところが風邪でぐしゃぐしゃの脳味噌にはここちよい。

 スクーターズ、80年代初頭、日本でもニューウェーブやなんやらちゅうてピコピコやってた頃のガールグループらしいのだが、詳しくはよくわからん(http://amazons20.jugem.jp/?eid=338)もちろん、リアルタイムでは知らん。オレが知ったのは下のアルバムが発売されてから、である。
 
 聴いたとき、もう、モータウンなら、もう、なんでもアリの世界に驚いたものである。日本にこの手のガール・グループがあと30ほどあったら、オレの80年代もシアワセだったのに、と本気で思う。それと、当時のこうしたグループが出てくるたんび、近田春夫や大滝詠一や細野晴臣や坂本龍一やらの悪徳プロデューサー派の毒牙にかかって台なしにされておったわけで、よくぞ彼らから逃れて、自分たちの好きな音楽を自分たちなりに消化した音にしてたもんだと思った。  

"コンプリート・コレクション" (スクーターズ)

  YouTubeでもしや現物のライブとかあるかもしれんと調べてみたら、さすがに無かった(注 その後、みつけた!!)。 実際、彼女らのルックスがどうなのか、気になるのだが、それが果たせず、残念無念。



 ライブ映像どころか、ヒートウェイブやら涙のブレイク・アウェイ(多分、これ、ジャッキー・デル・シャノンのカヴァーじゃないかと思うが確信なし)もみあたらない。  スクーターズの「東京ディスコナイト」  


 なんと、92年に小泉今日子がカヴァーした「東京ディスコナイト」の動画が出てきた。



 かっちょいい。
 これが入っているアルバム、ちゅうのが、下。さすがに廃盤か。

 "BANBINATER" (KOiZUMiX PRODUCTION)

2010年10月10日日曜日

アナログ化

何を思ったのか,古いプレイヤー引っ張り出してみた。
さすがに,ぶんぶん、ノイズがのるわ、カートリッジぼろぼろ,錆びついるわ、針はいつの間にやら,ひん曲がってるわ、で、えらい苦労してます。
思えば、10年は、使ってない!

2010年10月6日水曜日

つば九郎エラい

 なんやかんや云うても、一番好きな曲は「東京音頭」、そして一番尊敬するツバメはつば九郎である。

 昨日、4−17という歴史的大敗を阪神タイガースに喰い、ただでさえ、脳内体温が上昇しとる時、某阪神ファンの方から心温まるメールをいただき、あまりにも、心温まるメールだったので、温まりすぎて沸点に達したのか、煮えくりかえり、全国八千万の阪神タイガースファン全てを敵にまわす覚悟ができたとき、この映像を観た。瞬間、スーっと邪念が消えた。そうなのである。勝てば相手チームをここぞとばかり罵り、負ければ自軍の選手もしくは監督のことをここぞとばかり口を極めてボロクソに云うーーー神戸育ちのオレの周りにウジャウジャいた、どこのチームのファンとは言わないが、そうした行動を取る人たちにウンザリして、東京ヤクルトスワローズのファンになったのではなかったのか(以前、東京ヤクルトスワローズのファンになったきっかけは別のこととして書いたが、その時はその時)?

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 初心忘るべからず、まさに、その「初心」に戻らせてくれた。


 スワローズファンはあの球団のファンのようになってはいけないのである(高田監督退任の時、スワローズファンの一部にこうした行為があったという。事実とすれば、恥ずかしいことである)このつば九郎の清清しい姿に、文字どおり、心を洗われたものである。

 ともすれば、資金力=順位の公式が容易に成り立ち、弱小チームにはすぐ身売り話がとびかい、弱小チームからは有力選手がどんどん米国や他球団へ逃げていき弱くなるだけ、この世知辛い世の中、つば九郎のこの行為こそがプロ野球を救う、否、日本のプロ野球の明日を示唆するものといえよう。まあ、チョイと間抜けではあるが。

 ぶちゃけた話、青木が阪神戦で例えばプロ野球新記録を更新した時、トラッキーが花束持ってきてくれるか?、その度量がチームにもファンにもあるか、ちゅうことであーる。だいたい、そもそも、東京ヤクルトスワローズと広島カープと横浜ベイスターズがおらんかったら(残念ながらこれらの弱小球団はいつ、経営難で潰れてもおかしくない)、今季の勝率はどのぐらいなるのか、中日ドラゴンズをのぞく上位球団は、謙虚さを持っていただきたい。

  なんやかんや云うても、一番好きな曲は「東京音頭」、そして一番尊敬するツバメはつば九郎である。 





こんなんもあった。??????。

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2010年10月5日火曜日

Macで「USB Sound Blaster Digital Music Premium HD SB-DM-PHD」をつかう

 最近、また、ジャマイカの音楽を聴きたい気分で、AmazonやらITMSやら必死こいて、探していたのだが、はたっと気がついたのは、オレが探しているのはたいていはアナログで持っているやつばっかなのである。
 そこで、埃まみれのプレイヤーを掘り出し、机の中でワケの解らん状態になっていたカートリッジ をくっつけ、これまた、そこいらに立てて置いていたアナログレコードを取り出し、かけてみたら、ボワンボワン、 ちゅう音しかしなかった(前回)。カートリッジが変な雑音ひろってきよる。しかも、以前はUSB入力できたロランドのUA30がいつのまにか、使えんようになっていた(とっくに廃番。メーカーのHPでは痕跡すらなし)。

 コレじゃアカンちゅうことで、カートリッジ、 USB経由でプレーヤーの音を取り込めるヤツ(正式になんちゅうのかワカラン)を新調してみた。

 カートリッジ ピッカリングの625DJSというヤツ。大昔使っていた記憶がある まあ、定番のシュアのM44GやM44-7とかもエエのだが、カートリッジ一体型じゃないので。

"ピッカリング DJカートリッジ 625DJ(ピカリング)" (PICKERING)


 USB経由でプ レーヤーの音を取り込めるヤツ クリエイティブのUSB Sound Blaster Digital Music Premium HD SB-DM-PHD

                      PHONO入力がついている。これはMac非対応なのだが、オンキョーの同等なヤツよりかなり安かったんで、イ                      チかバチか、で。


"USB Sound Blaster Digital Music Premium HD SB-DM-PHD" (クリエイティブ・メディア) 

 そいと、保管状態が悪いアナログレコードのホコリ取り用に サイバークリーンのキティちゃん仕様を買った。オーディオマニアはどうせ、良く云わんだろうが、変に静電気が発生しないので、良かった。


"アイリスオーヤマ サイバークリーン 75g ZIP-75" (アイリスオーヤマ)

2010年10月4日月曜日

雑感

このところ、マジメにここを更新しとるが、テレビがスペシャルばっかなせいもある。それに、ペナントも東京ヤクルトスワローズは4位確定してしもたし。
・龍馬伝なんとかならんか
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を踏襲せえ、とは云わん。ただ、大声ですぐ泣きわめいては、自分の意思をとおす、ちゅうのは、どうなのか・・・と腹を立てもオモシロくないので、最近は、福山雅治に藤山寛美氏が憑依していると仮想して観ていると、笑えるようになった。ドラマの作りがなんのことはない、涙と人情でコテコテの「松竹新喜劇」なのである。いや、じっさい、歴史の方では、坂本龍馬=藤山寛美という説も・・・あるわけない。

NHKの朝の連ドラ「てっぱん」では、富司純子が藤純子してる。九州弁だったらカンペキだったのに。

2010年10月3日日曜日

美空ひばり  むらさきの夜明け


いつのまにか、YouTubeから直接Bloggerへこうして更新かけることができるようになっていた。

 美空ひばり苦手なオレが一番好きな「むらさきの夜明け」の動画である。

 万が一、検索エンジンで「美空ひばり」でここにたどりつかれた方には、申し訳ないが、彼女が12歳の時の主演映画「悲しき口笛」を、不用意に観てしまって以来、美空ひばりのある種の声には「嫌悪感」をいだいている男が書くことである、不躾をお許しいただきたい。
 無知を哂っていただきたい。無礼をお叱りいただきたい。

ただ、「むらさきの夜明け」(作詞:吉岡治 作曲:原信夫 1968年 あの「真赤な太陽」のB面)は大好きな曲で、西田佐知子「涙のかわくまで」並に100回以上は聴いてるので、その動画が見つかった、ということで、興奮した。

最初見たときは、バックダンサーのお姉ちゃんが踊っているシーンから、画面のよこから、植木等並にヒョイっと現れて以来、一歩も足を動かさず上半身だけをくねらせて「踊る」(間奏部ちょこっと2,3歩レベルだが、ステップ踏む)、この美空ひばりの「珍妙な」といっていい手をあれやこれや動かす「振り」というか、踊りというか、一仕事おわった海女さんが男たちの地引網引っ張っているのを応援しているような感じだ。バックダンサーたちの動きもなにか奇怪である。彈けているようでいないようで。

ただ、例によって例のごとく、何度もこの動画リピートして観ていると、どんどん、主語のない、メッセージがあるようなないような、イメージが絵画的なような言語的なような、不思議な、でも、素晴らしい歌詞が作り出す世界に惹きこまれ、また、あのうねりまくったビートの演奏にどんどん酔わされ、もちろん、美空ひばりのこの曲でしか聴くことのできない唄い方にノせられ、最後の最後、美空ひばりが、ぱっと手を広げて終わるときには、「カッチョいい!」と思うようになり、遂には(つまり「今」だ)、この曲とバックダンサーズの動き、そして、美空ひばりの声、そして「振り」というか「踊り」が、びしっと一つになって、いつのまにか、涙が出てしまっている。すばらしい!(口パクかもしれへんが、ひばりの踊りに比べれば小さなことである)

ただ、オレが「柔」や「悲しい酒」とかに涙するような段階に達する頃は、多分、日本という国が世界地図から消えている頃であろう、ということもわかった。遠い先かもしれんし、案外、すぐかもしれん。

「かっこいいことはなんてかっこわるいことなんだろう」であり、同時に「かっこわるいことはなんてかっこいいことなんだろう」である。

なんで、トウトツに美空ひばりの「むらさきの夜明け」なのか、といえば、下のアルバムのことを書こうとして、2曲目の「むらさきの夜明け」で止まってしまったからなのであった。このアルバム、ボーナストラックとして「ボーイハント」「大人になりたい」「ヴァケーション」が入っているのだが、82年のライブからのもので、かなりリラックスして歌っており、弘田三枝子や伊東ゆかりの最強ヴァージョンに殴りこみをかけるようなものでなく、安心した・・・何を「安心」しているのかわからんが、あのひばりが本気でヴァケーション唄ったらどうなるか、を想像したのである。

はたして、ワシらに「むらさきの夜明け」はやってくるのであろうか?




 







"ひばりと太陽" (美空ひばり, ジャッキー吉川とブルー・コメッツ, 津々美洋とオールスターズワゴン)


2010年10月1日金曜日

中日ドラゴンズ、セ・リーグ優勝おめでとうございます

 最初にマジック点灯したチーム別のチームだったのと、今日貴チームのカードがなかったため、ついうっかりしていましたが、本日なぜかマジック0になったわけなのですね。
  あらためて、 中日ドラゴンズならびに中日ドラゴンズファンのみなさま。セ・リーグ優勝おめでとうございます。

 チャレンジシリーズでのご活躍をお祈りするとともに、老婆心ながら、一年の疲れを癒すため、明日の試合ぐらいは勝負を忘れ、ごゆっくり休養なされることを心よりお願い申し上げる次第でございます(心にもないこと書くとやたら文章がクドくなるなぁ)。

 
 

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